話題の核心をはぐらかす常套手段

  
陽動作戦(diversion)は戦術論を学ぶ者にとっては初歩的知識である。敵の注意を別の点に仕向けて、その隙に自らの目的を達成すること。戦国武将なら簡単に陽動作戦に引っかからない。しかし、現代の日本国民はテレビ局が仕掛ける幼稚な論点逸らしに直ぐ引っかかるのだ。実際、ニュース番組の制作者は本当に、大人の視聴者を中学生か小学生程度、と小馬鹿にして制作しているのだ。「まさか」と思う日本人は甘い。昔『週刊こともニュース』で小学生に一週間の事件・出来事を説明していた池上彰は、民放で同じことを大人に解説していた。間抜けな視聴者はこぞって池上の薄っぺらい本を買い求めたではないか。不都合な事件が起これば、別のことを加えて真相をはぐらかそうとするのが、我が国のマスコミ。

  さて、今回の橋下市長・桜井会長対決では、マスコミは両者の醜い罵りり合いをしつこく流した。「お前、うるせえ!」「何だ、お前とは」の応酬ばかりが話題になり、肝心の問題がどこかに消えてしまったのである。我々の知りたかったことは、問題の核心であり、朝鮮人がどうからんでいるのかである。聞きたかった要点をまとめてみる。

(1) ヘイト・スピーチとは何だ? 昔からあったのか、それとも最近の言葉か。定義は何か。  
(2)  桜井氏や在特会の発言は「ヘイト・スピーチ」にあたるのか。民法や刑法に該当するのか。
(3) 在特会の目的や抗議デモの動機は何か。
(4) 橋下氏は在特会の「ヘイト・スピーチ」を検証したのか。過去に行った数々の抗議デモの動画がインターネットで無料視聴できる。それを真相と抗議内容を比較検討したのか。弁護士の橋下氏は民事事件を扱ったことがないのか。
(5) 橋下氏は在特会のデモを大阪で止めろ、と命令する権能を有しているのか。
(6)  一般国民が行政の怠慢を発見したときどうすればよいのか。

これらの疑問は立場の違う国民同士でも共有できるはず。しかし、橋下氏は最初からケンカ腰で臨んでいたので、具体的な討論を冷静にする気がなかった。おかしい。はなから、桜井氏を叱りつけるつもりで会見したのであろう。橋下氏は問題の核心が世間に知れ渡ってしまうことを恐れたのではないか。朝日・毎日・NHKらの記者も、真相を報道しよう、というより桜井氏を「気違いの民族差別主義者」扱いするために集まったのであろう。シナリオをあらかじめ作って、現場で材料(映像)を調達してくる。本社に戻ったら、編集室で映像を切り貼りして勝手に物語を創作する。滑稽な音楽や陰鬱な効果音をバック・グランド・ミュージックとして、番組映像に挿入すれば、ニュース・ワイドショーが一丁出来上がり。こんなプロパンダ劇が読売放送の「ミヤネ屋」、テレ朝の「モーニング・ワイド」、TBSの「報道特集」などで垂れ流されるのだ。何も知らない視聴者は、バナナに釣られて藝をする猿のように、マスコミに操られるのである。

テレビ藝人の常套句

  関西テレビのニュース・ワイド番組「アンカー」は比較的良識があるが、今回の「ヘイト・スピーチ」問題の解説は鈍くて甘かった。津田塾大の萱野稔人(かやのとしひと)は、ヨーロッパの極右政党が台頭してきたことを引き合いに出して、先進国全般の社会現象・病理として捉えていた。
  ヨーロッパの極右勢力って何だ? フランス・ドイツ・イングランドで外国人排斥の動きが高まっていることを萱野は述べた。しかし、先進国が異常なまでに左傾化したから、常識的発言が右側に見えるのではないか。自分の家に汚いジプシーが住み着いたら、「ここは俺の家だ、出て行け!」と叫んだら誰でも極右か? 萱野よ。アホ!

  大学教授のくせに基礎教養がない萱野に教えてやろう。フランス革命の時に議会で左側の席に坐ったのが急進派のジャコバン党などの革命家で、王政を廃止して共和政にしたい輩。一方、右側に坐ったのが保守派とされる貴族や聖職者だった。つまり、王政存続や立憲君主制を樹立したかった革命抵抗派。現在のフランスで極右政党される国民戦線のジャン・マリ・ルペン前党首は、王党派でなく共和制支持者である。右翼ではないだろう。ただ、フランスを白人のガリア人子孫が主体の国家に維持したいだけだ。日本の「極右活動派」は、日本を日本人が主体の国家に維持したい、祖先から引き継いだ尊い国のままに保ちたいと叫んでいるのだ。不逞鮮人から守りたいと宣言する国民が極右なのか。排外主義者の民族至上主義者か。立派な日本国民ではないか。

  萱野よ、顔洗って出直してこい。ヨーロッパ人は油断していたのだ。あんなに不法移民が激増するとは予測していなかった。異質な外国人が隣に住み着いて初めて自覚したのである。そこであわてて国民が「極右」政党に投票したのだ。対応が鈍かったので、手遅れとなり、ヨーロッパは移民の津波に飲み込まれてしまった。もう元には戻れないヨーロッパ白人を日本人は見ているのだ。鳩山由紀夫は「日本列島は日本人だけのものではない」と口走った。日本国民は「また、室蘭の宇宙人が妄言吐いてるぞ」と呆れていたが。(註*北海道の選挙区室蘭で妾を囲っていた鳩山。友愛より愛慾だよね。)

  もう一人のコメンテーター有本香は常識的だったが、在特会が京都朝鮮学校前で行った抗議デモのやり方に批判的であった。こうしたコメントは楽で無難だし、抗議の電話が局に掛かってこないから安心だ。

デモの動機よりマナーに焦点

  一般国民があの映像だけ観れば、なるほど嫌悪感を抱くであろう。しかし、在特会は突然、前触れもなく大声を上げたわけではない。以前から市役所で口頭質問を行ったり、役所の異常な税金の使い方、違法行為を黙認する怠慢行為を指摘していたのである。左翼マスコミが好きな「市民オンブズマン」が在特会である。京都の市役所は朝鮮人が怖くて手が出せなかったのである。違法に公園を私物化していた朝鮮学校を法的に処分しなかったのだ。怠慢役人は顔をテレビに出して釈明してみろ。
  
  こうした役所の怠慢をメデアはまったく取材しなかった。なぜか。答え。朝鮮人だから。朝鮮人ではなく、在日アメリカ人だったら警察を呼んでも公園を奪還したであろう。役人は在日朝鮮人の背後に控える政治家や朝鮮総聯が怖くてたまらなかったのである。「触らぬ神に祟り無し」が役所のモットー。どうせ国民の税金が使われるだけ。役人は余計な騒ぎを起こしたくない。そこで在特会が勇気をふるって朝鮮学校に出向いたのである。本来役人と政治家の仕事だろう。あれだけ、激しく声を上げないと図々しい朝鮮人には通じないのである。おとなしい穏和な中年役人が朝鮮人にお願いしたって、ヤクザよりタチの悪い朝鮮人に門前払いされるだけ。学校秀才の公務員なら股間が震えて一目散に役所に帰ってしまうだろう。

  冷静に落ち着いて「在日鮮人の皆様、故郷にお帰りください。よろしくお願いします」と言えば、朝鮮人が従うと考える日本人は、病院で小脳か脳幹を検査してもらえ。麻薬密輸入やテロ活動を堂々と日本で行う北朝鮮。金王朝傘下の朝鮮総聯と反日活動家を養成する学校がまともなのか。在特会が怯まず、大声を上げて直接朝鮮人に立ち向かったからこそ世間は朝鮮人の闇を知ったのである。有本氏はこうした日本社会の闇を通常の手段で解決できると思っているのか。支那人を長年取材してきた有本氏に分からぬはずがない。テレビに出演すれば口が重たくなるのは我々だって分かるから、彼女を批判しない。(彼女の出演した今回の番組だけニコニコ動画で直ぐ削除されてしまった。おかしい。)

  マスメデアの典型的な茶化し方が辛坊治郎だ。在特会の激しい抗議デモを「お下品」と批判する辛坊治郎は、何様だ。(朝刊早読みニュース)勝手に海にヨットで出て行ったら漂流して、自衛隊に助けてもらったバカは誰だ? 読売新聞は在日特権を報道してきたのか。黙殺してきたメディアに雇わるテレビ藝人が偉そうに判断するな。日本の国益よりもテレビ出演の依頼の方が大切な藝者だろ? 喋ってりゃ銭の音が聞こえる世界がテレビ業界だ。桜井会長が「みのもんた」くらい稼いで豪邸を建てたのか。

  チャーチル首相が、なぜ政治家を続けるのか聞かれたことがある。その答えは「怒りだよ。純粋な憤りさ(pure anger)。」在特会の勇士は朝鮮人の特権に怒り、世間にそれを公表したのである。在特会が世間を動かしたことは事実だ。彼らの行為を賞賛するのが良心的国民の姿勢だろう。最後に、桜井誠会長にはヴェルギウスの言葉を贈りたい。


 
 私は神を動かせないなら、アカラン(河)を動かす   (Vergil, Aneid, 7:312)
    意味/ 「目的を達成するためなら、何でもやるぞ」



人気ブログランキングへ