昭和天皇侮蔑祭りに踊るマスコミ

  大前研一の反皇室姿勢について書いた時、ふと昭和天皇崩御の事が頭に浮かんだ。ご高齢であった昭和天皇の御容体が、日に日に悪化していることに多くの国民は心配でならなかった。たぐい希な名君であった昭和天皇は、とにかく国民に尊敬され、陛下の御聖徳(ごせいとく) に心酔する者が大勢いたのである。しかし、皇室廃絶を目論む共産主義者は、ソ連の指令に基づき民衆の憎悪をかき立てるよう活動していた。敗戦の逆恨みをもつ共産党シンパは、マスコミに煽られ各地で反天皇集会を開いたり、陛下を罵る投書を新聞等に送りつけていたのである。(以下、 天皇報道研究会編著 『天皇とマスコミ報道』 三一書房 1989年を参照)

  1987年12月8日新聞労連新研究部は、後に東京都知事になる猪瀬直樹を「天皇・皇室報道を考える緊急新研究会」に招いた。猪瀬直樹はスライドを使い、明治天皇の御真影(ごしんえい/写真) が西洋人風の要望に変わってゆく過程を説明しながら、日本の歐風化を内外に印象づけようとした、と説明する。日本人を見下していた猪瀬は、そうした西洋化は日本の植民地化を防ごうとした「切ないアイデア」だった、とあざけていた。猪瀬は続けて、明治天皇崩御後に、当時の新聞社員らは「このくそ忙しいときに死にやがって」とか「乃木は下らぬ人物」と内輪で言っていたのに、翌朝の新聞では「嗚呼乃木将軍」の大見出しになっていた、と語る。つまり、陛下のご病気報道は「つまらぬ」もので「下らないが」、新聞社の方針で仕方なく偽りの報道をせねばならぬ記者たち、と言いたいのであろう。猪瀬直樹は信州で左翼学生であったから、マスコミに潜伏した昔の仲間が人気者にしてくれたのではないか。

  しかも、この作家は「東京の真ん中にある皇居は地上げ屋でも手が出せない、一種のブラックホールになっている」と付け加えるのだ(pp.81-82)。皇室への当てこすりがよほど面白いのだろう。どうして宮城(きゅうじょう/江戸城)が、悪徳業者の手に渡らないのが気にくわないのか。天皇陛下が君臨なされると、首都にブラック・ホールが生じるとは、どういう発想なんだ? 猪瀬・元都知事の懐の方がブラック・ホールなんじゃないか? バッグに収まりきれない5千万円の札束をポケットに入れたのだから。 (なお『皇居』という呼称は『宮城』を貶めるための左翼用語である。「竪穴(たてあな)式住居」みたいに未開人の住み家を連想させたいのだ。)

  朝日新聞も皇室攻撃の手を弛めていなかった。1988年11月15日附の朝日新聞は、アジアに対する日本の戦争責任を追及する「アジアの女たちの会」が天皇陛下や戦争指導者の責任を糾弾する記事を載せた。約600名で構成されるの左翼団体は、「天皇の神格化」を助長する報道姿勢に抗議し、アジア人と共存することを訴えた。この会の代表は五島昌子。あっ、土井たか子の秘書だ。五島は若い頃から社会主義青年同盟の活動家である。札付きの極左分子が、長年公費で養われていたのである。この女が連合赤軍の情婦だった辻元清美を衆議院に担ぎ出し、田原総一郎が「朝まで生テレビ」に出演させ、政治献金まで呉れてやったのである。

  「朝日の豆新聞」と呼ばれる毎日新聞も負けてはいない。「毎日デイリー・ニュース」という英字新聞は、すでに「変態新聞」という渾名が附くくらい、日本人を貶める記事を世界中に発信してしまった前科をもつ。毎日新聞は、日本人が「六本木のレストランで豚を獣姦し、その後食べた」とか、「成績を上げるために母親が勉強している息子のペニスをしゃぶった」という破廉恥記事を書いたのである。( 『タイトルは「受験生」バカ母SEX検診の実例』 J-Castニュース 2008年8月13日や「More moms going down, to ensure grades up!」 Mainichi Daily News , January 6, 2006 を参照) 日本人への侮辱は今更始まったことではない。じつは、1988年にも畏れ多い不敬記事を載せていたのである。同紙は1988年9月26日に「全国民悲しみにうち沈む(A Nation Plunged Into Grief)」という天皇陛下追悼社説を掲載してしまったのである。天皇陛下がいまだ重態で苦痛に堪え忍ばれている最中、すでに崩御用の記事を準備していたのである。それを誰かが間違って発表してしまったのだ。毎日の渡辺襄社長と小池唯夫取締役主筆が公式に陳謝した。おそらく英語が不得意な社員が間違って載せたのだろう。昔からデイリー・マイニチはチェックが甘いし、日本への憎しみに満ちた社員が潜伏していたのである。

えっ! お金がもどってくるの?

  マスコミの左翼体質は既に有名で、尊皇精神など微塵もないどころか、その怨念たるや日本人の常識を越えていて恐ろしい。共同通信を筆頭にマスコミは、皇室伝統や皇族への侮蔑は甚だしく、皇室への敬語をできるだけ削除してその権威を失墜させたい意欲で一杯だ。昭和天皇の重態を日々報道したり、国民がいかに心痛な思いかを伝える番組に対して、左翼マスコミ人は猛烈に抗議していたのである。在野の左翼分子とマスコミの同志が連携して、皇室報道を攻撃していたのである。共産党の赤旗と表裏一体のNHKは特に醜かった。「しんぶん赤旗」が反日宣伝工作の表機関なら、NHKはその裏機関である。全国各地の共産党支持者が、一般市民の声として投書を各紙に書き殴っていた頃の、ある一つのエピソードを紹介しよう。

  1988年10月7日附の赤旗によると、東京都足立区に住むA氏は、天皇陛下の容態を連日伝えるテレビ局にいらだちを覚えていた。そこで9月22日にNHKに抗議の電話をかけてみた。「この主権在民の日本で、マスコミに求められている中立性、公正さもかなぐり捨てて天皇、天皇と美化一色の放送を流し続けるのはいかがなものか。第二次大戦の反省がまったく生かされていないではないか、ときびしく報道姿勢を正した」そうである。A氏は不正な天皇報道が改められない限り、受信料は払えないと通告した。足立区内のNHK千住営業所に対しても、同様の趣旨を説明し、10月1日からの受信料支払い停止を通告したという。A氏によると、千住営業所の職員は「わかりました。お返しします」と返答した。9月12日に既に支払った料金の内、7ヶ月分の6,930円が彼の口座に振り込まれたという。(pp.313-314)

  払った受信料が返却される! 信じられない! NHKは受信料滞納者や意図的な支払い拒絶社に対し、裁判に訴えてまでゼニをむしり取ったのに。金の亡者が板に付いているNHKは、自分の給料が削減されるのが死ぬより辛い。管理職なら2千ないし3千万円の年収を取る者などざらにいる。特別手当や予算の流用・着服・キックバックを含めたら1億円くらい懐に入れた奴がいるんじゃないか。殺人犯やシャブ中、横領犯、痴漢を輩出するNHKなら、合法的ネコババくらいするだろう。NHKが過去にどれだけ反日番組を報道したことか。「太平洋戦争」シリースを制作して無謀な戦争に突入した愚かな軍国主義日本とか、南京大虐殺を犯した極悪人の日本、朝鮮人女を性奴隷にした卑劣な日本人、とか反日放送のてんこ盛りだ。こうした悪意に満ちた番組に抗議したら、NHKは視聴者に受信料を返還してくれるのか。特別企画の「JAPANデビュー」では、オーフニング映像で、ヒトラーとスターリンを昭和天皇とダブらせる画面をさりげなく挿入したのである。サブリミナル効果は禁止されていたはずなのに、それを時間とお金をかけて制作したのだ。意図的犯罪を国民にしておきながら、会長や重役らは謝罪の土下座をしなかった。これが在日朝鮮人への侮辱であったら、即座に謝罪して経営陣は全員辞職となったであろう。NHKはつべこべ言わず金返せ! 日本人はいつまでも大人しくしていないぞ。読者諸君、筆者と同じくNHKへの受信料拒否に賛同していだきい。



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