(左: ハッブル/中央: チェルシー/右: ビル・クリントン)
アメリカの大統領選挙が本番を迎えることとなった。共和党の指名争いではドナルド・トランプが優勢を誇っているが、民衆党ではヒラリー・クリントンとバーニー・サンダースが接戦となっている。本命と予想されたヒラリーが苦戦しているから、政界において一歩先は闇というのは本当だ。たとえ指名争いで負けても、ヒラリーの名はアメリカの政治史に残るだろう。ただし、暗い過去と共に。というのも、彼女の亭主ビル・クリントンは姦通事件をホワイト・ハウスで犯したが、女房のヒラリーにも不倫疑惑があるからだ。夫の浮気はテレビでも大々的に報道されたから、日本人でもジェニファー・フラワーズを始めとする不倫相手を覚えているだろう。しかし、ヒラリーの不貞疑惑は、なぜか大きく報道されなかった。地上波のワイドショーでは、売れない藝人のちょっとした色恋沙汰でも取り上げるのに、国務長官や上院議員を務めた有力者に対しては、「妙な」気配りを示している。
息子もそうだが、娘というのは両親に似ているものだ。「瓜二つ」とか「面影がある」といった言葉があるように、どことなく“そっくり”な顔のつくりをしているのが普通である。ビルとヒラリーの間には、チェルシーという一人娘がいて、よくよく見ると、母親には似ているが、父親にはちょっと似ていない。もし、ビル・クリントンが父親でないとしたら、いったい誰が実の父親なのか? その鍵となるやもしれぬ人物が、ウブスター・ハッブル(Webster Hubbell)である。このハッブルは、クリントン政権下で司法省の次官を務めていた法律家で、クリントン夫妻の旧友であった。
(左: ウェブスター・ハッブル/右: ヒラリー・クケントン)
現在の容姿からは想像しがたいが、ウェッブスター・バッブルは中々のスポーツマンで、奨学金をもらってアーカンソー大学のフットボール・チームに所属していたこともある。彼は弁護士の資格を取って「ローズ法律事務所」に勤め、ここにヒラリーも勤めていた。ヒラリーは彼の相棒になっていたのだ。その他、ハッブルはアーカンソー州最高裁の判事や同州のリトルロック市長も務めたことがある。法曹畑を歩いてきたハッブルは、クリントン夫妻と親しく、ビルが大統領に就任するとホワイト・ハウスで法律顧問に抜擢された。ところが、彼は単に親しいだけではなく、ヒラリーと性的に昵懇となっていたの可能性がある。
この不倫疑惑を確かめるべく、「エンクワイアー(Enquirer)」誌が調査に乗り出した。ハッブルのDNAを採取するのは簡単で、喫茶店で飲み残したカップを盗めばいい。この雑誌社の記者は、ハッブルが飲んだスターバックスのコーヒー・カップを入手して、その唾液を鑑定に廻したそうだ。問題はチェルシーのDNAをいかに採取するかである。そこで覆面記者がチェルシーのサイン会に向かい、ファンを装って母親ヒラリーの本を差し出し、チェルシーのサインが欲しいとせがんだ。チェルシーは喜んで、「新品の本」とそこに仕込んだシャーペンを使ったという。その記者は彼女の手が触れたホントペンを鑑定士に渡したそうである。もちろん、名前を伏せてDNA鑑定を行って貰ったそうだ。しばらくすると、鑑定結果が明らかとなった。この検査結果によると、チェルシーとハップルの関係は「否定できぬもの」であったそうだ。つまり、彼らは何らかの生物学的繋がりを持っているということである。しかし、彼らは赤の他人であるはず。どうして、親戚になっているんだ? ハッブルはチャルシーの伯父さんではないぞ。
(左: チェルシー/中央: ビルとヒラリー・クリントン/右: クリントン親子)
そこで、別の人がチェルシーのサイン会に出掛けていって、彼女と向かいあったそうだ。彼は「あなたの父親はハッブル氏ですか?」と尋ねた。チェルシーの答えは、「私は両親の子供です」というものであった。こんなのは答えになっていない。誰だって両親から生まれているからだ。質問の肝は、「あなたの実父は、ビル・クリントンなのか、それともウェッブスター・ハッブルなのか」という点である。聡明な弁護士であるチェルシーは、うまく嫌な問いかけに答えたと言えよう。確かに、ビルを父と断言した訳ではないから、嘘をついたことにならない。つまり、後で事実が発覚しても、虚偽の回答をしたのではない、と弁解できるよう巧妙な対応をしていたのだ。普通のアメリカ人なら、「なに馬鹿なこと言ってんの? 私の父はビル・クリントンよ !」と怒りを込めて反論するだろう。ところが、チェルシーは意図的に避けた。
(写真/顔が変化したチェルシー・クリントン)
日本人でも、彼女の顔とビルの顔を見比べれば、何となく違和感を持つはずだ。ただし、カチェルシーの顔面は、人工的な手術が施されているから、幼少時と違っている。したがって、比較する場合、顔面工事を受けた成人の顔ではなく、生まれたままの“自然”な顔と比べないとダメだ。 それにしても、アメリカ人の家族関係は複雑だ。オバマ大統領も、実父とされる「バラク・シニア」と似ていない。ケニア人留学生が、アメリカ人娘のアンとつくった子供なのに、父親の面影が無いのだ。日本の安倍晋三首相は、外務大臣だった安倍晋太郎とよく似ているし、麻生太郎大臣は御母堂の(吉田)和子とソックリだ。石原慎太郎の愚息、伸晃だってどことなく似ているし、弟の良純は叔父の裕次郎とも似ている。息子や娘はどうしたって両親に似てしまうのに、アメリカでは遺伝子学が通用しないから不思議だ。自然科学は世界共通のはずなのに、世の中は謎に満ちている。
(左: バラク・オバマ大統領/右: バラク・シニア)
フォスターの不可解な死
今では殆どのアメリカ人も忘れているが、ヒラリーの友人でホワイト・ハウスの法律顧問を務めていたウィンセント・フォスター(Vincent Foster)は“不可解な”自殺を遂げていたのだ。1993年7月20日、フォスターはフォート・マーシー(Fort Marcy)公園で、「自殺死体」として発見されたという。ビル・クリントの幼なじみで、ヒラリーの親しい友人が死んだとなれば、警察官だって通常より慎重な捜査をするはずだ。ところが、この事件の捜査ときたら、杜撰どころか「隠蔽」じゃないか、と思えるほどの調査であった。フォスターはホワイト・ハウスのスタッフであるばかりか、当時騒がれていた「ホワイトウォーター(Whitewater)事件」の重要参考人であった。したがって、いくら自殺と思えても、一応「他殺」の線も考慮に入れるのが普通だろう。世間では単なる病死だって、保険金目当ての「謀殺」だってあるのだ。「リシン」や「トリカブト」の毒で亭主を殺す女房がいたんだから、「政治」が絡めば尚さら「刑事事件」を視野に入れるべきだろう。
(左: ヴィンセント・フォスター/右: ヒラリー・クリントン)
先進国において、自殺や他殺の事件が起きれば、刑事の“勘”だけではなく、「科学的手段」を用いての捜査になる。したがって、物的証拠の保存や鑑定は非常に大切にされ、裁判でも重要証拠とされるのは、周知の事実だ。では、ヴィンセント・フォスターの一件ではどうだったのか? これが実に酷かった。少年探偵団だって、ここまでいい加減ではない。とても米国の警察による捜査とは思えないのだ。それでは、具体的に見て行こう。
事件現場。フォスターはフォート・マーシー公園の中で、緩やかな土手の斜面に横たわっている姿で発見されたという。この公園は南北戦争の跡地だそうで、公園内には大砲が置かれていたり、激戦で発射された砲弾や弾丸の破片が所々にあるという。日本で言えば、長篠の合戦の跡地みたいな所と考えればよい。フォスターが死亡したのは午後4時頃らしく、彼は午後1時30分にホワイト・ハウスを出て、現場になった公園に向かったと推測されている。彼は出掛ける時に、「戻ってくるから(アイル・ビー・バック !/ I'll be back.)」と口にしたらしい。ターミネーターでもないフォスターは、シュワルツネッガーみたいに戻らず、永遠に帰ってこなかった。彼は茶色いホンダのクルマを運転して公園に着き、駐車場から林の中に歩いて行ったものと考えられている。
フォスターの遺体は翌日の早朝、公園見回り担当のロバート・エドワーズ(Robert Edwards)巡査によって発見された。しかし、このエドワーズ巡査は殺人事件や死体を扱ったことがなく、遺体現場を保存せず、遺体を動かしたり触ったりと、証拠を台無しにしてしまった。鑑識や検死官が来るまで現場を荒らないことはもちろんのこと、足跡だってつけてはいけないのに、この巡査は軽率にも遺体の側に近寄ってしまったのだ。公園警察官たちは遺体を見ただけで自殺と判断したそうだ。「ば~か」と言って殴りたくなる。捜査の「いろは」も知らぬ素人が警察にいたなんて信じられない。19世紀のシャーロック・ホームズの方が、まだ「先進的」で科学捜査の精神に富んでいた。
遺体を調べてみて納得できないのは、拳銃の銃身を口にくわえ、自ら引き金を引いたのに、硝煙反応は両手の人差し指にちょっとだけ。「ホンマか」と叫んでしまう。しかも、弾薬の粉塵はシリンダーの前面から彼の手に吹き付けられていた。また、彼の眼鏡や服に硝煙反応が見られないのはどうしてなのか? 口にくわえて、拳銃を逆向きに構えていたから、シリンダーの後ろから飛び散った硝煙が手に付くはずだ。しかも、自分で握って発射したはずなのに、飛び散ったはずの血液や肉片が拳銃に附着していないのだ。強力な爆発が口の中で起こったはずなのに、拳銃がきれいなんて信じられない。これだけでも変なのに、拳銃の外部に彼の指紋が検出されなかった。手で握ったはずなのに、指紋がつかないなんて。FBIの説明によると、フォスターの手は乾いており、汗が出ていなかったからだという。当日は華氏95度(日本だと約35度)の暑さだったのに、汗を全くかいていないとは考えられない。それに、自殺する者は緊張するはずだから、手に汗握る状態だったはず。
(左: 拳銃を握っていた遺体/右: ヴィンセント・フォスター)
これだけでもおかしいのに、使用された拳銃は80年も前に製造されたもので、二種類の拳銃の部品から組み立てられていたのだ。こういった拳銃はプロの殺し屋がよく使うタイプのもので、銃の特定がしづらい。つまり、「足」のつかない拳銃、いわゆる「ドロップ・ガン(drop gun)」である。犯行現場に残しても平気な銃だ。また、この銃はフォスターの所有していた銃ではないとのこと。フォスター夫人によれば、亭主の銃は銀色のリヴォルヴァーであったそうだ。しかし、使用された銃は黒のリヴォルヴァーであった。遺体の写真をみても、銃は黒にしか見えない。また、警察は現場で使用された弾丸と一致する銃弾を、彼の自宅で発見できなかったという。しかも、フォスターが所有していた銀の拳銃は22口径であるのに、自殺に用いられた拳銃は38口径だった。彼は別の拳銃を隠し持っていたのか? 自殺用か別の目的のために、別の銃を購入していたことになるが、法律顧問がそんな必要性を感じていたのか?
遺体現場を見た医療班のリチャード・アーサーは、フォスターの手にはセミ・オートマチックの銃が握られていたと証言したが、押収された拳銃は38口径の「アーミー・コルト・スペシャル」というリヴォルヴァーである。驚くのはまだ早い。遺体現場を撮した写真を見ると、フォスターの右手に銃が握られていた。しかし、彼は左利きであった。普通自殺する時は、本能的つまり無意識のうちに「利き腕」を使ってしまうものだ。例えば、誰かを刺殺しようとするとき、左利きの者は左手にナイフを持つだろう。右手で刺し殺す奴は珍しい。推測だが、殺し屋はフォスターが左利きであることを知らなかったので、つい右手に銃を握らせたのではないか? フォスターは自殺したと言うが、銃を握ったまま絶命していたのは妙だ。38口径の拳銃を発射すれば、その瞬間反動で手から離れ、地面に投げ出されてしまうはずである。口の中で発射されて死んだからと言って、すぐに指が固まる訳ではない。一般の日本人は射撃の経験が無いから分からないだろうが、ちょっと大きな拳銃を発砲すると、撃った時の反動はかなりのものだ。刑事ドラマでは簡単にマグナムを撃つシーンがあるが、こんなのはチャンチャラおかしくて見ていられない。
拳銃自殺のフォスターには、銃弾のミステリーがある。口から弾丸が入って、後頭部から弾が抜けたはずなのに、実際には後頭部の頭蓋骨に穴が開いていなかったという。警察当局の話では、頭蓋骨後部に1インチくらい(約2.5センチ)の貫通跡が見られたそうだ。ところが、遺体現場からは弾丸が発見されていないという。金属探知機を使っても無理だった。おかしい。発見できぬほと遠くまで飛ぶのか? 土手の斜面の何処か近くにあるはずだ。証拠を特定せねばならぬのに、肝心の弾丸が行方不明なんて変だ。しかも、現場にはほとんど血液が流れていなかったのである。銃弾が頭を貫通すれば、辺り一面に血液や肉片が飛び散って、目を蔽いたくなるような光景になるはず。これは他の場所で殺されたからではないのか? 拳銃の威力は凄いのに、フォスターの歯は全然欠けていなかったし、口に損傷が無いのだ。もしかしたら、サイレンサー附の小型拳銃で殺されたのかもしれない。というのも、検死報告では口から首にかけて弾丸が貫通した跡が確認されているのだ。
これを裏付ける証言があった。フォスターの遺体を運んだコリー・アシュフォードは、フォスターの頭がお腹に当たる格好で持ち上げていたのだ。とすれば、当然彼の服に血がべっとり附くはずなのに、彼の服はきれいだったという。遺体安置所で、フォスターの体を調べたジュリアン・オレンシュタイン医師は、フォスターの頭に弾の貫通出口を見ていないのだ。つまり、頭蓋骨には弾丸による損傷が存在しないということである。たぶん、顎の近くの首から銃弾が突き抜けたのであろう。だから、遺体現場に頭蓋骨の破片が飛び散っていなかったのだ。眉を顰めたくなるのは、検死を行ったジェイムズ・ベイヤー医師の証言である。彼は遺体の頭部のX写真を撮ったはずなのに、後になって実は撮ってないと発言したのである。当初は撮っていたと話しており、公園の警察官たちもそれを耳にしていたのだ。ところが、裁判で話を覆してしまった。なんと、レントゲン撮影機の調子が悪くて撮影していなかったというのだ。
更におかしいのは、フォスターの靴底に公園の土が付いていなかった事である。たぶん、彼は空中浮遊で林の中に降りてきたのだろう。普通、公園の地面を歩けば、草や土で汚れてしまうものだ。鑑識で公園の泥や土が検出されないとは、とても信じられない。確かに、土は無かったが、フォスターの服には色とりどりのカーペット繊維が附着していた。もしかしたら、殺し屋が彼の遺体をカーペットに包んで、車のトランクに詰め、遺体を現場に置いたからではないのか? 奇妙な事はまだある。彼のホンダを調べると、シートがずらされており、まるで170センチくらいの人間が坐ったような位置に固定されていたのだ。フォスターは背丈が190センチ以上もある大男だったので、わざと窮屈な座席で運転していたことになる。これから自殺しようとする人間が、シートを前に動かして、縮こまってハンドルを握るのか? もしかしたら、別人がフォスターのクルマを運転したから、座席を動かしたんじゃないのか?
不思議な事はまだ続く。フォスターは自殺する前、遺書を残したらしい。ところが、筆跡が怪しく、本人の手書きとは考えられないという。偽造の可能性が高い。しかも、この遺書をフォスターはビリビリと破って、28枚の紙切れにしてしまったという。にもかかわらず、引き千切られた遺書からは彼の指紋が検出されなかったのである。ということは、指紋を残さぬよう、手袋をはめて破り捨てたとも考えられるが、自殺を図る人間がゴム手袋か何かを使って、証拠を残さずに紙を引き千切るのか? 自殺したからとはいえ、捜査官はフォスターの持ち物や関係書類を押収して調べる義務があるのに、それをホワイト・ハウスのビルとヒラリーは許さなかった。フォスターのオフィスの前で警察官は指をくわえており、ホワイト・ハウスのスタッフが堂々と彼の書類を運び出していたのである。これって、証拠隠滅に繋がるんじゃないか? この「自殺」事件には、まだまだ疑惑があって、奇妙な捜査結果がたくさんある。それにしても、FBIに正当な調査をさせず、圧力を掛けて黙らせるなんて、クリントン夫妻は犯罪者以上に悪質だ。政治権力で司法妨害をするなんて、大統領のすることではない。これじぁ、支那人と五十歩百歩じゃないか?
この事件では、多くの証言者が前言を翻していたので、不正の臭いがプンブンする。警察官や検死官が証言をねじ曲げ、口を閉ざし、矛盾する話を口にするなんて、どう考えても納得できない。フォスターはなぜ「自殺」したのか。本当に「自殺」だったのか。もし、本当に自殺なら、警察は普通の捜査をしたはずだ。合衆国陸軍で犯罪捜査を30年も勤めたジーン・ウィートン(Gene Wheaton)特別捜査官は、常軌を逸した警察の捜査に呆れかえっていた。ベテラン捜査官なら警察にもいたはずだ。ウィートン捜査官がテレビに出演し、異常な捜査に警鐘を鳴らしたのも当然である。しかし、大手マスコミは事件を疑問視する記者をせせら笑った。「陰謀論」として片付けたのである。しかし、常識で考えれば、どう見たっておかしいことに気づくだろう。特にヒラリーは、不正な不動産取引を突かれた「ホワイトウォーター事件」の重要人物だった。そこには、フォスターも絡んでいたから、何か不都合な書類でも彼の部屋にあったんじゃないのか? 彼の殺害もこの事件か何かに係わっているのではないか? そうでなければ、FBIに妙な口封じを仕掛けないだろう。
現在のアメリカは「よそ者」が溢れる雑種国家である。絶えず、新たな移民が流入するから、帰化アメリカ人の多くは、「過去(歴史)」よりも「明日の飯」ばかりを気にするようだ。国家の名誉とか為政者の人格を気にする“物好き”はいなくなり、福祉に頼ったり、補助金を出せ、と要求する連中が主流となってしまった。ヒラリーは庶民の味方を演じるが、実はウォール害の金融資本家、例えばゴールトマン・サックスといった金融大手から献金をもらっていたのだ。つまり、愚かな大衆をおだてながら、巨大なグローバリストに媚びていた。だからこそ、人気があるのだ。大衆は無条件にテレビの有名人を崇める。権力の座に就いたヒラリーは、大衆の願望を叶えてくれそうに思える。だから、彼女の暗い過去には触れないし、そんな昔話には興味が無い。どんな人物が大統領になろうが、自分の生活が良くなればそれでいい。ヒスパニックや黒人、ユダヤ人にとったら、白人が建てた合衆国は他人の家だ。白人リベラルだって建国の父祖なんか糞食らえ、と思っている。「祖先の遺風」に倣うなんて考えは、これっぽっちも無い。不貞を犯したビル・クリントンは未だに人気者だし、殺人事件に絡んだと思われるヒラリーも好かれている。こんな連中が「国家元首」になるんだから、皇室を戴く君主政の日本は幸せだ。皇后陛下とヒラリーを比べれば、誰だって分かるだろう。それにしても、悠仁親王殿下が秋篠宮殿下と似ていて良かった。
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