無敵の太陽

主要マスメディアでは解説されない政治問題・文化・社会現象などを論評する。固定観念では分からない問題を黒木頼景が明確に論ずる。

2016年07月

桜井革命と日本の為の選択肢 / 都知事選の異常性 (後編)

気魄のこもった熱弁

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(写真 / 演説中の桜井誠)

  マスコミの偏向報道は「病膏肓(やまいこうこう)に入る」どころか、不治の病である。特にテレビ局がひどい。トップを走る小池百合子と組織票を当てにする増田寛也、そして左翼が期待する鳥越俊太郎しか取り上げないからだ。都知事選にはこの三人しか出馬していないのか、と大声で問いたくなる。もちろん、こうした批判をかわすために、三人の“主要”候補者を特集した後、「この他にも以下の方々が立候補なされています」と付け加えていた。何て姑息なんだ ! カレー・ライイスの福神漬けじゃあるまいし、極上カレーの脇に「何だか訳の分からないクズ野菜が付いてます」と言っているようなものだろう。数えきれぬ程多い都民が、既にその三候補からしか選ばないかのような言い方じゃないか。音楽番組「夜のヒットスタジオ」だって、もっとバラエティーに富んでいたし、世間のマイナー意識に敏感だったぞ。筆者の知っている限りでは、英国の「ノーランズ」からロックバンドの「バウワウ」、ニューミュージックの久保田早紀、フォーク界の大御所井上陽水、歌謡界の女王たる山口百恵まで、様々なミュージシャンが登場していたのを覚えている。(よっと古いかな。最近はアヴェンジド・セヴン・フォールドくらいしか聞いていないから、邦楽の新人歌手が分からない。) TBSとソックリのフジテレビは反省しろ。たった三人しかマイクを持って唄っていなかったら変だろう。せめて10人くらいの候補者を取り上げたらどうなんだ? TBSだって「ザ・ベスト・テン」を放送していたじゃないか。

  いま、保守派都民が興味ある候補といったら、桜井誠が断トツで1位だろう。何と言っても桜井氏の演説はおもしろい。気魄がこもっている。桜井氏の名を知らぬ者でも、その熱弁を聞くと恍惚としてしまう。なぜか? それは彼が正直な意見を述べているからだ。桜井氏が発する心からの叫びは、聞く者の魂を激しく揺さぶり、胸の中で眠っていた日本人の意識を呼び覚ます。まるで鈍っていた心臓を鷲づかみにされたかのように衝撃を受けるから、聴衆は胸の鼓動が高まり、日本人の血が全身の隅々にまで行き渡る。適切な調査が無いから判らないけど、他の「主要」候補者の演説を聴いて感動する奴なんかいるのか? 父親と叔父の14光をもらった石原伸晃がいくら応援しようとも、増田寛也の演説なんてつまらないし、聞いてる方が眠くなってくる。だいたい、あの役人面した増田を見て、一般のオバちゃんが「都知事にするならこの人よ !」と思うのか? 長年世間を渡ってきたオバちゃんの目は厳しく、政策の善し悪しは詳しく分からないが、人物鑑定にかけてはピカ一だ。羊羹(ようかん)の鑑定ならもっと厳しく、美味しい物なら長時間並んででも買おうとする。日本のオバちゃん恐るべし。可憐な乙女が出産して子育てすると強靱なオバタリアンになるんだから、田村正和のセリフじゃないが女は魔物だ。本当に世間を舐めたらいかんなぁ。特に大阪のオバちゃんは突出している。天下無敵で魔王と呼ばれた織田信長も三舎(さんしゃ)を避けるんじゃないか。(注。悪気はないので大阪人からの抗議は勘弁して下さい。)

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  増田氏が追っている小池百合子は、さすが元キャスターだけあって弁舌爽やかで笑顔を振りまき、世間の人気を博しているけれど、彼女には熱い気魄が感じられない。スマートに話す姿勢には感心するが、常に「どこまで本気なのか?」という疑念が湧いてくる。流暢に語る公約やヴィジョンは分かるが、その根底には狡猾な打算と裏切りの臭いがしてならない。小池氏は保守派都民に対するリップ・サービスを心掛けているが、それは獲得票数を計算してのことだろう。とにかく都知事の椅子を獲得することが先で、当選するためには八方美人になることに徹底しているのかも知れない。例えば、韓国学校の建設に反対しているのは、元からある信念からではなく、反韓感情が高まっていることを察知しての発言だろう。世間に吹く風が「リベラル左翼」から「保守」に変わったから、その流れに上手く乗ろうとしているのではないか。昔、隠れ左翼の中曾根康弘が英米の保守主義に便乗したことがある。サッチャー首相やレーガン大統領が巻き起こした波に、いち早く便乗して「保守派政治家」を演じたのが中曾根だ。この風見鶏は胡耀邦を助けるため、靖國神社参拝を中止した売国奴である。支那とのパイプを保つために英霊を蹴飛ばしたのだ。保守派国民は激怒したけど、中曾根からしてみれば「騙される奴がアホなんだよ」と言いたかったんじゃないか。遺族会会長を務めていた橋本龍太郎だって支那人の工作員を妾にしていたんだから、靖國に眠っている英霊だって飛び起きるだろう。保守派国民は何度も男に騙されるキャバレーのホステスみたいだ。

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(左: マーガレット・サッチャー / 中央: ロナルド・レーガン / 右: 中曾根康弘)


日本の為の選択肢

  今、歐米ではナショナリズムの風が吹き荒れている。目下、大統領選挙たけなわのアメリカでは、ドナルド・トランプが反移民政策を掲げて絶大な人気を獲得しているのはご存じの通り。日本の御用評論家や左翼的アメリカ人は、テレビ番組で盛んにトランプの悪口を叩いているが、トランプの人気は衰える兆しがない。一方、西歐諸国では、シリア人を始めとする中東アジアやアフリカ人が「難民」と称して殺到し、穏健な庶民さえ偽装移民の到来に激怒している。「人権」という呪文に弱いドイツでも、アラブ系イスラム教徒が街に溢れているから、排外主義者の意見が見直されているという。例えば、オーストリアでは「極右政党」と呼ばれる自由党(FPO)が台頭し、亡くなったヨルグ・ハイダー(Jörg Haider)に続いて、ノベルト・ホファー(Norbert Hofer)が脚光を浴びるようになった。このあいだ、オーストリアでは大統領選挙があって、ホファーはかなり得票数を伸ばしたが、僅差で対立候補のヴァン・デァ・ベレン(Van der Bellen)に敗れてしまった。ただし、移民賛成派のベレンは全票数の50.3%を得たが、ライヴァルのホファーが49.7%も獲得したので危なかったという。なぜなら、ホファーは全450万票のうち、たった3万1026票の差で負けてしまったからだ。(Soren Kern, Austrian Freedom Party: Victory in Defeat, Gatestone Institute, May 24, 2016) こういう訳だから、将来オーストリアで反移民を支持する議員が多数派を形成する可能性はある。様々な反論はあるが、確実に政治の潮流が変わってきたということだ。

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(左: ノベルト・ホファ / 中央: ヨルグ・ハイダー / 右: ウラウケ・ペトリ)

  隣国オーストリアと同じく、ドイツでも反移民の狼煙を上げる政治家が増えてきた。例えば、今一番注目されている「ドイツの為の選択肢(AfD)」を率いるフラウケ・ペトリー(Frauke Petry)はその一人である。彼女の経歴はメルケル首相に似ていて、東ドイツ生まれで化学の博士号を持っている。ベルリンの壁が崩壊するほんの数ヶ月前、彼女がまだ14歳の頃、父親は観光ビザを入手して西ドイツに移り住み、女房と娘のフラウケを呼び寄せたという。ちょっと意外だが、フラウケによると当時の西ドイツは、理系教育の面で東ドイツに劣っていたらしい。特に、数学と理科だと東ドイツの方が上だったという。それでも、東ドイツからやって来たフラウケは、その東独なまりを馬鹿にされたらしく、アクセントや方言を直して高地ドイツ語のみを喋っていたそうだ。

  ペトリー氏が言う通り、ドイツの教育が劣化していることは確かだが、その傾向は更に加速しているようで、今ではコーランまで教えているそうだ。イスラム教徒に媚びるカリキュラムになっているのだろう。東ドイツで育ったせいか、フラウケには妙な人権教育が施されていなかったとみえる。彼女は移民や難民に対して謂れなき罪悪感を持っていないのだ。彼女はあるインタヴューの中で、難民をコントロールするためならば、国境警備隊は銃の発砲を許可されるべし、と語っていたという。(Kate Connolly, Frauke Petry: the acceptable face of Germany's new right?, The Guardian, 19 June 2016) こんなことは当り前だが、「弱者」に対する暴力に敏感なドイツ人は躊躇(ためら)ってしまうのだろう。歐米と日本で特徴的だけど、タカ派とみられる意見を堂々と述べることが出来るのは、女性の保守派に多い。建前上、フェミニズムを支援しているマスコミは、女の政治家だと攻撃しにくいのだろう。

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(写真 / ドイツにいるイスラム教徒)

  「日本第一主義」を主張する桜井誠は、「アメリカ第一主義」を掲げるトランプに言及したが、筆者は彼を日本に於けるAfDのカウンター・パートと位置づけたい。つまり、左翼思想で動脈硬化を起こした日本の政界にとり、桜井氏は既成の枠組みを破壊する「日本の為の選択肢」となっているのだ。政界にはごく僅かの保守的議員がいるが、堂々と支那・朝鮮移民を批判したり、在日朝鮮人を論破する政治家はいなかった。とりわけパチンコ業界を面と向かって非難し、パチンコ屋の営業を規制しようとする議員などいなかった。もし、いたとしても、それは政治的自殺を選択することに等しい。当選することが大前提となっている政治家には、朝鮮マネーにまみれたマスコミを敵に回すなど、下策にも劣る愚策である。しかし、桜井誠は恐れを抱かず、逆に犯罪者を糾弾するような姿勢で、パチンコによる害毒を公言した。つまり、ギャンブル依存症による国民の道徳的頽廃や生活の困窮化、自殺にいたる末路などに触れたのだ。特筆すべきは、パチンコ屋から北鮮に流れる資金について批判した点である。これは誰もが知っている事なのに、どの政治家も触れようとはしないタブーだ。元防衛相の小池氏は、パチンコ・マネーが北鮮の核ミサイル開発に貢献したことを百も承知であるはずだ。しかし、彼女は北鮮の資金源を断つための立法を行ったことがあるのか? 東京の各地を歩き回ったことのある小池氏には、繁華街に聳え立つパチンコ屋が目に入らなかったのであろう。太陽を直視できないモグラのように、眩しすぎるパチンコ屋の外観を直視できなかったに違いない。

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(左: 北朝鮮のミサイル / 右: 密入国者の韓昌祐)

  桜井氏は反日ヘイトスピーチを禁止するとか、総聯や民団の施設に対する課税を強化する、と述べて拍手喝采を浴びていた。本来なら国会議員が主張する公約だが、腑抜けと左翼ばかりの国会議員じゃ期待できない。だから、桜井氏は国会議員に代わって述べていたのだ。彼の演説に耳を傾ける聴衆が、桜井氏の公約に声援を投げかけるのは、本来の義務を果たさない国会議員への怒りや不満が溜まっているからだろう。聴衆の中には「よくぞ言ってくれた !」と感謝する者がいるのはそのせいだ。民衆は英雄を讃える。平凡な生活を守りたい庶民は、兇悪な顔をした朝鮮人と“いざこざ”を起こしたくはない。しかし、パチンコ屋を営む朝鮮人や日本人を侮蔑する在日朝鮮人に対して、腹に据えかねる怒りを持っている。だから、そのもやもやした気持ちを晴らしてくれる桜井氏にエールを送るのだろう。しかも、桜井氏は歯に衣着せぬ鋭い舌鋒で、バッタバッタと朝鮮人や支那人の悪党をたたっ斬る。朝鮮人からお金を貰っていないから、遠慮無く朝鮮批判を繰り広げ、支那人街の弊害も喝破することが出来た。自民党のベテラン議員だって口にできないタブーを、新人の桜井氏が拡声器を使って思いっきり叫んでいたんだから、街頭の聴衆が魅了されたのも無理はない。テレビでは決して聞くことの出来ない正論を、街中で、しかも選挙演説の中で聞くことが出来たのだ。初めて桜井氏の熱弁を耳にした一般人は、さぞ衝撃を受けたことだろう。

我々の心を熱くする名演説

  桜井氏の演説には、日本人の心を熱くする愛国心が溢れている。駅前などで偶然、彼の演説を聴いた国民は、最初は「何言ってるの?」と怪訝な顔をしているが、よくよく聞けば常識論だということが判る。テレビ番組でいつも日本人が朝鮮人や支那人に対して酷いことをしたと聞かされている民衆は、正反対の意見を述べる桜井氏に唖然とするだろう。しかし、彼の発言を聞いているうちに、不思議と納得してしまうのだ。テレビ局が垂れ流す歴史は嘘っぱちで、事実は反対であることが分かるから、茫然と聞いている国民は次第に「桜井いいぞ ! その通り。マスコミはおかしいぞ !」と応援し始める。日本人には真実を受け容れる良心がまだ残っているのだ。ドイツでもまだ愛国心は生きている。フラウケ・ペトリーはイスラム化するドイツを嘆いていた。彼女は「ドイツ人、とりわけ政治家は、いつも自らのアイデンティテイーについて謝罪しているのよ」と述べていた。ナチスの亡霊に今でも苛まれているドイツ人は、ドイツ人であるという誇りを公言できない。「人権」や「迫害」を楯にドイツに流れ込むシリア難民など傲慢な居候に過ぎない。彼らには、どうして遠方のドイツにやって来るのか、という疑問に対する正当な理由などあるまい。ただ、ドイツが豊かだから押し寄せただけである。こんな連中なら機関銃で追い払ってもいいはずなのに、前科者のドイツ人には出来ない。だから、その不条理を打破してくれる“極右”政党「ドイツの為の選択肢」が歓迎されるのだ。「極右」と呼ばれているが、そんなのは「極左」のマスコミが押し附けた誹謗中傷である。頭から爪先まで、くるくるパーで左巻きのジャーナリストには、良識派でも極右に見えてしまうのだろう。日本のマスコミも同じで、桜井氏を「極右」候補と見なしている。彼らの眼鏡は真っ赤に染まっているのだろう。

  テレビ局や新聞社はなぜ桜井氏を無視するのか? 答えは簡単。テレビで紹介したり、新聞記事で特集を組めば、桜井氏の人気が急上昇してしまうからだ。視聴者や読者を無知蒙昧にしておきたいマスコミは、余計な智慧を大衆に授けたくない。特に、洗脳が不充分な若者には、絶対桜井氏の主張を届けてはならないと考えている。朝日新聞を40年ないし50年も愛読しているようなボケ老人ならいいが、新聞を購読していない携帯世代の若者は、桜井氏の見解を受け容れてしまう素地がある。昔は、朝日新聞はインテリ用の高級紙と思っていた間抜けな教師や銀行員、裁判官、経営者、公務員などがいたけど、朝日の威光を知らない世代は、朝鮮人や支那人に対して卑屈な罪悪感を持っていない。だからこそ、朝日新聞やTBS、NHKなどのマスコミはこぞって桜井氏を「泡沫候補」に指定して、静かに抹殺したいと思っている。桜井氏を激しく非難すると却って世間の注目を引いてしまい、彼の主張が世間の目に触れるから、藪蛇にならぬよう「その他大勢の立候補者」の中に混ぜて黙殺したいのだ。したがって、今のところマスコミの敵は、コントロールの利かないユーチューブといった動画配信サイトである。誰でも気軽に無料で視聴できる動画サイトは、メディアを牛耳ってきたテレビ局や新聞社にとって最大の脅威だ。進歩的文化人によって洗脳された高齢者が他界すれば、左翼マスコミの天下が崩れるのは時間の問題だろう。

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(左: 新宿駅での演説 / 右: 池袋駅での演説)

  現実的に考えれば、トップを走る小池百合子が当選するだろう。いくらテレビ局が鳥越俊太郎を応援しても、討論会には出席しないし、支持者が語ってもらいたい「介護離職」や「保育施設」すら理解していないんだから、当選なんか夢のまた夢だろう。ただし、落選してもガッカリせずに、「老人の性慾/ハウ・トゥ・セックス」といった本を書けば、案外売れるんじゃないか。若い娘にアプローチしたいスケベ爺が他にも沢山いるだろうから。テレビ局に支持された鳥越とは違って、桜井氏はたとえ落選しても功績を残すだろう。それは勇気を示せば賞讃する日本人がまだ残っている、ということを他の政治家に教えたからだ。民衆はゴマを擦る卑屈な政治家より、国民を叱責する凜々しい候補者を尊敬する。本来、政治家が有権者にお願いするんじゃなく、国民が候補者に皆の衆を代表してくれ、と頼むのが筋だ。初めて帝國議会が開催されるという時、各地の国民は自分たちの代表者として恥ずかしくない議員を選ぼうとした。中には、拝み倒して無理矢理あるいは半ば強引に候補者となってもらったケースもあったらしい。揉み手すり手で当選した者なんか、議員報酬や政治活動費で私腹を肥やすのが目的なんじゃないか。舛添みたいなのが普通である。少年ジャンプやエロ本だって政治活動に必要だ、とぬかす奴がほとんどだろう。SMクラブに通っても、政治の議論をしたから経費として認められる、なんていう言い訳はふざけている。我々は情熱がほとばしる政治家を選びたい。国益のためなら、朝鮮人を恐れぬ国士を代表者にしたいのだ。桜井氏が敗れても、それは敗戦ではない。それは戦場で突撃する兵隊が、敵の弾に当たって散華しても、犬死にではないのと同じことである。潮流を変えようとする者は無傷では居られないのだ。かつてヘーゲルはナポレオンを見て「世界精神(Weltgeist)」と称したが、我々は桜井氏を見て「民族の精神(Volksgeist)」を感じたのである。今回の選挙演説で日本人が日本人の意識を覚醒できたのなら、桜井氏の勝利ではなかろうか。先覚者がいつも栄光に包まれながら凱旋するとは限らないからである。






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桜井誠を無視するマスコミ / 都知事選の異常性 (前編)

B面での選挙戦で圧倒的存在

  流行歌がレコードで発売されていた一昔前、アルバムの中からシングル・カットされる曲は、SP盤のA面にを飾り、B面にはオマケの曲というのが一般的であった。しかし稀に、A面の曲よりB面の曲の方がヒットしてしまう珍事があったから、お客の反応というのは予想しがたい。今回の都知事選も似たようなところがあって、毎日テレビ局で取り上げられる「主要三候補」がA面の選挙戦だとしたら、桜井誠が行う演説は、意外なヒットを飛ばすB面の選挙戦であると言えよう。というのも、A面で繰り返される街宣映像なんか、ちっともも面白くないからだ。特につまらないのが、自民党と公明党が推す増田寛也である。増田なんか他に適当な弾(タマ)がいなかったから、自公推薦の候補者になっただけだろう。都連の議員や支持者たちだって、本気で応援しているのかどうか分かったもんじゃない。中には義理で演説会場に来ている者もいるんじゃないか。増田の街頭演説を聴いて感動した、なんていう奴がいたら会ってみたい。よほどの愚者でない限り、増田の話が面白かったといは言わないだろう。したがって、彼がどんな公約を掲げようが、大半の都民は聞く耳を持たないし、そもそも増田本人に興味がない。

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(左: 桜井誠 / 小池百合子 /増田寛也 / 右: 鳥越俊太郎)

  選挙に奸計は付きものだけど、鳥越俊太郎の出馬は鳥肌が立つほど恐ろしい。共産党や社民党、民進党の極左から成る濃縮液を、ソーダ水で割ったような人物だからだ。各党に棲息する極左分子が推薦する候補者なんて最初から危険な事は分かりきっている。あの都知事選に執着心を燃やす宇都宮健二が降りたということは、野党の票田が割れないよう、宇都宮が苦汁の決断を下して譲歩した結果であろう。ということは、鳥越が当選した曉には、共産党の意向が全面に押し出されるということだ。それに、鳥越は元々テレビ朝日やTBSの御用ジャーナリストだから、本質的に共産主義と同根で、反日政策を提案されれば喜んで協力するだろう。たぶん、美濃部都政の再来となるはずだ。惚(ぼ)けていない老人なら、美濃部の秕政(ひせい)による交通渋滞や、社会福祉の垂れ流しを覚えているだろう。しかし、若年層はそんな過去を知らないから、テレビでお馴染みのコメンテーターということで票を入れてしまい、少なくとも4年間は苦しむ事になるはずだ。

  テレビ局のアナウンサーたちは、しきりに「候補者の公約をよく吟味して投票しましょう」と呼びかけるが、鳥越の公約はとにかく酷い。そもそも、立候補を表明した時に、実現したい政策が無く、「まだ決めていない」という状態だったというから、彼にとり都知事選への出馬は、学級委員長への立候補に等しかった。だいたい、出てから考えるなんてふざけている。古巣のテレビ朝日なんかは、「知名度だけの都知事選はもうやめましょう」と盛んに宣伝していたが、同志の鳥越が出るとなるや、有名人の安易な出馬を批判しなくなった。公約の無かった鳥越が都知事になりたかったのは、国政レベルの左翼政策を推し進めたかったからだろう。巨額な費用をかけた海外視察や公用車の廃止・見直しの提言なんぞ、舛添に懲りた大衆へのゴマすりに過ぎない。本当にやりたい事は、共産党や民進党の反日分子が促進する破壊活動の支援である。鳥越が掲げる公約には、「多様性を尊重する多文化共生社会」をつくるべく、男女平等、DV対策、LGBT(同性愛者や性転換者)や障碍者への差別禁止、などが挙げられている。

  ラムネ瓶には詮(せん)があるけれど、馬鹿には身も蓋もなければ底もない。救世主のイエズスは自らを「アルファでありオメガだ」(ヨハネの黙示録22章13節)と述べたが、左翼の希望である鳥越俊太郎は徹頭徹尾、詐欺師が作るたい焼きみたいだ。頭から尻尾まで餡子(あんこ)が無い代わりに、下痢か嘔吐の原因となる毒が詰まっている。「人権」を守ると力説する鳥越には、怒りを超えて笑ってしまうような公約があった。すなわち、「非核都市宣言」である。こんな事を真顔で口にできる奴は相当なアホだ。「核兵器の無い世界を実現しましょう」と言えば、核保有国はICBMやSLBMを全廃するのか? なら、鳥越たちが大好きな支那やロシア、とりわけ北朝鮮に向かって言ってみろ。平壌までの旅費が無ければ、宣伝カーに乗って、千代田区にある朝鮮総連本部に行けばいいじゃないか。護憲運動に熱心な鳥越は、核兵器を持たない日本人に全廃や禁止を訴えかける前に、我が国に「東風」や「巨浪」を向けている北京政府や、核ミサイル開発を続けている北朝鮮に抗議してみろ。「核兵器はいけませ~ん」と叫べば、金王朝が素直に従うと思っているのか? もしそう思っているんなら、山口組や稲川会の組事務所に向かって、「ヤクザの皆さ~ん、拳銃や麻薬は危険で違法物なので、ぜんぶ捨てて下さ~い」と演説してみろよ。たぶん、事務所から怖いチンピラが出てきて、「テメー、ふざけてんじゃねえぞ。死にてーのか? 」と脅されて小便ちびるのが関の山だ。

  普段は自衛官や警察官を「暴力装置」と呼んでいる左翼でも、自分の身に危険が迫れば、「きゃ~、おまわりさん助けて !! 暴力はんた~い !」と喚(わめ)いて、武器の使用を懇願する。もし、北朝鮮が日本にミサイル攻撃を行えば、左翼はすぐさま「政府の国防政策はケシカラン ! 自衛隊は何をグズグスしていたんだ」と怒鳴り狂うだろう。左翼の身勝手さを批判しても無駄だけど、日本の防衛政策を雁字搦めにしていた連中が、自分たちの罪を棚に上げて他人を批判するんだから、自衛官は怒髪天を突くどころの怒りではない。「核兵器全廃」なんて絵に描いた餅どころじゃなくて、レタスの葉を米ドルだと称して買い物をするようなものだ。だいたい、暴力団さえ説得できない奴に、その数万倍も兇悪な支那人や朝鮮人を説得できる訳ないだろう。こんなこと子供だって理解できるのに、70歳を超えたジャーナリストが分からないんだから、鳥越は若い頃から痴呆症なんじゃないか。そういえば、鳥越は自分の年齢も分からなかったそうだ。昭和15年生まれの鳥越は、終戦の時だと5歳なのに、20歳だったとは驚きだ。でも、ウンザリするのは計算ミスばかりではない。政治家の信条を語る場で、政治理念ではなく「癌に罹っても生きています」という自慢なんだから呆れてしまう。だいたい、彼が一番売りにしている公約が、「ガン検診100%を目指す」じゃさぁ、町医者の宣伝文句みたいで、とても都知事の公約とは思えない。こんなの近所のオッちゃんだって言えるじゃないか。だから鳥越の演説は1、2分程度で終わりなんだろうな。

胡散臭い小池百合子

  極左の鳥越と比べれば、小池百合子の方がましに見えてくる。もし、鳥越が当選したら、必ずや都政は混乱し、左翼職員による悪しき行政が横行するだろう。しかし、鳥越都政の弊害はそれだけに留まらない。その悪影響は行政の隅々にまで浸透し、健全な行政を阻碍する悪質な前例ができてしまい、鳥越が辞任した後も、都民はそのツケにもがき苦しむだろう。左翼分子による反日的法令が制定されたり、福祉の垂れ流しが慣例化されるとか、外国人への補助金が増額されたりするはずだ。臭い物には蓋をする役所の体質として、一度できあがったルールや慣習は、「まずい」と分かっていても続行されてしまうから、損失が巨大にならないと発覚しない虞(おそれ)がある。したがって、保守的都民がより弊害が少ないと思われる小池候補を支援するのもうなづけよう。しかし、彼女が保守的政治家という保障はどこにも無い。小池氏は元キャスターだから、本性を隠して大衆を手なずける手腕に長けている。八方美人で耳障りのいい演説が上手だ。彼女はマスコミに質問されると、有権者がどう反応するかを計算しながら答えているし、ドジを踏まないように言葉を選んでいた。官僚の操り人形になる増田より上等だが、小池氏の笑顔には、「裏切り者」に付きものの豹変が潜んでいる。

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(左: 細川護煕 / 小沢一郎 / 野田毅 / 右: 小泉純一郎)

  表現が下品になるけど、小池氏は寝る男を変えて出世するタイプの女だ。最初は日本新党のバカ殿だった細川護煕を踏み台にして政界に進出し、細川が凋落したら、小沢一郎が率いる新進党に移った。その小沢が自由党を結成すると、彼女も豪腕の小沢に付き随い、妾の如くお側に控えたが、その親分とも決裂して保守党に鞍替えしたのである。ただし、保守党の野田毅には力量が無かったので、小池氏は直ぐさま見切りをつけて、雨宿り的に保守クラブに身を寄せたが、その狙いは自由民主党への移籍だった。塒(ねぐら)を自民党に変えた小池氏は、有望な色男である小泉純一郎に色目を使い、騎虎の勢いたる首相に跨がって権力を得たのである。今回、自民党の呪縛を振り切って都知事選に出馬したのは、もはや自民党内では出世が見込めないと悟ったからだろう。それに、小泉首相から学んだ勘の鋭さを実践し、小泉親分の啖呵(たんか)を真似れば、都知事も夢じゃない、と踏んだに違いない。政策なんかよりも色恋沙汰の方に関心のある大衆は、ぐだぐた話す腐った男より、「度胸のある女侠客」の方が大好きだ。名女優を思い出せば分かる。例えば、『女賭博師』の江波杏子(えなみきょうこ)は鋭い目つきで観客を魅了し、ドラマ『Gメン75』でも存在感があり好評だった。映画『修羅雪姫』シリーズで人気を博した梶芽衣子(かじめいこ)は、冷たさの中に色気があったから、今でもファンがいるんじゃないか。

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(左: 江波杏子 / 右: 梶芽衣子)

  もう亡くなって久しいが、『鬼龍院花子の生涯』で、「なめたらいかんぜよ!」との名ゼリフを吐いた夏目雅子は忘れられない女優である。同じ啖呵を切るなら男より女の方が印象的だ。小池氏はこの大衆心理を弁えている。だからこそ、小池氏は「都議会の冒頭解散」を口にしたのだろう。いったい、何人の都民が知事による都議会解散について説明できるのか? たぶん、どの有権者も具体的な手順を言えないはずだ。というのも、都知事に議会を解散する権能が無いからだ。都民は小池氏に具体的な手続きについて質問すべきだ。人気取りのためだけに思いついたハッタリなら、小池氏は有権者を愚弄したことになる。たぶん、彼女は小泉首相の「自民党をぶっ壊す」を真似て、都民に衝撃的な印象を与えたかったのであろう。でも、最初から出来もしないことを公約に掲げたら、政治家ではなく詐欺師になってしまうのではないか? 保守派の有権者は小池氏の政治的本籍地が分からない。たしかに、彼女は「保守党」出身だが、日本の伝統を守る保守派ではない。きっと保守の票田を狙っているだけだろう。鳥越俊太郎の当選を阻止したいチャンネル桜は、今のところ小池氏を支持しているが、当選すれば水島社長たちは用済みとなり、いずれ彼女に欺かれる日が来るだろう。

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(左: 夏目雅子 / 右: 「鬼龍院花子の生涯」に出演した夏目雅子)

危険な香りの選挙公約

  小池氏の選挙公約は27個くらいあるようだが、その中には当然すぎて議論するのも馬鹿らしいしスローガンがあるし、水増しのための公約と思われるものも多い。例えば、「女性が健やかに希望を持って生き、学び、愛し、子供を産み、育む社会の実現」なんて漠然としているし、これについて敢えて反対する者はいないだろう。こんな事が公約なら、「お父さんが日曜日にのんびりと昼寝できる社会を目指す」とか、「お母さんたちが遠慮無くカラオケ・ボックスやホスト・クラブに通えるような世間にします」と、数え切れないほどの政策になってしまうじゃないか。また、小池氏は「残業ゼロ」のライフ・ワーク・バランスの実現を都庁が率先して実現する、と謳っているが、それは役所内での話で、零細企業のみならず大企業でも無理だ。第一、役人が各会社を回って、「あなたの会社は社員に残業をさせていますね。即座に止めなさい」と命令できるのか? それが出来るというなら、小池氏はまずブラック企業のリストを公表し、どのような残業があるのか、どんな仕組みで残業させているのかを我々に教えるべきだ。

  小池氏は役人が民間の商売に干渉すると、ろくでもない結果を招くということを分かっていない。例えば、都内の給油所をエネルギー・ステーション化し、EV・バイオエネルギー、水素ステーションの充電施設を増やすと言っているが、そんな施設は金食い虫に終わってしまうだろう。自動車産業は電気自動車(EV)が環境に優しいと宣伝しているが、火力発電所で作った電気を補給するだけだから、EVは「エコ・カー」じゃないし、一般への普及も大したことはない。水素エンジンの自動車は効率が良くても中々ポピュラーにはならないし、庶民が購入出来るほどの手頃な値段になっていないじゃないか。たぶん、エネルギー・ステーションなんか一箇所で2、3億円かけて設置されるが、ほとんど使わないで錆びるだけとなるんじゃないか。ただし、そこから生じる損失は税金で補填されるから、結局都民がツケを払うことになるだろう。また、小池氏は「ヒートアイランド対策」を謳っているが、大都会でクーラー使用の制限を行うつもりなのか? それとも、アスファルト道路を剥がして、土に戻し植物を大量に植えるというのか? もっと“いかがわしい”のは、中小企業のために、小口無担保融資を行うと公言しているのだ。役人による金貸しと聞けば、みんなが「えっっ !!」と蒼くなってしまうが、小池氏は役所にサラ金業務をさせようというのだ。個人商店のオッちゃんオバちゃんでも、「それは無茶だ。やっちゃいけないよ」と忠告するだろう。お金を貸すのは誰にでも出来るけど、貸した金を回収するのは至難の業だ。もし、返さない奴が居たら、役人が「てめぇ~!!目玉か腎臓でも売って返しやがれ !」と脅しをかけて返済を迫るのか? ちょっと考えれば無理だと分かるだろう。「金貸し」という職は裏稼業のようなもので、きれいなオフィスでニュース原稿を読むキャスターとは次元が違うんだ。正論を述べれば通じる、なんて思っている馬鹿は飲み屋で働いてみろ。ツケを払わない客がいかに多いか分かるはずだ。

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(左: 魅力的なインドネシア人 / 右: 知的そうな支那人)

  体裁を取り繕うために沢山の公約を掲げている小池氏だが、その中で見過ごせないのは、彼女の国家観である。例えば、彼女の公約にある「国際得金融特区や税優遇を活用し、世界から高度人材を呼び込み、英語による諸手続を可能にする」という政策だ。「高度人材」とはどんな人物なのか? 小池氏はソフトバンクのインド人社長とかを挙げているが、彼女が招こうとする外国人は金融ビジネスマンだけではない。本当の狙いは、福祉や医療現場で働く介護師などであり、アジアから来る出稼ぎ人を意味しているのだ。英語を第二公用語とする政策を読めば分かるじゃないか。難しい日本語をマスターできないフィリピン人やインドネシア人、支那人でも、英語でOKとなれば、資格試験を英語で受けることができるから、日本語が不自由でも日本で就職ができる。だから、英語を使って働ける環境を整備しようと提案していたのだ。チャンネル桜に同調する保守派国民は、鳥越のような左翼じゃないから、やや「保守的」に見える小池氏を支援しているのだろう。

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(写真 / 脅威の七変化を遂げたマイケル・ジャクソン)

  だが、一体どれくらいの保守的有権者が彼女の本性を理解しているのか? もし、保守層の有権者が小池氏の移民受け容れ政策を知ったら顔が曇るだろう。例えば、 日本への移住を渇望するフィリピン人が大量に流入したら、日本人の待機児童が入る保育所にフィリピン人の子供が増えるんだぞ。小池氏に騙されるような日本人は、意外な結果が現れてから、その原因を知るようになるだろう。保育所に預けた我が子が、タガログ語混じりの奇妙な日本語を覚えたり、躾の悪い子供が示す下品な行動や言葉を真似ねたら嫌だ。悪影響を及ぼすのは何もアジア人の子供だけとは限らない。よく黒人の子供はヒップ・ポップとか言って、腰や股間をクネクネさせるダンスに興じるが、躾の良い家庭の親は眉を顰めるだろう。厳格な躾を伝統とする祖父母だって、もし下品なダンスを真似る孫を見ればカンカンに怒るはずだ。昔、マイケル・ジャクソンの踊りが流行ったが、小さな子供が股間を手で摑みながら「フォー」と叫んで喜んでいた。黒人の子供ならいいが、敬虔な白人キリスト教徒の親は、息子が睾丸を摑んで踊り狂うのを許さない。日本人の家庭だって、孫が「おじいちゃん見て見て ! フォー」じゃ嫌だろう。

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(写真 / 股間を握りながら踊るマイケル・ジャクソン)

  ところが、移民労働者をこき使う経営者は、自分の子供が可愛いから、我が子をアジア移民がいない名門幼稚園や私立進学校に入れて、立派な御曹司に育てようとする。アジア人の子供と一緒に零落(おちぶ)れるのは、低所得層の一般人であり、移民に賛成しなかった親の子供である。小池氏は職場での「英語化」に熱心だが、それは日本人の語学能力を向上させるのではなく、日本語を上手に話せないアジア人でも快適に暮らせるように、「英語化された日本」を作りたいだけだ。おそらく、日本人の子供が流暢にブリテン英語を話すことはなく、フィリピン訛り程度の英語がせいぜいで、いい加減な英語に時間を費やしたふん、美しい日本語を知らない子供が増えるだけだろう。だいたい、日本人は高度な人材と聞けば、物理学者とかコンピューター・プログラマーを想像するが、アジアからの「高度人材」はそうじゃないぞ。インド料理を知っているドラビタ人とか、マニキュア塗りが得意なフィリピン人、刺青彫りの支那職人、性感マッサージ店で経歴を積んだ朝鮮人按摩も、高度な技術を備えた外国人となる。上野とかでケバブ料理を作っているトルコ人でも、特殊技能を身につけた優秀な外国人なんだから、政治家の定義と庶民の感覚には大きなギャップが存在するんだ。小池氏を応援している保守派知識人は、この点をちゃんと一般国民に説明したことがあるのか?

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(左: 真面目そうなインドネシア人 / 右: 笑顔が素敵なインド人)

  小池氏はテロの脅威に備え、公共施設や重要施設でのセキュリティーを強化すると約束しているが、その一方でアジアやアフリカからの外国人を輸入しようとしているんだから、本当に東京のセキュリティーを考えているのか、と疑いたくなる。アジアからの高度な人材はいつテロリストに変身するか分からないし、日本の街にアジア人が増えれば、テロリスト人口も増えるし、危険な人物でも目立たずに生活しやすくなるから、確実に東京の治安は悪くなるだろう。もし、これに疑問を挟む国民がいるなら、半世紀以上前の西歐やアメリカ社会を調べてみるがいい。アラブ人のイスラム教徒が街をうろつけば目立つし、アジトにするアパートや移動のための自動車を借りれば、不審に思われたり記憶に残って警察に通報されるおそれがある。例えば、浅黒い顔をしたパキスタン人が、白人だらけの百貨店を訪れ、店舗の片隅に爆弾が入っている紙袋をそっと置いても、誰かに見られているかも知れないし、お客にジロジロ見られるから不審な行動を取りづらくなる。場合によっては、警備員か警察官に職務質問をされて、身元を照会される危険性だってあるのだ。現在のアメリカやヨーロッパでは、どんな外国人がいても不思議ではないから、不審な中東アジア人がうろついていても誰も気に留めないし、外見を理由に職務質問をしたら「レイシズムだ」と非難されてしまう。エジプトのカイロで暮らしたことのある小池氏は、この危険性を承知しているはずなのに、東京を更なる多民族都市にしようとしているんだから、左翼もどきに近い政治家である。たぶん、「セキリュティー対策」なんていう文言は空手形であろう。

情熱がほとばしるダークホース

  だいぶ前置きが長くなってしまったが、マスコミから無視されている桜井誠は一般人の感覚からすれば異端児だが、保守派国民から見れば正常な候補者である。しかし、桜井氏がメジャーにならない背景には、行政手腕への不安があるのかも知れない。一般の都民なら、桜井氏に巨大な予算を任せるに足る行政能力があるのか、と疑問に思うだろう。答えは難しくない。大丈夫だろう。どうせ、どの候補者も個別の現場を掌握して指揮する訳じゃないし、詳しいことは担当部局の役人に丸投げなんだから。増田氏なんて行政に詳しいといったって、しょせんは役人迎合型か恭順型だ。都庁の役人が嫌がる権限削減や無駄な部署の廃絶なんかできっこない。特殊権益の議員と役人にとって都合の良い人物だから増田氏は支持されているのだ。重要なのは、役人のレクチャーを聞いた都知事が、役人に丸め込まれず、常識で都政を考えられるか、ということである。都知事は絶対に譲れない信念を役人に示し、その他は大目に見て甘い汁を吸わせるしかない。親分気取りで全面的に厳しい指令を出すと、役人の多くは拗ねてしまい、目に見えぬ部分で嫌がらせを画策したり、こっそりとサボタージュをし始めるから厄介だ。官僚にとって理想の政治家は、操縦しやすいお調子者である。つまり、「おだてに乗りやすく、庶民に愛されるだけのパーがいい」ということだ。たとえ、小池氏が当選しても、都庁職員の瀆職や怠慢は無くならないだろうし、小池氏もそれが分かっているから、敢えて藪蛇になるようなヘマはしないだろう。それに、青島幸男でも都知事が務まったんだから、無知無能の木偶の坊でも東京都は存続すると証明されたのだ。

Sakurai Makoto 2  適当な公約を陳列する小池氏と違って、桜井氏は実現可能な公約を掲げている点が特徴的である。彼が呈示した7つの公約は興味深い。まず、都内に在住する外国人に支払われている生活保護費の停止である。これは至極当然のことだ。今まで放置されてきたことの方が異常である。生活保護は「日本国民」が人並みに暮らせるためのセイフティーネットであり、左団扇で暮らしたいと願う支那人のために制定された法律ではない。そもそも、外国人に生活保護費を受給することになったのは、在日朝鮮人のせいである。本来なら、彼らはとっくの昔に帰国しているはずなのに、貧乏な朝鮮に帰るのが嫌で、「朝鮮に帰れ !」と罵られても戻らなかった。もう梃子(てこ)でも動かず、タコのように高級な日本に張り付いたのである。元から貧乏な朝鮮人が年を取れば、収入が激減して赤貧に陥ることは、誰だって予想できることだ。しかし、その老人を養うのは、韓国政府であり、日本政府ではない。たとえ、その朝鮮人が餓死しようとも、我が国は助けてはならない。もし、餓死が起こったとしたら、その責任は南鮮国民の保護を放棄した在日韓国大使館にある。だが、他人の施しを恥じて飢え死にを選ぶ朝鮮人はいないから心配無用だ。それよりも、我々が在日外国人を保護するならば、貧乏国から生活保護目当ての外人が殺到するだろう。我々は同胞のみを助けるべきで、アフリカやインド、イラク、エルサルバドル、フィリピンで塗炭の苦しみを味わう貧民すべてを養うことはできない。

  そもそも、日本政府は「日本国民」の意味を誤魔化している。例えば、我々は毎年、国民健康保険の保険料を払っているが、この制度には三ヶ月以上滞在する外国人も加入しているのだ。「国民」保険と謳いながら、実際は「非国民」も含まれている。日本人は同胞同士、お互いに助け合う精神でもって、何十万円もの保険料を払ってるのであって、在日朝鮮人や支那人、フィリピン人、タイ人などのために払っているんじゃない。保険税は目玉が飛び出るほど高額で、場合によっては、一世帯で60万円ないし90万円も払っている。それなのに、低所得の朝鮮人なら、数万円くらいの保険料で済むし、無収入の支那人なら支払い免除で、しかも無料で医療が受けられるなんて許せない。こんな詐欺的制度なら、いっそ正直に、「世界市民健康保険」とか「地球人保険」と命名すべきであろう。貧乏なアジア諸国からの移民は、本国では望めない高度医療を、うまく潜り込んで日本で暮らせばタダで受けられるのだ。しかし、その寛大な制度を支える費用は当然、健康で病院に通わない中流家庭の世帯主や、脱税が不得意な高額納税者が払っているのである。そもそも、在日外国人が医療を受けたければ、民間の保険に加入すればいいのである。日本人観光客は臨時の保険入って外国に滞在しているんだから、在日外国人も滞在期間にかかわらず民間保険に加入すべきである。もし、加入しないのであれば入国を認めなければいだけだ。これをしないで、一般国民に知られぬよう、こっそりと外人の加入を促進する役所など言語道断である。

  官庁に勤める公務員なら、こんな事は常識で驚かないだろうが、在日外国人について関心のない有権者は、いつの間にか「外国人」が日本人と同等になっている事を知って愕然とするだろう。一般人は事ある毎に税金をむしり取られているのに、ひょいっと日本に渡ってきた外国人が、低所得でも快適に暮らしているんだから、真面目に働く日本人は腸が煮えくり返る思いである。役人は徴税する時だけ厳格で、税金を使う時には無頓着だ。つい最近でも、杜撰な生活保護費の受給があった。福島県会津若松市に住むフィリピン国籍のサトウ・ロイデス・ズニェガ(45歳)は、月収が15万円くらいあったのに、生活保護受領者になっていたのだ。彼女は平成23年9月から26年2月にかけて、約634万円もの保護費を貰っていたという。このフィリピン女は水商売のの酌婦であるが、何と市議会議員である佐藤勉(さとう・つとむ)の妻であった。どうして市議会議員の配偶者が生活保護費をもらえたのか不思議だが、たぶん別居を偽装していたのかもしれない。住所が異なれば怪しまれないし、役人の方も一々真相を調べようとはしないだろう。おそらく、「フィリピン人だからねぇ」ということで納得してしまったんじゃないか。しかも、このズニェガ容疑者には娘がいるから、その子の医療費もタダであった可能性が高い。すべてとは言わないが、フィリピン人とかタイ人の酌婦と結婚する奴には、どこか不審な性格を持つ男が多い。この佐藤勉も公職に就いているのに、詐欺の片棒を担ぐなんて異常である。移民を増やす方向の日本では、これからも次々と似たような事件が起こるだろう。そして恐ろしいのは、このような不正が頻発することで、外人による詐欺が当り前となり、犯罪や不祥事に対して人々が鈍感になってしまうことである。

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(左: サトウ・ロイデス・ズニェガ / 右: 佐藤勉)

  チャンネル桜の水島総社長によるインタヴューを受けて、小池百合子が移民問題について答えていた。彼女は入国管理を「きちんと」管理すべき、と語っていたが、たぶん本気で取り組むつもりはないだろう。水島社長に尋ねられたから、「ちゃんと管理します」と答えていただけで、こんなのは役人の慇懃無礼な対応と変わりがない。小池氏は具体的な方策を述べず、単に野放図な移民政策を取らないと語っただけ。密入国者や不法滞在者を半減するとか、繁華街の店に「がさ入れ」をかけて、全員捕まえるとは明言しなかった。つまり、口では実施するような素振りを見せているが、特別対策チームを創設して不良外人を一斉摘発するつもりはない。もし、やる気なら公約に掲げているはずだ。これに気づかない水島社長は甘い。というより、今回はその点に目をつむると決めているのだろう。小池氏を批判して鳥越を利することになりはしないか、と恐れているからだ。その点、桜井氏は都内の不法残留者を4年かけて半減させる、と約束しているから小池しよりもマシである。実際に達成できるかどうかは不確実だが、桜井氏なら本腰を入れて警察に摘発を要請するだろう。治安対策はトップの決断にかかっている。都知事から明確な要求を受ければ、日本の警察官は真面目だから真剣に取り組むはずだ。要は、「責任者」が「責任」を持って命令すれば、行政官は不安なく職務を遂行できるのである。

  政治家には信念がなくてはならない。もし、代議士に心から訴えたい政治理念がなければ、民衆の魂を揺さぶることが出来ないからだ。こう考えれば、なぜテレビ局から無視され続けている桜井氏の演説が、都内の各地で、また動画配信で好評なのかが分かるだろう。例えば、偶然、駅前で桜井氏に出逢った都民が、なにやら熱心に語りかけている桜井氏を見た時、その気魄に圧倒されるはずだ。テレビや新聞しか知らない有権者は、外人排斥を叫ぶ「右翼」候補者かと思ってしまうが、よくよくその主張を聴いてみれば、とても常識的で筋が通っていることに気づくはずだ。テレビ局からは完全に無視されている桜井氏は、各都民の一票が欲しくてマイクを握っているのではない。「日本人による日本人のため」の政治を実現すべく熱弁をふるっているのである。まともな政治家なら「日本第一主義」に賛成するはずだが、左翼思想に染まった大衆の票が欲しいため、どうでもいい「リベラル路線」に傾き、国家国民の利益を蔑ろにする政策を口にしているんだから情けない。国益を重視すると「右翼」と見られてしまうんじゃないか、と恐れている。だから、暗いイメージがつかぬよう「右翼」とは距離を置きたいのであろう。

  桜井氏が聴衆を魅了できるのは、その弁舌が達者なこともあるが、彼が信念に基づき演説を行っているからだろう。東京を不逞外国人から守りたい、と訴えかける桜井氏の気概は相当なもので、彼の経歴から見てもそれは証明済みだ。公権力を持たない一般人の身分で、桜井氏は全国各地に蔓延る役所の不正を暴いてきた。そして、柄の悪い朝鮮人どもに対しても決して怯まず、堂々と正論を掲げて反撃を繰り返していた。普通の国民なら兇悪な朝鮮人と直面したら震えてしまうだろうし、お金儲けにもならない事に人生を費やすなんて、馬鹿らしくてやっていられない。でも、桜井氏は勇気を持てない日本人の為に、将来生まれてくる子供達の為に、今は亡き先祖の為に、地道ながら活動をつづけていたのだ。多額な給料を貰っている議員よりも、一介の民間人の方が国家の為に尽くしているんだから、今の日本はどうなっているのかと首を傾(かし)げてたくなる。

  一方、有力候補と目されている小池氏の方はどうか? 確かに、元キャスターだけあって、小池氏は明るく歯切れの良い。自然な作り笑顔で、「魔法使いサリーちゃん」のコスプレまで披露し、集まった聴衆にアピールするのがうまい。(コスプレ評価は人様々だけど、筆者からすると、少々“痛い”感じがする。まるでセーラー服姿の黒柳徹子か、「素顔の由紀さおりみ」を見ているようで刺戟が強い。) しかし、彼女の本心はどこにあるのか? 都知事の椅子に対する野心を別にすれば、「東京をアジアNo.1の国際金融市場にしたい」といった大衆受けする政策くらいだろう。都知事になっても「クール・ビズ」程度の目標じゃガッカリする。元防衛相の小池氏は、東京都知事になったらテロ対策の強化を本格化したい、と述べていたが、その公約の背景には、心から溢れるような情熱や真摯な態度が見られない。というのも、彼女の地盤は豊島区の池袋周辺であるが、その池袋は支那人によって浸食されているのだ。彼女が事務所を構える池袋では、悪の巣窟になる支那人街が出来ていて、警察官も警戒を強めているから、地域住民は心の底で怖がっている。筆者も昔よく池袋に通ったことがあるから分かるが、池袋西口はすっかり雰囲気が変わってしまい、一般人が歩くには注意が必要となっている。特に若い女性は不気味さ感じているから、夜になると歩きたくない。支那人街には支那人マフィアが付きものだから、治安維持にあたる警察や秩序を重んじる政治家は、できるだけ支那人を街から駆除しなければならない。その一番効果的手段は、支那人を入国させないことである。

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(写真 / 評価の分かれる「魔法使いサリー」に分した小池百合子)

  東京の治安維持を任される都知事は、まず日本国民の安全を第一に考えねばならないはずだ。それなのに、小池氏が池袋からの支那人駆除に言及しないのは変だ。アジアからの「高度人材」の輸入には熱心なのに、「高度な犯罪」を持ち込む支那人については沈黙を守っているんだから、小池氏は本気で東京の安全を考えているのか、と疑いたくなる。東京に住む一般国民にとって、政治家による商売の干渉は迷惑で、それよりも悪質な外人を排除してくれた方が有り難い。商店街の活性化は商人が考える事で、政治家の職務は商売人が“安心して”店を開けることができるようにする事だ。「待機児童ゼロ」よりも、「支那人マフィアや支那人酌婦ゼロ」を目指すべきである。普通の親からしてみれば、子供の通学路に支那人街があったり、妙な目つきをした中東アジア人がうろつく事の方が嫌なのだ。小池氏が東京を更なる国際都市にしたら、お金持ちの外人よりも、貧乏で有害な外人が増えてしまうだろう。ロンドンを見れば分かるが、白いイギリス人は国際金融市場となった首都から逃げだし、代わりに浅黒い外人が群がるようになった。小池氏が描く“国際都市東京”もロンドンと似た状態になるだろう。(いずれ「東京」は支那流に「トンキン」と呼ばれるだろう。江戸湾も「トンキン湾」になるんじゃないか。そうなれば在日ベトナム人も大喜びだ。)

  こんな首都を日本人の都民が願うのか? 裕福で西歐白人の「高度な人材」は、さっさと資金を引き揚げて「祖国」に戻るが、「高度人材」のはずだった下層のアジア人労働者は、東京が物騒になっても居坐り、福祉にたかったり、簡単な犯罪に手を染めたりして生活の糧を稼ぐだろう。その時に小池「都知事」はいるのか? たぶん、任期を全うして、潤沢な退職金をもらい、どこかの高級住宅地でハッピー・ライフを満喫するだろう。残された都民は外人に対する福祉のために重税を払い、貯金もできないくらいの低所得者に零落(おちぶ)れて、嫌な外人を隣人として我慢する日々を送ることになる。憐れな庶民はどこから引っ越ししたくても、自宅は老朽化して価値が無くなっているし、アジア人が群がっていることで地価も下落しているから、資産を売却したくても二束三文にしかならない。しかも、給料は増えないのに重税で所得をむしり取られるから、たとえ年金がもらえたとしても老後の生活は苦しくなる一方だ。「高度な人材」たるアジア人は、個人主義の西歐白人と違って、親兄弟を第一に考えるから、生活が落ち着けば祖国から家族や親戚を呼び寄せ、福祉が充実した日本で一緒に暮らそうとする。この「移民の連鎖(chain migration)」は既に歐米諸国で証明されており、西歐の失敗を真似る日本でも再現されるはずだ。小池氏の政策で、日本人は更なるセキュリティー対策費を払うことになり、バスや電車を乗る時でも、厳重な身体検査を受けたり、絶えず身分証明書の呈示を要求される時代になるだろう。いずれ都民は「こんな東京に誰がした」と怒るかもしれない。でも、自分が一票を投じた都知事による結果なら、諦めて受け容れるしかないのが民衆政治の辛いところである。

  少々長くなったので、桜井氏に関する話は後編に譲ります。



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