無敵の太陽

主要マスメディアでは解説されない政治問題・文化・社会現象などを論評する。固定観念では分からない問題を黒木頼景が明確に論ずる。

2018年02月

オリンピックと国籍取得について


教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 支那人の卑史 朝鮮人の痴史
黒木 頼景
成甲書房

好評発売中 !


手段としての「国籍取得」

Aileen Frisch 1Kirill Minov & Rebeka Kim







(左: 「南鮮人」となったドイツ系選手のアイリーン・フリッシュ  / 右: ロシア系のキリル・ミノフとレベッカ・キム )

  ここ最近、テレビの話題は平昌五輪に注がれており、ニュース番組やワイドショーはオリンピック関連の報道ばかりだ。筆者は他人のスポーツ行為にはあまり興味が無いので、滅多にオリンピック競技を観ることはない。例外は総合格闘技の番組だけ。(居酒屋で血塗れの喧嘩なんて、そうあるもんじゃ無いからさぁ。) だいたい、知らない人がプレーするプロ野球より、知っている子供が活躍する草野球の方が興奮するし、テニスやサッカー、スキーといった種目なら自分でやった方が楽しいじゃないか。以前、筆者が喫茶店に入ってカウンターでコーヒーを飲んでいた時のことだ。隣に坐っていた二人のオバちゃんが店のマスターと雑談をしており、マラソン選手の話で盛り上がっていた。一人の中年オバちゃんが、「マラソン選手って、爽やかよねぇ。いい顔しているわ!」と褒め称えると、相方のオバちゃんも「そうよねぇ~。私もテレビで駅伝をずぅ~と観ちゃったわぁ。あんなに走れるなんて、やっぱり凄いわねぇ~」とはしゃいでいたのである。筆者は側で聞きながら、「ならさぁ、自分でその辺を走ればいいじゃん。温かい店内でケーキ・セットを頬張っているより、汗をかいた方がよっぽど健康にいいのに・・・」と心の中で呟いてしまった。まぁ、二段腹の中年女性には、長距離走行は難しいのかも知れない。

  ワイドショーを観ている一般国民は、誰がメダルを取ったのとか、どの選手がアクシデントに見舞われたのか、などで大騒ぎしているが、筆者が気になったのは、南鮮のオリンピック参加者に「外国系」選手が混ざっていたことである。報道によれば、今回の冬季五輪に出場した「韓国人」選手150人のうち、10%に当たる15名が歐米からの特別帰化選手であったという。(「韓国の切り札、特別帰化選手に賛否、15人出場『帰化で成果ばかり考えるな』の指摘も」 2018年2月11日附「産経新聞」) 種目別で見てみると、アイスホッケーが10人、バイアスロンで3人、リュージュとフィギュア・スケートでそれぞれ1人づつとなっている。出身国ではカナダから8名、アメリカだと3名、ロシアからは3名、ドイツの1名となっているそうだ。

  建前上、オリンピック選手は自国(祖国)を代表して参加しているはずだが、実際には、自分の利益だけを考えて出場している選手が結構多い。各国とも定員枠があるので、その制限から外された選手は他の手段を考えるという訳だ。そこに野心を抱える国が“取引”を囁く。「ウチの代表になってもらえれば、晴れ舞台に出ることができますよ」と提案されれば、夢を捨てきれない選手は、「じゃあ、御言葉に甘えて・・・」と答えてしまう。外国への「移籍」となれば、多少なりとも気が引けるけが、背に腹は替えられない。どの「枠」でもいいから、オリンピックにさえ出れば売名のチャンスが望めるし、ひょんな事からメダリストになれば、引退後の生活が違ってくる。選手の立場からすると、自分の国籍にこだわって“観戦者”になるよりも、外国に帰化して“挑戦者”になった方がいい。オリンピックに向けて全人生を賭けた選手は死に物狂いだ。

  一方、「外人傭兵部隊」を勧誘する南朝鮮は、何でもいいからメダル数を増やしたい。悲願のノーベル賞は当分のあいだ無理なので、せめてオリンピック大会で脚光を浴びたいと考えている。しかし、なり振り構わぬメダル獲得への執念は、朝鮮人が“見栄っ張り”という理由だけでは説明がつかない。幸せな歴史を持つ日本人には分かりづらいが、朝鮮人には精神を安定させる国家的な“名誉”が必要なのだ。朝鮮史を眺めれば気付くと思うけど、彼らの過去には民族の魂を鼓舞するような栄光が存在せず、「ある」のは他国に踏みにじられた辛い思い出と、惨めな貧乏生活、繁栄の兆しも見えない暗い未来、宗主国への恐怖心とか、言葉にするだけでも憂鬱になる。まさしく、朝鮮人は不幸の見本だ。人類に苦難を教える為に神様が作った民族なのか、と思えてくる。支那人と闘えば百戦連敗。モンゴル人に刃向かえば皆殺し。ロシア人に寄り添えば隷属状態。ただし、日本人に統治された時だけが、朝鮮史で唯一の黄金期であった。小便で顔を洗い、糞で作った薬を飲んでいた朝鮮人が、「格下の東夷」に支配されたら、「まともな人間」に昇格したんだから。しかも、「一等国の公民」にまで出世できたとは ! 日本の乞食より汚かった朝鮮人が、近代文明に浴したんだから、キリストの奇蹟より凄い。イエズスの奇蹟といっても、水をワインに変えた程度。「神の子」と称するナザレの大工だって、朝鮮人の掘っ立て小屋を見たら、人間用の住宅とは思えないから、口笛を吹いて通り過ぎてしまうだろう。

Timofei Lapshin 1Alexander_Gamelin &Yura_MinKorean Ice Hockey 2








(左: ティモフェイ・ラプシン  / 中央: アレクサンダー・ガメリン/ 右: 南鮮のアイス・ホッケー・チーム )

  平昌オリンピックで少しでもメダル数を伸ばそうと考えた南鮮人は、ロシア人や西歐人、ならびに朝鮮系の外国人に“南鮮国籍”を与えて強化チームを結成したが、国内外から疑問の声が上がってしまった。歐米諸国は白人が代表選手になったのを嘲笑っていたし、南鮮人にも「おかしい」と感じる国民が出てきたのである。確かに、スラヴ人やゲルマン人の「韓国人選手」なんて滑稽だ。例えば、ロシアからはティモフェイ・ラプシン(Timofey Lapshin)やアレクサンドル・スタロドベッツ(Alksandr Starodubets)、キリル・ミノフ(Kirill Minov)、アナ・フロリーナ(Anna Frolina)といった助っ人がいるし、ホッケー選手のマット・ダルトン(Matt Dalton)やエリック・リーガン(Eric Regan)、マイケル・スウィフト(Michael Swift)、ブライアン・ヤング(Brian Young)はカナダ出身者で、アイス・ダンス選手のアレクサンダー・ガメリン(Alexander Gamelin)はアメリカ人、アイリーン・フリーシュ(Aileen Frisch)はドイツ人ときている。

Ekaterina AvvakumovaKorean Ice Hockey 1







(左: エカテリーナ・アウクノアヴァ  / 右: マット・ダルトンとエリック・リーガン )

Caroline Nancy Park 1(左  / キャロライン・ナンシー・パク )
  テレビ画面に映る朝鮮人らしからぬ選手を見て、大半の朝鮮人はどう思うのか? 南鮮の大人は「複雑な事情」を知っているから「仕方ない」と諦めるが、この「事情」を知らない鮮人の子供は、「ねぇ、どうして白人が太極旗を掲げて参加しているの?」と親に尋ねるだろう。南鮮人の小学生にしたら、アメリカ兵みたいな顔附きの白人が「同胞」だなんて思えないじゃないか。せめて朝鮮人とヨーロッパ人の混血児とか、外国で生まれた朝鮮人でなきゃ。例えば、2013年にカナダ籍から南鮮へ帰化し、アイス・ホッケーチームに加わったキャロライン・ナンシー・パク(Caroline Nancy Park)のような朝鮮系カナダ人ならいいだろう。たとえ、朝鮮語が拙くとも、血統的に朝鮮人ならば、南鮮人だって違和感がないはずだ。

  南鮮の“オリンピック傭兵”となった白人選手は、「特別帰化」で「南鮮人」になったそうだ。しかし、生まれ故郷の国籍を捨てたわけじゃないだろう。たぶん、彼らは“役目”を終えた後に“帰国”する二重国籍者であるはずだ。まさか、一生涯、祖国と袂を分かって南鮮に住むわけじゃないだろう。金銀銅のメダルを取れば、“ある程度”この“仮住まい”に留まるだろうが、“ほとぼり”が冷めれば「我が家」へ帰るんじゃないか。朝鮮語を書けないどころか、話すことさえ出来ないアメリカ人やドイツ人が、いつまでも南鮮に滞在するとは思えない。適当に稼いだから「さらば、コリア !」と吐き捨てて、用無しの国家を後にすることだろう。

  日本でもスポーツの国際大会は世間の注目を引く。ただし、見ていて嫌なのは参加選手が為替のように国籍を変える事だ。観光旅行客が米ドルを日本円やユーロに替える事なら問題はないが、試合に出るためにスポーツ選手が国籍を“手軽”に変えることになれば承服できない。例えば、日本に帰化するということは、日系日本人と“対等”になることだが、同時に等しく“義務”を果たす「公民」になることも意味する。現在の日本人は「権利」意識ばかり強くて、国民としての義務感が薄くなっており、「日本国民とは何か」という意識が低い。とりわけ、「国防の義務」を「苦役」と考え、軍事や安全保障は自衛隊や政府に丸投げだ。普段は「軍国主義反対 !」を唱える“リベラル”派でも、外国滞在中にゲリラやテロリストの捕虜となれば、「自衛隊や日本政府は何をしているんだ ! 早く救出しろ !」と怒り出す。左翼教育で洗脳された連中は、自分に同胞を守る「義務」があるとは考えないし、国家に忠誠を誓う「公民」という概念さえ無い。左翼教師にとって「日本国」とは打倒すべき「悪」であり、自分達を弾圧する「暴力装置」であるから、そもそも「国を守る」という発想が無いのだ。

  オリンピックのために帰化した外人選手たちは、北鮮軍の南進が始まったら、「同胞」を守るべく武装して戦うのか? おそらく、彼らは貴重な“祖国のパスポート”を金庫から取り出して、一目散に退避するだろう。助っ人ガイジンにとり、南鮮の旅券なんて紙屑以下だ。国家を構成する「公民(citizen)」とは、基本的に祖国を命懸けで守る「戦闘員」であるから、帰化の際に行う忠誠の誓いは神聖な儀式でなければならない。だから、日本のようにツタヤ・カードを取得するくらいの簡単な手続き、という国籍付与は異常である。「税金を払ったんだから、日本国籍をよこせ!」と言い張る朝鮮人などは、その尻を蹴飛ばして玄界灘に放り込むべきだ。

忠誠の意味と邦人保護の義務

  昔の日本人は国籍取得に関して真剣だった。第一次世界大戦末期の米国に住んでいた佐々木指月が述べていたけど、忠誠の誓いは“覚悟”を要する決断であったという。ニューヨークに滞在して10年以上にもなる佐々木氏は、役所からの呼び出しを受けて帰化申請の有無を問われたそうだ。兵隊不足に悩んだ合衆国政府は、長期滞在の外国人をも活用しようと図ったらしく、星条旗に敬意を払う佐々木氏は、米国籍でも取得しようかと思ったそうである。ところが、いざ出向いてみると、帰化の条件に戸惑ってしまった。なぜなら、アメリカ人の担当者から「あなたは合衆国のために戦うのか?」と質問されたからである。なるほど、有事の際に銃を取って国家を護るのは「国民の義務」であるから当然だ。

  ところが、佐々木氏は重大な点に気がついた。もし、米国が日本と干戈を交える事になったら、「アメリカ国民」となった自分は、親しみのある日本兵を「敵」と見なし、勇敢に戦わねばならない。たとえ、親戚や友人でも、日本兵であれば容赦無く撃ち殺さねばならず、躊躇って見逃せばアメリカ人の仲間に背く「裏切者」となってしまうだろう。「祖国の同胞に銃を向けるなんて、そんなのは嫌だ。私には出来ない !」と佐々木氏は考えたそうで、アメリカ国籍の取得を断念したという。日本人は生まれた時から「日本国民」であるので、これといって特別に意識しないが、国家に所属するというのは簡単なことではない。納税とか福祉を受ける時にはアメリカ国民であることは有利である。しかし、国防の義務が浮上した時には、「国民」という身分は深刻になる。「平和教育」を受けた日本人だと、「外国の軍隊が攻めてきたら逃げます」と答えるらしいが、一体どこに逃避するというのか? 戦術核による攻撃が無くても、通常兵器による空爆で厖大な被害を受けるから、大抵の民間人は“あの世行き”である。大学の教養課程で、「国際関係論」とか「憲法学概論」という下らない講義を聴いている学生が大勢いるけど、彼らは真面目に国防を考えたことがあるのだろうか? (まぁ、「楽に単位が取れるから」という理由で受講しているだろうけどさ。)

  愚痴になるから言いたくないけど、日本人は安全確保に無頓着だ。一般の日本国民は呑気に外国旅行を楽しんでいるが、危険な目に遭ったらどうするつもりなんだろう? 世界各地ではテロが頻発しているし、比較的安全であるはずの西歐諸国だって、昔の様に“安心”とは言い切れない。地下鉄に乗っていたら時限爆弾が設置されていた、なんてことも有り得るので不安である。以前、アルバニアで暴動が起きたけど、その時、アメリカ人の滞在者は米軍により保護された。もし、日本人観光客が反乱軍とかテロリストに襲撃・拘束されたら、日本政府が自衛隊を派遣して「国民」を助けてくれるのか? 身代金目的の拘束なら、日本政府は多額の税金を極秘裏に払ってくれるけど、兇暴なテロリストが相手になると厄介である。なぜなら、見せしめに「公開処刑」という場合があるからだ。

  有事の際、アメリカ国民なら合衆国海兵隊のヘリを期待できるが、惨めな日本国民だと、情けない総理の記者会見しか想像できない。恐ろしいけど、閣議を開いて小田原評定、なんてことも有り得る。無能な政治家が雁首揃えて井戸端会議に明け暮れ、「自衛隊の特殊部隊を派遣して、もしバレたら、朝日やNHKに叩かれるだろうなぁ」と心配している隙に、日本人捕虜が次々と斬首刑にされかねない。こうなれば、二重の意味で悲劇だ。遺族からは恨まれるし、マスコミはここぞとばかりに、政府に責任をなすりつけるだろう。さらに、国際社会では笑い物。(明治の元勲や帝國陸海軍の将兵が聞いたら怒るだろうなぁ。)

  もうひとつ、邦人救出で気掛かりなのは、旅行者としての在日南鮮人が拘束されるケースである。彼らを救出するのは日本政府なのか、それとも彼らが属する「韓国」の政府なのか? 韓国の南鮮人は在日鮮人を「棄民扱い」にしているから、軍隊を使って助ける気はないだろう。かといって、日本政府が救出するのも筋違いだ。いずれにしても、捕まった在日南鮮人は誰に助けを求めるのか、とても気になる。もっとも、在日北鮮人は諦めるしかない。金王朝に人命重視を求めてもムダである。1ドルでも惜しみ、余計な出費を厭がるだろう。北京政府も同じだ。したがって、活動資金を稼ぐ外国のテロストにとり、朝鮮・支那の人質は厄介者に過ぎない。もう一つ疑問なのは、帰化したばかりの支那系・朝鮮系国民が拘束された場合である。日本政府は彼らを解放して貰うために、数十億円の身代金を払うけど、一般の日系国民は納得できるのか? 福祉目当てで国籍取得を達成した支那人や朝鮮人でも、一旦国籍を取得してしまえば、日系人と同じ「日本国民」であるから、日本国政府には“邦人”救出のの義務が生じる。 

  でも、人質となったアジア系国民の顔や名前を報道番組で目にした日系人は、どんな気持ちになるのか? 「同胞」でもないアジア系帰化人のために、莫大な税金を捨てるなんて言語道断。それに、彼らを助けるために派遣される自衛官とその家族は、本当に「命を懸ける価値がある」と思っているのだろうか? ニヒルな自衛官だと、「これも仕事のうちだから」と自虐的になるだろう。とりわけ気になるのが、救出作戦で殉職した自衛官の妻や子供、両親兄弟友人が、どう思うかである。我々は遺族の子供に対して「君のパパは朝鮮人を救うために亡くなったんだ」と言えるのか? 涙を浮かべる日系人の子供には、なぜ朝鮮系帰化人の為に大切な父親を失ったのか解るまい。北鮮に拉致された日本人の少女を奪還するために殉職するならまだしも、朝鮮人の血統に属する帰化人を助けるなんて馬鹿げている。愛国人に満ちた自衛官の命を犠牲にしてまで、アジア系帰化人の命を助ける価値があるのか? 先祖代々から続く日本人の血統が減って、偽装結婚や利益優先で帰化したアジア人が増えるのは耐えがたい。「在日鮮人が参政権を欲しがっているんだから、彼らに国籍を与えればいいじゃん」と思っている脳天気な日本人は、非日常的な事態をよくよく考えるべきである。
 



人気ブログランキング

少女を狙うスケベ医師 / 変態が蠢くアメリカ (前編)

教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 支那人の卑史 朝鮮人の痴史
黒木 頼景
成甲書房


好評発売中 !

淫乱だった整骨医

Larry Nassar 1Larry Nassar victim Alexis Moore








(左: ラリー・ナサール  /  右: 被害者の一人アレクシー・ムーア)

  プロフェッショナルやアマチュアを問わず、スポーツ選に手には若年層が多く、体操選手となれば10代の少年少女が大半を占めている。特に、オリンピック大会に出場するようなトップ・アスリートになれば、18、19歳の少女など珍しくはなく、20歳代の選手でもメダリストになる可能性は大きい。大抵の選手が小学生の頃から始めているから、中学生や高校生ともなれば、一流のコーチや優秀な医者があてがわれており、体の不調や怪我の具合などを相談するのも普通だ。適度な運動は体に良いが、世界一を目指す競技となれば有害である。思春期の女性選手といえども、苛酷な練習による肉体の消耗が激しいので、“人には言えない”部分の痛みもあるはず。そこで、恥ずかしいけど専属医に診てもらうことだってあるだろう。

Larry Nassar 4(左  /  若い頃のラリー・ナサール)
  しかし、最近、専門家の立場を悪用した不届きな医者がアメリカにいたのだ。摘発されたのは、ミシガン州立大学で体操選手の体調を管理するラリー・ナサール(Larry Nasser)という整骨医である。この54歳になるスケベ医師は、世界大会を目指す少女たちを餌食にしていたのだ。彼は練習で体のあちこちに痛みを覚える女性選手を診察するはずだったが、その主目的は治療ではなく、自分の性慾を満たすことにあった。彼は自分の部屋にやって来るカモに“卑猥な診察”を行い、これといった罪悪感も無いまま、それを長年に亙り続けていたのだ。信じられないけど、一人じゃなく大勢の少女が犠牲になっていた。

  例えば、ナサールを告発した被害者の一人、カイル・スティーヴンズ(Kyle Stephens)は6歳から12歳まで彼の「性的診察」を堪え忍んでいたそうで、ナサールは自宅にやって来たカイルの股間を揉み出すと、そっと自分の指を彼女の性器の中に挿入したそうだ。(David Eggert, "Little girls don't stay litrtle forever. Sexual abuse victim confronts Larry Nassar in cout", Time Magazine, January 16, 2018) ナサールは否定したそうだが、彼女の両親は信じたという。そりゃそうだ。日本人の親だって絶対信じる。いくら小学生の子供とはいえ、先生の指が股間に入れば拒絶したくなるじゃないか。愛娘にこんな真似をされた父親なら、ナサールを捕まえ、その指の一本一本をへし折るだけでは済まない。奴の口の中にガラスの破片を詰め込んでガムテープで塞ぎ、アッパーカットで顎を砕いたり、左右のフックで頬を殴って口の中を血だらけにするだろう。海兵隊の父親だと、たぶん、ボーナスとして睾丸潰しを加えるんじゃないか。戦場でゲリラ兵と戦う軍人は、殺人なんか平気だから、半殺しなんて朝飯前だ。

Kyle Stephens 1Larry Nassar's victim Aly Raisman








(左: カイル・スティーヴンズ  / 右: ナサール被害者の一人アリー・レイズマン )

Jessica Thomashaw 1(左  / ジェシカ・トマショウ )
  別の被害者、ジェシカ・トマショウ(Jessica Thomashaw)も幼い時の悪夢を語っていた。17歳になる彼女は、9歳から12歳の頃まで性的虐待を受けていたそうで、ナサールは無防備な彼女の体を揉む振りをして、“恥ずかしい部分”に触っていたそうだ。こうした恥辱により、ジェシカは“普通”の子供時代を過ごせず、大切な時期を永遠に失ってしまった、と歎いていた。性的な事を何も知らない少女が、大人の男性から「異常」な行為を受ければ怯えてしまうし、変態行為でも“治療”行為と言われれば、泣きながらでも「そうなのかなぁ」と勘違いし、親に伝えない場合だってある。信頼している「先生」がすることだから、ちょっとくらい未知の「診察」でも少女たちは我慢してしまうのだ。無知な子供を言いくるめるゲス野郎は、本当に汚く、市中引き回しの上、獄門さらし首にしても飽き足らない。

  痛ましいことに、被害者となった子供の中には、自らの命を絶った少女もいたそうだ。ドナ・マーカム(Donna Markham)という母親は、娘のチェルシー(Chelsey)がナサールの性的虐待を受け、2009年に自殺したことを告げていた。この外道に猥褻な行為をされたチェルシーは精神的ダメージに苦しみ、やがて麻薬に手を出すようになったらしい。体操の練習に励んでいた少女が、ある日突然「麻薬中毒患者」になるなんて、常識的に考えれば“普通”じゃないだろう。たぶん、恥ずかしい事をされたチェルシーは、一連の“密室行為”を親に相談できず、一人で悩んでいたに違いない。娘の活躍を撮した記念写真が、葬式での慰霊写真になるなんて、子供に先立たれた母親は、これからどうやって生きて行ったらいいのか。

Donna Markham 1Rosemarie Aquilina 1







(左: ドナ・マーカム  /  右: ローズマリー・アクィリナ判事)

  この卑劣な医師によって食い物にされた犠牲者は、何と150名にも上るそうで、ローズマリー・アクィリナ(Rosemarie Aquilina)判事は、法廷に立つナサールに懲役175年の判決を言い渡したそうだ。しかし、この破廉恥漢は別件でも有罪になっていた。彼は幼児ポルノ、つまり淫乱な幼児の写真を所持していたことで、既に60年の懲役刑を受けていたのである。もう言葉が出ない。こんな奴はいっそのこと去勢にしてしまえ ! 日本の人権屋は犯罪者の「権利」ばかりを主張し、「死刑や宮刑は残酷だ !」とわめき立てるが、もし自分の娘が強姦されたり殺害されても同じ事を言えるのか ? 彼らは“他人の子供”が被害者の時は、天使のように犯人を庇うが、“自分の子供”が犠牲者になると魔王の如く怒る。人権屋にとって“大切”なのは生きている下手人の「権利(未来)」であって、死んだ被害者の「権利」ではない。「死人に口なし」で、墓場に入った者は何も訴えないし、埋葬された骸骨の“将来”など無意味だ。「人でなし」が板に附いている左翼弁護士の関心は、国家権力によって裁かれる罪人を守ることにある。必殺仕置人の方がよっぽど人情味があるんじゃないか。

Randall Margraves 3Randall Margraves daughters







(左: ランダル・マーグレイヴ  /  左: 被害を受けた彼の娘たち)

  快適な刑務所暮らしを宣告された悪徳医師、ラリー・ナサールに憤りを感じる親は多い。三人の娘を食い物にされた父親、ランダル・マーグレイヴス(Randall Margraves)は堪えきれぬ怒りを爆発させていた。("Larry Nassar victims' dad tried to attack disgraced doctor in court", CBS News , February 2, 2018) 娘を凌辱されたマーグレイヴス氏は、法廷にナサールが現れると、自分の頭を左右に振り、「このクソ野郎 !(son of a bitch !)」と叫ぶや、ナサール目がけて飛びかかった。彼は法廷にいた警護官に直ぐさま取り押さえられてしまったが、この顛末をテレビで観たアメリカ国民の心は複雑だった。怒りに震える父親を羽交い締めにする警官だって、その気持ちは痛いほど分かるからだ。だから、警官たちの拘束は乱暴なものではなかった。

捜査が遅れた本当の理由は?

Randall Margraves 1Randall Margraves 2







(写真  /  ナサールに襲いかかるランダル・マーグレイヴ)

  温厚な日本人の親だって、このような場面に出くわせば、きっと同じ事をするだろう。日本では法律的に個人の復讐が禁じられているけど、有罪が確定した被告人なら、被害者本人あるいは、犠牲者の遺族に「復讐権」を許してもいいんじゃないか。娘を強姦された父とか、妹を殺害された兄が、獄中の犯人を暴行したって怒る庶民は居るまい。腕力の無い父親には、野球バットや指に嵌めるナックルを貸してあげてもいいだろう。暴論かも知れないが、少なくとも殺人事件の遺族には、仇討ちの選択肢を与えるべきだ。政府に雇われた刑務官は被害者の代理として犯罪者を絞首刑にするが、日本的感覚からすれば、無関係の第三者が執行者になるのはおかしい。遺族の代表者が恨みを晴らす方が正論だ。もちろん、執行者になるのを遺族が厭がれば刑務官が代行するけど、娘の仇を討ちたい父親に犯人を渡してもいいんじゃないか。涙を浮かべる父親に気が済むまで殴らせたり、娘が味わった同じ恐怖を味あわせてから刺し殺してもいい、とかさぁ。強姦犯なら、被害者かその家族が犯人の睾丸を切り落としたり、目玉をくり抜いて放置するとか、様々な仕置きが想像できる。

  学者や判事、議員は血の復讐を「野蛮だ!」と言い張るが、庶民の感情からすれば「当然の報い」である。左翼学者は何かと言えば、犯罪者の「人権」とやらが大切にされる北歐諸国を引き合いに出すが、「日本は日本」で、「外国は異国」であるから、ヨーロッパのインテリが何を言おうが我々は日本の流儀に従う方が良い。国民の大半が軽い処罰や甘い法律に疑問を抱いているのは、西歐仕込みの奇妙な刑罰思想に「違和感」を持っているからだろう。どうして殺人犯がたった20年以下の懲役刑なのか、常識で暮らす庶民には理解できない。裁判官や弁護士は「一人くらい殺した程度で死刑なんて無理 !」と吐き捨てる。それなら、国会議員が法律を変えて、犯罪者を厳しく罰する法案を通すしかない。これに反対するのが地上波テレビと大手の新聞社である。彼らは日本人にとって大切な案件になると、大反対のキャンペーンを張って潰そうとするから有害だ。日本の一般国民は「なぜ日本人は日本の常識で判断できないのか」を考えるべきである。

Larry Nassar's victim Emma Ann MillerLarry Nassar's victim Brianne Randall-Gay






(写真  /  ラリー・ナサールの被害者)

  今回、異例の懲役刑を受けたラリー・ナサールがアラブ系アメリカ人であることを、どのメディアも伝えなかったのは実に奇妙である。もし、我々が法廷に立つ支那系や朝鮮系のアメリカ人医師を観れば、その生まれ育ちや家族背景を知りたいと思うだろう。報道によれば、ラリーの妻たるステファニー(Stefanie)夫人は事件発覚後、離婚することを決心し、三人の子供を引き取るため、裁判所に訴え出たそうだ。ラリー・ナサールの個人的プロフィールは詳(つまび)らかにされておらず、どんな切っ掛けで猥褻行為を始めたのか、未だに明らかではない。被害者の大半も匿名で、どんな女性なのかも判らず、記者会見に臨んだレイチェル・デンホランダー(Rachel Denhollander)が顔を晒しているくらいだ。(その後、裁判で続々と被害者が名乗り出てきた。)

Larry & Stefanie NassarLarry Nassar's victim Rachel Denhollander







(左: ラリーとステファニー・ナサール  / 右: レイチェル・デンホランダー )

  一般のアメリカ国民が最も知りたい点は、なぜナサールが長期間に亙って猥褻行為を続けられたか、である。1990年代から彼に対する苦情が出ていたというが、所属組織は真剣に受け止めておらず、調査や処分は無かった。しかし、2004年にも10代の体操選手から苦情が上がったそうで、多少は波風が立ったが、これもうやむやにされてしまったという。被害者の少女は地元の警察に訴えたのに、本格的な捜査は無く、大学側の調査も甘くて、少女の親が丸め込まれてしまい、その被害届を取り下げたそうだ。本当に呆れてしまうが、2016年に至るまで警察の取り調べが進まず、大学側は20年間もナサールの「悪行」を見逃していたのである。訴えを無視できない2016年になって、ようやくFBIが捜査に入り、忌まわしい事件が明るみに出たそうだ。

  それにしても、セクハラとかキャンパス・レイプに敏感な大学側が、なぜナサールの破廉恥行為を見逃したのか不思議である。保守派のアメリカ人なら、「ナサールが非白人、すなわちマイノリティーのアラブ系だから、体操部や大学の理事が及び腰だったのでは ?」と勘ぐるだろう。なぜなら、もし西歐系白人の医師なら、もっと早く調査が行われていた可能性が高いからだ。日本人ではちょっと想像がつかないけど、マイノリティーへの偏見を自制する西歐人は、容疑者が有色人種だと手加減する傾向がある。以前、英国で白人少女を手込めにしたパキスタン人の犯罪集団が検挙されたが、地元の評議会議員はその「悪行」を前から知っていたそうだ。しかし、ゴロツキどもが有色人種の移民や帰化人であったので、警察や市議会の対応が先延ばしにされ、本格的な捜査が遅れてしまったのである。ラリー・ナサールの一件がどうなのか定かではないが、20年間も放置されていたのは異常としか言いようがない。もう、マスコミの関心も薄れてしまったので、事件の詳細な報道は期待できないだろう。新たなスキャンダルが噴出しない限り、忘却の彼方に埋もれてしまうのがオチだ。

  中編に続く。




人気ブログランキング
記事検索
最新記事
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: