無敵の太陽

主要マスメディアでは解説されない政治問題・文化・社会現象などを論評する。固定観念では分からない問題を黒木頼景が明確に論ずる。

2018年04月

ワスプ的家庭を築いた大統領夫人 / 古風なファースト・レディー

教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 支那人の卑史 朝鮮人の痴史
黒木 頼景
成甲書房


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東部エスタブリッシュメントのお嬢様

Barbara Bush 5Bush family 2









(左: バーバラ・ブッシュ   /   右: ジョージ・ブッシュ一家)

  今月の中旬、すなわち4月17日、元ファースト・レディーのバーバラ・ブッシュ(Barbara Pierce Bush)夫人が逝去した。享年92。今年で92歳となる英国のエリザベス女王と同じ世代である。亡きバーバラ夫人は政治一家の中心的人物であった。合衆国大統領ジョージ・ハーバート・ウォーカー・ブッシュ(George Herbert Walker Bush)の妻であり、ジョージ・ウォーカー・ブッシ元大統領の母である。そして、三番目の子供である次男のジェブ(John Ellis Bush)はフロリダ州知事となった。彼女の舅に当たるプレスコット・シェルドン・ブッシュ(Prescott Sheldon Bush)、つまり亭主の父親も政治家で、コネチカット州選出の上院議員を務めていた。

      バーバラ夫人は前ファースト・レディーのナンシー・レーガン夫人やジャクリーヌ・ケネディー夫人とは違い、華麗なドレスで身を包み、派手さとセクシーさを全面に出すような女性ではなかった。化粧は薄く、髪は染めずに白髪のまま。ボトックスを使ってシワ伸ばし、なんて論外。1988年、亭主のジョージが大統領選挙に出馬したとき、当時の日本人はバーバラ夫人を「候補者の母親か?」と見間違うほどであった。アメリカ人がこれを聞けば、「何だと、失礼な !」と言いたいところだが、苦笑しながら「そうだよねぇ」とうなづいてしまうだろう。でも、バーバラ夫人は中西部でよく見かける堅実で賢い母親といった感じで、1991年から1999年にかけて放送されたコメディー・ドラマ『ホーム・インプルーブメント(Home Improvement)』に出演してもおかしくない、近所の気さくなオバちゃんであった。(このTV番組はティム・アレン主演のホーム・ドラマで、筆者が好きなドラマ・シリーズの一つだ。日本で放送されたかどうかは分からないけど、白人中流家庭の日常を面白く描いた作品である。)

Jacqueline Kennedy 2Nancy Reagan 2Barbara Bush 7








(左: ジャクリーヌ・ケネディー  / 中央: ナンシー・レーガン  /  右: バーバラトジョージ・ブッシュ)

  バーバラ夫人がなぜ質素だったのかは、彼女の育った家庭を見ればわかる。上院議員を輩出したブッシュ家に嫁ぐバーバラは、名門のピアース家に生まれた“お嬢様”だった。彼女の家系を遡ると、その祖先はトマス・ピアース(Thomas Pierce)にまで辿り着く。このトマスは1630年代、英国ノーフォーク地方にあるノーリッヂから米国に渡り、マサチューセッツのベイ・コロニー(Bay Colony)へ定住した入植者(settler)である。ちなみに、日本人は左翼知識人に洗脳されているから、「アメリカは移民の国(Nation of Immigrants)」と信じ込んでいるが、移民は合衆国を創った者ではない。政治学者の故・サミュエル・ハンチントン(Samuel P. Huntington)が述べたように、「移民」とはある国(社会)から別の場所へ引っ越す人を指す。一方、「入植者」は新たに国家や共同体を築いた人々と考えれば解りやすい。だから、南イタリアやポーランドからの百姓とか、ガリシア地方のゲットーからやって来たユダヤ人、スロヴェニアとかハンガリーからの持て余し者、エジプトやインドからの異教徒は、アメリカの自治州を築いたイギリス系入植者ではなく、既に建設された新共和国に潜り込んだ貧民に過ぎない。

  だいたい、祖国で厄介者だった下層民に国家建設能力があるのか? 東歐や南歐からの出稼ぎ人、中東アジアのイスラム教国ないし東南アジアからの移民などは、何人集まろうがアメリカのような立派な国家を建設できない。だから、左翼白人やヒスパニック活動家、黒人指導者が述べる「移民が創ったアメリカ」なる学説は妄想である。有色移民はプロテスタントのアングロ・サクソン人が建てた国家に移住できたから、祖国では実現できない“中流階級の生活”を実現できたのだ。つまり、彼らは上等な西歐民族の思考や言語、行動様式を“真似”したからこそ、輝かしい成功を収めることが出来たのである。不法な手段で潜り込んできたたヒスパニック移民は、何かに附けアングロ・アメリカに文句を垂れるが、彼らの祖先がつくったラテン・アメリカ諸国は腐敗と貧困が未だに続き、一向に改善される見込みがない。要するに、アフリカ系とインディオ系の雑種民族には国家運営の才能が無いということだ。

Franklin Pierce 1Benjamin Pierce 2American family 1








(左: フランクリン・ピアース  / 中央: ベンジャミン・ピアース / 右: 古き良き時代のアメリカ人家庭を描いた絵 )

  話が脱線したので、元に戻す。東部エスタブリッシュメントに属するピアース家には優秀な人物が多く、合衆国大統領になったフランクリン・ピアース(Franklin Pierce)も、その一員である。彼の父ベンジャミン・ピアース(Benjamin Pierce)は、独立戦争の時に陸軍中尉で、あの有名なバンカー・ヒルの戦いにも参戦したというから凄い。彼は後に政治家の道を歩み、連邦下院議員を経てニューハンプシャー州知事に就任したという。バーバラ夫人はこの血筋を受け継ぐ由緒正しい子孫。非西歐世界からの食いっぱぐれ移民からすれば何とも羨ましい。彼女の父マーヴィン・ピアース(Marvin Pierce)も高名で、「マッコール(McCall)」という出版社を経営するビジネスマンであった。彼は雑誌『マッコールズ(McCall's)』を刊行し、1929年には有名雑誌の『レッド・ブック(Redbook)』を買収し、姉妹雑誌として傘下に納めた。

Robert Stein 2Redbook 1926Redbook 1928Redbook 2007







(左: ロバート・シュタイン  / 「レッドブック」1926年の表紙 / 「レッドブック」1928年の表紙 /  右: 「レッドブック」2007年の表紙)

  ところが、ピアース社長の雑誌もユダヤ人の毒牙にかかってしまった。1958年にロバート・シュタイン(Robert Stein)というユダヤ人が編集長となって『Redbook』を変えてしまったのだ。それまで、マッコール社は決してユダヤ人を編集部に入れなかったのだが、時代の流れで警戒心を緩めてしまったのだろう。(Kathleen L. Endres anf Therese Lueck, eds., Women's Periodicals in the United States : Consumer Magazines, Greenwood Press, Westport, 1995, p. 302) 以前は上品な記事が主体だったのに、シュタインは「ちょっと知的で高学歴の女性をターゲットにする」という名目で、フェミニズムとリベラリズム路線に舵を取り、あろうことかベティー・フリーダン(Betty Friedan)やグロリア・シュタイネム(Gloria Steinem)といったユダヤ人フェミニストに文章を書かせる始末。

Betty Friedan 1Gloria Steinam 23Rachel Carson 2Margaret Mead 1







(左: ベティー・フリーダン  / グロリア・シュタイネム  / レイチェル・カーソン  / 右: マーガレット・ミード )

  その他の執筆者も左巻きが多く、性革命やウーマンリブ運動で名を馳せた文化人類学者のマーガレット・ミード(Margaret Mead)、環境問題を訴えた生物学者のレイチェル・カーソン(Rachel Carson)、『アラバマ物語(To Kill a Mockingbird)』でピューリッツァー賞を獲得したハーパー・リー(Nell Harper Lee)、左翼に転向したベンジャミン・スポック博士(Dr. Benjamin Spock)、公民権運動の指導者であるマーティン・ルーサー・キング牧師(Rev. Martin Luther King)の名を見れば、如何に変質したかが分かるだろう。サモア人などの南方土人を研究したことで知られるマーガレット・ミードは、インチキ学説を用いて西歐社会を非難した詐欺師だし、ハーパー・リーは南部の白人が持つ黒人への人種差別を糾弾し、偽善的な白人インテリから称讃を受けていた。バーバラの愚息ジョージ・ウォーカー・ブッシュ大統領は、この左翼作家に「大統領自由勲章(Presidential Medal of Freedom)」を授けたんだから、どこが保守派の共和党員なのか、と吐き捨てたくなる。この小説は後に映画化され、名優グレゴリー・ペックが弁護士の「アッティカス・フィンチ」役を演じたから、日本でも多くのファンが観たはずだ。

Harper Lee 33Martin Luther King 2Gregory Peck 6









(左: ハーパー・リー  / マーティン・ルーサー・キング / 右: 『アラバマ物語』で弁護士役を演じたグレゴリー・ペック )

  余談だが、日本の雑誌も編集長が替わると内容が激変することがある。例えば、月刊雑誌の『新潮45』は硬派なクウォリティー・ペーパーで、筆者も学生時代に愛読していたが、編集長が亀井龍夫から中瀬ゆかりに替わったら、女性週刊誌のようになってしまった。以前は、保守派の重鎮である会田雄次先生とか物理学者の志村史夫教授、脚本家の石堂淑朗などが教養人向きの原稿を書いていたのに、少女漫画の担当者みたいな中瀬編集長になると、男女間のトラブルとか三面記事の殺人事件などを目玉記事とするようになったのだ。元々、『新潮45』という雑誌名は、45歳以上の読者をターゲットにして創られた雑誌であったという。個人的なことだけど、この由来を知ったのは筆者が18歳くらいの頃で、「えっ、中高年向きの雑誌なのか!」」と驚いたことがある。今は保守派メディアの没落期で、『正論』や『Hanada』『WiLL』『Voice』は週刊誌並になってしまった。元気な頃の『諸君 !』や廃刊になった『月曜評論』『国民新聞』『ザ・ビックマン』が懐かしい。

Barbara Bush 4(左  / 若い頃のバーバラ・ピアース )
  話を元に戻す。上流階級に属するバーバラ・ピアースは1925年6月8日に生まれ、16歳の時、将来の夫となるジョージ・ハーバート・ウォーカー・ブッシュ(George Herbert Walker Bush)と出逢ったそうである。このジョージ青年は上院議員の嫡男にして、名門校のフィリップス・アカデミー(Phillips Academy)に通うお坊ちゃん。ピアース家のご令嬢は、18歳でブッシュ家の御曹司と婚約するが、第二次大戦が勃発したことでフィアンセのジョージは戦闘機パイロットになる。彼が自分の戦闘機に「バーバラ」の名を記したことは日本でも有名だ。上流階級の若きパイロットは、58回も出撃し、日本軍に撃墜されるも一命を取り留め、無事に終戦を迎える事ができた。こうして、二人は1945年1月に結婚式を挙げることができたという。挙式はバーバラが通うプレスビテリアン教会で行われたそうだ。(ジョージの方はエピスコパリアン教会の信徒だったが、米国ではあまり違いが無いので問題とはならない。息子のジョージは父親の教会を離れて、女房が通う「ユナイテッド・メソディスト教会」に鞍替えた。) 1945年に除隊したジョージは、東部の名門大学イェールに入り、三年生の時「スカル・アンド・ボーンズ(Skull & Bones)」という秘密結社に属した。一方、愛する軍人と結婚するためだったのか、バーバラは名門のスミス・カレッジ(Smith College)をさっさと中退し、ジョージとの夫婦生活を優先したらしい。当時のお嬢様たちは研究者を目指して大学に入った訳じゃないから、素敵な男性が現れれば未練も無く退学することができた。いつまでも大学に残り、教授を目指す女学生は鮮度が落ちた「売れ残り」とか、独身を貫く「行き遅れ(spinster)」と同じ類。ケーキと乙女は良い品から売れて行くものだ。

 Bush 4 Bush & Barabra 2







(左: 軍服姿のジョージ・H・W・ブッシュ  / 右: 若い頃のジョージとバーバラ )

  目出度く惚れた男と結婚できたバーバラは、中流階級のように産児制限などせず、授かった子宝を堕胎せずに産み育てた。面白いことに貴族と乞食はよく似ている。どちらも他人を気にせず、己の欲することを成す。人の噂を気にして躊躇するということがない。両者とも見事なまでの自由人。バーバラは先ず第43代合衆国大統領となる長男ジョージ・ウォーカー(George Walker)を身籠もった。この「ウォーカー」というのは、バーバラの姑、すなわち夫ジョージの母親ドロシー(Dorothy Bush)の旧姓だ。ドロシーの父はジョージ・ハードート・ウォーカー(George Herbert Walker)という名前だから、第41代大統領のパパ・ブッシュは母方の父親が持つ名前を受け継いだわけである。ちなみに、大統領となったブッシュ親子がホワイトハウスを離れて、休暇をメイン州のケネバンクポート(Kennebunkport)で過ごす事が多かったのは、父親(祖父)のジョージがこの地に豪華な静養所(Walker's Point)をもっていたからだ。そして、ドロシー・ウォーカーの弟ジョージ・ジュニア(George Herbert Waler, Jr.)は、有名な球団「ニューヨーク・メッツ(New York Mets)」の共同創設者であった。彼もイェール大学に進み「スカル・アンド・ボーンズ」に属していた。こうして見ると、ブッシュ親子がそれぞれ野球選手になったのも、家風なのかも知れない。

Dorothy & Prescott Bush 1Pauline Robinson Pierce 1Bush George & son & Barbara






(左: プレスコットとドロシー・ブッシュ夫妻  / 中央: ポーリン・ロビンソン・ピアース  /  右: 息子のジョージと一緒に撮影されたブッシュ夫妻 )

  次に生まれたのは、悲劇の長女であった。二番目の子であるポーリン・ロビンソン(Pauline Robinson)は、白血病を患い幼くして息を引き取る。彼女の名前は、バーバラの母ポーリン・ロビンソン・ピアース(Pauline Robinson Pierce)から取った名前である。三番目の子は後にフロリダ州知事となるジョン・エリスで、周囲から「ジェブ」と呼ばれている。学校の成績は長男のジョージより弟ジェブの方が良かったんじゃないか。父や兄と違ってテキサス大学を選んだジェブは、学者のようにかなりの読書家で、第二位の成績(magan cum laude)で卒業し、優等生しか許可されない友好会「フィ・ベータ・カッパ(Phi Beta Kappa)」に入ることができたのだ。一方、兄貴のジョージは「紳士のC」でご卒業。つまり、本来なら「F(赤点)」だが、先生の恩情で「C(ぎりぎり成績)」をもらえたということだ。しかし、アメリカの選挙では学校の成績よりも、軍歴とか愛嬌が評価されるので、ジョージは大統領になれた。

  四番目の子はニール・マロン(Neil Mallon)で、後に「シルヴァラード貯蓄組合(Silverado Savings & Loans)」の理事となるが、そこが倒産した時に、怪しい貸付で不祥事を起こしたことがある。裁判で解決したが、黒い噂の絶えない人物だ。ちなみに、バーバラが自分の名を冠した「バーバラ・ブッシュ識字財団(Barbara Bush Foundation for Family Literacy)」を創設したのは、ニールが「難読症(dyslexia)」と呼ばれる発達障碍に苦しんだからである。これは先天的な障碍らしく、文字と音を組み合わせて読むことができなかったり、単語の繋がりが認識できず、何を意味しているか分からないという。例えば、「クルマ」という言葉を見たとき、「ク」「ル」「マ」と発音できても、それを“ひとまとまり”の単語と認識できないから、何が何だか解らないのである。五番目の子は、マーヴィン・ピアース(Marvin Pierce)で、成人しても政治には係わらず、保険会社に勤めていた。末っ子のドロシー・ウォーカー(Dorothy Walker)は、ウィリアム・ルブロンドと離婚後、ロバート・コッチと再婚したそうだ。コッチはカルフォルニアのワイン業界を宣伝するロビー団体「ワイン・インスティテュート」の代表取締役である。

Jeb Bush 11Neil Bush 3Marvin Bush 1Dorothy Bush 2







(左: ジェブ・ブッシュ  / ニール・ブッシュ  / マーヴィン・ブッシュ /  右: ドロシー・ブッシュ)

 <ブッシュ家の家系図>

サミュエル・P・ブッシュ(父)---フローラ・シェルドン(母)/  ジョージ・H・ウォーカー(父)----ルクレチア(母)
                 ↓                                                                                              ↓                 

  プレスコット・シェルドン・ブッシュ(父)------------------------------- ドロシー・ウォーカー・ブッシュ(母)
                                                                  ↓
                                                                     ↓                      
                                                                    ↓         マーヴィン・ピアース(父)------ポーリン・ロビンソン(母)
                         ↓                        ↓   
                                                                   ↓                                                              ↓                       
                          ↓                                                              ↓
          ジョージ・ハーバート・ブッシュ(父)---------------------バーバラ・ピアース(母)
                                                                                                      ↓
         -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
   ↓                                          ↓          ↓             ↓       ↓                           ↓  
ジョージ・ウォーカー  ポーリン・ロビンソン   ジェブ    ニール   マーヴィン   ドロシー


息子の自慢話を素通りする母親

  ワスプの上流階級に育ったバーバラは、お嬢様らしく保守的な考えを持ち、夫人に仕える献身的な妻であるが、たまに率直すぎる発言で世間の注目を浴びることがあった。例えば、1984年、ロナルド・レーガン大統領のもとで副大統領を務めていた夫が、再選のキャンペーンを行っていた時、対立候補の副大統領候補ジェラルディン・フェラーロ(Geraldine Ferraro)について訊かれたことがある。バーバラは自分達の裕福さを隠さず、私たちがリッチ(rich)ならフェラーロはウッチ(witch /魔女)ね、と韻を踏んで暗に悪口を仄めかし、後に謝罪することになった。(当時、民衆党の大統領候補になっていたのは、後に駐日米国大使となるウォルター・モンデール。彼はレーガンの地滑り的勝利を喰らって完敗した。) また、ファースト・レディーとなったヒラリー・クリントンに対するコメントを求められた時、バーバラは記者たちの扱いについてアドヴァイスを与えたという。彼女は「そうね。彼らを疫病(plague)と思って避けなさい。そして、もし彼らがあなたの言ったことを引用するなら、それは彼らがあなたの言ったことに耳を傾けたのだ、とみなしなさい」と述べた。("Barbara Bush : In her own words, frompolitical prognostication to rhymes with rich", USA Today, April 17, 2018) それにしても、ホワイトハウスにやって来るジャーナリストを伝染病や害虫の類いに譬えるなんて、ちょっと正直すぎるというか、言い得て妙である。だから、「ひどいなぁ」と思うけど、つい笑ってしまう。 

Geraldine Ferraro 1Walter Mondale 1Ronald Reagan 3








(左: ジェラルディーン・フェラーロ /  中央: ウォルター・モンデール / 右: ロナルド・レーガン )

  上流階級の婦人は庶民とは違った感覚を持っているようだ。バーバラの亭主ジョージ・ハーバートを産んだドロシー・ブッシュ(Dorothy Bush)夫人もまさしくワスプ(WASP)のレディーらしかった。ワスプの研究でブッシュ家に言及したリチャード・ブルックハイザー(Richard Brookhiser)がある面白いエピソードを紹介している。イギリス系の上層中流階級および上流階級では、自分の事をあれこれ言いふらしたり、己の業績をひけらかすことを“はしたない”と考える。自分自身の事よりも、周りの者とか友人、あるいは下々の者に対する配慮を重視するらしい。ブッシュ家では自己抑制を躾の項目にしていた。例えばもし、野球をしている息子のジョージが急いで帰宅し、「母上。僕、今日の試合でホームランを打ったんだ !」と自慢げに話したら、母親のドロシーは落ち着いた様子で優しく「チームのみんなはどうだったの?」と尋ねたそうだ。つまり、自分が素晴らしい活躍したことより、他のチームメイトがどのようなプレーをしたのか、仲間に対して何をしたのか、の方が重要なのである。

 Bush 1Prescott & George Bush 1Dorothy & George Bush 2







(左: イェール大学でに野球選手だったジョージ・ブッシュ  /中央:  父のプレスコット・ブッシュと息子のジョージ /  右: 母のドロシーと息子のジョージ)

  この逸話を聞いたリチャードは、ユダヤ人の妻とその友人でイタリア系のアメリカ人に話したそうだ。すると、二人とも腰を抜かして驚いたという。(Richard Brookhiser, The Way of the WASP : How It Made America, and How It Can Save It, So to Speak, The Free Press, New York, 1991, p.3) イタリア人やユダヤ人の小倅(こせがれ)なら、「かあちゃん、ただいま!! ねぇ、聞いてよ。オレ、今日の試合でホームランかっ飛ばしたんだぜ !! すごいだろう!!」と自慢するに違いない。これを聞いた母親だって、「そうかい !!! すごいねぇ!! さすが私の子だよ ! そうだ、夕飯はご馳走にしてあげるね !」と言うのが一般的だろう。親子揃ってニコニコ顔というのが当り前。冷静沈着に「チームの状況はどうだったの?」と質問するなんてあり得ない。悲しいけど、優越民族のイギリス人と劣等民族のユダヤ人とか南欧人は、生きている次元が違うのだ。そう言えば、我が国の武士も自分の自慢話を良しとせず、己の功績に関しては寡黙に徹し、他者への心遣いを重んじていた。立派な民族には共通する美徳があるようだ。

  バーバラ・ブッシ夫人は古き良き時代のアメリカを代表する良妻賢母であったが、息子の教育には失敗したようだ。長男のジョージは飲んだくれの出来損ないで、愛想がいいだけのボンボン。アル中から立ち直るも、オヤジの七光りで球団(テキサス・レンジャーズ)のオーナーに就任し、ついでにテキサス州の知事にまでなれた。大統領選挙の時も、危ない投票結果と怪しい再検証(リカウント)で危機を乗り切ったが、それも父親の親友である元国務長官のジェイムズ・ベイカー三世、ならびに共和党にいる重鎮たちのお陰である。9/11テロではその首謀者組織に加わっていたとの疑惑を持たれ、サダム・フセインを倒したイラク戦争は大失敗。ブッシュ大統領のテロ関与は一般的に「陰謀論」と見なされるが、数々の疑問や証拠隠滅により、限りなく黒に近い容疑者である。(これに関しては充分な根拠がある。「陰謀論」と嘲笑う者は、テロ事件の全貌を科学的に考えてみるべきだ。ユダヤ系アメリカ人のクリストファー・ボルンの綿密な調査や、物理学者ジュディー・ウッド博士の研究書は興味深い。ウッド博士の『タワーは何処に行った?(Where Did the Towers Go ?)』が未だに和訳されていないのは不思議だ。下らない左翼の洋書ならドンドン翻訳されているのに。有益な洋書は無視。)

Barbara Bush & son 19 11 terrorism 002









(左: バーバラとジョージの親子  /  右: 攻撃されるワールド・トレード・センター)

  バーバラ夫人は子育ての点で苦労したと言えるが、少なくとも夫婦生活を円満に送り、たくさんの孫にも恵まれたのだから、幸せな人生だったのかも知れない。1941年に17歳だったジョージ・ブッシュは、16歳のバーバラとクリスマス・ダンスを楽しみ、そこで初めてのキスをしたそうだ。ジョージは1942年、母親宛の手紙で最初のキスを報告したという。今の時代では考えられない純情さだが、当時のアメリカ社会は道徳を重視することが当り前だったので、男女の交際も健全なものであった。バーバラ夫人によると、彼女が“知っている”男性は夫のジョージのみで、他の男性とは付き合ったことがないという。彼女は浮気も一切せず、72年も連れ添った亭主を晩年まで愛していたという。(ヒラリー・クリントンなら大粒の涙を流して、「私もこうなりたかった !」と呟くんじゃないか。亭主のビル・クリントンときたら、イタリア人でも驚くほど下半身が「遊び人」なんだから。)

  邪険にされている日本の亭主にとっては、何とも羨ましい夫婦愛である。定年を迎えた旦那は家でゴロゴロしていると、カミさんに疎まれるし、かといって再就職しようとすればロクなものがない。日曜日になると女房は友達と一緒に芝居見物に出掛けてしまい、亭主はひとり自宅でお留守番。外出の支度をする女房に、「母さん、俺の夕飯は?」と尋ねれば、「あっ、冷蔵庫にチャーハンが入っているから、それをレンジで温めてね!」と軽く言われてしまう。さらに、「遅くなるかも知れないから」との声が聞こえ、遠くからでも虚しく響く。仕方なくテレビでゴルフ中継をポツンと観ている亭主は、「お前だけがいつも俺と一緒に居てくれるんだよなぁ」と飼い猫のミーちゃんに語りかける。ご褒美として、パリパリの味附け海苔を与える姿が侘(わび)しい。世間のおカミさんたちは「亭主元気で留守がいい」と言うけれど、隠居の旦那は「女房元気で今日も留守 !」と愚痴るだけ。それでも日本の男は頑張るんだから偉い。おっと、話が長くなりそうだから、ここらでお後が宜しいようで。

  

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「日本が遅れた国」だって? / 朝鮮人は「先進国」の南鮮に帰れ !

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朝鮮人を重用するフジテレビ

  何としても安倍政権を倒したいのか、各テレビ局は元財務次官のセクハラ騒動を意地でも拡大したいようだ。こんな下らない問題に付き合うのは嫌だが、反日放送局のフジテレビが藝人を使って自民党への攻撃を展開しているので、ちょっと不満を述べたい。実際の映像を観ていないので自身を持って言えないけど、フジが昼間に放送している「バイキング」というワイドショー番組で、「アンミカ」という朝鮮人モデルを招いたそうだ。彼女が福田淳一のセクハラ問題をめぐり、「日本は遅れた国」とコメントしたらしい。この発言は天下の朝日新聞が「日刊スポーツ」の記事を紹介していたので、たぶん本当なんだろう。ただ、朝日の記事だから「またもやフェイク・ニュースか?」と思ってしまうが、ヤフー・ニュースでも同様の記事があったので信用してもいい。さすがに藝能記事までは捏造しないだろう。

An Mika 2(左  /  アンミカ)
  最近の藝能事情に疎いので、「日本は遅れた国」と発言したアンミカ(安美佳?)という朝鮮人については、あまりよく分からない。彼女が大阪の生野区で育ったという話は聞いたことがあるが、どういったランクのモデルなのか、そもそも帰化しているのか、南鮮国籍なのかも不明なので困ってしまう。日本のマスコミは朝鮮藝人の素性や経歴を隠すので、我々日系日本人には、その者が在日南鮮人なのか、それとも永住する北鮮人、あるいは帰化鮮人なのかが判らない。ただ、彼女の亭主であるセオドア・ミラー(Theodore Miller)がユダや系アメリカ人であることは明確になっている。というのも、彼は「エンパイアー・エンターテイメント・ジャパン」の社長になる前、ライブドア社を運営していたので、同社のサイトでブログを書いている筆者も知っていたのだ。ちなみに、このユダヤ人経営者は、アメリカで映画監督を務めるベネット・ミラー(Bennett Miller)の弟である。彼が手掛けた映画といえば、『マネー・ボール』や『カポーティ』が有名だ。

  アンミカの発言を受けて、ネット上では彼女に反撥するコメントが湧き上がったそうだが、それも当然だろう。彼女の出身地が南鮮なのか北鮮なのか判らないが、朝鮮社会が日本より“進んでいる”とか、民族的に“上等”とは思えない。「進歩」の基準や出発点を彼女が述べていないので、何がどんな風に「進んでいる」のかはっきりしないけど、たぶん南鮮ではセクハラをする官僚が存在せず、仮に存在しても政府の対処が迅速で誠実ということなんだろう。しかし、日本人よりも酷い“男尊女卑”と“官尊民卑”の朝鮮人が、女性に親切で紳士的、卑猥な言葉を一切使わず、礼儀正しさに徹しているとは到底思えない。「バイキング」を観ていないので申し訳ないが、アンミカ氏はどんな「韓国」を念頭に置いて我が国を批判したのか? もし、南鮮人の高級官僚がセクハラ行為を行った場合、彼の上司と政府はどんな対応を取るのか、ぜひ教えてもらいたいものだ。なぜなら、「遅れた国」に住む我々にとって、貴重な参考になるから。

呆れる南鮮の実態

  朝鮮人が指摘するように、我が国が道徳面で“遅れている”こともあるんだろうが、彼らの国でも“いかがわしい”事件が多く、とても「偉大な文明国」とは言えまい。例えば、日本のメーカーが企画販売したお菓子を違法にコピーし、それを「オリジナル商品」と称して売っていた南鮮企業がある。日本の子供たちに好評で、ロングセラーとなっているカルビーの「かっぱえびせん」は、韓国メーカーである「農心」が“こっそり”パクッて、「セウカン」なる商品名で販売していたそうだ。そもそも、商品パッケージを見ただけで直ぐバレるのに、南鮮人はグリコの「ポッキー」まで模倣し、「ペペロ」という偽モノを作っていた。もう何も言えず、ただ唖然としてしまうが、飲料水の「ポカリスエット」や「桃の天然水」、さらに「きのこの山」や「おっとっと」までパクり、「オリジナル商品」として販売していたのだ。バレないと思っていたところが凄い。ぁさ~すが一流民族は違う。朝鮮人の悪行は海外にも波及しており、「ハロー・キティー」の販売所でも不正が横行していたそうだ。報道によれば、フィリピンの繁華街・アンヘレス ウォーキング ストリート(パンパンガ州)に、ハローキティグッズなどを販売する、韓国系セレクトショップ・JAGIYAがオープンしたのだが、正規品に混ぜて模造品を販売していたそうである。(「巧妙化する、韓国ハローキティ偽物販売・セレクトショップ、半分は模造品」、Global News Asia、2018年3月30日) 再び、「さぁ~すが、朝鮮人 ! 」と感動してしまうじゃないか。本物を並べた棚に、偽物を混ぜるなんて、工夫やオリジナルティーに富んでいる。

Korean goods 1Korean goods 4






(左: 「ポッキー」の模造品  / 右: 日本のスナック菓子のコピー商品 )

  日本が誇るアニメ・漫画業界も被害に遭っており、タイトルそこハングル表記の朝鮮語となっているが、作画を見れば「マジンガーZ」や「機動戦士ガンダム」、「UFOロボ/グレンダイザー」、「ワンピース」、「エヴァンゲリオン」、「科学忍者隊ガッチャマン」、「千と千尋の神隠し」、「となりのトトロ」と直ぐ判る。筆者が昔見て驚いたのは、「宇宙戦艦ヤマト」に出てくる戦艦「アンドロメダ」を下手くそに真似た宇宙船のアニメがあったことだ。「大和」や「旭日旗」といった言葉が大嫌いなのに、朝鮮の漫画業界は日本の作品を「素晴らしい」と思っている。「先進国」の朝鮮人が、なぜ「遅れた国」のスナック菓子やアニメを真似るのか解らない。しかも、“違法に”だ。ところが、問い詰められた朝鮮人は、「日本人だって過去に朝鮮から文化を輸入したり、武力で奪ったんだから、現在の日本人に我々を批判する資格は無い!」と開き直る。つまり、日本人は明治や江戸時代以前に「先進国」の李氏朝鮮、あるいは箕子朝鮮、新羅、高麗から高級な文化を“拝領”したんだから、今さら文句をつけるな、と言いたいんだろう。それなら、国際ルールに則って「ちゃんとゼニを払え !」と言いたくなる。「先進国」の看板が泣くぞ。

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(左: 「となりのトトロ」を模倣したアニメ  / 右: 「グレンダイザー」を真似たロボット・アニメ )

  日本より“素晴らしい”はずの南鮮では、驚くような食品事件も満載だ。例えば、インスタントのユッケジャンや市販のピザからゴキブリが発見されたし、インスタント・ラーメンからはウジ虫、天ぷら粉からはネズミの死骸が発見されたという。シリアルからは金属の破片だって。TBSのミステリー・ハンターが訪れるかも。「世界ふしぎ発見」じゃなくて、「朝鮮おどろき発見」に変更したらいいんじゃないか。毎回ネタに尽きないぞ。朝鮮人が世界に自慢するキムチにも「意外」なモノが混ざっていて、軍隊に納入されたキムチからはネズミの死骸が、学校給食で出されたキムチからはカエル、日本に輸出されたキムチからは野良犬の糞、ときている。なるほど、朝鮮産の食品は、ビックリ玉手箱に入っているのだろう。倫理的な朝鮮の料理人は、「もったいない」の精神に満ちているのか、市場から腐った貝やタコ、じゃがいも、マンゴーなどを仕入れて、美味しい料理を提供するそうだ。日本に向けた海産物にも“特別”なオマケが附いていて、海藻類や魚介類には重金属とか糞尿、寄生虫のアニサキスが含まれていた。でも、日本の厚生労働省は国民の健康被害に関して無関心だった。南鮮からの輸入品に関する警告はゼロ。NHKやフジテレビ、朝日新聞も歩調を合わせ、「報道しない自由」を実行していたんだから呆れてしまう。これって今流行(はやり)の「忖度」なんじゃないか。

朝鮮人と日本人の「日本批判」

  日本を批判するのはアンミカだけでなく、南鮮メディアも同じである。福田次官のセクハラ問題を受けて、ある韓国紙が我が国を貶(ケナ)したそうだ。曰わく、日本で「Me Too」運動が拡大しそうな兆しがないのは、日本国民が「一度も立ち上がって権力を覆したことがなく、決められた秩序を当然視する風潮が強いため」らしい。 (「 レコードチャイナ」、2018年 4月20日) なるほど、「先んだデモクラシー国家」の南鮮は、政府転覆を恐れないんだろう。確かに、任期が切れた大統領は、毎回不幸な最期を遂げているからねぇ。話を戻す。南鮮の報道機関は次のように述べている。

  ・・・・韓国では3月初め、次期大統領選の最有力候補だった安熙正・忠清南道知事に性暴力を受けたとして、知事の女性秘書がテレビのニュース番組に生出演し、被害を告発した。安氏は女性に謝罪して知事を辞職。ソウル西部地検は4月11日、安氏を強制醜行や業務上威力による姦淫の罪などで在宅起訴した。
 
  へぇ~、すごいじゃないか。さすが、「女性の権利」が尊重される南鮮は違うねぇ~。聯合ニュースが別のニュースを流している。

  同じく3月初めには俳優チョ・ミンギ氏が勤務先の大学で学生らにセクハラしていたと問題視され、自宅で首をつって命を絶った。チョ氏は教え子たちから「Me too」の訴えが相次ぎ、強制わいせつ容疑で警察の捜査を受けていた。

  そうか ! 朝鮮人は自分の罪を悔いて自殺する民族なんだ ! 何と高潔な民族なんだろう。日本人も見倣わなくては ! しかし、その倫理的な朝鮮人が、どうして外国人の配偶者に対して暴力をふるうのか ? どうも解せない。南鮮では2000年代以降、外国人の花嫁が増えているそうで、多くの外人女性が仲介業者の斡旋で農村部に嫁いでいるという。だが、夫からの虐待を受けた女性は、殺害されたり自殺したりする破目となり、悲劇が後を絶たない。今年に入ってからは、江原道で南鮮人の夫(36歳)がベトナム人妻(21歳)の首を絞め、殺害した事件も起きている。そして、2007年以降、韓国では「外国人妻の悲劇」がほぼ毎年のように発生しているのだ。(「韓国人男性との結婚 ベトナムやキルギスで禁止の方向」、News ポストセブン、 2014年7月26日)

  本当に気の毒だが、異邦人に嫁いだベトナム人の妻が味わうのは、南鮮社会からの差別と家庭内での暴力だ。韓国農村経済研究院が、全国34の農村部に暮らす国際結婚400世帯を面接調査したところ、外国人妻の約2割が「ここ1年で家庭内暴力を経験した」という。(『東亜日報』2012年4月19日)さらに、家族から無視され、侮辱的な言葉を浴びせられた、外出を禁じられた上に「殴るぞ!」と脅された、そして実際に殴られた妻、というのも少なくなかった。

  韓国にある女性家族部の調査によれば、家庭内暴力を受けている外国人妻は7割にも上るらしい。韓国KBSは外国人妻の相談窓口に寄せられた事例を紹介している。例えば、韓国人男性と結婚し、2度妊娠したが夫に人工中絶を強要されたというベトナム人妻、結婚してから5年間、韓国人夫の暴力を受け続けているフィリピン人妻のケースである。言葉もわからず、生活習慣も異なる南鮮で、夫から暴力を受け、舅や姑にもいじめられ、そのうえ労働力としても酷使されるんだから、まさしく踏んだり蹴ったりだ。外国人妻の支援団体関係者は次のように説明した。「外国人女性を妻にしたと考えているのではなく、自分が対価を払って連れて来たのだから、自分の好きにしていいという間違った考え方が暴力につながっている」そうだ。何となく、朝鮮人がわめき立てる「性奴隷」のように見えてくる。

Cho Hyun ah 1Cho Hyun Min 1(左: 趙顕娥 / 右: 趙顕旼 )

  日本に居坐る朝鮮人モデルは、日本人のセクハラ意識を非難するが、南鮮でのパワハラについてはコメントを避けている。以前、大韓航空の副社長・趙顕娥(チョ・ヒョナ/ 44歳)が、搭乗した機内で袋のまま出されたピーナッツに激怒し、飛行機を空港に戻させた一件は大々的に報じられたけど、その妹である趙顕旼(チョ・ヒンミン / 36歳)も問題を起こしていた。(ちなみに、この姉は南鮮生まれの朝鮮人なのに、なぜか「ヘザーHeather」という西洋名を持っている。) BBCの報道によれば、大韓航空の専務である趙顕旼は会議に出席したとき、部下に怒りを爆発させると、壁や床に水のボトルを叩きつけ、同僚にまで水を投げつけたそうだ。姉貴が「ナッツ姫」なら、妹は「水掛姫」とは、痛々しくて笑えないけど、ちびまる子ちゃんみたいに「トホホ・・・」と言いたくなる。

  韓進グループの一族は、まさしくパワハラの常習犯に違いない。この姉妹を産んだ母親、李明姫(リ・ミョンヒ)も傲慢を絵に描いたような人物で、建設作業員に腹を立て、書類を撒き散らすという失態を犯した。激怒した様子をカメラに撮られて赤っ恥。信じられないけど、一宇財団の理事長を務める母親は、熱せられた石焼き鍋や花瓶まで人に投げつけるらしい。さすが、人糞を投げつける民族は日本人と違う。さらに、彼女達の父親である趙亮鍋(チョ・ヤンホ)と社長を務める兄の趙源泰(チョ・ウォンテ)も高潔ではない。南鮮の報道によれば、大韓航空は高級ブランド品の密輸を行っていたというのだ。声優の滝口順平じゃないけど、「おやおや」と口ずさんでしまうじゃないか。(ちなみに、滝口氏はその特徴的な声を以てアニメ「ヤッターマン」でドクロベエ役を演じ、TV番組「ぶらり途中下車の旅」では印象に残るナレーションを務めた人物だ。)

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(左: 趙亮鍋    /    右:  李明姫  )

  朝鮮人モデルのアンミカが、日本を「遅れた国」と評して一般人から反感を買ったけど、こうした反撥は彼女が日本人じゃないからだろう。筆者には彼女の国籍が判らないので、「帰化人」なのか「在日米国人」、あるいは「在日鮮人」なのか不明である。しかし、彼女が大阪で育ちで、日本を拠点とする藝能活動でお金を稼ぎ、日本語まで流暢なのは確かだ。それでも、彼女は本当の意味で「日本人」じゃない。日本人の両親から生まれた「日系日本人」とは根本的に違うのだ。たとえ日本国籍を取得しても、彼女の血統は朝鮮人で、その祖先を変える事はできないし、彼女の子孫も日本人にはなれない。南鮮人が呼ぶ「チョッパリ(半日本人)」は中途半端な存在である。このような人物が日本人を批判すると、日系日本人は生理的に不愉快となる。なぜなら、「よそ者」による罵倒とか侮辱に聞こえるからだ。日本人の両親や祖父母、曾祖父母を持つ日系日本人が、日本人官僚による不祥事とか政治家の腐敗を批判するなら、そこには「祖国を良くしたい」との気持ちがこもっている。我々は祖先から受け継いだ国を護りたいから、害を為す同胞を叱りつけるのであって、決して「部外者」として糾弾している訳ではない。

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(左: 北歐系の女性  /  右: ムスリムのアフリカ人女性)

  こうした民族対立はスウェーデンの現状を見れば分かる。親子代々ゲルマン系の北歐人ならスウェーデン人の短所を批判でき、同胞のスウェデン人も「そうだよねぇ」と同意できよう。しかし、イラクやアフガニスタン、ルワンダ、スーダンからの移民やその子供、あるいは現地人との結婚で帰化した配偶者が言えば、スウェーデン国民だって、「何言ってやがんでぇ !! そんなに嫌なら、さっさと国に帰れ! 二度と戻ってくるな!」と激怒するだろう。劣等人種たるアジア移民やアフリカ難民の分際で、高級な北歐人を非難するなどもっての外。スウェーデン社会を批判できるのは、スウェーデン人の血統を有する子孫のみ。こうした自己批判は彼らが相続した「特権」なのだ。例えば、家族同士で愚痴を言うのは赦されるけど、通りがかりのインド人やシリア人が口にすれば侮辱となる。例えば、父親に向かって娘が「パパの靴下は臭い」と文句を垂れるのはいいけど、他人が苦情を言い立てれば「何だと、テメェー。ふざけんな !」と喧嘩腰になるだろう。愛する家族だから許される批判と、赤の他人が述べる悪口とは違うのだ。

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(左: ムスリム男性  /  右: 西歐系の白人家族)

朝鮮人は愛しい朝鮮に帰れ

  とにかく、朝鮮系国民が日本人を批判すれば、そこには何らかの侮蔑や怨念が混じっているように思える。意識的・無意識的を問わず、日本人を心から恨む帰化鮮人は、日本人の欠点を「よそ者」として指摘しやすい。彼らは伝統的な日本社会に属さない、「アウトサイダー」の意識を抱えており、自分自身を高見に上げて日本人を見下すと、日頃溜まった溜飲が下がるのだ。ただし、こうした「仕返し」を行う際、彼らは祖国の実態を念頭に置かないから、日本人の反論に直面すると激怒する。復讐を果たした帰化鮮人も南鮮の現状を分かっているので、その真実を暴露されると反論ができない。彼らだって同胞の言動を恥ずかしく思っているのだ。だいいち、「朝鮮人」という呼称を避けるのはその証拠である。それにしても、「なぜ」、未だに朝鮮人が日本人に対し、微妙な劣等感や闘争心を持っているのかと言えば、それは彼らが血統の上で「日本国民」になっていないからだ。帰化申請の書類では、遺伝子による肉体を変えることはできない。

  日本人を批判したアンミカは、インターネット上で「じゃあ、韓国に帰れよ !」と言われてしまった。この怒号は在日や帰化した朝鮮人にとって、アッパーカットを喰らった時のように痛い。口では「朝鮮文化に誇りを持っています」とか、「朝鮮は日本の兄貴分です」と言うが、彼らはその“素晴らしい”祖国から逃げてきたのである。在日1世が朝鮮半島に戻る機会はいくらでもあった。日本の敗戦後に帰れなくとも、高度成長期になれば“いつでも”帰郷することが出来たのだ。しかし、彼らは「もう日本で生活基盤を持ってしまったから」とか、「子供たちが日本語しか喋れず、韓国で就職できないから」といった「言い訳」を述べる。どうも怪しい。本当は豊かで快適な日本を離れたくないだけだろう。もし、愛すべき祖国に戻ったら、貧困と差別が待っているし、いくら一生懸命働いても希望の光が見えず、絶望というボーナスしか手に入らない。財閥や官僚に牛耳られた南鮮社会では、身分差別が激しいし、人々の心が隅々まで荒んでいる。庶民文化も乏しく、感動する娯楽は日本からの輸入品ばかりで、「K-ポップ・カルチャー」と称する代物は米国か日本の模倣文化、すなわち密かに盗んだソフトウェアーということだ。情報鎖国の時代なら良かったが、インターネットが普及したせいで、南鮮のパクリ文化が全世界にバレてしまった。日本に居坐る朝鮮人が顔を真っ赤にして隠れたのも無理はない。これじゃあ、在日鮮人の若者が「通名(偽名)」を使って日本人の“フリ”をしたかったのも当然だ。

  役所での申請とか日本人との結婚で帰化しても、現実の朝鮮人は惨めだ。彼らの精神はとことん歪んでいる。親から「朝鮮文化は素晴らしい」と教えられているが、実際の朝鮮社会を見れば、「おぞましい」とか「みすぼらしい」と感じてしまう。両親や祖父母を愛するが、その血統と歴史を知ってしまうと、「父ちゃん、母ちゃん、なんでオレを朝鮮人にしたんだ?」と恨みたくなる。彼らは独りになって、「イギリス人とかドイツ人といった西歐人に産んでくれれば良かったのに・・・」と歎く。そう言えば、日本人と結婚した在日鮮人は、決して南鮮に住もうしない。図々しくも、結婚を好機と捉え、躊躇いも無く「日本人」へと変身する。たとえ、亭主が朝鮮人でも、日本人の女房を南鮮に連れて行こうとはせず、女房の戸籍に入って姓まで女房の名字に変えてしまうのだ。もちろん、生まれてくる子供に恥を掻かせないためである。「金」とか「朴」といった名前じゃ、恥ずかしくて学校に通えないからだろう。日本の役所はいったい何組の日鮮カップルが「韓国籍」を取ったのか、つまり何名の日本人配偶者が日本国籍を捨てて「韓国籍」を取ったのかを明らかにしていない。だが、その数はごく僅かなはずだ。大半の日鮮夫婦は日本に留まり、朝鮮人のパートナーが日本国籍を取得する。さらに、来日する朝鮮人が異常に多く、祖国で反日発言をした者までが、澄ました顔で大阪や兵庫、神奈川に住みつき、永住権や国籍を狙っているのだ。もう本当に腹が立つ。件(くだん)のアンミカもそうした一人じゃないのか。彼女はアメリカ系ユダヤ人と結婚しても、憧れの日本で藝人活動を続けるはずだ。もし、彼女がそれほど優秀なモデルなら、祖国に戻っても生活できるだろう。彼女には是非とも愛する同胞と一緒に暮らしてもらいたい。我々日本人は朝鮮人を強制連行しないけど、強制送還ならできるんだよ。




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