無敵の太陽

主要マスメディアでは解説されない政治問題・文化・社会現象などを論評する。固定観念では分からない問題を黒木頼景が明確に論ずる。

2018年08月

公共精神が無い日本の議員と官僚

教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 支那人の卑史 朝鮮人の痴史
黒木 頼景
成甲書房


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公共インフラを売却する勢力

  日本の一般国民は祖か国が危機に瀕しているのに、それに気付かず、スポーツやグルメ、セックス、娯楽映像に耽っているので本当に暢気だ。政府が悪事を企てているのに、それが顕在化し、悪化するまで黙っている。身近に「害悪」が迫ってから、「役所は何をしているんだ !」と怒鳴っても手遅れ。盆踊りや花火大会なら参加したいけど、後の祭りだけは味わいたくない。そもそも、議員や役人という官族が責任を取るわけがなく、「民主主義なので、最終的な責任は有権者の皆様にございます」と言い放つ。でも、自分の責任を自覚して投票する有権者は稀だから、指摘された国民は「えっ ! 私にあるの?」と驚いてしまう。確かに、アイドル歌手のコンサート・チケットは貴重で高価だけど、役所から送られてくる投票権なんてタダ同然だしねぇ。(まるで南鮮人歌手のチケットみたいなものだ。ヤフー・オークションで10円の落札じゃぁ泣けてくる。日本のプロモーターも、朝鮮風に「アイゴぉぉぉ~」と涙ぐむんじゃないか。)

  今では明らかなように、東北大震災の惨状が起きた後、政府は原発を止めてクリーン・エネルギーを推進したが、それによる発電量は微々たるもので、原子力による電気の安定供給とは比べものにならなかった。それどころか、日本の風景が太陽光パネルの設置で無惨な姿になっている。ちょっとした空き地に人工のパネルが並べられているだけでも不愉快なのに、森林が伐採されて更地になった原野に大量のソーラー・パネルが敷き詰められているのだ。とりわけ、牧歌的な雰囲気を求めて田舎に引っ越してきた人は愕然となる。せっかくの風景が台無しになるし、緑豊かで涼しいはずの周囲にはギラギラ輝くパネルがズラリ。これじゃぁ、自宅の価値はがた落ちで、離れたくても家屋が売却できず、涙を堪えて我慢するしかない。しかも、電力会社が太陽光発電の買い取りを強要されているから、電気料金が膨れ上がっている。当初、太陽光発電の買い取り価格は1kWh当たり42円で、火力発電の1kWhで5~6円と比べたらべらぼうに高かった。最近は下がったといってもまだ30円前後なので、一般国民としては辛いところである。

  電気だけでも問題なのに、今度は水道事業が民営化されるという。低賃金に悩む日本国民は目が眩んでしゃがみたくなる。これでは蜂蜜たっぷりのワッフルを食べても無理。各自治体で下水パイプムの老朽化が懸念されているのに、民営化となれば誰が修理・交換の事業を行うのか? 民間企業はなるべく出費を避け、利益を最大限にしようと図るから、もし、下水管の取り替え作業を行えば大幅な設備投資になってしまう。必ずや、その費用を利用者に押しつけてくるはずだ。反対に、現状維持を図れば老朽化したままで、地元の利用者たる住民が困るだけ。公共料金の高騰は一般家庭だけではなく、商店や工場をも直撃するから、地域経済にとってマイナスだろう。地方自治体の水道は幾つかの会社が提供するサービスではないから、「選択」の余地は無く、唯一の供給業者と契約するしかない。つまり、一社独占だから料金が上がっても、利用者は文句を言えなくなるということだ。「嫌なら他の会社を捜せ !」と言われてしまえば終わりである。

  日常生活に欠かせない水と電気が大変な事になっているけど、日本の自然も政府によって犯されている。一般国民が注目せぬまま、今年の3月「森林経営管理法」が閣議決定され、5月に国会で可決され法律になってしまった。こうなると、僅かな面積の森林を所有する個人は辛くなる。役所は「11齢級の木を主伐してくれ」とか「森林の間伐を行ってください」と言ってくるけど、小規模所有者だと無理な相談だ。ちなみに、木の樹齢は5年ごとの幅でくくり、1~5年で1齢級、6~10年で2齢級となるらしい。森林を所有して50年くらい経つと木が伸びて11齢級になるが、業者を雇って伐採してもらうと結構な金額になる。だから、山林所有者の8割ほどを占める個人所有者だと、そう“ちょくちょく”間伐を頼むという訳にも行かないから、山林が荒れ放題となるのも致し方ない。もちろん、樹木を売って利益が出るならそうしたいが、木材価格が安いと伐採する気持ちになれないそうだ。

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(写真  /  日本の森林)

  ところが、間伐や主抜を躊躇する個人がいると、役所は「森林経営の意欲が無い人」と判断し、「意欲と能力のある林業経営者」に木を伐採するよう委託してしまうのだ。こうした行政措置を喜ぶのは素材生産業者である。伐採を委託される業者が狙っているのは、ベニアなどの合板(B材流通)と木質バイオマス(C・D材流通)に用いる原木で、製材所は生産者側からもたらされる原木を安く買い叩くことができるらしい。問題なのは、業者が購入するB材やC材の中に良質なA材が混じっていることだ。A材の原木は特に無垢材として利用され、市場では価値が高い。A材というのは、日本の気候によってのみ育成される高級品だ。我が国は温帯地域で四季があり、その上、雨の多い島国ときているから、世界的に見て良質な樹木の宝庫である。これを知っているから悪徳業者は、わざとA材の原木を伐採し、無垢材を流して差額を丸々懐に入れるそうだ。山林所有者は50年くらいで伐採せず、100年くらいかけて立派な木を育てたいと考えている。せっかく苦労して植えた杉や檜を半世紀ほどで切り倒してしまうなど実にもったいない。

  本来なら、日本の利益、つまり公益を優先すべきなのに、民衆政で選ばれる議員や試験で採用される官僚は、自分が在任する期間の利益しか考えない。また、キックバックを求める者は、「自由主義経済」とか「市場原理」、「民間の活力」といった看板を掲げて正当化を図ろうとする。大手の民間企業と結託する政治家は、とにかく自分の利益を最大化することが優先課題で、国民の将来がどうなるかは考えないし、「俺が引退した後の事は知らない」という態度を貫く。心の底で原発再稼働は必要と思っても、マスコミが騒ぐから回避しようとするし、不動産開発業者からの献金が増えるから、森林伐採と宅地開発を促進しようとする。水道管の更新は厄介だから、民間業者に丸投げして自己負担を軽くしようとするのも同じ発想からだろう。

有徳の国民をつくるには

  それにしても、なぜ国会議員や高級官僚はこうも無責任なのか? 一つ言えることは、彼らは一代限りの「エリート」だからである。政治家は当選すれば夢のような特権を享受できるが、落選すれば猿より惨めな負け犬だ。しかも、借金の返済に苦しむ生活が待っている。政治家というのは、気紛れでいい加減な有権者に自分の運命を委ねているから、落選してもいいように在任中に目一杯蓄財に励もうとするのは当然だ。官僚も同じで、いくら国民の為になるとはいえ、出世の妨げになるような事業は避けたいし、昇進に繋がる仕事に専念したいと考える。日本の名誉は鼻糞ほどの価値も無いが、天下り先だけは何としても守りぬくのが役所の鉄則だ。そのためには税金を流用しても構わないし、不正がバレても役所全体が庇ってくれるので、たとえ辞職になっても安泰である。

  現在の官僚と江戸時代の武士を比較すると、様々な点で違っている事が分かる。まづ、公務員試験という科擧で選抜されるのが今日の役人で、世襲により役職を命じられるのが武士であった。霞ヶ関の官僚は仕事の実績とは関係無く一代限りで、税金をネコババしようが失政を重ねようが、発覚しなければお咎め無し。退職してから害悪が浮上しても、恩給は取り上げられないし、投獄されることもない。「旅の恥は掻き捨て」というが、役人の恥もその場限りで、子や孫に受け継がれることはないから安心だ。ところが、世襲の武士だとそうは行かない。ヤクザが経営するキャバクラとかガールス・バーに通って娼婦を買ってしまうと、その生き恥は本人のみならず、子や孫にまで引き継がれ、親子代々世間の笑い物になってしまう虞(おそれ)がある。国民の税金や年金を食い物にした者も、その罪が嫡男に降りかかり、周囲から後ろ指を指されるからマズい。「末代までの恥」という観念があるからこそ、不正に手を染めてはならないという自覚が生まれ、公僕としての名誉を守ろうとする。しかも、切腹という処罰もあったから、端金(はしたがね)のために役職を穢そうとは思わない。

  スキャンダルを犯した政治家は、よく記者会見で「不徳のいたすところ」と口にするが、そもそも「德」を持っていたのか? 一般国民だって議員に徳を期待しないから、「あの候補者は有徳の士だから投票しよう」とは思わない。石破茂に至っては、顔を見ただけでも厭になる。あれだけマイナスのオーラを放つ人物も珍しい。それはさておき、政治における「德(ヴィルトゥ /Virtù)と言えば、イングランドの政治哲学者であったジェイムズ・ハリントン(James Harrington)を思い出す。彼は「英国のマキャヴェッリ」と呼ばれた男で、ユートピア的共和国を論じた『オシアナ(The Commonwealth of Oceana)』という書物で知られている。彼はチャールズ1世が君臨するスチュアート朝で活躍した人物なのだが、若い頃ヴェネチアを訪れ、マキャヴェッリの思想に触れたことで共和政を信奉するようになった。

  ハリントンは根っからの共和政主義者であったが、獄中のチャールズ1世に直接会って、その聡明さに惚れ込んだというエピソードが残されている。確かに、遠く隔たった下界で王様の悪口を聞けば「君主政なんか独裁政治の一種だ」と思ってしまうが、目の前で王様に謁見するとその威厳に圧倒されるし、教養溢れる会話を交わすとその人柄に魅了されてしまうものだ。チャールズ1世に接見したハリントンは、想像していた王様とは全く違った人物であったことに驚き、心の底から国王を崇敬するようになったという。そして、彼はどんな人の前でも事ある毎に国王の擁護をしたそうだ。これは共産主義者の田中清玄が、熱心な天皇崇拝者になった事と似ている。転向組の田中は昭和天皇に接する機会を得ると、その魅力に引き込まれ誰よりも深く陛下を敬っていた。迫害者のサウルが一転して、イエズスの忠実な使徒になった例もあるから、人間の感情というものは実に不思議なものである。しかし、ハリントンは共和政の思想を捨て去ることはなかった。彼は従来の君主政は破綻したと確信していたのだ。それでも、国王チャールズが斬首刑にされると、ハリントンは深い悲しみに包まれたという。

  ハリントンの政治思想で注目すべき点は、政治の主体を武装した独立自営農民に置いたことだ。ハリントンが生きた第17世紀のイングランドは、護国卿のオリヴァー・クロムエルが引き起こしたピューリタン革命で揺れ動く混乱期であった。何しろ、王権神授説を固持するチャールス1世が君臨し、その周りには君主の恩顧や賞与に群がる廷臣がいて、諌言すべき貴族も国王の権威に反抗せず、かえって媚びるような態度を取っていたのだ。それゆえ、イングランドの国内には不満が鬱血し、王国は政治的危機に瀕していた。英国でも君主政と貴族政、および民衆政が均衡を保って連携する混淆政体(mixed constitution)が理想であったが、実際は君主の傲慢さと貴族の諂いが日常となっていた。そこで、ハリントンは古来の国制を恢復(かいふく)すべく、臣民の德を強調したのである。とは言っても、有徳の個人が政治を担うためには、どうしても教養と財産を持つことが前提条件となる。そこで、安定した基盤となる土地保有が鍵となってきたのだ。

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(左: ニッコロ・マキャヴェッリ   / 中央: ジェイムズ・ハリントン  /  右: チャールズ1世 )

  当時のヨーロッパでは、貴族に率いられた庶民が戦う事もあったけど、傭兵を用いて代理戦争をさせる君主も多かった。しかし、お金で雇われた軍隊は真剣に戦わず、適当な戦闘を“演じ”てお金をせびる方に熱心だから、思ったような戦果は期待できない。そもそも、本気で戦ったら命が幾つあっても足りないし、棺桶に入ったらせっかくの大金を使えないじゃないか。報酬ばかりねだる傭兵隊長は碌でもないが、職業軍人を雇って防衛を丸投げにする国家も情けない。確かに、商業で儲かった都市国家には、兵役を厭がる公民が多いから、どうしてもお金で苦役を免れようとする。自国の安全を他人任せ、と聞けば現在の日本みたいだが、マキャヴェッリが生きたイタリアも似たり寄ったりだった。やはり、自分の領土は自分たちで守らねば、本当の安全を得る事はできない。安定した国制にするためにハリントンが提唱したのは、公民による武器の保有である。(J.A.G. Pocock, The Machiavellian Moment, Prineton University Press, Princeton, 1975, p.385)

  ハリントンによれば、権力の配分と公民的德の発揮にとって、武器の保有は極めて重要であった。そして、こうした武装公民は不動の財産に基づくべきとされ、自由土地保有者であるべし、と考えられていた。封建的土地所有だと、領主に従って生きることになるから、真に自由であるとは言えず、どうしても従属的状態になってしまうのだ。だから、非依存的な保有権の土地所有が武装の物質的基礎となっている。(Ibid., p.390) 現代人の感覚からすれば、財政的基盤を貨幣や商売に求めてもよさようなものだが、武装した独立公民は国土に根づく戦士でないと頼りにならない。利益で動く商人は、どうしても厄介事を金銭で解決しようとするので、精神の腐敗を招きやすく、無自覚な売国奴になりやすいのだ。

  武装した独立公民は、また、常備軍を有する君主に対する防禦となり得る。アメリカの入植者たちがチャールス1世を嫌ったのは、この王様が直属の軍隊を用いて議会を制圧しようとしたからである。国防軍が君主に忠誠を誓う私兵だと、人民よりも国王に従ってしまうので、庶民は国王の武力に怯え自由を失う破目に陥ってしまうのだ。アメリカ大陸で共和政を樹立した建国の父祖が懸念したのは、最高行政官(執政官)が支配する常備軍の誕生である。つまり、合衆国の軍隊は大統領が私有する軍隊ではなく、民衆を代表する元老院、すなわち議会のコントロール下にある軍隊というわけだ。武装した公民は大統領のためではなく、皆の衆という国家(レス・プブリカ)のために戦い、戦争を決めるのは議会である。

  こうした共和政原理を教えてもらえば、フランクリン・D・ローズヴェルト大統領の政治手法が、いかに非アメリカ的だったかが分かるだろう。何でも自分の思い通りにしたかったローズヴェルトは、あれこれ文句を垂れる議会が嫌いで、反抗的な議員を説得するのが苦手だった。それでも、ユダヤ人を助けたいから、直ぐにでも対独戦争をしなれればならない。ところが、当時のアメリカ輿論は戦争反対に満ちていた。だから、何らかの口実が必要となる。そこで目を附けたのが“おっちょこちょい”の日本人。ローズヴェルトが仕掛けた真珠湾攻撃の罠はご存じの通り。アメリカ国民にとり大統領の裏切りはショックだが、憲法の基本である三権分立を蹂躙したことも見逃すことはできない。なぜなら、議会が検討する前に、大統領が開戦を決めていたからだ。日本軍の奇襲攻撃を誘導する事で輿論を激昂させ、議員たちに反論できなくさせたことは、大統領がカエサル(皇帝)になったことの証しである。一旦戦争が始まれば、軍隊は大統領の専有物となるから、好きなように将兵を動かせるし、議会を従属させることも可能である。戦況に一喜一憂する国民は、どうしても最高司令官たる大統領の言動に注目するから、もはや大統領は元老院に従う執政官ではなく、元老院を配下に置く独裁官になってしまうのだ。

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(左: フランクリン・D・ローズヴェルト  / 右: 戦闘で亡くなったアメリカ兵の葬式 )

  現在のアメリカを見れば分かる通り、中流階級のアメリカ白人は、軍隊で「德」を発揮することを嫌がっている。かつて共和国の支柱と見なされていたアングロ・サクソン系の公民は、快適な生活を優先して蓄財に励むため、大学で経営や法律を熱心に学んでいる。頭の良い白人学生は、兵卒になったら「こき使われるだけ」と分かっているので、陸軍や海兵隊に志願する者は少ない。「使い捨ての駒」と分かっていながら入隊するのは、不法移民の家庭に生まれたヒスパニックの若者とか、医療保険に加入できない貧しい黒人で、命と引き替えに社会保障をもらって喜んでいる。建前上は市民兵でも、実質的には傭兵と同じだ。軍隊の訓練は辛いけど、入隊すれば特典も附いてくる。例えば、低所得の家庭に育った現役兵や退役兵でも、軍からの学費ローンや支援金をもらえるから、憧れの大学に通うこともできる。こうして見ると、南米からの移民は軍役を経てローマ市民権を獲得した属州民とソックリ。昔から住んでいるアメリカ人は怒るけど、軍隊で「德」を発揮することは私生活においても「得」である。

  軍隊を持たない日本人は、国防を自衛隊に任せっきりで、国家防衛の当事者という意識すら無い。最重要の国防に関心が無いんだから、政治における公共善に関心が薄くても当然だ。もし、一般の日本国民が少しでも軍隊の経験を持てば、「何を守っているのか」や「守るべきものは何なのか」という意識が芽生えてくる。自分が命を懸けて守る対象が明確になれば、侵掠されている国土や権利、国籍などに目が向くはずだ。日本国民に政治的関心が薄いのは、国家的課題が“他人事”になっているからである。明治維新を成し遂げた日本人が偉かったのは、国家と自分の運命を一体化させ、祖国や同胞との絆を大切にしていたからだ。ところが、現代の日本人は支那人に北海道や沖縄を侵掠され、朝鮮人に竹島を占領されても黙っている。ここまで堕落した日本人なら、北池袋や新大久保、西川口を見て奪還しようと思うはずがない。地方自治体の首長に至っては馬鹿の2乗3乗となっている。街にアジア人が増加すれば地域活性化になるから、進んで多民族主義を応援しているそうだ。電気・水道といった公共インフラを運営するのが支那系企業で、政治家や官僚が朝鮮系になったら日本はどうなってしまうのか。目先の利益しか頭にない一般国民にとって、身近な関心といったら、ユニクロでボーターTシャツが特売になっている事くらいなんだから



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ホモで社会を破壊せよ ! / 道徳を叩き潰す異邦人と左翼

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倫理・道徳を潰して社会改造
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( 左: 養子を迎えたゲイ・カップル  /   右: 陽気なレズビアン・カップル)

  世間にはびこる左翼分子は多種多様で、組織的に動く者もいれば、パルチザン的な一匹狼もいる。赤く染まった人間とはいえ、その姿は十人十色。しかし、幾つかの点で共通している。それは既存の社会を根底から覆そうとする情熱だ。大正時代から昭和初期にかけては、プロレタリアを動員して暴力革命を起こそうとした職業左翼が誕生し、敗戦後は社会主義を用いて統制経済に邁進しようとする学者・官僚が多かった。ところが、ベルリンの壁が倒されると、その勢いは止まらず本店のソ連までもが崩壊。残念無念。ソ連軍の到来を期待していた日本共産党は青色吐息で、赤旗を緑に変えて生き延びようかと考えるくらい。若い党員になるとKGBより、AKB
の方に詳しいんだら、オールド左翼は泣きたくなる。今じゃ誰もマルクス・レーニン全集なんて読まないし、「ブルジョア」と言っても、「ヤクルトの新商品ですか?」と尋ねる若者がいたりして。時代の変化は恐ろしい。

  それにしても、共産主義革命が成功しなかったのは何故か? 一つの答えとして、「国民の精神が健全だったから」という要因が挙げられる。それなら、この精神を叩き潰せばいい。どうやって? まず、倫理道徳を破壊して、若者を「どうしようもないクズ」にすることだ。しかし、いきなり左翼教師が過激思想を教え込むと保護者からクレームが飛んでくるので、最初のうちは「外見による差別はいけません」とか、「どんな姿の人もみんな同じ人間です」と言い聞かせ、子供たちの良心に訴えかける。すると、躾の良い家庭の子ほど「そうだ、パパやママがみんな平等に、と言っていたし、牧師さんも教会で話していたよなぁ」と納得するから、赤い教師はほくそ笑む。1960年代の公民権運動を思い出せば分かるけど、リベラル派の白人教師や革新派のユダヤ人は、従順な子供たちに南部の白人によって虐待される憐れな黒人について教え、鞭で叩かれた肉体の写真を見せたりして、罪悪感を植え付けていたのだ。さらに、1970年代はピッピー文化が流行し、礼儀正しい社会は木っ端微塵に破壊され、だらしない格好の若者が普通になってしまった。

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(写真  /  アメリカのピッピーたち)

  ベトナム反戦運動とフラワー・チルドレンの出現で、白人の伝統社会は瓦解したが、それに追い打ちをかけるようにして有色移民の群れが押し寄せ、街角にはヒスパニックの下層民やどこの出身だか判らぬアジア人が増えてしまった。こうした非西歐系国民が増殖したことで、教育界には多民族・多文化主義のカリキュラムが組み込まれ、アングロ・サクソン文化は単なる“過去の遺物”にされてしまい、移民が持ち込んだ雑多な風俗の中に埋もれてしまった経緯がある。しかし、極左思想のリベラル白人や西歐社会に恨みを抱くユダヤ人は、多文化主義の鞭を緩めず、さらなる破壊活動に邁進したのだ。彼らが次に狙ったのは、同性愛者を排斥するキリスト教の倫理道徳であった。1960年代までのアメリカ社会なら、同性愛者など以ての外で、学校や職場で堂々と披露できる趣向ではなかった。ところが、あらゆる差別に反対するユダヤ人は、個人の性癖を咎めるヨーロッパ・キリスト教倫理を赦せなかった。ちょっと教養のある日本人なら「ユダヤ教徒だってホモが嫌いじゃないか」と言いたくなるが、「異なる」ことで排除され続けてきた賤民は、とにかく外見や慣習で「除け者」とされることに敏感だ。したがって、「同性愛」というプライヴァシーで村八分にするアメリカ人キリスト教徒には我慢がならなかった。怒りに燃えたユダヤ人は「性的差別に反対 !」と叫ぶ。(でも、イスラエルだとホモの迫害はOKだ。)

  同性愛に対する“偏見”や“差別”を取り除くには、大衆の感覚を麻痺させ、ホモを嫌う価値観を罪悪感に変えることだ。それには、日常生活に大勢の同性愛者を送り込み、ゲイやレズビアンは異性愛好者と“同じ”「人間」で、決して「異常」な人ではないと刷り込む必要がある。この旗振り役をしたのが進歩派のマスコミで、アメリカのテレビや映画、劇場、藝術界には同性愛者が頻繁に登場する。同性愛への反撥が薄れたのは1990年代に入ってからで、女性コメディアンのエレン・デジェネレス(Ellen DeGeneres)が自身の性癖を公言したのは非常に大きかった。日本でも彼女のトーク番組「エレン」が放送されたから、馴染みのある人も多いだろう。筆者が米国にいた頃、彼女の告白が大変話題となっていたが、敬虔なキリスト教徒は眉を顰めていた。ハリウッドの藝人が変態趣味を披露するのは毎度のことなので、筆者は「こんな下らないことで皆が騒ぐなんて馬鹿らしい」と思ったものである。

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(左: エレン・デジェネレス     /   中央: アン・ヘイシュ  /   右: ポーシャ・デ・ロッシ)

  レズビアンのエレンは最初、女優のアン・ヘイシュ(Anne Heche)と付き合っていた。ヘイシュの代表作といったら映画『6デイツ7ナイツ』で、ハリソン・フォードの相手役として注目されたくらい。しかし、エレンは彼女と上手く行かず別れた。だが、人気藝人のエレンにはレズビアンが近寄ってくるらしく、今度はポーシャ・デ・ロッシ(Portia de Rossi)というオーストラリア人女優と交際し始めた。その後、カルフォルニア州で同性愛者の結婚が合法化されると、2008年、二人はルンルン気分で結婚する。ちなみに、人気番組「エレン」の筆頭プロデューサーはウクライナ系ユダヤ人のアンディー・ラスナー(Andy Lassner)で、トランプ大統領が大嫌いなことで有名だ。白人から支持されるトランプを憎むユダヤ人は実に多い。日本に住みつくユダヤ人のデイブ・スペクターも、移民を排除しようとするトランプを嫌っている。

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(左: エレン・デジェネレスとポーシャ・デ・ロッシ  /   右: アンディー・ラスナー )

  最近、自民党の杉田水脈(すぎた・みお)議員が発表したLGBTに関する記事が話題となり、子供を産まない同性愛者には「生産性が無い」との発言がマスコミの総攻撃を受けた。彼女の発言全体を読めば、それほど目くじらを立てることでもない。だが、保守派に与(くみ)する杉田議員は、左翼勢力にとって絶好の標的になった。圧倒的な人気を誇る自民党に苛立っていたマスコミは、糾弾のネタを見つけたので大喜び。「ここぞ!」とばかりに彼女を叩きまくった。でも、ゲイやレズビアンのカップルに税金をくれてやるのが、そんなに素晴らしいことなのか? 従来の同性愛者なら、「そっとしておいてくれ !」というのが共通の願望で、独自の世界に暮らし、同じ性癖の者で楽しく過ごしたいというのが彼らの本音だろう。要するに、杉田議員を槍玉に上げているのは、政治的野心に燃えた部外者が大半だ。日本は昔から微妙な棲み分けで穏便に生きてきた民族である。厳格な性倫理が無い代わりに、カタギの人間はゲイを黙認し、ゲイの方も世間様にご迷惑をかけずに暮らすことを暗黙の掟にしてきた。男色の連中を弾圧したって、彼らが女性に目覚める訳じゃないから、一定の領域を許して線引きを図った方が賢い。同性愛者を支援する左翼は、ゲイやレズビアンを助けているような振りをしているだけで、彼らを都合良く利用しているだけだ。

  日本の同性愛者は政治的対立を好まず、自己責任で生きて行く覚悟を持っているので、ある意味、立派な人々だ。他人の税金を食い物にして役職を確保しようとする社会主義者の方が、よっぽど下劣である。「男女平等」を推進するとか、「同性愛者の人権」を守るという名目で、特別委員会を設置する議員や官僚が本当に多い。アメリカはもっと盛んで、既婚者に対する税控除とか優遇制度があるので、同性愛者の結婚を合法化しようとする輩(やから)が後を絶たない。カルフォルニア州は全体的に同性愛者とか不法移民に対して寛容で、ゲイのメッカであるサンフランシスコは極左勢力のアジトになっている。(不法入国者を庇うことは“政治的正しさ”からすれば「寛容」なんだろうが、実質的には「犯罪の幇助」である。)

  米国には非アメリカ的な都市が散在している。特に、サンフランシスコは一種の「租界」で、気持ち悪いゲイのカップルが堂々と街中を闊歩しているし、何処で作ったのか判らぬ子供を抱いているレズビアン夫婦というのも珍しくない。聖書の創世記には、腐敗が原因で滅んだ都市「ソドムとゴモラ」の話があるけど、サンフランシスコに赴けば現代版のソドムとゴモラが体験できる。昔のアメリカ人なら腰を抜かすほど驚く光景なのに、そんな風景が「普通」なっているんだから、吸血鬼だって血の気が引いてしまうだろう。これは単なる筆者の推測だが、血に飢えた怪人だってゲイのオッさんを避けるんじゃないか。何となく不味そうだもん。やはり、血を吸うならブロンド美女の首筋がいいよねぇ。もし、ケイト・ベッキンゼール(Kate Beckinsale)がヴァンパイアなら逆に噛んでもらいたい。でも、立憲民主党の青山雅幸が近づいてきたら、吸血鬼役のケイトもブラジリアン・キックで撃退しようとするだろう。セクハラ議員じゃビンタしたくなるから当然だ。

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(左: ケイト・ベッキンゼール  / 中央: 『アンダーワールド』でのベッキンゼール  /   右: ロバート・キャンベル)

  杉田議員の炎上発言が切っ掛けとなり、意外な人物が正体を明らかにした。つい最近、東京大学名誉教授のロバート・キャンベル(Robert Campbell)氏がゲイであることを発表したことには驚く。報道によれば、キャンベル氏は長年付き合っていた日本人男性と2017年に「結婚」したそうである。日本文学を専攻するキャンベル氏は、日テレの「スッキリ」に出演していたから、お茶の間の一般国民も馴染みが深く、今回の告白でショックを受けた人も多いんじゃないか。しかし、筆者はキャンベル氏の表情を見たり、彼の話し方を聞いて、何となく「ゲイかも・・・」と思ったことがある。ただ、はっきりとした証拠を摑んでいなかったから、誰にも言わずに黙っていた。読者からは「後智慧だろう」と言われてしまうが、筆者は長いことユダヤ人について勉強し、何百人ものユダヤ人の顔写真を調べ、ついでに同性愛者の映像も見てきたので、ちょっとだけ“勘”が鋭くなっている。外れることも多いけど、当たることもしばしば。疑う人は自分自身で大勢のホモやユダヤ人を観察してほしい。

各界に潜んでいた同性愛者のユダヤ人

  日本人はアメリカ文化の輸入に熱心で、有名な大学教授が書いた著作が和訳されたり、人気ミュージシャンのCDやDVDが販売されるし、ビッグ・スターでも意外なほど頻繁に来日している。しかし、彼らの素性が必ずしも紹介されるとは限らない。西歐系アメリカ人と思えた俳優が実はユダヤ人であったり、高名な藝術家が同性愛者だったりする。日本の評論家や翻訳者は、先方に気兼ねしているのか、紹介する人物の種族や性癖にわざと触れないことが多い。だから、日本の一般人は隠された事実を知って、「えっ、あの人が !!」と仰天する。よく人気藝能人が実は元在日朝鮮人とか帰化鮮人の子供ということがあるけど、アメリカでも似たようなことは結構あるのだ。例えば、人気歌手のポーラ・アブドゥル(Paula Abdul)はシリア系ユダヤ人の父とウクライナ系の母を持っているし、アクション・スターのジャン・クロード・ヴァン・ダム(Jean-Claud Van Damme)は父方がユダヤ人。映画『ランボー』で有名なシルヴェスター・スタローン(Sylvester Stallone)は、母方の血で半分ユダヤ人となっている。母親のジャッキー(Jacqueline F. Labofish)は占い師か魔術師のような凄いオバちゃんで、ウクライナのオデッサからやって来たユダヤ人という家系らしい。イタリア系の英雄ロッキーが半分ユダヤ人なんてショック。

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(左: ポーラ・アブドゥル  /  ジャン・クロード・ヴァン・ダム / シルヴェスター・スタローン  / 右: スタローンの母親ジャッキー・ラボフィッシュ )

  ゲイには独特の雰囲気というか臭いがあって、何となく「オカマぽいなぁ」と思えることがある。英国人歌手のエルトン・ジョン(Sir Elton Hercules John)はバイセクシャル(両性愛好者)として有名で、2014年、カナダ人映像制作者のデイヴィッド・ファーニッシュ(David Furnish)と結婚した。「ナイト」の称号までもらったエルトン・ジョンは、見た目は小太りのオバはんみたいだが、ミドルネームは「ヘラクレス(怪力無双の英雄神 / Hercules)」と男らしい。彼はイエズス・キリストを人間の悩みに同情するゲイと呼んで非難を浴びたが、同性愛者の擁護にかけては聖ペトロを凌ぐ使徒気取りで、ロシアの悪魔プーチン大統領を激しく批判した。というのも、強いロシアの復活を掲げたプーチンは、同性愛の風潮に大反対で、皇帝に従うロシア議会は健全な未成年を守るべく、「同性愛宣伝禁止法」を通した。ゲイのエルトン・ジョンはこれに反撥し、大勢の同性愛者が彼に賛成したそうだ。

Elton John & David Furnish 3Putin 6








(左: エルトン・ジョンとデイヴィッド・ファーニッシュ  /  右: ウラジミール・プーチン)

  日本人にとっては天敵のプーチンではあるが、ロシアの国家的立場からすれば、彼の反LGBT政策はロシアの公益に適っている。もちろん、プーチンのホモ弾圧は宗教的情熱から発した行為ではなく、自分の野心に基づいた制裁である。しかし、プーチンが自分の所有物であるロシア帝國を素晴らしいものにしたいという熱意は本物で、ホモが堂々と混在するロシア軍などあってはならない。規律正しい世界最強の軍隊、というのがプーチンの理想である。このロシア皇帝はディオクレティフヌス帝のように振る舞い、士気が高くて愛国心に満ちた将兵を統率するのが大好き。だから、エルトン・ジョンみたいな意気地無しのデブが兵卒になるのは許せない。かつてプーチンはレズビアンを嘲り、「子供を産まない不毛な連中」と斬り捨てていた。健全な子供をたくさん産むロシア人女性は、ロシアを偉大にしてくれる人材の供給源である。「女性の人権を無視している !」とか「同性愛者への偏見だ !」といった非難は、プーチンに対しては意味が無い。左翼の遠吠えなんか蛙の小便程度。武力無き人権派が「キャン」と吠えたら、あの冷徹な独裁者が怯むのか?

James Kirchick 1Putin 22Michael Eisner 3








(左: ジェイムズ・カーチック  / 中央: プーチン大統領に抗議する人々  / 右: マイケル・アイズナー )

  プーチンのホモ排除に抗議したのは、英国人歌手だけではない。反トランプを掲げるユダヤ人急先鋒の一人、ジェイムズ・カーチック(James Kirchick)もロシアのテレビ局「RT」に出演し、プーチンの方針に激しく怒っていた。このユダヤ人ジャーナリストは、ユダヤ系雑誌の「Tablet」やリベラル・メディアの「ハッフィントン・ポスト」紙、「ワシントン・ポスト」紙などに記事を投稿する札付きの左翼だ。彼は同性愛支持をアピールするため、七色のサスペンダーを身につけていたくらいだから、筋金入りのゲイである。只でさえユダヤ人には左翼が多いのに、同性愛の嗜好まで加われば、もう手の施しようがない。ウォルト・ディズニー社を仕切っていた元ECOのマイケル・アイズナーはゲイじゃなかったが、このユダヤ人会長がディズニー社を乗っ取ると、創設者の理想を踏みにじるような暴挙を始めた。彼は何と、フロリダ州にある「ディズニー・ワールド」で、一日限定だが、ゲイ・パレードを許したのだ。スポンサーの中には日産の名前もあったから、日本人観光客にもショックだった。日本では「家族揃ってのドライヴ」を謳っていたのに、米国ではゲイの支援者になっていたとは、いくら商売とはいえ本当におぞましい。

Brian Epstein 1(左  /  ブライアン・エプシュタイン)
  同性愛者のユダヤ人は結構多く、「ザ・ビートルズ」のファンなら、マネージャーのブライアン・エプシュタイン(Brian Epstein)がゲイだったことを知っているはずだ。音楽業界に目を向けると、「ゲフェン・レコーズ」社を創設したデイヴィッド・ゲフェン(David Geffen)も同性愛者のユダヤ人で、彼は同種族のスティーヴン・スピルバーグやジェフリー・カッセェンバーグ(Jeffrey Katzenberg)と共に「ドリーム・ワークス(Dream Works SKG)」スタジオを設立した大物だ。このスタジオが手掛けた代表的な作品と言えば、子供に好評の「シュレック」や「トランスフォーマー」、トム・ハンクスが出演した「セイヴィング・プライベート・ライアン」、トム・クルーズ主演の「コラテラル」、ラッセル・クロウが剣闘士を演じた「クラディエーター」と数学者を演じた「ビューティフル・マインド」、ケヴィン・スペイシーとアネット・ベニングが共演した「アメリカン・ビューティー」などが挙げられる。(人気者だったケヴィン・スペイシーは、性的な「少年愛」が発覚し、瞬く間に失脚した。出演していたTVドラマ『ハウス・オブ・カーズ』は放送中止になってお蔵入り。)

David Geffen 1David Geffen & Spieberg & Katzenberg








( 左: デイヴィッド・ゲフェン  /  右: スティーヴン・スピルバーグとジェフ・カッセェンバーグと一緒のゲフェン  )

  一般の日本国民は気付いていないが、著名な指揮者のレオナード・ハーンシュタイン(Leonard Bernstein)もゲイのユダヤ人であった。世界的に有名なユダヤ人ピアニストのウラジミール・ホロウィッツ(Vladimir Horowitz)も同性愛者だ。筆者は中学生の頃、彼のアルバムをよく聴いていたので、ゲイと知ってちょっとショック。グラミー賞の常連で、クラブ・シンガーとしても有名なマイケル・ファインシュタイン(Michael Feinstein)もゲイのユダヤ人だった。カラオケで「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」を唄う人は、「えっ、あの歌手も!!」と驚くに違いない。草刈正雄のファンなら覚えているだろうが、映画『復活の日』で主題曲の「You Are My Love」を唄ったジャニス・イアン(Janis Ian / 本名Janis Eddy Fink)もユダヤ人のレズビアンであった。彼女は1993年に同性愛者であることを公表したが、1978年にティノ・サルゴと結婚していたそうだ。しかし、彼女とは離婚してしまい、別の女性パトリシア・シュナイダー(Patricia Snyder)と2003年に再婚した。

Leonard Bernstein 2Vladimir Horowitz 1Michael Feinstein 1Janis Ian 4








(左: レオナード・バーンシュタイン  / ウラジミール・ホロウィッツ  / マイケル・ファインシュタイン  / 右: ジャニス・イアン )

  小林克也の「ベスト・ヒットUSA」を観ていた人なら、バリー・マニロー(Barry Manilow)を記憶しているだろうが、彼もゲイのユダヤ人歌手ときている。チェビー・チェイス(Chevy Chase)とゴールディー・ホーン(Goldie Hawn)が共演した映画『ファウル・プレイ(Foul Play)』は日本でも好評で、「昔、劇場で観たよなぁ」と懐かしむ人も多いだろう。この映画の中で流れていたテーマ曲「Ready to Take a Chance Again」を唄っていたのがバリー・マニロー(Barry Manilow)だ。最近、久しぶりに彼の歌を聴いてとても懐かしかった。今ではどうなっているか判らないけど、若い頃のゴールディー・ホーンは本当に可愛らしい。彼女の父親は長老派に属するキリスト教徒のドイツ人であったが、母親はハンガリー出身のユダヤ人だったから、ゴールディーも種族的にはユダヤ人である。昔、彼女がインタヴュー番組で話していたけど、ゴールディーはユダヤ人らしく見えなかったので、周囲の友達は驚いたそうだ。たぶん、黒髪のユダヤ人を見慣れていたから、美しいブロンド娘のユダヤ人を想像できなかったのであろう。(まったく、失礼な友人たちだ。)

Barry Manilow 2Goldie Hawn 2Chevy Chase 2









(左: バリー・マニロー  / 中央: ゴールディー・ホーン   / 右: チェビー・チェイス )

  日本でも知られている歐米知識人の中には、結構ユダヤ系の学者がいて、意外な人物が同性愛者だったりする。例えば、日本語に翻訳されて話題となった『アメリカン・マインドの終焉』を書いたアラン・ブルーム(Allan Bloom)は、ユダヤ人のゲイであった。彼は1992年に亡くなったが、友人のサウル・ベロウ(Saul Belloew)によると、エイズ(AIDS)が原因で死んだとも考えられるのだ。他のユダヤ人学者を捜すと、ナチス研究者のジョージ・L・モッセ(George Lachmann Mosse)が挙げられる。彼が発表した著作の何冊かは日本語に訳されているので、一般人でも本屋で見かけたことがあるんじゃないか。このユダヤ人学者もゲイで、ユダヤ人の歴史家であるウォルター・ラカー(Walter Laqueur)と一緒に「現代史ジャーナル(Journal od Contempoary History 」誌を創刊したことでも知られている。

Allan Bloom 1Saul Bellow 1George L. Mosse 1Walter Laqueur 1








(左: アラン・ブルーム  / サウル・ベロウ  / ジョージ・モッセ  /  右: ウォルター・ラカー)

  ユダヤ人には変態学者も多く、オーストリア出身のユダヤ人心理学者フリッツ・クライン(Flitz Klein)は、「バイセクシャル雑誌(Journal of Bisexuality)」を創刊した。しかし、性に関する研究の大御所と言ったらポーランド出身のユダヤ人マグヌス・ヒルシュフェルト(Magnus Hirschfeld)を挙げねばなるまい。このユダヤ人医師は同性愛者や性倒錯者の研究で名を馳せ、男性でも女性でもない「中間性」を提唱して世間の注目を浴びた人物である。しかし、ナチスは彼の研究を忌み嫌い、その著作に火を点けて、穢らわしい紙屑の一斉廃棄を行ったのだ。この焚書をヒルシュフェルトが知ったのは外国での講演ツアー中で、ナチスの迫害を懼れたヒルシュフェルトは、自宅に戻らずスイスに逃れ、最終的に異国で息を引き取ることになる。1935年、ニースで心臓発作を起こし、そのまま死去。歐米や日本でナチ・ドイツの焚書は非難されているが、その内容を検証すれば、当時のドイツ人がなぜ激怒したのかが判るはずだ。性的変質者が「科学者」を装っても、変態は変態のままで見ていて気持ちが悪い。(当ブログの記事を参照。)

Fritz Klein 1Magnus Hirshfeld 2German Nazi SS 1Ludwig Wittgenstein 2







(左: フリッツ・クライン  /  マグナス・ヒルシュフェルト / SSのドイツ人と恋人のポートレイト  /  右: ルートヴィッヒ・ウィトゲンシュタイン)

  我が国でも一時人気となったルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン(Ludwig Wittgenstein)もユダヤ人哲学者で、一時期は女性とも付き合っていたというが、数名の男性とも“交際”を持っていたそうだ。例えば、ケンブリッジ大学で知り合ったフランシス・スキナー(Francis Skinner)という数学者と付き合っていたが、生涯のパートーナーにはならなかったらしい。別のパートナーとして、デイヴィッド・ヒューム・ピンセント(David Hume Pinsent)が挙げられる。ちょっと驚きだが、彼は偉大なるスコット人哲学者デイヴッド・ヒュームの子孫。彼もケムブリッジの学生だったが、1918年に飛行機事故で亡くなってしまう。ちなみに、彼の妹であるヘスター・アグネス・ピンセント(Hester Agnes Pinsent)は生理学者のエドガー・ダグラス・エイドリアン(Edgar Douglas Pinsent)と結婚した。このエイドリアン初代男爵は理系の日本人に知られており、彼は神経細胞の機能を研究し、ノーベル生理学・医学賞をもらうほどの人物だった。

David Hume Pinsent 1Edgar Douglas Adrian 1Richard Darwin Keynes 1John Maynard Keynes 1







(左: デイヴッド・ヒューム・ピンセント  /  エドガー・ダグラス・ピンセント / リチャード・ダーウィン・ケインズ  /  右: 兄のジョン・メナード・ケインズ)

  ついでに言えば、エドガーにはアン(Ann Pinsent Adrian)という娘がいて、彼女は生理学者のリチャード・ダーウィン・ケインズ(Richard Darwin Keynes)と結婚した。そして、このリチャードも名門のサラブレッド。彼の父親はジェフリー・ケインズ(Geoffrey Langdon Keynes)で、あの高名な経済学者であるジョン・メイナード・ケインズ卿(Lord John Maynard Kaynes)の弟だ。そして、リチャードの母親マーガレット(Margaret Elizabeth Darwin)は、ジョージ・ダーウィン(George Darwin)の娘で、進化論を提唱したチャールズ・ダーウィンの子孫ときている。つまり、リチャード・ケインズはチャールズ・ダーウィンの曾孫で、ケインズ卿の甥である。英国の名家は様々な閨閥で繋がっているから興味深い。

Geoffrey Keynes 11Charles Darwin 1George Darwin 1Anne Elizabeth Darwin 1





(左: 弟のジェフリー・ケインズ  / チャールズ・ダーウィン  /  ジョージ・ダーウィン /  右: アン・エリザベス・ダーウィン)

女が女に惚れるとき

  有名なユダヤ人でもレズビアンという性癖があることを知らない日本人は実に多い。例えば、我が国の左翼学者がお気に入りのスーザン・ソンタグ(Susan Sontag)も同性愛者であった。現在の高校生や大学生は彼女の名前を聞いたこともないだろうが、1970年代の新左翼学生には懐かしいアイドルで、ソンタグの小説や著作は幾つか日本語に訳されている。たぶん、『火山に恋して』とか『死の装具』、『ハノイで考えたこと』などを読んだ人もいるんじゃないか。ソンタグは表現の自由や人権を擁護する左翼組織「PEN American Center」の代表を務めたこともあり、心の底から西歐的アメリカを憎んでいた。彼女は雑誌に発表した論文で、アメリカ文化を形成した白人を「癌」と罵り、撲滅すべき対象と考えていたから、今でも保守派のアメリカ人によって批判されている。ちなみに、このリトアニア・ポーランド系ユダヤ人(本姓/ ローゼンブラットRosenblatt)は、アニー・レイボヴィッツ(Annie Leivovitz)と夫婦になっていた。

Susan Sontag 4Annie Leibovitz 2Anne Frank 1Jacquline van Maarsen 1








(左: スーザン・ソンタグ  /  アニー・レイボヴィッツ / アンネ・フランク /  右: ジャクリーン・ヴァン・マーセン)

  もう一人、有名なユダヤ人を挙げるとすれば、悲劇の少女アンネ・フランク(Anne Frank)に言及せねばなるまい。彼女は「毒ガス」ではなく発疹チフスに罹って死亡した。強制収容所で殺されたと言われるユダヤ人の多くは、「チクロンB」による殺戮ではなくて、猛威をふるった伝染病、すなわちチフスの蔓延が原因で倒れていたのだ。「残酷」なドイツ人から比較的親切に扱われたアンネは、友人のジャクリーン(Jacqueline van Maarsen)と一緒に居たとき、彼女の体に触れたくて堪らなかった。アンネが書いた日記によれば、ジャクリーンの肉体に興味を持ったアンネは、彼女の肌や胸を揉みたくてウズウズしていたという。レズビアンのホロコースト生存者にとっては素晴らしい記述かも知れないが、日本の少年少女にしたらショックだ。学校の先生が涙ながらに語ってくれるユダヤ人のヒロインが、実は同性愛的な趣味を持っていたなんて衝撃である。まぁ、日教組の先生は「スキップの名人」だから、都合の悪い話は意図的に避けようとしたのだろう。NHKのE-TV特集みたいなもんだ。

  ただし、アンネが書き残した「描写」に関しては、オランダ人専門家の反論があって、思春期を迎えた少女の「フィクション」なのだという。(Mike Corder, "Dutch researchers uncover dirty jokes hidden in Anne Frank's diary", The Times of Israel, 15 May 2018) つまり、想像力豊かなアンネが文才を発揮して、架空のエロ・シーンを描いたというのだ。おそらく、このオランダ人研究者が指摘するように、アンネは面白半分で同性愛の日記を綴っただけで、真剣に友人を愛したわけではではないのかも知れない。一般的にユダヤ人の子供は老成(ませ)ているから。しかし、13歳の小娘が友人に対して抱く妄想にしてはタチが悪い。もし、彼女が迫害を生き延び、そのまま成長していたら、どうなっていたのか判らないけど、女性にも興味を抱く異性愛好者になっていた、という可能性もある。アンネ・フランクを商売の「ネタ」にしているユダヤ人からすれば、聖女がレズビアンとか両刀使いなんて決して認められることではない。ホロコースト・ビジネスにケチをつける奴は、社会的な制裁を受けるので注意が必要だ。

Tony Kushner 3Tony Kushner & Mark Harris 1







(左: 学生時代のトニー・クシュナー  /  左: マーク・ハリスと<右側>クシュナー)

  学術界はもとより、藝能界に目を向ければ、あちこちにゲイやレズビアンがウヨウヨいる。例えば、パレスチナ人テロリストに対するイスラエルの報復を描いた映画『ミュンヘン』、エイブラハム・リンカン大統領を描いた作品『リンカン』で脚本を手掛けたのは、ユダヤ人の同性愛者トニー・クシュナー(Tony Jushner)である。彼はアカの巣窟コロンビア大学でベトナム反戦運動に熱中した極左学生だった。彼はジャーナリストのマーク・ハリス(Mark Harris)と交際し、この二人は2008年、マサチューセッツで合法的に結婚したそうだ。クシュナーはユダヤ人だけど、イスラエルによるパレスチナ人の虐殺に抗議して、米国のシオニスト団体と険悪な間柄になっていた。彼がブランダイス大学から名誉博士号をもらうとき、シオニスト組織から横槍が入ったそうだが、あまり効果は無かったらしい。人権問題を取り上げるクシュナーは、2013年にオバマ大統領から「米国藝術メダル(National Medal of Arts)」を授与されたというから、左翼どもは身内同士で褒め合っていたということだ。ちなみに、オキシデンタル・カレッジ(Occidental College)から編入してきたオバマも、コロンビア大学出身のれっきとしたアカである。

  レスビアンをテーマにした娯楽作品と言えば、日本でもDVDレンタルとなったTVドラマ・シリーズ『Lの世界(The L Word)』だろう。様々なレズビアンが登場するこの作品には、カナダ人女優のミア・カーシュナー(Mia Kirshner)や大ヒット映画『フラッシュダンス』で脚光を浴びたジェニファー・ビールス(Jennifer Beals)、米国統治時代の沖縄で生まれたレイシャ・ヘイリー(Leisha Hailey)などが出演していた。ミア・カーシュナーはカナダ人女優と言っても、その両親はユダヤ人で祖父母はヨーロッパから逃げてきたユダヤ人である。久しぶりに表舞台に立ったジェニファー・ビールスは、紛れもなく同性愛の支持者で、サンフランシスコで歓迎される人権擁護派の左翼黒人だ。レイシャ・ヘイリーの方は、ドラマばかりではなく私生活でもレズビアンときている。ユダヤ人歌手のキャサリン・D・ラング(Kathryn Dawn Lang)と付き合っていたそうだ。余計なお世話だけど、ラングみたいな女のどこが良いのか、筆者には全く分からない。

Mia Kirshner 4Jennifer Beals 1Leisha Hailey 1Kathryn D. Lang 3








(左: ミア・カーシュナー  / ジェニファー・ビールス  /  レイシャ・ヘイリー / 右: キャサリン・D・ラング )

  出演女優はともかく、『Lの世界』を手掛けた筆頭プロデューサーのアイリーン・チェイケン(Ilene Chaiken)も、これまたユダヤ人のレズビアン。アイリーンが初めて女性との“ロマンス”を持ったのは23歳の頃で、当時、彼女は映像制作会社の研修生であった。ところが、気分を変えたかったのか、退職してロサンジェルスに引っ越し、転職先を捜していたという。ようやく最初の面接を受けようとした時、彼女は思わぬアクシデントに見舞われた。当時、彼女はクルマを運転して会社に向かったそうだが、ちょっとした衝突事故を起こしてしまったのだ。何とも不運な出発だが、それにもめげず第二回目の面接に向かおうとした。ところが、またもやクルマをぶつけてしまったという。アホな女というのは何処の社会にも居るもんだ。

Virginia Cherrill 1Virginia Cherrill 4Rosie O'Donnell 1







(左: ヴァージニア・チェリル  / 中央: 「街の灯」のシーン  /   右: ロジー・オドンネル)

   でも、アイリーンが事故を起こしたとき、すぐ近くのカフェからウェイトレスが駆けつけてくれたというから、渡る世間にはまんざら鬼ばかりではない。むしろ、運命の女神が微笑んでいた。メルローズ通りに面する、この喫茶店は偶然にもレズビアンの主人が経営していたそうで、助けてくれたウェイトレスもレズビアンであったそうだ。禍(わざわい)転じて福と成す、じゃないけどアメリカにも神様がいたのだろう。事故で落ち込むアイリーンであったが、彼女は生まれて初めて、生のレズビアンに逢えたので胸がときめいたという。名作『街の灯(City Lights)』でチャーリー・チャップリンは、街頭でふと花売りの乙女に出逢う。彼は盲目の娘に一目惚れ。彼女の為にお金を稼ごうとボクシングまでするシーンがあって、観ている客の涙を誘うが、アイリーンの恋愛には共感できない。ヴァージニア・チェリル(Virginia Cherryll)のような女性ならいいけど、ロジー・オドンネル(Rosie O'Donnell)やリンダ・ハント(Linda Hunt)みたいなレズビアンじゃ嫌だなぁ。ちなみに、日本でも知られているハリウッド女優には結構レズビアンが多い。例えば、トム・クルーズの出世作『トップガン』で共演したケリー・マクギリス(Kelly McGillis)や、TVドラマ「クリミナル・マインド」で「ガルシア」役を演じるカーステン・ヴァングスネス(Kirsten Vangsness)、ジャック・バウアーでお馴染みの大ヒットTVシリーズ『24』で女性大統領を演じたチェリー・ジョーンズ(Cherry Jones)などが挙げられる。

Linda Hunt 1Kelly McGillis 2Kirsten Vangsness 1Cherry Jones 2








(左: リンダ・ハント  /  ケリー・マクギリス / カーステン・ヴァングスネス  /  右: チェリー・ジョーンズ)

  それにしても、クルマを衝突(クラッシュ)させたのに、同性愛者に胸キュン(クラッシュ)だなんて、まるでB級映画のコントみたいだ。でも、アイリーンは自分の体験を『Lの世界』に盛り込み、出演者のミア・カーシュナーに再現させたのである。実際、レズビアンのウェイトレスもアイリーンと話しているうちに“同類”の臭いを感じたのか、アイリーンを見舞いに来て、コーヒーとお菓子を持ってきてくれたそうだ。同性愛を隠さなくなったアイリーンは、後に彫刻家のミジィ・フッド(Miggi Hood)とマリブで出逢い、それから約20年間も連れ添ったという。ミジの方が誰かの精子で孕んだらしく、双子の娘をもうけたそうだ。しかし、二人は破局を迎え、独身となったアイリーンはディズニー社の重役であったルーアン・ブリックハウス(LouAnn Brickhouse)と知り合い、2013年に結婚したそうである。自分のTVドラマがヒットしたこともあって、「妻」と暮らすアイリーンは順風満帆だ。確か、アメリカ合衆国はキリスト教国のはずだったが、かつてのプロテスタント的倫理が消滅し、いつの間にか左翼ユダヤ人の楽園になっていた。

Ilene Chaiken 3Ilene Chaiken & Miggi Hood 1Ilene Chaiken & LouAnn Bricjhouse








(左: アイリーン・チェイケン  / 中央: アイリーンとミジィ・フッド / 右: アイリーンとルーンアン・ブリックハウス)

  西歐系アメリカ人はナチ・ドイツを倒したと無邪気に喜んでいたが、実は内部に潜む異人種の敵に侵掠されていたのである。大戦中、可哀想だからといってユダヤ難民を引き取ったら、徐々に祖国を乗っ取りられ、気がつけば少数民族に転落だ。以前のアメリカなら、ゲイやレズビアンなんか絶対に承認されず、同性愛に目覚めた子供たちは無理をしてでも異性と交際したし、独身を通した者は冷たい視線を恐れて口を閉ざしていた。ところが、フランクフルト学派のユダヤ人が米国に乗り込んでくると、フリー・セックスや放埒な異性関係を肯定する学説をばらまき、無防備な若者を堕落させていったのである。CIAが雇ったヘルベルト・マルクーゼなどは、ヒッピーたちに性的な快楽を勧める一方で、権威に反抗する屁理屈を正当化していたのだ。厳格な倫理こそ若者を善に導く徳目なのに、西歐社会を憎むユダヤ人マルキストは、その美徳を根底から破壊しようと謀ったのである。素直に育てた子供を大学に送ったら、自堕落なクズになって帰ってきたんだから、アメリカ人の親は何の為に学費を稼いだのか分からない。日本人はコロンビア大学やコーネル大学、UCLA卒のアメリカ人と聞けば、「すごい、有名大学の卒業生だ」と尊敬するけど、その学生時代を調べればトンデモない奴だったりする。

Andrew Rannells The New Normal 2Gay couple in Russia 23








(左: ゲイ・カップルを称讃するTVドラマ「ニュー・ノーマル」の出演者 / 右: 現実のゲイ・カップル )

  時代の変化だから仕方ないけど、せっかく育てた娘が短髪の奇妙な女と結婚し、どんな素性の男か分からぬ奴の精子で子供を作ったりするんだから、親としては悪夢だ。また、男と結婚した息子を抱える母親も悲惨である。恥ずかしくて友人に息子の「婚約者」を紹介できないし、隣近所に知れたら一大事。電光石火で町内に情報が伝わるから、恥ずかしくて外に出たくない。自分の息子が夜、寝室で「夫」と何をしているのか想像すれば、発狂したくなるじゃないか。それに、ホルモン注射で母親より巨乳になった息子なんて気持ち悪い。同性愛者を肯定する社会になれば、小学校でセックス教育ばかりか、同性愛者に関する人権教育まで行われるようになるだろう。でもさぁ、小学生の息子から「パパ、ゲイって何?」と訊かれた父親は辛いよなぁ。まさか「陽気な人だよ」って誤魔化すわけには行くまい。大変な世の中になったものである。



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