無敵の太陽

主要マスメディアでは解説されない政治問題・文化・社会現象などを論評する。固定観念では分からない問題を黒木頼景が明確に論ずる。

2021年11月

秋篠宮家が避けた問題と皇室権威の失墜

八百長劇だった記者会見

Kayo Komuro 001Prince A 001








  11月30日、秋篠宮殿下は恒例のお誕生日会見を行われた。しかし、今回は生放送ではなく、11月25日に収録された編集済みの記者会見だった。たぶん、こうなったのは眞子内親王殿下と小室圭の結婚が原因だろう。眞子様の異例な御結婚とNYへの移住は、様々な週刊誌やインターネットで話題となったから、宮内庁の配慮で録画になったものと推察される。

  記者会見を視聴した国民なら解ると思うが、この質疑応答は全くの"ヤラセ"で、肝心な質問は一切無く、殿下の回答も不満だらけの内容であった。こんなのは打ち合わせ通りの茶番劇に過ぎない。確かに、朝日新聞の記者からは、眞子様の御結婚と小室家の金銭問題、国民やマスコミからの誹謗中傷、PTSDに関する件などの質問があったけど、これら問いかけは騒動の本質を剔る質問ではない。秋篠宮殿下が明らかにすべきは主に以下の点である。

(1) 小室圭が受けた恩恵や特典は、眞子様を含む秋篠宮家の手配だったのか、あるいは第三者(相手先)の忖度だったのか?
(2) 小室圭は本当に優秀だったのか?
(3) なぜ眞子様は御結婚後、異例のスピードで旅券や国際免許証を取得できたのか?
(4) 渋谷にある「オークウッド・レジデンス青山」への入居は、誰がいつ手配のか?
(5) 結婚後、渋谷の仮住まいが警察官に守られていたが、その命令は誰が下し、警備費用は誰が負担したのか?
(6) 小室夫妻はNYの高級アパートメントに入居したが、誰の提案で決定され、そこの家賃は誰が負担しているのか?
(7) NYの総領事館が小室夫妻を警護しているとの噂が流れているが、どうして一般人となった眞子様に皇族レベルの保護が与えられているのか? また、誰が総領事館や外務省を動かし、警護費用を出しているのか?
(8) 総領事館がマスコミとの報道協定を結んだというが、それは誰の発案と命令で、秋篠宮家や宮内庁はどの程度かかわっているのか? 
(9) 小室氏のロー・スクール入学と奨学金の獲得、雑誌掲載の論文等について、様々な疑惑が持ち上がっているが、殿下はどの程度、実態を把握しているのか?
(10) 小室氏の就職や入学に関して、秋篠宮家はどの程度、介入・援助してきたのか?

  主要メディアは小室家の金銭問題にばかり焦点を当てているが、そんなのは小室佳代と元婚約者の間で起こった"揉め事"だろう。息子の小室圭が母親の婚約者から借りた訳でもないのに、それを御結婚にまつわる問題とするのは論点の"すり替え"である。秋篠宮殿下が回答すべき点は、直接・間接的にせよ、「如何なる形で、どんな命令を下したのか?」である。もちろん、宮家の側近や宮内庁の職員が"忖度"を利かせて勝手にやったこともあるだろうが、殿下の承諾を得ずに断行したとは思えない。

  もちろん、殿下が関与しないところで、第三者がきめてしまった事もあるだろうが、数々の結果を目にすれば、殿下だって「これはおかしい ! 奇妙だ ! 有り得ない !」と気づくはずだ。例えば、優秀な学生でもない小室圭が、いきなり大手の三菱東京UFJ銀行に入ることができ、しかも丸の内支社で法人営業を担当したんだから、普通じゃ考えられない。金融や会計の知識も無い小室氏が、英語能力だけを頼りに海外赴任を希望するなんて馬鹿げている。いくら眞子様の要望であっても、民間企業の仕事は厳しく、皇室の権力を使って「万事解決」なんてことは無理。小室氏を見つめる同僚の視線が冷たくなるだけだ。

  銀行での仕事に限界を感じた小室氏は、なんと、次の就職先も大手の会社だった。法律の知識も無いくせに、奥野総合法律事務所に転職でき、「パラ・リーガル」といった身分で給料を貰うこともできた。さらに、充分な職業経験も積んでいないのに、なぜか"特例"で一橋大学の大学院に入ることができた。これじゃあ、一般国民が「えっっ~、そんなのアリなのかぁ~?」と呆れ返ったのも当然だ。

  驚愕の奇蹟はまだ続く。新米の下っ端なのに、小室氏は事務所から給料(生活補助)を貰い、フォーダム大学への留学を実現した。ここにも奇妙な"フォース(force)"が働いており、法学部を出ていない小室氏であったが、なぜか彼はLLMコースに入学できたのだ。ルーク・スカイウォーカーじゃあるまいし、「フォース」を使って人間を動かしたのか? さらに、ここを"優秀"な成績で修了した小室氏は、大学の規則を飛び越えて、LDコースへの"編入"を果たした。普通の留学生はLSATの試験を受けて入学するのに、小室氏はLLMの資格だけで横滑りを許されたのである。こんな"例外"を目にした留学生は、一体どんな感想を抱いたのか?

  小室氏が披露する「アメリカン・ドリーム」は、マーヴェル・コミックよりも驚異的だった。彼はアメリカ人の学生でも難しい「マーティン奨学金」を獲得したのだ。アメリカ人でも学費の支払いに苦労するのに、小室氏は奥野氏から小遣い(貸与の支援金)を貰いながら、高嶺の花である奨学金を手にすることができた。ただし、この"奇蹟"に疑問を投げかけるアメリカ人は少なくない。奨学金を貰っているアメリカ人の中には、高いGPA(Grade Point Average)を保つよう約束されている人も居る。(GPAは0.0から4.0までの数値で表される成績で、AプラスとかBマイナスといった評価がある。Fだと落第点。)

  本来、奨学金というのは有望な学生に与えられるものだ。米国だと競争が激しく、優秀な学生であっても、奨学金維持のためには試験で良い成績を収めねばならぬ。それゆえ、普段の勉強も大変である。最初から満額をもらえて、返済の義務が無い小室氏とは大違い。小室氏は本当に三年間、フォーダムの授業について行けたのか? 確かに、小室氏は「JFK Profile in Courage Award」という名誉を受賞したが、全米のアメリカ人は彼の受賞に疑問を呈している。一般の日本人だって「小室氏のプロファイルは怪しい」と思っているんだから、秋篠宮殿下や天皇陛下だって「胡散臭い」と思っているに違いない。

  奨学金を貰えたのに司法試験に落ちた小室氏は、入社早々、長期休暇を取っても「ローウェンシュタイン・サンドラー社」をクビにならなかった。普通なら、ふざけた野郎を雇い続ける法律事務所なんか無い。しかし、小室氏は皇族の結婚相手だから解雇にならなかった。おそらく、二月の司法試験に落ちてもクビになるまい。ただし、いくらなんでも、これはマズいから事務所側も小室氏に解雇通告を突きつけるはずだ。それでも彼は安泰。宮内庁と秋篠宮家は受験前から、小室氏の不合格を予想していたから、法律事務所を解雇された場合の再就職先も考えている。というより、結婚前から用意しているんじゃないか?

  秋篠宮殿下は国民に向けて「異例の結婚」と述べていたが、小室氏の"だらしなさ"くらい最初から分かっていたはず。たぶん、小室夫婦の処遇と「落とし所」は、もう決まっているのだろう。宮内庁の側近は以前から、小室夫妻がNYに留まる場合のシナリオや日本に帰国する事態など、幾つかのケースを想定し、複数の計画を立てていたのかも知れない。これは宮内庁と外務省が協議し、秋篠宮家が諒承する形で進められたと思う。一般国民の中には「まさか、そこまで・・・」と信じない人もいるだろうが、高校の修学旅行だって、1年前にはちゃんと計画が立てられ、様々なトラブル処理も考えられている。ましてや、皇族のお姫様がNYで生活したいとの旨を宮内庁や参与に相談していたんだから、色々な部署の役人、および皇室関係者が動いたはず。小室氏の試験合格を信じて将来設計を描く役人なんていないだろう。

  記者会見場で秋篠宮殿下は、眞子様の"複雑性PTSD"に言及し、世間の誹謗中傷を咎められたが、保守派国民は眞子様の御結婚じたいを反対した訳じゃない。ただ、相手となる小室圭と母親に様々な問題があったから騒いだだけである。もし、小室圭が誠実な人間であれば、借金問題など直ぐに解決できたであろう。たとえ三菱UFJ銀行を辞めても、高賃金の筋肉労働に従事すればいい。2016年から2020年まで必死で働き、節約生活をしていれば、全額じゃなくても300万円くらいは返せたはずだ。それなのに、小室氏はホワイトカラーの上級職を望み、実力を弁えない職業を目指した。どうして庶民と同じように、普通の会社で働く事ができないのか? 

  誹謗中傷の件だが、確かに『週刊文春』や『週刊新潮』などの雑誌は、銭儲けの為に刺戟的なタイトルを掲げ、根拠がハッキリしない記事を掲載することもある。しかし、皇室支持派の国民が怒りを抱いているのは、こうした週刊誌に便乗したからじゃない。「一般人宣言」をなされた眞子様が、結婚後も"皇族"と同じ待遇を受け、一般人では決して得られない特権を行使しているからだ。小室夫妻は「Taconic Investment Partners」が運営するNYの高級アパートメントに住んでいるが、誰がその部屋を手配したのか? 下働きの小室圭が契約できる物件じゃないぞ。おそらく、NY総領事館の職員が地元の不動産屋に問い合わせたか、馴染みの不動産業者に頼んだからだろう。(三井不動産の現地社員とか、色々な在米日本人に頼めば、適当な物件を紹介してもらえるだろう。) 部屋の家賃だって本当の値段じゃなく、割引賃料の場合も考えられる。つまり、眞子様の貯金を減らさないよう、宮内庁が配慮しているということだ。

Princess Mako 00212  眞子様は日本に住んでいたが、国民の誹謗中傷のせいで中学生の頃から思い悩み、複雑性PTSDになったという。もし本当なら、これはかなり深刻である。戦場で凄まじい恐怖体験をしたとか、幼児期に両親から虐待を受けた、学生時代に強姦された、というのであれば理解できるが、雑誌の批判記事くらいで重度の精神病に罹るなんて信じられない。仮に複雑性PTSDになっているんなら、日本国内に留まり、軽井沢か葉山の何処かで静かに暮らせばいいじゃないか。わざわざパパラッチが待ち受ける米国へ旅立つなんておかしい。眞子様はアメリカ人の精神科医による治療を受けて、病気の治療に専念されているのか? 日本語でも難しいのに、英語で自分の気持ちを外人の医者に伝え、微妙な表現の英語を聞きながら英語で返答するとは思えない。日本で医者の診察を受けた時、眞子様は流暢な英語で会話したのか?

  記者会見で秋篠宮殿下は、眞子様が突然のパニックや発作を起こすかも知れない、と危惧していたが、それなら米国で暮らしている時、突然のフラッシュバックでパニック症状を引き起こしたら、一体どうするのか? 確かに、眞子様には四六時中、領事館職員か民間のボディーガードが附いているから、卒倒しても心配ないんだろうが、それを何時まで続けるつもりなのか? それに、こうした警護費用は誰が出しているのか? もし、外務省が機密費で出していたら問題である。なぜなら、こうした闇の出費は国会議員でも追及できないからだ。

  もし、小室圭が「ローウェンシュタイン・サンドラー社」をクビになった場合、眞子様がNYのどこかに就職する可能性だってある。しかし、米国での生活経験が無いお姫様が、いきなり米国の企業や民間団体に就職できるのか? おそらく、外務省か皇室が米国での人脈を使って、高額の給料を出す職場を手配するんだろう。でも、こうした"コネ採用"をすれば、またもや一般国民が騒ぎ出すに違いない。「一般人になった眞子様が、どうして病気を抱えながら、上等な職場に就くことができるのか?」と大騒ぎだ。普通の日本人であれば、異国の都会で高給取りにはなれない。皇室支持派でない国民なら、「どうせコネ入社だろ !」と吐き捨てる。税金を使って警護されたお姫様が、皇室パワーを使って楽ちん就職なんだから、一般国民だって腹が立つ。特に、就職氷河期や派遣労働で屈辱感を味わった国民だと、嫉妬心が憎しみに変わり、「どうして、あの人達は税金で贅沢な暮らしをしているの?!!」と怨んでしまうだろう。

  秋篠宮殿下は気づいていないだろうが、皇族はその身分ゆえに様々な厚遇を得ている。恵まれた環境で育つ皇族の子供には、最高級の家庭教師が附くし、名門校に入学届を出せば、間髪入れずに受け容れ体制となる。形式上、筆記試験を受けても、採点前に合格は決まっているはず。面接で親王殿下や内親王殿下を落とすバカはいないだろう。もし、悠仁親王殿下が願書を出せば、筑波大附属でも慶應義塾大附属でも合格だ。開成や麻布といった名門校でもすんなりOK。願書の名前を見ればビックリ仰天だ。推薦者が侍従長とか宮内庁長官だったら誰でも通る。小室圭の留学を見れば一目瞭然じゃないか。皇室がバックに附けば、凡才の外人だってロー・スクールに入れるんだから、必死で受験勉強をする一般人は「なんだ、あいつら !」という気持ちになる。

  日本人は仏教徒でもキリスト教徒でもない。昔、山本七平は日本人の宗教を問われて、「日本教」と答えていたがが、筆者は「学歴信仰」だと思っている。日本人は学力を測る筆記試験を尊ぶ。受験においては家柄や職業が考慮されず、"公平"で"平等"な審査が行われると信じているのだ。それゆえ、高額な寄付金を用いて我が子を名門校に入れようとする者は、社会から激しく非難されてしまう。「裏口入学」は一種の"瀆神行為"であり、神聖な儀式においてズルをしたことになるから、窃盗罪のような非難を世間から招く。よく、入試問題にちょっとしたミスがあれば、即座にテレビ局で報道されるのは、日本人が入試を神聖な登龍門と考えているからだ。1問くらいミスがあっても、そんなのは些細な過ちだ。それほど大慌てする事じゃない。でも、受験生とその親は政治スキャンダル以上に騒ぐ。

  各大学の偏差値や名声は、そこに在籍する学生の「業績的地位(achieved status)」と重なり、それは卒業後に彼の「帰属的地位(ascribed status)」へと転換する。だから、一流大学を出れば世間から「優秀」と見なされ、三流校ないし底辺校を出た者は、そのまま「凡庸」か「三流」の烙印を押されてしまうのだ。これは背中に彫った刺青のようなもので、一生涯、あらゆる場面で本人に附き纏う。

  小室圭に"下駄を履かせてしまった"秋篠宮殿下は、不正手段で娘婿を大学院に入れたことに気づいていないのだろう。たとえ、殿下の差し金じゃなくても、世間の一般人は皇室の権威を使って小室圭がロー・スクールに入ったと思っている。とりわけ、リベラル派のインテリ国民は、意識的・無意識的な学歴信仰者であるから、コネ入学の疑いがある皇族を侮蔑する。高校や大学で反皇室思想を植え込まれたインテリになると、天皇陛下を「天ちゃん」と呼んで小馬鹿にしたし、共産党にかぶれた連中は、「タダ飯を食ってノウノウと暮らす穀潰しを赦すな ! 人民を支配する天皇制を打倒せよ !」と叫ぶ。

  たとえ、こうした筋金入りの左翼じゃなくても、一般人は薄い左翼思想に染まっているから、コネ入学を画策する皇族を胡散臭く思っている。もし、秋篠宮殿下と宮内庁が小室圭の留学に対して何もしていなかったら、留学自体も実行されていなかったし、奨学金の獲得や論文での表彰も無かったはずだ。皇室パワーの影がチラつくから、小室圭は異例の恩恵を受けた訳で、秋篠宮殿下は未然に防ぐ事ができたはず。それなのに、殿下は黙認し、小室氏は雑誌論文で二回も表彰されていた。「知っているのに知らぬフリ」という態度を国民が見れば、殿下の関与を疑うのも当然だ。記者会見でも、この点については双方とも一切触れず、どの記者も「存在しない」かのように質問しなかった。たぶん、宮内庁と癒着する皇室ジャーナリストばかりだから、不都合な質問はしないのだろう。

  常識を弁えた一般人とは違い、保守派の言論人は愚鈍である。彼らは眞子様の御結婚ばかりに目を奪われ、皇室にとって何が本当の危機なのかを解っていないのだ。確かに、眞子様の「我がまま生活」には呆れるばかりだが、その根底には皇室の権威失墜が隠れている。つまり、大半の日本国民は皇室の存続を望んでいるが、保守派ほど熱心な支持者ではない。かといって、左翼分子のような皇室打倒論者でもないから、ぼんやりと天皇陛下を敬っており、元旦ともなれば神社に初詣をする。だが、不正入学を「卑劣」と思わない皇族を密かに侮蔑しているはずだ。

  今回の御結婚には眉を顰める人も多く、保守派国民の間にも、秋篠宮殿下に不満な人が多い。リベラル派のインテリ国民だと、「やっばり、皇族なんて"あんな"程度だよなぁ~」と"小馬鹿"にするから、こちらの方が深刻である。なぜなら、小室夫妻には皇室のパワーが満載だからだ。「コネ入社」や「コネ入学」および「疑惑の奨学金」に加え、「不審なロー・スクール卒業」、「税金をふんだんに使った警護体制」、「忖度としか思えないビザのスピード発給」、「高級アパートでの新婚生活」、「国民のせいで複雑性PTSDに罹ったプリンセンが、NYで一般人生活を満喫」、「治療もせずに楽しくショッピング」、「ボディー・ガードを伴ったNYでのお散歩」なんだから、保守派国民でも擁護しきれない。

  どうして、秋篠宮殿下は国民から"小馬鹿"にされるような行為を取ってしまうのか? 原因と思われる一つに、賢明な助言者の不在が挙げられる。もし、殿下に立派な側近や友人がいれば、小室氏が三菱東京UFJ銀行に入った時点で、「裏から手を回すのは良くない !」と諫言したはずだ。そして、見栄を張るために皇室の権威を使ったことを咎めるだろう。皇室パワーで就職の斡旋をしたら、それは皇室権力の濫用となり、皇室の歴史に汚点を残すことになるからだ。皇族はその絶大な権威を用いて私益を図ってはならない。殿下の周りには自主的に奔走する人物が多く居るので、殿下がちょっと頼んだだけでも直ぐ動く。無能な小室圭に信じられない"奇蹟"が起こってしまうのは、皇室が物凄い影響力を持っているからだ。

Princess Mako & Komuro 99921 しかし、こうした魔法を使えば使うほど、皇室の権威は穢され、人々の侮蔑を招くことになる。おそらく、秋篠宮殿下はご自分で皇室の権威を貶めているとは思っていないだろう。眞子様と小室氏の警備だって「当然」と思っていたはず。免許の取得くらいで、あれだけの大名行列が一般人になされる訳はないのに、殿下は一切そのことに触れなかった。もし、記者会見で質問されたら、「あれは警察が勝手にやったことです」と答えるのか? 警察は眞子様が皇籍を離脱されても、依然として"皇族"だから24時間体制で警備に附いたのだ。 もし、殿下が私費で民間の警備員を雇ったら、一体いくらの金額を請求されることか。NYで眞子様は貯金をはたいて警備員を雇っているのか? 

  一連の失態を見ていると、秋篠宮殿下の周りには聡明な側近が居ないことに気づく。おそらく、昔は居たんだろう。しかし、何らかの理由で離れてしまい、残ったのはゴマすり職員か、事なかれ主義の役人ばかり。秋篠宮家の評判がどうなろうが、宮内省の役人には関係ない。命令された仕事だけをこなしていれば給料を貰えるから、わざわざ殿下から叱責されるような真似はしないだろう。皇族が何をしようがお構いなし。下手に「諫言」でもしたら大目玉を食らうだけだから、殿下の言うままに従った方が悧巧である。最終的に困るのは、秋篠宮殿下と眞子様なんだから、宮仕えは黙って従うしかない。

  昭和天皇がご幼少の頃には、立派な御用掛がたくさんいた。質実剛健を絵にしたような乃木希典大将が学習院の院長を務めていたし、乃木大将が自刃した後は東郷平八郎元帥が東宮御学問所の総裁になった。倫理学は人格者の杉浦重剛(すぎうら・しげたけ)が努めていたし、海軍大佐であった小笠原長生(おがさわら・ながなり)子爵が学習院御用掛となっていた。御学問所評議員になった山川健次郎も逸材で、彼は会津藩で家老をしていた一族の生まれだ。健次郎は白虎隊の生き残りで、15歳の少年だったから従軍から外されたという。しかし、後に彼が白虎隊について語る時は、必ず居ずまいを正し、厳粛な表情に変わったそうだ。凄惨な戦闘と仲間の自決を思い出すと、彼の表情は悲しくなり、絶句することもあったらしい。こうした武士の薫陶を受けた裕仁親王殿下は、立派な皇太子へと成長する。昭和天皇が帝王の威光を放ち、臣民の篤い尊敬を受けたのは、こうした超一級の教育者に恵まれたからである。

  現在の皇室は本当に寂しい限りだ。今上陛下は雅子妃が抱えた適応障害の件があるから、眞子内親王の"我がまま"に対して強く言うことはできない。天皇陛下も秋篠宮家の醜態を解っているが、弟の家庭に容喙できないから、不正行為やコネ採用を察知しても沈黙を守るだけとなる。秋篠宮殿下は問題の核心をズラして、小室圭の金銭問題や国民からの誹謗中傷だけに論点を据えるから、皇室支持派だって厭になる。保守派国民は殿下に対し苦言を呈するが、それは殿下に正直な姿勢と常識への回帰を求めているからだ。皇室支持派は眞子様の不幸を望んでいる訳じゃない。もし、保守派国民が皇室を見放していれば、ゴチャゴチャ言わずに、やりたい放題の状況を傍観するだけだろう。

  左翼分子が皇室を攻撃するのは昔からあることで、まともな国民であれば、左翼陣営に与せず、「アホな連中だ」と言って軽蔑するだろう。ところが、今回は熱心な皇室支持派も批判的だ。秋篠宮殿下は週刊誌と勤皇派をごちゃ混ぜにするが、皇室支持派は秋篠宮家を心配しているんだから、殿下はこうした国民の意見に耳を傾けるべきだ。何しろ、殿下自らが皇室の権威を貶めているんだから、こちらの方が一大事じゃないか。西歐の王侯貴族と同じく、我が国の皇族だって、全員が俊英で有徳な聖人ではない。中には私情を優先して批判を浴びる人もいる。だから皇族には賢明な輔弼が必要なのだ。

  八百長会見で一件落着と考えている殿下は間違っている。来年の二月には小室圭が再び司法試験に挑戦することになっているから、結果発表の五月には、また一波乱あるだろう。合格よりも不合格の方に賭ける人が多いのは、一般国民が小室圭の実力を解っているからだ。元気なのは小室夫妻とNYのパパラッチだけなんて、本当に情けない。もし、再び「不合格」の報道が日本中を駆け巡ったら、秋篠宮殿下はどう対応するのか? たぶん、宮内庁は声明文の原稿を用意していると思うけどね。

  
  
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仕組まれた米支対立 / 共産支那を育てた米国

北京に貢いだ日本と許した米国

John D Rockefeller 222Mao & Nixon 333








           (左 : ジョン・D・ロックフェラー  /  右 : リチャード・ニクソンと毛沢東 )

  我が国の保守派言論人は大局を理解していないようで、岸田内閣が掲げる支那従属方針を非難している。確かに、岸田文雄総理は支那人に諂う茂木敏充を幹事長にして、「日中友好」の林芳正を外務大臣にしたから、正常な日本国民から批判されても当然だ。歐米諸国が「反支那路線」を鮮明にしているのに、侵掠を受けている日本が「融和・隷従」路線なんだから、一般国民だって呆れてしまうだろう。

  筆者は岸田総裁選出の前から「岸田は有害・無能」と思っていたから、左翼路線を展開しても長期政権は難しいと思っている。そもそも、岸田総理の主眼は「大宏池会」の結成で、国民と祖国の安全保障じゃない。菅義偉や河野太郎に色目を使いながら、安倍晋三と親しい麻生太郎を抱き込み、「清和会」を凌ぐ大派閥を誕生させる魂胆だ。でも、そんなのは「コップの中の嵐」というか、「宏池」という溜め池の復興に過ぎない。

  たとえ、岸田総理が自民党や公明党を動かす"キング・メーカー"になれたとしても、日本政府が支那共産党の下部組織になったら終わりじゃないか。しかし、岸田総理はアジア人の研修生(低賃金移民)を増やして、日本の少子化を防ぎ、経済の活性化を図るようだが、支那人が激増して「支配民族」になったら、それこそ「日本消滅」だ。富豪の支那人が政財界の上層部を占め、日系人が下働きの大衆となれば、先祖代々の日本人は単なる「原住民(ネイティヴ・ジャパニーズ)」となり、「倭人自治区」の悲哀を噛みしめることになるだろう。

  元自衛官の用田和仁(もちだ・かずひと)陸将が言うように、我が国に対する支那軍の脅威は深刻で、日本が独自に国土を守れるようにするため、是非とも国軍の創設は必要だ。しかし、米支対立の根底には、ある種のプロレス的要素、すなわち八百長の側面がある。なぜなら、アメリカには本気で支那共産党を潰す戦略が無いからだ。もちろん、アメリカの国防総省は真剣に支那包囲網を構築し、人民解放軍の勢力を削ごうと図っている。

  だが、大統領をはじめ、上院・下院議員といった政治家に資金を流している連中は、ペンタゴンの将校とは違い、膨大な利益に目を奪われ、様々な手口で支那を守っているのだ。「支那人は活かさず殺さず、大切に育てて金の卵にする」というのが彼らの狙いである。それに、米国と支那が軍事的な緊張を高め、陸海空の兵器を増強すれば、最新鋭の戦闘機や空母、潜水艦、その他の通常兵器を供給する軍事産業は万々歳だ。紛争すらない平和な時代というのは、ボーイングやロッキードの重役にとっては悪夢である。ヘッジファンドの運営者にとっても、乱高下する市場は大歓迎。株や金の相場が動くし、石油や天然資源の争奪戦となるから、国際金融業者は莫大な利益を手にできる。

 もし、アメリカにとって"共産"支那が国家を脅かす敵であれば、北京政府や支那商人を経済的に締め上げればいい。仮に、西歐諸国が支那を「敵国」と見なし、米国主導で支那のドル決済を凍結すれば、支那経済は瞬く間に崩壊するだろう。そうじゃなくても、江沢民や胡錦濤の時代に支那人が持つドル資産を差し押さえたり、徹底的な経済制裁を断行していたら、習近平の登場はなく、人民解放軍の増強すらない。ドル決済が出来なくなれば、中国銀行や中国建設銀行、中国工商銀行、中国農業銀行といったメガバンクは破産だ。高速鉄道の敷設や通信会社の設立、不動産の開発事業だって頓挫し、不況に見舞われた支那は見る見るうちに没落するだろう。

  しかし、現実の世界はそうでなかった。文化大革命で荒廃した支那は、鄧小平時代から順調な経済発展を遂げ、一党独裁の社会主義国は目を見張るほどの経済大国になった。こんなに豊かになれば、軍拡だってお茶の子さいさいだ。元々、支那人にとったらマルクス・レーニン主義なんて異質である。強欲を肯定する経済原理が解禁されれば、伝統的な支那へと戻っても当然だ。建前は別にして、普通の支那人なら誰も共産主義社会なんて信じてい。彼らは千年ないし二千年経っても「支那人」のままである。赤い旗を振っても、隋や唐の時代と変わりが無い。

  ちょっと教養のある日本人なら、南宋の時代を思い出して、「支那人の先祖返りかぁ~」と判るはずだ。支那人は何時の時代でも銭ゲバで、酒池肉林が大好き。私有財産の放棄とか、他人との平等なんかアホらしいと思っている。自分だけが儲かれば10億人の支那人が死んでも平気だ。「支那はデモクラシーじゃないからケシカラン!」と怒る知識人や、「共産主義に染まった支那は危ない」と考える軍人は軽率である。核ミサイルを持つ共産党員から小銭を貯める庶民に至るまで、支那人というのはマルクス全集なんて全く興味が無い。彼らが読むのは陰謀術数を授けてくれる『韓非子』や『厚黒学』、『六韜』、『三略』、『孫子』などである。『論語』を有り難く思っているのは日本人だけ。支那大陸では本棚の奥に埋もれている。

  日本の学者や官僚というのは脳天気だから、歐米諸国を支配するグローバリストのマネー・ゲームに気づかない。世の中には表と裏があり、その裏にも更なる「裏」が幾つも隠れている。以前、ジャーナリストの青木直人が支那に対するODAを取り上げ、日本政府が贈答した巨額の資金を炙り出した。日本は毎年、1兆円を超える経済援助を行い、三十年間で約六兆円ほどの開発援助をしてきたという。(青木直人・古森義久『終わらない対中援助』PHP研究所、2009年、p. 35.)

  保守派国民は青木氏の解説を耳にして「なんで、これ程の公金を支那人にくれてやるんだ ?!」と憤るが、本当の問題はその金額ではない。献金よりも刮目すべき点は、米国が日本のODAを黙認してきたことである。普通のアメリカ人にとって共産主義は不倶戴天の敵であり、支那やソ連の勢力拡大は国家的な脅威である。毛沢東が君臨した暗黒大陸では、何千万人もの人間が虐殺され、核兵器を備える人民解放軍が養われてきた。本来なら、支那大陸の共産党を締め上げて、赤軍の息の根を止めることの方が急務だろう。それなのに、田中角栄をはじめとする我が国の政治家は、せっせと支那に税金を貢いでいた。

  冷戦時代の1987年、東芝機械はココム(対共産圏輸出禁止委員会)違反を問われてしまい、幹部社員が懲役になったり、罰金を課せられたりと散々な目に遭ってしまった。米国の国防総省によれば、東芝がソ連に工作機械を渡したために、ソ連の原潜を探知・追跡しにくくなったそうだ。つまり、日本からハイテク技術が輸出されたので、ソ連は高性能なスクリューの羽根を製作できるようになり、追跡の手掛かりとなるスクリュー音が静かになったという訳だ。ワシントンから叱責された日本政府は青ざめ、親会社である東芝の社長や会長は責任を取って辞任した。本当に東芝の技術が原因だったのかは不明だが、敵国への技術支援というのは西側諸国における御法度であった。

  とすれば、日本の対支那ODAも同様の仕置きを受けるんじゃないか? 田中派や竹下派が熱心だったODAの垂れ流しで、北京政府は社会インフラを整備することができたし、経済発展の基礎を作ることもできた。さらに、支那人の若者が日本に留学し、自然科学分野を勉強できたから、その恩恵は計り知れない。ついでに、我が国の民間企業からもハイテク技術を盗み出した。支那人が経済的に豊かになれば、中華思想を掲げて軍備拡張へと邁進するのは自然だ。支那人は権力と武力を求めるから、躊躇なく戦闘機や軍事衛星の開発に着手し、空母や潜水艦、巡航ミサイルなどの増強にも努める。もちろん、人民解放軍の実力は米国の軍事力よりも劣るが、我が国の安全にとっては切実な脅威だ。いつ尖閣諸島を奪取されてもおかしくはない。

  合衆国海軍は空軍と共に支那の軍拡に目を光らせている。しかし、どうして大統領やホワイトハウスの補佐官たち、とりわけ軍事・外政に敏感なエスタブリッシュメントは、支那を強大にする竹下派を粛清しなかったのか? アメリカの権力者にとって、日本の政治家を失脚させるなんて朝飯前だろう。日本担当の官僚にスキャンダルのネタをバラすよう命じれば、自民党や公明党の議員なんか即辞任となる。そうじゃなくても、国務省のジャパン・ハンドラーが一喝すれば、総理はおろか自民党の重鎮だって震えだす。与党の大御所どもは一堂揃って土下座し、「どうか御勘弁を」と謝罪する破目になる。それなのに、合衆国政府が何十年も見逃すなんて怪しい。わざと黙認していたんじゃないか? 

  なぜ米国が日本の対支那援助を許していたかと言えば、それは支那の経済発展を日本に任せたからだ。アメリカの政界を牛耳る金融資本家達は、戦前から膨大な人口を擁する支那を有望な市場と見なしていた。特に、ロックフェラー家は「ここを開拓できれば巨大な市場になるぞ !」と思っていたから、惜しげもなく"無料(タダ)"でランプを配布し、一般の支那人が燃料となる油を買うよう仕向けていた。もし、何十億もの支那人が石油ばかりでなく、工業製品や嗜好品、電気、鉄道、自動車といった近代の恩恵に目覚めれば、支那大陸から生まれる利益は膨大な額になる。

  デイヴィッド・ロックフェラーのようなグローバリストは慧眼の持ち主だから、支那人の貪欲性に気づいていたはずだ。アフリカの黒人はポテンシャル(潜在的可能性)が低いけど、支那大陸の人民は違う。一旦欲望に火がついた支那人は、勤勉なアメリカ人よりも長く働き、贅沢なヨーロッパ人よりも多く消費する。銭となれば鮫よりも嗅覚が鋭く、蜂よりも俊敏に動き回り、牛よりも粘り強い。時給を高くすればブラック企業にも就職し、18時間労働どころか徹夜でもへっちゃらだ。アメリカの白人は、やれ待遇の改善とか福祉の充実を要求するけど、銭ゲバの支那人は苦力の末裔だ。汗臭い地下の秘密工場でも熱心に働く。支那人が競争相手だと日本の労働者は惨敗となる。

  という訳で、支那大陸は蜜と銭が溢れる有望株。ところが、米国の連邦議会は敵国への経済支援にうるさい。反共の保守派議員がいたりすると、何らかの取引や説得、買収が必要になるから大変だ。それなら、お金を貯め込んだ日本に支那の育成をやらせればいい。馬鹿とハサミは使いようだ。アホな日本蜜蜂は、せっせと花粉を集めて蜜を作るが、最後に巣箱を搾り取るのはアメリカ人。日本人は支那に貢いで敵国を肥らせ、傲慢になった支那人は日本の金で海軍を増強する。日本の領土は支那の辺疆(へんきょう)ていど。これに戦慄を覚えた日本政府は、合衆国政府に助けを求める。しかし、その代償は高く、米軍の後ろ楯を得た日本は、高額なミサイル防衛システムとかイージス艦を購入する破目になる。アメリカの兵器業界や投資家は支那軍を嗾(けしか)けて日本に脅しをかけ、怯えた日本は宗主国に大金を差し出す。これがアメリカの地政学と経済学で、地球規模のマネー・ゲームとなる。

  こういった世界のカラクリは、なかなか一般の理解を得られず、単なる"陰謀論"で片付けられてしまうのが常である。たとえ、米支の"プロレス"が判明しても、事なかれ主義の日本は独自の攻撃手段を有しないから、米国に依存するしかない。それゆえ、我々が出来るのは国内における支那人の排除だけである。支那人の得意技は謀略工作や盲流侵掠だから、彼らの入国を極力制限し、帰化は全面禁止にすべきだ。さらに、帰化支那人を排除するため、ニュルンベルク法のような支那人排斥法を制定すべきだ。また、支那人は銭を愛するから、彼らが厭がることを実行すべきである。例えば、特別な人頭税や資産税、相続税、所得税を課して彼らの財産を剥ぎ取ればいい。国民健康保険も世帯ごとではなく、各個人で計算し、日系人の三倍から四倍の掛け金を徴収すべきだ。国民年金も曾孫の世代から入会を許し、帰化人1世や2世は三倍から五倍の介護保険を払うだけ。それが嫌なら日本に来るな !

  日系日本人は親子代々、国家の支柱となり日本に尽くしてきた。日系人の祖先は日清・日露・大東亜戦争で血を流してきたし、戦後はがむしゃらに働き、荒廃した祖国を復興した。我々日系人は何世代にも亙って社会インフラを築いてきたのに、新参者は紙切れ一枚で貴重な日本国籍を取得し、日本の恩恵を享受する。こんな「横滑り」は赦せない。もし、アジア系移民を排除できなければ、せめて数倍の税を払わせるべきだ。日本人は民族差別を懼れているが、日本人が日本国内で誰を受け容れ、誰を排除するのかは日本人の自由である。

  そもそも、我々の「仲間」にすべき外国人は、法務省の役人じゃなく、全国民が吟味すべきで、帰化申請者は各地の町内会で国民審査を受けるべきだ。申請者の血筋や経歴、顔写真、家族関係はインタールネットで公表し、全国各地の日本人が検査できるようファイル化すべきである。(筆者は無給でいいから、帰化審査会のメンバーになりたい。) 別の県に住む日本人でも申請者に反対できるように制度を整え、公の場で帰化申請者の動機や目的を尋問できるようにすべきだ。そして、諸々の費用は申請者の負担にすればいい。

 一般の日本人は左翼知識人や人権派弁護士から「民族差別主義者」とか「極右分子」と言われれば、「いえ、そんなことありませぇぇ~ん !」とヒビってしまうが、流血を伴う熱戦に比べたら大したことじゃない。支那人は支那へ帰ればいいし、朝鮮人は北鮮が厭なら南鮮へ戻ればいいじゃないか。保守派国民は支那人や朝鮮人、および左翼勢力に対して常に劣勢で、立法や行政面でも連戦連敗だ。もうそろそろ、「なぜ勝てないのか?」という点を考えるべきだろう。一般国民は学校教育で敗北主義や譲歩思考を植え付けられているから、いつまで経っても左翼に勝てない。保守派知識人でも「差別」という言葉を耳にすれば、「私は違う」と叫んで怯んでしまうし、「国籍剥奪は乱暴なんじゃないか? 第一、人権蹂躙になるよねぇ~」と思ってしまう。

  こんな考えじゃ戦闘なんて端っから無理だ。支那人や朝鮮人は躊躇いも無く日本を侵掠するのに、被害者の日本人は戦う前から腰砕けになっている。大国の狭間で翻弄される国というのは、自助努力を怠り、他力本願を尊ぶ。もし、独立不羈の国民が主流なら、小国でも侮ることはできない。「言うだけ番長」の保守派国民が、いくら自衛隊に注文をつけたって無駄である。民衆が支那人駆除を躊躇っているのに、自衛官だけが法律と議員を無視して支那軍を撃退できる訳がない。岸田政権が熱心なのは、アジア人研修生の呼び込みと、支那人留学生への10万円配布である。日本人の大学生は借金(返済義務の奨学金)を背負って苦労し、留学生としてやって来る裕福な支那人は、日本政府からお小遣いを貰って幸せいっぱいだ。ホント、馬鹿らしくなるけど、これが日本の現実である。

  次回のブログでは、支那人と共産主義者を支援したアメリカ人を紹介したい。


 
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