司法試験に合格した秀才?!
この点を述べる前に、ちょっと明確にしておきたいことがある。筆者は日本人の英語発音について「ネイティヴと違っている !」とか、「ジャングリッシュは恥ずかしい !」と言うつもりはない。また、「イギリス人のように発音すべし」という風潮も嫌いだ。そもそも、日本語は西ゲルマン語と根本的に違っているので、日本人がゲルマン語の発音を苦手としても当然である。言語の違いに神経を尖らせ、英語に対する劣等感を煽るような論調は馬鹿げている。通訳とか学者、あるいは英語を専門とする人物が流暢に話せればいいだけ。一般人は外人風の発音で問題なし。(学校の先生は反対だろうけど。)
「ネイティヴ並」であるはずの小室氏は、基本的な知識さえ無かった。彼は経済や経営をテーマとする番組に参加しているのに、なぜか経済用語の発音がいい加減なのだ。例えば、「expertise」を「エクスパタイズ」と発音していた。普通なら「èkspərtíːz (エクスパティーズ)」と発音すべきなのに、ローマ字読みで発音していたんだから、真面目に勉強していたとは考えにくい。
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皇室尊重派は認めたがらないが、秋篠宮家には“いかがわしい”点が矢鱈と多い。その一つが「小室圭の司法試験合格」という奇蹟だ。筆者には何の政治権力も無いので、NY州の法曹界がどうなっているのか判らないし、捜査能力も無いので不正行為の実態調査など全くできない。ただし、不可解な点を幾つか繋ぎ合わせてみると、「もしかして、巧妙なチョロマカシがあったんじゃないか?」と思えてくる。まるで、不完全なジグソー・パズルを見ているようだ。全てのピースが揃った訳じゃないが、空白の部分を想像で補ってみると、何となく恐ろしい構図が浮かび上がってくる。断定は出来ないが、どうしても報道された「合格」には疑問が湧き起こってしまうのだ。
眞子様と小室圭の結婚と移住に関しては、様々な批判や陰口があった。しかし、地上波テレビが絶対に触れない闇がある。一般国民が知りたいのは、秋篠宮家と外務省が小室夫妻に対してどれほどの公金を使い、どのような人脈を用いてきたのか、という点だ。そして、今後、どれ程の公金を彼らに注ぎ込み、どんな形で“落とし所”を作ってゆくのか、野次馬根性と言われても、やはり知りたくなる。なぜなら、いくら司法試験に“合格”したとはいえ、あの碌でなしが「弁護士」として生きて行けるとは到底思えないからだ。
そもそも、小室圭がフォーダム大学へ入学できたこと自体が“奇蹟”である。しかも、どうやったら不規則で例外的な“編入”が可能となったのか? リモート授業を受けていたとの報道もあったが、如何なる方法で卒業できたのか? 本当に摩訶不思議である。
小室氏の学業に関しては以前の記事で触れたから、ここでは新たに述べない。ただし、彼の「英語能力」にはかなり“怪しい点”がある。というのも、筆者は彼の「英会話」を聞いたことがあるからだ。フォーダム大学には、「Startup LAWnchpad」 というプログラムがあって、小室圭はアシスタント役としてインタヴュー番組に参加していた。(Startup LAWchpad, Season 2, Episode 10, April 21, 2020.)
ゲストにはロバート・ノーラン(Robert B. Nolan, Jr.)氏を迎え、彼と対談したのは主にウィリアム・ド・ウォルフ(William de Wolff)氏である。しかし、“ちょっと”だけ小室圭が英語を喋っていたので、この番組は非常に貴重だ。早速、「優等生」と評される小室圭の発言や質問を聴いてみたんだが、率直に言って、印刷物の朗読というか、暗記してきた英文の暗唱みたいに聞こえてしまうのだ。筆者も他人の発音をどうこう言えないが、「えっ ! これが奨学金をもらった秀才の英語力なのか?」と首を傾げたくなる。
ゲストにはロバート・ノーラン(Robert B. Nolan, Jr.)氏を迎え、彼と対談したのは主にウィリアム・ド・ウォルフ(William de Wolff)氏である。しかし、“ちょっと”だけ小室圭が英語を喋っていたので、この番組は非常に貴重だ。早速、「優等生」と評される小室圭の発言や質問を聴いてみたんだが、率直に言って、印刷物の朗読というか、暗記してきた英文の暗唱みたいに聞こえてしまうのだ。筆者も他人の発音をどうこう言えないが、「えっ ! これが奨学金をもらった秀才の英語力なのか?」と首を傾げたくなる。
皇室の御用雑誌である『女性自身』は、小室氏の素晴らしい「英語力」を褒めていた。けど、担当記者が本当にそう思っていたのかは疑問である。もちろん、大半の日本人は英語の勉強で苦労した経験を持つから、“流暢”に喋る小室圭の噂を耳にすると、「さぁ~すが、ICUとカナディアン・スクールのエリート卒業生は違うなぁ~」と思ってしまう。(品川区にある「カナディアン・インターナショナル・スクール」といっても、本当に在日の西歐人、つまりアングロ・サクソン系の白人生徒が多数派なのか? もしかしたら、支那系や朝鮮系の生徒が多かったりして・・・。)
とにかく、アメリカやブリテンで暮らしたことのある日本人なら、「あっ ! この人、まともに勉強していない !」と気づくはずだ。日常生活で頻繁に歐米人と接する貿易商や特派員、留学生、研究者などは簡単に騙せない。特に、ロー・スクールに通うアメリカ人や弁護士、裁判官、地方検事などを個人的に知っている日本人が、小室圭の「流暢な英語」を聴けば、「アメリカ人の話し方を表面的にコピーしただけの猿真似」と判るはずだ。(これは言いたくなかったけど、筆者も米国に居た時、法科学院のアメリカ人と親しくなったから、奨学金をもらうほどの優等生が、どれ程の学力を有しているのか、よく分かっている。)
この点を述べる前に、ちょっと明確にしておきたいことがある。筆者は日本人の英語発音について「ネイティヴと違っている !」とか、「ジャングリッシュは恥ずかしい !」と言うつもりはない。また、「イギリス人のように発音すべし」という風潮も嫌いだ。そもそも、日本語は西ゲルマン語と根本的に違っているので、日本人がゲルマン語の発音を苦手としても当然である。言語の違いに神経を尖らせ、英語に対する劣等感を煽るような論調は馬鹿げている。通訳とか学者、あるいは英語を専門とする人物が流暢に話せればいいだけ。一般人は外人風の発音で問題なし。(学校の先生は反対だろうけど。)
小室圭の話に戻る。彼が出演したポドキャスト(podcast / インターネット放送の音声)の中では、投資や起業といった経済の話題が取り上げられていた。しかし、小室圭は幾つかの英単語を“いい加減”に話していたのだ。彼の発音には怪しい訛りが多い。(カタカナ表記での説明だと粗雑になるが、他に方法が見つからないのでご容赦ください。)
例えば、「advice」を口にした時、彼は「ai」ではなく、「æ」の方にアクセントを置いていた。この英単語は中学校で習うはずだが、初歩的なアクセントを間違えているなんておかしい。誰も「間違っているよ !」と「忠告(助言)」してくれなかったのか? 「Business」の発音もおかしく、小室氏はローマ字読みで「ビジネス」と発音するが、イギリス人なら「bíznis」と発音する。また、彼は「relatively」という単語を「リレイティブリー」と発音していた。通常なら「rêlətivli(リラティヴリー)」と発音すべきなのに、小室氏は更にアクセントまで間違っていた。おそらく、小室氏は自分が何を発音しているのか意識していないんだろう。
例えば、「advice」を口にした時、彼は「ai」ではなく、「æ」の方にアクセントを置いていた。この英単語は中学校で習うはずだが、初歩的なアクセントを間違えているなんておかしい。誰も「間違っているよ !」と「忠告(助言)」してくれなかったのか? 「Business」の発音もおかしく、小室氏はローマ字読みで「ビジネス」と発音するが、イギリス人なら「bíznis」と発音する。また、彼は「relatively」という単語を「リレイティブリー」と発音していた。通常なら「rêlətivli(リラティヴリー)」と発音すべきなのに、小室氏は更にアクセントまで間違っていた。おそらく、小室氏は自分が何を発音しているのか意識していないんだろう。
「ネイティヴ並」であるはずの小室氏は、基本的な知識さえ無かった。彼は経済や経営をテーマとする番組に参加しているのに、なぜか経済用語の発音がいい加減なのだ。例えば、「expertise」を「エクスパタイズ」と発音していた。普通なら「èkspərtíːz (エクスパティーズ)」と発音すべきなのに、ローマ字読みで発音していたんだから、真面目に勉強していたとは考えにくい。
経済や金融の討論では、よく「equity」という専門用語が使用されるが、小室氏はこの発音でも間違っていた。彼は何遍も「イクイティー」と発音していたが、イギリス人やアメリカ人なら「ékwiti(エクィティー)」と発音するだろう。小室氏が何度も奇妙な発音を繰り返していたのは、本人に「自覚」が無い、あるいは、見様見真似の勉強をずっと続けていたからう。もしかすると、小室氏はアメリカ人の会話を聴いても、自分の発音が間違っていることに気づかないんじゃないか? カナディアン・スクール時代から、ネイティヴ・スピーカーに接していたのに、こんな事も出来ないなんておかしい。
極めつけは「entrepreneuur(起業家)」の発音で、小室氏はよく聴き取れない、非常に曖昧な発音で「アントレプレナー」と読んでいた。本来なら、「àːntrəprənəːr(アントレプレヌュアー)」と発音すべきじゃないのか? 綴りは難しいけど、この言葉は普通に使われるので、初歩的な英会話を習った人なら直ぐ判るはずだ。そもそも、小室氏は一橋大学の修士課程で「ビジネス・ロー」を勉強していたはずなのに、どうして基本的な英単語の発音ができなかったのか?
再度の主張になるが、筆者は英語教育の議論には立ち入りたくないし、日本風英語の批判もしたくない。イギリス人だって日本語を話せば、いくらでも間違いを犯すし、奇妙な発音やトンチンカンな表現を口にすることもある。ただ、問題なのは、小室氏がニーヨーク州の弁護士になったことだ。いずれ彼には現地の依頼人を迎える時が来る。司法試験に合格したんだから当然だ。給料を払っている「ローウェンシュタイン&サンドラー社(L&S) 」だって、小室氏の「活躍」に期待しているはずである。
ただし、弁護士の業務は楽じゃない。もし、英語が公用語の米国で法務ビジネスに携わるとなれば、膨大で複雑な判例文を読み込むだけじゃなく、顧客に対しても充分なアドヴァイスを与えねばならない。時には単独で交渉人となることもあるし、法廷に出て依頼人の弁護をする役目もあるはずだ。如何なる場合であれ、「小室弁護士」は“正確な英語”を使わねばならない。となれば、必ずやプロとしての“実力”を問われることになる。小室氏にこうした仕事ができるのか?
「雑用係」なのか「弁当配達人」なのか判らぬが、小室氏は弁護士になる前から「ローウェンシュタイン&サンドラー社 」に雇われていた。しかも、NY州の司法試験に2度も落ちたのに、なぜかクビにもならず、三度目の合格発表前に雇用継続の準備がなされていたのだ。こんなのは異例中の異例で、在米の日本人弁護士が聞いたら腰を抜かして驚くだろう。
全くもって不可解だが、小室圭には様々な「優秀伝説」がある。例えば、小室氏は通常、大学院から求められる入学試験用の「LSAT(Law School Admission Test)」を受けずに、フォーダム大学のロースクールに留学できた。筆者は米国にいた時、大学構内の本屋でGRE(Graduate Record Examinations)の教本を買ったことがある。値段は手頃だが、電話帳くらいの厚さがあるので、日本人が勉強するとなれば大変だ。このGREは大学院に進む者が受ける共通試験で、英語と数学の知識を測る一般試験と専門知識を問う科目試験とに分かれている。法科学院を目指す日本人は、たとえ法学部出身の者でも「LSAT」の勉強で相当苦労するはずだ。ところが、小室圭は何故かパス。一橋大学の夜間コースを出ただけで“OK”と見なされ、アメリカ人の優等生でも受けねばならぬLSATを免除されていた。
小室圭の「優秀伝説」はまだ続く。彼は「LL.M.課程」から「J.D.課程」に易々と編入し、このJ.D.コースを2年で修了した。まさしく「トップクラスの駿才」と言えよう。特筆すべき点はもっとあって、彼は首席学生がもらうような「マーティン奨学金」を獲得できた。本当に凄い。ところが、普通のロー・スクール学生なら1回目で受かる司法試験に何と2回も落ちている。フォーダム大学の理事長や学部長が、どういう感想を抱いたのか定かではない。
チャンネル桜の水島総社長は、眞子様が皇籍を離れ「一般人」になったのだから、小室夫婦に関してあれこれ言うべきじゃないと述べていたが、本当に小室圭は自分自身の「実力」だけで上記の「奇蹟」を実現できたのか? 筆者は彼の背後に優秀な弁護士や支援者が居ると思っている。辣腕の有能弁護士なら“不正”が発覚しないよう入念に長期計画を立てるし、たとえ“疑惑”が浮かび上がっても、それを否定できるよう、予め合法的な説明(言い訳)を準備している。実際、小室圭の留学計画は見事だった。
繰り返しになるが、本当に小室夫妻は“一般人の生活”をしているのか? まともな日本人であれば、「外務省、とりわけNYの日本総領事に保護され、公金による警備を受けているんじゃないか?」と疑ってしまうし、「L&S社に小室圭を雇ってもらうため、秋篠宮家はいったい幾ら払ったんだ?」と怪しんでしまうだろう。たとえ、直接的に現金を渡さなくても、皇室に便宜を図る業者や現地の日系人は大勢いるから大丈夫。“親切”な皇室支援者が意図的に仕事を持ち込めば、L&S社は多額の報酬を得ることができる。もしかすると、小室圭が手にする給料は、莫大な手数料から差し引かれた「残りかす」なのかも知れないぞ。つまり、皇室人脈を握ったL&S社は、あのボンクラ社員に2千万ドルや3千万ドルの年収を与えても何ら苦痛は感じない、ということだ。実際のカラクリに関する確証は無いけど、もしかすると、この法律事務所はその何十倍、否、何百倍もの利益を得ているんじゃないのか?
英語が得意なはずの殿下
ちなみに、義父である秋篠宮殿下も、本来なら「流暢に英語を話す秀才」のはずなんだが、何回も訪れているタイで行われた学術講演では、“お得意”の英語が貧弱であった。録画映像を見てもらえば判るけど、まるで高校の授業で教科書の音読を命じられた劣等生みたいだ。一応、御自身の研究成果を「イギリス語」で発表にされていたが、あたかも原稿の英文に「振り仮名」が附けられているような「カタカナ英語」であった。
宮内庁のホームページや当時の雑誌によれば、確か、殿下は昭和63年から平成2年にかけて、オックスフォード大学のセント・ジョンズ・カレッジに留学されていた。とても法学部出身者とは思えないが、殿下は大学院の動物学科に属し、魚類に関する分類学を専攻されたという。さらに驚くべきは、以前の記事で紹介したように、鶏の遺伝子配列に関する博士論文を英語で書いていたのだ。まことに凄い。さすが、英才教育を受けてこられた皇族は違う。このような御学歴なら、ブリテン発音で流暢に話せるはず。
ところが、秀才肌の殿下はオックス・ブリッジ卒のイギリス人とは桁違い。大学院の授業を経験しているはずなのに、秋篠宮殿下は英語を苦手とする高校一年生みたいだった。いくらなんでも、夏休みの作文を朗読する高校生じゃないんだから、もっと上手に話せたはずだ。筆者の耳が悪いせいもあるが、英語のスピーチを披露する殿下は、ブリティッシュ・アクセントの雰囲気が全く無かった。「もしかしたら、アメリカ発音?」と勘違いしてしまうが、やはり典型的な和風英語。ルー大柴の方がうまいかも。
英国留学をされた殿下が、イングランド(England)じゃなく、タイランド(Thailand)を好むのは、イギリス人の研究者やオックスフォードの卒業生と話したくないからだろう。つまり、英国の知識人や聴衆が、鶏や鯰に関する質問をしたりすると、「英語」で答えねばならぬから、それを避けたかったんじゃないのか? イギリス人だとユーモアを交えて独特の会話を持ちかけるから、何が面白いのか判らないと、気まずい雰囲気になってしまう。それに、たとえ頑張って殿下が「英語」を話しても、発音が悪いと相手が奇妙な表情を見せるので、双方とも話しているのが辛くなる。
一方、アジアの王国「タイ」なら簡単な英会話で済む。「質問されたら厭だなぁ~」と怯える殿下も気が楽だ。歓迎する民衆はタイ語で話しかけるから、通訳を介して答えてもおかしくはない。しかし、イングランドやスコットランドで「英語の通訳」を附けると格好悪いから、どうしても英国訪問は避けたくなる。普通なら、昔の同級生と再会し、「楽しいひと時」を過ごすばなのに、なぜか殿下は非英語圏のタイで「お友達」をつくっている。この東南アジアにある王国には、一体どんな「魅力」があるのか?
ちょっと賢い日本人が、こうした裏事情を知れば、なぜ殿下が小室圭を支援したのかが判るはず。建前上、秋篠宮殿下は婿殿を好きじゃない。だが、二人は「似たもの同士」だ。もしかすると、秋篠宮殿下は御自分が「怪しい博士号」を取得できたから、義理の息子も“ロイヤル・パワー”で「NY州弁護士」にできる、と思ったんじゃないのか? もちろん、殿下が直接、電話や手紙でフォーダム大学に働きかけたことはないだろう。しかし、側近か友人、あるいは宮内庁の職員や外務省の高級官僚に「よろしく頼む !」と言えば、巨大な歯車が動き出す。そして、どこからともなく人材と金銭が沸き上がってくるから不思議だ。陶器の「お願い猫」が「紫の鉢巻き」や「金の鉢巻き」をしても「受験合格」とはならないが、皇族が財界人に「お願い」すれば、「無茶な願い」でも叶えてくれるだろう。平民にはドラえもんやハクション大魔王は居ないけど、皇室には魔法使いサリーの親戚がたくさん居るのかもね。(ちなみに、コスプレ姿の小池百合子じゃないよ。)
英語が得意なはずの殿下
ちなみに、義父である秋篠宮殿下も、本来なら「流暢に英語を話す秀才」のはずなんだが、何回も訪れているタイで行われた学術講演では、“お得意”の英語が貧弱であった。録画映像を見てもらえば判るけど、まるで高校の授業で教科書の音読を命じられた劣等生みたいだ。一応、御自身の研究成果を「イギリス語」で発表にされていたが、あたかも原稿の英文に「振り仮名」が附けられているような「カタカナ英語」であった。
宮内庁のホームページや当時の雑誌によれば、確か、殿下は昭和63年から平成2年にかけて、オックスフォード大学のセント・ジョンズ・カレッジに留学されていた。とても法学部出身者とは思えないが、殿下は大学院の動物学科に属し、魚類に関する分類学を専攻されたという。さらに驚くべきは、以前の記事で紹介したように、鶏の遺伝子配列に関する博士論文を英語で書いていたのだ。まことに凄い。さすが、英才教育を受けてこられた皇族は違う。このような御学歴なら、ブリテン発音で流暢に話せるはず。
ところが、秀才肌の殿下はオックス・ブリッジ卒のイギリス人とは桁違い。大学院の授業を経験しているはずなのに、秋篠宮殿下は英語を苦手とする高校一年生みたいだった。いくらなんでも、夏休みの作文を朗読する高校生じゃないんだから、もっと上手に話せたはずだ。筆者の耳が悪いせいもあるが、英語のスピーチを披露する殿下は、ブリティッシュ・アクセントの雰囲気が全く無かった。「もしかしたら、アメリカ発音?」と勘違いしてしまうが、やはり典型的な和風英語。ルー大柴の方がうまいかも。
英国留学をされた殿下が、イングランド(England)じゃなく、タイランド(Thailand)を好むのは、イギリス人の研究者やオックスフォードの卒業生と話したくないからだろう。つまり、英国の知識人や聴衆が、鶏や鯰に関する質問をしたりすると、「英語」で答えねばならぬから、それを避けたかったんじゃないのか? イギリス人だとユーモアを交えて独特の会話を持ちかけるから、何が面白いのか判らないと、気まずい雰囲気になってしまう。それに、たとえ頑張って殿下が「英語」を話しても、発音が悪いと相手が奇妙な表情を見せるので、双方とも話しているのが辛くなる。
一方、アジアの王国「タイ」なら簡単な英会話で済む。「質問されたら厭だなぁ~」と怯える殿下も気が楽だ。歓迎する民衆はタイ語で話しかけるから、通訳を介して答えてもおかしくはない。しかし、イングランドやスコットランドで「英語の通訳」を附けると格好悪いから、どうしても英国訪問は避けたくなる。普通なら、昔の同級生と再会し、「楽しいひと時」を過ごすばなのに、なぜか殿下は非英語圏のタイで「お友達」をつくっている。この東南アジアにある王国には、一体どんな「魅力」があるのか?
ちょっと賢い日本人が、こうした裏事情を知れば、なぜ殿下が小室圭を支援したのかが判るはず。建前上、秋篠宮殿下は婿殿を好きじゃない。だが、二人は「似たもの同士」だ。もしかすると、秋篠宮殿下は御自分が「怪しい博士号」を取得できたから、義理の息子も“ロイヤル・パワー”で「NY州弁護士」にできる、と思ったんじゃないのか? もちろん、殿下が直接、電話や手紙でフォーダム大学に働きかけたことはないだろう。しかし、側近か友人、あるいは宮内庁の職員や外務省の高級官僚に「よろしく頼む !」と言えば、巨大な歯車が動き出す。そして、どこからともなく人材と金銭が沸き上がってくるから不思議だ。陶器の「お願い猫」が「紫の鉢巻き」や「金の鉢巻き」をしても「受験合格」とはならないが、皇族が財界人に「お願い」すれば、「無茶な願い」でも叶えてくれるだろう。平民にはドラえもんやハクション大魔王は居ないけど、皇室には魔法使いサリーの親戚がたくさん居るのかもね。(ちなみに、コスプレ姿の小池百合子じゃないよ。)
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