偏見は人間の性(さが)

  人種偏見は“悪”である、との合意が先進国にはある。日本人だろうが黒人、または白人だろうが偏見により「差別」や「侮蔑」を受ければ不愉快だ。アフリカ人やアジア人だけが、人種差別の被害者ではない。では、なぜ「差別」や「偏見」は良くないとされるのに、一般人はそうした悪徳を持つのか? 意識的に異人種や異民族を嫌っている人もいるが、大半の人々は無意識的に偏見を持っているのだ。ある特定の個人なら自助努力で偏見を是正できるかも知れないが、1万、10万人となればほぼ不可能と考えるべきだろう。最も現実的で妥当な方法は、異民族・異人種と雑居しないことだ。つまり、多民族・多文化共存という妄想を否定し、なるべく容姿の似た種族や同種文化圏の者とだけ暮らすことである。人種問題で悩む欧米人は、口に出して言わないが、日本人の歴史的生活様式を羨ましく思っている。その日本人が自らの幸せを放棄しようとしているのだから、まことに愚かしい限りである。

David Amodio (左/デイヴィッド・アモディオ)
  フランスと違って、学問の自由があるアメリカでは、人種に関する調査研究が盛んに行われている。人種について調べている心理学者は大勢いるが、そのうちの一人デイヴィッド・アモディオ(David Amodio)博士は、ニューヨーク大学の助教授を務め、人間の心理や行動を教えている。彼が行った実験で、被験者がどのような人種観を持っているのかを調べた研究がある。(David M. Amodio, Eddie Harmon-Jones, Patricia G. Devine, John J. Curtis, Sigan L. Hartley and Alison E. Covert, Neural Signals for the Detection of Unintentional Race Bias, Psychological Science, Vol. 15, No. 2, 2004) ここでは白人の女子学生が44人被験者として集められ、それぞれが頭に脳波記録(electroencephalogram/EEG)装置のキャップを被ってもらった。さうしたら、目の前の画面に黒人や白人の顔がチラッと映し出されて、次に拳銃といった武器やペンチといった工作道具が映し出される。被験者がそうした映像を見て、被験者が瞬間的にラベルの貼られたキーを押す。実験に参加した普通の人が、スクリーンの物と人をどう分類するかを調べたという。すると、黒人の顔を拳銃のカテゴリーに分類する人が多く、白人の顔だとレンチとかドリルといった器具に分類する人が多かった。つまり、その女子学生たちは、ナイフや拳銃といった兇器を見れば、黒人を連想し、黒人の所持品という「偏見」をもっていたというわけだ。

  アモディオ博士の研究結果は、まぁ予想できるものだった。すでにグリーンワルド(Anthony Greenwald)とバナジ(Mahzarin Banaji)による、言葉に出さない無意識の関連づけ試験(Implicit Association Test)が有名だからである。たとえば、被験者が白人の顔を見ると、好印象または肯定的な(positive)イメージを持ち、黒人の顔だと否定的な(negative)、つまり気分の良くないイメージを持っているというのだ。スタンフォード大学の研究によれば、白人とアジア人の75パーセントが、黒人より白人の方に好印象を持っているという結果になったらしい。アモディオ博士とパトリシア・デヴィンの実験でも、この結果を支持するものとなった。(David M. Amodio and Patricia G. Devine, Stereotyping and Evaluation in Implicit Race Bias : Evidence for Independent Constructs and Unique Effects on Behavior, Journal of Personality and Social Psychology, Vol. 91, No.4, 2006)

  彼らは白人学生150人を集めて、気持ちの良いもの(例えば、平和・天国・名誉)や気持ちの悪いもの(ガン・嘔吐・貧困)、あるいは精神的なもの(数学・聡明な・科学者)とか肉体的なもの(バスケットボール・敏捷な・ダンス)を提示して、それぞれを分類してもらった。被験者は分類作業の前に、黒人と白人の顔を見せられた。被験者は黒人の顔を見た後では、不快なものや肉体的なものを分類するのが早かったのに対し、白人の顔を見た後では、快適なものや精神的なものを素早く分類したという。これなら我々日本人だって理解できる。物理学者や数学者といった知識人なら白人を連想するし、バスケット・ボール選手やヒップ・ポップ・ダンサーだと黒人を連想してしまう。日本人が黒人の数学者を尋ねられても、誰が有名なのか知らないし、まず思い浮かばない。教養あるアメリカ白人なら、ガウスやオイラー、フーリエ、ヒルベルトといった西歐の数学者をすぐ思いつくだろう。ちょっと数学に興味ある人なら、暗号解読で有名なアラン・チューリング(Alan Turing)とか、テレビでもよく取り上げられるジョン・フォーブス・ナッシュ(John Forbes Nash)くらいはすぐ答えられる。(日本の学校では「数学嫌い」を増やすカリキュラムだから、これらの数学者を知らない人が多い。)

EulerGaussNashAlan Turing







(左:オイラー/ガウス/ジョン・フォーブス・ナッシュ/右:アラン・チューリング)

   黒人がスポーツ分野で優れていることは日本人でも分かる。アメリカに住まない日本人でも、黒人のバスケット・ボール選手ならマイケル・ジョーダン(Michael Jordan)やチャールズ・バークレイ(Charles Berkley)を思い出すが、黒人の量子物理学者になると「誰かいるの?」といった答えになってしまう。モータウン音楽や腰振りダンスなら得意な黒人だが、宇宙物理学とか電子工学などの分野で著名な黒人学者はほとんどいない。ダイアナ・ロス(Diana Ross)やマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)みたいな黒人が、理工学部に大勢集まる光景を想像できないだろう。明確な差別意識を持たぬ日本人でも、知的分野では黒人よりも白人を思い浮かべ、自分が関わる場合、相手には白人を選択してしまう。たとえば、もし英語教師にするなら、たいていの日本人はアメリカ白人を選び、アフリカ黒人を選ぶ者は少数派だ。両者が同じ能力を持っていても、自分の教師には白人を選択するのである。むかし、英会話スクールのテレビCM(commercial film)で、スコット人俳優のユアン・マクレガー(Ewan McGregor)や人気女優のキャメロン・ディアス(Cameron Diaz)が起用されていた。実際にはどうだったか分からぬが、民間企業は現実重視主義をとったというわけだ。大金を投じるのだから、建前ではなく本音を選んだに違いない。日本人の女子高生なら、個人レッスンの教師に、ボビー・オロゴンやムルアカ(工学博士鈴木宗男元秘書)を選ばず、英国人俳優ヒュー・グラント(Hugh Grant/オックスフォード大卒)やアナキン・スカイウォーカー役で有名なヘイデン・クリステンセン(Hayden Christiensen)みたいな英国人を希望するだろう。

  アモディオとデヴィンは更に違った実験を行って、微妙な人種偏見を調べた。被験者に様々な質問を尋ねるが、彼らにパートナーを与え、共同で答えに当たってもらうことにした。しかし、被験者が先に待合室に到着しているが、パートナーはまだ現れていない。部屋では被験者のパートナーとなるべき人人物の名前が呼ばれる。それはタイロン・ワシントン(Tyrone Washington))とかダーネル・スチュアート(Darnell Stwart)といったアフリカ(黒人)系を連想させる姓名となっていた。姓のワシントンとかスチュアートというのは白人の家族名だが、氏族名を持たぬ黒人奴隷は、元主人の姓を自分の名前にしてしまうことがよくあった。日本だとジョージ・ワシントンは有名な白人大統領の名前だが、黒人俳優のデンゼル・ワシントンを思い出せば分かるだろう。黒人らしいなと思うのは、ジャズミン(Jazmin)とかイマニ(Imani)といった女性の名だったり、マルキス(Marquis)とかダリウス(Darius)といった男性の名である。

  被験者はどんな分野の質問を答えたいか、そして相棒に割り当てる分野はどれにすべきかを尋ねられた。予め被験者には、出題の分野が提示されていて、試験勉強で出るような数学や英語の分野とかスポーツやポップ・カルチャーに関する質問などであった。被験者は、黒人だろうと想像した相方に、スポーツやポップ・カルチャーの分野を割り当てたという。黒人なら学術分野より藝能スポーツ分野の方が得意だろうと推測したわけだ。日本のクイズ番組でも、チームリーダーが「アホ」丸出しのアイドル歌手に、英語や生物、西歐史の問題を担当させない。どうせ分からないだろうという先入観があるからだ。実際、教養あるアイドルを探すことは困難で、漢字もロクに書けない少女の方が多いから、仕方のない判断である。黒人が一概に馬鹿と言うことはないが、無知蒙昧の黒人が圧倒的に多いから、「無教養な黒人」というイメージが社会に定着してしまうのだ。厄介なのは、この偏見に怒り出す現実無視の馬鹿が日本にも多いから、大抵の日本人は言及しないか、「偏見はいけませんよね~」と軽くあしらう。日本の庶民はそこそこ賢いので「馬鹿は相手にせず」という態度をとる。アメリカでも同じことだ。

  もう一つの実験では、黒人と推測する相方が別の部屋に控えているから、被験者はそちらへ部屋に移動してくれ、と頼まれた。しかし、その部屋には相棒がトイレとかで席を外している設定となっている。控え室には同じ椅子が縦一列に8脚並べられており、椅子の上には相棒の物と見られるコートやバッグが置かれていた。被験者はそこから離れた椅子に坐ったという。つまり、黒人の相方とは距離を置いて坐りたいという無意識の行動が現れたのである。相方と接近したくない被験者が、ことさら人種差別主義者というのではない。黒人が異人種で、しかも親密になりたくない種類の人間であっただけで、被験者本人の好みであり、生理的拒絶なのだ。とくに白人女性なら、黒人男性と狭い空間で一緒になりたくない。たとえば、エレベーターに乗ろうとした白人女性が、ドアが空いた瞬間、黒人男性一人が乗っていたとする。もし、勇気があれば、そのエレベーターに乗らず男性対し、「次にのにします。お先に」と言えるだろう。また、下の階に降りるつもりなのに、ドアが開いたら「上に行くので。済みませんね」と嘘をつくこともできる。しかし、機転が利かない女性は、乗るしかないので、黒人とはなるべく離れて、エレベーターの隅に縮こまり、絶対に黒人の前に背を向けて立たない。10階で乗って、1階に降りようとしても、8階か7階のボタンを押して、途中で降りることだってある。日本人女性でも思い当たる人がいるはずだ。

兇悪な黒人犯罪がはびこるアメリカ

  アメリカ社会において、黒人への偏見が浸透してしまうのにも理由がある。なんと言っても黒人やその他の有色人種による犯罪件数が異常に高いからだ。具体例を挙げて説明すれば、分厚い報告書が出来上がるので、とてもここでは掲載できない。したがって、いくつかの事件を紹介するに留める。

sherry_westAntonio-Santiago








(左シェリー・ウェスト/右アントニオ)

  幼児を狙った犯行は米国でなくとも、日本においても憎い罪である。ジョージア州アトランタで、生後13ヶ月の赤ん坊アントニオ・ウエスト・サンチアゴ(Antonio West Santiago)が、二人の黒人少年によって殺されてしまった。母親のシェリー(Sherry)は乳母車(ベビーカー)に息子のアントニオを乗せて、郵便局から自宅に戻る途中であった。すると、デマルキス・エルキンス(DeMarquise Elkins/17歳)とドミニク・ラング(Dominique Lang/15歳)が近づいてきて、拳銃を突きつけながら、金を出せと脅してきたのである。所持飢饉を持っていなかったシェリーは、何度も拒否したという。そこでエルキンスは彼女の脚を撃つと、つぎにアントニオの眉間に弾丸を喰らわせた。(Jury finds De'Marquise Elkins guilty of murder, News 4 Georgia, August 31, 2013) この外道黒人は22口径の拳銃で、罪の無い赤ん坊を射殺したのだ。こんな殺人鬼は即刻死刑にすべきなのに、求刑は終身刑であった。

Dominique LangDeMarquise-ElkinsKarimah Elkins









(左:ドミニク・ラング/中央:デマルキス・エルキンス/右:母親のカミマ・エルキンス)

  こんな息子を持った母親のカミマ・エルキンスも「ワル」だった。犯行当時の息子のアリバイについて警察に嘘をついていたのだ。幼い子供が殺されたのに、その罪について驚愕せず、隠蔽しようとした。さらに腹立たしいのは、主要メデアが無視していたことである。黒人の不良少年タイヴォン・マーティンが殺された時は、全米が大騒ぎで各地の黒人団体が抗議デモを起こし、マスコミは連日大きく取り上げていたのに。納得できないだろうが、無邪気な赤ん坊が残酷にも射殺された事件は、たんなる地方の三面記事扱いであった。アントニオが黒人で、射殺犯が白人ならば、全米でトップ・ニュースになり、オバマ大統領まで葬儀に参加したかも知れない。また、絶対にアル・シャープトン(Al Sharpton)のような有名な黒人活動家が、かく報道番組に出演して事件を宣伝しただろう。縮れ毛で黒い肌をしていたなら、アントニオも注目されたろうが、青い瞳に白い肌なので脚光を浴びる要件を満たしていなかった。

Jennifer ReedySerenity Reedy 1








(左:ジェニファー・リーディ/右:セレニティ)  
    赤ん坊に対する残虐な事件をもう一つ紹介しよう。今度はヒスパニックの殺人鬼である。ワシントン州リッチランドに住むジェニファー・リーディ(Jennifer Reedy)は、離婚歴があり赤ん坊の娘セレニティ(Serenity)と暮らしていたが、ホセ・アギラ(Jose Aguila)という男と恋仲にあったという。インターネットを通して知り合った男と、ジェニファーは同棲し始めたのだ。アメリカには離婚して子供を養う身なのに、インターネットなどという手段で男と出会う低脳女が意外と多い。彼女はホセが性犯罪者かどうか経歴を調べたというが、どんな調べ方だったかは定かではない。探偵気取りの素人に本格的な調査などできないだろう。怪しいものだ。それでも、ジェニファーは、恋人ホセに性犯罪歴が無かったので安心したらしい。(Annie Andrews, Jennifer Reedy on Serenity's death, KEPR 19, August 13, 2013) だが、実際は違っていたのだ。

Serenity Reedy 2Jose Aguila(左:セレニティ/右:ホセ・アギラ)
  父親と母親がいる家庭にしたかったと語るジェニファーは、ホセと共に教会へ通い、聖書クラスも一緒に受講する仲で、気を許していたのだろう。ある日、娘をホセに頼んでコインランドリーと雑貨店へ買い物に行き、数時間家を留守にしてしまった。ホセには好機到来。悪魔の本性を見せ始めた。幼児への性的指向を持つホセは、セレニティを強姦し、その頭部を殴打して殺してしまった。検死によれば、赤ん坊の頭蓋骨は2箇所砕けており、性器にひどい損傷があったという。(Frances Watson, Court docs: 9-moth-old found dead had severe vaginal trauma, KEPR 19, June 10, 2013) この変態殺人鬼は事件後、メキシコに逃れようとしたが、途中で警察に逮捕されてしまった。生後9ヶ月の赤ん坊を強姦するなんて、人間のすることではない。市中引き回しのうえ打ち首獄門か、投石でじわじわとなぶり殺しにする方が、被害者の供養になるし、遺族の復讐が果たせる。

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(左:コリー・リッツァー/右:フィリップ・チザム)

  最後に冷酷な猟奇殺人事件を紹介したい。マサチューセッツ州のダンヴァース高校に通う黒人生徒フィリップ・チザム(Philip D. Chism/14歳)は、同校の数学教師コリーン・リッツァー(Colleen Ritzer/24歳)から放課後居残りを命じられた。たぶん彼女はテネシー州から転校してきたフィリップとコミュニケーションを取るために、放課後彼を引き留めていたのかも知れない。彼の母親は夫と離婚して、子供と一緒にマサチューセッツに引っ越してきたので、コリーンは何らかの悩みを抱えている生徒を気に掛けていたのだろう。午後3時頃、コリーンはトイレに入り、フィリップはその後を追ってトイレに入ったという。実は、この犯行は衝動的な殺人ではなかった。フィリップは予め、カッター・ナイフ(box cutter)やスキー・マスク、着替えの服を用意していたのだ。トイレ内でコリーを刺殺し、彼女の遺体をリサイクル用の大きなゴミ箱の中に入れて、学校の近くにある林へと運んだのである。(John Zaremba, Teen killer left ‘I hate you all’note next to teacher's body, The Boston Herald, November 22, 2013)

Diana Chism 2Philip Chism 2Stacy Chism









(左:母親ダイアナ/中央:息子フィリップ/右:ステイシー)

  スキー・マスクを被ってコリーンの遺体を林に運んだフィリップは、彼女のシャツを胸の上までまくり上げ、ブラジャーを腰の所まで下げた。乳房が丸出しの状態にしたフィリップは、彼女の下半身を裸にし、膣の中に木の枝を差し込んだ。そして彼女の両脚を外に広げセックスをするときのように、やや脚を曲げた状態にしていたという。彼女の遺体を落ち葉で隠すと、その傍らに「お前なんか大嫌いだ」と記した紙切れを置いた。このように残忍な計画殺人を犯した後、フィリップはそのまま映画館に赴き、ウッディー・アレンの『ブルー・ジャスミン』を観ていたという。(Rachel Quigley, Student Philip Chism 14 raped teacher Collen Ritzer in school bathroom, Daily Mail, 21 November 2013) 学校の監視カメラには、手袋をはめフードで頭を隠したフィリップが、トイレに入っていく場面が録画されていた。また、警察が確保した時、フィリップのバッグには、コリーンのクレジット・カードや運転免許証、それに彼女の下着と血の付いたカッター・ナイフが入っていた。(Michelle McPhee, Teen wrote ‘I hate you all’after killing teacher, affidavit states, ABC News, November 22, 2013) まだ14歳なのに教師の殺人を計画し、性的に凌辱したというのに、罪に苦しむことなく映画を観ていたというのは本当に驚く。もっと驚くのは、地元警察の調書である。フィリップの身体的特徴を書き込む欄には、彼の肌は浅黒い(skin / dark)と記述されているのに、人種欄では「白人」となっていた。父親のスティシー(Stacy)は黒人らしいし、母親のダイアナ(Diana)も、欧州系白人なのか疑問に思える。アメリカの役所では、ヒスパニックはもちろんのこと、シリア人やチェチェン人、トルコ人だって「白人」に分類されるから、白人の数が実際より多く見積もられている。犯罪統計では、白人の件数が多いが、西欧系白人に絞ったら、白人犯罪件数は激減するだろう。司法省の犯罪報告書だって、注意して読まないと、全米で起きた犯罪の実態がよく判らないのだ。 

  アメリカ白人の人種差別が根深いのは事実だろうが、アジア・アフリカ大陸を考慮すれば、差別の度合いが薄くなるだろう。奴隷制度を持ったことがない日本人からすれば、欧米人の奴隷所有者は極悪人に見える。しかし、日本以外の世界では、奴隷なんか珍しくなかった。支那では民衆が「盲(めくら)にされた奴隷」で、わざわざ奴隷制度を作らなくてもよかったのである。アラビアなど今だって奴隷制の残滓が濃厚だ。フィリピン人女中は主人に犯されても文句は言えない。日本人は欧米の情報なら、事細かく入手できるため、どうしても西洋人の差別に意識が集中する。日本人は報道されない国や、興味の無い地域の歴史を知らないから、世界規模で差別や偏見がどうなのか把握していない。アメリカで白人と黒人が対立しようが、所詮日本人にとっては他人事。黒人による犯罪被害に苦しんでも、それは白人の自業自得だ。奴隷を解放したのに、アフリカに追い返さず、そのまま国民権を付与するなど、狂気の沙汰。愚かなことをすればその報いは必ずやって来る。日本人はアメリカにおける異人種共存の大失敗を学ぶべきだ。他国でせっかく社会実験をしてくれたのに、その悲惨な実験結果を無視して、その過ちを自国で再現しようとするなら、アメリカ人以上に愚かである。日本人の子孫は将来、無責任な祖先を恨むだろう。少子化だから人口を増やすべく、安易に外人を輸入しようとする日本人は、アメリカやヨーロッパの惨状を見ようとしない。見たくないものは見ないという態度では子供と同じである。かつてマッカーサー元帥が日本人の精神年齢は12歳、と言ったが本当かも知れない。




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