ロシアのスパイはヨーロッパ系アメリカ人

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(写真/「ジ・アメリカンズ」のフィリップとエリザベス)

  アメリカのTV番組でスパイを扱ったドラマは多いが、駄作がほとんどで時たま“リアル”なドラマを見つけたりすると嬉しい。日本の映画雑誌で称賛されていたTNT局の『コヴァート・アフェアーズ』は、物語が退屈なうえに脚本が甘く、何と言ってもスリルが無い。やはり、提灯記事を書く日本の雑誌は信用できない。「おすぎ」みたいな評論家が多いのだ。配給会社に飼われている映画評論家なんて、何かと言えば「感動で涙がこぼれました」とか「今年最大の秀作」なんて平気で口にしやがる。観客はポップコーンを買いに映画館に入るんじゃないぞ。怒りを抑えて話を続ける。NBC局の『ブラックリスト』は、まあまあの出来だからヒットしたのだろう。主役のジェイムズ・スペイダーの演技が堂々としていて気持ちがいい。かつてのハンサム青年が、中年にになって髪が薄くなっている。ヒット作『セックスと嘘とビデオテープ』で、彼のファンになった日本人にとっては、ちょっとガッカリかかもしれない。しかし、存在感があるからOKかな? 日本では若い時にハンサムだった男優が、ハゲの中年になると人気が落ちてしまう。もし、草刈正雄がハゲでカツラを被っていたら女性ファンは嫌かも知れない。現在は誰が人気男優か分からないが、容姿が衰えると主役を得るチャンスが減ってしまうのだ。

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(左:若き頃のジェイムズ・スペイダー / 右:ブラックリストに出演中のスペイタ゜ー)

  筆者としては、英国BBCのスパイ・ドラマ『英国機密諜報部MI-5(Spooks/スプークス)』を推薦したい。英国人の脚本家には優秀な人物が多く、登場人物の描写が上手いし、ストーリーがよく練られていて納得できる。英国防諜部の話だから現実味があるし、意外な展開があって面白かった。このドラマでは、イギリス人の諜報局が現実主義者として描かれている。微妙な国際関係のしがらみから、時として苦しい妥協を強いられたり、冷酷な報復や裏切りがあったりと、いかにもイギリス人がしそうなことが詰まっていた。諜報部を仕切るハリー役のピーター・ファースがはまり役で、老獪な交渉を独自に行う役どころが良かった。役者はこうでなくちゃ。藝能事務所の圧力で配役が決まる日本のドラマは見ていて嫌になる。デビューしたての小娘が、いきなり主役で素人演技じゃ、観ている方が恥ずかしくなるだろう。でも、好きな人がいるからしょうがないか。

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(左:ピーター・ファース/中央:リチャード・アーミテージと共演者たち/右:ハーミオヌ・ノリス)

    イギリス人の女優には、若くても貫禄のある役者が居るから感心する。『MI-5』でのロスを演じたハーミオヌ・ノリスは冷静沈着な役を見事にこなしていたし、ジョー役のミランダ・レイゾンも演技が上手かった。諜報チームを率いる歴代の主役もいい男優を揃えていた。トム役のマシュー・マクファデンやアダム役のルパート・ジョーンズ、ルーカス役のリチャード・アーミテージは適任だった。英国では観客の評価が厳しいから、役者も努力するし、ドラマ制作者も真剣なのだろう。NHKの大河ドラマみたいに、予算を惜しげも無く浪費しているのに、若造の学芸会程度じゃ、視聴者が怒り出すのも無理はない。もっとも、渡哲也の『浮浪雲(はぐれぐも)』みたいに、ギャグ時代劇なら許せる。(江戸時代なのに、桃井かおりがラスチック製の如雨露で花に水を掛けていたのは面白かった。しかし、『西部警察』で大門こと渡哲也がレミントンのショットガンを発砲していたが、その方がもっと非現実的で、ギャグに近い。実にメチャクチャな刑事ドラマだった。)

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(左:ルパート・ジョーンス / ミランダ・レイゾン / マシュー・マクファイデン / 右:キリー・ハウズ)

  大手配給会社21フォックス傘下にFXカナダがある。この局で『ジ・アメリカンズ(The Americans)』が放送されており、シーズン3が終了したところだ。このドラマはアメリカ社会に潜伏したソ連工作員の夫婦の物語である。主人公のフィッリップ・ジェニングス(マシュー・リスが演じる)とその妻エリザベス(ケリー・ラッセル)は、普通のアメリカ人夫婦を装い、娘と息子までもうけている。このカップルはアメリカ国内で諜報活動や謀略工作を行うのだ。もちろん、娘のペイジ(ホリー・テイラー)と息子のヘンリーは両親の正体を知らない。ジェニングスの隣人には、FBI捜査官のスタン・ビーマン(ノア・エマリッヒ)が住んでいて、彼らは近所づきあいを始め、フィリップとスターンは親しくなる。有能な捜査官であるスタンも平穏な人生を送っていなかった。妻子持ちのスタンであったが、尾行調査していたロシア大使館職員のニーナ(アネット・マヘンドル)に惚れてしまい、上司にも内緒で密会を重ねていたのである。こんな浮気なら、何処にでもありそうだが、スパイのフィリップは格が違う。彼はFBIの内情を探るべく、スタンの上司フランク・ガードに仕える秘書マーサ(アリソン・ライト)を誘惑し、秘密の結婚式まで挙げることにした。しかも、彼の妻エリザベスが親戚のフリをして、その結婚式に出席するというシーンまである。女房が亭主の重婚式に参加するなんて、スパイにはモラルが要らない事の証明だ。

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(左:ノア・エマリッヒ/ニーナ役のアネット・マヘンドル/マーサ役のアリソン・ライト/右:マシュー・リス)

  ソ連工作員に倫理・道徳なんてものは無いのが常識だが、重婚の犠牲者となったマーサは哀れだ。彼女は地味だが真面目な秘書である。ただ、性的魅力に欠けていた。つまり、行かず後家(spinster)の典型みたいな女性である。ソ連のスパイは目標とするアメリカ人の弱みを見つけて利用するのだ。谷垣禎一や細野豪志は他人事じゃないぞ。支那人から「山崎拓みたいになってもいいのか」と脅されて、震えている自民党議員は結構いるだろう。話をドラマに戻すと、マーサはフィリップがソ連のスパイとは知らず、盗聴器を上司の部屋に取り付けてしまう。フィリップは自分がFBIの内部調査官だと偽り、マーサを協力者に仕立て上げたのだ。やがて、その盗聴器が発見され、マーサや他のFBI職員が内部調査を受ける羽目になる。マーサは本物の内部調査官が現れて、彼女の亭主はFBIの調査官ではなく、外国の工作員だということに気づく。ついに、彼女はフィリップから真実を告白され、膝から崩れるようなショックを受ける。それでも、マーサは亭主をFBIに突き出そうとはしなかった。男に惚れた女は強い。特にブスの女性では。(これは侮辱ではなく、悲しい現実。くれぐれも苦情のコメントをせぬように。) 心臓が張り裂けそうなくらいショックだったのに、それでも亭主との関係を壊したくない、という情念の方が強かったのだ。

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  醜女(しこめ)を籠絡するくらい朝飯前のフィリップは、次ぎにキンバリー・ブレランド(女優のジュリア・ガーナー)という16、7歳の少女を誘惑するのだ。彼女はCIAでアフガニスタンの政局を担当するオフィサーの娘である。両親からの愛情に飢えた少女は、悪友たちと日夜パーティー三昧。背伸びして大人に見られたい小娘に、クールなジゴロを気取ったフィリップが接近する。10代のボーイ・フレンドに物足りなさを感じていたキンバリーは、友人らと違った雰囲気を醸し出すフィリップに惹かれて行く。両親が不在の自宅に中年のフィリップを招き、ベッド誘うキンバリーだが、同世代の娘を持つフィリップは躊躇ってしまい、肉体関係を結べない。こうしたところが、冷酷なのにどことなく人間味を漂わせるフィリップの性格を示している。すぐにベッド・インじゃスケベ過ぎるじゃないか。中学校の校長じゃあるまいし。任務の為とはいえ、自分の娘と同じ年頃の少女を弄(もてあそ)んでいいのか悩むフィリップ。ちょっと感心してしまう。

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(左:ナタリー・ポートマン/中央:エイミー・ロッサム/右:エヴァン・レイチェル・ウッド)

  ソ連でスパイの訓練を受けていたフィリップは、どんな女とでもセックス出来るよう調教されていた。どんなブスとでも、そしてどんな年齢の女、つまり老婆とでも性交を結べるよう精神を鍛えられていたのである。高齢のバアさんとのセックスなんてゾっとしてしまうが、情報を得るためには必要となる場合もある。ジェイムズ・ボンドみたいに、いつも若くて美しい女とベッド・インなんてあり得ない。ブスとのセックスが普通。ロシアの女スパイは美人だが、籠絡するのは中年臭いハゲ・デブ・チビのオッサンだ。高級コール・ガールみたい。寅さんだけでなく、スパイもつらいよ。ちなみに、キンバリーを演じるジュリア・ガーナー(Julia Garner)はユダヤ系アメリカ人だが、なぜ映画監督はこういう役にユダヤ人娘を使うのかなぁ? ヒット映画『レオン』では、殺し屋のジャン・レノをベッドに誘うマセた少女マチルダを演じたのは、ユダヤ系女優のナタリー・ポートマンだった。下品さで評判のTVドラマ『シェイムレス』で、エミー・ロッサム(Emmy Rossum)は性的にだらしない長女の役をこなしている。また、映画『ダウン・イン・ザ・ヴァレー』では、中年男と安易にセックスする娘役をエヴァン・レイチェル・ウッド(Evan Rachel Wood)が演じていた。ユダヤ人って、こういう倫理破壊が大好き。西欧社会のモラルをぶち壊すのが趣味なのかも知れない。それなら、ユダヤ教徒の社会を先に粉砕すればいいのに。

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(左:ジョアン・リヴァース / 中央サラ・シルバーマン / 右:バーバラ・ストライサンド)

  ハリウッドではユダヤ人の監督や女優が多いから仕方ないのかも知れぬが、性的に緩い娘役には西欧系の白人か西歐人に近いユダヤ系女優を使うことが多い。(ユダヤ系女優といっても、西歐人の遺伝子を豊富に持った人物なら、ユダヤ人に見えない。) 彼らはユダヤ人らしい顔つきの女優や有名人を、看板の主役として登用することがほとんどない。たとえば、バーバラ・ストライサンドやジュリア・ルイス・ドレフュス、サンドラ・バーンハードとかの女優、あるいはゾーイ・クラヴィッやサラ・シルバーマンといった有名ユダヤ人も使わないのだ。現実の世界ではユダヤ人女性といえば、ルース・ギンズバーグ判事やジョアン・リヴァースみたいな人物が普通である。スカーレット・ヨハンソンみたいな北欧系女性は稀だ。しかも、不思議とユダヤ人監督や演出家は、ユダヤ人女性を淫乱に描かない。ちょいと思い起こせば分かるのだが、麻薬に溺れる上流階級の女性とか、アルコール中毒の主婦、多数の男と気軽にセックスをする淫売、黒人に冷酷な人種差別的役人、同僚に意地悪なキャリア・ウーマンとか、嫌なキャラクターは西欧系女優に多くあてがわれる。ユダヤ人制作者による、意図的な印象操作がTVドラマや銀幕の中で行われているのだ。

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(左:サンドラ・バーンハルト/ジュリア・ルイス・ドレフュス/ルース・ギンズバーグ/右:ゾーイ・クラヴィッツ)

  また話が逸れてしまったので元に戻す。米国で違法活動を繰り返すジェニング夫妻だが、ドラマでは彼らの他にも工作員夫婦がいるという設定である。フィリップとエリザベスは子供たちを連れて遊園地に赴き、そこでスパイのコナーズ夫妻とコンタクトを取る手筈であった。用心深い彼らは不安を感じ取り、遊園地で直接接触することを避け、別の機会をうかがうことにしたが、予想外の悲劇が起こる。ホテルに泊まっていたコナーズ夫妻は、娘のアメリアと息子のジャードを一緒に連れていたが、ジャードだけが部屋を開けていた隙に、何者かが夫婦と娘の三人を暗殺していたのだ。家族の惨殺死体を目にしたジャードは、ショックのあまり部屋の入り口で怯えていた。この惨劇をジェニング夫妻も目撃し、大きな衝撃を受ける。ドラマでは、この不気味な殺人を誰が実行したのかは最初不明で、アメリカの防諜組織によるものなのか、それともソ連内部に潜む裏切り者による犯行なのか、視聴者はヤキモキ。しかし、シーズン最終話で意外な人物が犯人と判明する。なんと、コナーズ親子を殺したのは息子のジャードだった。あるトラブルで致命傷を負ったジャードは、死に際に自分がやった、と介抱するエリザベス・ジェニングに告白したのだ。

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(左:ジャード・コナーズ/右:惨殺された親子)

  なぜ、ジャードは両親と妹を殺したのか? それは彼の両親が息子を後継者、つまり二代目スパイにしたくなかったのである。ソ連の中央司令部が、米国に潜り込んだ工作員1世の子供を2世のスパイにし、アメリカ社会への浸透を強固なものにする計画を実行しようとしていたのだ。ソ連生まれの初代スパイがアメリカでもうけた子供たちは、生まれも育ちも純粋なアメリカ人である。他人を虫けらのように殺せるロシア人工作員でも、自分の子供は可愛いから堅気(かたぎ)にしたい、という情が湧く。コナーズ夫妻も中央の指令に抵抗したのだ。しかし、息子のジャードは既にソ連のエージェントによって、“忠実な”共産主義者に育成されていたから、両親の命令無視に憤ったというわけ。そこで、ホテルでくつろぐ両親と妹を自らの手で殺し、第三者による犯行を装ったのである。自分の家族を自ら粛正しておきながら、驚いた演技をするなんて、洗脳された少年は恐ろしい。共産主義の大義ならば、非倫理的殺人も辞さないという一面を、『ジ・アメリカンズ』は描いているのだ。このドラマで面白いのは、国家を動かすほどの謀略工作や残忍な殺人を犯した、フィリップやエリザベスが冷静な表情で自宅に戻り、まるで何事も無かったかのように料理や洗濯、子供の世話をするのだ。思春期を迎えた娘ペイジが、親に反抗するようになって困り果てるジェニングス夫婦とかは面白い。まるでホーム・ドラマを観ているようだ。

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(左:エリザベス役のケリー・ラッセル/中央:ペイジ役のホリー・テイラー/右:ジェニングス一家)

  危ない橋を渡っているフィリップとエリザベスだが、なんとか家族生活は維持していた。ところが、彼らの家庭にもソ連中央局から娘ページをスパイにせよ、という命令が届く。当初、娘を何とか守ろうとして中央に反抗していたジェニングス夫妻も、ついに折れてページに彼らの正体を告白する。息子のヘンリーはまだ幼いから真実を話さないが、娘にだけは正直にスパイであることを暴露する。衝撃の真実に動揺するページ。両親がソ連のスパイということを告げられたページは、大きなショックを受け、部屋に閉じこもり涙を流してふさぎ込む。シーズン3はページがどうなるかという場面で終わり。次のシーズで進展があるだろう。でも、愛国心育成が盛んなアメリカで、両親が敵対国、悪の帝国たるソ連のスパイだなんて告白されたら、誰だって頭が真っ白になってしまうじゃないか。日本人ならどうかなぁ? まあ、父親が昔全共闘の左翼学生だったなんてケースはいくらでもある。父親から「パパはヘルメットを被り、機動隊に向かって火炎瓶を投げていたんだよ」と告げられた子供は驚くだろうが、部屋に閉じ籠もるほどの衝撃は受けまい。では、支那や朝鮮のスパイならどうか? 愛国教育の無い日本では、スパイの子供はどう反応するのか分からない。興味深いのは、在日南鮮人の子供が、親から北鮮の工作員だ、とか「背乗り」して日本人になりすました、と告白されたらどう思うのか? 日本に忠誠を誓っていない朝鮮人の子供は戦慄を覚えるのか? 朝鮮人スパイ1世は、子供を跡継ぎのスパイにするのか? 日本ではこうした問題を取り上げたドラマは絶対に制作されないだろう。リアル過ぎてタブーになるよなぁ。

  『ジ・アメリカンズ』を観ていて気づくのは、移民社会の危険性と恐ろしさである。ソ連育ちのロシア人工作員が入国して、旅行代理店に勤務して普通の家庭生活を送れるのだ。移民が当り前のアメリカ社会では、どんな生まれや育ちの民族がいても気にならない。たとえ、ちょっと変なアクセントを交えて英語を喋る人がいても不思議ではないし、アジア人や黒人といった容姿の異人種が隣りに住みついても奇妙とは思わないのだ。今ではアラブ人が閑静な住宅地に引っ越してきても排斥運動が起きないし、学校にユダヤ人や支那人が混ざっていてもアメリカ白人は平気である。イギリス系白人だけの街なら、アラブ人やソマリア人がうろついたら目立ってしまい、テロ活動の準備などできないだろう。アパートメントを借りるにしても一苦労だし、買い物をすれば店員がジロジロ見て記憶に残ってしまう。爆弾の元になる薬品や金属を現金で買うと怪しまれる。巡回中の警官と出逢えば、すぐに職務質問を受けるだろう。現在のような人種混淆社会だと、どんなテロリストや破壊工作員も、人知れず活動でき社会に溶け込むことができる。日本育ちの朝鮮人が極秘活動をしやすいのと同じ理屈だ。移民社会は、スパイにとって好都合な状況を提供するのだ。国防を強化したいのなら、異質な外人に日本国籍を与えてはならないし、入国者を厳重に審査すべきだ。特に支那人や朝鮮人に対しては、指紋はもとりDNA採取も行うべきである。そして、アジア人に対して警戒するよう、学校での教育を徹底することが肝心。アメリカ人は国防に巨額な予算を使っているのに、国内がテロリスト予備軍で満ちている。馬鹿としか言いようがない。

ユダヤ人によるスパイ映画の特徴とは

  ハリウッドはユダヤ人の都だ。山にカラスが棲みついてもカラスの勝手。ユダヤ人がテレビ局に群がるのも勝手だろう。『ジ・アメリカンズ』の原作者はユダヤ人である。ユダヤ人作家のジョエル・フィールズ(Joel Fields)とジョセフ・ワイズバーグが共同で脚本を書き上げた。このドラマを実質的に作ったジョセフ・ワイズバーグ(Joeseph Weisberg)は異色の人物である。ユダヤ人のジョセフは元CIAのエージェントであった。母校イェール大学を卒業した1989年に、彼は極秘ミッションでソ連に渡ったという。(Naomi Pfefferman, ‘The Americans’ Straight up and spy write, Jewish Journal, February 20, 2013) 彼の渡航目的は、ソ連国内で職を解かれたユダヤ人やKGBから迫害を受けた反体制派と秘密裏に接触することであった。普通のアパートメント・ハウスで彼らに会ったワイズバーグは、こっそり持ち込んだジーンズやセイコーの腕時計を与えたり、闇市で密輸品を売りさばいてつくった現金を彼らに渡したという。当時、ソ連から脱出するユダヤ人が多かったから、その関係でワイズバーグが選ばれたのだろう。しかし、彼はKGBの監視対象にはなっていなかったようだ。一般ユダヤ人の状況を探査するくらいの任務だったから、KGBの尾行が附かなかったのかも知れない。下級職員だったワイズバーグは諜報員に向いていなかったのか、4年ほど勤めてCIAを去ることに決めたそうだ。室内仕事が得意なユダヤ人らしく、彼はスパイ小説家の道を歩み、それがキッカケでTVドラマの仕事が舞い込んだという。

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(左ジョエル・フィールズ/中央ジョセフ・ワイズバーク/右ロイス・ワイズバーグ)

  知識人階級のユダヤ人らしく、ワイズバーグも左翼家庭に育った。父親のバーナード(Bernard)は著名な弁護士で、公民権活動に従事していたらしい。そして、彼の母親ロイス(Lois)は、これまた有名な社会活動家つまり左翼活動家で、シカゴの黒人市長ハロルド・ワシントンのもとで、文化担当コミッショナーを務めていたのだ。彼女はシカゴ社会の上下各階層をつなぐ人物で、藝術分野でも多くの若者(黒人など)を支援したようだ。左翼臭プンプンのシカゴ・カルチャー・センター(Chicago Cultural Center)を創設したことでも知られるロイスは、左翼団体からの賞を授与されるくらいリベラルだった。(Layra M. Holson, The Dark Stuff, Distilled, The New York Times, March 29, 2013) ジョセフ・ワイズバークにはジェイコブ(Jacob)という兄がいて、有名な「Slate」誌の編集長を務めている。彼はデボラ・ニードルマン(Deborah Needleman)というニューヨーク・タイムズ紙のスタイル雑誌「T」の編集長と結婚しているのだ。

Jacob_WeisbergDebora Needleman 2(左:ジェイコブ・ワイズバーグ/右:デボラ・ニードルマン)
  ユダヤ人というのは、閨閥や親類を通してメディア界に人脈を作っているのだ。我々はこういう裏チャンネルを使って権力を維持しているユダヤ人を知らない。ユダヤ人の人脈図を壁一面に描いてみると、その巨大な蜘蛛の巣に驚いてしまう。特に欧米諸国で何世紀もたかっているユダヤ人は、地元に深く根を張りながら、信仰と血縁で結ばれているのだ。いわば、擬似的兄弟とか従姉妹の関係が巨大化したもの、と考えればよい。それがアメリカだけではなく、世界中に張り巡らされているのだ。これじゃ花京院のスタンド(法皇の緑)が作る結界(けっかい)の網よりも壮大で強力だ。もしかしたら、ディオのスタンド「ザ・ワールド」よりも強いスタンドは、イスラエル人の「ザ・ジューイッシュ・ワールド」じゃないか。(詳しくは『ジョジョの奇妙な冒険』を読んでね。ユダヤ人の世界的人脈を知るならアルフレッド・リリアンソールの『シオニスト・コネクション』がお薦めだが、分厚い本なので説明は省略します。この本は人気があって高価なのに、東大の図書館では所蔵されていない。「日本の図書館は東大のマヌケ教授が作った本など買わずに、有益な稀覯本を買え」と言いたい。)

  ユダヤ人の監督や脚本家は、ドラマ内にイスラエルの諜報機関「モサド(Mossad)」やユダヤ人諜報員を登場させる時、必ずアメリカの味方、つまりCIAの協力者とかアメリカ軍の同盟者として描く。例えば、CBSの人気TVドラマ『NCIS』では、美人捜査官局のジヴァ・タヴィ(コート・デ・パブロ)は、モサド長官の娘で米国に帰化したという設定だ。しかし、現実の合衆国海軍捜査局で、そんな帰化イスラエル人を雇うわけないだろう。情報がイスラエルに筒抜けとなるじゃないか。HBOのヒット・ドラマ『ホームランド』では、ムスリム・テロリストから米国を守るCIA局員の姿を描いているが、その諜報局課長がユダヤ系アメリカ人のサウルという設定になっている。ユダヤ人男優のマンディー・パティンキンがサウルを演じていて、サウルは自分の身を犠牲にしてまで、一般人を救うヒューマニストなのだ。現実とまるっきり逆じゃないか。一般人を見捨てても目的を達成するのがユダヤ人のやり口だ。自分の命の方が遙かに大切なユダヤ人が、そんな下っ端の一般人を助けるために自分を犠牲にするわけないだろう。ハリウッドのユダヤ人は、ワスプ(WASP)の登場人物なら、薄汚い裏切り者とか偏屈な官僚、瀆職まみれの政治家と設定する。しかし、ユダヤ人のキャラクターは、人道主義者とか勇敢な英雄あるいは女にモテるプレイ・ボーイとして描く。 ナチ・ドイツのゲッベルスだって呆れてしまうだろう。

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(左/「NCIS」でジヴァを演じたコート・デ・パブロ/中央マンディー・パカィンキン/右ジョナサン・ポラード)

  『ジ・アメリカンズ』でワイズバーグは、西欧系白人女優のケリー・ラッセルとウェイルズ人男優のマシュー・リスを登用しているが、ロシア人らしいスラヴ系俳優をなぜ使わなかったか? ロシア系ユダヤ人を使えばもっとリアルだろうが、画面が暗くなるので商業的には失敗作となる。やはり、主役は西欧系俳優でなければ成功しないのだろう。しかし、ジェニングス夫妻を監督するロシア人上司、クラウディア役にマーゴ・マティンデイルを抜擢したことは正解だった。まさしく、中年ロシア人のオバチャンにピッタリの配役であった。ロシア人のオバはんは、図々しく見えなけりゃ本物らしくない。ただ欲を言えば、主役には、母親がロシア系ユダヤ人のジェニファー・コネリー(Jennifer Connelly)とか、ロシア系ユダヤ移民の倅ショーン・ペン(Sean Penn)とかを用いたら、もっとリアルに出来上がったのに。残念である。極左男優として有名なショーン・ペンなら、ソ連のスパイとして適役だろう。キューバのカストロやベエズェラのチャベスと仲良しのペンなら、コミュニストの工作員が似合っている。実際に、アメリカを裏切りそうに見えるじゃないか。資本制アメリカを憎む役なら、ショーン・ペンの右に出る者はいないだろう。

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(左:ロバート・ハンセン / 中央:クリス・クーパー / 右:オードリッチ・エイムズ)

  そういえば、スパイ・ドラマ部門で気になる点がある。ユダヤ人の映画制作会社は決して、ジョナサン・ポラード(Jonathan Pollard)のドラマを作らない。ユダヤ人がアメリカを裏切る作品は即座に却下される。自己検閲なのか? 合衆国海軍で情報分析官だったポラードは、イスラエルに軍の機密情報を売り渡し、合衆国に巨大な損害を与えた国賊のユダヤ人である。モサドから多額のお金をもらっていたポラードは、金貨を懐にしてイエズスを裏切った「イスカリオテのユダ」とそっくりだ。この薄汚いユダヤ人は悪名高いのに、TVドラマやスパイ映画でまったく現れない。ロシア人にFBIの情報を売り渡していたロバート・ハンセン(Robert Philip Hanssen)の事件は、ハリウッドで映画化された。『アメリカを売った男(原題/Breach)』という作品で、西欧系男優のクリス・クーパー(Chris Cooper)が、裏切り者ハンセンをクールに演じていた。また、KGBの協力者となったCIAの諜報員オールドリッチ・エイムズ(Aldrich Hazen Ames)を記憶している日本人も多いだろう。非ユダヤ人が起こした売国行為ならすぐ映画化のOKが出るのだ。しかし、ユダヤ人売国奴の場合だと脚本すら提出されない。どうせ映画化されないのが分かっているからだ。ポラードによる卑劣な行為は、ハリウッドで完全に黙殺されている。身内の恥を晒したくないのだろう。ユダヤ人は皆、高貴な血で繋がった兄弟だから、互いにかばい合う掟があるのだろう。

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(左:マーゴ・マティンデイル / 中央:ショーン・ペン / 右:ジェニファー・コネリー)

  スパイ・ドラマではユダヤ人が、しばしば米国の味方として描かれているが、リアリティー重視の作品なら、ユダヤ人はテロリストの親玉か国家反逆罪の代表として描くべきだ。ドラマ『ホームランド』では、アラブ人テロリストから米国を守る役目をユダヤ人高官に割り当てているが、中東アジア系のテロリストを操って国内テロを画策するユダヤ人の方が現実味があっていい。9/11テロ事件をドラマ化するなら、イスラエル政府と大富豪のユダヤ人が協力して、テロ計画を練ったという筋書きの方がリアリティーに満ちている。もっとも、こんなシナリオは余りにも生々しいので、ハリウッド業界では即刻却下となるだろう。やはり、テロリストはイスラム教徒でなけりゃ、ユダヤ系アメリカ人から文句が出る。でも、一部の西歐人からは絶賛されるかも。

Sigmund_Freud 1 (左/ジグムント・フロイト)
  シリアやイラクで暴れ回っているISISを見れば、ユダヤ人の操り人形に思えてくる。彼らはなぜかイスラエルを攻撃しないのだ。派手な処刑シーンを世界に流したり、歴史的遺跡を破壊してみせたり、と見事な演出を披露している。イスラム教徒の特徴を活かした蛮行を、ユダヤ人の工作機関が裏で操っているのかも知れない。「偶像禁止」はユダヤ教徒とイスラム教徒に共通するが、イスラム教徒の偶像破壊ばかり強調されている。ユダヤ人は西歐人が如何なる衝撃を受けて、どう反応を示すのか熟知しているから、効果的なテロ行為を創作できるのだ。人間の心理分析を専門にしたジグムント・フロイト(Sigmund Freud)は、いかにもアシュケナージ系ユダヤ人らしい。(ちなみに、フロイトの精神分析は主に病的人間を対象にしていたから、健全な人間には当てはまらない場合がある。)

  巨額な費用をかけた娯楽映画や無料放送のTVドラマは、一般人を簡単に魅了するので、ユダヤ人にとって格好のプロパガンダ手段となる。他人の肉体を操るには、まずその精神を支配することだ。考えてみれは、これは銃で強要することより恐ろしい。例えば、ある者を殺そうとした場合、自殺に見せかけるため、ナイフを突きつけて屋上から飛び降り下りるように命令したって、相手から必死の抵抗を受けるだろう。どうせ死ぬなら命懸けで拒絶するのが当然。しかし、相手の精神を乗っ取って、手首を切ることは楽しいとか、来世は現世より素晴らしい、あるいはビルから飛び降りることはスリルがある、といった洗脳を施せば暴力は要らない。しかも、物的証拠が残らないから完全犯罪になる。こんなの馬鹿げているが、催眠術や心理操作で心を奪われた人間は、本能に反することでも躊躇(ためら)わず実行するものだ。他人の頭に或る特定の思想を吹き込んだり、別人の記憶を注入したり、と様々な心理操作がある。ユダヤ人が娯楽作品を通して、西欧社会を根本から破壊しているのに、それを進んで受け入れている西歐人は愚かである。オウム真理教の信者を笑えない。ユダヤ人の映画はナチの宣伝映画より、何倍も効果的である。日本人はユダヤ人の精神侵略に注意せよ。




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