家庭をぶち壊すハリウッド

  アメリカの価値を破壊する事が、ハリウッド映画の特徴である。西海岸を支配するユダヤ人は、アメリカ人の伝統や血筋が大嫌い。名誉を重んずる軍人や洗練されたマナーを身につけた西歐紳士、貞淑で洗練された貴婦人、勇敢で従順な青年、敬虔なキリスト教徒などを、心から憎んでいる。それというのも、こうした立派な人物は、ユダヤ人のゲットーには存在しないからだ。一千年以上も西欧社会にたかって暮らしてきたユダヤ人は、ヨーロッパ人に憧れる一方で、繰り返し拒絶されるという苦い歴史がある。TVアニメ『妖怪人間ベム』に出てくる、ベム、ベラ、ベロをつい思い出してしまう。この妖怪たちは毎度、「はやく人間になりたい」と望むけど、如何なる方法で人間になれるのかが分からない。ユダヤ人も同様の口癖を持ち、「はやくヨーロッパ人になりたい」と切望するが、なかなか“ヨーロッパ人”という「まっとうな人間」になれずに悩んでいた。穢多(エタ)程度の下層民だったユダヤ人は、第18世紀にゲットーから解放されたが、肉体と精神をヨーロッパ風にすることは遂にできなかった。たとえ、西欧文化を学び高級なスーツに身を包んでも、鏡に映った姿はユダヤ人のままであったからだ。

Karl_Marx 1Ferdinand Lassalle妖怪人間








(左: カール・マルクス / 中央: フェルディナント・ラサール / 右: 妖怪人間)

  「批判理論」はユダヤ人の十八番(おはこ)である。自分のことを棚に上げ、他人の事を辛辣に批判する。ユダヤ人カール・マルクスは、他人を“けなす”事にかけては超一流だった。貧乏人のマルクスは、全ドイツ労働者同盟を創設したフェルディナント・ラサール(Ferdinad Lassalle)から、さんざん世話になったのに、彼との仲にひびが入ると、その容姿を馬鹿にして、黒んぼの血が混じった奴と罵ったらしい。日本のマルクス主義なら、耳が痛くなるような教祖の正体だ。西欧社会に住むユダヤ人は、多かれ少なかれ西歐白人に不満がある。だから、ユダヤ人は力を持ち始めた時、自分たちを毛嫌いした白人どもに、何としても復讐したい気分になってしまうのだ。映画でアメリカ人家庭を描く時、悪意の種を所々にちりばめて、観客に「アメリカ人なんて、しょせん偽善の塊なのだ」というメッセージを盛り込むことが多い。例えば、ファミリー・ドラマだと姦通を密かに続ける善良な夫とか、女刑事や弁護士といったキャラクターなら離婚経験者かレズビアン。金髪碧眼の白人女子大生なら、意地悪で頭が空っぽのアバズレ。キリスト教を扱えば、幼女を犯す牧師や神父を描き、同性愛者に偏見を持つ南部白人とかをオマケにつける。アメリカのTVドラマ・シリーズや映画を観れば、こうしたキャラクター設定が珍しくないのが分かる。

Will & Grace 1Steve Levitan 1Modern Family 3








(左: 「ウィル&グレース / 中央: スティーヴ・レヴィタン / 右: 「モダン・ファミリー」のゲイ・カップル)

  近年のアメリカ・ドラマで特徴的なのは、同性愛者のキャラクターが、当り前のように設定されていることだ。例えば、同性愛者を主題にした『ウィル・アンド・クレース』とか『モダン・ファミリー』、『Lの世界』を思い出せば分かるだろう。こうしたドラマでは、ゲイやレズビアンを嫌う者の方が間違いとされ、同性愛を理解せぬ偏屈者と見なされるのだ。全米ネットワークのABC放送は、人種混淆や左翼思想を擦り込む最悪局の一つで、『モダン・ファミリー』というドラマで同性愛を掩護していたのである。ゲイのカップルが娘を育てる、というおぞましい内容なのに、明るくコミカルに描いていた。このドラマを手掛けたのは、スティーヴン・レヴィタン(Steven Levitan)というユダヤ人脚本家である。米国にあるゲイ・レズビアンに対する名誉毀損同盟(GLAAD/Gay and Lesbian Alliance Against Defamation)によれば、ABC局は同性愛者を最も擁護するテレビ局10社のうちの一つであるそうだ。(Kristine Marsh, ABC Family Leads the Way in All Things Gay, Media Research Center, April 1, 2013)

David Kohan 3Jenji Kohan 3David Kohan & Max Mutchnick






(左: デヴィッド・コーハン/中央ジェンジ・コーハン/右写真: 右側ムチニックと左側コーハン)

  ABCと同じくNBCも悪質だ。このテレビ局は、以前に同性愛者を主人公にした『ウィル&グレース』を放送したことがある。このドラマを書いたのは、デイヴィッド・コーハン(David Kphan)というユダヤ人脚本家で、妹はあの奇抜な格好をしたジェンジ・コーハン(Jenji Kohan)だ。彼女は子供を養うため大麻の密売人となった母親を描いたTVドラマ『ウィーズ(Weeds)』を制作し、その後、刑務所ドラマ『オレンジ・イズ・ザ・ニュー・ブラック(Orange Is the New Black』を書いてヒットさせたユダヤ人脚本家である。このユダヤ人女は、普通の白人女性が犯罪に手を染めるストーリーが大好きだ。ジェンジはなぜか、主人公をユダヤ教を捨てたユダヤ人主婦とか、アバズレのユダヤ女とかにしない。ユダヤ人らしい容姿の女優が主人公だと視聴率が悪くなるせいもあるが、彼女は自分の同類であるユダヤ人のイメージを悪くするような真似はしたくないのだろう。

Max Mutchnick 2Max Mutchnick & Eric Hyman 1New Normal 3







(左: マックス・ムチニック/中央: ムチニックとエリック・ハイマン / 右: 「ニュー・ノーマル」のゲイ・カップル)

  頭のおかしい妹を持ったデイヴィッドが組んだ相棒も異常だった。ゲイのマックス・ムチニック(Jason Max Mutchnick)が、『ウィル&グレース』の共同脚本家を務めていたのだ。マックスはエリック・ハイマン(Eric Hyman)という弁護士と結婚し、代理出産で二人の娘を獲得したという。生まれた時からゲイの親に育てられる少女なんて、考えるだけでもゾっとするし、第一その子供が余りにも不憫だ。同性愛結婚だってトンデモないのに、そのうえ代理出産で赤ん坊を手にすることを許すとは、アメリカ社会が如何に病んでいるかの証拠である。NBCはさらに同性愛を宣伝すべく、『ニュー・ノーマル(The New Normal)』というドラマを放送し、その中でゲイのカップルを登場させたのだ。この脚本を書いたのは、アリソン・アドラー(Allison Beth Adler)というユダヤ人レズビアンで、サラ・ギルバートという女優と同棲していたが、後に別れたそうである。共同脚本家のライアン・マーフィー(Ryan Murphy)はゲイで、デイヴィッド・ミラーという男性と結婚した。彼らもローガンとフォードという二人の息子を持つゲイ・カップルである。ドラマの中でも、ブライアンとデイヴィッドというゲイ・カップルが、隣人の子連れ女性に代理母を頼むというストーリーである。この離婚女性のキャラクター設定は、何故か金髪の白人女性である。黒人とか支那人、アラブ系女性ではダメらしい。

Ali Adler & Sara GilbertRyan Murphy 1Ryan Murphy & David Miller








(左写真: サラ・ギルバートとアリソンアドラー / 中央: ライアン・マーフィー / 右写真: 左側デイヴィッド・ミラーと右側マーフィー)

  この『ニュー・ノーマル』は、家庭を大切にする保守派キリスト教徒の反発を招き、彼らの猛烈な抗議によってシーズン1で放映中止となった。まあ、いずれ似たようなゲイ・ドラマを作るだろうが、NBCは視聴者の猛反発に屈したようだ。しかし、フィクションのドラマとはいえ、ABCやNBCはおろか、ケーブル・ネットワークのHBO、FX、CW、FOXなどの各局が、伝統的家族像を悉くぶち壊すようなドラマを流しているのだ。もし、日本で普通のホーム・ドラマにゲイ・カップルが現れたら大変だ。男同士が抱き合ったり、代理母を使って養子を取るなんてシーンは、視聴者からの嫌悪感を招くし、スポンサーだってクレームをつけてくる。しかし、社会道徳が崩壊したアメリカでは、それを容認する風潮があるのだ。ユダヤ人が横行するハリウッドで生産される、反米プロパガンダ映像が如何に有害かが分かるだろう。そうした有害映画の中から、1999年に公開され大ヒット作品となった『アメリカン・ビューティー』を紹介したい。

少女に恋をする中年男

Mena Suvari 1












(上/アンジェラ)

  『アメリカン・ビューティー』は、アカデミー賞で監督賞、脚本賞、主演男優賞などを貰ったばかりか、ゴールデン・グローブ賞まで受賞した作品である。ストーリーは、ごく“ありふれた”家族の日常を語るところから始まった。主人公レスター・バーナム(ケヴィン・スペイシー)は、女房と娘を持つ中流家庭の父親で、典型的な中年のホワイト・カラーである。しかし、順調な日々は突然崩れ、上司と揉めたことで解雇されてしまう。妻のキャロリン(アネット・ベニング)は、仕事熱心な不動産業者で、売上げを伸ばそうと野心満々。彼らの一人娘ジェーンは、凡庸な16歳の白人娘で、これまたよくいる親にちょっと反抗的な女子高生だ。バーナム家の隣には、海兵隊を退いたフランク・フィッツ大佐(クリス・クーパー)とその家族が引っ越してきた。彼の妻バーバラは、寡黙で夫に従順な専業主婦。規律正しい軍人の亭主に口答え一つしない。彼らの息子リッキーは、一見すると大人しそうな高校生だが、何でも映像に撮りたがるちょっと変わった写真オタク。いつもビデオ・カメラを携帯し、人物や風景など何でも記録しているので、彼の部屋には録画テープが溢れている。しかし、父親のフッツ大佐は、息子の裏稼業を知らないのだ。リッキーは撮影機材の費用をケーターリングのアルバイトで稼いでいる、と父親に話して納得させていた。ところが、実はマリファナを密売して資金を貯めていたのである。以前、彼は大麻吸飲を父親に見つかったことがあり、そのせいで軍隊学校と精神病院に入れられた過去を持つ。厳格さを絵に描いたような父の前では、リッキーも口答えできず、一兵卒みたいに服従しているのだ。

Mena Suvari 5American Beauty Lester







(左: アンジェラ / 右: レスター・バーナム)

  ある日、レスターは娘がやっているチア・リーディングを鑑賞するため、バスケット・ボールの試合が行われる体育館に足を運んだ。妻と一緒に客席で娘ジェーンのパフォーマンスを眺めているレスター。ところが、ふと気づけば、娘と一緒に演じているアンジェラ・ヘインズに一目惚れ。娘の演技そっちのけで、妖艶な姿をしたアンジェラを頭に描き、うっとりしながらそのエッチな空想にふけるレスターであった。娘の友人たるアンジェラは、金髪の白人美少女だから、たいそう男の子にモテるらしい。それゆえ、アンジェラはその男性遍歴をジェーンに自慢していたのだ。美形のアンジェラと比べると、地味な感じのジェーンは見劣りがする。しかし、カメラを回して彼女たちを撮影するリッキーにとっては、ジェーンの方が魅力的に思えてしまう。リッキーは自然とジェーンに焦点を合わせながら、こっそりと彼女を撮影していたのだ。繊細な感情を持たぬアンジェラは、オタク族のリッキーを気持ち悪い奴と思っていたが、ジェーンは嫌うどころが、次第にリッキーと親密になる。彼らは終いに肌を許す間柄になってしまうのだ。

American Beauty JaneAmerican Beauty Ricky 1American Beauty Fitts 2American Beauty Kane








(左: ジェーン / リッキー / フランク・フィッツ / 右: ケイン)

  恋愛は活力の元(もと)である。これは古今東西、普遍の真理である。女房子供を持った父親でも、現役の男子なら、若い娘に惹かれてしまうこともあるさ。性慾と理性は一致しない時がある。体育館での出逢いから胸をときめかすレスターは、娘に伴って自宅にやって来たアンジェラを大歓迎。ジェーンは自分の部屋にアンジェラを招き、女の子同士の話に花を咲かせていた。気になってしょうがないレスターは、娘たちの話を盗み聞きしてしまう。その会話のなかで、アンジェラは筋肉質の男性に惹かれると告白する。それを知ったレスターは、早速ガレージに向かい、しばらく使っていない器具を取り出し、急にフットネスに励むようになった。妻のキャロリンは不思議がるが、特別反対する理由がない。肉体的に若返ったレスターは、精神も若くなってしまった。彼は何気なくリッキーを訪ね、大麻を売ってもらっい、一服しながら昔を思い出す。まるで、1970年代によくいたカルフォルニア大学の学生みたいだ。観客はレスターを通して、ベトナム反戦やヒッピーを思い出す。

Annette Bening 1American Beauty Lester 2(左: キャロリン / 右: レスター)
  現代のアメリカで、仮面夫婦は珍しくない。妻に性的な魅力を感じなくなった中年男性は多いし、亭主より自分の仕事に夢中になる妻もいる。女房のキャロリンは同業の不動産業者バディー・ケインとライバル関係にあったが、ふとしたことで惚れてしまい、不倫関係を結んでしまう。一方、レスターは上司と口論の末、会社を辞めてしまったと妻に打ち明ける。驚いて怒り出すキャロリンに対して、詫びる様子もないレスターは、次の仕事を見つけてきた。それは以前のような管理職ではなく、ファスト・フードの店員というアルバイトであった。それでも前向きなレスターは、筋力トレーニングを欠かさない。一生懸命になって体を鍛えるレスターを、リッキーは隣の家から覗いていた。何でも記録する癖のあるリッキーは、裸になって汗を流すレスターを撮影していたのだ。そんな彼の家族は暗く、食事時でも会話がほとんど無いくらい冷めた家庭である。海兵隊ひと筋のフッツ大佐は、大のホモ嫌い。ある時、近所にゲイのカップルが引っ越してきて、フィッツ家の玄関に立ち、挨拶に訪れた。訪問セールスと勘違いしたフィッツ大佐は、彼らが同性愛者と知って不快感を催す。だが、この父親には隠し事があった。リッキーは親密になったジェーンに、父親のコレクションを内緒で見せたことがある。年代物の拳銃や武器が陳列されたケースの中から、絶対に触れてはならない皿を、ジェーンに見せるリッキー。その皿をひっくり返すと、裏にナチスの鉤十字が記されていたのだ。

American Beauty Kane & Carolyn 1American Beauty Kevin









(左: キャロリンとケイン / 右: 二人に品を渡すレスター)

  悲劇は偶然に起こるようにできている。ファスト・フード店で働き始めたレスターは、ドライブ・スルーでお客の注文を受ける係になっていた。そこへ、妻キャロリンが運転するクルマがやって来て、外に設置されたマイクに向かって注文する。ハンバーガーを受け取るため、クルマを進ませ、支払いをしようとした時、隣に坐っていた不倫相手のケインが、彼女に抱きつきキスをしながらじゃれていた。そんな二人に「お待ちどう様」と笑顔で接したのがレスター。突然、予想もしなかった亭主の顔を見たキャロリンは真っ青になった。その場を直ちに去ったキャロリンは離婚を覚悟する。一方、息子の大麻吸飲を疑っていたフッツ大佐は、リッキーの部屋を調べていた時に、偶然レスターの録画テープを目にした。再生したテープには、上半身裸で筋肉を鍛える隣人が映っている。しばらくして、その部屋から隣のバーナム家を覗いてみると、レスターがガレージでトレーニングをしていたのである。すると、息子のリッキーがレスターを訪ねてきた。運動して疲れたレスターは、ソファーに仰向きになって寝転ぶ。彼の足下ではリッキーが大麻を紙に詰め、舌を使って巻きたばこを作っていた。しかし、フィッツ大佐の場所からは、ガレージの様子がよく判らない。彼には息子がレスターの下半身に何かをしているように見えたのだ。

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(左: フランク・フィッツとリッキー / 右: 隣人を撮影するリッキー)

  バーナム家から自宅に戻ったリッキーは、暗い自分の部屋に父親がいるのに驚いた。フィッツ大佐はホモと勘違いした息子を激しく問い詰める。父に反発したリッキーは、同性愛関係を認める嘘の告白を父親にしてしまう。激昂したフィッツ大佐は、リッキーを殴りつけ勘当してしまった。親子喧嘩を仲裁できない母に別れを告げて家を出るリッキー。ニューヨークに行き映像業界で働くことにしたリッキーは、ジェーンを連れて新たな生活を送ろ
うと誘った。そこには丁度、アンジェラがいて、二人の馬鹿げた駆け落ちを批判する。ところが、普段と違うリッキーは、冷徹な表情でアンジェラの実態を抉るようなを批判してしまう。完璧に言い負かされたアンジェラは泣き崩れる。本気で心配してくれる恋人がいなかったアンジェラは、そのことをリノッキーに見透かされて傷ついてしまったのだ。

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(左: レスターにキスをするフィッツ大佐 / 右: フィッツ大佐)

  息子を失ったフィッツ大佐は、土砂降りの雨の中、リッキーがトレーニングに励むガレージにやって来た。思い詰めた大佐を見て、どうしたのか分からず戸惑うレスター。すると、ずぶ濡れの大佐は、いきなりレスターに抱きつき、キスをしようとした。驚いたレスターは彼を突き放す。何と大佐はゲイだった。レスターを同性愛者と勘違いしたフランク・フィッツは、悲しみを紛らわそうとレスターの体を求めたのである。勘違いと気づいた大佐は、無言のままガレージを去った。その後、レスターは暗い台所で、一人で坐っているアンジェラを発見する。傷心のアンジェラは、レスターに自分が美しいかどうかを尋ねた。美しいと答えるレスターを、アンジェラは肉体関係へと誘惑する。彼女を仰向けにし、服を脱がせようとしたレスターは、アンジェラが処女であることを知る。念願叶ってアンジェラを射止めたのに、レスターは意外な告白にショックを受け、欲情がどこかに行ってしまった。冷静になったレスターは、彼女と向き合って話すだけ。やはり、処女だと気が引けるのかも。

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(左: 妄想でのアンジェラとレスター / 右: 現実となったシーン)

  その頃、全てを失う羽目になった妻キャロリンは、クルマの中で昂奮しながら、どうすべきか考えていた。しかし、彼女はクルマの中にあった拳銃に手を延ばす。アンジェラと心を通わせたレスターは、家族の記念写真を目にして微笑む。アンジェラはバスルームに入ってしまい、台所にはレスターただ一人。すると、背後から何者かが近づいてきて、彼の後頭部を撃つ。不審者に射殺されたレスターは即死。鮮血が流れるテーブルに顔を載せ、目を開いたまま死亡したレスター。自宅に居たキャロリンは、クローゼットの中で泣き崩れていた。リッキーとジェーンは、レスターの遺体を台所で発見する。家に戻ったフッツ大佐の服には、血がついていた。犯人はフィッツ大佐という衝撃の結末だ。彼はコレクションの中から拳銃を持ち出し、自分の恥ずかしい性癖を隠すため、レスターを抹殺したのである。

アメリカ軍人を侮蔑するユダヤ人

  一般的に言って、ユダヤ人は商人や学者を目指す者は多いが、愛国心から軍人を志す者は少ない。彼らの社会では、軍人よりラビの方が偉いからだ。それに、西欧世界はユダヤ人にとって祖国ではないから、命を賭けて尽くすほどの価値を見いだせない。もちろん、入隊を希望するユダヤ青年はいるが、それは格好がいいからで、アメリカの理念や伝統を守るためではないだろう。それというのも、合衆国ができた当時、アメリカ人の主体はイギリス系住民で、ユダヤ人は居候ていどの存在だったからだ。狡賢いユダヤ人は合衆国など、しょせん異邦人の国家ということを弁えているので、何も自ら進んで片輪(かたわ)になることはない、と考えてしまう。戦場で火だるまになったり、手足を切断するような目に遭うよりも、政府の官僚や金融業者、起業家になってお金を手にする方を選ぶ。苛酷な訓練で肉体的に辛い兵役より、甘美な生活が待っているビジネスの方が、遙かに魅力的なことを理解しているのがユダヤ人。一方、勉強よりも野外活動が好きな低能白人は、戦争映画に感動して軍隊に入ってしまう。知的産業に殺到するユダヤ人からすれば、軍人を選ぶ奴らは馬鹿としか思えない。現実的には、軍人などホワイト・ハウスに群がる権力者の傭兵である。死んでしまったら、いくら英雄として奉られても、本人がどう思っているか分からないじゃないか。それに、たとえ戦場を生き延びても、大抵は身体障害者か精神異常者になって帰ってくるのが相場である。子供の頃から頭の良いユダヤ人は、こうした実態を分かっているので軍隊に入らない。

  ユダヤ人が軍人を嫌うのには理由(わけ)がある。肉体的に自信が無いユダヤ人は、腕力で問題を解決しようとする白人が嫌いなのだ。ユダヤ人社会には決闘文化がないので、武器を取って決着をつけるやり方を野蛮と考えてしまう。しかも、軍人になるようなタイプの白人から、学生時代にイジメられたりした経験のあるユダヤ人は、一生その恨みを抱き続ける。もちろん、軍人を尊敬する者もいるが、軍人の親を持たないユダヤ人の青年は、あまり軍隊に良いイメージを持っていないのだ。とりわけ、ドイツ系やスコット系の南部白人が群がる海兵隊や陸軍には、ユダヤ人が嫌いなタイプがたくさんいるから、ひ弱なユダヤ人は敢えて入隊しようとは思わない。映画業界に進もうとするユダヤ人なら、きつい軍事訓練を受けた者はまずいないだろう。それに、ハリウッドのユダヤ人には、「自由」を掲げて放埒な生活を送るロクでなしや、怠惰、淫行、男色、無秩序、叛逆などを正当化する者がやたらと多い。ふしだらな生活を誰よりも好むハリウッドのユダヤ人は、規律や義務、名誉、権威、忠誠、愛国心などを尊ぶ軍人とは、根本的に違うのだ。リベラルなユダヤ人にとって、このような徳目は、「自由」を窒息させるものとしか思えない。

American Beauty Gay couple(左/「アメリカン・ビューティー」のゲイ・カップル)
  『アメリカン・ビューティー』では、海兵隊大佐であることを常に自慢するフランク・フィッツ大佐を、わざとネガティヴに描いている。ゲイの隣人が挨拶に訪れた時、フィッツは誇らしげに「海兵隊の大佐」を口にした。いかにも、権威主義者のような口調で喋るフィッツ大佐は、観客に傲慢な軍人と映ってしまう。映画の脚本家は、フランク・フィッツを頑固でやかましく、息子を部下のように扱う偏屈オヤジと設定している。しかも、融通の利かない厳格な軍人フランクは、趣味が拳銃やライフルのコレクションで、ひそかにナチス・グッズを集めていたのだ。どうして規律を重んじる西欧系軍人だと、ナチス関連の骨董品を集める趣味になるのか? しかも、偽善者のホモときている。隣人のゲイ・カップルを忌々しく思っているのに、実は自分もホモだった、という筋書きには悪意を感じる。海兵隊員に対する侮辱じゃないか。そもそも、ゲイで海兵隊員になる奴がいても、大佐にまでなれる者は滅多にいまい。連隊長や大隊長でホモなんて、いくらなんでもおかしいだろう。

  映画の中で、息子が薬物を使用していないかどうかを調べるために、尿を出せとコップを渡すフィッツ大佐のシーンがある。ところが、息子のリッキーの方が一枚上手(うわて)であった。友人の尿を冷蔵庫に保管していたのだ。ハリウッドのドラマや映画では、息子に対して権威をふるう軍人の父親、という設定はよくある。CBSの人気TVドラマ「クリミナル・マインド(Criminal Minds)」でも、連続殺人鬼や精神異常者が、父親に虐待された過去を持つ、という設定が多い。しかし、特徴的なのは、そうした子供を折檻(せっかん)する親は、白人、軍人、キリスト教徒になっているのが普通。決して、犯罪者をユダヤ教徒にしない。現実社会でよくある、幼児ポルノにのめり込んだユダヤ人とか、同性愛のユダヤ人異常者、少女に猥褻行為をはたらくラビ、といったキャラクター設定はないのだ。割礼の時、赤ん坊の小さなペニスを啜(すす)るラビなんて、ドラマでは絶対見られない。キリスト教徒の白人なら、幼女強姦魔から狂信的テロリストまで、呆れるほどバラエティーに富んでいる。ユダヤ人は異教徒のアメリカ人に対しては、どんな侮辱を加えようが、「表現の自由」とか「藝術の自由」だと思っている。

制作者は同性愛者

  一般人は、食堂で料理を注文した時、誰が作ったのか知りたがるけど、映画となれば出演者にしか興味がない。老舗のうどん屋だと、麵を捏ねて延ばす店主を見ながら、素材やつゆに興味を示す。しかし、映画だと素材の役者だけに目が向けられ、作っている責任者はどうでもよくなる。不潔な手で麵を捏ねる料理人は嫌だが、破廉恥な頭を持つ監督や脚本家だと気にならないから不思議だ。『アメリカン・ビューティー』の監督は、有名なサム・メンデス(Sam Mendes)である。一般人には映画『タイタニック』に出演した、ケイト・ウィンスレット(Kate Winslet)の亭主と紹介した方が分かりやすいかも知れない。彼が手掛けた映画には、ジェイク・ギレンホール主演の『ジャーヘッド』、007シリーズの『スカイフォール』、そしてトム・ハンクスとポール・ニューマンが共演した『ロード・トゥ・パーディッション』がある。ちなみに、三番目の作品は、日本のドラマ『子連れ狼』にヒントを得て書かれた小説が原作になっているようだ。原作者のマックス・アラン・コリンズは、コミック作品も書く人物だから、日本文化に詳しいのだろう。ハリウッドの脚本家とか漫画家は、よく日本の作品を見ているという。筆者も英語の字幕版『子連れ狼』を見たことがあるので、アメリカ人にもファンがいることが分かる。そういえば昔、NYのマンハッタンで、ストランド・ブックストアーからの帰り道、18番通りである店のショーウィンドーに「マッハ・ゴー・ゴー」のポスターが貼ってあった。米国で懐かしいアニメのポスターを見たことは、今でも印象に残っている。

Sam_MendesKate Winslet 3(左: サム・メンデス / 右: ケイト・ウィンレット)

  ハリウッドのユダヤ人は意識しないにせよ、西欧文化に基づくアメリカ社会を憎んでいる。西歐人とは違った容姿をもつ異邦人は、アメリカ白人に同化できない「よそ者」として育つから、アメリカの伝統や西欧的価値に反発を感じてしまう。そこで、彼らは映画を作るようになると、憎いアメリカ人に復讐を果たそうと試みる。『アメリカン・ビューティー』の制作者は、アメリカ白人の中流家庭を描く時、偽善に満ちた形だけの家族とか、愛情の冷めた夫婦、根暗でグレた娘、麻薬密売の息子といったキャラクター設定を行い、平凡だが温かい堅気の家族という理想を木っ端微塵に打ち砕く。ユダヤ人は、アメリカ白人がどんなに上部(うわべ)を繕っても、根本的に邪悪で淫乱な奴、と伝えたいのだ。それゆえ、レスターはあろうことか、娘の親友に発情するスケベ親父(オヤジ)だし、一方、レスターを誘惑するアンジェラは、金髪で青い目をした美少女だが、ねじ曲がった性格を持つ淫売として描かれている。レスターの妻は典型的キャリア・ウーマンで、外では仮面夫婦を演じるが、家に戻れば亭主との仲は最悪。しかも、同業者と姦通する尻軽女だ。娘のジェーンは、ちょっと豊かな中流家庭に育ちでも、親に反発する凡庸な女子高生。隣に住むリッキーは、表面的には寡黙でおとなしい青年だが、裏でマリファナを扱う密売人ときている。高校生なのに、G13という特別な大麻を2千ドルで販売しているのだ。

  バーナム家を冷たい家庭に描いたのは、監督のサム・メンデスらしい。彼は英国育ちで、ケンブリッジ大学卒のイギリス人と見られているか、実際はポルトガル系ユダヤ人である。父のジェイムズは、カリブ海に浮かぶトリニダード・トバコで育ったポルトガル系の大学教師であった。母親のヴァレリーはブリテン系ユダヤ人で、サムが3歳の時に夫ジェイムズと離婚し、一人息子を連れて英国に戻ったという。彼女は児童文学の作家だったらしく、サムはこの母親から影響を受けて育ったらしい。(Gaby Wood, How Sam Become The Man, The Guardian, 14 December 2008) 彼は両親が揃った温かい家庭を知らない。ユダヤ人母子家庭で育ったサムが、健全なアメリカ人の中流家庭を尊重するのは無理。ユダヤ人監督というのは、無意識的に西歐キリスト教の家庭に「ケチ」をつけたがる。左翼嗜好の彼らは、親子が仲睦まじく暮らす日々なんて大嫌い。体裁を取り繕う理想的家族が、激しく諍(いさか)いを交えながら崩壊する様子を描くことに快感を得るのだ。これは、よく耳にする「シャーデンフロイデ(schadenfreude)」という喜びである。他人の不幸は蜜の味だからね。

Alan Ball 3Alan Ball & Peter 1Bruce Cohen 2








(左: アラン・ボール / 中央: ボールとピーター・マクディシ / 右: ブルース・コーエン)

  『アメリカン・ビューティー』で、なぜ海兵隊のフィッツ大佐が、ゲイという設定なのかについては、裏事情があった。実は、脚本家のアラン・ボール(Alan Ball)とプロデュサーのブルース・コーエン(Bruce Cohen)が、有名な同性愛者だったのだ。コーエンは、ガブリエル・ケイトンとロサンジェルスで結婚式を挙げ、市長代理のエリッグ・カーセッティが立会人を務めたという。このユダヤ人ホモは、政治活動にも熱心で、同性愛者の平等権を目指すアメリカ財団(American Foundation fo Equal Rights)の会長に就いていた。そして、仕事上の相棒でゲイのドン・ジンクス(Don Jinks)と一緒に、『ミルク』という映画を制作したことでも有名。この作品は、合衆国で最初にゲイであることを宣言した公職者、ハーヴェイ・ミルク(Harvey Bernard Milk)の伝記である。彼は同性愛者のメッカたるサンフランシスコで市長になった人物だ。このゲイ市長は、同性愛者のみならず、有色人種や少数民族、社会的弱者などの代弁者を気取り、当時の保守的なアメリカ世論に反抗していたという。しかし、突然悲劇は訪れた。1978年、元同僚議員のダン・ホワイトにより暗殺され還らぬ人に。この映画は日本でも公開されたが、全くヒットせず、人々の記憶に残らぬ作品であったと言えよう。

Bruce Cohen & DaughterBruce Cohen & Dan Jinks








(左: ブルース・コーエンとガブリエル・ケイトン / 右: コーエンとドン・ジンクス)

  日本では話題にもならなかったが、本国アメリカでは好評だった。札付きの左翼俳優、ショーン・ペン(Sean Penn)がミルクを演じて、アカデミー主演男優賞を取ったのだ。映画の宣伝では言及されていなかったが、ミルクは東欧系ユダヤ人であった。コール・クラヴィッツによれば、ミルクの鼻や声でユダヤ人と分かるのに、批評家たちはわざとそのことに触れなかったらしい。(Cole Krawitz, Why are't folks talking about Harvey Milk being Jewish, J Voice, December 8, 2008) 『ミルク』でゲイ市長を演じたショーン・ペンは、極左役者として有名で、べェネゼェエラの独裁者、故ユーゴ・チャベス大統領と親しかった。彼の左翼思想は父親譲りだ。彼の父レオンは筋金入りの共産主義者で、過激派を輩出するロシア系ユダヤ人である。レオンは組合活動を通して反米活動を続ける赤い俳優で、余りにも熱心だったためか、ついに連邦議会のブラック・リストに載ってしまった。そんな経歴から、彼は表舞台に立つ役者の仕事がなくなり、テレビの制作者という裏舞台に廻ったという。『ミルク』にはその他、エミール・ヒルシュ(Emil;e Hirsch)とかジェイムズ・フランコ(James Franco)、といったユダヤ人俳優が出演していた。兇弾に斃れたユダヤ人の英雄を、ユダヤ人プロデューサーが演出し、ユダヤ人俳優を起用して美化する、というおぞましい作品である。

Harvey Milk & Sean PennHarvey Milk & Joseph Scott SmithHarvey Milk 7








(左: ハーヴェイ・ミルクとショーン・ペン / 中央: ミルクと愛人のスコット・スミス / 右: 男と寝そべるミルク)

  『アメリカン・ビューティー』の脚本を手掛けたアラン・ボールも、同性愛者の権利獲得に熱心だ。彼はピーター・マクディシ(Peter Mcdisssi)というレバノン人俳優と恋仲である。ゲイと公表しているボール氏は、娯楽作品を通して、一般人に同性愛者を受け容れるよう洗脳している。ボールが制作するTVドラマ『トゥルー・ブラッド(True Blood)』は好評らしい。出演者のアンナ・パキンとスティーヴン・モイヤーが、私生活でも親密になって結婚したから、随分と話題になった。シーズン7まで作られた同番組は、現代のアメリカ南部を舞台にした吸血鬼の物語。日本人の科学者によって開発されてた人工血液「トゥルー・ブラッド」により、ヴァンパイアは人を襲って血を啜る必要がなくなったという。人間に無害となった吸血鬼たちは、柩(ひつぎ)から出てきて「アメリカ・ヴァンパイア同盟」を結成し、吸血鬼の権利を主張するようになる。合衆国憲法を修正して、法の下に人間と吸血鬼が平等に扱われるよう願うのだ。(J. Bryan Lowder, True Blood's Queer Legacy, Slate, June 25, 2014)

Anna Paquin 3True Blood Lafayette 1








(左: アンナ・パキンとスティーヴン・モイヤー / 右: 「トゥルー・ブラッド」のゲイ)

  ゲイのアラン・ボールは、こうした吸血鬼と同性愛者を重ねているようだ。彼は一般人が異質な集団を排除せず、その違いを認め合い、共存することを訴えているのだ。だから、危害を加えない吸血鬼や同性愛者を排斥しする者は、理解力に欠ける頑固者で、無教養な田舎者として描かれる。だから、『アメリカン・ビューティー』でも、同性愛者のカップルを「ファゴット(ホモ野郎/faggot)」と罵るフランク・フィッツ大佐は、頑固で不寛容な白人の典型いう設定になっていたのだ。政治活動にも関心があるボール氏は、GLSEN(Gay, Lesbian and Straight Education Network)が主宰する授賞式にも参加していた。このGLSENという組織は、同性愛者の若者が学校でイジメられずに学べるよう、安全性を確保するために活動している団体である。彼らは社会に於ける「多様性(diversity)」を呼びかけているそうだ。左翼はこうした甘い言葉を用いて、健全な伝統社会を壊して行く。様々な価値観を持った人々が共存する社会とは、社会を維持する常識や絆を取り除いた、無規範の世界を意味する。そこでは、オッサン同士がペニスをしゃぶり合ったり、数人のオバはんが互いに股間をもみ合う状態が、容認され非難されることがない。ユダヤ人は、彼らの社会では許されない理想的自由を、異邦人の社会で実現したいのだ。あのいかめしい顔をしたラビに叱られない社会は素晴らしく、禁止された男色や淫乱に耽ることができる。

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(左: アネット・ベニングとウォーレン・ビーティー / 右: スティーブンと改名したキャサリン・ビーティー)

  制作者のボールやコーエンがゲイなら、出演者のアネット・ベニングにも同性愛にまつわる問題があった。彼女は『マーシャル・ロー(The Siege)』や『アメリカン・プレジデント』に出演した女優で、ハリウッドでも名うての左翼俳優ウォーレン・ビーティー(Warren Beatty)と結婚したことでも有名だ。彼らにはキャサリン(Kathlyn)とベンジャミン、イザベル、エラという4人の子供がいるのだが、長女のキャサリンに問題があった。彼女は女性であることに悩んでいた。体は女でも心は男なのだ。そして、彼女は性転換を図り、名前もキャサリンからスティーヴン・アイラ・ビーティー(Stephen Ira Beatty)に変えたという。監督派教会のキリスト教徒を両親に持つアネットにとって、娘が息子になるというのは辛いことだろう。中西部のカンザス州で育ったアネットは、男になった孫娘を両親にどう説明したのか? 映画と違って簡単には行くまい。肉体的異変はしょうがないが、それを積極的に容認する風潮はどこか異常である。

同性愛者があふれる映画の都

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(左: ビリー・クリスタル / 中央: グレン・クローズ / 右: エレン・デジェネレスとポーティア・デ・ロッシ)

  1924年に民族別移民割り当てが改正された後、ユダヤ人の入国が緩和され、さらに第二次世界大戦で、多くのユダヤ難民をアメリカ人は受け容れてしまった。こんにち、移民排斥論者が危惧した状況が起こっている。昔のアメリカ社会なら、同性愛者が堂々とテレビに出演したり、ゲイやレズビアンを題材にしたTVドラマなど想像できなかった。1980年代からちらほらと、ゲイのキャラクターがドラマに出てきたのを覚えている。例えば、ユダヤ人コメディアンのにビリー・クスタルが、コメディーの『ソープ(Soap)』でゲイの役を演じていた。また、ユダヤ人女優のグレン・クローズが、軍隊内の同性愛を扱ったドラマ『サーヴィンク・イン・サイレンス』に出演していたのだ。1990年代になると、ゲイやレズビアンが続々とテレビに現れてきた。人気コメディアンヌのエレン・デジェネレス(Ellen DeGeners)は、1997年レズビアンであることを世間に公表し、各テレビ局はこぞって話題にしていた。彼女には、ポーティア・デ・ロシッという恋人がいるそうだ。ハリウッドでは、エイズに罹った同性愛者を主人公にした、『フィラデルフィア』が作られ、トム・ハンクスが出演していたのである。

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(左: 「パパのルームメイト」 / 中央: 「パパのウェディング / 右: 「パパのルームメイト」の一部)

  ついでに言えば、アメリカで有名な「反毀損同盟(ADL)」や「保守派ユダヤ教徒シナゴーグ聯合(United Synagogue of Conservative Judaism)」といったユダヤ人団体は、同性愛者を容認する教育を支持している。日本人には信じられないが、『パパのルーム・メイト(Daddy's Roommate)』や『パパの結婚式(Daddy's Wedding)』といった絵本がある。こういった児童書は、同性愛者への偏見を取り除こうとするのが目的だ。つまり、幼い子供にゲイやレズビアンを普通に見る習慣をつけさせる、とんでもない洗脳読本である。『パパのルーム・メイト』では、妻と離婚した父親が息子を引き取り、ゲイの男と同棲を始めるという内容だ。想像するだけでも穢らわしいが、幼い少年とホモのオッサン二人が、一緒に暮らすのをほのぼのと描いている絵本だから恐れ入る。こんな児童書が小学校の図書室に置かれていたのだ。ところが、父兄からの猛烈な抗議によって、取り除かれたらしい。しかし、こうした本を購入した図書館員はどんな連中なんだ? 教育現場には、至る所に左翼が潜んでいるのだろう。NHKの教育テレビが作る子供向け番組だって油断ならないぞ。

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(左: ジョージ・クコー / ランダル・クレイザー / ジェイムズ・アイヴォリー / 右: サイモン・キャロー)

  ハリウッドには同性愛者の監督やプロデューサーが異常に多い。有名人を挙げれば大変だから一部を紹介する。名作『マイ・フェア・レディー』を監督したジョージ・クコー(George Cukor)、オリヴィア・ニュートン・ジョンとジョン・トラボルタが共演した『グリース』の監督ランダル・クレイザー(Randal Kleiser)、日系英国人カズオ・イシグロの小説を映画化した『日の名残り』を手掛けたジェイムズ・アイヴォリー(James Ivory)がゲイ。その他、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のロバート・マーシャル監督や『アマデウス』を作ったサイモン・キャロー監督、TVドラマ『セックス・アンド・ザ・シティー』のマイケル・パトリック・キング監督が同性愛者だ。監督業もする女優ジョディー・フォスターはレズビアンで、人気ドラマ『24』に英国首相役で登場したスティーヴン・フライもゲイ。有名な司会者ロジー・オドンネルもレズビアンである。報道番組でも同性愛者が堂々と出演している。MSNBCではレイチェル・マドー(Rachel Maddow)がレズビアンで、スーザン・ミクラという女をパートナーにしている。CNNでは、アンダーソン・クーパーが有名だ。彼はベン・マイサニというゲイ・バー経営者を恋人にしているそうである。もう、同性愛者のハリウッド俳優や有力制作者を挙げるとキリがない。

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(左: ジョディー・フォスター / ロジー・オドンネル / レイチェル・マドー / 右: アンダーソン・クーパー)

  アメリカのユダヤ人は在日朝鮮人と似ている。寄生先の国で豊かで自由な生活を送っているのに、その国を真に愛することができない。異質な血統をもつ民族は、集(たか)っている国の歴史を尊重でないばかりか、嫌われた記憶ばかりが強く残る。国家に忠誠を尽くし、命を投げ出す覚悟の軍人を愚弄するなんて、普通の国民にはできない。危険な任務に就く軍人には、たとえドラマという虚構の中でも、何らかの敬意を払うべきだ。海兵隊は一番死亡率が高く、有事になれば真っ先に投入される部隊である。そうした海兵隊の大佐を、偽善者のホモにし、挙げ句の果てに卑劣な殺人者にしたてあげる、ユダヤ人の精神には嘔吐(へど)が出る。これからは朝鮮人のみならず、アジア系の映画制作者が我が国で増えるだろう。朝鮮人がドラマで、日本の武士や帝國陸海軍の将兵を設定する時、どんな考えで日本人の先祖を描くのか? また、大東亜戦争の映画を撮る時、昭和天皇をどう扱うのか興味がある。帰化朝鮮系の映画監督は、人相の悪い俳優を用いて、昭和天皇の役を演じさせるかも知れない。リアリティーを追求する、という名目で、日本の武士を愚弄する作品を作る事だって考えられる。戦国武将を題材にした映画を企画する時、男色の武将を登場させて、男同士の淫乱なシーンを撮影するかも知れないのだ。NHKの大河ドラマならやりかねない。ユダヤ人や朝鮮人といった賤民は、寄生先の社会が大切にする価値観を徹底的に批判し、根底から覆すことに喜びを感じるのだろう。多民族共存の時代とか、寛容性に富む社会、とかいった勝手な理想を掲げて、主流民族の伝統的生活様式を破壊する。しかる後に、自分たちに都合の良い社会に変えて行こうとするはずだ。フィクションの映画だからいいじゃないか、と高を括っているときっと後悔するようになるだろう。

  



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