黒人の誘いに乗る白人

  日本のマスコミが左巻きなのは言うまでもないが、アメリカのマスコミもかなり異常で、人種がからんでくると事実を枉げた報道を行うことがある。6月1日、カルフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)で学生による銃撃事件が起きた。日本人ならずとも「またか !」と思ってしまうが、当初この事件は奇妙な形で報道されたのだ。事件が起きた現場のUCLAには、大学公認の学校新聞(The Daily Bruin)があって、銃撃犯の素性をいち早く報道したのだが、犯人の容貌についておかしな表記があった。キャンパス内で衝撃が走った時、ウィリアム・クルーグ(William Klug)教授を殺害した犯人は、「6フィート(約180cm)もある長身の白人」と伝えられていたのである。しかし、時間が経って、色々な情報が明らかにされると、犯人はマイナク・サーカー(Mainak Sarker)という学生であることが分かった。そこで、彼の写真を見てみんながビックリ。とても「白人」とは思えぬ顔であったからだ。彼はベンガル出身のイスラム教徒で、インドにある「インド工科大学(Indian Institute of Technology)」で学位を取っていた。UCLAでは博士課程に属していたそうだ。それにしても、銃を持つ茶色いサーカーを見て、「あ、白人の殺人鬼だ !」と判断するアメリカ人って、どんな視力を持っていたのか? たぶん、UCLAの学生は真っ赤に染まった頭と眼を持っているから、「ブラウン」が「ホワイト」に見えたのかも知れない。彼らが日本人を見れば、「あっ、東洋の白人だ !」と呼ぶんじゃないか。(のちに、大学の新聞は記事に「不適切な」表記があったことを認め、曖昧な言葉であるが訂正をしていた。)

Mainak Sarker 1William Klug 3







(左写真: 左側の女性が殺された妻アシュリー・ハスティーで右側男性が犯人のマイナク・サーカー  /    右写真: 殺害されたウィリアム・クルーグ氏と夫人)

  指導教授のクルーグ先生を撃ち殺したサーカーは、事件の前に元妻のアシュリー・ハスティ(Ashley Hasti)をミネソタ州で殺していたそうだ。女房と恩師を殺したサーカーは、もう逃げられないと悟ったのか、拳銃で自らの命を断った。こうした悲惨な事件が起きると、左翼は直ぐ銃社会のせいにするが、本当の原因は銃ではなく、おかしな人間を輸入したり、異常者を放置したりする社会にあるのだ。アメリカ社会は多民族・多文化主義を「善」と考えているが、正直に考えてみれば、雑多な民族が入り乱れて共存する方が異常であると分かるはずだ。ところが、それは出来ない。なぜなら、今更それを認める訳にも行かないし、元に戻そうとすれば異民族の反撥が待ち構えているからである。アメリカ白人の不幸は限りが無い。黒人との共存も間違いだと分かっているが、西歐系アメリカ人は口に出来ないから、お金持ちはいち早く郊外に逃れ、貧乏人はビクビクしながら都会に住むしかない。これなら、南アフリカと同じだ。警戒厳重な高級住宅地を望めない白人は、安全を求めながら危険地帯に住む冒険家のようなもので、犯罪に遭えば「運が悪かった」と諦めるしかない。皮肉なものだが、日本に派遣されるアメリカ軍の将兵はラッキーだ。お金をかけずに家族の安全を図れるんだから。それにしても、危険な任務に就く軍人が日本で平和に暮らし、防衛費を払っている米国人が、自国でテロリストや犯罪者と混在して恐怖に怯えているんだから、アメリカの軍人は、いったい何を守っているんだか分からなくなる。

  前回の話を続けよう。何の兆しもなしに子供を失う親は憐れだ。目の前で子供に何かあれば、身を挺して守ることはできるが、遠く離れた場所で起こる事件にはどうすることもできない。しかも、地元から離れた旅行先で起きた悲劇だと、自分の無力さを身に沁みて感じてしまうはずた。1996年7月3日に恐ろしい事件が起きた。カナダ人のレベッカ(ベッキー)・ミドルトン(Rebecca Middleton/17歳)は、同じ英国領のバミューダ諸島に観光客として訪れた。彼女は現地に住んでいる友人ジャスミン・ミーンズ(Jasmine Meens)の家に泊まったそうだ。彼女の父親リック・ミーンズはカナダ人の移住者で、バミューダの女性を娶っていた。ある日の夕方、ベッキーとジャスミンはセント・ジョージの街に繰り出し、ホワイト・ホース・ターバン酒場やレストランで楽しく時を過ごしていたそうだ。彼らは現地にいる友人ジョナサン・キャシディーの家を尋ね、英国から来た彼の友人二名を交えて、真夜中過ぎまではしゃいでいたという。そうこうするうちに、時間は真夜中の午前2時を廻っていたので、彼女たちは家に帰ろうとした。そこでタクシーを呼んだのだが、何度催促してもタクシーは来なかった。

Rebecca Middleton 1Rebecca Middleton & Jasmine









(左: レベッカ・ミドルトン / 右: ジャスミン・ミーンズとレベッカ)

  それでも、二人は家の外でタクシーを待っていたという。こうした中、ディーン・ラティモアという青年がバイクに乗って現れ、野外で立っていたジャスミンとベッキー近づき、バイクに乗せて家まで送っていってやる、と誘ったそうだ。三人はしばらくその場で話をしていたが、そこへバイクに乗った二人連れが現れ、彼女たちに声を掛けてきた。とうとうタクシーが来なかったので、彼女たちは仕方なくその申し出を承諾ししたという。ジャスミンはラティモアのバイクに跨がって帰ることにし、ベッキーはジャマイカ人の二人が乗るバイクに跨がって、三人乗りの状態で帰ることにした。ジャスミンは何事も無く自宅に戻れたが、ベッキーはそう行かなかった。ベッキーはフェリー・リーチにある寂しい場所に連れ去られたのである。彼女は強姦された挙げ句、無惨にも殺されてしまったのだ。彼女を拉致した二人とは、カーク・マンディー(Kirk Mundy/21歳)とジャスティス・スミス(Justis Smith/17歳)という黒人であった。彼らの強姦は凄まじく、拷問並みに彼女を殴りつけ、何度も激しく凌辱したという。彼女の膣はもちろんのこと、肛門にまでその穢らわしいペニスをねじ込み、性器が腫れ上がるほどのレイプを行っていたのだ。

Justis Smith 1Kirk Mundy 1





(左: ジャスティス・スミスミ / 右: カーク・マンディー)

  この黒い獣(けだもの)は充分に性慾を満たすと、ベッキーの体をナイフで刺し、35箇所も斬りつけたという。下着を脱がされ、路上に遺棄された彼女の体は血まみれだった。彼女の遺体は発見され、司法解剖に廻されたが、余りにも刺し傷が多かったので、検死官ですら致命傷の特定に時間がかかり、ようやく5箇所の刺し傷が死因であることが分かったという。ところが、バミューダ当局の捜査能力が低かったせいか、決定的な物的証拠を採取できず、捕まえたマンディーとスミスを起訴できなかったそうだ。スミスは警察側の司法取引に応じ、マンディーの犯行を自供し、自分は指示に従ったまでで、殺人は犯していないと訴えた。一方、マンディーは「合意のもとでのセックスだ」と主張し、殺人の罪をスミスになすりつけたという。警察としても、科学捜査で証拠を掴めなかったので、手を拱(こまね)くだけだった。非先進国の捜査なんて、この程度のものである。

David Middleton 2(左 / デイヴィッド・ミドルトン)
  ベッキーの父親であるデイヴィッド・ミドルトンは、バミューダ警察の不手際に激怒し、娘を殺した犯人達に裁きを求めて、12年も法的闘争を続けていたという。しかし、2008年に、これ以上訴訟のための資金が続かないので、彼は裁きを求める活動を諦めた。したがって、未だに誰もベッキーの死に責任を取ってはいないのだ。(Jeremy Ashley, Quest for justice in murder case, Canoe.com, January 25, 2008) 歐米や日本のような先進国に住む国民は、自国の司法制度や捜査機関が立派だから、外国も同じだと考えがちである。ところが、世界の大半では、治安が悪く、警察の捜査もいい加減で、裁判官すら腐敗しているのが普通で、無能で無責任なのが当り前なのだ。それよりも、見知らぬ男の誘いに乗るようなカナダ人娘はアホだ。また、怪しい黒人を警戒しない娘に育てたミドルトン氏も悪い。バミューダの黒人どもを簡単に信用するなんて、ベッキーは狼の前で昼寝をするペンギンと同じである。彼女はマンディーとスミスにとって、涎(よだれ)が出るほど高級な「白い肉」であった。ジャスミンが無事に帰宅できたのは、選んだ相手が偶然まともな青年だったからで、彼女だってどうなったか分からない。「人種偏見を持ってはならぬ」という“リベラル”教育を施したミドルトン氏は、最愛の娘を失ったことで、その誤りに気づいたことだろう。

  「馬鹿は死ななきゃ治らない」という言葉は本当で、見知らぬ男から声を掛けられて、簡単について行く白人娘は意外と多い。ダッチェス・コミュニティー・カレッジに通う18歳のキャサリン・フィリベルティー(Kathryn Filiberti)も、たぶん親か教師から“リベラル”教育を受けた馬鹿の一人であった。街角で出逢った見知らぬ黒人に警戒心を持たない白人女性は救いようがない。筆者の体験で恐縮だが、昔、ニューヨークのホテルに泊まっていた時、暇つぶしに映画館を訪れたことがあった。チケット売り場の前で長い列ができていたが、仕方ないので並んでいたところ、白人の女の子二人が筆者に声を掛け、一緒にチケットを買ってくれと頼んできたのである。その映画は年齢制限があったので、中学生だと入場できなかったのだ。断ろうと思ったが、そうすれば別の人に頼むと考えたので、彼女たちを連れて一緒に映画を観ることにした。その時、筆者はその子たちに厳しく注意した。「私が変態や連続殺人鬼だったらどうするんだ? 」と質問したが、彼女たちは真剣にとらえなかった。映画を見終わった後、「知らない人に近づいてはいけないよ」と諭して、帰宅させたが、その時、彼女たちの親は一体どんな躾をしているのか、と思ったものだ。まだ10代の少女が異邦人に自ら近づくなど軽率である。見知らぬ男に警戒するよう躾けるのが親の義務なのに、リベラル教育で大人になった親は、人を見かけで判断してはならない、と過剰に信じている節がある。

  アメリカでは馬鹿娘は絶えない。2011年3月19日の朝、昨晩から明け方にかけてパーティーを楽しんだキャサリンは、自宅に帰るため早朝ニューヨークのハイド・パークを歩いていたそうだ。公園内を歩いていた彼女を、新聞配達員のスティーブン・シャンド(Stephen Shand/27歳)が見かけたという。そこでシャンドは彼女に、家まで送っていってあげるよ、と巧みに誘って、彼女を配達車に乗せると、いきなり彼女に襲いかかり、強姦に及んだらしい。やはり性犯罪者の特徴なのか、強姦を終えると首を絞めて殺したそうだ。(Suspect Stephen Shand arrested In Killing of Dutchess County College Student Kathryn Filberti, August 11, 2011,CBS News) ただ、彼女の死因は溺死だったという。シャンドは公園内にあるクルム・エルボー水路にキャサリンを運び、この水路で溺れさせると、そのまま置き去りにしたそうだ。殺人鬼のシャンドは同年八月に逮捕され、強姦罪や殺人罪で有罪を受け、懲役40の判決を言い渡されたそうだ。(Nina Schutzman, Court motions denied for Hyde Park teen's killer, Pouhkeepsie Journal, August 4, 2015)

Kathry Filberti 2Stephen Shand 2Kathryn Filiberti_funeral









(左: キャサリン・フィリベルティー / 中央: スティーブン・シャンド / 右: キャサリンの葬儀)

  しかし、こうした裁きも父親のジョン・フィリベルティー(John Filiberti /48歳)の哀しみを和らげ、精神的に救うことはなかった。娘が殺されてから六ヶ月後、この父親は自ら命を断ったという。たぶん、最愛の娘を残酷に殺されて生きる望みを失い、絶望の淵に立っていたのではないか? 変わり果てた娘の遺体を目にすれば、全身の力が抜けて床に崩れ落ちても無理はない。娘が殺されたのは偶然で、公園を歩いていた彼女には、何ら落ち度がないのだ。これは推測だが、もし父親のジョンに犯人を殺す仇討ちが許されていたら、自殺をするまでには至らなかったのではないか? 復讐の炎が生き甲斐になるし、自ら報復することで娘の無念を晴らした、という気持ちになれるだろう。遺族としては、憎き犯人が刑務所でのんびりと、三食娯楽附でぬくぬくと暮らすなんて許せない。やはり、刑務官ではなく、親に裁きの剣(つるぎ)を与えるべきだ。

Aimee Willard 1Arthur Bomar 1










(左: エイミー・ウィラード / 右: アーサー・ボマー)

  子供を犯罪者から守れなかった親は自責の念に駆られるが、その親が警察官なら一層、犯人への憎しみと無力感に苛(さいな)まれることになるだろう。フィラデルフィアのチェスター警察署に勤める、ポール・ウィラード(Paul Willard)巡査部長にも不吉な影が差していた。1996年、ヴァージニア州のジョージ・メイソン大学に通う、エイミー・ウィラード(Aimee Willard)は、まさか短い生涯を閉じようとは思わなかったはずだ。彼女は22歳の女子大生で、ラクロス・チームのスター選手になっていたが、サッカー選手も兼ねるスポーツ・ウーマンあった。大学では体育を専攻し、ボーイ・フレンドもいたらしい。ところが、青春を満喫していたエイミーの前に、アーサー・ボマー(Arthur Bomar)という39歳の黒人が立ち塞がった。ボマーは車に乗っていたエイミーを拉致すると、暴行を加えて殺害し、それから強姦したそうだ。つまり、エイミーの息の根を止めたあとに、彼女の遺体を凌辱したのである。彼女の体には幾つか傷があり、手首にも痣(あざ)があったことから、検死官はエイミーが犯人に対してかなり抵抗したものと推測している。しかし、所詮は小娘のあがきだ。ボマーは彼女の頭をタイヤの鉄輪で何度も殴りつけたというから、この頭部損傷が原因で死亡に至ったのである。このケダモノは相当激しくエイミーの頭を殴ったそうで、彼女の頭蓋骨は数箇所も砕けていたという。(Myung Oak Kim, Joe O'Dowd, Yvonne Latty, Marisol Bello, Murder Mystery Aimee Willard was beaten to death, Police say, The Philadelphia Inquirer, June 22, 1996) 激昂した強姦魔の野蛮性が目に浮かぶ。それにしても、死姦するなんてボマーは異常だ。

親を惨殺された子供

  このような残酷な殺人を聞くと、子供を殺された親に同情したくなるが、親を殺された子供だって同様に不憫である。1985年8月11日、テキサス州のブレンハムにある駐車場で酷い事件が起きた。キャシー・アン・コペジ(Kathy Ann Coppedge/35)と息子のケイシー(Casey/11歳)がキャヴィン・ウェイン・リンスカム(Kavin Wayne Lincecum)という黒人に襲われたのだ。この親子は無理やり車に詰め込まれ、そのまま拉致されたのである。車のなかでケイシーは、「ママに乱暴しないで」と懇願したそうだ。必死になって母親を守ろうとする少年はけなげだ。しかし、鬼畜は人間ではない。リンスカムはキャシーの財布を強奪すると、車の外に連れだし、服を脱がせて強姦したという。性慾を満たして彼がキャシーを車内に戻すと、彼女は落ちているナイフを拾い、リンスカムを刺したが、致命傷にはならず、逆にナイフを奪われてしまった。激昂したリンスカムは彼女のパンティー・タイツをむしり取り、それを彼女の首に巻き付け、思いっきり絞めて殺害したのだ。次に、彼はケイシーの手首を紐で縛り、トランクに押し込めた。ついでに母親の手も縛ってトランクに放り込み、息子の上にかぶせたという。そうして、彼は別の場所に車を移動し、二人をトランクに入れたまま車を放棄し、どこかへ消えたらしい。その時、リンスカムはちゃっかりキャシーの指輪と腕時計を盗んでいたという。

  暗いトランクの中に放り込まれたケイシーは、母親の遺体の下敷きになり、恐怖と哀しみでいっぱいだった。さらに不幸なのは、その日の気温が高かったことだ。車外の気温が38℃くらいだったので、トランクの中も当然高温となり、ケイシーはもがき苦しみながら息を引き取ったという。それにしても、下着を剝ぎ取られ、凌辱された母親の下で窒息死とは、あまりにも悲しい最期じゃないか。リンスカムは裁判で極刑を宣告され、1992年に処刑されたという。テキサス州で良かった。他の州、例えばミネソタ州とかメイン州、イリノイ州だと死刑制度が無いから、兇悪犯罪でも終身刑が最高刑になってしまうのだ。

  もっと痛ましいのは、ファッション・ライターのクリスタ・ワーシントン(Christa Worthington/45歳)が殺害された事件である。2002年1月6日、クリストファー・マッコーウェン(Christopher M. McCowen/34歳)という黒人が、マサチューセッツ州トゥルーロにあるクリスタのコテージに侵入した。彼は恐ろしい勢いでクリスタを強姦すると、台所にあったナイフを掴み、彼女を滅多刺しにしてしまったのだ。当時、クリスタには2歳になる娘アヴァがいて、危害を加えられた形跡はなかったが、血まみれで横たわる母親のもとに寄り添っていたという。クリスタは瀕死の状態で携帯を握りしめ、911(警察への通報番号)の「9」を押したまま絶命したらしい。24時間くらい経って警察が駆けつけると、半裸にされた母親の側で、真っ赤に染まった赤ん坊が発見されたそうだ。彼女を殺したマッコーウェンはゴミの収集人だったが、どうも知能が低く、IQが76くらいしかなかったという。(Dwight Garner, A Murder Trial to Cover , Axes to Grind, The New York Times, July 7, 2011/ Lloyd Vries, Cape Cod Murder Mystery Solved, CBS News, April 15, 2005) 事件当初、DNA調査で手間取ったらしいが、逮捕されたマッコーウェンは有罪判決を受けた。

Christina Worthington 1Christopher McCowen 2








(左: クリスタ・ワーシントン / 右: クリストファー・マッコーウェン)

  低能黒人による犯罪は死刑に出来ない場合が多く、遺族の不満が募ることがよくある。ニュージャージー州に住んでいた12歳の少女、オウタム・ハスカル(Autumn Pasquale)は、近所に住む黒人兄弟によって殺されてしまった。(Autumn Pasquale's murder: Out of evil will come togoodness, The South Jersey Times, October 23, 2013) 下手人はダンテ・ロビンソン(Dante Robinson/17歳)とジャスティン・ロビンソン(Justin Robinson/15歳)で、犯行の動機は彼女の自転車が欲しかったからだという。当時、オウタムは「オデュッセイBMX」という自転車に乗っていた。2012年10月、ある土曜日の午後、オウタムを通りで見かけたロビンソン兄弟は、彼女を自宅に誘い込み、彼女が乗っていた自転車の部品を手に入れたという。一方、魔の手に落ちたオウタムは、残酷に殺されたそうだ。検死報告書によれば、オウタムは酷く殴られたうえに絞殺されたという。これだけでも悲惨なのに、オウタムの遺体は何と、リサイクル用ゴミ箱の中に捨てられていたのだ。行方不明になっていたオウタムは、翌週の火曜日に発見されたという。そこで、警察が聞き込み捜査をつづけると、近くに住んでいたロビンソン兄弟が容疑者として浮かんできた。警察は彼らを連行したが、この事件調査には厄介な点があった。なぜなら、兄のダンテは、バンクブリッジ・リージョナル・スクールに通う知的障碍児であったからだ。ただし、弟のジャスティンはクレイトン高校に通う普通の少年だった。

Autumn Pasquale 2Dante Robinson 5Justin Robinson 4








(左: オウタム・パスカル / 中央: ダンテ・ロビンソン / 右: ジャスティン・ロビンソン)

  それにしても、自転車の部品を奪う目的で少女を殺し、ゴミ箱の中に捨てるなんて異常だろう。この兄弟には「良心」というものが欠けているんじゃないか? 取り調べの中で、ジャスティンは犯行を認め、兄のダンテには罪がなく、自分だけに全責任があると自供したそうだ。この結果、ダンテの起訴は取り下げられ、弟だけが罪に問われることになった。しかし、激怒したオウタムの家族は納得できない。父親のアンソニー・パスカルは、ロビンソン兄弟の両親である、母のアニータ・サンダース(Anita Saunders)と父のアロンゾ・ロビンソン(Alonzo Robinson)を相手に、民事訴訟を起こしたのである。パスカル氏は、息子が精神障碍を持っているんだから、親にはその監督責任があるはずだ、と主張したそうだ。(Carol Kuruvilla, Autumn Pasquale's dad files lawsuit againsther killer's parents, New York Daily News, October 2, 2013) でも、傍から見る限り、この両親には責任感というものがあるとは思えない。たとえ訴訟に勝っても、大した賠償金は取れないんじゃないか。ちゃんと子供の躾をするような夫婦には見えないし、そもそも子供の育て方を知っている人間ではないだろう。パスカル一家には申し訳ないが、オウタムは本当に運が悪かったのだろう。ロビンソン兄弟は高級な自転車だけが目的で、殺害は附属的な行為に過ぎないからだ。とはいえ、物が欲しいから人を殺してしまうなんて、余りにも短絡的すぎるじゃないか。どういう育ち方をしてきたんだ? 黒人家庭の問題が浮き彫りになるような事件であった。

Justin Robinson 3Anita Saunders & Richard








(左: 法廷でのジャスティン・ロビンソン / 右: アニータ・サンダースとアロンゾ・ロビンソン)

娘を殺した犯人と食事をする遺族

  殺人犯が異常なのは当り前だが、黒人犯罪者には独特の習性があるとしか思えない。1997年にニュージャージー州で起きた少女殺人事件には、呆れ果てた殺人鬼がいたのだ。被害者のローレン・リライヤ(Lauren Relyea)は当時10歳の小学生で、彼女の自宅に度々出入りしていた黒人のユサフ・ヘイガンズ(Yusaf Hagans/ 24歳)に殺されてしまったのだ。ローレンの母親ポウリン(Pauline)は、夫のデイヴッドと別れて、ボーイ・フレンドのマイケル・ミラー(Michael Miller)とその子供達で暮らしていたという。マイケルには、15歳になる息子マイケル・ジュニアと13歳になる娘ニケアがいて、ポウリンとの間には、二人の息子をもうけていた。6歳のマックスと、2歳になるラッセルである。したがって、ポウリンの実子であるローレンには、義理の兄と姉がいたことになる。事件が発生する前年のことであった。復活祭の頃、ローレンの兄デイヴィッドが、黒人のユサフを家に連れてきて、みんなに紹介したそうだ。ミラー氏の印象によれば、ユサフは年よりも幼く思え、柔和でおとなしそうな青年だったという。24歳なのに15歳くらいの精神年齢だったユサフは、5歳の時、母親からの虐待を受けていたそうだ。彼の母親は息子を叱りつけた時、余りにも激怒したせいか、彼の左手を熱湯の中に漬けてしまった。その結果、ユサフの左手は不具になり、ローレンの家族は彼に同情したそうだ。

  ミラー氏とポーリンはユサフを温かく迎え、ユサフも子供達と仲良く遊ぶようになったという。たぶん、ポーリンとマイケルは、智慧遅れのユサフを気の毒に思い、一家の友人として親しく付き合っていたのだろう。彼らはユサフのことを「ジョー」と呼び、ユサフは親しみを込めてポーリンを「ママ(mom)」、ミラー氏を「パパ(dad)」と呼んでいたそうだ。ところが、ユサフの体内には悪魔が潜んでいた。ある土曜日、ローレンは友達の家に泊まりたいというので、ポーリンはそれを許していた。ところが、日曜の朝になると、彼女が居ないという知らせを受けた。そこで、不安になったポーリンは地元のピスカタウェイ警察署に連絡し、娘が行方不明になっていると通報したそうだ。心配するローレンを目にしたユサフは、彼女の肩に手をまわし、「心配ないよ、ママ。きっと大丈夫だよ」と励ましていたという。

Yusaf Hagans 1(左 / ユサフ・ヘイガンズ)
  ところが、こうした優しい言葉を掛けていたユサフが、実は血も凍るほどの犯罪者であったのだ。彼は昨晩の午後8時過ぎ頃、まだ幼いローレンを強姦し、情け容赦なく殺していたのだ。ユサフはローレンの家にあった調理用ナイフを盗むと、家から彼女を連れ去り、半マイル離れた商店街の方へ向かったという。ユサフは雑木林の中で彼女を強姦したらしい。彼の野蛮性はレイプに留まらなかった。性慾を満たしたユサフは、軽量ブロックを握って、彼女の頭部を何度も殴打し、頭蓋骨が砕けるほど叩いたそうだ。憐れなローレンは即死である。(Robert Hanley, Proscutor says slain 10-year-old was sexually assaulted, The New York Times, November 5, 1997) 下着を脱がされ、無惨な姿を晒したローレンは、路上に放棄されていた古いピック・アップ・トラックの荷台に隠されていたという。こんな残虐な犯行をしでかしたというのに、数時間後、ユサフはローレンの家に戻っていたようで、彼女の家族と共にチーズ・オムレツを食べ、「おいしいね」と語っていたそうだ。(Virginia Breen, Brother is slay suspect girl brutalized he eats & chats, New York Daily News, Nobember 5, 1997) ローレンが殺されたとは夢にも思っていない家族は、殺人鬼とと共にオムレツを喰って楽しく会話をしていたのである。恐ろしいことに、ユサフは台所にあったナイフを持ち出して、ローレンの喉を切り裂いていたのだ。母親のポーリンは、「魚のように切り裂かれていた」と聞かされて、大変なショックを受けていた。親切にした黒人青年が冷酷な人殺しだったとは、ローレンの家族もやりきれない思いであろう。

親子殺人鬼による犯行

  犯罪大国アメリカでは、殺人は小説よりも奇なり、と言えるのではないか。余りにも異常な犯罪が頻発するから、クライム・サスペンス・ドラマのネタが尽きない。2004年11月22日、テキサス州サンアントニオで強盗・強姦・殺人事件が起きた。被害者はアラモ・ハイツ高校の教師ダイアン・アリソン・ティリー(Diane Allison Tilly/58歳)である。彼女は感謝祭の頃に行方不明となり、11月24日になるまで発見されなかったという。遺体となった彼女は両手を縛られおり、農場の近くにある雑木林の中に遺棄されていたそうだ。警察は彼女の歯形で身元を特定したという。

Diane Allison Tilly 2Ronnie Joe Neal & Pearl Cruz









(左: ダイアン・アリソン・ティリー / 中央: ロニー・ジョー・ニール / 右: パール・アン・クルズ)

  この殺害はダイアンの自宅で行われた。11月22日の午後、彼女の家のドアを叩く音がしたので、ダイアンがドアを開けると、そこには15歳のパール・アン・クルズ(Pearl Ann Cruz)が立っていた。パールは自動車が故障したので助けてくれと頼んできた。そこで、ダイアンは彼女を中に入れようとしたところ、突然、父親であるロニー・ジョー・ニール(Ronnie Joe Neal)が割り込んできた。ダイアンを襲ったロニーとパールは、もうベテラン犯罪者といったところだ。驚くのは、娘のパールがダイアンに銃を向けながら、父のロニーがダイアンを強姦したことである。(Body of San Antonio teacher found, The Houstonian, June 12, 2004) この親子はダイアンの家にある金目の物を盗むと、彼女を家の外に連れ出したという。Tシャツ一枚を羽織っただけのダイアンは、命だけは勘弁してくれと、何度も懇願したというが、彼らは問答無用で殺してしまったそうだ。ダイアンの車で遺体を運んだ二人は、その車に火を点けて証拠隠滅を謀ったらしい。その後、ダイアンの遺体が発見されて、彼らは逮捕されたというが、パールには問題があった。彼女は妊婦なのだ。しかも、そのお腹にいる赤ん坊の父親は、なんとロニーであった。

  あぁ~あ、もう、目眩がしてくる。父親が娘を犯すなんて、“おぞましい”としか言いようがない。すさんだ家庭の事情は、聞いている方が嫌になる。別居するパールの母親、すなわちロニーの妻によれば、13歳の時パールは家を飛び出して、ロニーのもとへと向かったそうだ。母を訪ねて三千里というアニメもあったくらいだから、父親と一緒に暮らす娘がいても不思議ではない。ところが、ロニーは無頼漢の屑親爺(クズおやじ)であった。何とパールを犯したうえに、彼女を売春婦に仕立て上げのだ。毎週金曜日に、オースティン・ハイウェーにあるモーテルで客を取らせ、娘にお金を稼がせていたのである。どおりで、ダイアンを強姦する父親を見ても動揺しなかった訳だ。しかし、まぁ、近親相姦に強制売春とくれば、ロニーは本当に人間の屑である。案の定、ロニーは犯罪の常習者で、窃盗や家宅侵入、銃器不法所持の前科があった。これじゃあ、遠山の金さんだって、言葉を失ってしまうじゃないか。桜吹雪を見ただけで罪を認めてしまう日本の悪党は、根が素直というか、最低限の良心をもっていた。(実際は、お奉行様がお白洲に現れなかったけどね。) 最近の日本だと、バラバラ殺人もあるから、だいぶ兇悪犯が増えたけど、それでも娘を孕ませる父親は少ないだろう。ヤクザだって躊躇うんじゃないか。

妊婦を殺す黒人犯罪者

Darrell Glenn Carr(左 / ダレル・グレン・カー)
  良心の呵責がない黒人犯罪者には、つくづく怒りが込み上げてくる。特に、幼い子供を持つ女性や妊婦に対する犯罪ほど卑劣なものはない。1991年7月23日に起きた殺人事件は、アメリカでよくある犯罪である。当時、21歳の黒人ダレル・グレン・カー(Darrell Glenn Carrは、共犯のオーディス・ハドリーとコンビニ強盗をはたらいたが、その時、店内にいた16歳のプリシラ・ランゲル(Priscilla Rangel)に危害を加えたという。32口径の拳銃を手にしたダレルは、店内の客に向かって「床に伏せろ」と命じたが、プリシラは犯人の命令に従わなかった。すると、腹を立てたダレルは、プリシラに銃を向けて引き金を引いてしまったのだ。瀕死の重傷を負ったプリシラは、妊娠7ヶ月の体であった。病院に運ばれた彼女は緊急治療を受け、医者は帝王切開で赤ん坊を取り上げたそうだ。しかし、入院から15日後、母親のプリシラは息を引き取り、還らぬ人となった。誕生した赤ん坊は、母親の祝福を受けないばかりか、その愛情すら受けずに育つことになる。極悪人が普通にうろついているのに、「多民族共存社会は素晴らしい」と言えるアメリカ人は、我が子と死に別れる母親の涙を見るべきだ。母の死を知らずに、母乳を求める赤ん坊は、他人が見でも本当に不憫である。

Jalen Watson(L)&Larry Taylor(R)Amanda Blackburn & Child









(左: ジャーレン・ワトソン / 中央: ラリー・ジョー・テイラー / 右: アマンダ・ブラックバーンと息子)

  キリスト教徒は罪人を赦すことがあるが、女房を殺された牧師は、犯人を赦すことができるのか疑問である。2015年11月10日、ラリー・ジョー・テイラー(Larry Joe Taylor, Jr. / 18歳)とジャーレン・ワトソン(Jaren Watson / 21歳)の二人は、牧師であるダイヴィ・ブラックバーン(Davey Blackburn)の自宅に侵入し、金品を盗もうとしたらしい。犯行当時、家の玄関ドアに鍵が掛かっていなかったので、二人は簡単に侵入できたという。それにしても、不運は重なるものだ。この時、ブラックバーン氏はスポーツ・ジムに出掛けており、家の中にいたのは、彼の妻アマンダ(Amanda Blackburn)と1歳になる息子だけだった。ブラックバーン家からクレジット・カードを盗んだテイラーとワトソンは、ATMに向かって現金を引き出したそうだ。ただ、テイラーは犯行中にアマンダに見つかり、彼女の左腕と背中を拳銃で撃ち、トドメとして後頭部に弾丸を撃ち込んだという。彼女は妊娠7週間だったので、ブラックバーン牧師は、二つの命を失ったことになる。赤ん坊がいる女性を平気で殺すなど、テイラーとワトソンは鬼畜に等しいクズだが、そのケダモノをブラックバーン氏は赦そうとしたらしい。イエズス・キリストが示した慈悲の心に従うそうだ。(Russ McQuaid and Amanda Rakes, Two men arrested on murder charges in Amanda Blackburn investigation, Fox News, November 23, 2015)

Amanda Blackburn & DaveyAmanda Blackburn Wedding









(左: ダイヴィ・ブラックバーンとアマンダ夫人と息子 / 右: ブラックバーン夫妻)

  まったく、「リベラル教育」を受けた白人っていうのは、救いようのない馬鹿である。妊婦の女房を殺されて、犯人を赦すなんて常識外れだ。無惨に殺されたアマンダと胎児は、誰に対して正義を求めたらよいのか? 天に代わって仕置きするのが亭主の務めなんじゃないのか? 今さら何を言っても無駄だろうが、彼女を殺したテイラーとワトソンには、人間が持つ躊躇いというものが無かった。窃盗目的なら金品を奪って逃げればいいのに、テイラーは自分の顔を見られたからアマンダを殺したのだろう。この事件は我々に大切な教訓を与えている。これから、移民を大量に輸入しようとする日本には、兇暴な犯罪予備軍が入ってくるだろう。従来の窃盗犯なら、宝石や現金を盗んでさっさと逃げるだろうし、こっそり他人の住宅に侵入した空き巣なら、跡を残さずに金品を盗むだろう。ところが、アジア人の窃盗犯だと、手荒なまねをする奴が多いから、無用な殺生が増えるはずだ。昔、東京のスーパーに強盗が入って、事務所の女子店員が「処刑スタイル」で殺された事件があった。犯人が被害者を跪(ひざまつ)かせて、その後頭部を拳銃で撃ち抜く、という殺害方法である。高齢者の日本人も用心せねばならない。もしかしたら、宅配便を装った強盗がベルを押して、玄関から堂々と入ってくるかもしれないからだ。無抵抗な老夫婦から金品を奪ったあと、証人抹殺を考えて皆殺しにするかもしれない。場合によっては、全部の証拠を消すため、家に火を点けることだってあるだろう。アジアではゲリラ戦や民族紛争を経験した者が多いから、手慣れた虐殺を日本で繰り返してもおかしくはない。

  日本政府は自ら進んで犯罪者を招待しようとしている。移民労働者を輸入しようとする経済界の有力者は、単に低賃金の労働者をこき使って儲けたいだけなのだろうが、一旦外人が日本に住みつけば、彼らは絶対に出身国へ帰らない。永住権を求めたり、日本国籍を取る者もいるだろうし、非合法手段を使う者さえ出てくるだろう。政治家や企業経営者は、移民労働者に犯罪者がいないと思っている。しかし、アフリカやアジアから来る外国人には、想像もつかない兇暴性を備えている連中が大量に混ざっているのだ。沖縄で強姦殺人を犯したシンザト容疑者だって、普段は凡庸でおとなしい一般人なんだろう。周囲の者が驚いていたんだから、少なくとも明らかな無頼漢ではなかったはずだ。しかも、親しい友人や家族でも、彼の本性を見抜けなかったんだから、役所のボンクラ公務員が輸入外国人の性格を判断できる訳がない。必ず、日本国民は後悔するだろう。マスコミは米軍基地への反対闘争ばかり取り上げて、日本に居住する外国人の性質には興味を示さない。社会の木鐸が聞いて呆れるじゃないか。重要な事を見過ごして、お門違いの報道に浮かれているんだから、何とも気楽な商売である。安保闘争崩れのマスコミ人なんて、早くあの世へ行ってしまえばいいのに。




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