教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 支那人の卑史 朝鮮人の痴史
黒木 頼景
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「もう充分だ !」と叫びたいブリテン人

  不治の病には色々あるが、「馬鹿は死んでも治らない」というのがイングランドの病状である。歯医者のドリルが怖くて虫歯を我慢する子供だって、耐えきれなくなれば諦めて治療を受けるものだが、イギリス人は精神を冒されているので、命が危ないと解っていてもどうすることもできない。国内でテロ事件が頻発しているのに、その根本的解決策を避けているのだ。何人殺されようとも移民政策を撤回せず、不法入国者さえ叩き出すことができない。殺戮事件が起きれば、その都度「我々はテロに屈しない!」という空念仏を唱えて悦に入ってる。アホが安住できるのは、来世か天上にある「神の国」しかない。こんなに治安が乱れれば、普通の庶民だって痺れを切らし、「もう沢山だ!」と癇癪を起こすんじゃないか。

Salman Abedi 2(左  /  サルマン・アフメド)
  5月22日の夜、アリアナ・グランデのコンサートに潜り込んだサルマン・アベディー(Salman Abedi)は、自家製の爆弾を破裂させ、何の罪も無い観客を22名も殺し、負傷者約120名を出す兇悪テロ事件を起こした。この自爆犯は度々リビアを訪れていたそうで、反カダフィー戦士として内戦に係わっていたようだ。両親が母国リビアに戻っても、彼だけはブリテンに住み続けていたらしく、イギリス人からすれば迷惑な話だ。英国の報道機関はサルマンの私生活や交流関係を伝えていたが、肝心な点を議論せぬよう「配慮」をみせていた。それは彼が英国に滞在できた理由である。そもそも、こんなリビア人が堂々とブリテン島に棲息できること自体が異常なのだ。そんなに自爆テロを決行したいのなら、リビアの繁華街がサハラ沙漠でやってくれと言いたい。マンチェスター・アリーナで死亡した子供や若者が何とも可哀想で気の毒だ。彼らは、まさか自分が巻き添えになって死ぬとは思っていなかったはずである。被害者の家族だって「そんな! 信じられない!」といった心境だろう。

Saffie RoussosOlivia Campbell 1









(左: 最年少の犠牲者となったサフィー  /  右: 犠牲者となったジョージナ・ベサニー)

  でも、「まさか」と思いたくなるような事件を起こす奴は、「やはり」と思えるような人脈を持っていた。このサルマンは品行方正な青年とは程遠く、悪党かゴロツキといった社会のクズであったのだ。彼が昵懇にしていたビラル・アフメド(Bilal Ahmed)は、二人の友人と共に刑務所に入っていた。その罪とは何か? 彼らにとっては定番の「輪姦」である。所謂「白い肉」を漁る強姦魔であった。(James Tozer, "Manchester bomber was part of mob that waged campaign of intimidation against schoolgirl rape",  Daily Mail, 27 May, 2017) 被害者少女(16歳)の母親は、テロ事件の一報を聞いた時、すぐに「あの碌でなし連中の仲間だ !」と判ったそうである。悪い奴には、それ相応の同類が友人になっているということだ。

Salman Abedi (left)Bilal Ahmed & Osman & Yussuf









(左: 写真サルマン・アベディーとビラル・アフメド  / 逮捕されたアフメド  / 共犯のオスマン   /  右: 共犯のユサフ)

  日本人の我々がコンサート会場での爆破事件を耳にすれば、「なんでマンチェスターなんだ?」と疑問に思うだろう。「テロなら首都のロンドンじゃないか?」と考えてしまうのも無理はない。しかし、マンチェスターの人種構成を調べてみればうなづけよう。ロンドンの北西部に位置するマンチェスターは、人口約53万人を擁する地方都市で、そのうち約8万人がイスラム教徒であるらしい。(Melting pot Manchester stresses unity after concert attack, Mail.com., May 25, 2017) ただ、これは宗教を尺度とした住民調査であるから、人種や民族を加味すると違った様相になるはずだ。例えば、シク教徒やヒンドゥー教徒を含めれば非キリスト教徒の数はもっと増えるし、たとえキリスト教徒でも黒人ならば非イギリス人となる。また、これといった宗教を持たない支那人は、「金銭崇拝教徒です」とは答えないから、統計上の「宗教欄」には「その他」に分類されてしまうのだ。したがって、書類上だけでは支那人なのか別の民族なのか分からない。もはやマンチェスターの街は「異教徒のメッカ」と化しており、インド料理屋とかパキスタン料理の店ばかりではなく、ハラル(ムスリムの誡律に基づく調理法)スナックを売るベイルート出身者の店とか、ケバブ料理を出すアフガニンタン人の店などが点在しているそうだ。もう、そこには懐かしいイングランドの風景は無い。アングロ・サクソン人が住んでいないアングル人の王国って何なのか、筆者にはよく分からない。もし、日本の街で日本人が消滅したら、そこは「日本」なのか、それとも「かつて日本の一部だった土地」、あるいは「外人により占拠された租界」なのか、なんとも答えられない難しい疑問である。

Muslims in Manchester 2Muslim girl in Manchester 2








(写真  /  英国のイスラム教徒)

  異民族に支配された地域があることは問題だが、これは一般国民にも責任の一端がある。彼らやその両親、兄弟姉妹、祖父母、従兄弟などが、「多民族共存」という“綺麗事”に浮かれて、有色移民の流入に反対しなかったのだから。冷たい言い方だけど、政治家の尻ぬぐいは、いつも庶民がやることになるのだ。無責任者が置き去りにした責任は、忘れた頃にやって来る。露骨に言えば、無邪気に移民を歓迎していた親のツケが、無辜の子供に降りかかり、血しぶきと肉片を以て清算されたのだ。現実を無視したリベラル政策の結果が、数十年後になって現れ、身に覚えの無い庶民は「なんでこうなるの? 」と自失呆然。彼らは自分のせいだなんて思わない。「警察は何をしていたんだ?」とご立腹。でも、警察官からすれば、「あんたらが選んだ議員による結果なんだからさぁ」とつぶやきたくなる。それにしても腹立たしいのは、「責任者」だった政治家が素知らぬ顔で気楽な隠居生活を送っていることだ。まず、「私のせいです」と謝罪する元議員は皆無だろう。もっとも、あの世へ行ってしまった人は不可能だけど。

Muslims in Manchester 3British Pakistani 3








(左: 英国のイスラム教徒  /  右: 英国在住のパキスタン人)

  マンチェスターで血の嵐が巻き起こったかと思えば、今度はロンドン・ブリッジで悲劇が起きた。そして、犯人はまたもや非イギリス人。しかもイスラム教徒。当初、警察当局は犯人の素性を隠していたが、やっとテロリスト三名の正体が明らかとなった。一人目はカラム・シャザッド・バット(Khuram Shazad Butt / 27歳)なるパキスタン生まれの「ブリテン国民」である。ただし、書類上は「ブリテン人」でも、実際上は「パキスタン人」と考える方が妥当だ。マスコミは矢鱈と「ブリテン国民(British citizen)」と呼びたがるが、日本人が見たって明らかに「非ブリテン国民」と判るじゃないか。一般のイギリス人やスコット人なら、「あっ! パキ(Paki)の野郎がやったのか !」と心の中で叫ぶはずだ。彼は事件を起こす前から警察やマスコミに知られていたようで、公衆の面前でイスラム国の黒い旗を靡かせ、過激なイスラム思想を語っていたようだ。(まぁ、ロンドン市長じたいが非イギリス人なんだから、イスラム教徒が群棲してもしょうがないか。)

London Bridge AttackersSadiq Khan 1










(左: カラム・バット  / ラシード・レドゥワン  / ヨセフザグバ  /  右: サディク・カーン市長 )

  二番目の男は、モロッコ生まれのラシード・レドゥワン(Rachid Redouane)というリビア人である。この男のケースだけは刮目すべきであろう。というのも、ラシードはシャリース・オライリー(Charisse O'Leary)というイギリス人女性と結婚し、ちゃっかり娘までもうけていた。そして、もっと恐ろしいのは、こんなリビア人が図々しくイングランドに住んでいたことである。2009年、ラシードは英国政府に難民申請を行うが、あっさりと却下されてしまった。以前、彼は「ラシード・エルクダー」という偽名を用いて旅券を入手したことがある。この偽造旅券を持ってフェリーに乗船し、北アイルランドに渡ろうとしたところ、スコットランドで捕まったそうだ。ところが、彼には切り札となる恋人がいた。2012年、ラシードとシャリースはアイルランドのダブリンへ向かい、そこで結婚式を挙げてしまったのだ。監視の緩いアイルランドで夫婦の登録をしたラシードは、晴れて自由な行動を取れる「西歐人」となった。

Charisse 1Charisse O'Leary & Rashid











(左: シャリース・オルライリー  /  右: シャリースと娘のアニマ)

  ところが、「甘い生活」も長くは続かなかった。シャリースはラシードと結婚したものの、夫婦生活を送ってみると、夫からの暴行やイジメに苦しんだそうで、彼らがロンドンに住みついてから九ヶ月後に別れたそうだ。この暴力夫は彼女にイスラム教へ入信するよう迫ったことがある。しかし、彼女は改宗を拒んだ。そこでラシードは娘のアニマをイスラム教徒にしようとしたが、シャリースは「絶対に嫌」と言い張って我が子を守ろうとした。(Ashitha Nagesh, London Bridge attacker was a violent and controlling husband, The Metro, 7 June 2017)  イスラム教徒の夫にしたら、当然のことを言ったまでなのに、イギリス人女性には通用しなかった。ラシードは妻に髪をベールで隠せと命じたが、シャリースは頑として応じなかったという。一般のヨーロッパ人女性なら、あんな格好には耐えられない。「ばっかじゃないの!」と撥ねつけるのが普通だ。

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(左: 日本にやって来そうな中東アジア人  /  右: イスラム教徒の親子)

  それにしても、こうした家庭内の宗教問題は、呑気な日本人への具体的な警告となりうる。よく気軽にマレー人とかトルコ人、パキスタン人と付き合う日本女性がいるけど、彼女たちはイスラム教の厳格さを解っていないのだ。結婚前は“紳士”的に振る舞っていても、結婚後に亭主が“専制君主”に変わることだってあり得る。予想しなかったというが、実際は予想「できなかった」のだろう。彼女たちは亭主の「所有物」とか「従属者」になったとは思っていないので、通常の生活を過ごせると思っているのだ。いくら外国人と結婚したからとて、自分が外人になるはずはない、と高を括っているのだ。余計なお世話かも知れないが、筆者はある食料品店に入った時、東南アジア人風の亭主と、スカーフを頭に被った日本人妻を見てゾっとしたことがある。(だが、そのカップルに興味があったので、気がつかれないようしばらく観察してみた。確証はないんだけど、長年の勘で、何となくイスラム教徒のように思えてならなかった。) 日本人女性が自主的にイスラム教の信仰を持つことに異論は無いが、彼女たちの親はどう考えているのか? 自分の大切な娘が、異様な顔附きのクルド人とかアラブ人と結婚し、生まれてきた孫が自分とは違った容姿を持っていることに違和感が無いのだろうか? 日本政府は多産のムスリム夫婦が増えて喜ぶた゜ろうが、伝統的価値観を持つ日本の親は複雑な気持ちになるだろう。

  横道に逸れたので話を戻す。アイルランドはEU加盟国になっており、もし非EU圏の国民がEU国民と結婚した場合、このカップルはブリテンとアイルランドの間を自由に往来できるのだ。しかも、パスポートのチェックを受けずにである。2014年、ラシードはEU国民と結婚したことを以てアイルランドへのヴィザを獲得できた。GNIBといったEU国民配偶者カードを付与されたイスラム教徒は、合法的な入国者となって移民局の役人に怯えることはない。ラシードは大威張りでイングランドの国境を通過でき、こんな光景を目にするイギリス人の入国管理官は苦虫を噛み潰すだろう。英国の国家安全保障専門家によると、イスラム教徒や怪しげな移民、犯罪者予備軍などは、こうしたEUのIDカードを目的にイギリス人やヨーロッパ人と結婚することがあるそうだ。特に、テロを計画する者や、何らかの政治的意図をもつ外国人にとっては、これが英国への裏口となってしまい、彼らは「バックドア・テロリスト(backdoor terrorists)」あるいは「スリーパー(潜伏者)」と呼ばれているそうだ。

Muslim schoolgirls in Manchester 1Manchester UK







(左: 英国の学校に通うイスラム教徒の少女  /  右: マンチェスチーのイスラム教徒住民)

  この結婚による定住資格の取得は、英国だけの問題ではなく、日本にとっても重要な教訓となるだろう。単なる経済移民や不法移民でも、日本人と結婚すれば国籍取得が容易になるし、たとえ密入国者と判明しても、子供をつくっていれば強制送還を免れることができる。日本は不法外国人に対して厳しい態度を取れないので、性悪な外人は、泣いてゴネれば滞在が可能になると判っているそうだ。そうでなくても、左翼の政治家や官僚が多いから、犯罪者の外国人でも半永久的に滞在することかできるのだ。かつて法務大臣になった民主党の千葉景子は、偽装入国、つまり赤の他人に成りすまして日本の大学に入った支那人姉妹を追放せず、「せっかく勉強するんだから」といって特別滞在許可を与えてしまったことがある。犯罪者にボーナスをくれてやるのが法務大臣の職務なのか? 万引きの被害に遭ったスーパーの店長が、窃盗犯にクーポン券を渡したなんて聞いたことがないぞ。

  日本に滞在するアジア人とかアフリカ人の難民や亡命者を、一概に憐れむのは間違いである。難民申請者とか不法入国者は、入管職員に見つかる前に日本人の恋人を作り、早めにセックスをして子供を作って方がいいと考えてしまうのだ。我が国は外人から甘く見られているので、彼らは何度でも難民申請を行い、ズルズルと滞在期間を延ばす作戦に出る。最悪なのは「人権派」弁護士が支援者につくことだ。そして、こうした期間に日本人と同棲して、強制送還されない理由、すなわち「子供と一緒に暮らす権利」を作ってしまう。混血児の子供は必ず日本国籍者となるので、たとえ不法入国者でも、片親を国外追放処分にすれば、マスコミが「人権無視だぁ~」と騒ぎ立てる。こうなると、厄介事を嫌う役人は「じゃあ、今回だけね」と内緒で滞在許可ほ出してしてしまうのだ。本来なら、子供の国籍を認めず、不埒な親と一緒に追放してしまえば良いのだが、冷酷になれない日本人はつい許してしまうことが多い。不法入国者と夫婦(めおと)になった日本人は、配偶者の本国で“幸せに”暮らせばいいのだ。それにしても、結婚やセックスをすれば罪が消えてしまうんだから、不逞外国人は「人権万歳!」と叫びたくなるだろう。

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(左: サラ・ゼレナック  / 中央: 犠牲者のクリスティーヌ /  右: 犠牲者のアレグザンダー)

  三番目のテロリストは、ヨセフ・ザグバ(Youssef Zaghba)というモロッコ系イタリア人である。彼の父親はモロッコ人だが、母親がイタリア人なのでイタリア国籍を持っているそうだ。ヨセフはロンドンのレストランで働いていたが、シリアへ渡航しようと思っていたくらい聖戦に興味を示し、治安当局にも危険人物と見なされていたようだ。こうした極悪人三名がクルマを運転して通行人の列に突っ込み、刃渡り12インチのナイフを手にして、無差別に斬りつけていた、というんだから本当に寒気がする。カフェで食事を取っていた人や、バラー・マーケット(Borough Market)附近で買い物をしていた人々にとっては、まさしく戦慄の修羅場であった。いきなり現れた外人が刃物を振り回して一般人を刺し殺し、路面に鮮血が飛び散ったんだから、腰が抜けてしまうじゃないか。脚の悪い高齢者だと、咄嗟に逃げることは出来ないぞ。もし妊婦が居たらどうするんだ? この兇悪事件により8名の男女が死亡したという。被害者には外国人もいたそうだから、遺族は旅先からの知らせを聞いて愕然としたはずだ。被害者家族の中には生死の確認が取れず、不安な時間を過ごしていた人がいるらしい。例えば、死亡者の一人であるサラ・ゼレナック(Sara Zelenak)さんは、事件発生当初、行方不明とされていたが、後に死亡したことが確認されたという。彼女の家族は一途の望みを託していたが、その願いも虚しくサラさんは還らぬ人となってしまった。

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(左: 犠牲者のザヴィエル  / 右: 犠牲者のクリスティー )

  こんな殺人事件が起きると、マスコミは警備体制の欠陥や警察当局の不備を槍玉に上げたりする。しかし、こんな連中を迎え入れた議員の名前を公表し、彼らを支持した団体の正体を明かそうとはしないのだ。テレビや新聞の報道だけを追っていると、テロリストが“いつの間にか”「するり」っと入国してきたように思えてしまう。だが、こうしたテロリストや殺人鬼は、公職に就く政治家や税金を配る官僚の「支援」で、快適な英国に居住できたのだ。「国内の労働不足を補うため」とか「グローバル時代における異動の自由」、「人道的見地からの難民受け容れ」などといったお題目で、人種や文化の違う外国人を輸入したら、予想外の悲劇が多発したなんて漫画にすらならない。最初から分かっていたのに、「右翼国粋派」からの反対を無視して「エイリアン」を入れた議員の責任はどこにあるのか? また、こうした左翼議員を支援したマスコミに責任は無いのか? 死亡した「イギリス国民」には発言権が無いので、遺族が代弁者となって「責任者出てこい!」と叫ぶしかない。「北アフリカ人や中東アジア人への差別は駄目よ!」と説教を垂れていた人権派は、犠牲者が眠る墓地の前でも同じセリフを吐けるのか?

  「後編」ではテロリストの内面を考えてみたい。


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