教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 支那人の卑史 朝鮮人の痴史
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黒いプリンセスを持つ英国人

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(左: メーガン・マークルとヘンリー王子  /  右: アフリカ人の支援に熱心なメーガン)

  英国の主要メディアによると、ようやく英国のヘンリー王子が久しく付き合っていた女優のメーガン・マークル(Meghan Markle)と婚約するそうだ。彼女については以前、「プリンセスは黒人になるのか ? 」 というタイトルの記事で紹介したことがある。ただ、当時は確証が持てなかったので、彼女の素性について言及しないことがあった。 実は、メーガンはアフリカ系ユダヤ人であったのだ。彼女の母親ドリア(Doria Radlan)がアメリカ黒人であることは周知の事実だが、当初、父親のトマス(Thomas W. Markle)はオランダ系アイリス人と伝えられていた。しかし、アングリカン信徒の王子と婚約することになったから、宗教が絡む結婚式が問題となり、彼女の家系が明らかとなった次第である。王族との婚姻となれば、婚約者のプライバシーが詮索れるのは当然だ。ウェストミンスター寺院のスポークスマンによれは、メーガンのユダヤ的系譜はロイヤル・ウェディングの妨げにならないという。(Camilla Tominey, "Prince Harry and Meghan Markle Can marry at Westminster Abbey", Express, May 14, 2017)

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(左: 娘のメーガンと母のドリア   /  中央: 父のトマスと娘のメーガン /  右: メーガンに抱きつく黒人の子供)

  アングリカン教会の聖職者たちが“問題”にしないのは勝手だが、先祖代々イングランド王国に住むアングロ・サクソン系の愛国者からすれば“気になる”問題だ。まづ、メーガンは離婚経験者である。彼女は2011年から2013年まで、映画プロデューサーのトレヴァー・エンゲルソンTrevor Engelson)の夫人であった。ちなみに、彼はニューヨーク育ちのユダヤ人で、二人がジャマイカで結婚式を挙げた時、ユダヤ教のスタイルを用いたそうだ。("Church of England Approves Prince Harry's Potential Wedding with Actress of Jewish Background Meghan Markle", The Algemeiner, May 18, 2017)  メーガンは女優活動において、「種族的に曖昧」とか「ラテン系」、「セファルディー(スペイン系ユダヤ人)」、「エキゾティックな白人」などのレッテルを貼られたそうだが、あるインタビューでは、自らを「ユダヤ人」と称していた。普段は黒人と白人の混血児と自称しているが、心のどこかで父親の血統を意識していたのだろう。

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(左: メーガン・マークル  /  中央: トレヴァー・エンゲルソン /  右: 結婚していた時のトレヴァーとメーガン )

  啓蒙思想が荒れ狂った後の時代だからしょうがないけど、イングランド王国の王族には問題児が多い。何と言っても、ヘンリー王子の父親であるプリンス・チャールズ自身が、ダメ親爺なんだからエリザベス女王も頭が痛いんじゃないか。王太子のチャールズはダイアナ・スペンサー嬢と結婚したのに、こっそりとカミラ・ボウルズ夫人との密通を続け、それをダイアナ妃に察知されてあえなく離婚。しかし、英国の世間には別の悲報が待っていた。よりにもよって、失意のプリンセスが付き合ったのは、お金持ちだが有色人種のエジプト人。そんな二人は「婚約間近では ?」と囁かれた途端に、不審な事故で亡くなってしまい、警察が原因を調べたが手抜き操作もいいことろ。したがって、「交通事故死」とは言っても何となく怪しい。一方、突然訪れたプリンセスの悲劇にブリテン国民は愕然とする。ところが、美しいシンデレラの薨去(こうきょ)を横目に、チャールズとカミラは愛を育(はぐく)み微笑んでいた。親爺がこんな「体たらく」だから、息子のヘンリーが離婚経験者と結婚になっても反対できない。しかも、チャールズの弟アンドリュー王子だって、セイラ妃と離婚して話題となったくらいだから、もう英国王室の夫婦関係はメチャクチャだ。まぁ、ヘンリー八世みたいに、王妃を処刑して離婚した訳じゃないから、かなり穏健になったとも言えるのだが。

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(左: プリンス・チャールズ  / ダイアナ妃 / カミラ妃 /  右: アンドリュー王子)

  英国を含めた歐洲の王族には、根底を揺るがしかねない危険な兆候がある。すなわち、左翼思想の浸透だ。日本の庶民は志村けんが演じる「馬鹿殿」を観て爆笑しているが、伝統を重んずるヨーロッパ貴族はリベラル思想に染まった「若様」が増えたことに危機感を覚えている。過去には、モナコのプリンスが黒人のスチュワーデスと同衾(どうきん)し、貴族仲間が眉を顰めていたこともあるのだ。そもそも、世襲貴族は血統を以て親の爵位を継承するのに、その大切な血筋を軽視するんだから、もう保守派が目眩(めまい)を起こしても不思議じゃないだろう。愛国派のブリテン人は口に出して言わないが、かつてヘンリー王子が付き合っていたクレッシダ・ボナス(Cressida Bonas)嬢の方が“好ましい”と思っている。そりゃあ、声援を投げかけるプリンセスは白人の美女の方がいい。ケムブリッジ公爵夫人になったケイト・ミドルトン嬢も、婚約当時はマスコミから持て囃されたから、日本人も「なるほど」と思ったものだ。しかし、今回は違う。ユダヤ人と黒人の「ハーフ」じゃ気分が暗くなる。他人の色恋沙汰だから野次を飛ばすのはお門違いだが、「よりにもよって、あんな女と結婚しなくってもいいじゃないか !」と臣民が愚痴りたくなるのも当然だ。

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(左: 幼いヘンリー王子を抱くダイアナ妃  / クレッシダ・ボナス / ケンブリッジ公爵夫人になったケイト・ミドルトン / 右: ケムブリッジ公爵夫妻 )

外人系の天皇が出現する?

  我々日本人は“他人事”として英国の王室事情を見物しているが、類似の恐怖は日本の皇室にも忍び寄っている。現実性はかなり低いと推測されるが、もし近い将来、悠仁親王殿下のお妃が支那系ないし朝鮮系だったら、尊皇派の日系国民はどう思うのか? たぶん、日本人の多くは「目出度い」と評して祝福するだろう。だが、本音かどうかは解らない。皇族の自由恋愛を支持する日本人は、親王殿下の意思を尊重し、あからさまに反対する事はないだろう。しかし、心のどこかに“違和感”を覚えるはずだ。心の優しい日系国民は、美智子皇后陛下を讃美したように、新たなお妃を歓迎するだろうが、諸手を挙げて“敬愛”することはできない。なぜなら、皇族は古来の神様を祖先とする貴族であり、庶民はその統治能力ではなく、貴い血統を重んずるからである。我々は皇室を本家の総本家と見なし、陛下を日本民族の最高司祭として崇めてきた歴史があるからだ。

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(左: 昔の朝鮮人女性  / 朝鮮人の赤ん坊 / 朝鮮人のハンサム青年 /  右: 朝鮮系ハリウッド・スターのサンドラ・オー)

  なるほど、支那系とか朝鮮系のお妃といえども、帰化人の子や孫であれば、「日本国民」だから問題は無いだろう。しかし、それは書類上のこと。紙切れ一枚で「日本人」になる訳ではない。アジア人ではない日本人にとり、特定アジア人はどうも好きになれない人種である。経済的利益を求めてやって来たフィリピン人やタイ人の帰化人は、いくら日本語が上手でも「外人」に変わりない。とりわけ、支那人や朝鮮人の子孫となれば、もっと厭(イヤ)だ。これは理屈ではなく感情の問題である。理性で「いけない」と分かっていても、感情で拒絶してしまうのだ。特に、支那大陸や朝鮮半島原産の“おぞましい”種族を目にした日本人は、どうしてもこの特定アジア人を好きになれない。ましてや支那・朝鮮系の皇族なんて論外だ。でも、悠仁親王殿下が朝鮮系のお妃とご成婚となれば、生まれてくる皇子は朝鮮人の子宮から誕生したことになる。そうなると母方の祖父母が朝鮮人で、曾祖父母も朝鮮人となる。もし、お妃の親戚を含むことになれば、数十名の朝鮮人が血族となってしまい、日本の皇統と朝鮮人の血統が融合したことになる。

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(左: 昔の朝鮮で一般なタイプの朝鮮人女性  / 中央: 朝鮮人の家庭 /  右: 現代の南鮮にいるセクシーな女性のタイプ)

  さらに恐ろしいのは、お妃の祖先がゲスな「白丁(ペクチョン)」である場合だ。朝鮮統治時代に流れてきた朝鮮人や、戦後に密入国してきた在日1世には、全員と言っていいくらいロクな奴がいなかったし、その素性だって賤しい。朝鮮で蔑まれた牛の屠殺を生業(なりわい)とする下層民が、敵国日本で子孫を増やし、その一人が皇太子妃になるなんてゾっとする。否、「ゾっとする」どころの話じゃなくて、地獄で上映される「悲劇」のようだ。天皇陛下という「国父」は、日本国民の敬愛や尊崇の上に立脚するのに、未来の天皇陛下が朝鮮人の血筋では、国民の信頼が揺らいでしまう危険性がある。もし、朝鮮系の皇太子が現れれば、反日の南鮮人も「反日」の矛を収めるだろう。なぜなら、日本の中核を無血で征服したことになるからだ。日本人を憎む朝鮮人には、二種類の復讐方法がある。一つは、権力で皇室を叩き潰すこと。もう一つは、朝鮮人が天皇になることだ。考えるのも厭だけど、朝鮮人が日本に君臨し、「李氏日本」が実現すれは、半島の朝鮮人も少しは怒りが治まるんじゃないか。その一方で、国粋派の日本人は不満を募らせるから、結局、どう転んでも日鮮関係は良くならない。つまり、永遠に敵対関係が続くということだ。

異民族が国家を代表する美女に

  第21世紀に入ると、日本と西歐世界で国民国家の崩壊が顕著になった。先進国の公民というのは、同じ民族、つまり似た者同士で一緒に暮らすことを望む傾向が強い。ハプスブルク統治下のネーデルラントが、プロテスタントの連邦(いわゆる「オランダ」)とカトリックのベルギーに別れたのは、その分離嗜好を示す典型例である。ただし、いくら宗教の自由とか価値観の多様化を謳っても、西歐人の根底には同種族の絆を保ちたいという気持ちがある。多元性を口に出来るのは、心の何処かに安心感があるからだ。人種も文化もバラバラな民族が集まっても、国家どころか手芸クラブさえ形成することはできまい。昔、日本に流れ着いたインドシナ難民は、臨時の収容所でイザコザを起こしていたそうだ。理由は簡単。ベトナム系と支那系の難民同士で反目していたからだ。「困った時はお互い様」と考えるのは脳天気な日本人だけで、アジア人は他人を押しのけて自分だけは助かろうと謀る。食糧不足の時は、みんなで食べ物を分け合うより、他人を殺して自分の取り分を増やすことを考えるのが常識だ。「人でなし」の支那人だと、他人を殺してその肉まで食べるんだから、呑気な日本人には到底真似できない。そもそも、人間の「質」が違うのだ。味の素の社員だって、クックドゥー・シリーズで「黒酢酢豚」を考案できたが、「黒酢人肉」は開発できまい。

  話が逸れたので元に戻す。精神的に“おかしい”ドイツでは、また一つ“うんざりする”事件が起きた。2018年の「ミス・ユニバース」に向けて、「ミス・ドイツ」の銓衡会(せんこうかい)が行われたのだが、何とユダヤ系の代表者が選ばれてしまったのだ。この栄冠を手にしたのは、ドイツ南部の都市カールスルーエ(Karlsruhe)で育ったタマー・モラリ(Tamar Morali)という女性である。彼女は姉妹と一緒にユダヤ人学校へ通い、ヘブライ語を勉強したり、ユダヤ人運動にも参加したそうだ。(Tamara Zieve, "For the first time ever, Miss Germany could be a Jew", The Jerusalem Post, November 23, 2017) ところが、タマーの学習熱はこれに留まらなかった。彼女は17歳になるとイスラエルへと留学を果たし、ヘルツィリヤにある私立大(IDC)に入り、コミュニケーションの学位を取ったという。(Jack Morre, "First-Ever Jewish Finalist In Miss Germany Contest", Newsweek, November 27, 2017) さすが、ユダヤ人の民族愛は、ドイツ人と「ひと味」も「ふた味」も違う。ところで、ヘブライ語を流暢に喋ったり、イスラエルにまで留学するゲルマン系ドイツ人は何名いるのか?

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(左: タマー・モラリ  /  右: アナ・ユリア・ハーゲン)

  ミスコンの難関をくぐり抜けたモラリ氏は、「ドイツにおけるユダヤ人」という民族的背景を隠すことなく、堂々と自身の正体を明かしていた。彼女はマスコミからインタビューを受けて、「私はドイツ系ユダヤ人出あることを誇りに思っています」と述べていた。しかも、ヘブライ語で母親に語りかけていたから、取材記者たちには驚きであったという。(Shira Feder, " Meet The First Jewish Contestant For Miss Germany", The Jewish Daily Forward, November 22, 2017) ただし、一般のゲルマン系ドイツ人がどう思っていたかは不明である。なぜなら、彼女は自分自身の達成感だけではなく、イスラエルや全世界に散らばったユダヤ人のためにも嬉しい、と感想を述べていたからだ。仮にも、ドイツを代表しているはずなのに、他国のユダヤ人まで代表していると漏らしているんだから、愛国派のドイツ人にしたらおもしろくない。もっとも、ゲルマン人らしからぬユダヤ人娘が「代表」に選ばれたんだから、彼らは最初から興味が無いのかも知れないぞ。確かに、美意識は十人十色で、ある角度からすれば、タマーは魅力的なユダヤ人女性に見える。だが、西歐人が好む金髪碧眼のアーリア人タイプじゃないから、ゲルマン系男性にとっては少々不満かも知れない。

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(左: アナ・ユリア・ハーゲン   / 中央と右: ジョセフィン・ドナト  )

  人種差別との非難を招くかも知れないが、やはりドイツの代表はゲルマン系美女でなきゃ胸がときめかない。異国の日本で発行される少女漫画にだってゲルマン系のキャラクターが主流だし、映画やTVドラマに登場する悲劇のヒロインにも西歐系美女が多いじゃないか。ちょいと過去の「ミス・ドイツ」を思い起こせば、モラル氏との“格差”というか、“隔たり”は否めない。例えば、2013年に「ミス・ユニバース」ドイツ代表に輝いたアナ・ユリア・ハーゲン(Anna-Julia Hagen)は美しかった。彼女はモラリ氏と違って、ポツダム大学で英米文化を学んだそうだ。2014年にミス・ドイツになったジョセフィン・ドナト(Josefin Donat)も印象的だ。彼女は見るからに快活で、余暇にはスポーツやサイクリングを楽しみ、とりわけドイツ文化を大切にしているという。(ジョセフィン曰わく、「私は全部がドイツ人なの !」だってさ。ユダヤ人であることを誇るモラリ氏とは大違いだ。) 彼女はいかにもヨーロッパ系ドイツ人らしく、伯父さんがパン屋を営んでいるので、毎年クリスマスになると彼女も一緒に「お菓子の家」を作り、家族みんなでキリストの誕生を祝うそうだ。彼女の自己紹介VTRでは、4、5歳くらいの写真も披露され、バレリーナの格好をした写真が映し出されていた。当り前だけど、美人というのは幼い時から可愛い。しかも、ジョセフィンは「ブロンドのエンジェル」という綽名を持っているそうだ。ごもっとも。異論無し。彼女の映像を観れば、「だよねぇ~」とうなづきたくなる。

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(左2枚: ユダヤ人の一般女性  /  右2枚: ミスコンに出場した黒人美女  )

  そう言えば、黒髪のセム系ユダヤ娘は何となく暗くて陰鬱に見えるから、「天使」というニックネームがつくことは稀だ。また、縮れ毛のアフリカ人美女だと、「ダーク・エンジェル」なんていう綽名がつきそうで怖い。だって、平松伸二の漫画に殺し屋を主人公とした『ブラック・エンジェルズ』というヒット作品があるから、「黒い天使」なんで不気味だ。西歐社会では「白」がポジティヴなイメージになっているから、肌の黒いアフリカ系女性にとっては本当に住みづらい。黒人の遺体だと革ジャンの素材にされそうだし、干しぶどうより黒い乳首だとゲルマン人の赤ん坊だって口を閉じる。夜中にタクシーを拾おうとしても、暗闇に溶け込んでいるから素通りされてしまうし、羽子板で遊んだ時、負けた罰として顔に墨を塗られても目立たないから、罰にならない。それに、黒人の宅配業者がベルを押して、「クロネコヤマトの者でぇ~す」と言えば洒落にならないだろう。応対した子供が「ママ、黒猫じゃなくて黒人が来たよぉ」と口走ってしまうから、母親は慌てて子供の口を塞ごうとする。

Johanna Acs 3Sophia Koch 2(左: ヨハンナ・アッチ  / 右: ソフィア・コッチ)
  ドイツ人の美意識には、まだ民族的嗜好が残っているのか、ゲルマン的美女を好むことが多い。例えば、2016年にはヨハンナ・アッチ(Johanna Acs)を選んでいた。「ミス・ユニバース」ドイツ代表を手にしたヨハンナは、音楽家の両親を持っていて、父親はピアニストで、母親はフルート走者にしてオペラ歌手であるという。クラシカル音楽を愛する家庭に生まれたヨハンナは、まさくしヨーロッパ的雰囲気の中で育った。彼女は愛する父からピアノを習い、ドイツ文化を直に継承している。ヨハンナの次にミス・ドイツとなったソフィア・コッチ(Sophia Koch)も魅力的な女性だ。彼女はハル大学でドイツ文学を専攻したそうで、英語はもとより、フランス語とスペイン語を話せるらしい。バレーを含めたダンス全般が好きと語るソフィアも、ミス・ドイツ代表に相応しい美人である。

  歴代のゲルマン系美人と比べると、2018年代表のタマー・モラリは「異邦人」に思えてくる。これは何もドイツだけの現象ではなく、隣国のフランスでも似たような人選が行われていた。例えば、2015年に「ミス・フランス」に選ばれたフローラ・コケレル(Flora Coquerel)のケースだ。彼女の父親はフランス人であるが、母親はベニン出身の黒人である。白人国家から派遣される黒人代表には、白人との混血児が多い。両親とも黒人の候補者だとなかなか選ばれないが、白人の血が混ざった女性だと、顔附きがヨーロッパ人に近くなるので審査が甘くなる。それでも、ケルト系フランス人にしたら不満だ。いくら地に堕ちたフランスといえども、曾てはヨーロッパ文明の中心であったから、「腐っても鯛」の精神が残っている。彼らは自宅で「黒人の代表は真にフランスを代表する女性じゃない」と怒りを募らせているのだ。

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(左: フローラ・コケレル  /  右: イリス・ミトゥネル)

  2017年にはイリス・ミトゥネール(Iris Mittenaere)がミス・フランスに選ばれていたが、彼女のような白人美女なら一般人も納得できよう。ちなみに、彼女は歯科医を目指して勉強していたそうだ。こんな美女が歯科医院に存在するなら、予約が殺到すること間違い無し。もしかしたら、プロ野球のドラフトみたいに、引っ張り凧(だこ)だったりして。(関係無いけど、「痛かったら言ってくださいねぇ~」と一般的に歯医者さんは優しいが、そもそも、ドリルで治療中だと喋れないじゃん。それに、「痛い !」と訴えても、「はい、我慢してねぇ」と却下。こんな調子だから、美人でなきゃ辛抱できないぞ。) やっぱり、旧植民地のニジェールとかギニア、ガボン、セネガル出身者、あるいはその子孫に当たる黒人女性じゃ「フランス代表」に相応しくない。多民族主義を標榜しているガリア系フランス人だって、ちゃんと両眼が揃っているんだから、白人の優勝者を見たいんじゃないか。もし、「カラー・ブラインド」が好きなら、黒人に眼球を潰してもらえばいい。盲人になれば人種の違いは気にならないから。

天皇陛下を貢ぎ物にする国会議員

  日本でも陰鬱な「ミス・ジャパン」が誕生したことがある。当ブログでも以前触れたが、黒人との混血児であるアリアナ・ミヤモト氏がミス・ユニバースの日本代表に選ばれた事がある。マスコミは彼女の美しさを絶讃したが、一般の日本国民は冷ややかで、熱烈な応援はあまり見られなかった。アメリカの保守派サイトでも彼女の選出は注目され、「日本でアフリカ系の女性が代表者となった !」と驚いていた。まぁ、ミスコンは民間団体のイベントだから何をしようが勝手で、第三者があれこれケチをつける筋合いじゃないけど、何となく納得できない。人種平等の建前で開催されるミス・ユニバースと違って、藝能界だと本音の人気投票が行われているから、こちらの方が本当のミス・ジャパンがいるかもしれないぞ。

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(左2枚: カトリーヌ・ドヌーヴ   /   右2枚: グレタ・ガルボ)

  とは言っても、筆者は最近の藝能事情に疎いから、インターネットで調べるしかない。ところが悲しいことに、美人女優ランキングの上位者を見ても、ほとんど「馴染みのない人」ばかり。TVドラマの視聴を怠ると時代遅れになってしまうのかなぁ、と愕然としたものである。辛うじて知っているのはアニメ『ヤッターマン』の「ドロンジョ様」を演じた深田恭子くらい。上位者には「石原さとみ」という女優がいて、最初は気付かなかったけど、最近テレビ放映された『シン・ゴジラ』に出ていた女の子であることが判った。爆笑モノだったが、日系三世の特使を演じていた女優だったので、筆者の記憶に残っていたのだ。なるほど、石原氏は美人なんだろうけど、何であんな設定のキャラクターを与えられたのか理解に苦しむ。もしかしたら、藝能事務所と揉めた監督の嫌がらせなのか、と勘ぐりたくなる。邦画の衰退が著しいから仕方ないけど、今、「銀幕のスター」と呼ばれる女優はいるのか? 子供騙しの映画に出てくるアイドル藝人なら別だけど、本格的な作品で“大人”の観客を惹きつける映画女優がいるとは思えない。無料放送のテレビで気軽に見ることができる女優を、わざわざお金を払って劇場で拝むなんて馬鹿げている。「グレタ・ガルボやカトリーヌ・ドヌーヴ級の女優を !」とまでは要求しないが、せめて若い頃の岸惠子か大原麗子、多岐川裕美くらいの役者を見たい。(個人的趣味なのでご容赦を。)

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(左: 大原麗子  / 中央: 多岐川裕美 /  右: 岸惠子 )

  話がだいぶ逸れてしまったけど、国家を代表するのは、その国民が納得するような人物にすべきなんじゃないか。イギリス人やドイツ人は、もはや内部崩壊を止めることができないから、異民族を吸収しながら変質するしかない。未来のイギリス人やドイツ人は祖先の肖像画を眺め、「昔のイギリス人はザクセン人みたいに白かったなぁ」とか、「第20世紀までのドイツ国民は、北歐人とソックリだったね」と感嘆するはずだ。まことに、祖父母と違う肉体を有する子孫なんて恐ろしい。日本人もこれから別の種族に変わって行くだろう。もしかしたら、現在の我々は、神話時代から続く日本の終焉と多民族社会の勃興に挟まれた世代なのかも知れない。すくなくとも、天皇陛下だけは「日系日本人」であってもらいたいものだ。インド人とかアラブ人みたいな姿をした天皇陛下じゃ悲しくなる。杞憂に終わればいいけど、朝鮮系議員が幅を利かす国会になれば、彼らは間違いなく陛下の南鮮訪問を強要するぞ。かつて、首相になった宮澤喜一は陛下を支那人に売り飛ばした。したがって、将来の国会議員が陛下を朝鮮人に売り飛ばさない、という保障はどこにもない。我々はボランティアでも自称でもいいから、皇室の近衛兵にならないといけないね。




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