教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 支那人の卑史 朝鮮人の痴史
黒木 頼景
成甲書房


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どのツラ下げてモノを言っているのか

  先週、チャンネル桜の『夜桜亭』を観ていたら、視聴者からの質問をSayaさんが読み上げ、水島総社長が答えるコーナーがあり、昔キャスターを務めていた古谷経衡(ふるや・つねひら)の話になった。筆者は同番組の『さくらじ』をたまに観ていたので、古谷氏を覚えていたが、番組降板後の活動は気にしていなかったので、彼が何をしていたのか知らなかった。しかし、チャンネル桜を去った後、彼が同番組と出演者に対し陰口を叩いていたことを聞いて、少々不愉快になった。そこで、ちょいとインターネットで調べてみると、傲慢不遜な発言があったので「イヤな奴だなぁ」と思った次第である。  

  古谷氏は『文藝春秋』2017年10月号で、辻田真佐憲を相手に「ネトウヨが保守論壇をダメにした」という題目で対談を行っていた。彼はインターネット上の言論に詳しいようで、「ネット右翼」と政治をネタにしていたようだ。例えば、

  新聞やテレビを見ない若者へのネットの影響力は見過ごすことはできません。ネット右翼の基本的な傾向は「嫌韓」「嫌中」「嫌マスコミ」。安倍政権が韓国に対して厳しい態度を取ると大喜びします。たとえば円とウォンの通貨スワップが継続されずに終了したときなどは「ついに安倍総理がキレた」などと大変な盛り上がりようでした。

  古谷氏が言う「ネット右翼」とやらが、朝鮮や支那を嫌いなのは何も不思議なことじゃないだろう。まともな日本人なら昔からそうだ。逆に、朝鮮人や支那人が大好きな進歩的知識人とか朝日新聞などが異常なだけ。それに、マスコミが嫌いな人は、ネットユーザー以外にも大勢いるだろう。朝から晩まで下らない「森友問題」を取り上げているマスコミに、好意を抱いている国民の方が頭がおかしいんじゃないか。安倍政権が南鮮に厳しい態度を取るのは正常行為で、もしもNHKが喜ぶような「甘い態度」を取るなら安倍政権の評価はもっと下がるだろう。そもそも、南鮮に特別な「心配り」をする議員の方がおかしく、冷たく突き放すのが良識的な日本人である。我が軍の将兵を強姦魔とか侵掠者と侮辱する民族に優しくする義理は無い。

  そもそも、「ネット右翼」って誰のことなのか? 古谷氏の定義によれば、「保守系言論人や文化人の理論に寄生する烏合の人々」らしい。しかし、不特定多数から成る「烏合の衆」なら、節操も無く誰にでもタカるだろうし、こうした大衆は気紛れだから、何かの拍子で興味を失えば蜘蛛の子を散らすように離れて行くだろう。無節操な連中というのは、左翼が勢いづけば左翼知識人の理論に寄り添うし、自民党が多数を握れば、「寄らば大樹の陰」とやらで“俄仕込み”の自民党支持層となる。信念の無い大衆は小泉劇場が人気を博せば、小泉政権支持者となり、民主党が与党になれば、「政治改革だぁ~」と浮かれて反日議員に靡く。たぶん、「ネット右翼」なる者は、状況次第で「ネット左翼」になるんじゃないか。烏合の衆はイワシの群れと似ていて、昨日の左翼も時勢に阿って右に傾くし、風向きが左に流れれば、また左翼に戻る。希望の党を支持した者が、小池百合子の没落を目にして失望し、願望を抱えて立憲民主党に傾く、なんてのはよくあることだ。

  筆者には断定する“これ”といったデータは無いが、所謂「ネット右翼」なる名称は、主要メディア、すなわち全国紙や地上波テレビを支配する左翼分子が、危機感を募らせて創り出した用語じゃないのか? 「ネット右翼」なる人々は“偉い”論説員の主張に従わず、別の情報源で勝手に判断するから、焦った左翼ジャーナリストが「あの連中は右翼だ !」と言い放ったのが起源かも知れないぞ。「ネット右翼」なる呼称が誕生した真相を是非知りたいものだ。元々、日本の国柄や日本人の精神を改造したい極左分子は、伝統的価値観や世間の常識で判断する庶民が大嫌いだ。日本の一般人は謙虚というか、自分の判断材料に自信がないから、どうしても偉い学者や高名な専門家の意見を求めたがる。しかし、こうした知識人が一体どんな指導教授に附き、如何なる勉強をしたのか不明なんだから、最初から信じるのは危険だ。たとえ恩師が偉大でも、弟子が碌でなしという場合も多い。小室直樹先生に附いて学んでも、宮台真司や副島隆彦みたいな弟子が生まれてくるんだから。

  ところで、「私はネット右翼です」といって言論を発信する人は、具体的に誰なのか? 筆者は「ネット右翼」に疎いので、現実社会の右翼しか知らない。例えば、古くは頭山満の「玄洋社」や内田良平の「黒龍會」、昭和の「蒼龍會」などは有名で、一般人でも耳にしたことがあるはずだ。マスコミ関係者なら「一水会」の木村三浩とか鈴木邦男を思い浮かべるだろう。だが、右翼を“脱した”鈴木邦男などは誠におぞましく、本当に元「右翼活動家」だったのか、と首を傾げたくなるような人物だ。今では社民党の福島瑞穂と「仲良し」で、福島は自分の対談番組に鈴木氏を呼び、「今日は、敬愛する鈴木さんをお招きしました !」と笑顔で述べていた。これには彼の右翼仲間もさぞかし驚いたんじゃないか。要するに、鈴木は昔から左翼体質の人間なのだろう。産経新聞に入社したのも「一水会」に属したのも、愛国者を演じたかったからじゃないのか。「右翼」を辞めた鈴木が極左分子の福島と昵懇なのは、元々あった“自分らしい”姿に戻ったからだろう。

  「右翼」の定義はともかく、古谷氏が云う「ネット右翼」は、自然発生的なものらしい。彼は次のように述べていた。

  ネット右翼のそもそもの始まりは自然発生的なものでした。2002年の日韓共催のサッカーワールドカップで、韓国代表の試合で、あまりにも酷い誤審が続き、世界ランク上位のイタリアとスペインに勝った。これは審判の買収などの陰謀があったに違いないという意見がネットでは噴出しました。一方で、既存のマスコミは、そうした声を報じることは一切なく「ワールドカップ万歳」「日韓友好」で押し切った。それが今に続く「嫌韓」「嫌マスコミ」につながっていきます。

  もしも、古谷氏が説明するように「ネット右翼」が「自然発生的なもの」ならば、それは日鮮友好を“ゴリ押し”するマスコミへの“自然な”反撥なんじゃないか。電通とNHKが裏で結託し、民放各局を巻き込んで「韓流ブーム」を仕掛けたんだから、敏感な国民が反感を抱いたのも当然だろう。2008年前後はこの「ブーム」の押しつけが最も激しく、各局とも南鮮人の歌手や俳優を番組に招き、不自然なほど彼らを持ち上げていた。例えば、笑福亭鶴瓶なんかは、深夜番組の「きらきらアフロ」で何回も鮮人歌手を褒めていた。でも、あれは番組プロデューサーやフジテレビへの「ゴマすり」だと思う。全部の歌番組を調べた訳じゃないから伝聞でしかないけど、いくつかの番組では“お抱え藝人”に「韓流ファン」のフリをさせ、「提灯持ち」の役を演じさせていたようだ。

  しかしこれって、詐欺師が安物の壺とか羽毛蒲団を売りつける手口とソックリじゃないか。例えば、お金を巻き上げようと謀る詐欺師が、アホな一般人の「カモ」を高級ホテルの大広間に招く。そこには「サクラ」が仕込んであり、彼らは口々に「えぇぇぇ、安い ! 買った ! 二つくれ!」と叫ぶ。すると、何も知らない客も焦りだし、「私にも一つ頂戴 !」と言い出す。詐欺師は「しめしめ」と呟いて笑顔がこぼれる。一般人というのは、みんながこぞって買い始めると、それが必要でなくても、「買わなきゃ損 !」とか「きっとお買い得なんだわ !」と勘違いし、我先にと求めてしまうのだ。悪党どもはこうした群衆心理を上手く突いて利益を手にする。フジテレビがつまらないK-POPをイチ押ししたのは、鮮人歌手のCD販売権を持っていたからだろう。この凋落したテレビ局は、儲けを出すためになり振り構わず、必死で鮮人ミュージシャンを称讃し、ネギを背負ってやって来る日本人を絶好のカモにしてきたんだから悪質である。

  そもそも、日本人は朝鮮文化が好きなのか? TBSとかフジテレビは南鮮のダンサー歌手やアイドル・グループを招いて「今、人気沸騰中の◯◯さんでぇ~す」と紹介していたが、本当に話題の鮮人なのかどうか判らず、何となく怪しかったのを覚えている。不思議な事に、彼らは英語、あるいは拙い日本語で歌を披露し、朝鮮語の歌詞で唄うことは少なかったと思う。筆者が知らないだけで、実際は朝鮮語の歌が流行っていたのかも知れない。しかし、一体、どれ程の日本人が朝鮮語で彼らの歌を聴き、朝鮮語で一緒に唄っていたのか? そもそも、日本人で朝鮮語を理解する者が、そんなに多いとは思えない。朝鮮ドラマだって人気があった訳じゃないだろう。例えば、TBSは2010年に『アイリス』という南鮮ドラマを夜9時台に放映したが、視聴率は惨憺たるものだった。毎回、6%から7%をうろつくだけで、良心的なサラ金業者の金利みたいだ。

  もっとも、TBSの社員だって高視聴率は期待していなかたはず。彼らも私生活で外国ドラマを観るなら、アメリカ・ドラマの『24』や『プリズン・ブレイク』の方を選ぶだろう。毎日新聞の社員も、自腹で買うなら「東スポ」か「スポニチ」なんじゃないか。産経新聞社は系列の雑誌『正論』を読者に勧めているが、産経社員でそんなつまらない雑誌を読む奴がいるとは思えない。 『正論』を買い支えているのは真面目な高齢者くらいで、若者はそっぽを向いている。せいぜい月刊雑誌の『Hanada』を買うくらいだろう。話を戻すと、筆者は「話題沸騰」の南鮮ドラマを一度も観たことはないが、世間の噂でその惨状を想像できる。BS放送では今でも下らない南鮮ドラマを垂れ流しているが、こんな番組を観ている日本人は暇を持て余して死にそうなカウチ・ポテト族くらいだろう。 おそらく、他に流すコンテンツが無いから、BS放送局は仕方なく「時間潰し」として放送しているんじゃないか。もし、有料放送局のWOWOWで週末のゴールデン・タイムに南鮮映画を流したら、苦情が殺到し、解約者が出るだろう。無料放送局の視聴率は当てにならない。

  古谷氏は「チャンネル桜」が誕生したことで、ネット右翼が増大し、中堅以下の保守系言論人が世間の注目を集めるようになったと述べていた。

  古谷 / 今振り返ると2004年は、ネット右翼にとって大きなエポックメイキングだったと思います。右派系独立放送局の「チャンネル桜」がこの年に誕生しました。そして2007、8年頃から同番組はYouTubeとニコニコ動画へ転載されるようになり、爆発的に広まっていきます。このときから保守系の言論人と自然発生的に生まれたネット右翼の共依存関係が始まったんです。それまで、保守系言論人は『正論』などに原稿を載せても大した反響をもらえなかった。ところが、YouTubeに中韓の悪口を載せると3万回再生されたり、「先生のいうことは素晴らしい」などと反響が書き込まれる。櫻井よしこさんや故渡部昇一さんのような大御所ではなく、中堅以下のほぼ無名だった「保守系言論人予備軍」たちが一躍脚光を浴びるようになっていったのです。彼らは支持を増やすためにより過激によりわかりやすい「敵」への批判を繰り返していった。

  ここで古谷氏に尋ねたいのは、「中堅以下」の「保守系言論人予備軍」とは誰なのか、ということである。一般国民からすると、「予備軍」といった曖昧な表現ではなく、具体的に実名を挙げて説明してもらいたい。渡部昇一先生よりも格下で、支持者を増やすために「中韓」を過激に批判する保守系言論人の卵って誰なのか? また、古谷氏が「支那人や朝鮮人に対する悪口」という意見も、別の人にとったら「まともな批判」ということも有り得るだろう。誰のどんな「悪口」なのか知りたいところである。

  古谷氏が言う「保守言論人」には、彼自身も含まれているんじゃないか、と思えてならない。(ただし、彼が保守派言論人であるか否かは別問題。) 彼はこう述べていた。

  ネット右翼200万人のうちの0.5パーセントでも本を買ってくれれば、1万部売れることになります。書き手も出版社も儲かるからその手の本が粗製乱造されるわけです。

  確か、古谷氏は初めての著書をチャンネル桜で宣伝していたが、彼は同局の視聴者をどんな人々と考えていたのか? たぶん、彼の対談番組を観ていた人達だけは「非ネット右翼」で、自分の著書は高品質の本だと思っているのだろう。しかし、当時、まだ駆け出しの著述家だった古谷氏は、チャンネル桜の視聴者を主要な購読者層にしていたはずだ。水島社長の支援を受けて有名になった事は明らかで、古谷氏が自分一人の力だけで本を売ったとは到底思えない。筆者は貧乏なので古谷氏の著書を買う余裕が無いが、彼の意見を信じるなら、古谷氏の著作は中身の濃い高品質な本なんだろう。

  『夜桜亭』で水島社長が呆れていたけど、古谷氏は「喧嘩別れ」をしたチャンネル桜を小馬鹿にしていたそうだ。同局の世話になった古谷氏によれば、チャンネル桜に集まった人々はたいそう知的レベルが低いそうで、「偏差値38」程度であるらしい。彼は幻冬舎の新春対談で、従来の街宣右翼が衰退し、その代替として「ネット右翼」が台頭したと述べていた。そして、ここから派生したのが、「チャンネル桜」と「在日特権を許さない市民の会」であるそうだ。ただし、古谷氏はチャンネル桜のキャスター達とは違うらしい。彼はこう述べていた。

  僕自身はと言えば、チャンネル桜とは喧嘩別れしましたし、どこが本籍地ということはありません。でも、チャンネル桜に集まった人々と何年かつきあってみて、僕が彼らを過大評価してたと思い知らされました。渡部昇一さん(上智大学名誉教授)や長谷川三千子さん(埼玉大学名誉教授)をはじめ、名の通った論客が顔を揃えているから、まともな集団だと思ってたんですよ。 ・・・・でも実際にそこで仕事をしてみると、ファクトに基づいて議論するといった、メディアとして最低限の作法も身についていない。要するに「陰謀論」と「トンデモ」の巣窟なんです。偏差値61どころじゃない、言ってしまえば偏差値38だったんですよ。

  では、古谷氏が糾弾する「陰謀論」や「トンデモ」論を吐く人物とは誰なのか? まず思いつくのは、毎日の番組を担当するキャスターの面々だろう。具体的に言えば馬淵睦夫大使や渡邉哲也、有本香、高山正之、宮崎正弘、福島香織などだ。筆者はこうしたキャスターの偏差値がどれほどあるのか判らない。古谷氏がどのような方法で彼らの「偏差値」を測定したのかも不明だが、きっと「根拠」のある尺度で測ったのだろう。水島社長は番組の中で古谷氏の出演を呼びかけていたから、高い偏差値を誇る古谷氏はキャスター討論会に出演すべきだ。是非とも、目の前に坐る「トンデモ」論客の発言を指摘し、具体的な批判を加えてもらいたい。そうすれば偏差値の低い視聴者も納得するだろう。古谷氏がどれほど深い教養を持っているのか、皆の前で堂々と披露すべきだ。その時は偏差値の低い筆者も必ず拝見する。

 後編へ続く。



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