教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 支那人の卑史 朝鮮人の痴史
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解放された疑惑のジャーナリスト
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  長らくテロリストに拘束されていた安田純平が解放されたという。彼の家族や友人は喜んでいたが、一般の日本国民は複雑な気持ちを抱いている。なるほど、「邦人」の命が助かったことは良かったが、どうして解放されたのか、その理由が明らかにされていないから、何かもどかしい。人権監視団のアブドル・ラフマン(Rami Abdel Rahman)代表によれば、「身代金は日本ではなく、カタールが支払った。記者の生存や解放に尽力したという姿勢を国際的にアピールするためだ」とのこと。(「安田さん解放に身代金=カタール支払いとシリア監視団」 時事通信 2018年10月24日) 安田氏はトルコの仲介により、シリア領内でトルコと親しい非シリア系武装組織に引き渡され、保護されたそうだ。

  我々が注目するのは、安田氏の解放に関して身代金が支払われたかどうかだ。筆者は以前、当ブログで政府が払うんじゃないかと予想したことがある。日本政府は肯定していないが、安田氏の解放に際し、何らかの形で身代金が支払われたようだ。在英のNGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」によれば、複数の情報筋が身代金の支払いを囁いているという。(「シリアで拘束の安田さん解放か 身代金支払いの情報も」 AFP 2018年10月24日) 菅義偉官房長官は明言していないが、身代金という直接的な形ではなく、別の方法で取引に応じた可能性が高い。つまり、仲介してくれたトルコやカタールに後で経済援助を増やすとか、別の形で政治的配慮を示すとかして謝礼を渡すはずだ。(既に渡しているかも。) 日本政府が直接テロリストに現金を渡さなくても、現地の有力者や部族長、宗教指導者などに「報酬」を与え、仲介者になってもらえばすむ話だ。この仲介者がテロ集団にいくら支払おうが、日本政府の知ったことではない。だから、安倍首相は記者会見で「身代金を一銭も渡していません」と断言できるのだ。

  でも、日本政府の声明は詭弁だろう。こんな言い訳が通用するなら、商品券で賭け麻雀をした警察官だって、「現金を賭けていないから博奕ではありません」と言い逃れができる。また、パチンコ屋の帰化鮮人も調子に乗って、「そうだ、そうだ、パチンコは博奕じゃないぞ !」と言いかねない。もし、朝鮮人経営者が開き直って、「客が勝手に景品交換所で現金を摑んでいるだけだ」と言い張ったら、我々はどう思うのか。だいたい、カタールが「善意」だけで仲介の手間をとってくれる訳がない。たとえ、報酬を要求されなくても、「これは“貸し”にしておくね !」と言われれば、日本の外交官は「えぇぇっっ、じゃ、どれくらいのお返しを期待しているんだろう?!」と困惑し、省内のお偉方はハラハラはずだ。日本では「タダほど高いものはない」と言うじゃないか。会社の課長や部長に送るお中元だって、「いくら何でも海苔や缶詰じゃマズいだろう。せめて高級ロース・ハムか松坂牛くらいにしておかないとなぁ~」と考える。だから、外国に送る「謝礼」となれば、相当な金額になるはずだ。

  マスコミ各社は安田氏が解放されたことで祝杯ムードだが、拘束中に安田氏が口にした「私は韓国人」という発言には何故か触れることはなかった。テロリストを背後にして懇願する安田氏の映像を流すのに、「韓国人」のセリフはどの局もカット。地上波テレビが彼の素性を説明することは一切無い。しかし、これはおかしい。なぜ、テロリストは安田氏に「韓国人」を名乗らせたのか? 安田氏は日本政府に助けを求めたはずなのに、韓国人ではお門違いになってしまうじゃないか。たぶん、安田氏は韓国人を示す書類なりIDカードを持っていたに違いない。つまり、テロリストが安田氏の所持品を調べたとき、英語で「Korea」と表示された身分証明書を見つけたから、彼を「韓国人」と思ったのだろう。そうでなければ説明がつかない。中東のテロリストが日本語や朝鮮語を読めるとは思えないし、そもそも、安田氏を「韓国人」に仕立てて何の得があったのか?

  マスコミには朝鮮人に対する根深い侮蔑がある。安田氏を支援するジャーナリストは、彼が朝鮮系の人物であることを「不利」と考えているのだろう。もし、安田氏が帰化鮮人と判明すれば、日本の輿論は彼に対して批判的となり、同情が集まらないから、朝鮮人の家系を伏せる事にしたんじゃないか。普段、反日左翼は民族差別は“いけない”と説教するくせに、都合が悪くなると血筋を隠して「日本人」のようにふるまうので狡い。彼らは朝鮮人が劣等民族であることを承知しているから、堂々と「私は朝鮮人」とか「彼は帰化鮮人です」と言えないのだろう。もし、安田氏が帰化したアメリカ人なら、「彼はアメリカ生まれだったから、テロリストが米国のパスポートを見つけて安田をアメリカ人と勘違いしたのさ」と言えるはずだ。帰化したイギリス人やドイツ人でも同じことで、彼らは何のためらいもなく、「私は元イギリス人」とか「私の母はドイツ人」と公表できるだろう。でも、朝鮮系だとNG。したがって、テレビ局に巣くう安田氏の左翼仲間は、彼が帰国したときに世間からバッシングを受けないよう、予め「韓国人」発言の部分を削除したんじゃないか。

アジア系日本国民が拉致される時代

  おそらく、安田氏が帰国しても、「韓国人」発言の理由はうやむやにされ、「無事に解放されて良かった」との報道で埋め尽くされるだろう。しかし、我々は第二第三の人質事件を想定せねばならない。日本はこれから 多民族社会に突入するので、テロリストに拘束される「邦人」が支那系、タイ系、フィリピン系となるかも知れないのだ。低賃金労働者としてアジア人がやって来れば、日本人と結婚して日比混血児とか日支混血児が生まれてくるし、在日鮮人と帰化インド人が結婚すれば、印鮮混血児が誕生し、「日本国民」として成長する。こうなれば、彼らの中からジャーナリストが出現しても不思議ではない。もし、無鉄砲な連中が危険地帯に赴き、テロリストに拘束されれば、日本政府はまたもや身代金を出す破目になるだろう。いくら混血児でも、「日本国民」となれば救出する義務が生じてしまうから、たとえ国際的非難を浴びようとも、こっそりと大金を渡すことになる。テロリストも日本政府の弱腰を分かっているから、いくらでも吹っかけてくるに違いない。

  現在の日本人は面倒なことが嫌いだから、「税金で片をつけろや !」と言い放ってしまうけど、もし、特殊部隊を使っての奪還作戦になったらどうするのか? 例えば、クルド系日本人のジャーナリストやトルコ系日本人記者がシリアで捕まるが、政府機関が現地の情報を探って監禁場所を摑んだとする。そこで、総理大臣が自衛隊の特殊部隊に命令し、人質の奪還を命ずれば、精鋭の自衛官は黙って従うだろう。我が国の自衛隊は危険を顧みず任務を遂行するから、何名死傷者が出ようとも最後まで諦めない。きっと人質を救出するはずだ。

  しかし、こうした作戦を日系国民は納得できるのか? 確かに、中東アジア系の邦人でも日本国籍を持っていれば「日本国民」だ。当然、日本政府は日系人と同じ扱いをする。だが、銃弾を浴びて冷たくなった自衛官の遺体を目にすれば、「何であんな外人のために我が国の将兵が死ぬんだ?!」と怒りが込み上げてくるはずた。アジア系ないし帰化人の子供といった「日本国民」でも、所詮「書類上の国民」であって、先祖代々の日本人ではない。それなのに、こんな疑似国民を助けるためとはいえ、愛国心に溢れた自衛官を犠牲にするなど言語道断。たとえ、隊員の命が助かったとしても、手足を失うほどの重傷を負えば、その英雄が迎える余生は惨めだ。勲章をくれてやれば済む、という話ではない。自衛官は唇を噛みしめて黙っているが、まともな日系人なら「こんなの間違っている !」と激怒するはずだ。日本の軍人は「同胞」を救うために命を懸けているのであって、福祉目当ての出稼ぎ外人を助けたいから危険を冒すのではない。

  低賃金で働く研修生やアジア移民を歓迎する日本人は、自分の命を危険に晒して彼らを助けようとする意思があるのか? 自衛官と同じように、有事を考えるべきだ。何でもかんでも「嫌な事は自衛官と警察官に丸投げ」では済まない時代が来ている。移民問題に無関心な一般人は、「俺には関係無いさ!」と暢気に構えているが、外国人の帰化を許すということは、我々が先祖から受け継いできた特権を分け与える事なのだ。一旦、彼らに国籍を授与すれば、外見や血筋がどうであれ、自分と対等な人間、すなわち同じ権利を有する「仲間」になってしまう。もし、アジア系移民を「同胞」と思えない日本人は、外人の帰化に賛成すべきではない。日教組教育で洗脳された国民は、自分達を「アジア人」と思っているが、実際にアジアを肌で感じれば、日本人をアジア人と見なす者はほとんどいないだろう。

  アジア系移民を「同胞」として受け容れる日本人は、逆の立場になって考えるべきだ。例えば、ある日本人が結婚を切っ掛けにして、支那国籍とか南鮮国籍、あるいはベトナム国籍、フィリピン国籍を取ったとする。だが、そうした日本人でも現地人を「同胞」とは思えないはずだ。たとえ書類上「支那人」とか「ベトナム人」になったとしても、「私は日本人」という意識は消えないんじゃないか。それに、現地の政府を信用しているとも限らない。もし、テロリストに攫われたら、南鮮政府は「元日本人」を助けるために、貴重な特殊部隊を投入するのか? フィリピン政府は「帰化した元日本人」のために多額の身代金を払ってくれるのか? 北京政府が「元日本人」のためにお金を払うと考える日本人は、ロープを外してバンジージャンプを楽しめ。悲惨な国からやって来るアジア人にとり、「日本国籍」というのは羨望の的である。偽造書類を購入しても手に入れたいと思うアジア人は実に多い。ちょっと考えれば、中東のテロリストが、なぜ支那人や朝鮮人じゃなく日本人を狙うのか、その理由が分かるだろう。安田氏の解放に“いくら”使われたのか判らないが、我々の税金が流用されたことは確かなようだ。



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