教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 支那人の卑史 朝鮮人の痴史
黒木 頼景
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強姦罪でも強制退去は無し?

  日本には“偽装保守か”が本当に多い。一応、「保守系メディア」と呼ばれる産経新聞も、ついにメッキが剝がれたようだ。筆者は詳しく知らなかったが、新井浩文という男優が「強制性交」の容疑で逮捕されたという。この罪名と「強姦罪」が法的にどう違うのか判らないが、一般的には「婦女強姦」と呼ぶべきだろう。これに加えて、もう一つ問題なのが、マスコミの「通名」報道である。今回は珍しく、讀賣・毎日・東京新聞、NHK、フジテレビ、テレ朝、日テレが実名報道をしたが、TBSと朝日新聞、そして産経新聞が新井の国籍や本名「朴慶培(ボク・キョンベ)」を公表しなかった。新井のプロフィールによれば、在日北鮮人として青森県弘前市に生まれるが、2005年に南鮮の国籍を取得したそうだ。したがって、彼は日本人ではない。たとえ、日本で生まれ育って、日本語しか喋らなくてもだ。ただし、新井は「特別永住者」なので、有罪となっても国外追放にはならない。

Arai 1(左  / 新井浩文 )
  普通の在日外国人であれば、問答無用で退去強制処分となるはずだが、新井は1991年の「入管特例法」で後生大事に守られているから、たとえ実刑を喰らっても、日本から追い出されることはないのだ。在日朝鮮人や帰化鮮人は、こうした「特例」を「特権」ではないと言い張るが、こうした詭弁に屈服するのが現代日本人の弱さである。法務省の役人が「特権ではありません」と述べたからといって、それが何だ? 朝鮮人の圧力に平伏す政治家と、法学部で真っ赤に染まった官僚が“正常”な日本人と思うのは間違っている。だいたい、条約や法律が制定される前、朝鮮人の過去と犯罪について国民的議論がなされたことがあるのか? もし、NHKが「公共放送」を自称するなら、3時間の激論とか三日連続の討論番組を企画すべきだ。

  昭和の頃だと、在日鮮人の問題はA級クラスのタブーで、新聞のオピニオン蘭やテレビの報道番組で検証されるなんて事実上不可能だった。アホな国民が持て囃す岩波の広辞苑(第1版)では、「鮮人」という言葉自体が「蔑称」とされていたのだ。(普通の市立図書館だと初版は無く、たいていは第5版か第7版しか置かれているから誰も気づかない。) NHKでは日本人より朝鮮人の方が優先され、語学番組でも“気配り”が行き届いており、「朝鮮語講座」ではなく「ハングル講座」であった。「ハングル」って文字の名称で、「言語名」じゃないだろう。それなら、「英語講座」は「アルファベット講座」に変えるのか? 信じられないけど、今の子供は「李氏朝鮮」ではなく「朝鮮時代」と習うそうだ。つまり、「朝鮮」というのは特殊な期間の名称であり、差別的な響きを持つから、「韓国」というのが“正しい”というわけ。TBSは心の底から朝鮮人が大好きで、何が何でも「韓流ドラマ」という名称を貫き、筆者のように「南鮮ドラマ」と呼ぶ日本人を「極右」と見なしている。でも、「コリア(高麗)」という英語はOKなんだって! (じゃあ、筆者も日本式の「支那」ではなく、英語の「チャイナ」を使わなくちゃいけないね!)

  ここでは関係無いけど、映画業界や一般社会で、新井はどう評価されているのか? 筆者は映画『アウトレイジ・ビヨンド』で新井がチンピラ役を演じていたことは何となく覚えているが、その他の作品を観たことがないので、彼の演技力については何とも言えない。(マスコミは「名脇役」と持ち上げていたが、朝鮮藝人による仲間同士の褒め言葉なんじゃないか? 映画関係者の中には左翼や鮮人がウジャウジャいるから、新井を殊さら可愛がる素地があるのかも知れない。) 試しに、インターネットで彼の出演作を調べたら、もうビックリ。『寄生獣』や『ど根性ガエル』に出演していたというが、筆者は漫画やアニメの実写版があったことすら知らなかった。両方ともまだ観ていないけど、恐ろしいからやめておく。また昭和51年、仲代達矢が映画の『不毛地帯』に出演していたのは覚えているが、平成になってリメイク版のTVドラマがあったとは驚きだ。新井はこのドラマにも出演していたという。(最近のテレビ局はネタが尽きたのか、新作に困ると昔の名作をリメイクするみたい。) とりわけ驚愕したのは、新井が『真田丸』で「加藤清正」を演じていたことだ。「まさか!」と思ったが、本当にNHKが雇ったようなので、愕然とするというか、腹が立つ。よりにもよって、人気の高い名将役に朝鮮人俳優をあてるなんて、NHKの反日思想は呆れるほど徹底している。これなら将来、明治大帝や昭和天皇の役も朝鮮系俳優が演じることになるんじゃないか。

在日朝鮮人に帰化を勧める妖婦

  新井と同じく、日本で犯罪をしでかした在日朝鮮人は、南北を問わず皆「祖国」へ追い返すべきだ。もし、在日北鮮人が平壌に戻りたくなければ、南鮮側に引き取ってもらえばいい。異民族の日本人より、同胞の南鮮人なら文句は無いだろう。特別な地位を有する在日朝鮮人には、“特別”な取り扱いが必要で、よほどの事情がない限り、帰化禁止の原則を確立すべきだ。日本人と結婚したアメリカ人とかドイツ人で、日本に忠誠を誓うのであれば、日本国籍を与えてもいいが、朝鮮人や支那人といったアジア人は「忠誠」を「方便」と見なしているので、日本国籍を渡してはならない。国籍付与は同等の文明と生活水準を持つ外国人に限定すべきだ。アジア人にとって「言葉」は“無料(タダ)”の二酸化炭素でしかなく、何度吐いても苦にならず、それによって行動が拘束されることもない。だいたい、朝鮮人が「日本国民」になると、日系日本人にどんな利益があるのか? 日本に朝鮮人が増えると、日系人はそんなに嬉しいのか?

Sakurai 1(左  /  櫻井良子)
  以前、朝鮮人参政権(形式的には「外国人参政権」)が話題になったとき、故・三宅久之や櫻井良子(よしこ)は、「在日朝鮮人が参政権を欲しければ、日本国籍を取ればいいじゃないか」と述べていた。筆者はテレビを観ながら、「何言ってんだ、こいつらは! アホか !」と呟いてしまった。レンジの油汚れみたいに居坐る朝鮮人が、日本に帰化して参政権を得たら、もっと酷い状況になるじゃないか ! 櫻井氏は「国家基本問題研究所」を設立し、様々な見解を発表しているが、特別永住者に対する提案には絶対賛成できない。彼女は在日朝鮮人との「より良き関係」を構築すべく、特別帰化制度の提言を行っていたのだ。そして、この提言は“とんでもない”思想に基づいていた。(「参政権行使は国籍取得が条件ー特別永住者には特別帰化制度導入を」 国家基本問題研究所、2008年3月25日) 例えば、次の様な発想は左翼と同じだ。

  昭和20年以前より引き続き日本に在留する者とその子孫である特別永住者への配慮は、外国人地方参政権を認めることではなく、特例帰化制度導入でなされるべきである。

  櫻井氏たちは朝鮮人が帰化すれば日本に貢献すると思っている。「基本的視点」には以下のような記述があった。

   ■ 帰化をしてコリア系日本人として参政権を行使する道が自然であり、日本社会の多様化を進展させることにもつながる。


   ■ 現行の帰化制度は、特別永住者に一般外国人と同じ煩雑な手続きを求めている。

  朝鮮人を「日本国民」にすると、「日本社会の“多様化”が進展する」だと?! 馬鹿言うんじゃない! 「進展」どころか「弊害」が拡大するだけだ。そもそも、どんな日本人が朝鮮人による社会の発展を望んでいるのか? 櫻井氏によれば、近所の学校に朝鮮人の子供がたくさん通い、職場には朝鮮人の同僚が珍しくなく、朝鮮人と結婚するカップルも増えて、日鮮混血児が増えれば、日本社会が進展し、日本人が“より”幸せになるらしい。普通の日本人なら、「えぇぇ~、朝鮮人だらけの生活なんてヤダぁぁ~」と不平を述べるだろう。一般の日本人は口にしないが、もし、自分の子供が朝鮮人だらけのクラスに配属されれば、激昂して学校に乗り込み、「どうしてウチの子があんなクラスに入っているの!」と校長に詰め寄るはずだ。それに、将来、我が子が朝鮮人と結婚することになったら一大事である。名家の親だと想像したくないし、考えただけでも恐ろしい。

  櫻井氏は表面上、日本の朝鮮統治を糾弾しないが、ひそかに我が国の方針を非難している。彼女は「朝鮮人の帰化を簡単にせよ!」と要求しているが、朝鮮人だからこそ厳格に審査せねばならないんじゃないか! また、彼女の歴史認識、特に敗戦後の朝鮮人について無知だ。例えば、提言の文章には「社会保障などにおいては制度的「差別」が存在した時期もあった。しかし、日本が難民条約に加入し社会保障における内外人平等を実施した昭和57年頃から、それはほぼなくなった」と記されているが、外国人への福祉が我々のものと違うのは当り前じゃないか。いくら国際条約があるとはいえ、在日朝鮮人に国民健康保険の加入を許したり、生活保護を与えるなんて馬鹿げている。(難民条約など百害あって一利無しであるから、即刻破棄すべし。) だが、櫻井氏には左翼と同じ思想が流れていた。彼女の提言は次の様な言葉で締めくくられていた。
 

  私たちは歴史的経緯をふまえ、このような特別永住制度は維持されてよいと考える。・・・・・

  日本において、特別永住を認められている外国人が、帰化により日本国民としての権利を獲得し、義務と責任を果たそうと決断した場合、現行の煩雑な手続きを廃すべきだ。具体的には

① 本人確認 「本国戸籍謄本」等と「外国人登録済み証明書」提出

② 帰化意思確認 「帰化許可申請書」と、法律を守り善良な国民となることを誓う「宣誓書」提出

  櫻井氏はこんな条件だけて朝鮮人を「日本国民」にしようとするんだから、彼女のどこが「保守派論客」なのか? こうした発想には、助言を行った鄭大均(てい・だいきん)の影響があるのだろう。彼は朝鮮人の父と日本人の母を持つ帰化鮮人だ。鄭氏は左翼鮮人と違い、日本による強制連行などを否定し、外見上、穏健な朝鮮人を演じているが、その根底には多民族主義が流れており、在日朝鮮人の帰化を促進しようと図っている。だいたい、朝鮮人が「善良な日本国民になります」と誓ったところで、誰が“どのように”検証するんだ? もし、「善良」でなかったら、役所が日本国籍を剝奪できるのか? 保守派の一般国民は非常に甘く、帰化申請をする朝鮮人の素性を確かめもせず、空気の振動に過ぎない「宣誓」だけで彼らを信じてしまう。なるほど、帰化1世は半島に戻りたくないから善良に暮らすだろうが、その子供や孫が善良になるとは限らない。朝鮮人であることに劣等感を持つ2世や3世は、西歐社会のムスリムと同じく、感情的に日本を憎み、我々の社会を変革しようとするはずだ。彼らは「民族の利益」ばかりか、「日本人への怨念」で政治活動をするから、脳天気な日系人では太刀打ちできない。

  筆者は以前にも櫻井氏を批判したが、それは彼女の根本思想に疑問を感じるからだ。櫻井氏は従軍慰安婦や南京事件、人権法案、拉致問題などで保守派論壇の側に立ち、『正論』や『WiLL』『Hanada』に意見を投稿して人気を博している。だが、筆者から見れば、彼女は保守派知識人の論調をなぞっているだけで、“これ”といった発見も無ければ、卓越した見識がある訳でもない。つまり、鋭い視点や判断力が乏しく、いたって凡庸ということだ。しかし、温和な口調で上品に話す態度がオバちゃんたちに好評で、“危険”な発言をしないから民放やNHKでも使いやすい。なぜなら、彼女は日テレでキャスターをしていたから、どんな相手でもインタビューが上手だし、ゲスト・コメンテーターとして招けば“期待通り”の対応を示すからだ。もし、中川八洋先生みたいなリーサル・ウェポンを招いたら、手榴弾を加熱するようなものである。場合によっては、番組自体が崩壊しかねない。中川先生は遠慮なく本当の事を口にするから、とんでもない爆弾発言が飛び交うはずだ。となれば、プロデュサーは生きた心地がしないだろう。だから、テレビ局は宮家邦彦とか森本敏のような、そこそこの肩書きがあって、操作しやすいボンクラを採用するのだ。

  一般の国民はテキパキと韓国批判を口にする櫻井氏を見て、気分爽快、拍手喝采となるが、彼女の正体はその言葉とは異質で、実に怪しい。例えば、2004年2月1日、彼女は東京で開かれた朝鮮人の集会に招かれ、そこでスピーチを行っていた。これは「在日コリアンの日本国籍取得権確立協議会」という団体の設立記念集会で、会長は「高槻むくげの会」で知られる李敬宰(リ・キョンジェ)だ。この極左活動家は野心満々の帰化鮮人で、2006年に大阪府議選に出馬するが、あっけなく惨敗している。だが、我々が刮目すべきは、彼の目標と思想だ。李敬宰も日本を心から恨む朝鮮人で、「外国人がたくさん日本国籍を取った方が、早く天皇制を潰せます」と発言していた。この発想は誠に恐ろしい。確かに、今は無理でも、100年後には外人系国民が激増するから、「多数決原理」すなわち「人民投票」で皇室を廃絶することも可能となる。日本の皇室は「日系国民」が代々敬愛し、神聖なる皇統を守りたいと望むから、幾多の危機にもかかわらず脈々と存続してきたのだ。しかし、「天皇? 何それ?」とそっぽを向く「アジア系国民」が増えれば、“無用の長物”、“部族社会の残滓”、“無駄飯ぐらい”として処理されてしまうだろう。

  櫻井良子は藝者の如く、旦那衆の顔色に敏感だ。保守派読者を前にすれば韓国に厳しい意見を述べ、政治権力に近づきたければ安倍総理に胡麻を擦る。翻って、朝鮮人に招かれれば、主催者が喜ぶような「お世辞」を囁く。彼女は「在日コリアンの友へ」というテーマで講演を行ったが、その内容は『正論』や『WiLL』で述べる見解とは異なり、耳を疑うものであった。櫻井氏は朝鮮人の聴衆に向かって語りかける。

  歴史を振り返りなさい・・・・在日コリアンの人にも歴史を振り返って欲しい。日本の文化が朝鮮から来たのは歴然としている。奈良の大仏しかり。他の遺跡をみても日本の歴史文化は朝鮮半島から来たものから基礎が出来ている・・・・日本もそのことをちゃんと認めないのが不思議でならない。風下に立つと何か言われるんじゃないか、そんなことは引け目を感じることではありません。・・・・・私たちは文化を輸入しました・・・・しかし、私たちが誇りたいのは、日本に渡来文化が来た時に、その中から日本独自の文化を築き上げた、日本社会を築き上げたということ。日本人は朝鮮半島から教えてもらったけれども引け目は感じない。

  これを聞いた櫻井ファンのオバちゃん達は、「えっ ! 日本文化が朝鮮由来 ?!」、「朝鮮半島から教えてもらった?!」と声を張り上げ絶句するに違いない。あの乞食より貧乏な朝鮮から高度な文化がもたらされ、我が国の基礎になったなんて、どんな文献を読んだら、こんな見解が湧いてくるのか? 講演が行われた2004年(平成16年)といったら、第二次小泉政権の頃だぞ。世間の一般人でさえ朝鮮の実態を知っていたのに、櫻井氏は昭和40年代か50年代の頃に捏造された歴史観を持っていたのだ。

  櫻井氏はよく和服姿で登場し、日本文化を愛する保守派論客のように振る舞っているが、その精神が本当に愛国的なのか甚だ疑わしい。彼女は日本国籍をレンタル会員程度にしか思っていないのだ。在日朝鮮人は便利で快適だから日本に居坐っているのに、帰化手続きを済ませれば“まともな”日本人になると思っている。彼女は朝鮮人にこう語りかけていた。

    自分に甘えることなく、あの人のせいだと言い訳しないで一緒に生きていきましょう。そのために在日のコリアン人が日本国籍を取ってリーさん、ペクさんになって隣に住んでくれるように、ともに手を携えてこの国で生きていきましょう。

  「朝鮮人と手を携えて生きて行こう !」だと? 何を寝ぼけたことを言っているんだ?! 朝鮮人がいることで、我々がどれほど不愉快な日々を送ってきたのか、櫻井氏は知らないのか? もし、朝鮮人が素晴らしい民族なら、どうして彼らは日本や米国、ドイツで忌み嫌われるのか、答えてもらいたい。2000年代になって、朝鮮史の暴露本が数多く出版されたのは、朝鮮人に関する言論統制が緩み、隠蔽工作の綻びが現れてきたからだ。そして、北鮮が邦人拉致を認めたことで、遠慮無く朝鮮人を批判できたことも大きい。つまり、前世紀だと、日本人は「言いたいこと」を言えずに我慢していたということだ。

  マスコミは日本人の“排外主義”を批判しているが、日本人は「外人嫌い」の国民ではない。現実の日本を見れば、アメリカ文化やヨーロッパ文化が溢れているし、イギリス人やドイツ人、ノルウェー人が観光地に訪れれば、地元の人は親切に道案内したりする。「外人嫌い」という印象は、日本人が支那人や朝鮮人を嫌うからで、礼儀正しい西歐人なら大歓迎だ。NHKやTBSはアジア人に配慮して本当の事を告げず、漠然と「外国人観光客」と一括りにして報道するからズルい。ちゃんと「マナーの悪い支那人観光客」と言うべきだ。「高度人材」の受け容れでも、西歐人のエンジニアとか、英語教師、貿易商、銀行員などで「排外主義」が起きたことは無い。日本人が追放したくなるのは、沖縄や北海道の土地を買い占めたり、企業秘密を盗む支那人ビジネスマンとか、街中で小便をしたり痰を吐いたりする支那人である。日本という国は我々の祖先が血と汗と涙で築き上げた貴重な相続財産であるのに、左翼分子は気前よく支那人や朝鮮人に分け与えようとするから赦せない。櫻井氏も根本的には左翼と同じだ。彼女は2014年6月号の『SAPIO』で、次の様に述べていた。

  日本は鎖国して外国人を排斥すればよいということではありません。海外から優秀な人材を受け入れ、またはアジア諸国の人材を受け入れかつ育成することは非常に重要で、それが私の長年の持論です。

  アジアからの「優秀な人材」って、日本人が嫌がる介護職とか製造業、農業や漁業で働く契約奴隷のことか? アジアから労働者を受け容れたい企業というのは、低賃金で扱き使える家畜を求めている会社である。それに、「優秀な人材」と言えば聞こえが良いが、その実態はまちまちで、餃子造りの達人を自称する支那人とか、絶品カレーを作るインド人、鋳物工場で働くベトナム人だって、「高度な技術を有する人材」となってしまうだろう。櫻井氏は保守派を安心させるため、非現実的な提案を述べていた。すなわち、日本国籍を付与する際に、申請者が日本人が大切にしている価値観を理解しているかどうか、きちんと審査すべし、というのだ。しかし、どの役人がどんな基準で確認するというのか? 日本国籍を狙う支那人や朝鮮人なら、真面目な顔で「私は日本の文化が大好きです」と答え、平然と嘘をつくことができる。彼らにとり他人を騙すなんて朝飯前。これを知った日本人は憮然とするが、朝鮮人や支那人は我々に向かって、「騙される方が悪いんだよ ! この間抜け野郎!」と嘲笑うに違いない。アジア大陸では正直は美徳でなくアホの証拠だ。そもそも、マスコミを恐れる法務省の役人が、日本人を守るべく愛国心を持って厳しく審査するなんて有り得るのか。面倒な事を嫌がる役人は、ポケット・ティテッシュのように国籍を与えてしまうだろう。だから、申請書類を受け取ったら、事務的に右から左に流して、盲判を押すのが関の山だ。

  一部の保守派国民は気づいていると思うが、櫻井氏は「営業保守」である。彼女が保守派論壇に寄り添うのは、「もうリベラル左翼の評論家が持て囃される時代ではない」と察知したからだ。日テレに勤めていた元キャスターは、「進歩的知識人」では未来が無いと判断し、女性の論客が少ない保守論壇に「儲け口」見つけたのだろう。かつての小池百合子を思い出せば分かるじゃないか。昔、小池は雑誌『Voice』などに登場し、お得意のアラビア語をひけらかし、よせばいいのに外交や軍事にまで言及し、「私は野党の左翼議員とは違って、リアリズムを理解する国際派なのよ!」と気取っていた。そのハッタリが効を奏したのか、小池は短期間だが防衛大臣に就任できた。「まんまと引っ掛かったわね。これだから大衆はチョロいのよ ! ホホホ!!!」と高笑いする小池の声が聞こえてくるじゃないか。こういった妖婦にとって、国民を騙すなんてお茶の子さいさいだ。

  『正論』とか『Hanada』の読者はコロっと騙されるが、さすがNHKやフジテレビは櫻井氏の本性を判っているのか、時たま彼女をゲストに迎え、討論番組の目玉にしている。でも、それは彼女が真の保守派論客だからではなく、左翼ゲストの雰囲気を中和するだけの「便利な有名人」であるからだ。つまり、「左右両方の意見を聞いてますよ」というアリバイ作りの一環で、櫻井氏はヤバいことを言わない保守派もどきの「安全パイ」ということだ。一般人は詐欺師に騙されたと分かったとき、「えっ、あの真面目そうな人が・・・」と驚くが、悪い奴ほど笑顔が得意なんだぞ。 



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