教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 支那人の卑史 朝鮮人の痴史
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ロイヤルじゃなくてリベラルになる王室

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  ここ数ヶ月、英国のメディアは出産を間近に控えたメーガン妃の話題で持ちきりだ。マタニティー姿のメーガン妃とヘンリー王子がイベントに現れれば、パパラッチどもが追いかけ回すし、外国を訪問すると、現地の民衆に大歓迎されたといって提灯記事を書く。ブリテンのみならず、欧米諸国のメディアは総じて左翼だから、有色人種のプリンセスには矢鱈と親切で、事あるごとに褒めちぎる。丁度、バラク・オバマが絶賛されたように、肌が黒いと何をやっても「ポジティヴ」に報道され、缼点(:けってん)や失敗は覆い隠される。たぶん、アフリカ系セレブは天然記念動物くらいなんだろう。

  ただし、アフロ・プリンセスは王侯貴族や保守的な上流階級には不評であるらしい。ハリウッド女優上がりであるせいか、メーガン妃は目立ちたがり屋で、服装に何千万円もかけるし、海外訪問に出かければ、夫のヘンリー王子を差し置いて、自分が主賓のように振る舞ってしまうのだ。また、最近では派手なベイビー・シャワー(出産前のお祝い)を楽しみ、その費用は友人が払ってくれたそうである。パーティーを開いた「友人」とは、テニス選手のセリーナ・ウィリアムズとか、アマル・クルーニー(男優ジョージ・クルーニーの夫人)、ゲイル・キング(アンカーも務めるテレビ司会者)たちである。だが、問題となるのは、この友人達が出してくれたお金だ。何と、その金額は20万ドル(約5,500万円)にも上るそうで、エリザベス女王や王族たちは眉をひそめた。いくら私的なお祝いだからといっても、メーガン妃はもはや藝人じゃない。曲がりなりにも英国王室の一員なんだから、「借り」を作る接待は慎むべきだろう。

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(左: 故・ダイアナ妃  / 中央: キャサリン妃  /  右: メーガン妃)

  シンデレラ物語に酔いしれるブリテンの庶民は、こうしたゴシップ記事に釘付けとなるが、本当に憂慮すべきは、メーガン妃の精神と肉体の方である。ブリテンのテレビ局や新聞社は意図的に避けているが、生まれてくる王子(王女)は、母親の遺伝子を受け継いで生まれてくるのだ。つまり、メーガン妃の黒い母の遺伝子が、生まれてくる孫に注入されてしまうということだ。たぶん、そんなに酷くはないだろうが、アフリカ人的な容姿になる可能性も低くはない。仮に、生まれてくる赤ん坊が比較的ヘンリー王子に似ていたとしても、後の子孫がアフリカ人的な人相になる可能性は残っている。隔世遺伝とは本当に恐ろしく、孫や曾孫の代になって、縮れ毛の黒髪とか幅広い鼻孔の子供が生まれてしまうのだ。

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(左: 黒人と白人のカップルから生まれた赤ん坊  / 右: 白人の母親から生まれた黒い混血児 )

  こうした現実は、日本人でも密かに分かっている。例えば、黒人兵と日本人の混血児が成長し、日本人と結婚して子供をもうければ、その子供の肌が黒くなくても、その顔つきがどことなく日本人とは違っており、「どことなくアフリカ人みたな顔!」と思えてしまうのだ。日本人と混血したマレー人やフィリピン人の孫も同じで、ちょっと見た感じでは日本人なのだが、しばらく眺めていると、何となく南洋土人の面影があることに気づく。ただ、我々は疑問に思っても、「君、タイ人なの?」とか「君のお母さん、もしかしてフィリピン系?」と露骨に訊けないから、本人が告白するまで沈黙するしかない。現在、都心にある幼稚園や保育園を覗いてみると、本当に混血児が多く、たとえ日本人らしく見える子供でも、何となく挙動や人相で「日本人と違うな」と判るし、母親が帰化鮮人とか支那人である場合も多い。

  脱線したので話を戻す。赤ん坊の容姿はともかく、メーガン妃の行動で問題なのは、噂になった彼女の教育方針である。これは未確認情報なんだけど、彼女の友人によれば、メーガン妃は「流動的ジェンダー思想(gender fluid)」で子育てをするつもり、というのだ。(Katie Nicholl, "Meghan Markle Has Told Friends She Wants to Avoid Gender Stereotypes with Baby Sussex", Vanity Fair, February 28, 2019.) この「流動的ジェンダー」とは、男とか女という性を明確に区別せず、どちらも尊重しながら、既存の性にこだわらない態度であるらしい。要するに、日本人が好む「男の子は男らしく」、「女の子は女らしく」という考えを否定し、女々しい男でも容認し、男勝りの腕白少女でも良しとす発想なのだ。

  メーガン妃が生まれてくる子供を「ジェンダー・フリー」で育てるという確証は無いが、リベラルな左翼思想で育てる可能性は高い。何しろ、彼女は極左分子がウヨウヨいる藝能界にいたし、第一、育った家庭が"まとも"じゃない。メーガンの父親はトマス・マークル(Thomas Markle)というダメ親爺で、昔、映画スタジオの照明係として働いていた人物だ。彼は1964年にロズリン・ラヴレス(Roslyn Loveless)という女性と結婚し、サマンサという娘とトマス・ジュニアをもうけたが、1975年に離婚してしまう。その後、メーガン妃の母親となるドリスと巡り会い結婚する。やがて娘をもうけるが1987年に離婚した。後に、トマスは宝くじに当たって75万ドルを手にするが、あぶく銭はすぐ消えてしまい、浪費癖のトマスは2016年に自己破産を申告する。3万ドルの借金があったそうだ。

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(左: メーガンと父親のトマス  / 右: メーガンと母のドリア )

  一方、メーガン妃の母親はドリア・ラグランド(Doria Ragland)というアフリカ系の黒人女性で、離婚したトマス・マールクと再婚し、1981年にレイチェル・メーガンという娘を出産した。しかし、二人は間もなく離婚。ドリスは元々メーキャップ・アーティストをしていたが、転職して旅行会社に勤めたという。ところが、そこも辞めてしまい、大学に通ってソーシャルワーカーになった。離婚は悪循環となるのか、ドリスの両親も離婚していたのだ。彼女の母親であるジャネットは、離婚経験者の看護婦であった。彼女はアルヴィン・ラグランドと再婚し、娘のドリアを産む。ジャネットには一番目の夫との間に、ジョセフとサンドラという二人の子供がいた。どんな理由か判らないが、ラグラント夫婦は離婚してしまい、亭主のアルヴィンはアヴァという女性と出逢い、再婚したそうだ。彼らの間にはジョフリーという息子がいる。

  離婚を経験した祖父母と両親を持つメーガンは、これまた両親の離婚と母親の「急死(謀殺)」を味わったヘンリー王子と出逢う。英国のマスコミ報道でも判るように、ヘンリー王子は問題児で、乱痴気パーティーの飲酒癖で知られている。そればかりか、二番目の王位継承者という自覚すら無い。(ただし、本人は「どうせ僕は兄のスペア部品なのさ」と述べていた。) 左翼メディアはアフリカ系女性を娶ったプリンスを称讃するが、保守的なアングロ系国民は冷ややかな反応を示していた。彼らは人前で口にしないけど、「どうして、あんな黒人女優と結婚するんだ?」と呟き、心からの祝福を示さない。やはり、仰ぎ見る王妃は同種族の女性でなきゃ。植民地のアフリカ人に近い外人なんか尊敬できない。しかも、「気品」という魅力も無いんだから、「何だ、あの気取った藝人は!」と言いたくなる。メーガン妃のような混血児は、便所掃除を任せるメイド(女中)ならいいけど、跪いて頭(こうべ)を垂れるレイディー(貴婦人)じゃない。

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(左: アングロ系国民から愛されるキャサリン妃 /  右: 有色人種のブリテン国民から歓迎されるメーガン妃)

  異人種と結婚したヘンリー王子には、もう一つ心配な傾向がある。それは、彼が多様性社会のシンボルになってしまうことだ。軽薄な貴族同様、ヘンリー王子やウィリアム王子も時代の潮流に飲み込まれており、リベラル思考が頭の芯にまで染み込んでいる。特に、ヘンリー王子は、何かにつけメーガン妃の「人種」を話題にされるから、人種差別への拒絶反応が人一倍強い。兄のウィリアム王子は白人女性との結婚を質問されることは無いのに、ヘンリー王子になるとジャーナリストが有色人種との婚姻をしくつこく尋ねてくる。しばしば不愉快な視線に曝されるヘンリー王子は、白人社会に反発を覚える一方で、お妃と似ている茶色いインド系や黒いケニア系のブリテン国民に親しみを感じ、積極的に彼らと会話を持とうとする。

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(上  / イングランドに住むアフリカ系国民 )

      考えてみれば、これは相当恐ろしいことで、非西歐的女性を娶った王子は、アングロ・サクソン人から尊敬されるプリンスではなく、アフロ・アジア人の味方になるのだ。こうなれば、世間がヘンリー黒王子(Henry the Black Prince)と呼んでも不思議じゃない。(アキテーヌ公エドワードは、黒い鎧をまとっていたから「ブラック・プリンス」だったけど、ヘンリー王子は黒い妃を持つから「ニグロ・プリンス」と呼ばれるかも知れないぞ。)

Meghan Markle 5(左  / 幼い頃のメーガン )
  ヘンリー王子を観ていると、本当に「バカ息子だなぁ」と思えてくる。彼が世間からチヤホヤされるのは、王家の血を持っているからで、本人の実力とか能力ではない。王族にとって何よりも大切なのは、先祖から受け継ぐ名誉を守り、その気高き血を汚さぬよう次世代に渡すことである。イングランドの民衆がウィリアム王子やヘンリー王子に敬意を払うのは、祖先の肉体が復活したことを証明する存在だからである。人間誰しも寿命があり、王様だって例外じゃない。しかし、王様の肉体が衰え、灰と化しても、その血と肉は王太子に受け継がれる。国王の崩御で悲しみに暮れる国民は、新国王になった王子を目にすると、あたかも先代が蘇ったような気分になる。国家の永続を願う民衆は、世襲の王様、すなわち先代の遺伝子を保存する後継者を見て安心するのだ。例えば、エリザベス女王は亡きジョージ6世と似ているし、ジョージ6世はジョージ5世と、ジョージ5世はエドワード7世と似ている。なぜなら、それは親子による王位継承で、しかも西歐人の親から生まれているからだ。もし、歴代の王妃がインド人やエチオピア人であったら、エリザベス女王の容姿はイギリス人離れした外見になっているだろう。

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(左: エドワード7世   /  ジョージ 5世  /  ジョージ6世  /  右: エリザベス2世 )

  これは筆者の勝手な邪推だけど、もし、ウィリアム王子がキャサリン・ミドルトンじゃなく、メーガン・マークルと恋に落ち、結婚相手となっていたら、王室は猛反対したことだろう。たぶん、祖父母のエリザベス女王とエディンバラ公爵、父親のプリンス・チャールズは絶対に二人の結婚を認めないだろう。たぶん、あらゆる手段を使って妨害したはずだ。イングランドの王族にとり、王室の名誉と血筋は最も重要だから、それを損なうような真似は決して許さない。おそらく、側近の誰かを使ってメーガンに諦めるよう圧力をかけるだろうし、たとえメーガンが拒否しても、力尽くで押さえに掛かる。事によれば、非常手段すらも辞さない。それに、ハリウッドで活躍した女優なら、人に知られたくない弱点や秘密の一つや二つは必ずある。もし、無くてもイギリス人なら捏造するはずだ。

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(左: ウィリアム王子とキャサリン妃とジョージ王子  / 中央キャサリン妃とジョージ王子とシャーロット王女  / 右: 本来のイギリス人から歓迎されるキャサリン妃 )

  日本の一般人は知らないが、イギリス人というのは威信や名誉を守るためなら、人殺しだって厭わない。ましてや、王侯貴族ともなれば、その権力をフル稼働させて、意地でも目的を達成しようとする。イギリス人というのは、いざという時、驚くほど冷酷になれるし、善悪を超えた手段と実行力を以て自らの意思を貫く。イングランドの政治史を見てみれば、誰だって解るじゃないか。有名なのは、エリザベス1世の懐刀であったウィリアム・セシル卿(Sir William Cecil / Lord Burghley)、スパイ組織を操ったフランシス・ウォルシガム卿(Sir Francis Walsingham)、冒険家で廷臣のウォルター・ローリー卿(Sir Walter Raleigh)、MI5(英国防諜機関)のマクセル・ナイト(Maxwell Knight)だろう。現代のスパイ・マスターと呼ばれるナイトは、イアン・フレミングが007の「M」を描く際にモデルとした人物である。対外工作機関や防諜組織を持たぬ日本からすれば、優秀な人材が揃っている英国は本当に羨ましい。現在の日本人は腑抜けになっており、冷徹な判断を下せず、予想できる失敗をあえて犯すから、狡猾なイギリス人とは対照的である。

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( 左: ウィリアム・セシル  / フランシス・ウォルシガム   / ウォルター・ローリー  /  右: マクセル・ナイト)

懸念される日本のロイヤル・ウェディング

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  多民族社会となった英国のことはさておき、心配なのは日本の皇室である。世間は相変わらず眞子内親王殿下の婚姻や、間もなく迎える陛下の譲位で騒いでいるが、悠仁親王殿下の帝王学は一体どうなっているのか? 昭和天皇の時は、乃木大将や杉浦重剛たちが教育係となっていたから良かったけど、現在の皇室を取り巻く側近たちは、皇室に興味も関心も無い凡人か、陛下を見下す役人ばかり。宮内庁はボンクラ官僚の天下り先だし、政府には左翼議員や反日事務官がゴロゴロいる。内閣法制局などは極左官僚の巣窟で、天皇陛下や皇族は格下扱い。東大法学部で真っ赤に染まった官僚は、「天皇なんて所詮ロボットさ!」と思っている。尊皇精神なんて微塵も無い。

  内閣法制局の官僚が「象徴天皇制」を強調するのは、反皇室思想を植え付けられたせいもあるが、本質的には選良意識が強いからだろう。赤い教授から「君たちこそが国家を担うエリートなんだ。愚民が選んだアホ議員に政治を任せることはできない」と励まされた東大生は、「そうだ、俺たちが憲法を解釈し、議員はそれに従っていればいいんだ ! だいたい、天皇なんか"お飾り"なんだから、言われた事だけやってろ ! 天皇は調子に乗って元首気取りだが、あいつは単なる"象徴"に過ぎない。議員も天皇も余計な考えを持つんじゃねぇぞ ! 」と思っている。大学で「天皇は政治権力を持ってはならない」とか「軍国主義の復活は許されない」と叩き込まれた学生は、役人になってからも恩師の教えを忠実に守っている。

  こうした環境の中で悠仁親王殿下は成長するんだから、どんな危険思想を吹き込まれるのか分かったもんじゃない。もし、殿下がリベラル思想に感染したらどうなってしまうのか? また、将来のお妃選びに関しても懸念が残る。なぜかと言えば、まともな「日本人女性」は皇室を避けてしまうからだ。雅子妃の例を見れば分かる通り、重責を担った上に、無礼で傲慢なマスコミに叩かれ、プレッシャーの中で毎日を過ごすとなれば、一般の女性は尻込みするはずだ。いくら殿下のプロポーズを受けたからといって、今まで楽しんできた自由を捨てて、窮屈な宮廷生活に突入しようなんて思わない。冷静に考えてみて、皇室に嫁ぐ女性は一体何人いるのか? それに、殿下だって女性なら誰でもいい訳じゃない。ということで、悠仁親王殿下のご結婚は難しくなる。

  じぁあ、もし殿下が"厄介な"女性に惚れてしまったらどうなるのか? 眞子内親王殿下は小室圭という"とんでもない"男性と親しい間柄になってしまった。世間が小室氏の素性や人格を知るや、「おい、何だこいつは!」とビックリ仰天。だが、これは眞子内親王殿下だけに限ったことではなく、佳子内親王殿下や愛子内親王殿下、そして悠仁親王殿下にも忍び寄る脅威なのだ。善良で素直な日本人女性は殿下の求愛を丁寧に断るから、殿下に近寄ってくるのは何らかの魂胆を持った女性である。もし、朝鮮系や支那系の女性がプリンセスを目指して、無防備な殿下に接近したらどうなるのか? 考えただけでも恐ろしい。普通の日系人女性はたとえ殿下と友人になっても、君臣の身分を弁えているから、殿下との間に一定の距離を置くだろう。そして、常に恭しく接するするはずだ。

  周りの女性がいつもよそよそしければ、殿下は段々とその態度が嫌になる。嫌なのは解るけど、将来の天子様だからしょうがない。ところが、野心家の女性は平気で近く。彼女は礼儀正しい日系人女性をよそに、気さくな態度で悠仁親王に話しかける。純粋な殿下は彼女の率直的な態度に喜ばれ、事によったら、その女性に好意を持たれるかも知れない。天皇陛下や皇太子殿下は平民のように立身出世を考えないから、できるだけ庶民と親しく話をしたいと考えてしまう。狡猾な人物はこうした皇族の心理を熟知しているから、時に失敗もあるけど、だいたい狙った標的は手込めにできる。もし、悠仁親王殿下が帰化鮮人の娘を恋人にしたら、日系国民はどう思うのか? 大半の国民は「えっ! じゃあ彼女が将来のプリンセスで、やがて皇后陛下になるのか?!」と不安になるだろう。皇太弟となる秋篠宮殿下は、政治的・民族的理由を以て悠仁親王殿下の恋愛を否定できないから、やむを得ず了承するはずだ。それに、マスコミは「民族差別でご結婚を邪魔してはならない !」との一大キャンペーンを張ってくるから、保守派の国民はしぶしぶ承諾するしかない。

  こうなると、国民は心の底で嫌っているけど、それを口に出来ないから、表面的には「祝福された御成婚」となる。でも、内心では反対だから、朝鮮系プリンセスへの嫌悪感や反撥心は残るだろう。こうなると、皇室への尊敬心が徐々に消えゆく虞(おそれ)がある。日本の皇統は国民の支持があるから存続するのであって、憲法や皇室典範があるから続いているんじゃない。生まれてくる皇子に朝鮮人や支那人の遺伝子が50%、あるいは75%にもなれば、日系日本人との距離が広がり、「我らが陛下」という意識が薄くなってしまうのだ。陛下は日本人の民族的元首で、国民と赤い絆で繋がっている国父である。国民と種族が違っているのに、総本家の首長なんておかしい。日本の神様だって日系人のイメージだ。もし、その姿が黒いアフリカ人とか、茶色のインド人、褐色のアラブ人ならば信仰の対象にはなるまい。

  口にするのも厭だけど、朝鮮系プリンセスの誕生となれば、歓迎するのは日系日本人じゃなく、在日朝鮮人や帰化鮮人となるだろう。また、日本人から差別されたアジア人労働者も、「私たちと同じ外人だから嬉しい」と感じるし、支那系帰化人も多少は喜ぶ。なぜなら、彼らは朝鮮人を称讃するわけじゃないが、「日本を憎む」という点で共通するから、「非日本人」という理由で支持するはずだ。ついでに言うと、帰化したフィリピン人やマレー人も歓迎するだろう。ただ、それは単にマスコミが持ち上げる外人系プリンセスだから、という理由のみ。要は、有名女優に熱狂するのと同じ感覚だ。

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 (左: 支那人男性  / 東南アジア系女性 / アフロ・アジア系混血児  /  右: フィリピン人女性)

  朝鮮人プリンセス誕生となれば、皇室を尊敬してきた日系日本人の中にも、「何か、嬉しくないなぁ」と思う人も出てくるばずだ。また、外人系プリンセスには神道への理解も無いし、「何を言い出すのか予想できない」という恐怖感がある。もし、朝鮮系プリンセスが「日韓の友好を願います」と言えば、朝鮮を敵とする保守派国民と反目することになるだろう。それに、もし彼女が池袋や神戸の朝鮮人地区を訪れ、在日鮮人や帰化鮮人と楽しく会話すれば、日系国民は不愉快になる。一部の国民は「まぁ、同胞だからしょうがないか!」と諦め、苦虫を噛み潰したような顔になるだろう。朝鮮系や支那系のプリンセスが登場すると、「皇室と共に歩む国民」が知らないうちに減少し、宮城に訪れる日本人も徐々に減ってくる。

  一方、左翼陣営は「やった!! 天皇制の支持者が減ったぞ!!!」と大喜び。朝鮮系プリンセスだと記者会見で衝撃的な発言をしかねないから、左翼知識人は「あのプリンセスが、もっとリベラルな発言をしてくれないかなぁ」と期待する。売り上げ至上主義のマスコミも、皇族のスキャンダル発言とくれば特ダネだから、「もっと言ってくれ !」と煽るだろう。たとえ、保守派国民が批判しても、左翼記者は「個人的な意見だからいいじゃないか」と牽制するはず。今からでも予想できるが、皇室は左翼勢力と保守派の板挟みとなり、「どうしたらいいのか・・・」と困惑するに違いない。

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  (左: 江青   / 朴槿恵   / メガワティ /  右: アロヨ)

  現在の日本人は暢気に構えているけど、予測できる問題なら今のうちに対策を立てるべきだ。日本人は民族差別という批判に怯むことなく、朝鮮系をはじめとするアジア系女性を排除し、日系のお妃候補を用意すべし。左翼人権派は反対するだろうが、昔のお殿様なんか小さい頃から将来のお姫様が決まっていたんだから、皇室にだって許嫁(いいなずけ)がいたっていいじゃないか。とにかく、厄介な事態が起こってから、「あんな女性をお妃にするんじゃなかった」と後悔しても手遅れだ。考えてもみよ。もし、日本のプリンセスが「ナッツ姫」みたいな朝鮮人だったら、それこそ大反対じゃないか。一般人は「まさか ! そんなことはあるまい !」と思うが、その「まさか」が起こってしまうのが日本である。想像したくないけど、皇室のプリンセスが朴槿恵とか江青(毛沢東夫人)、メガワティ大統領(インドネシア)、グロリア・アロヨ大統領(フィリピン)みたいな顔の女性だとガッカリする。こうした有事を考えれば、脳天気な日本人でも西歐系ブリテン人の気持ちが解るだろう。易姓革命の無い日本だけど、皇室に嫁いだ女性の旧姓が「朴」とか「金」じゃ目眩がしてくるよねぇ~。