教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 支那人の卑史 朝鮮人の痴史
黒木 頼景
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冷めた参議院選挙

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  参議院選挙の結果については様々な意見があるげと、一番の印象述べれば、「つまらない選挙だった」と言えるんじゃないか。まず、投票率が異常に低かった。参議院の選挙だから仕方ないのかも知れないが、それでも2013年の時には52.61%で、2016年だとちょっと上がって54.70%、ところが今回の選挙では、48.8%と50%を切るほど。今では信じられないけど、昭和61年の時には、71.36%もあった。今回は増税という論点もあったのだから、普通なら60%近くに跳ね上がっても不思議じゃない。

  しかし、増税は争点にならず、世間が騒いだのは吉本の闇営業。一般人は議員のつまらない演説より、藝人が記者会見で見せる「お涙ちょうだい」の方が大好き。まぁ、野党の街頭演説なんて老婆のストリップと同じだから仕方がない。「立憲」や「国民」という冠が附いても、中身は元の「民主党」で、中身はビビンバみたいにグチャグチャ、気力・胆力・知力もゼロ。朝鮮系議員風に言えば「じぇろ、ジェロ、じぇ~ろ」だ。元気なのは「れいわ新撰組」くらい。野党の主力と目される立憲民主党なんか評論にも値しなくて、3分で賞味期限が切れる即席麺ていど。露骨に言えば、病気でヨボヨボの動物しかいない、地方の寂(さび)れた動物園みたいだ。

Tamaki 1(写真  / 玉木雄一郎と水野素子)
  国民民主党に至っては、情けないというより、悲惨を通り越している。いくら選挙でのパフォーマンスとはいえ、「アムロ・レイ」のコスプレはないだろう。選挙ウォッチャーでない一般国民は「えっ、何それ!?」と怪訝に思うだろうが、代表の玉木雄一郎はジオン(自民党)を“やっつける”地球連邦軍のアムロ・レイに扮していた。隣に居た候補者の水野素子が「JAXA出身の女性だから」ということらしいが、知性ある女性に無理矢理「機動戦士ガンダム」のコスプレ劇なんて、いくら何でも酷すぎる。余計な補足だけど、「JAXA」って新型のモビルスーツじゃないよ。有名な「宇宙航空研究開発機構」の略称である。筆者は彼女の政治思想に反対だが、日本の科学技術と水準低下に関しては理解力があると思うので、一定の評価はしているつもりだ。それに、このパロディーをみれば、「あんまりじゃないか !」と同情したくなる。

  今回、自民党は事前の予想を上回って、57議席も取ることができたが、これは積極的な自民支持というより、無関心な国民が大勢いたことの結果だろう。ホント、組織票を持つ政党は強い。ただし、自民党支持者の中には、安倍政権の左翼方針や消費増税に憤慨し、他党に投票した人もいるだろうし、棄権した人もいるはずだ。とは言っても、対抗馬を提供する野党があまりにも酷かったから当然である。例えば、立憲民主党の塩村文夏は元藝人もどきの「ナンシー塩村」で、リベラルを気取って人気取り。でも、その実態は、みんなの党や民進党から流れてきた渡り鳥。元滋賀県知事の嘉田由紀子は不死鳥みたいだけど、焼き鳥にもならない廃棄寸前の雌鶏みたい。元格闘家の須藤元気は背中に鳥の入れ墨(ナスカの地上絵)を彫っているが、政治家としてはヒヨコ並。野党の候補者など、ポンコツの駄馬か左巻きの馬鹿、さもなければ利権に敏感な駿馬ときている。これじゃあ、組織票とブランド力を持つ自民党は有利だ。案の定、一人区で結構よかった。でも、東北地方は別。自民党は岩手、宮城、秋田、山形、新潟で負けている。辛うじて福島と青森で勝てただけ。本来、自民党は保守的な東北で優勢なはずだ。

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(左 : 塩村文夏  / 中央 : 嘉田由紀子  /  右 : 須藤元気 )

  増税公約でも善戦した安倍総理は、多数派を以て「改憲」という意欲を見せるが、そんなのは見え透いた嘘で、「改憲 ! 改憲 !」と叫んだところで、党内左派に抵抗されて潰されるのがオチだろう。第一、「盟友」となっている公明党が反改憲勢力なんだから。雑誌『諸君!』で内藤國夫の連載を読んでいた人なら分かるけど、創価学会は昔から護憲派で、平和と福祉を強調するエセ宗教団体だ。しかも、日本を愛する日本人より、反日の支那人に親近感を覚え、信者数を増やすために在日朝鮮人にも媚びていた。最悪なのが、麻原彰晃が憧れた池田大作である。庶民の王様を自称する「名誉会長」は、平和主義者とは真逆の毛沢東や金日成のような権力者を目指していた。その交流も華々しく、権謀術数に長けた周恩来、大量殺戮を実行した胡錦濤、パナマの麻薬王マヌエル・ノリエガ、ルーマニアの独裁者で悲惨な最期を遂げたチャウシェスク、と戦慄を覚える著名人がズラリと勢揃い。さらに、田中角栄を使って藤原弘達の「口封じ」まで目論んだ頭目である。大作の野望、恐るべし。という訳で、この名誉会長に隷属する公明党が、日本のためになる憲法改革に協力するなんて、とても考えられない。事実、創価学会の中には自民党に与しない原理主義者が存在し、公然と山口那津男代表に叛旗を翻していた。山口代表は権力に寄り添う旨味と学会の平和路線に挟まれ苦労すると思うが、最終的には学会の反戦主義に屈服するはずだ。

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(左 : マヌエル・ノリエガ  / ニコラエ・チャウシャスク   / 胡錦濤   /  右 : 毛沢東  )

自信を持てない政治形態

  選挙戦が幕を閉じ、翌日になると各マスコミが各党の勢力図や投票行動を云々したが、我々が検討すべき問題はそんな些細な事ではない。なぜ、こうも多くの有権者が投票を放棄し、諦めや無関心の状態にあるのか? もちろん、候補者に魅力が無く、政治を託したい人が居ないということもあるだろう。しかし、致命的なのは、日本人にとって国会が神聖な場所ではないことだ。本来、国家の中枢となる議会では、日本の軍事・外政といった重要事項が優先され、真剣な議論が交わされるはずなのに、大半の議員の頭には「日本人が武器を持てば侵略戦争を始めてしまう」とか、「話し合えば世界平和を保つことができる」といった妄想がこびりついている。大多数の国会議員が日米安保を黙認しているのは、子供じみた軍事からの逃避でしかない。

  もし、冷徹な世界を議論すれば、大学で習った空論がもろくも崩れ去ってしまうだろう。だから、口では反戦・平和でも、論戦の最後には「丸ごと米軍にお任せ」が定番だ。真剣に反対しているのは、ロシア人や支那人による日本占領を望んでいる極左だけ。「まさか !」と思うのは一般人で、社会党や共産党は自ら武装蜂起で権力を奪おうとせず、嫌がらせで米軍を追い払い、丸裸となった国土に赤軍を迎えるという腹づもりだった。「非武装中立」状態の日本なら、ソ連や支那は簡単に征服できるじゃないか。沖縄で反戦活動が激しいのは、支那軍にとって邪魔な米軍が居坐っているからである。基地反対派を叫ぶ活動家に、支那や北鮮からいくら流れているのか判らないが、北京の対外工作資金を考えれば、100万や200万円どころじゃないぞ。

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(左 : ローマの元老院  /  右 : 古代ローマの元老院議員を描いた絵)

  現代の永田町には各地から唾棄すべき議員が集まっている。が、古代ローマには法務官や執政官を務めた貴族や族長が集まっていた。アテネやローマといった古代の都市国家を特徴づけるのは、アゴラ(Agora)とかフォルム(Forum)という討論の場である。ローマの「フォルム」は政治・商業・法律の面ばかりではなく、宗教にも係わる霊的な中心であった。(アンソニー・エヴァリット『キケロ もうひとつのローマ史』 高田康成訳、白水社、2006年、p.88) 議場は伝説的な創設者であるトゥルス・ホステリア(Tullus Hostilius)王に因んで「ホスティリア神殿」と呼ばれたし、近くにはユピテル神の巨大な神殿とか、コンコルディア神殿、トゥルヌス神殿もあった。現在の日本人は「政教分離」という左翼思想に洗脳されているから嫌悪感を抱くけど、健全な民衆政国家は古くからの信仰を温存し、国家の礎にするから安定した社会を築けたのである。イングランドやデンマーク、ネーデルラントは中世以来のキリスト教と君主政を維持しているが、それを嫌って国民が亡命することはなかった。イタリアやスペインは堂々とカトリック教国を名乗っており、ローマ教皇が近所の聖堂を訪問すれば、どこからともなく大勢の一般人が押し寄せる。学校だって、無宗教の極左教師が牛耳る公立よりも、聖職者が運営する私立の方が断然人気が高い。

Marcus Cicero 2(左  /  マルクス・キケロ)
    有名な法律家のマルクス・キケロ(Marcus Tullius Cicero)は、ローマの共和政を大変誇りに思い、この政体以外の統治形態を考えられなかった。元老院には名家の政務官や歴戦の英雄が肩を並べて坐っていたから、その議論が教養と叡智に満ちたものであったことは間違いない。ローマ人からみれば、詭弁や修飾語ばかりを得意とするギリシア人は、腑抜けで口先だけの「お喋り屋」くらいにしか思われず、侮蔑を込めて「グラエキ(Graeci)」と呼ばれていたそうだ。

  後に「国家の父(Pater patriae)」と呼ばれるキケロが元老院で演説する時、「祖先の遺風(Mos maiorem)」や「威厳(dignitas)」、「重厚さ(gravitas)」といった言葉を口にすることが多かったのは、高貴な血統に属する議員が勢揃いしていたからだ。キケロはローマの命運を左右する議論なると、愛すべき祖先と輝かしい伝統に触れ、ローマ人の才幹(virtu)を喚起しようとした。政治的難題に直面した時、その闇を進む上で篝火(かがりび)となるのは威風堂々たる祖先で、ローマ人は常に父祖の叡智に戻ろうとする。

  そして、彼が称讃するローマは一人の卓越者によって作られた訳ではない。この神聖なる都市国家は、幾多の祖先が残した偉業の結晶であった。我々は学校の授業で、定番の歴史コースを学んでいるから気づかないが、国家を形成するメンバーが一つの場所に集い、みんなの運命を議論するというのは珍しい。アジア大陸にある帝国では、専制君主が臣民や側近を集めて命令を下すのが一般的で、対等な有力者が円卓を囲んで政治を議論するのは皆無とまでは言わないが、そうあるものではなかろう。クレタ人の国家は伝説の王ミノースが、ラケダイモン人(スパルタ人)の国家は立法家のリュクリゴス、アテナイ人の国家はソロンとかドラコン、クレイステネスといった人物が法律と政体を確立したと伝えられている。

  しかし、ローマは違う。キケロ曰わく、

  私たちの国家は、一人の者の才能ではなく多くの人の才能により、また人間の一生涯のあいだではなく、数世紀、数世代にわたって確立された。・・・いかなる才能も、すべての事柄に気づくことができる者がかつて存在したと言えるほど偉大であったためしはなく、また万人の才能を一人の者に集めても、物事の熟練や時の経過なしにすべてのものを把握して将来に備えることは、一つの時期においてはできないのである。(キケロ
『国家について』 第二巻1-2、ケロ選集 8、岡道男訳、岩波書店、1999年、pp.64-65)

  現在の日本に巣くう国会議員で、こんな祖国称讃をする者は居ないだろう。左翼学者は「戦後デモクラシー」とやらを手放しで褒め称えるが、政治に“参加”する庶民はどこか白けており、自分たちで選んだ議員を尊敬することはない。有名大学の入試試験を通った者だと「わぁぁ~、すご~い !」と絶賛するが、みんなから選ばれた「エリート」だと「代議士センセー」と小馬鹿にする。実に奇妙だ。でも、一般的には不思議じゃない。というのも、日本人は選挙というものを、どこか胡散臭く、選ばれし者は公益よりも特殊私益を代表すると思っているからだ。ちなみに、それ以外の者は、日本破壊を目論む左翼分子か、地元の欲望を束ねる代弁者である。

  とにかく、「みんなで選ぶと愚者が現れる」というのが人々の根底にある。だから、選挙に失望する国民が絶えないのであろう。面白いことに、我々が尊敬する公人には、選挙で選ばれなかった人が多い。直ぐ思い浮かぶのは天皇陛下だ。歴代の天皇は血統のみで即位し、民衆の投票や推薦は一切無し。けど、誰もが尊敬している。明治の元勲でも同じだ。西郷隆盛は人望があったけど、お金が無かったから今なら出馬できない。大久保利通は才能に恵まれていたが、人望と金銭が無かったので落選間違いなし。木戸孝允は理屈っぽいから庶民に媚びることができず、票田も作ることはできないので出馬じたいが無理。伊藤博文は総理大臣になれたけど、藝者を「おかわり」するくらいの女好きだから、現在ならスキャンダルが飛び出てアウトだろう。一方、精力旺盛の松方正義になると、正妻と妾に産ませた子供が男女合わせて22人というから凄い。でも、妾が許されたのは三木武吉の頃までで、藝者問題で躓いた宇野総理は惨めだった。第二代総理の黒田清隆は酒乱で知られていたから、桑名正博と一緒にDV仲間になる。今だと暴れた姿が携帯に録画されて失脚確定だ。岩倉具視は人相が悪いから、女性票を獲得できず苦戦するだろう。ヤモリの岩倉、モンチッチの竹下、ダメオヤジの宮沢、と政界にはアニメ・キャォラが本当に多い。でも、鈴木宗男が当選するくらいだから希望はある。ただし、あそこまで売国奴になれないから、やっぱりダメだろう。

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( 左 : 大久保利通  /  木戸孝允   /   黒田清隆   /  右 : 松方正義 )

  日本人は学校教師から「デモクラシーは素晴らしい」と教えられているが、本当に「我々が誇る政体だ !」と思っているのか? たぶん、大半の日本人は「今のところ、この制度しかないから、まぁ、しょうがないかなぁ」と嘆くのがせいぜいだ。それに、自分が投票した候補者でも、「他にいい人がいないから・・・」と消極的な選択も多い。一方、立候補者の方にも不満があって、「一般有権者は政治に無関心で、いくら政策を訴えても聞いてくれないから、大衆迎合の公約しかない」と愚痴をこぼしている。結局、選ぶ者にアホが多過ぎで優秀な者が選ばれず、選ばれる者にもアホばかりで信頼できないということになってしまうのだ。この悪循環を断ち切るには、有権者に愛国者を増やすしかなく、数人でもいいからマトモな候補者を出し、結束して支援するしかない。政治参加を恥ずかしく思っては負けだ。

  この点、保守派国民は全くダメで、左翼陣営は結構すごい。彼らは精神が狂っているけど、日本への憎しみが強い分、粘りも強いから強敵だ。菅直人や辻元清美を見てみれば判るじゃないか。貧乏でチンケな極左でも、諦めずに継続的に努力すれば大臣になれる。彼らが強いのは、目的の為なら手段を選ばず、恥も外聞もかなぐり捨てて猛進する根性があるからだ。党内に裏切者が出ても気にせず、日本を破壊する為なら知らぬ顔。歩む道が違っても、皇室撲滅の為なら一致団結だ。保守派の日系日本人には時間が無い。これから続々とアジア系帰化人や混血児が増え、日本を愛する日系国民の人口は減少してゆく。ローマが滅んだ理由は幾つかあるけど、西と東のローマに「ローマ人がいなくなった」というのが原因なのかも知れないぞ。




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