教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 支那人の卑史 朝鮮人の痴史
黒木 頼景
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裏取引をした都知事?


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  いよいよ、東京都知事選挙が始まった。しかし、今回もつまらない。前回の選挙は主に「小池百合子 vs 鳥越俊太郎」であったから、誰が見ても最初から結果が判っていた。希望の党を率いる女将は、大風呂敷を広げた公約と、大衆への微笑みで“幻想”を振りまき、ぶっちぎりの大勝利。「魔法使いサリー」にまで扮した小池氏は、憲政史上初の女性総理を目指すほどの豪腕だ。単なる八方美人の細腕繁盛記じゃない。(でも、希望の党は実質に「小池商店」だったけどね。) 再選の為なら、ジュディ・オングを真似て『魅せられて』を唄いかねないのが小池都知事だ。スティーヴィー・ニックスよりも派手にドレスを振って、お得意の名曲を披露しかねない。(註 / スティーヴィー・ニックスは「フリーウッド・マック」の元ヴォーカル。)

  今回の選挙には、山本太郎が出馬したが、やはりトップ・ランナーは百合子様。豊洲移転で大失敗をやらかしたけど、大衆は鶏(ニワトリ)みたいに直ぐ忘れるから、巨額の損失なんか何処吹く風。それに、反省という文字を知らない百合子嬢は、「失敗しちゃった !」と可愛く謝るから、都民は何となく赦しちゃう。肌は初老でも、心は生娘だ。しかも、ウイルス騒動で毎日のようにTVに映る緑のオバさんは、みんなからチヤホヤされるのが大好きで、帝都に君臨する女帝気取り。こんな都知事を選んだくらいだから、東京都民の中にはアホが尽きない。秕政(ひせい)に懲りない連中は、「次も百合子だ、Yes, We Can !」と大声援。いやはや馬鹿らしいけど、与党にも野党にも“これ”といった“弾丸(タマ)”が無いからしょうがない。あれだけの党員を抱えた自民党でも、小池に挑戦する候補者はゼロ。野心があってもタマの無い宦官ばかりだ。肝っ玉があるのは、ダメ亭主を抱えた丸川珠代(まるかわ・たまよ)か、無鉄砲の蓮舫だけ。でも、蓮舫には国籍問題があるから無理かなぁ~。

  ちょっと前までは“楽勝”ムードの小池都知事だったが、石井妙子の『女帝 小池百合子』が出版されたことで彼女の再選に“暗雲”が立ち籠めた。何しろ、石井女史の取材は入念だ。大勢の関係者に取材を重ね、具体的な証拠を集めて、「どうだ !!」と突きつけたから、さすがの百合子様もお手上げ。ぐうの音も出ない。小池氏の実態を知った読者とマスコミは、これでカイロ大学中退を確信したものの、次々と暴かれる嘘八百に絶句状態。まるで「全部ジョーカーのストレート・フラッシュ」みたいだ。これじゃあ、まずい ! 百合子様、大ピンチ ! いくら、アラビア語の卒業証書を見せても、「そんなのは銭を払って摑んだ偽物だろう」と思われてしまう。せっかく、「芦屋のお嬢様」という神話に「カイロ大学、首席卒業 !」という学歴を加えたのに、それが嘘に嘘を重ねた経歴で、アラビア語も初心者レベルだなんて、素顔の小梅太夫よりもひどい。(小池氏の「チクショー !!」って、どんな声だろう?) さらに、エジプト社会に詳しい黒木亮や浅川芳裕も小池包囲網に参加した。ウェリントン公爵とブリュッヒャー元帥に挟まれたナポレオンみたい。女帝ユリコ危うし。(註 / 公爵の方はArthur Wellesleyで元帥の方はGebjhard Leberecht von Blücherである。)

  しかし、勝利の女神は百合子を見放さなかった。白馬の騎士は永田町じゃなく、懐かしいエジプトから来た。なんと、エジプト大使館が小池氏の卒業を「本当」と言ってくれたのだ。「小池勇二郎の娘、百合子は確かにカイロ大を卒業した」、と。この言葉は小池氏にとって千鈞の重みを持つ。数個師団に匹敵する程の援軍だ。こんな事を言われたら、卒業を調査する検察だって匙を投げてしまう。まさか、日本の警察がカイロ大学に踏み込んで、「嘘つくんじゃねぇ ! ちゃんとネタは挙がってんだ。お前の国は腐敗している ! 銭をもらって偽物を渡したんだろう。こっちには、ちゃんと証拠があり、「札(捜査令状)」もあるんだ ! つべこべ言わずに、大学の記録を見せやがれ ! 」と言って、“ガサ入れ”を出来るのか? そんなの不可能だ。総理大臣や法務大臣だって、「そうですか・・・」と言って諦めるしかない。軍隊の無い国家は惨めなものだ。

  しかし、話はここで終わらない。エジプト大使館が「異例」の声明を発したということは、小池側か自民党がバック・チャンネルでエジプト側と交渉し、何らかの密約を結んだと考えるべきで、友情から小池氏を擁護したということではない。たぶん、小池氏の再選を後押しする自民党の重鎮が、ヤバいと思ってエジプト大使館に手を回し、彼女の“卒業”を“真実”にしてくれ、と頼んだんじゃないか。もし、卒業疑惑がダラダラと続き、雪だるまのように疑惑が大きくなれば、小池氏の当選は危うくなる。小池氏の落選となれば、五輪事業を始め、様々な利権構造にヒビが入り、多くの関係者が「旨味」を失うことになる。巨大な予算が動く東京都は非常に魅力的だ。都連の大御所と自民党の幹部からすれば、小池続投で甘い汁を吸った方がいい。だから、何としても小池の再選を確実にしたいのだ。

  そして、この利権構造には、マスコミも一枚噛んでいる。石井妙子の『女帝』は出版業界にとって、久々の大ヒットであるから、普通なら各ワイドショーで連日連夜、「今月の話題」となるはずだ。ところが、各局ともサラリと黙殺。まるで出版されていないかのような雰囲気である。おかしい ! 何かある ! おそらく、自民党が裏で画策し、小池のスキャンダルに触れぬよう、箝口令を通達したのかも知れない。これは筆者の推測だけど、たぶんテレビ局は「この件」を沈黙する代わりに、何らかの「利益(見返り)」を約束されたんじゃないか? そうでなきゃ、あまりにも不自然だ。そもそも、エジプト大使館が「異例のメッセージ」を発したとなれば、それは日本と小池側に「貸し」を作った事となり、それは小池のパトロンと自民党が、エジプト側に「弱み」を握られた事を意味する。もしかしたら、様々な名目でエジプト側に経済援助が渡されるのかも知れないぞ。不正を何とも思わないエジプト政府からすれば、たった数行の文字を書いただけで、何千億円ものプレゼントを貰えるんだから、実に割のいい“取引”だ。まぁ、所詮、こうした代償は「他人の銭(税金)」だから、自民党は何ら痛みを感じないし、小池氏だって自腹を切る訳じゃない。政府の小切手なら、1千円と書いても100億円と書いても同じである。紙に少量のインクが滲むだけなんだから。

「桜井だけは絶対にダメ !」と決めたマスコミ

  もう一つ、テレビ局の報道で“おかしい”のは、どの局も絶対に都知事候補となった桜井誠を取り上げないことだ。マスコミは「政党の推薦を受けているから」との理由で、“主な候補者”五人に絞って報道を繰り広げている。これじゃあ普通の都民は、小池百合子と宇都宮健児、山本太郎、小野泰輔、立花孝志の中だけから選ぶことになるじゃないか。だから、選択肢を限定された都民が、「桜井誠って誰?」と尋ねてしまうのも当然だ。前回の都知事選挙(2016年)で桜井候補が獲得した投票数は11万4,171票で、全体の1.74%を得たことになる。第1位の小池百合子は約291万票で、第2位の増田寛也が約179万票、第3位につけた鳥越俊太郎は約134万票を取ったが、第4位の上杉隆を含め、全員が組織票か知名度を持ち、マスコミでの露出度も多かったので、これくらいの票を獲得しても当然である。

  ところが、第5位につけた桜井誠は彼らと違い、膨大な組織票も無ければ、マスコミによる支援も一切無かった。むしろ、テレビや新聞から憎まれ、意図的に「無視」され続けていたのだ。確かに、桜井氏は朝日新聞や共同通信社をコテンパンに批判し、NHKまで敵に回している。毎日新聞に至っては、死ぬほど恥ずかしい「変態記事」を何回も蒸し返されたから、桜井氏に恨み骨髄だ。「おのれぇ~、桜井 ! 絶対に赦さない ! 徹底的に潰してやるからな !」というのが、毎日新聞の本音だろう。でも、我々が注目すべき点は、この「変態記事」が発覚した時に、担当部門の責任者だった朝比奈豊が、後に「社長」へと出世したことだ。いゃぁぁ~、これにはたまげた。毎日新聞には「日本人の常識」が無いんだろうねぇぇ~。

Sakurai Makoto 1(左  /  桜井誠)
  これほどマスコミから憎まれているのに、桜井氏の周りには次々と若い支持者が集まり、最終日の街頭演説には大勢の人が押し寄せた。要するに、東京都にも「サイレント・マジョリティー」が存在し、その中で思考能力のある都民は、桜井氏の演説に理解を示していたということだ。最初は懐疑的たった者も、彼の演説を聴いているうちに「そうだよなぁ~」と賛同し始め、最終的には“偏見”が消えて、その熱意に魅せられてしまうことが多い。他方、「オピニオン・リーダー」を自称し、社内でふんぞり返っている新聞記者や、テレビ局で高給を貪る報道局員は、成り上がりの桜井氏が大嫌いだ。彼らは桜井氏をチラっと眺めて、「何だ、あのチンピラ右翼 ! 」と蔑み、「ヘイト・スピーチを繰り返す民族差別主義者じゃないか !」と唾棄する。普段、彼らは“良心的リベラル”を気取って平等主義者に徹するが、その本性はゴリゴリの学歴至上主義者で、長いモノに巻かれる権威主義者である。

  こうしたリムジン・リベラル(庶民を見下すエリート左翼)は、「既存の枠組みに囚われない柔軟な発想を!」とか、「もっと、若者の声を取り上げなくては !」、さらに「大政党の一極支配に風穴を開けるべし !」とか言うくせに、いざ部外者が現れると、「あんな奴に政治を任せられるか !」とケチョンケチョンに貶める。どんなに桜井氏が正論を述べても、「低学歴の街宣右翼じゃねぇか !」と言って馬鹿にするのだ。ところが、NHKの極左社員は赤い仲間に対しては誠に親切で、「少数意見の尊重」とやらで日曜討論に共産党や社民党の議員を出演させている。だが、冷静に考えれば、ほとんど影響力を持たない弱小勢力と多数派の自民党議員を対等にするなんておかしい。本来なら、「自民党から80名くらい出席させ、社民党と共産党からは1名ないしゼロ」とすべきなんじゃないか。それなのに、なぜか「各党から1名づづ」となっている。NHKは左翼政党に格別の配慮をしているんだろう。 もしNHKとか民放が「少数意見」を尊重し、「公平な報道」に努めるのであれば、桜井氏にも「対等な時間と機会」を与えて、視聴者に判断材料を提供すべきであろう。

  でも、桜井候補となれば村八分どころか、破門、断絶、抹殺といった処分となる。マスコミは彼を“特殊候補”扱い。つまり、桜井氏は「売名行為で出馬する目立ちたがり屋」、あるいは「絶対に当選しない泡沫候補」に分類されているのだ。これは辻元清美の場合と大違い。まだ、辻本が北側明(第三書館の社長で元赤軍派)の情婦で、「ピースボート」の活動家であった頃、田原総一朗はこの小娘を『朝まで生テレビ』に出演させ、辻本の知名度を上げてやったことがある。こうした“特別待遇”により、単なるチンピラ左翼は一躍有名に。しかも、「関西生コンのドン」である武健一(たけ・けんいち)が多額の政治資金を流してやったので、清美は念願の国会議員になれた。感謝感激の清美は、この親分を「大阪のお父ちゃん」と呼んでいたというから、実に微笑ましい。でも、長年に亙って資金援助していた「お父ちゃん」は、あろうことか恐喝未遂で逮捕されてしまった。「娘」のような清美は今でも、この恩人に面会しているのか? 清美は生コン業界とズブズブの関係ではあるが、この真っ赤な政治家にお金を渡したのは、「大阪のお父ちゃん」だけではなかった。もう一人の「恩人」とも呼べる、あの田原総一朗が政治献金を行っていたのだ。以前、田原が『朝まで生テレビ』でこの事を暴露すると、焦った清美は「田原さん、何でそんなこと言うの?!」とカンカンに怒っていた。やはり、“不都合な事実”は内緒にしておきたかったんだぁ~。

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(左 : 権力者になった辻元清美  /  右 : 逮捕された武建一)

  脱線したので話を戻す。地上波テレビは既に小池氏の再選を予想しているが、知事になる前、彼女が口にしていた公約はどうなったのか? 小池氏は「7つのゼロ」を掲げていたけど、それは達成されたのか? 「介護離職ゼロ」「待機児童ゼロ」「都道電柱ゼロ」「多摩格差ゼロ」などと言っていたが、これらの公約は未だに実現化されていないぞ。もっとも、「残業ゼロ」や「満員電車ゼロ」は武漢肺炎騒動で達成されたように思える。何しろ、仕事をする会社自体が倒産の危機にあるし、たとえ雇用が保たれても、赤字経営でやがて“店終い”となるから、残業ゼロどころの話じゃない。むしろ、「残業したい !」という声が増えている。「満員電車ゼロ」も一時的に達成できた。小池都知事が“お得意”の英語で「ロックダウン !」と宣言したから、娯楽で遊びに出る人や電車で通勤する庶民が激減し、電車内はガラガラだった。結局、達成できたのは「ペットの殺処分ゼロ」くらい。なるほど、ペットの命は救われたが、自粛要請で自殺者が増えたのをどうしてくれるんだ?! 支那人を大歓迎した安倍総理と小池都知事は責任を取っていないぞ。

  一方、桜井氏の公約は素晴らしい。アホな都民でも覚えられるよう、桜井氏は公約を三つに絞り、「都民税や固定資産税を二年間ゼロ」にし、「外国人への生活保護を即時停止」と「パチンコを規制」を訴えている。マスコミは桜井氏の公約を「とんでもない!」と足蹴りにするが、武漢ウイルスの被害で庶民の生活が打撃を受けているので、これくらいの救済策は妥当だろう。たとえ、「ゼロ」にできなくても、新築の住宅に課せられる固定資産税を軽減したっていいんじゃないか。特に、若い世帯には酷税だし、そもそも家を建てる時に使った材料には消費税がかかっており、建設業者が既に税金を払っているのだ。それなのに、毎年毎年ずっと、家全体に税金をかけるなんておかしいだろう。減価償却が過ぎても課税するなんて鬼だ。また、外国人への生活保護だって異常である。政府は支那人や朝鮮人の永住者なんかさっさと追い出し、居残る奴には特別税をかけるべきだ。パチンコは最初から「賭博」なので、まっとうな日本人には必要無し。むしろ、ギャンブル中毒者を生み出す有害産業である。

  それでも、マスコミは桜井氏が率いる日本第一党を嫌っている。なぜなら、この政党は日本人を優先し、朝鮮人や支那人を排除しようと図っているからだ。日本第一党は「移民受け入れ即時中止」を掲げているから、アジア移民を引き入れたい左翼陣営にとっては不倶戴天の敵である。なぜなら、左翼分子はアジア人を大量に引きずり込んで日本を「多民族社会」にし、この外人どもを味方にすることで勢力拡大を狙っているからだ。日本の職場で苦労するアジア人は、低賃金や悪質な労働環境に苦しめられるから、必ずや日本社会を恨むようになる。そうなれば、左翼政党には多数の外人支持者が集まり、支那人や朝鮮人の政商や工作員からも資金が流れてくるだろう。もう、政府与党を攻撃する立憲民主党や滅亡寸前の社民党、高齢化に怯える共産党は大喜びだ。国民が不幸になるとき、左翼政党の勢いは増す。国民が幸せだと左翼は萎(しぼ)んでしまうから、日本の繁栄は絶対に阻止すべし。庶民の悲劇が左翼の栄養となっているんだから。

  保守派国民の中には、桜井氏の行政能力を疑う者もいるけど、それなら桜井氏に優秀な助言者やブレーンをつけるよう頼めばいい。例えば、東京都の財政が心配なら、「政策工房」の高橋洋一会長を傭い、「必要な投資は何なのか」や「どうやって無駄を削り財政を健全化できるのか」を訊けばいいのだ。もし、高橋氏だけで不安なら、財務省を辞めた福田淳一・元財務次官を「智恵袋」にして、桜井氏の私設補佐官にすればいい。両者に払う給料なんて、小池百合子が浪費した税金を考えれば安いものだ。また、治安維持にも専門家を用いればよく、陸上自衛隊を退官した番匠幸一郎・元西部方面総監などをアドヴァイザーにすればいい。東京にはテロ対策も必要だから、組織の構築や改善などにはベテランの軍人を起用すべきだ。米国だと、一般企業でも退役した陸軍士官などを傭い、販売現場の改善や人材育成の任務に当たらせている。確かに、指揮官教育を受けた軍人なら、組織運営の力量はあるはずだ。

小池氏唯一の業績

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(左 : 美脚を誇る若い頃の小池百合子  /  右 : 東京をアニメの「メッカ」にしようとした小池都知事)

  そういえば、都知事になった小池百合子は何をしたのか? 豊洲移転で大損害を与えたし、築地に未練が残る女将達を裏切り、ウイルス対策で1兆円も使ってしまったのだ。もう、一般都民は忘れているけど、小池都知事は石原慎太郎が578億円を払って豊洲の土地を購入した件で、その経緯に“不透明”な点があり、“不適切”なところがある、と指摘し再検討を表明したが、長々と「再検討」したところ、「石原都知事の購入には問題無し」との結論に至ったという。そんなの、最初から都の職員が言っていたじゃないか!! 小池氏は単に「都民の味方」を演じ、石原氏を“悪党”にして「遠山の金さん」を演じただけ。マスコミも共犯で、「購入決定の過程を精査する !」という啖呵をネタに記事を書いたに過ぎない。結局、馬鹿を見たのは都民だ。小池都知事は高額な報酬を払って著名な弁護士を集めたが、その成果は浪費に等しく、都民は気前よく弁護軍団に顧問料を払っただけである。

  こんな人物が都知事に当選したんだから、桜井氏が新都知事になってもいいじゃないか。小池氏を「政治のプロ」と思っている都民は、彼女にどんな「業績」があったのかを列挙すべきだ。それでも、都民の大多数は桜井氏に投票しないだろう。なぜなら、彼らは情報に疎いから。地上波テレビが報道しないから、桜井誠の存在すら知らないのだ。一般都民はマスコミが用意した「主要候補五人」の顔を眺め、「小池都知事しかないなぁ~」と諦め、嫌々ながらも小池氏に投票する。たとえ、失政続きの女帝でも、他の候補者がポンコツだから、百合子様は楽勝だ。学歴詐称なんて“些細な”スキャンダルに過ぎない。1週間もすれば都民は飽きてしまうから、別の話題に齧(かじ)りつく。

  下らない事だが、仮に小池氏の政治家人生を調べた時、一体彼女には“どんな”功績や信条があったというのか? もし「ある」とすれば、それは性風俗改名運動くらいだろう。小池百合子が政治家になる遙か前、まだ30代の頃だ。東京には「トルコ風呂」と呼ばれる“特殊浴場”があって、売春スレスレの“サービス”を行っていた。昭和のTVドラマを代表する作品の一つに、松田優作の『探偵物語』がある。優作が扮する探偵の工藤は、ちょくちょく「トルコ嬢」と接触する役柄だが、当時の視聴者は性描写について寛容なのか、ある程度の卑猥なシーンなら許していた。今では考えられないけど、出演者は「トルコ風呂」とか「トルコ嬢」といったセリフを平気で喋っていたし、トルコのネオンサインも堂々と撮されていたのである。ちなみに、第5話には、水谷豊や原田美枝子が出ていた。でも、共演者の中には村松剛先生の妹である村松英子さんも登場していたから驚きだ。脚本は松田優作とは長い付き合いの丸山昇一。彼は映画『処刑遊戯』や『野獣死すべし』の脚本を手掛けている。放送当時、『探偵物語』はそれほどヒットしたドラマじゃなかったけど、再放送で人気に火が付いたという。(この点は『傷だらけの天使』と似ている。) 筆者は面白いと感じていたから、毎週観ていたけど、視聴率が伸び悩んでいるとは知らなかった。

  話を戻す。日本人は気にしていなかったが、「トルコ風呂」という名称に心を痛めるトルコ人留学生がいた。彼の名はヌスレット・サンジャクリ。彼は航空会社が主催するスピーチ・コンテストで優勝し、憧れの日本へやって来たが、バスに乗った時、意外な反応に出くわしたという。彼が「トルコから来ました」と言うと、運転手がニャリと笑ったのだ。最初は何故“笑われた”のか解らなかったが、やがて「トルコ」という名称が「セックス・サービスを行う風俗店」であることが判った。後日、サンジャクリ氏の仰天話が新聞記事となり、『竹村健一の世相講談』に出ていた小池百合子が、この記事に目を留めたという。日テレでアシスタントを務めていた小池氏は、早速、朝日新聞を通してサンジャクリ氏に連絡を取り、都内の喫茶店で面会する。「中東アジアに詳しい」百合子様は、このトルコ人留学生に同情し、「トルコ風呂という名称を変えなきゃ !」と思ったそうだ。

  しかし、単なる小娘が業界の名称を変えるなんて無理。そこで、彼女は手始めに、電話帳の業種欄に載っている「トルコ風呂」という項目を変えようと図る。当時のNTT、すなわち「電電公社」に交渉し、次に厚生大臣を務めていた渡部恒三にも陳情するという戦法を採った。すると、意外にも渡部大臣が協力してくれ、「トルコ風呂」の名称を変えようとの運動に賛成してくれたそうだ。こうして気運が高まり、世間も動くようになった。代替案には、「ロマン風呂」とか「浮世風呂」といった名称もあったが、数多くの候補の中から、「ソープランド」という名称が選ばれ、東京都特殊浴場協会が「ソープランド」に決定したという。後に、渡部恒三が竹村健一に語ったところによれば、ソープランドへの改名だけが「唯一」渡部大臣個人が「独自」に決定できた事案であったらしい。他は全部官僚が提案し、渡部氏が判子を押すだけの「お仕事」で、何一つ大臣の権限で決めた事案は無かったという。だから、渡部氏はトルコ風呂事件を鮮明に覚えており、ニコニコしながら思い出話を語っていたそうだ。

  このエピソードは、2009年、竹村氏のYouTube動画『煙の記憶』で紹介されていた。竹村氏はフジテレビの『報道2001』を辞め、テレビ画面から消えた後、独自の対談動画を制作し、その第一回のゲストが小池百合子であった。筆者はこの動画が投稿された時、直ぐ見ていたので今でもよく覚えている。筆者は「仲良しの渡部昇一先生か日下公人先生が出るのかなぁ?」、と期待したが、予想に反し、昔のアシスタントである小池氏が登場したので、「さすが、ジジ転がしの名人 ! 昔の恩返しかぁ~」と納得した。小池百合子は竹村健一に取り入り、テレビ東京の重役を誘惑すると、「ワールド・ビジネス・サテライト」のキャスターに抜擢された。この番組で名を売った百合子嬢は、日本新党の細川護熙にくっ付いて参院議員となり、その後は、小沢一郎や羽田孜、二階俊博などをパトロンとして出世の階段を駆け上る。自民党に潜り込んだ百合子は、感度・性感が抜群なのか、「次の男」を小泉純一郎と決めて大成功。環境大臣や防衛大臣を歴任した妖婦は、「女性初の総理」を目指す。だが、乗った馬が悪く、駄馬の石破茂だった。それでも、百合子は幸運の女神を離さず、その腕を摑んで都知事の座を射止めてしまった。

  もし、松本清張が生きていたら、小池百合子を題材にして小説を書き、『黒革の手帖』や『砂の器』みたいなヒット作になっただろう。しかし、TVドラマ化されたとき、小池百合子の役を演じる女優って、いったい誰になるんだ? 底知れぬ野望を秘めたまま、何食わぬ顔でニコッと笑い、いつの間にか男を手玉に取る女狐(めぎつね)なんだから、かなり難しいぞ。たぶん、若い頃の山本陽子や松坂慶子、倍賞美津子、梶芽衣子、早乙女愛でも無理じゃないのか? やはり、小池氏本人が演じるしかない。あの小悪魔的な笑顔で「ジジイ殺し」を繰り返すんだから、普通の女優じゃ荷が重すぎる。

  でも、一人だけ例外がある。たぶん、清純派歌手から日活ロマン・ポルノ女優になった、あの畑中葉子なら適役だろう。1978年(昭和53年)、彼女は平尾昌晃先生と一緒に『カナダからの手紙』を唄っていたけど、小池百合子なら二階俊博と『カイロからの手紙』をデュエットしそうだ。もし、小沢一郎が相手なら、「ヒロシ&キーボー」の『三年目の浮気』か、「ロス・インディオス&シルヴィア」の『別れても好きな人』を唄うかも。ただし、小池百合子のソロ・コンサートだと、中条きよしの『うそ』なんじゃないか。ただし、小池によるカバー曲のタイトルはちょっと違っており、『真実』と書いて「うそ」とルビを振る。(ちょっと古い曲だから、今の大学生じゃ分からないかなぁ~。) まぁ、小池氏の自伝映画はどうなるか分からないけど、ベッド・シーンでの小池百合子なんて、考えただけでもゾッとする。どんな「おねだり」をされるか分かったもんじゃない。肉欲の代償は高くつくぞぉぉ~。なんか、再婚相手を次々に殺して保険金を騙し取る「ブラック・ウィドー」みたいで怖い。(1987年には『Black Widow』というクライム・サスペンス映画があって、FBIの覆面捜査官を演じるデボラ・ウィンガーと、夫を殺して保険金を得るキャサリン役のテレサ・ラッセルが出ていた。)

  政治評論家や雑誌記者によると、小池都知事の再選が濃厚らしく、桜井誠の当選は絶望的らしい。もし、マスコミが積極的に桜井氏の演説を取り上げ、一般国民に紹介すれば、前回の得票数を上回る大量得票になるかも知れない。何しろ、桜井氏は饒舌で筋の通った話を述べる。もし、常識を備えた都民が彼の熱弁に耳を傾ければ、納得できるところが多いはずだ。日本人は建前よりも本音を好むから、こっそり桜井氏に投票する人が出てくる可能性だってある。だからこそ、マスコミは抹殺したいんだろう。それに、権力者になりたい左翼どもは、桜井氏に嫉妬心を燃やしているから、他の候補者よりも更に激しい嫌悪感を抱いている。東京都はあまりにも巨大な選挙区と化しているから、とんでもない都知事が誕生しやすい。歴史を振り返れば分かる通り、美濃部亮吉や青島幸男、猪瀬直樹、舛添要一が都知事になったんだから、背筋が寒くなるじゃないか。こんな奴らを選んだ都民が、まともな桜井誠を軽蔑するなんておかしいぞ。

 


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