教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 支那人の卑史 朝鮮人の痴史
黒木 頼景
成甲書房


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種の保存を憎む敵対分子

Alexis Bledel 2Lashana Lynch 3







(左 : ブリテンで衰退するイギリス人のタイプ /  右 : ブリテンで勃興する種族のタイプ)

  最近の日本人は歐米人と同じく、国民の“質”が肉体的に変わってきている。一般国民でも、サッカーの国際試合やオリンピック競技を見れば一目瞭然だ。例えば、フランスのサッカー代表チームを見てみると、アフリカ人やアラブ人が主体で、ケルト系のガリア人が何処に居るのか判らない。たとえ、白人選手を見つけても、父親がロシア人かポーランド人であったり、母親がトルコ人やユダヤ人であったりする。日本のスポーツ界にも“国際化”の波が押し寄せ、黒や茶色の選手が目立つようになってきた。

  例えば、陸上競技選手のサニー・ブラウン・アブデル・ハキームとか、テニス選手の大坂なおみである。前者の父親はガーナ人で、後者の父親はアメリカ黒人であるという。アメリカのバスケットボール界で活躍する八村塁もアフリカ系の混血児で、父親はベナン人であるらしい。米国に居住する八村選手は、アフリカ人の血が騒いだのか、「黒人の命も大切だ運動(BLM)」に共鳴し、抗議デモでアメリカ黒人と一緒に歩いていた。筆者の勝手な感想だが、彼は黒人の群れにとても馴染んでいて“違和感”が無い。もし、イチロー選手や野茂英雄が抗議活動に参加していたら、何となく“場違い”に思えてしまうだろう。

  先進国の左翼白人は民族的同質性を尊ぶ日本人を見て、「遅れた考えの持ち主だなぁ~」と見下すが、祖先から継承する遺伝子を保存することは別に悪いことじゃない。肉体だけではなく、相続した遺産の数々を思い出してみれば解ることだ。例えば、江戸時代から続く旧家では、昔からある白壁の藏とか庭の木を大切にするし、お殿様から拝領した刀を鄭重に保存していたりする。また、老舗旅館を経営する五代目とか六代目の主人は、息子や孫に継がせようと考えるし、若女将にする女房だって“それなり”の女性というのが普通だ。いくら「ベタ惚れ」といっても、カラオケ・パブのフィリピン人酌婦とか乳房を見せながら踊るタイ人娘、あるいは、密入国者の親から生まれた博打屋の朝鮮人じゃ世間体が悪い。黒人女性を嫁にすると子供がアフリカ人の顔つきで、縮れ毛の“ちび黒サンボ”にってしまうから、こちらも敬遠される虞(おそれ)がある。

  かといって、イスラム教徒のアラブ人じゃ、宗教的誡律で日常生活がしんどい。ブルカやチャドルを着た若女将が現れたら、お客の方がビビっちゃう。しかも、子供が中東系のムスリムじゃ、学校でイジメられるかも知れないし、給食での豚肉料理が問題になるから、毎日弁当持参になってしまうだろう。やっぱり、日本人には日本人配偶者の方がいい。ただし、美形の西歐人だと話題になって好都合。以前、地上波テレビ局が日本人の旅館経営者と結婚したアメリカ人女性を取り上げ、「青い瞳の美人女将」という企画で、その旅館を紹介したことがある。人種によってはプラスになることもあるので、一概に「外国人は駄目」という訳ではない。(日本のテレビ局は結構レイシストだから、言っている事とやっている事が違っていても、そんなに異常ではない。また、旅館に来た宿泊客も喜んでいたから、左翼分子が言うように、日本人は「排外主義者」じゃないぞ。朝鮮人や支那人が嫌いなだけだ。)

  文化人類学を専攻する左翼学者は、「人種など社会が作り出した概念に過ぎない !」と言って小馬鹿にするが、人間の容姿はその精神に大きな影響を与えるものである。各種族は肉体的に違っており、どの民族もそれぞれの特質を自慢してもいいはずだが、ひょんな事から異民族の中に住み始めると、自分の外見が厭になる場合がある。例えば、嘗てアフリカ人女性は、どっしりした体型や突き出た尻を自慢していたが、アメリカやヨーロッパに住む黒人女性は、貧弱で痩せた西洋人を理想とし、何割かの黒人女性は白い肌や直毛の金髪、青い瞳に憧れている。しかし、ヨーロッパ人女性はコンゴやザイール、ジャマイカに移り住んでも、鼻孔を大きくしたり、肌を焼いて縮れ毛にすることは滅多にない。本当は、風習の違う異国へ移り住むアフリカ人の方が悪いんだが、白人女性が自らの遺伝を誇りにすると、何故か多民族主義者から攻撃され、一方的に“白人至上主義者”と糾弾されてしまうのだ。

Cornelia Grimsmo 11(左  / コーネリア・グリムスモ )
  例えば、ノルウェー人モデルのコーネリア・グリムスモ(Cornelia Grimsmo)は、自分のYouTube番組を持っており、様々な話題で番組を作っているが、ある時、自分のDNAを調べる動画を流した。彼女はDNA検査の簡易キットを購入し、綿棒に唾液をつけ、それを研究所に送って結果を待っていた。後日、コーネリアは番組で返送されたデータを公開し、彼女の細胞にはスカンジナヴィアの祖先であろうと推測される遺伝子が67.1%、アイルランド人24.2%とフィンランド人8.7%の遺伝子が含まれていることが判明した。まぁ、ノルウェー人だから近場の遺伝子が多いのは当たり前なのだが、北歐人でもバルカン半島や北アフリカ、アラビア半島のDNAを含んでいる人は結構多い。たぶん、祖父母とか曾祖父母の中に移民がいたりするのだろう。また、第19世紀のヨーロッパ人はアジアやアフリカに植民地を持っていたから、祖父が赴任先の外国で現地妻を娶っていたというケースも有り得る。それに、祖母がシリア人とかエジプト人との混血であったというケースもあるから、ヨーロッパ人にも様々な混血児がいるようだ。白人に見えるイギリス人やオランダ人でも、DNAを調べたりすると、意外にもイタリア人やギリシア人、あるいはアラブ人やインド人、ユダヤ人などの遺伝子が混ざっていたりするので、本人が驚く場合が多い。だから、第19世紀に種の保存を提唱する優生学が流行ったのも当然だ。

  ここで刮目すべき問題は、コーネリアの動画がどう評価されたかである。彼女の番組は主にファッションとか食事、旅行を題材にしているので、再生回数は平均して1万から3万回数くらいで、そんなに多くない。しかし、遺伝子調査の動画は3ヶ月間で約11万回もあり、彼女としては意外なヒットであったが、高評価の数は1,609しかなく、低評価になると約1万2千に跳ね上がっていた。どのような人物がケチをつけていたのか判らないが、おそらく、ヨーロッパ人以外の視聴者が低評価を下していたのかも知れない。歐米諸国では左翼学者が白人社会を攻撃する赤い“社会学”を発展させ、ヨーロッパ人やアメリカ人を洗脳している。

  例えば、2007年にインドで亡くなったルース・フランケンバーグ(Ruth Alice Emma Grankenberg)は、カルフォルニア大学(Davis校)で「白人研究(whiteness studies)」を学生に教え、白人の罪(white guilt)を植え付けていた。彼女は著書『白人女性、人種問題(White Women, Race Matters)』中で様々な白人にインタヴューを行い、彼らが如何に酷い人種偏見を持っているかを蕩々と述べていた。しかし、彼女が接触する人物は大半が左巻きの白人女性で、高学歴だが頭はクルクルパー。自分が受けた洗脳教育に築いていないのだ。ルース自身もかなり“特殊な人物”で、米国の西海岸にいるマルキスト系知識人。一応、ルースは英国生まれの学者であるが、研究の場所はアメリカとインドであった。彼女はリベラル派の同性愛者で、“パートナー(同棲相手)”はインド人学者のラタ・マニ(Lata Mani)というフェミニスト。この「寡婦?」もカルフォルニア大学で「白人研究」に打ち込んでいた。この二人と比べたら、「おすぎ」と「ピーコ」の方がよっぽど“まとも”に思えてくる。

Ruth Frankenberg 2Lata Mani 5Roland Frankenberg 1








( 左 : ルース・フランケンバーグ  / 中央 : ラタ・マニ  /   右 : ローランド・フランケンバーグ)

  ルースの素性というか血統は明らかではないが、父親のローランドはマンチェスター学派の人類学者で、共産党シンパであった。これは筆者の邪推なんだが、ローランドは世俗派のユダヤ人なのかも知れない。なぜなら、「フランケンバーグ」という家族名はユダヤ人に多いし、彼の母親であるサラの旧姓は「ザイオン(Zaions / シオンの意味)」であるから、英国へ渡ってきたユダヤ人かも知れない。かつて「007 ボンド・ガール」を務めた英国の女優ジェイン・シーモアは、ユダヤ人の父親を持ち、本名は「ジョイス・ペネロープ・ウィルヘルミナ・フランケンバーグ(Joyce Penelope Wilhelmina Frankenberg)」である。(ただし、彼女の母親はオランダ系のプロテスタント信徒。) ローランドも家系を明らかにしていないが、彼はマンチェスター学派の創設者でユダヤ人のマックス・グラックマン(Herman Max Gluckman)の弟子ときているから、何となく「ユダヤ繋がり」という雰囲気が漂っている。

Max Gluckman 2Franz Boas 1Claude Levi Strauss 3Edward Sapir 1







(左 : マックス・グラックマン  /  フランツ・ボアス / クロード・レヴィ=ストロース  /  右 :  エドワード・サピア)

  異文化や外国語を専攻するユダヤ人は、「同胞で群れる」あるいは「惹かれ合う」という性質を持っているので、ユダヤ人の師弟関係は少なくない。日本人は歐米の学者を国籍だけで判断するが、その血統を調べてみると、イギリス人やフランス人ではなく、ユダヤ人の血を引く世俗派や隠れユダヤ人であったりする。例えば、米国で学閥を築いた人類学者のフランツ・ボアス(Franz Boas)とか、フランスの文化人類学者のクロード・レヴィ=ストロース(Claude Lévi-Strauss)や、構造言語学で有名なエドワード・サピア(Edward Sapir)、左翼に好評の言語学者ノーム・チョムスキー(Avram Noam Chomsky)もユダヤ人だ。巷の書店で翻訳本がたくさん出ているジャレッド・ダイアモンド(Jared Diamond)、極左社会学者のエルンスト・ゲルナー(Ernest Gellner)、社会心理学者のエミール・デュルケム(David Émile Durkheim)も同類である。ユダヤ人は歐米社会での異人種(異邦人)なので、常に自らの容姿や文化に敏感で、「異質性」を嫌う西歐人に敵愾心を燃やしている。だから、人類学とか社会学を専攻し、西歐人のレイシズムを攻撃しながら、自分達の地位を守ろうと躍起だ。まともな、西歐人学者なら、自らの民族や歴史を貶めて「文化相対性」を叫び、アジア人やアフリカ人と平等になろうとは思わない。

Emile Durkheim 2Ernest Gellner 1Jared Diamond 1Noam Chomsky 1








(左 : エミール・デュルケム   / エルンスト・ゲルナー  /  ジャレッド・ダイアモンド / 右: ノーム・チョムスキー)

   多文化・多民族主義というのは、文化破壊型のマルクス主義に立脚し、ヨーロッパ人の伝統や文化のみならず、その精神と肉体をも破壊し、別の人間に造り変えようとする。なぜか? それは、既存の社会体制とか伝統的な意識を破壊しないと、理想的な“革命”を実現できないからだ。日本の左翼教授が明治維新を嫌う理由は色々あるが、その一つは、日本人が皇室を廃止せず、むしろ建武の中興みたいに皇室の権威を復活させ、あろう事か政治の中枢に据えてしまったからだ。しかも、維新の主体は百姓とか職人(怒れる下層民)じゃなく、朝廷に忠実な武士であったから、フランス革命やボルシェビキ革命を理想とする学者は頭にくるじゃないか。やはり、革命はプロレタリアートが主人公でなきゃ。大塚久雄みたいな東大教授が、「日本には市民革命が無い !」と叫ぶのは、明治維新に“不満足”な点があったからだろう。つまり、血に飢えた百姓一揆とか、皇族を皆殺しにするリンチ裁判が無かったからだ。フランクフルト学派のイタリア人、アントニオ・グラムシが悔しがったのは、イタリアの労働者が革命に対して非常に鈍感で、地主とか神父などの「邪魔者」に従順であった点である。だから、彼は獄中で民衆を変革する指南書を考えていた。

  歐米諸国では、ヨーロッパ人に恨みを抱くユダヤ人や白人に不満を募らせる有色人種が、大学やシンクタンクに潜り込んで、現地人に左翼史観や罪悪感を植え付けている。英国も悲惨な状態だ。例えば、多文化主義を飯の種にしたビク・パレク(Bhikhu Parekh)は、インドからやって来たマルキストであった。この赤いアジア人は「学問的功績」とやらを讃えられ、男爵の地位を授けられた。タリク・マドゥード(Tariq Modood)もイギリス人に恨みを抱く多文化主義者で、ブリストル大学で教鞭を執り、有色移民の地位向上に奮闘していたから、学術界の著名人だ。彼も“学問的功績”を認められて、「大英帝国勲章(Order of the British Empire)」を授けられ、英国アカデミーの会員(Fellow of British Academy)になったという。でも、日本人から見れば、パキスタン人の騎士なんて漫画にもならない。

Bhikhu Parekh 1Tariq Modood 001Victor Adeowale 3Nazir Ahmed 1







(左 : ビク・パレク   / タリク・マドゥード  /  ヴィクター・アデボワール卿  / 右 :  ナジール・アフメッド )

  日本のマスコミアは、ジョンソン首相やヘンリー王子夫妻のゴシップくらいしか報道しないので、ブリテンの貴族院がどうなっているのか、一般国民にはよく分からない。しかし、爵位を持つ議員を眺めていると、「えっ、こんな人が英国貴族なの?」と驚いてしまう。というのも、王室が見境なくアジア人やアフリカ人に爵位を与えてしまうからだ。例えば、ヴィクター・アデボワール卿(Lord Victor Adebowale)とか、ナジール・アフメッド卿(LOrd Nazir Ahmed)、マイケル・ヘイスティング卿(Lord Michael Hastings)、ディリジット・ラーナ卿(Lord Diljit Rana)、ハラー・アフシャー男爵夫人(Baroness Haleh Afshar)、フローエラ・ベンジャミン男爵夫人(Baroness Floella Benjamin)、ヴァレリー・アモス男爵夫人(Baroness Valerie Amos)、ドリーン・ローレンス男爵夫人(Baroness Doreen Lawrence)などを目にすると、「爵位販売でもしているんじゃないか?」と思えてくる。だいたい、君主政を支持するイングランドの民衆は、こうした非英国的有色貴族を尊敬しているのか? こうした連中を前にして、恭しく「マイ・ロード」とか「マイ・レイディー」と呼びかけるなんて、筆者にはとうてい理解できない。

Floella Benjamin 2Valerie Amos 01Haleh Afshar 02Doreen Lawrence 3








(左 : フローエラ・ベンジャミン /  ヴァレリー・アモス  /  ハラー・アフシャー  /  右 : ドリーン・ローレンス )

  英国史を学んだ日本人なら、貴族らしい貴族を想像できるはずだ。例えば、首相を務めたスタンリー・ボールドウィン伯爵(1st Earl Stanley Baldwin)とか、外務大臣を務めたエドワード・グレイ卿(Sir Edward Grey / 1st Viscount Grey of Fallodon)、あるいはチェスタフィールド卿として知られるフィリップ・スタンホープ(Philip Stanhope)、第11代ベッドフォード公爵のハーブランド・ラッセル(Herbrand Arthur Russell)、第9代デヴォンシャイアー公爵のヴィクター・カヴェンデッシュ(Victor Vavendish)、第19代サマセット公爵のジョン・セイモア(John M.E.Seymour)を思い出すんじゃないか。英国貴族なら“それなり”の威厳がなきゃ。日本だって、藩主や家老になる人物には、先祖から受け継ぐ権威の後光があるものだ。

Stanley Baldwin 01Edward Grey 01Herbrand Russell 11th Duke of BedfordDuke of Somerset John Michael Edward Seymour







(左 : スタンリー・ボールドウィン  /  エドワード・グレイ  /  ハーブランド・ラッセル  /  右 : ジョン・セイモア )

Hugh Grosvenor 002( 左 / ウェストミンスター公爵のヒュー・グロスヴナー )
  一般の日本人は英国貴族に興味は無いが、若い日本人女性だと、第7代ウェストミンスター公爵になったばかりのヒュー・グロスヴナー(Hugh R.L.Grosvenor)に目がとまるだろう。彼は若くてハンサムなうえに、約90億ユーロの遺産を相続したというから、誰が見ても魅力的だ。(彼は平成3年生まれで、まだ29歳という青年貴族。) しかも、将来の国王になるプリンス・ジョージのゴッドファーザー(代父)というから凄い。たぶん、西歐諸国の美人モデルや大富豪のお嬢様が狙っているんじゃないか。ちなみに、貴族らしく華やかだと思うのは、ラトランド公爵(Duke of Rutland)の御令嬢であるレイディー・ヴァイオレット(Lady Violet Manners)だろう。この公爵家に生まれた三姉妹は美人との評判で、ヴァイオレットの姉妹には、アリスとエリザベスがいる。彼女達は世間の注目を浴びているから、雑誌やテレビの取材が次々と舞い込んでくる。こうした世襲貴族を見れば、「やはり、こっちの貴族の方がイギリス人らしいよなぁ~」と思えてしまう。

Violet Manners 001Alice Manners 2Violet Elizabeth Alice Manners 1








( 左 : ヴァイオレット・マナーズ /  中央 : アリス・マナーズ /  右 : ラトランド公爵家の三姉妹 )

   脱線したので話を戻す。人種関係を専攻する学者には矢鱈とマルキストが多い。ハムザ・アラヴィ(Hamza Alavi)もパキスタン出身の赤い学者で、サセックス大学やマンチェスター大学で教職に就いていた。ハムザは「人種差別反対運動(Campaign Against Racial Discrimination / CARD)」のメンバーだったけど、彼と一緒に行動していた有名人には、デイヴィッド・ピット(David Pitt)なる人物もいる。名前からすればブラッド・ピット(俳優)やウィリアム・ピット(首相)みたいだが、このピットはグレナダ出身のインド人。でも、顕著な功績があったのか、ハンプステッドの男爵(Baron of Hampstead)に昇格し、「ピットの旦那(Lord Pitt)」と呼ばれていた。多文化主義とくれば、ユダヤ人の活動家を忘れてはならない。法律家のアンソニー・レスター(Anthony Lester)とジャーナリストのジム・ローズ(Eliot Joseph Benn “Jim” Rose)は、「ラニミード・トラスト(Runnymede Trust)」というシンクタンクを創設し、人種問題を取り扱う報告書を作成したり、ブリテン各地を廻って「啓蒙講座」を開いていた。ここの所長を務めていたのが、後に「平等・人権委員会(Equality and Human Rights Commission)」の議長となったトレヴァー・フィリップ(Trevor Phillip)だ。彼は学生時代、ユダヤ人の左翼分子とツルんで白人社会を批判していた。

Hamza Alavi 01David Pitt 01Anthony Lester 11Trevor Phillips 01








( 左 :  ハムザ・アラヴィ / デイヴィッド・ピット  / アンソニー・レスター  /  右 : トレヴァー・フィリップ )

  イギリス人のレイシズムを激しく批判する黒人と言えば、まづ、あの「マイケルX」が頭にに思い浮かんでくる。彼はアメリカの黒人活動家である、あの有名な「マルコムX」に影響を受けた人物で、本名は「マイケル・デ・フレイタス(Michael de Freitas)」という。しかし、後に「マイケル・マリク(Michael Malik)」と改名し、一般的には「マイケルX」の藝名で通っている。彼はトリニタド・トバコ出身の黒人で、もう匙を投げるくらい兇暴なゴロツキ黒人であった。でも、何かと話題になったから、映画や小説で取り上げられている。例えば、ジェイソン・スタテイサム(Jason Statham)とサフロン・バローズ(Saffron Dominique Burrows)が共演した、『バンク・ジョブ(The Bank Job)』という英国映画にも、マイケルXのキャラクターが登場し、ピーター・デ・ジャージー(Peter de Jersey)が演じていた。

Saffron Burrows 4Jason Statham 3Michael X 001








(左 : サフロン・バローズ  /  中央 : ジェイソン・スタテイサム / 右 : 「マイケルX」と称したマイケル・マリク)

Alan Cumming 3(左  / アラン・カミング)
  ちなみに、モデル上がりのバローズもかなりの左翼であるらしく、父親は社会主義者で、母親はフェミニストであったという。娘のサフロンは幼い頃から人種平等や人権思想に熱心で、11歳の時には早くも反レイシズムの団体に所属し、その後、公民権運動の組織を率いる副代表になった。(Charlotte Philby, "My Secret Life" The Independent, 31 May 2008.) さらに、彼女は「バイセクシャル(両性愛者)」である。かつて彼女が交際していたのは、これまたバイセクシャルのハリウッド男優、アラン・カミング(Alan Cumming)だ。(カミングはTVドラマ『インスティンクト』で主演を果たしたが、一般的には『Xメン-2』で「ナイトクローラー」を演じた役者として有名である。) アランもウンザリするような極左分子で、LGBT(同性愛者や性転換者)の支持者にして、ヴィーガン(Vegan / 獣肉忌避者)嗜好の無神論者ときている。でも、何かの功績があるのか、「大英帝国勲章」を貰っているんだって。(余計なお世話だけど、いったいイギリス人は、どんな神経をしているのか?)

  またもや脱線したので話を戻す。CARDの創立メンバーたるランジャナ・アッシュ(Ranjana Ash)も極左活動家(マルキスト)で、このインド人学者は、有名な左翼キャスターであったウィリアム・アッシユ(William Franklin Ash)の再婚相手。(一番目の女房はパトリシア・ランボウルト。) テキサス生まれのウィリアムは元々左翼的傾向が強い青年で、カナダ軍の航空隊に入って「スピットファイアー(戦闘機)」のパイロットになった変人だ。彼は第二次世界大戦に参加した時、不運にも戦争捕虜になってしまった。しかし、戦争中の功績が認められ、国王陛下から大英帝国勲章を授与される。ところが、この叙勲がアメリカ国籍の剥奪になってしまったから、人生とは不可思議なもので、山あり谷あり、「まさか」の落とし穴まである。ウィリアムは軍人生活を辞めて放送業界に転職し、インドへ赴任した時にランジャナと出逢ったらしい。彼は英国共産党(CPGB)に入りたかったが、門前で拒絶されたので、分派の「マルクス・レーニン英国共産党(Communist Party of Britain Marxist-Leninist / CPB-ML)」に入ったそうだ。この「CPB-ML」は「CPGB」と決裂したレジナルド・バーチ(Reginald Birch)が創った政党で、何が違うのか一般人にはよく分からない。

Rajana Ash 1William Ash 3Reginald Birch 01







(左 :  ランジャナ・アッシュ  / 中央 : ウィリアム・アッシユ  /  右 : レジナルド・バーチ )

  ちなみに、名優スティーヴ・マックィーン(Steve McQueen)は1963年、『大脱走(THe Great Escape)』に出演したけど、彼が演じたアメリカ兵のヴァージル・ヒルツはアッシュがモデル。この元アメリカ人は飛行機乗りだったが、マックィーンの方は地上を走るレーシング・カーに夢中だった。マックィーンは元海兵隊員であったから、軍人役は板に附いていたけど、それよりも“絵”になったのは、愛車の「ジャガー」や「フェラーリ」に乗る姿だった。まるで映画のワン・シーンみたい。彼が1968年に出演した映画、『ブリット(Bullitt)』では激しいカーチェイスが満載で、マックィーンはフォード・ムスタングを乗り回していた。(アメリカ人って、今でも燃費が悪いムスタングとかトランザムが大好き。) でも彼の私生活を知るアメリカ人が映画を観ると、半分“趣味”のような仕事に思えてくる。

  毎度の事ながら、一旦、学校が左翼に占領されると、国家は致命的な打撃を受けてしまう。何も知らない庶民の子供達は、強制的に自虐史観を学ばされ、帝国主義の罪過を詫びるよう躾けられる。西歐や北米の学校では、祖先が犯した罪、すなわちアジア人やアフリカ人への虐待を「これでもか !」と執拗に植え付けられるから、小学生や中学生は自分の種族や先祖を誇ることができない。歴史の授業を受ければ、アフリカ人を奴隷にしたとか、アメリカ大陸の原住民を虐殺したと責められ、白人は“根っからの差別主義者”と教えられる。これじゃあ、額に刻まれた刺青と同じだ。こんな教育が普及すれば、一般の西歐系国民が異常なほど卑屈になり、跪いて黒人や南米人に譲歩しても不思議じゃない。

人種的多様性を求められるオーケストラ

  最近、ある興味深い出来事があった。新聞報道によれば、米国のクラッシック音楽界でも「人種的多様性」の嵐が吹き荒れているというのだ。アメリカのオーケストラ楽団は依然として白人が多数派で、有色人種の団員は極僅かであるという。特に、上位の演奏家を見てみると、黒人が締める割合は全体の1.8%に過ぎず、ラテン系でも2.5%であるらしい。(Anthony Tommasini, "To Make Orchestras More Diverse, End Blind Auditions", The New York Times, July 16, 2020.) 多文化主義者や公民権運動の活動家は、国内の人種構成を反映していない楽団を槍玉に挙げ、演奏者の外見に囚われず、実力で以て団員を決めるべきだ、と主張していた。それゆえ、彼らは実力主義に基づく「盲目のオーディション(blind auditions)」を提唱している。

  しかし、これはおかしい。いくらクラッシック音楽とはいえ、楽団は民間の文化的組織であり、所詮、お客様から銭をもらって娯楽を提供する商売に過ぎない。そもそも、私的な藝人集団なのに、「人種や容姿を無視して、実力だけで採用しろ !」と強要するなんて横暴だ。観客からの要望なら分かるが、人権屋とか左翼分子からの脅迫で、特定のメンバーを迎えるなんて馬鹿げている。もし、お客が黒人やヒスパニックの楽団を望んでいるなら、全員が黒人とか、ヒスパニックとアジア人の混成オーケストラを作ればいいじゃないか。どうして白人が主体のオーケストラにイチャモンをつけて、「俺達も入れろ ! 差別だぞ !」と凄むのか? ヨーロッパやアメリカでコンサートにやって来る白人客は、同じ容姿のヴァイオリニストやチェリストが演奏する古典音楽を楽しみたいのだ。

  もし、黒人演奏家に優秀な者が多いのであれば、彼らだけでオーケストラを編成し、高値のチケットを販売すればいいじゃないか。実力で選ばれた演奏家集団なんだから、いくらでも観客を呼ぶことができるだろう。でも、こうした黒人楽団にはスポンサーやプロモーターが附かず、チケットの売れ行きも芳しくない。日本への演奏ツアーなんか企画の段階で「ボツ」だろう。そもそも、黒人演奏家を支援する黒人観客やパトロンが少ないし、アジア人やユダヤ人のクラッシック・ファンでさえ、「黒人ばかりじゃなぁ~」と呟いてチケットを買うことはない。「モータウン・レコード社(Motown Records)」なら、スティーヴィー・ワンダーとかダイアナ・ロス、ライオネル・リッチーを取り揃えて、ジャンジャン儲けるけど、黒人のヴァイオリニストを雇ってJ.S.パッハの協奏曲を上演させても、大した売り上げにはなるまい。(ここでは関係ないけど、令和の高校生や大学生だと、もう「マーヴィン・ゲイ(Marvin Gaye)」とか「ファンク・ブラザーズ(The Funk Brothers)」と言っても分からないようだ。大ヒット曲の『Reach Out, I'll Be There』を紹介しても、「それ何? 聴いたことがない !」といった反応しかない。昭和ってもう大昔なんだよねぇ~。) とにかく、有色人種のオーケストラは評判や地位が上がらず、採算が合わない三流集団ということだ。

Stevie Wonder 2Diana Ross 2Lionel Richie 3Marvin Gaye 3







( 左 : スティーヴィー・ワンダー / ダイアナ・ロス   / ライオネル・リッチー  /  右 : マーヴィン・ゲイ)

  たぶん、日本でもアフリカ・アジア・ヒスパニックの演奏団は人気が上がらず、話題にもならないだろう。例えば、ウィーン少年合唱団が来日すれば、そこそこのチケット売り上げとなるが、もし、構成員がトルコ人やイラク人、ソマリア人、モロッコ人、ベンガル人、フィリピン人、カザフスタン人などであったら、いくらオーストリア国籍を持っていても「ウィーンの少年合唱団」とは見なされない。ラジオで彼らの歌声を聞くのであれば問題は無いが、コンサート・ホールに足を運んで目にするとなれば別である。また、東京ディズニーランドに赴く日本人だって、白雪姫やシンデレラの役者が、漆黒のアフリカ人や褐色のアフガニスタン人、整形前の朝鮮人とかフーマンチューみたいな支那人、南洋出身のタガログ族とかサモア人だったらガッカリするだろう。やはり、西歐白人の女性でなきゃ嬉しくない。ディズニーランド側だってお客の“好み”を察しているから、在日のアメリカ人やオランダ人、ウクライナ人、ドイツ人などをこっそり募集して、その中から美人を選んでいる。社会正義とか平等主義などは教科書の中に書かれている絵空事で、実際のビジネスではレイシズムなんか当たり前だ。お客様が満足し、また来場してくれるよう考えるのが商売人で、利益拡大の苦労を知らない大学教授や法務省の役人が口にする「正義・公平」は、単なる子供の戯言(ざれごと)だ。他人の銭で喰っている連中には、商売の厳しさなんか分からない。

  日本ではまだ、アジア系帰化人を“平等”に扱う積極的優遇政策(affirmative action)に晒されていないが、このまま移民が激増すれば、やがて黒や茶色の異邦人を渋々でも雇う破目になるだろう。特に、接客業界の経営者は、店の雰囲気とかイメージを考慮して、窓口とか接待コーナーに若い娘や綺麗な女性を配置するので、どうしても標的にされやすい。これまで、我々は日本の学校や会社であれば、クラスの同級生は日本人で、職場の同僚も日本人と思ってきた。しかし、令和の時代からはベトナム人やフィリピン人の級友がいてもおかしくはなく、息子や娘の結婚相手もアジア系混血児とか、帰化人の子供になる可能性が高い。そうなれば、段々、祖父母や曾祖父母と違った容姿の子孫が誕生することになる。

  昭和の頃までは、庶民であっても家系や血統の重要性を感じていたが、平成の教育では“根無し草の個人”が称讃され、「今が幸せなら、それで良い !」という人生観になってしまった。つまり、野良犬のように成長し、野原で見つけた異性の野犬と交尾する。性欲だけで繁殖する動物は、祖先や子孫に興味が無いから、雑種の仔犬をもうけても気にすることはない。仔犬も成長すれば、自然と親元を離れて行き、好き勝手な生活を送るだけ。残された親犬はひっそりと孤独死。国家・民族意識を失った日本人も同じで、目の前にある餌に関心があるだけで、子供の血統はどうでもよく、孫や曾孫がどんな肉体になろうがお構いなし。そもそも、学校の先生が文明を憎んだジャン=ジャック・ルソーの信奉者で、自然界に住む「未開人」を「理想の人間」としているんだから話にならない。こんな教育を受けた国民は、放埒なセックスを楽しみ、ちょいと美味い料理を食べれば、それで満足。後は、自分の年金が確保され、医療福祉が充実していればOK。国土が支那人に侵掠されても騒がないし、同胞が朝鮮人に拉致されたって平気だ。「今だけ、金だけ、自分だけ !」が高等教育を受けた日本人のモットーだ。面倒な安全保障とか国家の名誉なんて端っから頭に無い。日本は古代ローマ帝国と同じく、気づいたら「亡くなっていた」という運命を辿るのかも知れないぞ。


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