教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 支那人の卑史 朝鮮人の痴史
黒木 頼景
成甲書房



好評発売中 !

国防長官が交代した !

Trump 003211Biden & Harris 1111







  今回の大統領選挙は稀にみる混戦となってしまった。日本のテレビ番組では、ジョー・バイデンの当選が確実となっており、まるで政権交代が進んでいるかのような雰囲気だ。しかし、幾つかの州における選挙人の獲得数は未だに決まっておらず、裁判の結果でどうなるか分からない。一部の言論人は最高裁でトランプの訴えが退けられ、バイデンが次期大統領になるだろうとの予想を立てている。ところが、トランプ自身はやる気満々で、「もう駄目だ!」と諦める気配がまるでない。むしろ、これからが本番といった意気込みだ。

Putin 002( 左 / プーチン大統領 )
  ここで面白いのは、「バイデン勝利」との報道を受けた各国首脳の反応である。カナダのジャスティン・トゥルードー首相は、左翼の典型だからバイデンを持ち上げても当然。ブリテンのボリス・ジョンソン首相やフランスのエマニュエル・マクロン大統領なども、早々とバイデンの勝利を認め、祝福のメッセージを送っている。日本の菅総理も負けてはならぬと奮発し、バイデンとハリスに向けて祝福の言葉を述べていた。ところが、ロシアのプーチン大統領は沈黙を守っている。正式な結果が出るまで祝電を控えているそうだ。さぁ~すが、悪党の親玉は冷静である。もしかしたら、何らかの情報を摑んでいるんじゃないか。だいたい、あのロシア人が何の情報も得ていないというのは信じられない。ロシアの対外諜報部は一流で、米国の深部にまで浸透している。だから、大統領選における不審な動きを察知しているのかも知れない。だいたい、KGB出身のプーチンが米国の選挙を黙って眺めているのか?

  もしかしたら、プーチンはトランプの行動を予想していたのかも知れないぞ。そもそも、ロシア人なら不正選挙には驚かない。八百長選挙なんてしょっちゅうだし、100%の投票率だって有り得る。だから、プーチンは不正投票の臭いに気づいているのかも。ちなみに、ロシアでは“不正選挙”なんてない。なぜなら、プーチンが「俺に投票しろ !」と命令するから、どんな国民でも素直に粛々と従う。独裁が当たり前のロシアだと、プーチン以外の候補者に投票する方が“不正”というか、“逸脱行為”になってしまうのだ。まぁ、これはよくあるアメリカン・ジョークだけど、ロシアみたいな国なら100%の投票率も有り得るが、普通の西側諸国だと、せいぜい60%か68%くらい。もし、97%の投票率とか、125%に迫る超得票率があったら、「裏に何かある !」と思った方がいい。ネヴァダ州などでは、100歳を超えた人や2年前に死んだ人が投票したと囁かれているが、そんなアホなことが実際にあって黙認されるのか、と疑いたくなる。

  トランプ大統領が本格的に法廷闘争を始めたことは日本でも伝えられている。だが、国防長官が交代したことはあまり知られていない。そもそも、日本の一般国民は国防長官がマーク・エスパー(Mark Esper)だったことも知らないから当然なのかも。11月9日、トランプ大統領はエスパー長官をクビにした。空席になった長官席には、国防省で特殊作戦や低度の紛争問題を担当する、補佐官のクリストファー・ミラー(Christopher Charles Miller)大佐が就いた。(実際には、「一時的な長官職」となっている。) 彼は元「グリーン・ベレー(Gréen Bérets / 陸軍特殊部隊)の戦闘員で、アルカイダやタリバンが絡む任務についたことがあり、アフガニスタンやイラクに派遣されたこもあるそうだ。彼は海軍大学や陸軍大学で安全保障を専攻し、実務にも長けているというから、結構頼もしいテロ対策の専門家である。

Mark Esper 00993Christopher Miller 03Christopher Miller 0112









(左 : マーク・エスパー前長官   / 中央 : 現役時代のクリストファー・ミラー  /  右 : 国防長官となったミラー )

  トランプ大統領とエスパー長官との軋轢は以前から囁かれていたことで、BLM(黒人の命も大切だ)騒動の時、トランプ大統領は軍隊の出動まで考えていたが、エスパー長官は軍の投入に反対だったという。確かに、合衆国の軍隊は対外用で国内の暴動鎮圧に用いるべきではない。ただ、民衆党の知事がいる州で黒人の暴動が起きると、州兵の出動がかなり遅れるので、州内の一般国民は甚大な被害を受けてしまう。だから、トランプ大統領は民衆党の知事に痺れを切らし、「お前が州兵を動かさないんなら、俺が軍隊を差し向けるぞ !」と言いたかったのだ。2020年6月に全米各地で黒人による暴動が起きたけど、イリノイ州知事のJ.B.プリツカー(Jay Robert Pritzker)やワシントン州知事のジェイ・インズリー(Jay Inslee)、ニューヨーク州知事のアンドリュー・クウォモ(Andrew Cuomo)、ワシントン州知事のケイト・ブラウン(Kate Brown)などは、州兵(National Guards)の投入に消極的で、いたずらに暴動を長引かせてしまった。民衆党のリベラル派というのは、矢鱈と黒人やヒスパニックに同情するから、放火や略奪が起きても断固たる行動を取らないケースがしばしばある。

Jay Pritzker 1Jay Inslee 001Andrew Cuomo 11Kate Brown 22








( 左 : J.B.プリツカー  / ジェイ・インズリー  /  アンドリュー・クウォモ / 右 : ケイト・ブラウン  )

  これから法廷闘争が本格化するというのに、突然、トランプ大統領は国防長官を更迭した。この時期に閣僚の交代というのは普通じゃない。国防長官の馘首に何の意味があるのか? おそらく、トランプ大統領には何らかの計画があるんだろう。もしかしたら、「トランプ逆転」の事態となった時、民衆党の過激分子がBLMのような暴動を起こす、と予見しているのかも知れない。何しろ、民衆党の左派陣営には、「あの憎いトランプがホワイトハウスから叩き出されるぞ !」と大喜びする連中がウヨウヨいる。TVキャスターの中にも強烈な反トランプ支持者がいるようで、あまりにも嬉しくて本番中なのに感無量となるんだから、相当なお祭り騒ぎである。したがって、もし「トランプの勝利、再選」となれば、大規模な抗議デモが起きても不思議じゃない。その時、民衆党の知事は暴動鎮圧に協力してくれるのか? 何となく、不吉な予感がする。

内部告発者の話は「でっち上げ」?

Rob Weisenbach 1( 左 / ロブ・ワイゼンバッハ)
  米国の権力機構にも反トランプ勢力が蔓延っているようで、バイデンに不利な証言をする者を抹殺しようとする動きがあった。例えば、ペンシルヴァニア州のエリー郵便局に勤めるリチャード・ホプキンス(Richard Hopkins)は、早くも民衆党の標的にされたようだ。彼は先週、勤め先の上司であるロブ・ワイゼンバッハ(Robert Weisenbach)から指示を受け、11月3日よりも後に到着した郵便でも3日の消印を押してしまえ、と言われたそうだ。ホプキンス氏はこの内部通達を「プロジェクト・ヴェリタス(Project Veritas / 保守派活動家の団体)」に通報し、代表者のジェイムズ・オキーフ(James O'Keefe)は、さっそく告発者の映像をインターネットに流した。全米で話題になったせいか、ホプキンスの証言動画は、SNSで世界中に拡散され、トランプ大統領の耳にも届いた。

Richard Hopkins 1James O'Keefe 2







(左 : リチャード・ホプキンス  / 右 : ジェイムズ・オキーフ )

  ところが、民衆党にとっては余程「不都合」な証言だったのか、郵政局の監察長官は連邦職員のラッセル・シュトラッサー(Russell Strasser)捜査官を差し向けた。シュトラッサーはホプキンスを4時間も尋問し、供述を変えるよう脅しをかけ、挙げ句の果てにある宣誓供述書に無理やり署名させたという。「プロジェクト・ベリタス」の顧問弁護士によれば、ホプキンス氏を尋問する際、シュトラッサー氏が弁護士の立ち会いを許さなかったそうで、こんな調査は問題だ、と述べていた。しかも、ホプキンスが供述書のコピーをくれと頼んだのに、「駄目だ」といって渡さなかったというから変だ。このように怪しげな捜査であったが、ワシントンポスト紙は彼の供述書を嗅ぎつけ、「郵便配達員のホプキンスが告発を撤回したぞ!」との記事を発表した。(Shawn Boburg & Jacob Bogage, "Postal Worker recanted allegations on ballot tampering, officials say", The Washington Post, November 11, 2020.)  

Shawn Boburg 1Jacob Bogage 1( 左 : ショウン・ボバーグ  / 右 : ジェイコブ・ボゲイジ )
  実際、ホプキンスがどのような供述書に署名したのか分からない。だが、彼はオキーフ氏のインタヴューでハッキリと、「私は撤回していない !」と述べた。このインタヴューの動画はツイッターやYouTubeでも拡散されているから、誰でも観ることができる。問題は、彼がどのような文章に署名をしたかだ。おそらく、記事を書いたショウン・ボバーグとジェイコブ・ボゲイジは宣誓供述書を読んだはずなので、どのような記述だったのか覚えているはずだ。もしかしたら、供述書の写真を撮っているかも知れないので、ホプキンスに見せて反論すべきだろう。上司のイワゼンバッハはもっと辛辣で、彼は自身のSNSでホプキンスを罵倒した。内緒の指令をバラされた上司は、かなり激昂していたのか、ホプキンスの告発を「100%の出鱈目(false)」と評していた。ちなみに、ホプキンスは告発の件で郵政公社から報復を受け、給料が出ない身分に落とされてしまった。

  とにかく不気味なのは、民衆党の下院監督委員会(House Oversight Committee)が、捜査官の報告と新聞記事に基づき、ホプキンスが告発を「撤回」した、と報じていることだ。監査局の捜査員による報告を受けて下院の監督委員会が「撤回」と宣言し、それを新聞記者が紙面で拡散し、ホプキンスの話を“捏造”と触れ回るんだから恐ろしい。証拠は無いけど、民衆党と新聞社はグルなんじゃないか? 一方、「嘘つき」と報じられたホプキンスはかなり怒っていた。彼は元海兵隊員で、娘が一人居るというから、もし金銭や名声を目的とした法螺(ホラ)話なら大変だぞ。彼を信じていたアメリカ国民は、SNSでこの「詐欺師」を厳しく糾弾するかも知れないし、ホプキンスの家族だって周囲から罵倒されてしまうだろう。ホプキンスが嘘をついたのか、それともワシントンポストが事実を捩じ曲げて報道したのか、今のところ分からない。ただ、憤慨するホプキンスは、記事を流布したワシントンポスト紙に問い質す、と述べていた。

  ここで注目すべきは、ボバーグとボゲイジがホプキンスと対峙するかどうかだ。もし、二人の記者が記事に自信があるなら、正々堂々と議論を闘わせ、どちらの主張が正しいのか、生中継で全米に公開すべきである。また、この新聞記者がホプキンスの面会要求を斥けるなら、何か疚しいことがあると疑った方がいい。日本でもよくNHKやTBSの記者が奇妙な報道をした時、他局の記者から逃げ回り、彼らの取材を断ることがある。だから、ジャーナリストが公開質問を避けた時には、「胡散臭い」と思った方がいい。

  選挙結果に関する裁判はまだ始まったばかりだが、結構、色々な事実や容疑が浮かび上がっている。したがって、この先どのような展開になるのか予想がつかない。日米のマスコミは「トランプの悪あがき」と評しているが、この主張は徐々に脆くなっている。来週になれば、もっと様々な暴露記事が報道されると思う。だから、もし不正投票の容疑が濃厚になった場合、民衆党の議員やマスコミから「転向者」や「裏切者」ないし「離脱者」が出てくる可能性もある。アメリカ人はスキャンダルの蓋を開けて、臭い汚物を掘り出すのが得意だから、どんな醜聞が飛び出てくるのか楽しみだ。でも、日本のマスコミは我慢強いから、米国で大騒ぎになっても報道せず、「もう我慢の限界」となった時にしぶしぶ報道するのかも知れないぞ。




人気ブログランキング