支那人の卑史 朝鮮人の痴史 教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 [ 黒木 頼景 ]
支那人の卑史 朝鮮人の痴史 教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 [ 黒木 頼景 ]

裏社会が動かすアメリカの選挙

  日米のマスコミは、もう「バイデン時期大統領で決まり ! 」という報道で染まっているが、実際のアメリカ大統領選挙はまだ終わっておらず、依然として結果の見えない状況が続いている。もし、12月8日までに各州の選挙人が決まらず、14日の選挙人投票が混乱すれば、どうなるか分からない。一応、非常事態のルールが法律で決まっているんだけど、まさか、下院議長のナンシー・ペロシが臨時大統領に指名され、マイク・ペンス副大統領とタッグを組むなんてことはないだろう。

  日本の保守派言論人は、激戦集の裁判を見守りつつ、「トランプの逆転は無理だろう」とか、「いや、何とかなるんじゃないか」との意見を戦わせている。しかし、裁判官が正義の味方ということはないし、国益を考えた判決を下す訳じゃない。とりわけ、今回の激戦集は民衆党の縄張りなので、裁判官だってピンク(桃色)やクリムゾン(深紅)の人物が多い。こうしたリベラル判事はトランプ側の訴えを却下することもあるし、トランプ側の証人だって供述が弱い場合もあるので、判事が呆れてしまい、「証拠不充分」の判断を下すこともある。トランプ側の弁護士であるルデ・ジュリアーニやシドニー・パウエル、リン・ウッドは、ウィスコンシン州やペンシルヴァニア州の裁判所で大逆転できるとは思っていないだろう。彼らの目的地は、あくまでも連邦最高裁判所だ。

Joey Merlino 2(左  / ジョーイ・メリーノ )
  それでも、各州での裁判過程は興味深く、悪の巣窟であるミシガン州やペンシルヴァニア州での不正選挙は見逃せない。今週、ペンシルヴァニア州で面白い展開があった。何と、フィラデルフィアの不正選挙にマフィア組織が絡んでいたというのだ。保守派のマスコミが注目したのは、“スキニー(Skinny)”と呼ばれるジョーイ・メリーノ(Joey Merlino)というボスで、彼はバイデン陣営の要請を受けて、不正投票に加担していたらしい。トランプ側にジェイ・スキューロー(Jay Sekulow)という弁護士がいて、彼の息子にジョーダン・スキューロー(Jordan Skelow)という人物がいる。このジョーダンによれば、メリノは1枚の投票用紙につき10ドルの料金でバイデン欄に印をつけ、30万枚の不正用紙を拵えたそうだ。(Bradford Betz and Eric Shawn, "Pres. Trump, Joe Biden ・・・and The Philadelphia Mafia Voter Fraud Claim", Fox News, November 18, 2020.) となると、300万ドルの売り上げなのかなぁ~? (わからんけど・・・。)

  ただし、フィラデルフィアの州検事を代表するジェイン・ロス報道官は、フォックス・ニュースの取材に対し、「ジョーイはトランプ支持者で、この話は全くの作り話だ」と述べていた。また、スキニー・ジョーイの弁護士を務めるジョン・メリゴロ氏も否定的で、「私の依頼人(ジョーイ・メリーノ)は、この騒動に何の関わりも無い」と表明している。(Michael Tanenbaum, "Reputed mob boss Joey Merlino roped into bizarre Philly election fraud conspiracy", Philly Voice, November 17, 2020.) なるほど、こういった疑惑の信憑性はかなり低いが、アメリカの歴史を思い出せば、「決定的な証拠を摑むのは難しいけど、何となく有り得るなぁ~」と思えてしまう。というのも、アメリカでは八百長選挙や不正投票なんて当たり前にあるからだ。おそらく、メリーノが免責を求め、検察との司法取引が成立すれば、犯した罪を明らかにするだろう。

Nixon 11JFK 001Sam Giancana 2









(左 : リチャード・ニクソン  /  中央 : ジョン・F・ケネディー /  右 : サム・ジアンカーナ )

  例えば、1960年に行われた大統領選挙は今でも語り草で、若きジョン・F・ケネディー上院議員が副大統領のリチャード・ニクソンを破ることができたのは、シカゴのマフィアが助けたからだ。特筆すべきは、労働組合などを利用してJFKの得票数を増やした、あの悪名高いサム・ジアンカーナ(Samuel Mooney Giancana / 本名 : Gilormo Giangana)の関与である。この極道モンはCIAのカストロ暗殺計画に協力したそうで、チャーチ委員会でCIAとの繋がりを尋問されるはずだった。しかし、彼の命運はここで尽きることになる。1975年6月19日、サム・ジアンカーナは複数の兇弾に倒れ、後頭部を撃たれて蜂の巣になった。おそらく、上院の特別委員会に出席させない為の「口封じ」だったのだろう。それにしても、ケネディー暗殺に係わった者は悲惨な死を迎えるものだ。

「行方不明」になった「チームスターズ」のリーダー

  民衆党の不正選挙とくれば、直ぐ思い出されるのは、トラック運転手組合の「チームスターズ(International Brotherhood of Teamsters)」を率いていたジミー・ホッファ(James Riddle Hoffa)だ。このジミーは全米に知られた労働組合のボスで、ミシガン州デトロイトでは知らぬ者がいないくらい。昔から、各種の労働組合は民衆党の屋台骨であった。したがって、労働者の票を取りまとめるのは組合リーダーの役目で、政治家から賄賂やキックバックを受け取るなんて当たり前。選挙の季節になると、一部のアメリカ人は「リッグド(不正に操作された / rigged)」という言葉を頻繁に口にする。だから、バイデンの票田にマフィアの種や実弾(現金)が埋まっていても不思議じゃない。でも、不正行為に手を染めた奴の末路はたいてい“悲惨”で、ホッファも不幸な最期を遂げていた。とは言っても、彼は1975年7月30日に消息を絶ったまま。どうなったのか分からない。

  しかし、ホッファの遺体はポール・カポラ(Paul Cappola)が始末したようで、彼の息子であるフランクが、マスコミの取材に応じ、父親の死体処理を告白していた。フランク・カポラ(Frank Cappola)によれば、ホッファはデトロイトで殺され、ドラム缶に詰められると、トラックでニュージャージー州のジャージー・シティーに運ばれ、「Brother Moscato's Dump」と呼ばれる廃棄場に埋められたそうだ。実は、筆者が留学した大学は、このジャージー・シティーにあったので、多少この辺の地理には詳しい。以前、クルマで市内を散策し、寂しい場所をウロウロしたことがあるので、貧困地区や危険地帯なら結構わかる。ホッファの殺害に詳しい元マフィア組員が語っていたけど、ホッファの体はずんぐりしていたので、足からじゃなく頭からドラム缶に詰められたそうだ。そして、彼のドラム缶は化学廃棄物と一緒に埋められたらしい。彼が“失踪”した1970年代から最近まで、色々な噂が飛び交っていた。ある人は根拠も無く、「ジミーはハドソン河に沈められたんじゃないか?」と推測し、別の人は勝手な憶測で、「何処かの冷凍倉庫に保存されているのかも?」と囁く。

Jimmy Hoffa 4Frank Cappola 1







(左 : ジミー・ホッファ  /  右 : フランク・カポラ)

  こうした噂話があったので、筆者はアメリカ人が集まる食事会に誘われた時、ジミー・ホッファの古典的ジョークを披露したことがある。台所で奥様達(中年白人)の手伝いをしていた時、「冷蔵庫から野菜と肉を取って !」と頼まれたので、わざと冷凍庫を開けてみた。そして、「あっ !」と声を上げたから、奥様達はビックリして「何?!」と尋ねた。筆者が震えながら冷凍庫を指し、「うわぁぁ~、ジミー・ホッファだ !!」と叫んだ瞬間、オバちゃん達は大爆笑。料理の支度が終わって、みんなが食卓に就いた時、奥様達はそれぞれの亭主に筆者のブラック・ジョークを伝え、再び喜んでいた。ホント、アメリカ人は危ない冗談が大好きだ。米国に駐在する外務省の役人も、ちょっとくらい冗談を練習してアメリカ人の友人を増やせばいいのに、彼らは日本からの特派員とばかり付き合っている。しかも、その交際費は税金だ。しかし、もっと悪い奴は交際費を貯金に回したりする。日本で住宅を購入する時のために、もらった交際費を貯めているのだ。

Kell yGarrett 002(左  / ケリー・ギャレット )
  かなり脱線したので話を戻す。今回の大統領選挙で、様々な不正が行われたが、それを裁判で証明するのはとても難しい。たとえトランプ側の訴えが認められても、勝敗を左右する程の得票数にはならないだろう。やはり、トランプ側の弁護士が狙っているのは、ドミニオン社やサイトル社、およびスマートマテック社が犯した不正だ。でも、これらの不正行為には各地の政治家が絡んでいるので、根こそぎ叩こうとすれば、相当な抵抗が起きるに違いない。州知事や州務長官、州の上下両院議員などが、ドミニオン社から賄賂を貰っている可能性があるのだ。また、元ロビイストや社員が様々な業界に進出しているので、騒動が広範囲に拡大する虞がある。例えば、ドミニオン社で働いていたケリー・ギャレット(Kelly Garrett)は、同社で集計機械の販売を担当していたが、退職後、政界に進出し、今ではミシガン州にあるレイスラップ・ヴィリッジ(Lathrup Village)の市長を務めている。黒人初の市長であるらしい。まさか、ドミニオン社の集計機械で当選したとは思えないが、黒人女性ということで様々な名誉を受けているそうだ。政界の裏側には、覗いてはならない闇があるから恐ろしい。この危険な暗黒面に切り込んでいるのがトランプ大統領である。

  後編に続く。  



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