支那人の卑史 朝鮮人の痴史 教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 [ 黒木 頼景 ]
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最高裁判所の勢力図

Supreme Court Justices 001Jeffrey Epstein 632








  紛糾するアメリカ大統領選挙では、今のところ、激戦州での裁判沙汰が注目を浴びている。ルドルフ・ジュリアーニ弁護士が属するトランプ陣営は、ジョージア州やペンシルヴァニア州、アリゾナ州で疑惑の郵便投票に関する違法性を争っていた。しかし、どの州の最高裁判所でも結果は芳しくない。共和党支持者の中には、「こんな情勢で、本当にトランプ大統領の再選があるのか?」と疑問視する者さえいる。

  だが、トランプ弁護団の目標は、最初から連邦最高裁での戦いであり、州裁判所での法廷闘争は序章だろう。なぜなら、いくらトランプ側の弁護士が郵便投票の違法性や集計所での不審行為を訴えても、州裁判所の判事は、「そんな証言は投票結果を覆すほどの証拠じゃない !」と撥ねつけるからだ。確かに、よほどの物的証拠がない限り、人民投票の結果を覆すことはできない。また、訴えを認めれば民衆党側が激怒し、州知事や州務長官らも騒ぎ始め、大規模な政治問題となってしまうだろう。それなら、厄介な案件は連邦の最高裁判所へ送った方が無難である。これは役人の習性で、下級官僚が「熱いジャガイモ(hot potato)」を持てば、慌てて上司に投げ渡す。その上司も火傷が怖いから、間髪入れずに高級官僚へと速攻パス(pass)だ。最終的には、行政府の最高執政官が受け容れなければならない。昔、トルーマン大統領が言ったように「責任はここで止まる。(The buck stops here.)」ということだ。

  窮地に立つトランプ側の弁護士は、連邦最高裁判所での逆転を狙っているので、今のところは決定的な証拠を出さず、郵便投票の不正を目にした職員の目撃証言とか、集計システムに詳しい専門家の分析などで抗戦しているのかも知れない。民衆党系の知識人は、共和党員が期待する公聴会を観ても焦らず、「あれは身内が集まって不正を述べているだけで、裁判には全く影響がない !」と冷笑する。確かに、あれは激励会のように見えるから、バイデン陣営や“冷静中立”を掲げる評論家は、即座に「馬鹿らしい」と却下するに違いない。だが、言論封鎖や世論誘導に飽き飽きするアメリカ国民には有効的だ。たとえ、法的な威力がなくても、「今回の選挙は何か怪しい」といった雰囲気を一般人も感じているから、「形式的な法律論はともかく、一体、どんな詐欺があったのか?」と興味津々となる。

  トランプ陣営による激戦州での訴訟は劣勢と伝えられているが、本丸は連邦の最高裁判所なので、弁護士団を率いるルドルフ・ジュリアーニは、最高裁の判事らに選挙の憲法違反を問うはずだ。もし、最高裁で憲法が争点となれば、トランプ陣営が勝利を摑む可能性が出てくる。というのも、裁判官9名のうち、ルース・ベイダー・ギンズバーグ(Ruth Bader Ginsburg)判事が亡くなったことで、リベラル派は3名に減り、保守派が6名に増えたからだ。ギンズバーグ判事が生きてる時は、保守派とリベラル派が4名づつに分かれてしまい、最終的には首席判事のジョン・ロバーツ(John G. Roberts, Jr.)が保守派に加わることで、「5対4」に傾く情勢であった。

Ruth Bader Ginsburg 11Stephen Breyer 1Sonia Sotomayor 1Elena Kagan 1







(左 : ルース・ベイダー・ギンズバーグ / スティーヴン・ブレイヤー  /  ソニア・ソトマイヤー /  右 : エレナ・キーガン()

     リベラル派の裁判官                                         保守派の裁判官
スティーヴン・ブレイヤー( ビル・クリントン)       クラレンス・トーマス(ジョージ・H・W・ブッシュー)
ルース・ベイダー・ギンズバーグ(ビル・クリントン)   サミュエル・アリート(ジョージ・W・ブッシュ)
ソニア・ソトマイヤー(バラク・オバマ)           ブレット・カヴァノー(ドナルド・トランプ)
エレナ・キーガン(バラク・オバマ)             エイミー・コニー・ブレット(ドナルド・トランプ) 
                                                                          ジョン・ロバーツ (ジョージ・W・ブッシュ)
 (註 / 括弧内は指名した大統領)       

Clarence Thomas 1Samuel Alito 2Brett Kavanaugh 1Amy Coney Barrett 4








(左 : クラレンス・トーマス  /  サミュエル・アリート / ブレット・カヴァノー  /  右 : エイミー・コニー・ブレット )
    
John Roberts 3( 左 / ジョン・ロバーツ )                     
  ところが、トランプ陣営には不安になる点が幾つかあった。中でも一番気がかりなのは、“保守派”であるはずのジョン・ロバーツ首席判事がブレてしまうことだ。どのような事情があるのか分からないが、ロバーツ判事は“時たま”保守派国民の怒りを買うことがある。例えば、トランプ大統領は前々から、不法移民や彼らの帰化に反対していたので、オバマ大統領が擁護した「DACA」や「DREAM Act」を葬りたかった。それなのに、2020年6月、ロバーツ判事はリベラル派に同調したのか、協力すべきトランプ大統領の意向を撥ねつけたのだ。(「ドリーム法」とは「Development, Relief and Education for Alien Minors Act」の略で、不法移民の子供達は「ドリーマーズ(Dreamers)」と呼ばれている。「DACA」は「Deffered Action for Childhood Arrivals」の略で、不法移民の子供を強制退去から守り、彼らを大切に取り扱う福祉プログラムである。)

  不法移民は子供を“ダシ(方便)”にして居坐ろうとする。左翼議員はヒスパニック系の支持者を増やしたいから、こうした卑怯な初段でもOK。むしろ、積極的に支援しているから、共和党の保守派は民衆党の保護政策を忌々しく思っている。だから、正常な国民はトランプ大統領に期待して、不法行為の“合法化”を食い止めようとしたのだ。トランプ支持者がロバーツ判事の“裏切り”と“豹変”に激怒したのも無理はない。( Joan Biskupic, "John Robert side with the liberals on mail-in voting but things may change once Barrett arrives", CNN, October 20, 2020.) 確かに、アメリカの法曹界でもリベラル陣営(ピンクから極左を含む)は優勢で、保守派の裁判官や弁護士になる方が珍しい。たとえ、幾つかの判決や見解で「保守的姿勢」を取っている人でも、ひょんな事からメッキが剝がれ地金が出ることもある。(日本の「保守派」と呼ばれる言論人でも、何かの拍子で昔の性質が出てしまう人がいるじゃないか。)

  クラレンス・トマス判事やサミュエル・アリート判事は、安心できる保守派だけど、ニール・ゴーサッチやブレット・カヴァノー判事となれば、「やや右」といった感じだから、場合によっては左派の同僚に靡くことも有り得る。一応、ロバーツ判事は保守派に属すが、「マーティン・クィン・スコアー(Martin-Quinn scores)」で測ると、そのスタンスは「ちょいと右よりな中道」であり、左派へ揺れることもあるそうだ。(Amelia Thomson-DeVeaux, Laura Bronner and Elena Mejia, "Robert Is the New Swing Justice. That Doesn't Mean He's Becoming More Liberal", FiveThirtyEight, July 16, 2020.)

  今回の大統領選挙では、このロバーツ判事の動向が焦点となっていた。なぜなら、不正選挙を画策した闇組織が、ギンズバーグ判事の生存を前提にして、策略を練っていた可能性が高いからだ。以下は筆者による妄想なので、確実な根拠に基づいた話ではない。ただ、幾つかの事象を繋ぎ合わせて考えると、「頭の体操」になると思うので披露する。

  一説によれば、民衆党内部に潜む悪党は、2018年前からトランプ打倒の計画を目論んでいたらしく、連邦最高裁にも“細工”を施していたという。確かに、大規模で大胆な八百長選挙を仕掛けるくらいだから、計画者は各方面に工作員や協力者を配置し、抜かりなく反トランプ作戦を練ったはずだ。したがって、民衆党の仕掛人達も「トランプ陣営はきっと最高裁へ持ち込むに違いない」と考えていたのだろう。とすれば、民衆党に有利な判決を作るためにも、多数派工作は必要である。ギンズバーグ判事が健在なら、リベラル派は4人となり、保守派も4人となるから、秤を動かすのは首席判事のジョン・ロバーツとなる。もし、彼を抱き込めれば、5対4でリベラル派の勝利だ。

  ところが、2020年9月18日、ギンズバーグの死で計画に綻びが生じてしまった。「頼みの綱」であった極左判事が亡くなってしまっては、せっかく用意した工作が崩れてしまう。トランプを嵌める罠が弱くなる。最高裁での決戦を目論むトランプ大統領は、必ず自分に靡く保守的判事を選んでくるはず。これは民衆党側にとって看過できない。もし、保守派の判事が多数派になれば、トランプ大統領の訴えが通ってしまうのだ。だから、下院議長のナンシー・ペロシが取り乱し、民衆党の左翼連中も一緒になって、大統領選挙の後に新たな判事を任命すべし、と言い出した。しかし、トランプ大統領はバイデン陣営の計画を見抜いていたから、エイミー・バレット判事をゴリ押しだ。民衆党の抵抗も虚しく、バレット判事は上院で承認されてしまう。

Susan Collins 2(左  / スーザン・コリンズ )
  ただし、この承認は52対48で決まった。刮目すべきは、一人だけ反対した共和党議員の存在だ。それはメイン州選出の上院議員たるスーザン・コリンズ(Susan Collins)。彼女は「名ばかりの共和党議員」として知られており、本質的にはトランプ大統領に叛旗を翻すリベラル派の議員である。表面上、彼女は「DREAM Act」に反対したが、本心では移民擁護派で、トランプ大統領の政策を憎んでいる。亡くなったジョン・マケイン上院議員も同じだが、共和党には民衆党のリベラル派に共鳴する議員がおり、土壇場で仲間を裏切る輩が意外と多い。

スキャンダルで脅された最高裁判事?

  それにしても、なぜロバーツ議員が民衆党に靡くのか? その疑問を解く鍵は、ジェフリー・エプシュタイン(Jeffrey Epstein)の帳面にある。このエプシュタインは権力者や有名人に若い娘を斡旋していたユダヤ人の仲介業者。あるいは、別嬪を揃える女衒(ぜげん)と呼んだ方がいいのかも知れない。(エプシュタインについては、以前当ブログで述べたので、「記事A」と「記事B」を参照。) 彼は未成年を娼婦にしたり、人身売買に手を染めていたので、性犯罪者として逮捕されてしまった。ところが、エプシュタインは厳しい尋問を受ける前に、勾留されていた「メトロポリタン矯正センター」で自らの命を絶ってしまったのだ。当時の報道によると、彼は留置所の部屋にあるベッドにシーツを括り付け、そこに首を吊って自殺したそうだ。

Jeffrey Epstein 6Jeffrey Epstein in jail









(左 : ジェフリー・エプシュタイン /  右 : エプシュタインが入っていた勾留所の部屋)

  しかし、この“自殺”には不審な点が多い。まず、どうして彼の部屋から相棒の囚人が別の部屋に移され、エプシュタイン独りとなったのか? しかも、部屋には監視カメラが設置され、15分おきに看守が巡回していたのだ。それなのに、エプシュタインは監視カメラと看守の目を盗んで、素早く自殺した。これじゃあ、誰でも眉を顰めるじゃないか。案の定、NYランゴーン・メディカル・センターでディレクターを務めるマルク・シーゲル(Marc Siegel)医師が疑問を呈した。彼もエプシュタインの自殺方法に疑問を抱き、鬱病の囚人を一人きりにして閉じ込めるなんて尋常じゃない、と述べていた。しかも、収容されていた勾留所で自殺したのは、過去にルイス・トゥラというギャングくらい。実に40年ぶりだった、という。

Deborah Jeane Palfrey 002(左  / デボラ・ジェイン・パルフレイ )
  こうした訳だから、エプシュタインの「自殺」は「口封じ」じゃないのか、と疑う人がいてもおかしくはない。エプシュタインの被害者を代表する弁護士のスペンサー・キューヴィン(Spencer Kuvin)は、誰かに殺されたんじゃないか、と睨んでいる。なぜなら、エプシュタインの顧客は大物ばかりなので、犯罪組織が顧客と秘密を守るために、告白(ゲロ)しそうな囚人を早めに始末することもあるからだ。確かに、アメリカでは「他殺」に思える「自殺」が少なくない。例えば、「パワー・エリート(ワシントンD.C.のお偉方)」を相手に、高級娼婦を派遣していたデボラ・ジェイン・パルフレイ(Deborah Jeane Palfrey)は、「D. C. マダム」と呼ばれた売春業者であった。ところが、彼女は突然の自殺を遂げる。2008年、彼女はフロリダ州タンパにある母親の実家で死体となって発見されたという。("D.C. Madam is found dead, appearently in a suicide", The New York Times, May 2, 2008.)

  一応、彼女は家族に宛てた文章をノートに書き記していた。でも、詳しい事は公表されていない。形式上、彼女は首吊り自殺となっているが、誰かに遺書をしたためるよう強要された後、自殺を強要されたという可能性もある。例えば、「お前が自殺しないなら、お前だけじゃなく、母親と妹も一緒に殺すぞ !」と脅せば、観念したデボラが自殺を選ぶことだっあるだろう。アメリカにはマフィアお抱えのヒットマンや金で依頼を受けるプロの殺し屋がいるから、綺麗な“後始末”だって結構ある。

  とにかく、エプシュタインの売春業は、高位高官の有力者を顧客とし、様々な人物にコネを広げていた。彼はボーイング727のプライベート・ジェットを所有し、この旅客機にお客様を乗せてニューヨークやフロリダにある「パラダイス」へ連れて行ったそうだ。エプシュタインは顧客名簿を作っており、その中には英国のアンドリュー王子や元英国首相のトニー・ブレア、元ニューヨーク市長のマイケル・ブルムバーグ、「ヴァージン・グループ」の総帥リチャード・ブランソン、FOXテレビの会長であるリチャード・マードック、男優のダスティン・ホフマン、元合衆国大統領のビル・クリントンに加え、現大統領のドナルド・トランプの名前まであったという。(Paul Lewis and Jon Swaine, "Jeffrey Epstein : Inside the decade of scandal entangling Prince Andrew", The Guardian, 10 January 2015.)

John Roberts 11











(赤で囲まれた部分/ 「ジョン・ロバーツ」という名前が記された飛行記録  /  2010年2月10日「G-1159」機)


  そして、刮目すべきは、エプシュタインが記録したフライト・メモの中に、「ジョン・ロバーツ(John Roberts)」という名前があったことだ。しかし、この人物が最高裁判事の「ジョン・ロバーツ」と同一人物なのかは定かではない。ありふれた名前なので、別の人物という可能性もある。それでも、ロバーツ判事に対する疑惑は拭えまい。トランプ陣営で頑張るリン・ウッド弁護士は、10月21日のツイッターで、「この“ジョン・ロバーツ”なる人物は、最高裁首席判事のジョン・ロバーツなのか?」との疑問を投げかけている。つまり、ウッド弁護士はロバーツが民衆党側に何らかの弱みや証拠を握られており、それをネタにされて脅されているんじゃないか、と思っているのだ。もし、バイデン陣営が不貞現場の写真やエロ動画のデータを持っていれば、それを予めロバーツ判事にチラつかせ、「トランプが最高裁で争う場合になったら宜しくね ! あなたも今の地位と名誉を失いたくないでしょ !」と囁けばいい。真っ青になって震える判事は、厭でも要求に従うだろう。

John Roberts 002











(赤で囲まれた部分 / 「ジョン・ロバーツ」という名前が記載された飛行記録  /  2010年3月10日「G-1159」機)

  諜報組織に詳しいフィリップ・ジラルディー(Philip Giraldi)によれば、エプシュタインがイスラエルのスパイだった可能性は高い。(ジラルディー氏は「カウンター・テロリズム」を専門とする元CIAスペシャリストで、トルコ、ドイツ、イタリア、スペインなどで勤務した経験のある軍事情報員でもある。Philip Giraldi, "Was Epstein an Israeli Spy?", American Herald August, July 10, 2019.を参照。) 不思議なことに、エプシュタインはオーストリアのパスポートを持っていた。本物か偽物なのか判らぬが、その旅券には彼の実名と写真があったという。なぜ「オーストリア旅券なのか?」と言えば、それは諜報活動をする者にとって非常に便利な通行証であるからだ。オーストリアは中立国だし、ヴィザ無しで色々な場所に行ける点がいい。

  エプシュタインはギレーヌ・マクスウェル(Ghislaine Maxwell)と組んで売春業を営んでいたが、彼女の家族を知れば、イスラエルとの繋がりが見えてくる。また、彼の元パトロンはユダヤ人大富豪のレスリー・ワクスナー(Leslie Waxner)だ。しかも、エプシュタインを助ける守護天使は、有名な辣腕弁護士のアラン・ダーショウッツュ(Alan Dershowitz)とパーム・ビーチの州検事であるバリー・クリシャー(Barry Krischer)ときている。(二人とも相当な権力を持つユダヤ人で、イスラエルとの関係が深い。)

Leslie Waxner 2Alan Dershowitz 1Barry Krischer 1








(左 : レスリー・ワクスナー  / 中央 : アラン・ダーショウッツュ  /  右 : バリー・クリシャー )

  とりわけ、エプシュタンと組むギレーヌの父親が凄い。彼女の父親は英国のメディア王として有名なロバート・マクスウェル(Robert Maxwell)だ。「シャン・ルドヴック・ハイマン・ベニアミン・ホッチ(Jan Ludvik  Hyman Binyamin Hoch)」というのがマクスウェルの本名で、この大富豪は戦前、ナチスの迫害を逃れて英国にやって来たチェコスロヴァキア出身のユダヤ人。彼が「モサド(Mossad / イスラエルの諜報機関)」の協力者かエージェントであった可能性は濃厚だ。しかし1991年、マクセルは自身が所有するヨット、「Lady Ghislaine」に乗って航海に出ると、そのまま消息不明になってしまった。しばらくしてから、彼は遺体となって大西洋に浮いており、それを発見されて死亡が確認されたという。報道によれば、ヨットから落ちて死亡したそうだ。でも、本当のところは分からない。(もしかすると「暗殺」かも知れないぞ。) ただし、彼の遺体がイェルサレムで埋葬されたのは確かだ。やはり、ブリテンという異国じゃなく、心の祖国たるイスラエルで永眠に就いた方がいい。もしかすると、モサドのエージェントであったから、本国で鄭重に葬儀が行われたのかも・・・。

Prince Andrew & Giuffre Roberts 12121Ghislaine Maxwell & Jeffrey Epstein 1Robert Maxwell 01








(左 : アンドリュー王子とヴァージニア・ロバーツとギレーヌ・マクスウェル  / 中央 : ギレーヌ・マクスウェルとエプシュタイン  /  右 : ロバート・マクスウェル )

  イスラエルは歐米の有力者をハニー・シラップに掛けて利用する。ユダヤ人の工作員と協力者は、色仕掛けで仲間にしたり、脅迫を用いて協力者に仕立てる。もしかすると、エプシュタインはイスラエルのスパイで、ハニー・トラップの現場監督だったのかも知れない。とすれば、彼が顧客のベッド・シーンを盗撮していた可能性は高いし、馴染みの顧客に頼んで別の大物を紹介してもらった可能性もある。何しろ、昵懇の顧客には英国のアンドリュー王子がいたくらいだ。この馬鹿王子はヴァージニア・ロバーツ(Virginia Roberts)嬢との「交際」を暴露され、公の席で赤っ恥をかいた。したがって、まだバレていない顧客は「いつ露呈するのか?」と戦々恐々だろう。もし、ロバーツ判事が「ロリータ・エクスプレス」の乗客で、若い娘との「自由恋愛」を楽しんでいたら一大スキャンダルになるだろう。(「ロリータ・エクスプレス<Loita Express>」とは、エプシュタインの自家用ジェット機についた渾名。)

Lin Wood 1( 左 /  リン・ウッド)
  それにしても、リン・ウッド弁護士は、なぜツイッターでロバーツ判事の名を挙げたのか? もしかすると、ある種の圧力を掛けるつもりだったのかも知れない。つまり、「あんたは連中に脅されているんじゃないか?」と言いたい訳だ。民衆党の裏組織は、激戦州の裁判官や州知事だけではなく、連邦最高裁の判事までも仲間に引きずり込もうとしたのだろう。とすれば、トランプ包囲網は壮大である。日本人は裁判官を「公平中立」で「正義の味方」と思いがちだが、大半の判事は左翼思想の持ち主か、ピンク色に染まった「なんちゃってリベラル」、あるいは党派性が強いイデオローグだ。そうでなければ、世間の評判を気にする風見鶏か、名声だけを求める俗人といった程度。こんな具合だから、州の裁判所でトランプ陣営が負けても不思議じゃない。

  これは筆者の勝手な推測なんだけど、もしかしたら、トランプ大統領は裁判所での逆転劇じゃなく、国家叛逆罪を用いて悪党どもを倒すつもりなんじゃないか。(場合によっては、ソフトな戒厳令も有り得る。) なぜなら、自分の運命を他人に預けるのは愚かな行為であるからだ。だいたい、裁判官は明らかな物的証拠じゃないと頷かないし、多少の不正を嗅ぎ取っても安全な解釈で逃げ切ろうとする。そうじゃなければ、格好を付けたがるインテリにすぎない。賢者は他人に頼らず、自らの力だけを信じる。目の前の損得で寝返る裁判官なんか、端っから信用できない。悪党が跋扈するニューヨークやフロリダで、狡猾な連中を相手にビジネスを行っていたトランプ大統領だ。悪い奴らの行動には慣れている。彼は自分が支配できる軍隊と諜報組織をフル活用して、バイデン陣営を壊滅させるつもりなのかも知れない。アメリカの陸海空軍やDIA、NSA、FBIなどは巨大な組織である。いくら民衆党でもその全部を掌握できまい。だから、トランプ大統領は自分に忠実な部下を選び、バイデンの悪事を暴こうとするはずだ。フランクフルトで押収したサーバーと、拘束したCIAの関係者をどうしたのか分からないが、トランプ大統領にとっては重要な「切り札(トランプ)」となっている。笑い事じゃないけど、トランプが「トランプ・カード」で勝つなんて御洒落(おしゃれ)じゃないか。




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