支那人の卑史 朝鮮人の痴史 教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 [ 黒木 頼景 ]
支那人の卑史 朝鮮人の痴史 教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 [ 黒木 頼景 ]

ジョージア州での犯罪現場
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(左 : ジョージア州にある集計所での不正行為  /  右 : 法廷闘争を繰り広げるジュリアーニ弁護士)

  今回の大統領選挙に関し、トランプ陣営は投票様式や集計作業などに不正があったと訴えている。しかし、アメリカの主流メディアは「そんなのは言いがかりだ ! だいいち、不正の証拠があるのか !」と一喝し、トランプ大統領の弁護団やその支持者が何を叫んでも無視。日本の大手マスコミも米国の左派メディアに従い、「トランプ陣営は根拠無き主張を言い続けています」と繰り返す。違法な郵便投票を訴えるルディー・ジュリアーニ弁護士や、ドミニオン投票機のカラクリを暴くシドニー・パウェル弁護士は、「悪あがき」をするトランプ大統領に仕えるピエロみたいだ。

  ところが、今週、ジョージア州で“とんでもない”映像が飛び出してきた。何と、集計作業をする職員の「不正行為」が鮮明に映っていたのだ。場所はジョージア州のフルトン郡にある「State Farm Arena」という集計作業所。夜10時30分、ある女性職員が「今日の作業はこれまで。後は明日の朝よ !」と述べたので、他の職員は部屋を後にし、皆が帰宅する。(その前には、仕掛人達が「水道管の破裂」を口実に、一般職員を作業部屋から退避させたそうだ。) しかし、皆が居なくなった部屋には、四人の民衆党系職員が残っていた。彼らは他の作業員が居なくなったのを確認すると、「深夜の内職」を始めることにした。彼らはテーブルの下に隠していたスーツケースを引っ張ると、その中から投票用紙を取り出し、何回も機械に読み取らせてバイデン票を増やしていたのだ。

Ruby Freeman 004Ruby Freeman 1







(左 : 不正集計を始める四人の職員   /  右 : ルビー・フリーマン )

  部屋に監視カメラが設置されていたとは知らずに、四人の下手人は“内職”に励んでいた。しかし、この犯罪は間もなく明るみに出る。映像を発見した共和党員は、さっそく紫のTシャツを着ている女性を調べ、人物の特定に成功した。彼女のTシャツには「Lady Ruby」というプリントがあり、財布には「LaRuby」という文字が印刷されていたので、これが手掛かりとなり、彼女の名前が「ルビー・フリーマン(Ruby Freeman)」であることが判った。(Jim Hoft, "CROOKED GEORGIA ELECTIONS SUPERVISER Filmed Pulling Out Suitcases of Ballots from Beneath Table Is IDENTIFIED", Gateway Pundit, December 4, 2020.)

Ruby Freeman & daughter 03Wandrea Moss 0043









(左 : 赤丸の人物がルビーの娘ワンドレア   /  右 : 人物確定されたワンドレア・モス )

  ところが、驚くのはこれだけじゃなかった。このルビー・フリーマンの上司は、何と彼女の娘であったのだ。動画に映っていた“金髪の女性”というのは、髪を金色に染めた黒人で、その名札には「ワンドレア・モス(Wandrea Moss)」と記されていた。もう、呆れてしまうが、親子で不正に手を染めていたという訳だ。ルビーは投票日前、自身のSNSで「私の娘が監督官になったのよぉ !!」とはしゃいでいた。事件の真相を知ったアメリカ国民は、「まさか、不正行為の指導員だなんて・・・」と驚く。さすがに、彼女のフォロアーでも予想していなかったはずだ。

Ruby Freeman 007( 左 / 逮捕された時のルビー・フリーマン )
  本来なら、娘が不正をしようと謀れば、それを咎めるのが母親の務めだろう。ところが、ルビーは娘と一緒になって一生懸命「不正操作」に加担していたんだから、もう天を仰ぐしかない。フリーマン親子のような連中には、倫理道徳の説教なんて無駄である。でも、これは“しょうがない”のかも知れない。なぜなら、母親のルビーは過去に小切手詐欺をはたらき、警察に“お縄”となっていたのだ。まぁ、こんな前科者だから、同じ投票用紙を何回も機械に読み取らせ、バイデンの票を「水増し」させても平気なんだろう。("Georgia Poll Worker Ruby Freeman Runs Same Ballots Through Tabbulation Machine Multiple Times", News Finale, December 4, 2020.)

  こうした犯罪者親子には厳しい処罰が必要なんだけど、ジョージア州のブラッド・ラフェンスペルガー(Brad Raffensperger)州務長官にも責任はある。この衝撃映像はトランプ陣営にボランティアとして参加したジャッキー・ピック(Jackie Pick)弁護士によって説明された。すると、司法委員会に出席していた共和党のブレイク・ティレリィー(Blake Tillery)州上院議員が、「どうして、このビデオを公開するのに1ヶ月もかかったんですか? 州務長官のオィスに持っていって見せれば良かったじゃないか?」と尋ねた。ピック氏は多くの人々から質問を受けたので、その全てに対応することができなかったという。

Jackie Pick, lawyerBlake Tillery 2Elena Parent, Georgia state senator








(左 :  ジャッキー・ピック / 中央 : ブレイク・ティレリィー  / 右 : エレナ・ペアレント )

   この委員会に参加した議員の一人であ、民衆党のエレナ・ペアレント(Elena Parent)州上院議員が、ピック弁護士に尋ねた。「どうして何週間も前から暴露されているのに、それを州務長官のオフィスに持っていかなかったの?」、と。すると、ピック氏は議員を見つめ、「オフィスの人達はそれを観ていなかったんです !」と答えた。(Lauren Souther, "Trump team present alleged voter fraud in Georgia", FYN News, December 3, 2020.)
おそらく、ラフェンペルガー州務長官と彼の部下は、その録画映像を知っていたんだろうが、“あえて”観なかったか、“わざと”無視したんじゃないか? もし、11月の初めに証拠映像を話題にしてしまうと、八百長選挙の信憑性が高まり、「他の激戦州でも似たような犯罪があるんじゃないか?!」と国民が騒いでしまうので、そうなったらブライアン・ケンプ知事と州務長官は“困った事”になる。もし、不正投票の捜査がドミニオン社にまで及べば、支那からの賄賂が追及され、FBIや司法省の「ガサ入れ」が強行されるかも知れないのだ。だから、彼らは共和党員であっても、民衆党側に協力したのだろう。

Melissa Carone 002( 左 / メリッサ・カローネ )
  集計作業における違法行為は、ミシガン州でも取りだたされ、ドミニオン社に勤めていたメリッサ・カローネ(Melissa Carone)さんも、同僚が同じ投票用紙を何回も集計マシーンかけ、バイデン票の水増しを行っている現場を目撃したそうだ。そこで彼女は事の次第を上司に訴えたが、「見ない振り」や「黙認」がドミニオン社のルールであったらしい。こうした不正を暴露したカローネ氏は、周囲から非難され、再就職もままならず、SNSでも被害に遭い、生活が滅茶苦茶にされたそうだ。こんな惨状を他の職員が見れば、「告発なんてやめておこう。自分の生活が一番 !」と考えても不思議じゃない。日本でも内部告発が少ないのは、職場の上司や同僚からの“報復”が怖いからだ。所詮、「社会正義」なんて「一文の得」にもならない。

共和党の集会は「空虚」でも有効」だ

  今回の大統領選挙を目にした人の中で、「不正投票や票の水増しは無かった」と述べる人は少数だろう。反トランプの民衆党員ならともかく、常識的なアメリカ人や日本人なら首を捻り、「ちゃんと調べた方がいいんじゃないか?」と言うはずだ。しかし、今回のクーデタに対し、FBIのクリストファー・レイ(Christopher Wray)長官や司法省のウィリアム・バー(William Barr)長官は、不思議なくらい不正捜査に“及び腰”で、むしろ“拒絶感”の方が強かった。本来なら、バー長官が積極的に陣頭指揮を執り、「本当に票の不正操作や水増しがなかったのか?」という点を調べるべきだろう。それなのに、バー長官は乗り気じゃなく、「選挙への干渉になるから」との理由で腰が重くなっていた。

William Barr 666Christopher Wray 112







(左 : ウィリアム・バー  /  右 : クリストファー・レイ)

  しかし、バー長官の消極的な姿勢は、選挙介入への慎重さだけじゃないだろう。何しろ、彼の華麗なる経歴を見れば、「別の意図があるんじゃないか?」と思えてくる。彼にとって、トランプ政権での司法長官就任は二度目だ。最初の就任(1991年~1993年)はジョージ・H・W・ブッシュ政権の時だった。司法長官を退任後、バー氏は通信会社の「GTE Corporation」に天下りする。彼はここの副社長になっていた。それよりも特筆すべきは、彼が大手法律事務所の「カーク& エリス(Kirk and Ellis)」で顧問になっていたことだ。この法律事務所には過去、様々な大物が所属しており、日本人でも「あっ!」と驚く人物が勤めていた。例えば、保守派の有名判事だったロバート・ボーク(Robert Bork)とか、独立検察官となったケネス・スター(Kenneth Starr)、連邦最高裁判事となったブレット・カヴァノー(Brett Kavanaugh)、ネオコンとして有名なジョン・ボルトン(John Bolton)、トランプ政権で労働長官を務めるアレクサンダー・アコスタ(Alexander Acosta)などが在籍していたのだ。

William Kennard 2(左 / ウィリアム・ケナード )
  この「カーク&エリス」は、「ステイプル・ストリート・キャピタル社(Staple Street Capital / SSC)」が「ドミニオン社」を買収する際、両者の仲介業者となっていた。しかし、問題なのは、ここがUSB證券から4億ドルの融資を得ていたことである。このUBS證券には「UBSグループ」の資金が入っているが、支那の資本も注入されており、「北京国翔資産管理有限公司」とか「中国建銀投資」、「国家開発投資公司」などが株主になっている。2018年7月16日、「SSC」は「ドミニオン社」を買収するが、この投資顧問会社には注目すべき人物が在籍していた。それは、ウィリアム・ケナード(William E. Kennard)だ。彼はクリントン政権の時代に連邦コミュニケーション委員会の議長を務め、オバマ政権で米国EU大使を務めていた。さらに、このエリート官僚は、ジョン・ケリー国務長官の下で、「外政アドヴァイザー会議」のメンバーにもなっていたが、民間企業での経歴もなかなか凄い。公職に就く前は有名な「カーライル・グループ」の経営責任者で、政権を離れた後は、「ステイプル・ストリート・キャピタル社」の重役になっていた。要するに、彼は金融・投資業界に精通した民衆党のインサイダーというわけ。ただし、ケナードは裏で支那人とも太いパイプを持っていたから、政界における重要人物なのは確かだ。

  まだ確固たる証拠は無いが、ドミニオン社と民衆党は様々なルートで支那人と繋がってるのかも知れない。たぶん、トランプ陣営は前々から、不正選挙の背後に北京政府が潜んでいる、と睨んでいたはずだ。マイケル・フリン(Michael Flynn)陸軍中将とトマス・マッケニー(Thomas McInerney)空軍中将は、ドミニオン社やスマートマティック社を調べた事で、選挙結果の不正に北京政府が絡んでいる、と確信しているようだ。おそらく、事件の裏には支那人工作員の策略や間接的なチャイナ・マネーの流入があるんじゃないか。だから、ペンシルヴァニア州やミシガン州、ウィスコンシン州などで、トランプ弁護団が苦戦するんだろう。ジュリアーニ弁護士やリン・ウッド弁護士は、たとえ不審な人物や怪しい行為を発見しても、それらを調査する警察権力を持っていないから、有力な物的証拠を集めることはできない。せいぜい、彼らが提示できる「証拠」といったら、「郵便投票の消印が改竄された」とか、「投票所で民衆党系の職員が“いかがわしい”行動をした」という目撃証言くらいだ。

  こうした状況が分かっていないと、YouTube番組で展開されるトランプ批判には反論できない。例えば、『アメリカ通信』(2020年12月1日放送)で地政学や戦略論を披露する奥山真司は、ペンシルヴァニア州の裁判所で詭弁を弄するルドルフ・ジュリアーニの二枚舌を指摘していた。たぶん、奥山氏は米国の左翼メディアが流した情報を参照したのだろう。彼はジュリアーニが法廷で選挙詐欺の話を否定しておきながら、裁判所の外に出ると選挙詐欺を叫んでいた、と批判する。確かに、ニューヨークタイムズ紙の記事を読めば、ジュリアーニが裁判官の前で「これは詐欺のケースではない」と語っていたのが分かる。(Lisa Lerner, "Giuliani in Public : It's a Fraud, Giuliani in Court : This Is Not A Fraud Case", The New York Times, November 18, 2020.)   

  筆者はジュリアーニ弁護士が裁判所で何を言ったのか、その全てを聞いていないので明確な判断を述べる事はできないが、ジュリアーニの苦悩は分かる。なぜなら、現在の彼には司法次官時代に持っていた権能が無いからだ。(ジュリアーニ氏はレーガン政権時代、司法省の次官に就任し、その後はニューヨーク州で検事となった。) 警察組織のバックアップが無いのに、物的証拠となる監視映像とか容疑者の自白を得るなんてアクロバットの曲藝に近い。だから、マシュー・ブラン(Matthew W. Brann)判事の前で「詐欺事件だ」とは言えなかったはずだ。奥山氏は共和党員が集まる公聴会を単なるイベントのように捉え、具体的な証拠も無いのに大勢で騒いでいるだけ、と斬り捨てる。奥山氏はジュリアーニの場外演説を「支持者へのリップサービス」と考え、熱狂しているトランプ支持者は法廷での劣勢を分かっていないんだ、と言いたいんだろう。だからこそ、彼は横にいる和田憲治に同調し、ジュリアーニは所詮、儲けを目的とする弁護士だから、実質的な勝利が無くても聴衆を盛り上げることに長けている、と評しているんじゃないか。ただし、ジュリアーニの演技だけは素晴らしい、と褒めていた。

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(左 : ルドルフ・ジュリアーニ弁護士  / 右 : リン・ウッド弁護士 )

  奥山氏はトランプ陣営の戦術に気づいていないようだ。確かに、ペンシルヴァニア州の裁判所で勝つことはできなかったが、それは最初から“織り込み済み”で、本命は連邦最高裁判所での訴訟である。奥山氏もこの点に言及していたが、説得力のある証拠は出せないんじゃないか、と怪しんでいた。しかし、これは実際に連邦最高裁で闘争が始まらないと分からない。もしかすると、ジュリアーニやリン・ウッド弁護士には何らかの切り札があるのかも知れないし、トランプ大統領が「まだ提出するんじゃない」と禁じているのかも知れないのだ。

  そもそも、トランプ大統領は選挙前、どのような作戦を練っていたのか? 奥山氏は解説しなかったが、トランプ陣営は州裁判所で苦戦することを最初から分かっていたはずだ。なぜなら、少なくとも二年前からトランプ大統領は不正選挙を予想していたから、個人的に信用できる弁護士や裁判官らと密談していたはずである。もしかすると、合衆国憲法に焦点を絞り、開票作業における違憲行為を問題にするのかも知れないぞ。奥山氏は裁判での苦戦を日本の視聴者に知らせたいんだろうが、筆者はあの「虚しい空騒ぎ」を高く評価している。なぜなら、トランプ大統領は今回のクーデタに対して強硬な手段に出る可能性があるからだ。共和政体の制度を利用して悪事をはたらく叛逆者と北京政府を相手にしている訳だから、非常手段に訴える際、アメリカ国民の支持、少なくとも共和党員の熱烈な支持がなくてはならない。一般国民だって、今回の世論操作や偏向報道にはウンザリしているし、トランプ支持者は主流メティアに不満を募らせている。トランプ陣営がこうした国民を焚きつけ、味方にしようとするのは当然じゃないか。奥山氏は本当に戦略論を学んだのか? 実際の政治は生々しく感情的で、大学の教室で習う政治論とは違うのだ。

トランプ大統領から離れていった友人

  もう一つ、奥山氏が語ったことについて批判したいのは、彼がクリス・クリスティー(Christopher James Christie)元ニュー・ジャージー州知事と大口献金者のシェルドン・アデルソン(Sheldon Adelson)について言及したことである。

  法律家でロビイストであったクリスティー元知事は、ジュリアーニが法廷でどんな事を話したのかを知っていたから、ABCの政治トーク番組である「This Week」に出演した時、ジュリアーニの失態を説明し、「これは全米規模の恥さらし(national embarrassment)」と酷評した。クリスティー氏は一応、民衆党側の論客に対抗する「共和党側のコメンテーター」として登場したが、彼はトランプ陣営に恨みを抱く共和党員である。奥山氏によれば、「トランプ大統領は自分中心主義だから、次々と仲間が離れて行く」そうだが、クリスティー氏が離れていったのはトランプ大統領が直接の原因ではない。なるほど、クリスティー元知事は2016年の大統領選挙おいてトランプ氏を支え、トランプ当選に貢献した功労者である。

Charles Kushner 22( 左 / チャールズ・クシュナー )
  だが、クリスティー元知事と大統領の娘婿であるジャレッド・クシュナー(Jared Kushner)とは犬猿の仲であった。なぜなら、2005年、ジャレッドの父親であるチャールズ・クシュナー(Charles Kushner)は、脱税や違法献金、セックス・ワーカーへの謝礼金といった罪で逮捕され、有罪判決を受けや、そのまま刑務所へとぶち込まれてしまったのだ。この件に関しては以前、当ブログで紹介したから、ここでは述べない。(過去記事A記事Bを参照。) 注目すべきは、悪事を重ねていたチャールズを訴追したのが、当時、ニュージャージー州で検事を務めていたクリスティー氏であったことだ。それゆえ、クリスティー氏はジャレッドにとって父親の敵であり、不倶戴天の敵であった。

  それでも、クリスティー氏は共和党の有力者であったから、選挙中、ジャレッドはジッと堪えて黙っていたのだ。だが、ようやく義父のトランプが当選した。もうジャレッドには遠慮する理由は無い。彼は積年の怨みを晴らすことにした。次期大統領となったトランプ氏は、早速、政権移行チームを編成し、閣僚の人事を決めることにした。ニコニコ顔のクリスティーは当然、何らかの閣僚ポストを期待していたはずだ。トランプ大統領だって彼に何らかの“恩賞”を与えるつもりだった。ところが、娘婿のジャレッドが猛反対。「あいつを外してくれ」と懇願する。さすがに、家族の頼みだかし、クシュナー親子の事情も知っていたから、トランプ大統領も無碍には断れない。結局、不本意であったが、トランプ大統領はクリスティー氏を移行チームから外すことにした。(Emily Stewart, "Why Chris Christie and Jared Kushner hate each other so much", Vox, February 1, 2019.)

Jared Kushner 5Chris Christie 8







(左 :  トランプ大統領の背後に控えるジャレッド・クシュナー  / 右 : クリス・クリスティー )

  クリスティー元知事はこの仕打ちを受けて大激怒。もう火山の大噴火のように憤慨し、「あの小僧め !!」と喚き散らした。選挙中から権力の蜜を堪能しようと心待ちにしていたのに、あのユダ公(ジャレッド)が邪魔したのだ。せっかく描いた夢なのに、それが単なる「夢」で終わってしまうなんて、どうしても赦せない。それ以来、クリスティー氏は心の中で「あの忌々しいガキめ ! いまに思い知らせてやる !」と誓った。彼は事あるごとにトランプ大統領を批判する“復讐の鬼”と化したのだ。奥山氏はこうした裏事情を隠していたので、彼の視聴者は表面的な事象しか知らされず、単に「トランプ大統領って我が儘だから、友人が離れてしまうのかぁ~」と思ってしまう。もちろん、ABCテレビはこの事情を百も承知だ。とりわけ、「This Week」の制作者と司会のジョージ・ステフアノポロスは狡猾だから、意図的にクリスティー氏を登用した。彼らは「不偏不党」を装ってクリスティーに意見を求め、この負け犬にトランプ批判をさせていたのである。いゃ~、何とも悪質な台本だ。

Sheldon Adelson 5(左  / トランプ大統領に献金したカジノ王シェルドン・アデルソン )
  奥山氏は「友人が離れて行く」大統領の性格を説明する時、元横綱の貴花田を譬えにしていたが、この比較は次元が違う。確かに、大口献金者のアデルソンは熱心な支援者かも知れないが、彼の目的はイスラエルの国益を守ることであり、トランプの当選は二の次、三の次、女房の次だ。アメリカ系ユダヤ人の居住地が、いくらアメリカでも、“心の祖国”はいつもイスラエルである。したがって、異教徒に大金をくれてやる時には、その家畜がどれくらい「祖国」に貢献できるか、をじっくり測ってから銭を渡す。(過去記事C過去記事Dを参照。) 同胞のハイム・サバン(Haim Saban)も変わりなく、大金をヒラリー・クリントンに流したのはイスラエルのためだ。このユダヤ人はアメリカ国民の幸せなんか考えない。奥山氏はアデルソンの思想や素性を述べず、このカジノ業者を「気前の良い友人」としか紹介しなかった。これでは左翼メディアと同じじゃないか。奥山氏はニューヨークタイムズ紙の記事やABCテレビの論調を薄めて、日本の視聴者に飲み込ませることがたまにある。アメリカの事情を知らない日本人は奥山氏を信頼し、「へぇ~、そうなんだ。さすが、奥山先生凄いなぁ~」と思ってしまう。

  筆者は奥山氏が意図的に視聴者を誘導しているとは思わない。ただ、今回の大統領選挙に関する彼の分析や判断は稚拙である。一応、「戦略家」を自認しているなら、トランプ陣営とバイデン陣営の戦略を考え、一般視聴者に解説すべきだろう。今回の大統領選挙はある意味、日本の言論人を選別するのに役立っているのかも知れない。上念司や渡瀬裕哉の論評は酷かった。いずれ筆者の感想を述べたいが、先月から彼らの言論を追跡しているので、ここ数日とても気分が悪い。

 

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