支那人の卑史 朝鮮人の痴史 教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 [ 黒木 頼景 ]
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操り人形が大統領になった衝撃

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  疑惑と不正にまみれたアメリカ大統領選挙が、ようやく1月20日で決着がついた。奇妙な投票機械のお陰で史上最高の8千万票を獲得したジョー・バイデンは、最も不人気な大統領になるべく就任式に臨んだ。こんなボケ老人がアメリカの国家元首となるんだから、名誉を重んずる軍人は天を仰ぎたくなるだろう。何しろ、最高司令官となる人物が痴呆症で、ホワイトハウスが養老院になってしまうんだから、バイデンには介護師の補佐官が必要になる。情けないけど、毎朝、この大統領がする事は、自分が何処に居るのかの確認で、ジル夫人が「女房」であると分かって安心する事なんだから。

  これは筆者の個人的な意見になるんだが、選挙前、トランプ大統領はレーガン大統領のような再選を果たすんじゃないかと、予想していた。1984年の大統領選挙において、ロナルド・レーガン大統領は、民衆党のウォルター・モンデール元副大統領に対して地滑り的勝利を摑んだことは伝説となっている。今では信じられないけど、モンデール候補が選挙人を獲得できたのは、彼の地元であるミネソタ州と首都のワシントンD.Cだけであった。奇蹟みたいな話に聞こえてくるが、共和党のレーガンは民衆党の牙城である青いカルフォルニア州とニューヨーク州をも赤色に染めることができたのである。もし、今回の選挙における実際の集票データが復元されれば、トランプ大統領がほとんどの州を赤く染めたことが明らかになるだろう。

  それにしても、去年の選挙でジョー・バイデンが選挙人を300以上獲得したなんて、中高年のアメリカ人には信じられない。本当に「クーデタ」と呼んでもいいくらいだ。なぜなら、バイデンは1988年の大統領選挙に向けて出馬を表明したが、この上院議員は予備選の段階で脱落し、上位候補にもなれなかったからである。当時、上院議員のアルバート・ゴアやポール・サイモン、牧師のジェシー・ジャクソンらが有力候補とされたが、最終的に代表になったのは、マサチューセッツの左翼知事であるマイク・デュカキスだ。「サンダーバード」に出てくる人形みたいなギリシア人が、当て馬として民衆党の指名を獲得し、ジョージ・H・W・ブッシュの対抗馬となったけど、所詮エスタブリッシュメントの敵じゃなかった。バイデンも同じで、この上院議員は最初から泡沫候補で、せいぜい野次馬ていど。本命は上院議員のゲイリー・ハートであったが、ドナ・ライス嬢との恋愛スキャンダルが発覚し、非難囂々で失脚する破目に。当時、二人の写真がマスコミで取り沙汰されたけど、後にこのスキャンダルは仕組まれたセッティングであることが明らかとなった。

  筆者はバイデンが対抗馬となった時、「これじゃ、トランプに勝てないだろう」と密かに思っていたが、開票作業が進み、例の「バイデン・ジャンプ」が露呈すると、「あっ、ベヴ・ハリスの懸念が浮上した !」と驚いた事がある。以前、当ブログで不正選挙に関する『Vanity Fair』の記事を紹介したが、その中にはベヴ・ハリス(Bev Harris)の取材が載っていた。彼女はジョージ・W・ブッシ対アル・ゴアの大統領選挙で「不正」が行われていた、と報じたが、主流メディアは大々的に宣伝することはなかった。しかし、これに興味を持ったハリスは2002年頃から調査を始めていて、D.R.E.(電子投票システム / Direct-Recording Election voting systems)に疑惑を持つようになったらしい。(Michael Shayerson, "Hack the Vote", Vanity Fair, April 2004,  p.160) 

  タッチ・スクリーン方式の電子投票機器に関しては、フリーランス・ジャーナリストのリン・ランデス(Lynn Landes)も疑念を持っていたらしく、独自の調査報告を書いていた。ハリスは幾つかの州で行われた選挙に関し、確信に近い疑惑を抱いていたという。例えば、激戦州となったジョージア州は全ての投票機器をD.R.E.に替えた最初の州で、2002年にはこの様式で上院選挙が行われた。民衆党からはマックス・クリーランド(Max Cleland)が出馬し、共和党の対抗馬はサクスビー・チャンブリス(Saxby Chambliss)であったが、クリーランドの方が5ポイント差で優位であった。しかし、結果は7ポイントの差を以てチャンブリスの勝利。2002年、コロラド州では州の上院議員選挙が行われ、共和党の現職議員であるウェイン・アラード(Wayne Allard)が民衆党のトム・ストリックランド(Tom Strickland)と接戦を繰り広げていた。しかし、アラードが5%の差を付けてストリックランドを打ち破ったという。まぁ、選挙の行方はしばしば予想と異なるから、一概に「不正」が行われたとは言えないが、何となく“奇妙”な結果に終わることも少なくない。

Max Cleland 1Saxby Chambliss 01Wayne Allard 1Tom Strickland 1






(左:  マックス・クリーランド  / サクスビー・チャンブリス  / ウェイン・アラード  /  右 : トム・ストリックランド)

  ところが、2020年の大統領選挙は「疑惑」どころか、明らかな「不正」で真っ黒だった。違法な郵便投票や偽の投票用紙ばかりではなく、電子投票システムによる票の改竄、開票作業における人的不正もあったし、不正を調べるはずのFBIや司法省は明らかな不正が浮かび上がってきても知らん顔。頼りの裁判所も機能せず、選挙に介入したくない裁判官がいる一方で、民衆党の側に立っている裁判官がウジャウジャいた。テーミスが持つ正義の天秤には、真実しか乗っていないはずだが、アメリカの天秤にはこっそりと青い錘(おもり)が乗っていたので、最初から話にならない。連邦最高裁も“いかがわしさ”の宝庫で、首席判事のジョン・ロバーツは何らかの弱みを握られているのか、最初から訴えを退けるつもりだったという。リン・ウッド弁護士はある人物から貰った証拠を握っていたようで、ロバーツ判事の養子にまつわるスキャンダルを匂わせていた。

  1月6日に起きた連邦議事堂事変は民衆党による策略であったが、バイデン陣営とタッグを組む主流マスコミは、一斉に「トランプ支持者による蛮行」と叫び、左翼分子の横暴をトランプ大統領になすりつけた。CNNのジェイド・サッカー(Jade Sacker)は、議事堂に乱入したジョン・サリヴァン(John Sullivan)とグルで、彼女はサリヴァンを「トランプ支持者」のように見せかけていた。CNNのゲイ・アンカーであるアンダーソン・クーパー(Anderson Cooper)は、自身の番組でこの二人を紹介していたが、何と、サリヴァンはトランプ支持者ではなく、反トランプを標榜する「アンティファ」の極左分子であったのだ。でも、CNNは世論操作の常習犯。たとえ嘘でも「真実」として報道する。そもそも、最高責任者のジェフ・ザッカー(Jeffrey A. Zucker)自身が偽情報や印象操作を指示していたんだから、政治プロハガンダ放送局であることは誰の目にも明らかだ。

John Sullivan 1Jade Sacker 3Anderson Cooper 1







(左 : ジョン・サリヴァン  / 中央 : ジェイド・サッカー / 右 : アンダーソン・クーパー )

  さらに刮目すべきは、大手通信会社(Big Tech)による「トランプ封じ」の大キャンペーンである。通常、企業経営者は「お客様の側」に立って便宜を図るが、これらの巨大企業は一般客をそっちのけで言論統制を実行し、トランプ大統領と支持者の言論を圧殺した。それゆえ、ビッグ・テックの株価は下落し、株主は大激怒。例えば、各社の損益は以下の通り。

  Apple社           516億ドル
  Amazon          344億ドル
  Google            280億ドル
  Facebook        340億ドル
  Twitter               50億ドル

  もう、ビックリしてしまうが、これ程の損失を出してもトランプを蹴り落とそうとするんだから、大富豪どもの執念は凄まじい。「何が何でもトランプを抹殺せよ!」という気迫が感じられる。ナンシー・ペロシもよほどトランプが恐ろしかったのか、退任間際の大統領を弾劾せよと叫んでいた。本当に上院は退任したトランプを弾劾するのか?

自信を失った西歐系アメリカ人

  ジョセフ・バイデンの大統領就任は、陰鬱で悲惨なバラク・オバマ時代への逆行である。赤い黒人が白亜館の主人となって、保守派の白人は愕然としたが、今度は痴呆老人が操り人形となって最高行政官になってしまった。まともなアメリカ人は、「いくらなんでも・・・」と悲惨な表情を浮かべるが、民衆を代表する連邦議員は、首都ワシントンの沼にドップリと漬かっているから、庶民の気持ちなんて判らない。ある者は支那人やユダヤ人に買収され、別の者は「長いモノに巻かれろ」という態度で反トランプ勢力となっていた。たとえ不正に気づいた者でも、マスコミを敵に廻したくないから、「ダンマリを決め込んだ方が悧巧」とばかりに沈黙を貫き通す。「触らぬ神に祟り無し」という考えだ。

  大衆社会となったアメリカでは、どんな犯罪があろうが、主流マスコミが無視すれば、それは“存在”せず、“陰謀論者”の“戯言(たわごと)”になってしまう。まだ健全な倫理・道徳観が残っている日本人にしたら、「バイデン票なんて盗品じゃないか !」と吐き捨ててしまうが、雑多な民族で構成されるアメリカでは、「根拠無き訴え」として却下。これはアメリカの格闘技試合とかオリンピック競技を考えてみれば分かる。たとえ、選手が薬物を使って競技に臨んでも、ドーピング検査で陰性になれば「無罪」となるし、検査係が買収されていれば、最初から問題は無い。よく優勝やメダルを手にした選手が、他人の尿を差し出してドーピング検査を逃れようとするが、放尿を確認する立会人が意図的に「よそ見」をすれば、この不正は黙認されるし、たとえ本人の尿を採取しても、検査する前に別の検体とすり替えてしまえば「陰性」だ。金メダリストの栄光を欲しい者が、大金を積んで検査に引っ掛からない薬を入手し、同時に検査係を買収すれば、それで問題無くOK。そもそも、オリンピック自体が利権団体の商売と化しているので、悪党が銭を渡して栄誉を盗んでもおかしくはない。

  それにしても、どうしてアメリカでは不正が「当たり前」となってしまったのか? その答えは色々あるけど、一つだけ言うなら、国家の構成員が劇的に変わってしまったから、という点である。アメリカでは第20世紀の初頭から多くの非西歐系移民が増え出し、それを規制する法律が制定されたけど、左翼勢力によって悉く撤廃されてしまった。例えば、第二次世界大戦が終わると1924年法が骨抜きにされ、ユダヤ難民だけじゃなく、排除されていた支那人も移民できるようになってしまった。さらに、悲惨なベトナム戦争が起こると、インドシナからベトナム人や支那人の難民が押し寄せてしまい、アメリカ国内は“てんやわんや”だ。

  これまた泣きっ面に蜂というか、最後の鉄槌というか、1965年に民族別の移民規制が撤廃されて、南米からも移民がゾロゾロと入り込んできた。そのうえ、第21世紀になるとイスラム教徒の移民まで激増したんだから、もうアメリカは有色人種の楽園だ。しかし、こんな異邦人は何年経っても異邦人のままで、たとえアメリカ国籍を取っても、建国の父祖を敬うアメリカ人にはならない。そもそも、彼らは現在の生活水準だけを気にする烏合の衆である。アメリカの歴史や伝統は壁に掛かった表札程度の代物だ。ジョージ・ワシントンやトマス・ジェファーソンなんて誰だか判らないし、イギリス系入植者がつくった合衆国憲法はトーラーでもコーランでもない。だいいち、支那人やアラブ人、アフリカ人、メキシコ人にとって、100年以上も前に死んだ白人なんか赤の他人だ。有色人種の「アメリカ国民」にとって、西歐世界に連なるアメリカ史は「外国史」に過ぎない。

  我々が目にする現在のアメリカは、古き良き時代のアメリカじゃない。例えば、カルフォルニア州とかニューヨーク州といった都市部は、多文化・多民族教育でコミュニティーが破壊され、不気味なエイリアンが跋扈する雑居ビル、といったところだ。現在のアメリカ人、とりわけ保守派の白人で愛国心を持つ高齢者に対し、「バイデン政権は合法的な手続きで誕生しましたか?」、あるいは「今のアメリカは昔と比べて良くなりましたか?」、「あなたは心の底から現在のアメリカを自慢することができますか?」と訊いてみればいい。彼らは顔を歪めながら、曖昧な言葉で答えるだろう。いくら「駄目な国」と思っていても、日本人に対して本音を吐くことはないから。

Joseph Pittau 1(左  /  ヨゼフ・ピタウ神父)
  こうしたアメリカを観ていると、ヨゼフ・ピタウ(Giuseppe Pittau)神父の言葉を思い出す。ピタウ神父は上智大学の学長になったイエズス会士で、2014年に天へ昇ってしまったから、恩恵を受けた筆者としてはたいへん哀しい。ピタウ神父は卓越した司祭で、来日したヨハネ・パウロ2世に気に入られ、異例な命令を受けて1981年に一旦ヴァチカンへ招聘されるが、ローマで枢機卿になったピタウ神父は再び日本に戻ってきた。彼はサルディニア島出身のイタリア人であったが、イエズス会の宣教師として日本へ赴任となり、近代日本の政治史、特に明治維新などを学んだ外人教授としても知られている。ただし、とても気の毒なことであるが、ピタウ神父は東京大学で日本の政治史を勉強されてしまい、その指導教官が何と、あの丸山眞男であったという。ピタウ神父は共産主義の脅威を警告し、フランクフルト学派のアントニオ・グラムシなんかには大反対だった。しかし、来日して「先生」と仰いだ教師が、日本の学会で幅を利かすフランクフルト学派の大御所なんだから、本当に不運としか言い様がない。

  こうした不幸に見舞われたピタウ神父であったが、丸山教授から推薦状を貰い、更なる研鑽を積むため、米国のハーヴァード大学に留学した。ピタウ神父が留学した頃のアメリカは、まだ幸せな社会のままであった。ケネディー時代に遭遇したピタウ神父によれば、バーヴァードの若い学生は理想に燃えており、自分の限界を知りながらも高邁な理念を掲げていたそうだ。そして、傲慢なようだが、自分達が世界に対して大きな責任を有している、という自負心を持っていた。1960年代初頭のアメリカでは、まだWASP的意識が残っていたようで、イタリア人のカトリック信徒であったピタウ神父は、格下の「マイノリティー」扱いであったらしい。しかし、意外と現地の人々は温かく、初めて会った人でも分け隔て無く接してくれたという。ピタウ神父は当時の様子を次のように語っている。

  ・・・その時代、アメリカという国は神様であるというほどではないにせよ、望むなら、何でもできるという風潮があった。まだ人種問題もそれほど表面化していなかったし、ベトナム戦争の悲劇も体験していなかったので、すべてに楽観的だった。自分たちの国は紙から選ばれた国である、という自信にあふれていた。
  初めて会ったアメリカ人からよくこうきかされたものだった。
 「どうですか、アメリカは世界でいちばんいい国じゃないですか」
  こちらはなんとも答えられないので、
 「いや、そうですね・・・・」
 とか適当に言うしかない。
 60年代には、アメリカ人自身の口から、そういう自信にみちた言葉が自然に出ていたし、それを私たちも別に抵抗なく聞くことができた。ところが、十年後、70年代にアメリカに行ったときには、すべてが暗く見えるようになっていたのに驚いた。
          (ヨゼフ・ピタウ 『ニッポン人への熱い手紙』 日本リクルートセンター、昭和57年、 pp.115-116.)

  アメリカに住んだことがある知識人や駐在員がこうした回顧録を読めば、「確かに、そんな時代だったよなぁ~」と頷くだろう。フルブライト留学生として米国へ渡った小室直樹や竹村健一も、アメリカ人の豊かさに驚き、アメリカでの生活を懐かしんでいた。特に、貧乏学生であった小室先生の話は面白く、機会があれば当ブログで紹介したい。そういえば、渡部昇一先生も客員教授としてアメリカの大学で教えたことがあり、まだ健全な頃のアメリカについて随筆を書いていた。

  ところが、第21世紀のアメリカでは、1960年代の社会は「異国の昔話」となっている。かつて「アングロ・アメリカ」と呼ばれていた共和国は、異民族の流入で中東アジアかラテン・アメリカのようになってしまった。西歐系の青少年は学校で多文化教育を施され、人種平等や人権思想を植え込まれている。コロンビア大学なんてフランクフルト学派の牙城となってしまい、まるでステロイドで強化された東大か京大の如き様相を呈している。ここで学んだバリー・ソエトロ(バラク・オバマ)は、黒人特有の恨みを抱きながら、凄まじい文化破壊型のマルキストになっていた。学問的業績が全く無くても、「黒人」という理由で「ハーヴァード・ロー・レヴュー」の編集長になれたオバマは、更に進んでユダヤ人の下僕となり、大富豪の手引きで合衆国大統領にまでなれた。この黒人と組んだバイデンは、不人気でも投票機と闇組織のお陰で悲願の大統領になれた。もう、保守派のアメリカ人は泣きたくなるだろう。

white American family 3American students 1960s 002








(左 : 1950年代と60年代のアメリカ人家庭 / 右 : 1960年代のアメリカ人学生 )

  常識と信仰を持つアメリカの保守派は、バイデン大統領の誕生を嘆いているが、こうした事態を招いたのは彼ら自身の臆病さにも原因がある。まともな白人でも学歴ばかりに目を奪われ、学校教育の内容には興味が無かったから、自分の息子や娘が何を植え付けられていたのか知らなかったのだ。人間の精神を変えてしまう左翼教育というのは本当に恐ろしい。「対岸の火事」と思っている日本人は甘いぞ。日本の学校教育も悉く左翼勢力に浸食されているから、将来、朝鮮系や支那系の総理大臣が誕生してもおかしくはない。もっと恐ろしいのは、皇族の結婚相手がアジア系となる場合だ。小室圭くらいで騒いでいる日本人は、まだ幸せな方である。

  それにしても、どうして西歐系アメリカ人の間で“これほど”リベラル思想が普及してしまったのか? それは、彼らが異常なまでに「譲歩」してしまう性格を有しているからだ。ユダヤ人やアラブ人と違い、西歐人は自分の利益を犠牲にしても他人を助けようとする。たとえ不愉快な移民や異人種の難民であっても、「可哀想」と思ってしまい、無碍に追い払う事ができない。むしろ、自ら進んで彼らを受け容れてしまい、憐れな外人に宿泊所や国籍を与え、「天使の気分」を味わいたいと欲してしまうのだ。タカリ嗜好のユダヤ人や現状転覆を狙う左翼分子は、こうした弱点を突き、自分達にとって都合のいい社会に変えようと、アメリカ社会の破壊を繰り返す。本来なら、社会的指導者となる上層中流階級の白人が、こうした侵掠に反撃を加えるはずなんだが、その彼らが洗脳教育の標的となっていたたため、左翼陣営の大勝利となってしまった。これなら、高額所得の白人や専門職の知識人が、民衆党に流れてしまうのも当然だ。

Kamala Harris 002(左  / カマラ・ハリス)
  とにかく、希望の星であったトランプが退陣し、バイデンの傀儡政権が誕生したことで、アメリカの保守派は今や壊滅状態にある。それでも、何割かのアメリカ人は諦めず、保守運動を再興しようと躍起になるが、その道はかなり厳しい。やはり、極左勢力が権力の中枢を握ってしまうと、各省庁に同志(comrad)が配置されてしまい、保守派の政権が返り咲いても組織の改革は不可能だ。今回の件で明らかとなったFBIやCIA、NSAの実態を見れば判るじゃないか。民衆党による乗っ取りは不動のものとなっている。もしかすると、バイデンは四年間の任期を全うできず、途中でカマラ・ハリスが大統領に昇格するかも・・・。となれば、アメリカの将来は絶望的である。

  国家の「没落」というのは、血なまぐさい激動よりも、静かな腐敗によってもたらされる場合が多い。あのローマ帝國だって最強の軍隊を持ちながらも徐々に衰退し、気がつくと消滅の危機に瀕していたのだ。なるほど、東ローマ帝國のコンスタンティノポリスには、ちゃんとローマ皇帝が君臨し、一応「ローマ市民」も存在した。しかし、彼らは昔ながらの「ローマ人」ではなく、大半がギリシア人やマケドニア人、あるいはオリエントの民族とか元奴隷の解放自由人であった。アメリカ合衆国はこれからも経済的に豊かになるだろう。が、その幸せはヘドロの上に建てられた蜃気楼で、いつの間にか沈み行く運命にある。今、バイデンに対して不満を述べているアメリカ人でも、やがてはインド系のカマラ・ハリス大統領を迎える日が来るだろう。そして、続々とマイノリティーの大統領が誕生し、ホワイトハウスは人種の坩堝と化す。例えば、女性初の黒人大統領とか、史上初のユダヤ系大統領、移民二世のムスリム系大統領、元難民の子孫であるヒスパニック系大統領など目白押しだ。イギリス系アメリカ人は、独り寂しく歴史の本を繙き、「昔はイギリス人が主流だったのかぁ~」と溜息をついてしまうだろう。




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