ゼニを無心する婚約者の母親

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  筆者は滅多に女性週刊誌を読まないし、たとえ読んだとしても、その記事をほとんど信じない。しかし、『女性セブン』(2021年5月6~13日号)が掲載した皇室記事だけは、何となく「本当じゃないか」と思えてくる。秋篠宮家と小室親子を取り上げた記事によれば、2017年12月、小室圭の母親である小室佳代が秋篠宮邸を訪ねた際、借金トラブルの騒動を終熄させるため、皇室で金銭的支援をしてくれないか、と頼んだそうだ。それを耳にされた紀子妃殿下は絶句され、皇太弟殿下も非常に驚き、「それはこちらにする話ではない」と断ったらしい。これは当たり前の反応だが、小室佳代は畏れをなして萎縮するどころか、「紀子様は癇癪持ちでいらっしゃる」と言い放ったそうだ。

  もちろん、この記事は誰だか判らぬ「宮内庁関係者」による話を基にしているから、全部を鵜呑みにできない。が、あのオバはんなら言い出しかねない“お願い”である。小室親子は如何にも胡散臭く、佳代の夫や舅の自殺、姑の不審死、交際していた彫金師の素性、400万円を貸した婚約者との揉め事、遺族年金の詐取疑惑など、目眩がするゴシップを聞いてしまうと、一般の日本国民は「いったい、この女性は何者なんだ?」と訊きたくなる。だから、日本国民の多くは『女性セブン』の記事を疑いながらも、それを全否定できず、「たぶん、本当なんじゃないか?」と信じてしまうだろう。第一、こんなオバはんが眞子内親王殿下の「義母」となり、あの小室圭が悠仁親王殿下の「義兄」になるなんて、まさしく悪夢だ。穏健な国民でも溜息をついてしまい、「いくらなんでも・・・」と嘆いてしまうだろう。

大使夫人の「顔」を公表しないマスコミ

  「結婚相手は慎重に選ぶべし」というのは人生の教訓だ。一般人は自動車や住宅を購入する時なら、結構じっくりと考えるが、ある種の人々は軽率に結婚相手を決めてしまう気質がある。「愛は盲目(Love is blind.)」と言うが、20年か50年くらい共に暮らす異性なんだから、一時的な情熱だけで結婚してしまうのは危険だ。

  つい最近、南鮮で興味深い事件が起きた。報道によると、駐韓ベルギー大使夫人がソウルにある衣料品店に赴き、服を試着したが購入せず、そのまま店を去ったそうだ。ところが、朝鮮人の店員は「万引きされた」と勘違いし、店を出た大使夫人を呼び止め、店内で尋問したらしい。しかし、それが濡れ衣であることが判ってしまい、容疑者となった夫人は大激怒。頭に血が上った夫人は口論の末、店員の頬を激しくビンタした。この遣り取りの様子は監視カメラに録画され、冤罪騒動が持ち上がると、テレビやインターネットで流された。

  確かに、鮮人の店員が大使夫人を「泥棒」と間違えたことは非難されてもしょうがない。しかし、大使夫人の行動には「えっ!!」と驚くものがある。彼女は店内で白いズボンを試着したのだが、履いている靴を脱がずに、そのまま試着しようとしたのだ。これには日本人もビックリ。いくら客とはいえ、購入しない服を“あんな風”に試着するなんて非常識だ。しかも、万引犯と間違われた時、大使夫人はとても昂奮しており、店員と激しく言い争っていた。防犯カメラの映像では、大使夫人の顔がボカされていたが、どうしてもヨーロッパ人には見えなかった。勘のいい日本人なら、「この夫人、ベルギー人しゃなくて、アジア人かも・・」と推測したはずだ。

  その通り。AFPによれば、大使夫人は支那系で、名前は「相雪秋(Xiang Xueqiu)」というらしい。(「駐韓ベルギー大使夫人が店員に暴行、夫が謝罪」 AFPBB News 2021年4月23日) 事件が大袈裟になったことで、夫であるピーター・レスクイエ(Peter Lescouhier)大使は謝罪したそうだが、夫人は「脳卒中」とやらで入院したという。もちろん、彼女は警察の取り調べに協力すると言っているが、何となくマスコミから「逃亡」するためというか、「雲隠れ」のために病院へ向かったとしか考えられない。

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(左 : 頬をビンタされた店員   /  右 : 顔にモザイクが掛かっている大使夫人 )

  ここで気になるのは、どの主要メディアも夫人の顔写真を掲載していないことである。なぜ、思いっきりビンタをした夫人の正体を隠すのか? 事件前、彼女は「大使夫人」として、色々な場所に出ていたから、多くの南鮮人が夫人の顔を知っていたはず。いまさら隠す必要があるのか? もしかすると、彼女が「支那人」であるから、主要メディアの制作者が「マズい !」と考え、「特別配慮」で写真を公表しなかったのかも。なぜなら、ベルギーや他の西歐諸国では、犯罪者や容疑者がアフリカ人とかアジア人だと、顔や名前を伏せる傾向があるからだ。もし、大使夫人がフラマン系かゲルマン系の白人だったら、遠慮なく彼女の写真を公開していただろう。不思議なことに、日本のマスコミも、なぜか夫人の顔写真を公表せず、三面記事の「韓国ニュース」扱いたった。

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(左 : ピーター・レスクイエ   / 右 :  「相雪秋 / Xiang Xueqiu」 )

  筆者はたまたま「相雪秋」の写真を入手できたけど、一般の日本人だと難しく、単なる海外ニュースとして聞き流してしまうだろう。でも、日本人が録画映像を目にすれば、誰だって夫人がベルギー人じゃないと判る。ああいった激しい口調で相手を罵るのは、朝鮮人か支那人と相場が決まっている。しかも、靴を履いたまま試着するなんて、まともな西歐婦人じゃ出来ない。他人の目を気にせず、我がまま放題に蛮行(or 無礼)を実践するのは支那人の特徴である。レスクイエ大使がオランダ人かデンマーク人を妻にしていたら、あんな事件は起きなかったはずだ。

  もう一つ考えさせられるのは、もしレスクイエ夫人が「日本人」であった場合、「南鮮国民はどう反応したのか?」という点だ。 もちろん、「日系日本人」の大使夫人ならそんなことはしないけど、もしこれが「朝鮮系日本人」や「支那系日本人」なら有り得る。そして、これは日本人と朝鮮人にとっても、厄介な問題となる。

  日本人に恨みを抱く南鮮国民は、いつもの如く鼻水を垂らしての激昂状態となるし、昂奮した民衆は日本大使館の前で抗議行動だ。たぶん、「日本人による暴行は赦せない ! 韓国人への侮辱だぞ ! 傲慢な日本人め、土下座しろ ! 謝罪するまで帰国させないぞ !」と大暴動に発展するだろう。一方、日本人の方も憤慨し、「そもそも、あの大使夫人は日本人じゃないだろう ! 彼女は支那系(または朝鮮系)じゃないか ! 日本人ならあんな事はしないぞ !」と反撥する可能性は充分にある。今回の事件を耳にしたベルギー人だって、心の底で反論し、「そもそも、あの夫人は支那人じゃないか ! 我々ベルギー人と一緒にするな ! だいたい、なんでレスクイエはあんな女と結婚したんだ?!」と呟くんじゃないか。歐米諸国では多民族主義が花盛りだけど、異人種との共存は幻想に過ぎない。具体的な事件が起きると人々は「冷酷な現実」に目覚める。

黒人と交際したプリンス

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(左  : グレイス・ケリー  /  右 : レーニエ3世と家族 )

  異人種と結びついたことで失敗した西歐人は少なくない。米国の上院議員であるミッチ・マコーネルは支那人を娶ってダーク・サイドへ転落した。モナコ公国のプリンス・アルベール(Prince Albert)も異人種との交際で“ヘマ”を犯した。君主のアルベール2世は世界的にも有名で、レーニエ3世(Rainier II)とグレイス・ケリー(Grace Kelly)との子息だ。しかし、その行動は貴族に相応しいものではなかった。この君主は2011年、元競泳選手のシャルレーヌ・ウィットストック(Charlene L. Wittstock)嬢と結婚し、娘のガブリエラ(Gabriella)と後継者になるジャック(Jacques)という双子をもうけたが、その背中には恥ずかしい過去を背負っている。(註 : シャルレーヌは南アフリカ出身のオリンピック選手だった。)

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(左  : 元水泳選手のシャルレーヌ・ウィットストック  /   右 : ジャックとカブリエラと一緒のシャルレーヌ)

  独身時代、アルベール2世は二人の子供(庶子)をもうけていた。一番目の交際相手は、ウェイトレスのタマラ・ロトロ(Tamara Rotolo)というアメリカ人女性だ。彼女は女の子を身籠もり、1992年にジャズミン・グレイス・グリマルディ(Jazmin Grace Grimaldi)を出産する。当初、アルベール2世は父親であることを否認したが、後のDNA検査で「実父」と判明し、彼女の父親であることを認めた。しかし、それでもアルベールの女癖は止まず、彼はフランス航空(Air France)のスチュワーデスを務めるニコール・コステ(Nicole Coste)と肉体関係を結んでしまうのだ。モナコ国民は大きな声で非難しなかったが、ニコールはトーゴ(Togo)出身の黒人女性。令和の高校生は「トーゴー」と聞いてもピンとこないが、トーゴはガーナとベニンの間にある小さな共和国。ここは元フランス領で、エウェ族やカビエ族、コトコリ族が主流国民となっていても、公用語はフランス語となっている。

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(左 :  タマラ・ロトロとアルベール  / 中央 : アルベールと娘のジャズミン  /  右 : 結婚したアルベールとシャルレーヌ )

  一般的に、ヨーロッパ人は有色人種との混血を大々的に毛嫌いしないが、心の底では「なるべく避けるもの」と思っている。しかし、どの君主国にもバカ殿やバカ王子がいるもので、アルベール2世も下半身がだらしなく、モナコ公国の次期君主になると解っているのに、黒人とセックスして子供を作ってしまったのだ。2003年、未婚のニコールは「アレクサンドル(Éric Alexandre Stéphane Tossoukpé)」という男の子を出産した。そして、DNA検査によりアルベールが「実父」と判明。当時、アルベールは愛人との息子をマスコミにすっぱ抜かれ、カンカンになって怒っていたが、暴露記事が世界中に拡散し、DNA検査の結果も公表されたので、最終的に親子関係を認めざるを得なかった。アレクサンドルを抱いているアルベールの写真も大衆紙に掲載されたから、プリンス・アルベールは反論できず、満座の席で笑われることに・・・。たぶん、国民の大半も呆れたんじゃないか。体面を気にする公爵家の親族は大激怒だろう。何しろ、あのニコールはとても自慢できるような女性じゃないから

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(左 : ニコール・コステ  / 中央 : ニコールとアレクサンドル  /  右 : 息子のアレクサンドルを抱くアルベール )

  君主政というのは民衆と王室との赤い紐帯(crimson thread)で成り立っている。もし、それが切れたり、あるいは揺らいだりすると、安定した存続は難しい。これは勝手な想像なんだけど、もし、遊び相手のニコールが正式な結婚を経て「モナコ公国のプリンセス」になったら、モナコのヨーロッパ系国民はこの黒人公妃を歓迎するのか? もちろん、グレイス・ケリーのように熱烈なる歓迎はないだろうが、ある程度の支援がないとアルベール2世の面子が立たない。しかし、「国民の支持」というのは「国民感情」だから、建前の人種平等や多民族主義で「世論の支持」を捏造するの無理。やはり、「自然な歓迎」じゃないと本当の民意じゃない。実際、モナコ国民が庶子のアレクサンドルと双子のジャックを見比べた場合、どちらを「後継者」に相応しいと考えるのか? グリマルディ公爵の夫人や子供達は様々なイベントに顔を見せるが、そこでの歓迎ぶりとか黄色い声援で“どれくらい”の支持があるのかが判る。北アフリカ系の国民ならニコールとアレクサンドルを心から歓迎するだろうが、ヨーロッパ系の国民だと熱烈な歓迎は期待できない。中には「なんだよぉ~、あの黒人女は・・・チェッ !」とソッポを向く国民がいるかも知れないぞ。

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(左 :  母親のシャルレーヌ・ウィットストック /  右 : ジャックとガブリエラ)

  とにかく、ロイヤル・ファミリーの成員は、国民に歓迎される結婚相手を見つけなければならない。アルベール2世は危機寸前のところで思いとどまり、まともな白人女性と結婚できた。それに比べたら甥のピエール・カシラギ(Pierre Rainier Stefano Casiraghi)の方がよっぽど賢い。彼の母親はレーニエ3世の長女であるカロライン(Caroline, Princess of Hanover)で、アルベール2世はから見れば、ピエールは姉の息子である。ちなみに、カロラインは二番目の夫であるステファノ・カシラギと離婚し、ハノーヴァー家の当主であるブルンズウィック公爵アーネスト・アウグスト(Duke of Brunswick Ernest August, Prince of Hanover)と再婚した。

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(左 : ピエール・カシラギ  / 中央 : ベアトリス・ボロメロ /  右 : 結婚した二人)

    グレイス・ケリーの血を引くハンサム青年となったピエールは、イタリア人モデルでジャーナリストも兼任するベアトリス・ボロメロ(Beatrice Borromeo Arse Taverna)と結婚した。彼女は爵位を持たないが、イタリア貴族のボロメロ家の子孫だから、モナコのロイヤル・ファミリーには相応しい女性である。普通のヨーロッパ人からすれば、いくら有名モデルや映画女優でも、黒人のプリンセスじゃ厭だ。ピエールとベアトリスの間には長男のステァノ(Stefano)と次男のフランチェスコ(Francesco)が生まれている。一般国民はこの愛らしいプリンスを目にして大喜び。やはり、同じ種族のロイヤル・ファミリーじゃないと素直に喜べない。モナコの民衆はピエールが上流階級の美しい女性を娶ったことに安心したんじゃないか。もし、彼女がモロッコ人とかギニア人じゃ憂鬱になるよねぇ~。

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( 左 : フランチェスコ / 中央 : ピエールとフランチェスコ  / 右 : ベアトリスとステァノ)

  外国でも色々な人種・民族問題があるけれど、我が国の皇室は最も危ない状況にある。旧皇族の復帰が妨害されたまま、悠仁親王殿下だけが皇位後継者になってしまうと、何代か先には男子の継承者がいなくなる危険性が生じてくる。しかも、殿下のお妃になる女性を探すのは難しく、もし、殿下に恋人が出来たとしても、その女性が“曰く附き”の女性であれば、「小室問題」と同じくなってしまうだろう。それに、“まとも”で上品な日系人女性は皇室へ嫁ぐことを厭がり、必ず躊躇(ためらい)や恐怖心を抱くから、悠仁親王殿下を敬遠する可能性は高い。そうなれば、皇太子殿下の晩婚化は現実的だ。焦る殿下には悪魔が近づく。積極的に近寄ってく同級生や意図的に好意を示す女性、あるいは何らかの野心を隠しながら色目を使う娘が、殿下のお妃候補になってしまう可能性は非常に高い。

  保守派言論人でも口にしないけど、もし朝鮮系や支那系の女性が皇太子妃になったら、一般国民はどう反応するのか? 帰化鮮人2世の孫娘といか、帰化支那人1世の娘なら、「生まれながらの日本国民」であるから、国籍条項などは関係ない。また、朝鮮人の親を持つ日鮮混血児とか、イスラム教徒の女性が恋人になった場合、国民や宮内庁は反対できるのか? 現在の日本で血統や宗教を理由に恋人を別れさせたり、結婚を禁止することはなかなか難しく、それを断行した場合、左翼分子が「民族差別だ ! 宗教差別だ !」と騒ぎ立てるに違いない。左翼知識人や大手マスコミは、日本に駐在する左翼白人のジャーナリストを嗾(けしか)けて、「差別大国の日本」を大々的に宣伝するだろう。

  こうなれば、政治家もあからさまな反対はできない。左翼は正義や倫理を持ち出して皇室を破壊しようと目論む。もし、これが成功すると、皇室伝統は内部から崩壊するだろう。文化破壊型のマルキストは、「民族」とか「差別」という呪文で政敵を倒そうとするから恐ろしい。現在のアメリカで猖獗を極めている「BLM運動」や「キャンセル・カルチャー」を見れば解るじゃないか。日本人は思想戦や謀略工作に弱いから、譲歩に譲歩を重ねてゆくうちに、気がつくと負けていた、という結果になりかねない。皇室撲滅にナイフやミサイルは必要なく、誹謗中傷の紙鉄砲で充分だ。皇位継承者の母親が朝鮮人とか支那人だと、いくら「y染色体」で「男系」の天皇陛下でも、何百何千ものアジア人祖先を持つ天皇になってしまう。こうなった場合、日系国民は従来の尊皇精神を持つことができるのか? 「配偶者選び」というのは誠に厄介だ。 

  

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