無敵の太陽

主要マスメディアでは解説されない政治問題・文化・社会現象などを論評する。固定観念では分からない問題を黒木頼景が明確に論ずる。

人種問題

苦境を共有できない国民 / 多民族共生の欺瞞

教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 支那人の卑史 朝鮮人の痴史
黒木 頼景
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黒人は疑われる !?

  武漢ウイルスが全世界に蔓延し、北米や歐洲でも多数の発症者や死亡者が続出して大騒ぎとなっている。確かに、ウイルスは目に見えないから、「何処で」「どのように」感染したかの判らないから不安である。山奥で修行している比丘(びく / 出家した人)なら別だけど、普通の人は毎日誰かと接触しているので、感染の危険性をなくすことはできない。したがって、感染した人は運が悪いとしか言い様がなく、無自覚のまま周りの人に移してしても、感染源の当人を責められない。休業を余儀なくされた自営業者は、今回の騒動を政府の失策として非難したいが、いまさら責めても仕方ないから、天災と思って諦めるしかないだろう。

  問題なのは、こうした国家的危機を国民が一体となって我慢できるかどうかだ。ワイドショーは所得保障の金額とか受給者の条件を云々しているが、経済恐慌が長引けば、必ずや国民の間に溜まった不満が爆発するはずだ。例えば、給付金の額が少ないとか、いつまで自粛要請を続けるのか、病院の治療体制は十分なのか、といった怒りが湧き上がってくる。日本が歐米諸国と違っているのは、比較的、国民の“同質性”が高く、一般人が理性的に行動することだ。アメリカやフランスだと、政府が外出禁止命令を出せば、それを破る国民が数多く現れてくるので、どうしても軍隊や武装警官が必要になってくる。しかし、日本だと国民が賢いせいか、自衛隊の出動はなく、自発的な自宅待機で辛抱するから凄い。歐米人はビックリするけど、同じ気風や慣習を共有する日本人には、武力による制御は不要で、却って反撥を強めてしまうので逆効果だ。

  日本人は花粉症の人が多いせいか、マスクをする人に対しての違和感が無い。しかし、歐米諸国だとマスクを着けて外出する人はほとんど居ないから、日本の光景は異様だ。もし、アメリカ人がマスクをした人間を見かければ、バイオ・テロの発生かと怪しんでしまう。ところが、今回のウイルス騒動では、さすがの歐米人も感染が恐ろしいのか、渋々ながらも装着する人が増えた。「マスクなんか無意味だし、馬鹿らしい」と思っていたアメリカ人も、マスクを着け始めたから、街中でも結構マスク姿の人が歩いている。

Aaron Thomas 1(左  / アロン・トマス)
  ところが、アメリカの黒人だと別の悩みが有るそうだ。黒人ジャーナリストのアロン・トマスは、CDC(疾病制禦センター)の勧告に従い、以前使っていたバンダナを顔に巻いて、マスク代わりにしたそうだ。そして、買い物をしようと雑貨店に入ったところ、周りからの冷たい視線を浴びてしまい、身の危険まで感じたらしい。(Aaron Thomas, "I'm a Black man living in this world. I want to say alive, but I also want to stay alive", Boston Globe, April 5, 2020.) どうやら、彼は“顔面を隠した黒人”ということで、「強盗犯」に間違われたそうだ。確かに、マスクをする慣習の無いアメリカで、白人がマスク姿の黒人を見れば、「犯罪者」と見なしても不思議じゃない。とりわけ、略奪強盗が多い都市部では、頭にフードを被った黒人なんか何となく怪しい。もし、顔を隠した黒人が入ってくれば、雑貨店のオヤジなどはレジスターの所で身構え、カウンターの下に隠したライフルを握ったりする。

  筆者も昔、ニューヨークにある「セブンイレブン」に夜遅く入ったことがあるけど、店内は黒人客ばかりで、ゾッとするような光景だった。1990年代だと、日本のコンビニと違って米国のコンビニは薄暗く、並べてある食品はどれもこれも魅力に乏しく、お金を出して買う代物じゃなかった。コンビニのドーナツなんて、砂糖まみれのスポンジみたいで、肥満になるための食品と変わりがない。店員は陽気な白人じゃなく、ほとんどが黒人かヒスパニックで、早く店から出たくなるような雰囲気。とてもコーヒーを飲みながらくつろげる場所ではない。ハリウッド映画では、朝鮮人が経営する雑貨店に、黒人のチンピラが押し入り、拳銃を向けて現金を強奪したり、店主と銃撃戦になったりと、案外リアルだ。土曜日の深夜になると、何となく嫌な予感がする。サギー・パンツの黒人なんかが入ってくると厭なもんだぞ。(「サギー・パンツsagging pantsまたは saggy pants」というのはダブダブのズボンで、ベルトのラインを下げて半尻を丸出しにするファッション。)

Black boys in Sagging PantsBlacks inAmerican city 2








(左 : 「サギー・パンツ」を穿いた黒人  / 右 : 貧しい黒人が多いゲットー地区 )

  話を戻す。テネシー州ナッシュヴィルに住むキップ・ディグズという53歳の黒人男性も、CDCのガイドラインに従い、顔にマスクを着けてウイルス感染に備えたそうだ。彼はお洒落なのか、ピンクや緑、青の色が混ざった布で顔を覆ったというが、それでも「黒人」なので、周囲の人から奇妙な目つきで見られてしまった。やはり、黒人はどの州でも不愉快な目に遭うそうで、一般人はおろか、警察官までもが、“差別”的な態度で黒人に接したそうだ。イリノイ州のウッド・リヴァーでは、医療用マスクを附けた黒人二名が、ウォルマートを出たところ、警察官に尾行されたという。しかも、この警官は二人を尾行した際、腰の拳銃に手を置いていたそうである。(Tracy Jan, "Two black men say they are kicked out of an Illinois Walmart for wearing masks. Others worry it will happen to them", The Press Democrat, April 10, 2020)

  後に、調査を受けた警察官は、店を出た二人に怪しい点があったので、職務質問しただけだ、と述べていたが、本心かどうかは判らない。まぁ、治安維持に努める警察官なら、怪しい黒人に注目するのは当然だ。黒人活動家や人権派弁護は、こうした尾行を「人種偏見だ!」と非難するが、警察官の職務質問で事件を未然に防ぐこともできるので、彼らを萎縮させるべきではない。もし、白人警官がマスコミの批判を懼れるあまり、怪しい黒人を見逃せば、兇悪な事件が増えることもある。アメリカの教養人や中流階級の白人は滅多に口にしないが、黒人やヒスパニックの連中に目を光らせる警官に感謝している。特に、白人が多い住宅地では、四六時中白人警官が巡回し、場違いなクルマを乗り回す黒人を見かけると停車させて、「何しに来た? お前はどこに住んでいるんだ? 免許証や自動車の登録証明書を見せろ!」といった要求をすることがある。もちろん、こういった職務質問は“嫌がらせ”という側面もあるが、こうした監視のお陰で「柄の悪い黒人」がうろつかないし、いかがわしい有色人種も白人地区を敬遠するから、高級住宅地の白人はパトロール警官に感謝してしまうのだ。

  色々な人種によって構成される国家では、人種ごとの共同体が形成され、種族や階級によって社会的な摩擦が起こる。アメリカは様々な人種が溶け合う「人種の坩堝(るつぼ)」と評されるが、それは学校で教えられる建前で、実際は人種で隔離された「サラダ・ボウル」みたいな社会だ。しかも、国民を内包する「坩堝」自体が溶けていたりするから、どうしようもない。シカゴやクィーンズ、ボルティモア、ワシントンD.C.といった都市部では、黒人地区やヒスパニック街、チャイナタウンが存在するから、中流階級の白人は有色人種を避けるべく、貯金をはたいて郊外に引っ越す。「チェスナットヒル」とか「チェビーチェイス」といった名前の開発地では、住民のほとんどが高額所得の白人か、知的産業や専門職に就く白人であったりする。たまに、裕福なユダヤ人とかアジア人が混ざっているけど、主流派は西歐系アメリカ人であるから、街並みはヨーロッパ風だし、清潔感もある。

Blacks in America 11black school children 8








(左 : 街中に「アート」 が溢れる黒人地区 /  右 : 黒人生徒が主流の公立学校)

  一方、黒人やヒスパニックが多いゲットー地区では、みすぼらしい家屋が軒を連ね、街角には99セント・ショップといった雑貨屋、ジャンクフードしかない大衆食堂、売春婦とシャブ中がうろつく酒場がひしめいている。街並みも醜悪で、街路地の壁には下品な色使いのイラストや卑猥な言葉が書かれているから最悪だ。道端を歩くと、汁が滲み出た生ゴミが置いてあるし、夏場の地下鉄は悪臭で満ちている。こうした地域にあるとはいえ、曲がりなりにもアメリカの公立学校だから、本来なら「アメリカン・スクール」と呼べるはずなのに、まるで「アフリカン・スクール」と見間違えるほど黒人だらけ。筆者はニューヨークにある「ジャマイカン・スクール」という公立学校を覗いたことがあるけど、校庭で遊んでいた生徒は黒人やヒスパニックだけで、まさしくジャマイカにある学校と同じだった。

  アメリカでも武漢ウイルスが拡散したが、感染者や発症者に関するデータを見ると、地域や人種によって患者の数が違っていた。ウィスコン州選出のタミー・ボールドウィン(Tammy Baldwin)上院議員と他の民衆党議員16名はCDCに対し、どのような人々が武漢ウイルスに感染し、病院でどんな治療を受けているのかを報告せよと要求した。そして、彼らが患者の性別や人種、民族に関するデータを読んでみたところ、見逃せない特徴を発見した。例えば、ミルウォーキー郡における感染者を調べてみると、大多数がアフリカ系アメリカ人であったのだ。さらに、重篤となって死亡した患者56人の内、39名が黒人であった。何となく予想はされていたが、これは見過ごせない事実である。何しろ、ミルウォーキーの人口において黒人が占める割合は約27%なのに、感染者の半数が黒人であったのだ。リベラル派の議員が眉を顰めたのも無理はない。(Mary Spicuzza, "Sen. Tammy Valdwin and others call on CDC to release demografic information on coronavirus", Milwaukee Journal Sentinel, April 8, 2020.)

Blacks in Milwaukee 1Black woman 321









(左 : ミルウォーキーに住んでいる黒人たち  /  右 : お洒落な黒人女性)

  人口割合に比べて、黒人に感染者や発症者、あるいは死亡者が多いのは、健康保険に加入していない低所得者が多く、知識不足の下層階級に加えて、合併症を引き起こす持病持ちがいるからなんだろう。だが、リベラル派の政治家にとったらアメリカの恥部に見える。衛生観念の薄い黒人だと、ウイルスに関する知識がないから、こまめに手を洗うことは無いし、不特定多数が触ったドアノブや手すりを握ってしまい、その手で顔を触ったりするから、知らず知らずのうちに感染してしまうのだ。また、黒人だとジャンクフードや冷凍食品、脂肪や糖分がてんこ盛りのスナック菓子を日頃から食べているので、どうしても肥満になりやすい。しかも、運動なんかせず、お酒をがぶ飲みするから、糖尿病や高血圧になったりするのも当然だ。もし、こうした黒人が武漢肺炎に罹れば、中年でも命を落とす危険性があるし、高齢者なら棺桶に直行でもおかしくはない。シカゴで118名の死亡者が出た時、その68%が黒人であったし、5000人の感染者を調べたら、52%が黒人であったという。でも、市の人口に占める黒人の割合は30%であったから、黒人の発症率は異常に高いと言える。(J. Edward Moreno, "Black, Latino communities suffering disproportionately from coronavirus, statistics show", The Hill, April 7, 2020.)

  アメリカというのは、人種や階級でバラバラになっているのが普通なので、日本のような「国民の絆」というものが無い。ヨーロッパも同じで、多少は同質性が高いけど、フランスやブリテン、ドイツを見れば判るように、異人種が大量に混ざっているから、国民の一体感はほとんど無く、もしあるとすればアフリカ人やアジア人が住み着かないド田舎くらいである。普段は世界市民や多文化主義を称讃するヨーロッパ人でも、武漢ウイルスが蔓延すると、支那系住民に対する「偏見」や「嫌悪」が頭をもたげてくるらしい。たぶん、日常生活では、平等主義を注入する学校教育に従い、異民族に対する嫌悪感を隠しているのだろうが、ウイルス騒動が口実になって鬱憤晴らしをしているんじゃないか。リベラル派のフランス人やイギリス人だって、本当は支那人との共存は嫌なんだから。

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(左 : フランスに住むアフリカ系移民  /  右 : ドイツに住むイスラム教徒の女性)

  容姿で分類される人種は重要で、普通の人間は似たような外見の人間に対して“より”多くの親近感を抱く。だから、ヨーロッパ人は支那人とネイティヴに対して違った反応を示してしまうのだ。もし、支那人の同級生や通行人が咳をしていれば、なるべく近寄らないようにするし、冷たい視線を注ぐだけで立ち去ろうとする。しかし、同族の国民が病気で苦しんでいれば、「だいじょうぶでいか?」と介護したくなるし、温かい言葉をかけて励まそうとする。また、政府が経済的に困っている同胞に給付金を与えようとすれば、「絶対反対」と声を上げる人は少ない。しかし、こうした受給対象者に外国人、つりわけ元兇となった支那人を含めるとなれば、異議を唱える人が出てくる。社会保障が大好きなフランス人やドイツ人でも、支那人やアラブ人、アフリカ人が税金の恩恵を受けていると、「なんで役所はあんな奴らにゼニを渡すんだ?」と不愉快になってしまう。勇気のある西歐人だと「同胞を優先しろ !」と叫ぶが、臆病な穏健派は本音を隠して表情を厳しくするだけ。でも、帰宅すれば「いいぞ ! その通り !」と拍手喝采だ。

  大学に住む左翼教授は移民社会を理想とし、文化的多様性を称讃したり、異民族との共生を奨励するが、そんな国家は「寄せ集めの雑居ビル」に過ぎない。ちょっとした不和が起これば一挙に総崩れとなる。同質性の高い共同体こそ強靱な社会で、一致団結で苦難を克服できるのだ。日本人は同種族でずっと暮らしてきたから、国家的危機の時に強かった。もし、日本が異民族で成り立つモザイク社会であったら、明治維新は成功せず、内乱が続いて分裂状態となり、西歐列強の餌食となっていただろう。また、大東亜戦争で敗北しても皇室が残ったのは、天皇陛下と臣民が同じ民族であったからだ。もし、オーストリア・ハンガリー帝国みたいに、無理矢理の民族構成なら、皇族は亡命するか虐殺されるかのどちらかだろう。もちろん、戦後の奇蹟的な復興は無いし、国内は朝鮮人や支那人の天下となっていても不思議じゃない。敗戦による苦難は日本人同士だから克服できたのだ。在日朝鮮人と一緒になって苦労するなんて冗談じゃない。

  武漢ウイルスによる不幸も、日本人同士なら何とか対処できるだろう。経済的に苦しくなった日本人を見れば、公金で援助することに異論は無い。マスクや消毒液があれば、優先的に病院へ渡すべきだろう。でも、補助金の受給者が支那人とか朝鮮人だと厭だ。彼らには祖国に帰ってもらいたい。たとえ、帰化した朝鮮人や支那人でも、日本で治療を受けたり、給付金の対象者になっていれば不愉快だ。日本人は根本のところでアジア人を嫌っており、彼らと融合することを拒んでいる。しかし、アジア人に国籍を配布したことで、日本は地理的に離れていても、肉体的にアジア大陸と繋がってしまった。出来れば、帰化した支那人の素性や移住の経緯を調べ、怪しい者から国籍を剥奪して強制送還すべきである。こうした措置を「酷い」と思う日本人は多いと思うが、国防というのは非情なもので、国家の安全保障は小学校の道徳では確保できない。国家の崩壊は外部からの攻撃よりも、内部の分裂や腐敗から起こるものである。



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「レイシスト」は入国禁止?! / 歐洲で発生する言論封鎖

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西歐諸国で非難される白人活動家

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(左 : アン・コールター  / 中央 : ローラ・イングラム /  右 : ローレン・サザーン)

  かつて、ブリテン帝国ではアングロ・サクソン系の公(民(citizen)、すなわ国王陛下の臣民(subjects)が「言論の自由」を自慢していた。広大な海外植民地を誇るこのゲルマン種族は、アジアやアフリカの野蛮国を見下し、「あいつらには表現・思想・信仰の自由や民衆参加型の代議政体が無い。こんな連中に我々が生み出した陪審員裁判なんて、いくら説明したって理解できまい!」と馬鹿にしていたものである。ところが、今やイングランド本国は第三世界の一部になってしまった。それどころか、イングランドの姉妹国であるカナダやオーストラリア、ニュージーランドでも「言論の自由」が無くなっているのだ。また、元“入植地”だったアメリカにも「言論統制」の暗雲が立ち籠(こ)め、かつての「自由」が霞む事態となっている。

  それでも、アメリカ合衆国は“まだ”マシな方だ。元宗主国のブリテン連合王国だと、巧妙で陰湿な“言論封鎖”が行われているんだから。アメリカは「腐っても鯛」といった感じで、国内にどれほど文化破壊型のマルクス主義や奇形左翼が充満しようとも、それを撥ねつけるだけの保守主義やリバータリアニズムが残っている。それゆえ、極左寄りのリベラル陣営が容易に天下を取ることはない。羨ましい限りだけど、未だに“ダイハード(die-hard)”型の闘士、つまり「お前らなんかには決して負けないぞ!」と抵抗する強者(つわもの)がいるのだ。やはり「若い国」だと、社会の根底に活力が漲り、自由を守ろうとする気概があるのかも知れない。

  ところが、ヨーロッパは凋落した旧大陸。保守派の勢いが衰え、左翼陣営に反撃できない。とりわけ、ドイツは重症だ。ナチスの過去を糾弾されて、反撥することさえ出来ない。他のヨーロッパ諸国から、ちょいと文句を言われれば、すぐ尻尾を股に挟んで、乞食よりも卑屈な態度で謝る。ドイツでリベラル派が圧倒的なのは、「男らしい気概(virtu)」を自ら放棄したからだ。たとえ軍人であっても、女々しい宦官(玉無し男)に成り下がり、「どうか、平に御慈悲を・・・」と跪く。「悪いと思っていないが、波風を立たせないために、一応、謝っておこう」と考える役人根性と同じだ。情けないけど、敗戦国民とはこんなものである。(まぁ、日本人も同じようなものだけど・・・。)

  敗戦後の日本人は、かつての豪胆さを失ったのか、屈折した精神の弱虫が多い。西歐人が白人であることを誇ると、「白人至上主義者だぁぁ~ !」と驚き、「怖い人達 !」と震え出す。戦国時代の日本人なら、足軽ていどの百姓だって、「それがどうした ?!」と言い返したことだろう。織田信長や武田信玄、上杉謙信はもとより、加藤清正や藤堂高虎なども自信満々の武将であったから、南蛮人がいくら「お国自慢」をしても卑屈になることはなかった。西歐系アメリカ人が自分たちの人種や文化を自慢したって、そんなのは手前味噌に過ぎず、アメリカ国内で彼らが何を叫ぼうが彼らの“自由”である。我々だって「日本は素晴らしい !」と気兼ねなく言えるじゃないか。正常な国民であれば、自然な気持ちで「天皇陛下、万歳 !」と言えるし、萬世一系の皇統を自慢しても不思議じゃない。どれほど支那人や朝鮮人が文句を垂れようが、そんなのお構いなしだ。在日朝鮮人や帰化支那人がギャアギャア騒ぐなら、ボロ船に詰め込んで南シナ海に流してやれ ! その方が清々する。日本人は日本国内で自分の見解を表明する自由があるのだ。

Jared Taylor 3(左  /  ジャレッド・テイラー)
  リベラル派が圧倒的なアメリカでも、それに屈せず、白人の社会を守ろうとする愛国者は存在する。そうした一人が、以前当ブログで紹介したジャレッド・テイラー(Samuel Jared Taylor)だ。(「過去記事A」「記事B」「記事C」「記事D」を参照。) 彼は西歐文明のアメリカを保続すべく、1990年代に「アメリカン・ルネサンス」という団体を設立し、アメリカの白人が堂々と「自分達のアメリカ」を口にできるよう訴えた。元々、アメリカ合衆国はブリテン島のアングル人やケルト人が創った共和国だから、社会の慣習や法律もイングランドとソックリだ。これは満洲に移住した日本人と似ていて、いくら支那大陸で暮らそうが、日本人は日本的な生き方しかできない。「支那浪人」と呼ばれた食いっぱぐれでも、基本的な考え方は、満鉄の官僚とそう変わりはなかった。まぁ、それでも野蛮な支那人と毎日接すれば、多少、荒っぽくなるだろうが、彼らだって内地人と同じく義理人情に厚いし、不正を見つければ憤る高潔な日本国民だ。「痩せても枯れても日本人」という矜持(きょうじ)が一般的であった。

  もう30年近くも活動を続けてきた甲斐あって、テイラー氏の主張に同調する人は増えてきた。CNNやABC、 PBSといった主要メディアからは「極右白人団体」と非難される「アメリカン・ルネッサンス」だが、この組織は二年に一度、ホテルなどを使って講演会や懇談会を開いている。だが、この大会だって毎回穏便に終わる訳じゃない。開催場所の前には極左のデモ隊が集まるし、嫌がらせや怒号を以て妨害しようとする。会場となったホテル側は、こうした騒動を嫌がるので、テイラー氏からの予約を断ることもあるそうだ。確かに、「良識派」を自称する左翼メディアにとったら、徐々に支持者を増やすテイラー氏は脅威で、小さくても燎原に燃え広がる炎と同じだ。何としても小火(ぼや)のうちに消し去りたい。だから、大手メディアは盛んに御用学者を動員し、「アメリカン・ルネサンス」を目の敵(かたき)にする。普段、リベラル派は「言論の自由」を擁護すると宣(のたま)うが、それは自分達の意見を押しつける時だけ。反対派は芽の内に叩き潰す。彼らは一般人を物凄い目つきで睨みつけ、「この右翼供は白人至上主義者なんだぞ ! 賛成したらお前らも同罪だ !」と脅しまくる。ところが、黒人が白人を侮蔑したり、南米人が「レコンキスタ(米国での失地奪還)」を叫んでも沈黙したまま。有色人種は「レイシストでもOK」なんておかしい。

  アメリカのみならず、ヨーロッパでも「注目の人」となったテイラー氏には、現地のナショナリスト団体から講演の依頼がドンドン舞い込んでくる。去年(2018年)、彼はリトアニアとエストニアの団体から招かれ、二つの大会で演説を行ったところ、ポーランドのナショナリスト団体が感動し、ワルシャワからも講演の依頼が来たそうだ。そこで、テイラー氏はポーランドへ渡り、招待客のみで開催される講演会に参加した。しかし、ポーランド警察はこの大会を聞きつけ、主催者に対し、「もし、ポーランドのヘイト・スピーチ法に該当したら、君が責任を取ることになるんだぞ !」と警告したそうだ。(James Kirkpatrick, "The Lamps Are Going Out All Over Europe", V Dare, March 31,2019.) ポーランドの治安当局によれば、テイラー氏は全体主義イデオロギーをまき散らす危険人物であるらしい。笑ってしまうけど、リベラル派が牛耳っている国では、左翼イデオロギーに反対する政治思想は全て「ファシズム」とか「ナチズム」になるそうだ。

  数年前、筆者は東京都内にある鮨屋でテイラー氏と雑談したことがある。彼は本当に礼儀正しく、知性と教養に満ちあふれたアメリカ人。とても全体主義者とか極右レイシストのような人物ではない。CNNに雇われた町山智浩(米国在住の朝鮮系映画評論家)は、白人の保守派が大嫌いで、明言こそ避けているが、トランプ大統領の移民政策に大反撥。彼はCNNの意向を受けたのか、BSテレ朝の情報番組でテイラー氏を取り上げ、彼にインタヴューを行い、人種偏見に満ちた頑固者のように扱っていた。が、普通の日本人がテイラー氏に直接会えば、「何かテレビのイメージと違うなぁ~。いい人じゃん !」と言うはずだ。左翼分子は「編集権」を楯に、都合のいい場面だけを繋ぎ合わせ、視聴者を騙すような人物像を作ってしまうのだ。

  テレ朝の偏向報道は有名で、ワイドショーに招く「ゲスト・コメンテーター」は“くせ者”ばかり。日本の伝統を憎む青木理(おさむ)やテレ朝社員の玉川徹、ヒステリックな精神科医の香山リカ、極左活動家の正体を隠す石坂啓(いしざか・けい)などの方が、よっぽど有害である。一般視聴者は石坂啓という漫画家について全く知らないだろうが、彼女は左翼雑誌の『週刊金曜日』や「九条の会」に関与するバリバリの左翼で、以前はテレ朝のワイドショーに度々出ていた。この石坂が「ピースボート」の支援者であるのは、辻元清美の親友だからである。支那人の血統に連なる石坂は、支那兵を攻撃した日本軍を殊さら恨んでいた。だから、講演活動では得意の漫画を活かして、慰安婦を連れ去る日本人を描き、全国各地で反日活動に勤しんでいた。(彼女は日支混血の母親を持つ。) 地上波テレビ局は、どんな基準で選んだのか判らぬコメンテイターを常に招くが、視聴者に知らせるのは表の肩書きだけ。「裏の顔」は恐ろしすぎるので意図的に隠す。素人の詐欺師だって真の目的を言わないから、プロの左翼局員が内緒にするのは当然だ。

  話を戻す。今年(2019年)、テイラー氏はスウェーデンのストックホルムで開かれた「スキャンザ・フォーラム(Scandza Forum)」でスピーチを行う予定であった。しかし、彼はスイスのチューリッヒ空港で旅客機を乗り換えようとしたとき、治安当局からシェンゲン条約国に入ることは許されない、と告げられたそうだ。これは、テイラー氏を「危険人物」と見なしたポーラント政府の差し金であった。つまり、人種にまつわる「ヘイト・スピーチ」を繰り返すテイラー氏は、ポーランドを含む全ヨーロッパにとって“治安上の問題”となるらしい。こんなのは、聞いただけでも馬鹿らしく思える。ところが、ポーランドの治安当局者の目には、YouTubeで番組を流したり、啓蒙書を出版するテイラー氏が「脅威」と映るのだ。じゃあ、彼は自爆テロを計画するテロリストや白人女性を狙う強姦魔と同じ類いなのか? ドイツやスウェーデンの政府は、見るからに怪しい経済難民や不法移民、過激派ムスリムを受け容れているけど、これらの外人は「脅威」じゃないのか? もう呆れて愚痴すら言えないが、温厚な白人紳士のテイラー氏が「入国禁止」なんて、頭がどうかしている。ポーランドだって移民や難民の流入に反対しているじゃないか。

「入国禁止」を宣言される「右翼活動家」

Richard Spencer 1(左  /  リチャード・スペンサー)
  結局、「入国禁止の危険人物」という烙印を押されたテイラー氏は、2021年までヨーロッパに渡航できないそうだ。(Casey Michel, "Europe bans one of America's most prominent white supremacists", Think Progress, March 21, 2019.) しかし、「入国禁止」のブラックリストに載ったのはテイラー氏だけじゃない。「オルターナティヴ・ライト(新右翼)」で話題となったリチャード・スペンサー(Richard Spencer)も、ポーランド政府の要請でヨーロッパに渡航することが出来なくなってしまった。2014年、彼が主催する「ナショナル・ポリシー研究所(National Plicy Institute)」が、ハンガリーのブタペストで「ヨーロッパ会議」を開こうとしたら、オルバン首相の政府が動き出し、ハンガリー警察が会場となるホテルに圧力を掛け、キャンセルするよう命じたそうだ。驚いたことに、「ヨーロッパ会議」を組織したアメリカ人関係者の一人は、何の容疑も無しに空港で拘束されてしまった。彼は頑固に抵抗したが、虚しく強制送還されたらしい。それでも、各国から続々と参加者がブタペストに集まった。スペンサー氏は国境で拘束されたものの、何とか切り抜け、ハンガリーに入国することができたそうだ。

Greg Johnson 1(左  /  グレッグ・ジョンソン)
  東歐諸国のナショナリスト・アレルギーは酷いけど、もっと唖然とするのは北歐諸国だ。保守派サイト「カウンター・カレンツ(Counter Currents)」を運営するグレッグ・ジョンソン博士(Greg Johnson, PhD.)は、保守派団体が主催するシンポジウムに参加すべく、ノルウェーに向かったところ、2019年11月1日、ノルウェー警察の治安当局(PST / Politiets sikkerhetstjeneste)に拘束されてしまった。PSTのマーティン・ベルンセン報道官によれば、ジョンソン博士は極右イデオロギーをまき散らす要注意人物であるらしく、暴力沙汰を引き起こしかねない危険性を孕んでいるそうだ。(Peter Stubley, "US, white sipremacist arrested hours before far-right conference in Norway", The Independent, 3 November 2019.)  歐米の主要メディアは極左やピンク・リベラルには甘いが、保守派やナショナリストには手厳しい。というより、「敵意を剥(む)き出しにしている」と言った方がよいだろう。テレビ局と裏で繋がる“仲間”だと、如何なる思想の持ち主でもOKだ。たとえ、マルキスト学者でも爆弾テロの前科を持つ活動家でも、はたまた暴力を厭わないブラック・パンサー、ヘイト・スピーチを当然と行うムスリム過激派、西歐社会を憎む極左ユダヤ人といった輩(やから)でも、“知的な文化人”と紹介するんだから、開いた口が塞がらない。

  リベラル思想に汚染されたノルウェーやスウェーデンは、もう治療の施しようがないほどの重症患者。もし、愛国的なデイン人やスウェーデン人が、北方種族の保存や繁栄を主張したり、スカンジナヴィア住民の利益を優先すれば、即「白人至上主義者」のレッテルを貼られてしまうのだ。たとえ、「白人女性をムスリムの強姦魔から守ろう !」と呼びかけても同様の烙印が押されてしまい、マスコミからは「ネオナチ」とか「極右分子」と罵られる。普通の日本人には理解できないが、いつからノルウェー人やスウェーデン人は「非白人」となったのか? 日本でも知られているグレタ・ガルボ(Greta Garbo)とイングリッド・バーグマン(Ingrid Bergman)はスウェーデン出身の女優だし、最近の人気役者だとマリン・アッカーマン(Malin Akerman)やレベッカ・ファーガソン(Rebecca Ferguson)が目に浮かぶ。スウェーデン男優のマックス・フォン・シドー(Max von Sydow)やドルフ・ラングレン(Dolph Lungren)もスウェーデン生まれだし、「ABBA」は税金が高いスウェーデンから逃げ出したミュージシャンとしても有名だ。

Greta Garbo 4Malin Akerman 4Rebecca Ferguson 3







(左 : グレタ・ガルボ   / 中央 : マリン・アッカーマン   /  右 : レベッカ・ファーガソン )

  確か、日独共同制作のアニメ番組、『小さなバイキング』に出ていたビッケは、北歐系の白人で、ヴァイキングの子供だったけど、現在のスカンジナヴィア半島では「消滅間際の珍獣」に属している。ちなみに、人気漫画『ワン・ピース』の作者、尾田栄一郎先生は、このアニメを観ていたそうで、同作品を参考にして海賊のキャラクターを考えたそうだ。子供の頃、筆者も子供の頃、毎回楽しみに観ていたので、今でも懐かしい。現在、NHKでは幸村誠の『ヴィンランド・サガ』というアニメが放映されている。主人公のトルフィンや海賊の棟梁アシェラッドも白人で、登場するキャラクターはノルマン系戦士やデイン人ばかり。これまた余計な雑学だけど、『小さなバイキング』のオープニング曲は、才能溢れる宇野誠一郎が作曲した。宇野先生によるアニメ・ソングは他にもあって、「とんちんかんちん一休さん」や『山ねずみロッキーチャック』の「緑の陽だまり」、『ムーミン』、『ふしぎなメルモ』、『アンデルセン物語』(虫プロ制作/ フジテレビ放送)の主題歌も先生の作品だ。

  脱線したので話を戻す。ジョンソン博士が捕まったのは、どうやら現地左翼の通報らしい。ノルウェーの治安当局はジョンソン氏の文章を調べもせず、一方的にテロ事件犯人のアンネシュ・ベーリング・ブレイビク(Anders Bhring Breivik)を擁護する人物、と決めつけていたのだ。このブレイビクは反イスラムや反移民を標榜する極右分子で、2011年7月、銃の乱射事件を起こし、77名もの人命を奪った廉で逮捕された。もちろん、ジョンソン博士は一度もブレイビクを称讃したことはないし、この殺人鬼と何ら関係は無い。むしろ、ジョンソン氏は一貫して暴力的解決に反対し、武闘派の左翼活動家や国家破壊を目論むマルキストを批判しているのだ。

  ノルウェー当局に拘束されたジョンソン博士は弁護士を通して、自身のコメントを「カウンター・カレンツ」のサイトに掲載した。この声明によれば、ジョンソン氏は三つの容疑で逮捕と追放になったという。

(1) 過激派分子の増加に係わった。
(2) 政治的暴力を助長するような発言をした。
(3) ノルウェーの新右翼を励ますような手助けをした。

  つまり、彼の逮捕は以下のような思考に基づいている。ムスリム移民やアフリカ難民の流入に反対する右翼的ノルウェー人は白人で、彼らは有色移民を毛嫌いする排他主義者である。そして、この不届き者達は白人の権利を主張するジョンソン氏を尊敬し、彼の演説を聴こうとした。彼らの一部には過激派や暴力的右翼がいる。ゆえに、ジョンソン博士はテロリストを扇動し、ノルウェー社会を危険に晒す人物、国内の治安を乱す不逞外国人、という訳だ。普通の日本人がこんな“理屈”を聞けば、「そんなの、こじつけだ !」「言いがかりじゃないか!」「警察はイチャモンをつけてるのか!」と思ってしまうだろう。信じられないけど、ノルウェーの治安当局者は、「風が吹けば桶屋が儲かる」式の発想で、アメリカ人の訪問者を拘束し、48時間も勾留所にぶち込んでいたのだ。ノルウェー人は「リベラル思想」や「寛容な精神」、「法と正義に基づく裁判」を自慢するが、やっていることは支那人や朝鮮人と同じだ。

  もし、日本人でジョンソン氏を「危険な右翼活動家」とか「ネオナチの過激白人」と思う人がいるなら、自腹で彼の著書を購入し、自分の目と頭で熟読し、自分の価値基準で判断すべきだ。大手メディアのジャーナリストが書いた書評や噂話だけで判断するのは間違っている。筆者は自分のお金で彼の代表作『The White Nationalist Manifest』や『Toward a New Nationalism』を購入し、それらに目を通したから、左翼ジャーナリストの批判を信じない。ピザやケーキだって、雑誌に載った他人の評価より、自分の舌で判断するじゃないか。ちなみに、アマゾンは隠れた検閲を行っているから、ジョンソン氏の著作はサイトから排除されている。絶版でもないのに「売り切れ」なんておかしいけど、「扇動的な右翼本」は棚から排除されてしまうのだ。ジョンソン氏も憤慨していたが、左翼にとって「都合の悪い本」は「有害図書」に指定される。ところが、アマゾンはSM漫画とかアイドル藝人の写真集だと、喜んで重刷本を取り寄せ、在庫となっても販売しているようだ。これじゃあ、筆者には納得できない。

美人の右翼は赦せない?!

  第21世紀に入ってからというもの、「右翼」の台頭を毛嫌いする左翼陣営には、教えたくない一つの懸念がある。それは、魅力的な女性が保守派陣営に傾いていることだ。米国で有名な保守派コラムニストのアン・コールター(Ann Coulter)やFOXテレビで冠番組を持つローラ・イングラム、保守系雑誌の『Townhall』や「ワシントン・ポスト」紙にも登場する政治コメンテーターのサラ・エリザベス・カップ(Sarah Elizabeth Cupp)、『National Review』誌やFOXテレビでも活躍するケイティー・パヴリッチ(Katie Pavlich)、「ブレイトバート」で記事を書くケイティー・マックヒュー(Katie McHugh)など、少数だが民衆党リベラル派が牛耳るメディア界に危機感を与えている。アン・コールターは左翼からメチャクチャ叩かれているが、ファッション・モデルのような容姿なので、テレビやイベントで引っ張りだこ。左翼にとって癪に障る発言をしても、彼女の出演回数は減ることがない。むしろ、増えるくらいだ。そして、これらの先輩論客に続き、個人のブログやYouTubeチャンネルで徐々に人気を博しているのが、ローレン・サザーン(Lauren Southern)やブリタニー・ペティボーン(Brittany Pettibone / 現在は結婚して「Sellner」姓)だ。彼女達もリベラル派に叛旗を翻す若手の保守派である。

Ann Coulter 8Laura Ingraham 2Sarah Elizabeth Cupp 4Katie Pavlich 3






(左 : アン・コールター  /  ローラ・イングラム / サラ・エリザベス・カップ  / 右 : ケイティー・パヴリッチ )

  ところが、この二人は北米のみならず、ヨーロッパでも「要注意人物」となっている。というのも、美人の女性ブロガーが恐れを知らず、堂々と移民流入に反対したり、西歐社会を破壊する多文化・多民族主義に異議を唱えているからだ。今世紀に入ると、インターネットが世界各国で普及し、子供でさえYouTubeで外国の動画を視聴できるようになった。こうなると既存の大手メディアは顔面蒼白だ。何しろ、ズブの素人でも独自の番組を創設し、勝手な見解を主張できるんだから。ひと昔前なら、遠く離れた人々に呼びかけるには、三大ネットワークとか全国紙に服従してゲストに呼んでもらうか、リベラル派に転向して採用されるかしかなかった。だから、テレビ画面に向かって「第三世界からの移民に反対だ !」とか「ムスリム難民を排除せよ!」と叫ぶ「右翼」なんて門前払い。番組の評論家が「ネオ・ナチ」とか「無法者」と蔑み、一方的に有無を言わさず下品なアホ扱いだ。「右翼分子」が何を述べているのかなんて、一切報道しなかった。

  「レベル・メディア(The Rebel Media)」で活躍するサザーン氏と、「アメリカ人右翼ブロガー」と評されるプティボーン氏は、英国で言論弾圧に遭うトミー・ロビンソンにインタヴューすべく、イングランド王国に渡航しようと考えた。ところが、この二人とプティボーン氏の恋人マーティン・セルナー(Martin Sellner)を含めた一行は、ブリテン政府から「入国禁止」を宣告されてしまったのだ。ブリテン当局から見ると、彼らはレイシズムをまき散らす“極右活動家”であるそうだ。(Maya Oppenheim, "Lauren Southern : Far-right Canadian activist detained in Calais and banned from entering UK", The Independent, 13 March 2018.) しかし、サザーン氏とペティボーン氏のYouTube番組をずっと観てきた筆者には納得できず、「何で、無害な西歐人娘を拒絶するんだ?  ブリテン人はアホか!」と思えてならない。

Brittant & Martin SnellerLauren Southern 13








(左 : ブリタニー・ペティボーンと恋人のマーティン・セルナー  /  右 : ローレン・サザーン)

  ブリテンには見るからに兇悪な移民や難民が続々と入国しているし、中にはアブ・ハムザ(Abu Hamza)やアンジェム・シャウダリー(Anjem Hamza)みたいな過激派のムスリム指導者がいるのだ。もし、日本の女子高生が鉤爪の手をしたハムザを目にしたら、「ギャァァァ~、怖い!!」と震え上がってしまうだろう。こんな奴が街中でヘイト・スピーチを繰り返し、多くのイスラム教徒を扇動していたんだから、「マスコミの目はどこを向いていたんだ?」と疑いたくなる。彼ら以外でも、ブリテン社会にはマグレブ諸国から茶褐色の強姦魔、東歐からの強盗団、ジプシーの浮浪者など、不埒な連中が堂々とのさばっている。したがって、こんな奴らと毎日接すれば誰だって、「あの白人娘二人がそんなに危険なのか?」と言いたくなるじゃないか。

Abu Hamza 1Anjem Choudary 3








(左 : アブ・ハムザ  /  右: アンジェム・シャウダリー)

  ローレン・サザーン氏は英米の左翼メディアから「お騒がせ極右」と評されている。が、彼女はマスコミが避ける“きわどいトピック”に触れただけで、違法行為に手を染めたわけではない。例えば、左翼新聞の「ガーディアン」紙は「1965年の人種法に抵触しているんだぞ !」、と鼻息を荒くするが、サザーン氏はちょっとした“社会実験”を行っただけだ。彼女は以前英国に渡ったとき、都市部の街頭で「アッラーはゲイ !」という垂れ幕を机に飾って、通行人のイスラム教徒がどのような反応を示すのか実験したことがある。すると、この表現を目にしたアフガン人やアフリカ人、アラブ人などが彼女に詰め寄り、激しく抗議し始めた。やがて、数名の警官が駆けつけ、人種・民族的憎悪を引き起こす行為だから止めろ、とサザーン氏に命じたそうだ。こうした禁止は政治的抑圧に繋がるが、止めに入った警官の気持ちはよく分かる。なぜなら、有色移民が激増してしまったブリテン社会では、宗教や人種といったテーマは、話題にされては困るタブーであり、収拾のつかない暴動に発展する虞(おそれ)があるからだ。

  ブリテンの警察官に注意されたサザーン氏だが、彼女が「なぜ」あのような挑発行為を行ったのか、彼女の言い分を聞けば、「なるほど !」と納得できる。リベラル思想に汚染されたブリテンでは、LGBTや左翼どもが至る所に跋扈しており、彼らはキリスト教の倫理を攻撃したり、同性愛を認めない保守派国民に敵意を抱いている。LGBT左翼の中にはイエズス・キリストを馬鹿にする者もいて、街頭デモや印刷物で「キリストはゲイ」と公言する者も少なくない。しかし、ブリテンの政治家や警察官、裁判官、マスメディア、学界の大御所が、「あのホモ野郎どもはケシカラン!」と叱責することは、ほぼ皆無。大抵のブリテン人は「俺の知ったことじゃない。勝手にしてろ !」と無視する。もし、敬虔なキリスト教徒が激昂して、「この不届き者めが ! 我らが主を冒瀆するのか !」と抗議すれば、リベラル派は「多様性と寛容の精神を弁えない頑固者(bigot)だ!」と侮蔑心を以て斬り捨てる。

  そこで、サザーン氏は、「もし、西歐系白人が同性愛者や左翼のように振る舞って、イスラム教徒が信仰するアッラーをゲイと呼んだら、どんな事態になるのかしら?」と考えた。彼女は仲間を連れて、あるレストランの前でイスラム教徒を刺戟したところ、案の定、猛烈な抗議を受けた。大勢の人だかりが出来てしまい、駆けつけた警官はイスラム教徒の通行人を制止する一方で、サザーン氏を厳しく注意した。これが元で彼女は再び入国することが出来なくなってしまったそうだ。ブリテンの国境警備当局によれば、サザーン氏とペティボーン氏、およびセルナー氏ら三人は、ブリテン社会の基本的利益にとって脅威になるらしい。("Why 3 anti-Islam activists were refused entry to the UK", BBC News,14 March 2018.)  

Brittany Pettibone 4Brittany & Nicole Pettibone 2(左 : ブリタニー・ペティボーン  /  右 : 妹のニコルと一緒のブリタニー)
  ちなみに、サザーン氏の同志であるペティボーン氏もリベラル派から睨まれており、とりわけフェミニストや左翼ジャーナリストは彼女のことを本能的に嫌っている。たぶん、「女の敵」と思っているのだろう。しかし、ペティボーン氏は左派から攻撃されても平気だ。彼女は怯まず、落ち着き払って有色移民やイスラム過激派、環境テロ活動家などをコテンパンに批判する。これは筆者の推測だけど、リベラル派の女性達は「女の嫉妬」でペティボーン氏を嫌っているのかも知れない。何しろ、彼女は単なる個人のブロガーなのに、YouTubeで自分の動画を配信したら13万人の登録者を獲得し、ツイッターのフォロワーも14万人を超えてしまったという。さらに、「新右翼のバービー」と呼ばれた彼女は、『What Makes Us Girls』という本まで出版できたのだ。

  一方、ペティボーン女史を「極右活動家」と決めつけるナターシャ・ストロブル(Natasha Strobl)は、嫉妬の炎が燃え上がって刺々しい。評論の根底に毒がある。「あの右翼女め!」と呪っているんじゃないか。仮に、彼女がYouTubeで独自の番組を持ったとしても、ペティボーン氏ほどの人気を博するとは思えない。また、「インディペンデント」紙のマヤ・オッペンハイム(Maya Oppenheim)記者も同じ穴のムジナで、彼女が大手新聞社を離れて独立し、個人の魅力だけで“どれほど”のファンを獲得できるのか、甚だ疑問である。女の焼き餅は非常に厄介で、非西歐系のインテリ女だと「何よ、あんな女。ちょっとくらい可愛いからって、いい気になってさぁ !」とぼやく。やはり、相当“癪”に触るんだろうねぇ~。

Natasha Strobl 3Maya Oppenheim 1








(左 : ナターシャ・ストロブル  / 右 : マヤ・オッペンハイム )

  ペティボーン氏と結婚したマーティン・セルナー氏も「極右のネオ・ナチ」と評されて、ブリテン政府から永久に閉め出されている。彼はウィーン出身のオーストリア人で、祖国の民族的アイデンティティーを守るため「オーストリア・アイデンティティー運動(Identitäre Bewegung Österreich)」を起こしたそうだ。そして、2012年、「ジェネレイション・アイデンティティー(Generation Identity)」という集団のリーダーとなるや、インターネットを駆使して反移民活動を展開する。「GI」はヨーロッパに雪崩れ込む移民に警鐘を鳴らし、「Hope Not Hate(憎悪ではなく希望)」というキャンペーンを張り、オーストリアのみならず、ブリテンやアメリカでも賛同者を獲得した。GIの支持者らは、「Defend Europe(歐洲防衛)」という運動のために、クラウドファンディングで15万ポンドも掻き集めたそうだ。(George Harrison, "Trying to sink migrant ships and throwing blood over refugees", The Sun, 24 September 2018.)

  歐米のメディアがセルナー氏を蛇蝎の如く嫌っているのは、「GI」に強靱な意志と実行力があるからだ。彼は暴力とレイシズムに反対しているが、ヨーロッパを守るためなら実力行使に出るべし、と思っている。「Defend Europe」というプロジェクトでは、自前のチャーター船を使い、もし慈善家(偽善家?)の救命船が海洋で難民を救出しようとしたら、それを妨害するつもりであったという。また、「GI」の若者たちは、リビア沖を航行して、もし不法移民を見つけたら、即座に拘束してやろうと考えていたそうだ。歐米諸国のリベラル派が聞いたら、ヒステリーを起こして怒鳴り散らすだろうが、一般の西歐人が耳にすれば、心の底で「素晴らしい ! ブラボー! いょっ、大将、頑張って ! 気にせず、もっとやれ !!」と絶賛するに違いない。お上品ぶった知識人は、八百長まがいのテレビ番組に出演し、高額なギャラをもらって綺麗事を並べているが、地道に働く庶民は穢らわしい移民や難民に辟易しているんだぞ。名も無き一般国民は、平凡だが幸せな日常生活を送りたいと望んでいるだけだ。誰も黒人移民やムスリム難民を望んでいないし、隣人にするなんて真っ平御免だ。もし、自宅の近くに難民収容所や移民集落が出来たら破壊したいと思っている。実際、ドイツの地方都市では、難民センターが何者かによって放火されてしまった。地元警察は住民感情を忖度したのか、真剣に犯人を捜索しようとはしなかった。もしかしたら、勇気ある国民が危険を承知の上で、コミュニティーを救ったのかも知れないから。

  カナダ人のサザーン氏を「入国禁止」のブラックリストに載せたのは、「自由の国」ブリテンだけではなかった。何と、オーストラリアとニュージーランドも彼女の入国を拒否したのだ。人気上昇中のサザーン氏はオーストラリアの愛国的「市民」に招かれ、「講演ツアー」を始めたのだが、オーストラリアの治安当局は、このカナダ人「右翼」を快く思っていなかった。彼女と友人のステファン・モレニュー(Stefan Molyneux)氏は、2018年7月20日にメルボルン、22日にパース、28日にブリスベン、8月3日にオークランドを訪問する予定であった。講演チケットの価格は79ドルであったが、売れ行き好調だったという。刮目すべきは、サザーン氏とモレニュー氏と直接会える1時間半の特別チケットが199ドルもしたことだ。さらに、ディナー附で親密に歓談できる別のチケットは749ドル(約8万円)もしたらしい。(Pallavi Singhal, "It's OK to be white : Far right YouTuber Lauren Southern lands in Australia", Sydney Morning Herald, July 14, 2018.) 日本人がこの値段を聞けば、トーカ堂の北社長みたいにのけぞってしまうんじゃないか。(北義則社長はTVショッピングで有名人。) なるほど、北米の「白人右翼」は凄い。まるで、人気歌手のクリスマス・ディナーショーみたいだ。オーストラリアの一般人は、よほど「極右活動家」が好きなんだろう。ただし、チケット購入者が自らを「ネオ・ナチ」とか「右翼分子」と思っているのかは定かでない。


Stefan Molyneux & Southern 1(左: ステファン・モレニュー  /  右 : ローレン・サザーン)
  リベラル・メディアを気にしないサザーン氏は、オーストラリアの空港に現れたとき、「白人で何が悪いのよ ! (It's OK To Be White)」と書かれたTシャツを着ていたから、現地メディアは騒然となった。これだから、オーストラリアの治安当局が眉を顰めたのも頷ける。彼女は入管当局と上陸禁止で揉めたそうだが、無事に関税を通過し、ワン・ネーション党のポーリン・ハンソン(Paulin Hanson)議員からディナーの招待状を受けたという。彼女はニュージーランドでも歓迎されなかったそうで、地元の新聞はデカデカと「右翼活動家来る !」の記事を載せ、あたかも有害人物であるかのように報道した。しかし、街行く人々は、彼女の姿を見ても怯えなかった。それもそのはず。ニュージーランドには、移民や難民としてやって来た兇暴なイラク人やシリア人、レバノン人が住んでいるし、さらに不気味な支那人までが浸透しているからだ。したがって、これらの「エイリアン」に比べれば、カナダからの白人娘なんか屁でもない。ゴールデン・レトリバーの仔犬と同じだ。むしろ、現地のイギリス系国民は大歓迎。1970年代初頭くらいまでは、サザーン氏のような白人が理想的な移民であった。

  今や、ブリテン連邦の行政機構は精神異常をきたしている。なぜなら、好ましい外国人を排斥する一方で、排斥したい移民や難民をドンドン受け容れているからだ。国境に群がる黒や茶色の外人が、福祉目当ての経済難民とか国籍目当ての押しかけ移民と判っていても、「来るんじゃない!」と蹴散らすことができない。これは、押し寄せる外人が図々しいからだけではなく、城壁(国境)の内側に邪悪な敵、すなわち外人を連れ込み、仲間を増やそうと謀る裏切者や破壊者がいるからだ。例えば、移民を手助けする宗教団体とか、海上で難民を救助するNPO団体などは悪名高い。これらの左翼組織は普通の国民を犠牲にして、忌まわしい外国人を次々に引きずり込んでいる。その一方で、白人の仲間を助けようとする活動家は入国禁止となり、「ネオ・ナチ」のレッテルを貼られて社会的抹殺に遭う。日本人が見れば「馬鹿らしい」と判るが、我々の国でも同じ事が起こりつつある。川崎市のような地方自治体が全国各地に出現すれば、移民や難民を排斥したい日本人は、「人道主義の敵」とか「ヘイトスピーチのゴロツキ」と呼ばれてしまうだろう。「対岸の火事」と暢気に構えている日本人は、「明日は我が身」と考えた方がいい。




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