無敵の太陽

主要マスメディアでは解説されない政治問題・文化・社会現象などを論評する。固定観念では分からない問題を黒木頼景が明確に論ずる。

マスコミ問題

もっと深刻な政治介入を取り上げよ ! / 朝鮮学校への支援を素通りする二枚舌

教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 支那人の卑史 朝鮮人の痴史
黒木 頼景
成甲書房

朝鮮人が隠したい過去が明らかとなる !
好評発売中 !!
左翼議員とグルになるマスコミ

  マスコミによる連日連夜の「森友騒動」にはうんざりする。報道担当者に真相究明の意思はない。彼らにとっては、問題の核心など枝葉末節の「附け足し」に過ぎず、安倍政権を打倒するこに真の目的がある。テレビ局や新聞社に巣くう左翼社員は、支持率を保つ安倍首相の長期政権に辟易していねから、何とかして与党を崩壊させて再び民進党の天下にしたいのだろう。だが、「希望の星」たる民進党はあの体たらく。いくら支援したくても、党首に蓮舫が居坐っている限り無理だ。なぜなら、新聞やテレビが「安倍首相や稲田防衛大臣は嘘をついている、真実を語っていない !」と糾弾したって、肝心の蓮舫が自身の二重国籍問題をうやむやにしたままなんだから効果が無い。仮に、粋がった蓮舫が稲田大臣に「辞任」を要求しても、その批判がブーメランとなって自分の首に突き刺さる。これじゃあ、自らギロチン台に立つようなものである。我々なら彼女にこう質問したい。「二番手(副代表)じゃ駄目なんですか?」ってね。

  マスコミが真剣ではない事は、取材現場で籠池理事長に“ぶら下がりる”記者と、スタジオで偉そうな事を述べるキャスターを見れば分かるだろう。安倍首相から100万円もらったという発言に何の根拠があるのか? そんな与太話を長時間掛けて何回も再放送するなんて異常である。法廷での宣誓証言じゃないんだから、口から出任せでも良いし、記憶違いの適当な放言でもいい。正義漢ぶったジャーナリストの狙いは、籠池理事長と安倍首相の間に「黒い絆」があると“臭わせる”ことにある。(湯船での屁と同じ。) たとえ、その報道が誤りであっても、マスコミは「疑惑」という推測を報道しただけなので、異なった事実に直面しても無罪だ。ワイドショー番組など、新しい事実が出れば“都合良く”過去を忘れて、「皆さん大変な事が分かりました !」と騒ぎ立てる。しかし、自分たちが煽ったニセ情報には触れずじまい。テレビ局ってのは年末になるとプロ野球選手の失敗や珍プレーを特集するくせに、自分たちの「失敗」や「誘導操作」、「偏向報道」は知らぬ顔でパス。でも、素直に謝罪して辞職するする人が増えると、NHKや朝日新聞は社員が激減して困るだろう。「沈黙は金」である。たぶん、「反省回避、隠蔽美徳」という社訓を掲げているんだろうなぁ。

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(左: 安倍晋三  /  安倍昭恵 / 籠池泰典  /   右: 迫田英典)

  もし、マスコミが本当に森友学園問題を解明したいなら、事の発端となった用地売却での大幅な値引きと、その理由、そしてこの契約に係わった迫田英典(さこた・ひでのり)元理財局長を徹底的に問い詰めるべきだ。まずは、どうして9億5600万円の土地が1億3400万円になったのか。また、その値引き(8億2200万円)は妥当だったのかを迫田氏に質問し、納得の行く答えを引き出す方が筋だろう。安倍昭恵夫人の名誉職なんか二の次三の次。そもそも、マスコミは役人を「悪役」にしたって視聴率を稼ぐ事ができないと思っているので、迫田氏や近畿財務局の責任者、今回の取引に絡んだ財務省の高級官僚にメスを入れることはない。フジテレビが言うように「面白くなければテレビじゃない」からだ。陰で民進党を支援するマスコミは、今回の事件を最大限に「こじらせて」、あわよくば安倍政権の崩壊へと運んで行きたいのであろう。国会では軍事や外政の方が優先されるべきなのに、こんな下らない癒着事件で時間を浪費しているとは・・・。何とも腹立たしい限りである。

朝鮮人学校の方が悪質だ

  マスコミ各社は、森友学園の学校建設許可に関して政治家が口添えしたのでは、と大騒ぎしているが、それならもっと前から巨悪の朝鮮学校を問題にすべきだったんじゃないか。籠池理事長は本当に「いかがわしい」人物で、保守派に媚びて人気を得ようとした「営業愛国者」である。だが、少なくとも子供たちを反日分子や政治工作員にしようとは考えなかったはずだ。マスコミは教育勅語の暗唱に異を唱えているけど、そのどこが悪いのかを理路整然と述べていないからズルい。それよりも、日本を目の敵にする子供を育成してきた朝鮮学校の方が深刻である。一般国民は「朝鮮学校」と聞けば、在日アメリカ軍人の子供が通うアメリカン・スクールみたいな教育機関と考えがちだが、その実態は単なる「各種学校」で、日本人が学ぶ「一条校」ではない。そもそも、朝鮮学校の教員などは、将来の北鮮兵を育成する軍事教官みたいなものだから、とても教育者と呼べる人物ではない。だいいち、麻薬密輸で校長が国際指名手配されるんだから尋常ではないだろう。

  それなのに、左翼陣営はこうした危険な「私塾」に公的補助を与えようとしていたのだ。民主政権当時、朝鮮学校を高校無償化の対象から外そうとした時、毎日新聞は社説で反対論を述べていた。

  (朝鮮学校の)生徒たちは、日本に生まれ育った社会の構成員であり、将来もそうだ。高校無償化は「子ども手当」とともに、社会全体で子供の成長を支えるという基本理念に立つ。その意味で子供自身に責任のないことで支援有無の区別、選別をするのは筋が通るまい。北朝鮮の姿勢を理由に除外を押し通すなら、見せしめの措置と国際社会では受け止められかねない。子供たちに疎外感を持たせて何の益にもない。(「毎日新聞」2010年3月11日)

  さぁ~すが、朝鮮贔屓の毎日新聞が掲げる論調である。ちゃんと「国民」という日本語を避けて、どこの国籍だか分からぬ「社会の構成員」という言葉を用いている。まぁ、飼っている犬や猫だって家族の「一員」と見なす日本人だから、毎日新聞社はその思考を利用して、朝鮮人を日本国の「一員」であるかのように表現したいのだろう。だが、日本の法体系においては、ペットに投票権は無いし、国籍を付与することもない。さらに、いくら藝を披露して稼いでも、確定申告での所得控除は適用されず、扶養家族とも見なされない。だいたい、高等中学校は義務教育ではないし、外国人の子供、しかも危険極まりない敵対国の「成員」を、日本人と平等に扱う必要はないのだ。もともと、大半の朝鮮人は戦後に帰国したので、残っている在日朝鮮人は数百名だったはず。したがって、現在も住みつく大半の在日朝鮮人は、不法に忍び込んだ「密入国者」の子供だから、懸案の高校無償化どころか、強制追放の対象者になってもおかしくはない。ところが、左翼のインテリどもは、何かと言えば国連だとか「国際社会からの非難」を持ち出して、朝鮮人駆除を訴える日本人を非難する。しかし、そんなに北鮮人を大切にしたいなら、自分のお金を与えればいいじゃないか。数千万の年収を手にするテレビ局の重役とか、NHKのディレクター、人気キャスターなどは自分の貯金を献上し、宣伝広告を依頼するスポンサー企業にも寄附を呼びかけるべきである。もし、外国が日本の「見せしめ」を批判するなら、そこの政府に北鮮人を引き取って貰えばいいのだ。果たして、どんな「外国」が朝鮮人を受け容れるのか。実に興味深い。

  テレビや新聞は自分の政治目標に熱心なだけで、日本の国益を無視している。彼らは森友学園に対する公的補助を疑問視するのに、朝鮮学校に対する補助金となるや、いつもの矛先が鈍ってくるのだ。例えば、全国にある127の地方自治体は、あろう事か朝鮮学校への補助金を予算に計上しており、平成28年度の予算では総額で3億円を越えるという。(「産経新聞」2016年3月4日) 文科省によると18の都道府県と114の市区町であるらしく、合計の支出は約3億7200万円であるそうだ。こんな大金が朝鮮学校へ流れるということは、その裏に政治家や左翼団体の圧力があるんじゃないか。とりわけ、地方の役所には共産党・社会党系の議員や公務員ばかりではなく、在日鮮人を勧誘したい創価学会の回し者や多民族共生を目標とする「市民活動家」がいるから、朝鮮人から「のべらぼうな}要求が“すんなり”通ることがよくある。左翼議員から「朝鮮人への偏見や差別は駄目 !」という無言の圧力が役所全体に染み渡り、まるで空気のように存在するから、一般公務員や凡庸な議員は恐れをなして「朝鮮人案件」には触れようとはしない。結局、何事についても“穏便に”済ませようと考える。どうせ税金は「他人のゼニ」だ。節約したって自分の給料が増えるわけじゃない。住民のお金を大切にしたって、自分が糾弾されたり左遷されたら損である。だから、朝鮮人には「寛容」で「親切」にするのが一番。

朝鮮人を助ける日本人

  朝鮮人の横暴や阪神教育闘争にいつては、拙書『支那人の卑史 朝鮮人の痴史』(pp.230-235)で触れたから再度述べないが、朝鮮学校の設立に貢献した日本人の政治家についてはちょっと言及したい。

  朝鮮人は日本の敗戦を以て「解放」だとほざいているが、その「戦勝国民」は憎い日本に留まり、愛する祖国に戻ろうとはしなかった。日本政府が「帰れ」と言っても、決して従わず、泣いて喚いてゴネて拗ねる。散々抵抗した挙げ句、「哀号、アイゴォ~ォォ !!」と大声で叫ぶんだから始末に負えない。彼らには「みっともない」という意識が無い。朝鮮の統治権は朝鮮総督府からアメリカ軍に委譲されたので、朝鮮人は独立国の公民ではなく、合衆国の支配下に属する劣等民族、ないし保護領住民といったところだ。それでも、朝鮮に戻って仲間と暮らせば良いのに、彼らは日本に居坐って民族教育を認めろと言い出した。日本各地で朝鮮人が「国語講習所」を開設し、朝鮮人の子供に民族の言語を教えて、朝鮮人の自覚を持たせようと図ったのである。

  当初、朝鮮人の活動家はこうした「寺小屋もどき」を自前で創るしかなく、各人が資金集めや用地取得に奔走したそうだ。東京では西多摩や北多摩、武蔵野、八王子、立川、府中、町田などにある“みすぼらしい”建物や朝連事務所などが「校舎」となり、そこで貧しい朝鮮人の子供たちが祖国の言葉や文化を学んだらしい。しかし、朝鮮人「教師」たちは、校舎を建設するに当たって用地を購入することはなかった。というのも、当時の在日一世たちは、本国の情勢が落ち着けば直ぐにでも帰郷したいと思っていたから、その時が来るまでの間“一時的に”子供を教育すべく「学校」を創ったのである。ところが、その暫定的滞在期間が半世紀以上も伸びたんだから、朝鮮人というのは呆れるほど呑気というか愚図というか、このまま行けば在日5世はおろか、6世、7世・・・15世、23世、とハプスブルク家もビックリするような世襲特権を享受することになるだろう。戦前から朝鮮人は日本の恩恵をふんだんに受けていたのに、我が国の敗戦を見るや、日本人は三等国民だと嘲り、闇市で横暴に振る舞っただけではなく、解放前の皇民化政策を払拭すべく民族教育に邁進したとほざいた。もう恥知らずを通り越して人間のクズである。こんな民族に「戦後賠償を支払え !」という日本人は、日本国籍を捨てて朝鮮人になればいい。そうすれば朝鮮人に囲まれてさぞ幸せだろう。

Ogawa Ryo 1(左  /  小川良)
  日本人の大部分は朝鮮人が嫌いなのに、なぜか定期的にへそ曲がりや変わり者が現れ、「正義」や「博愛」を振りかざして朝鮮人に親切な日本人がいる。朝鮮人学校の建設は主に在日朝鮮人が担っていたが、その陰で日本人も一枚噛んでいたのだ。朝鮮人たちは三多摩朝鮮初等学院を建設するに当たって用地を確保しようとしたが、立川の地主たちはほぼ全員が反対だった。そんな中、「濱田屋酒店」を経営する濱田禎三だけは賛成派に廻ったようで、そっぽを向く地主たちに掛け合ってくれてばかりか、土地の賃貸契約に際し、その保証人にもなってくれたというのだ。(ウリハッキョをつくる会 『朝鮮学校ってどんなとこ ?』 社会評論社  2001年 p.52) さらに、この濱田氏に共鳴したのは小川良(おがわ・りょう)という女性であった。彼女は柴崎と学校周辺に宏大な土地を持つ小川家の嫁で、後に市議会議員となる支援者だった。

  立川市議会に立候補して当選した小川良の実家は、「加屋登」と呼ばれた鈴木家で、旧家の大地主であったらしい。彼女は女学校を卒業後、小川家の長男である宏と結婚したそうで、舅は立川村の助役を務めていたそうだ。嫁の良は普通の主婦であったけど、実家にいた頃、土地代の集金をした経験があったので、それを見込んだ舅は彼女に地代を集める仕事を任せた。多分こうした役目が切っ掛けで、濱田氏と親しくなったのだろう。1942年に夫を亡くした良は実質的に小川家を切り盛りするようななり、戦後になると地元の婦人会を結成するまでになったようだ。そして市議会選挙に二度も当選すると、1961年に全国で初の女性市議会議長になった。こうしたオバちゃん議員というのは実に厄介だ。素人時代には「これ」と言って政治に興味が無かったのに、ひょんな事から政界に進出するや、やたらと弱者救済に励んだりする。当時の朝鮮人というのは乞食か穢多並に貧乏で、地主の娘からすればドブ鼠の集団にしか見えない。だから、比較的裕福な日本人は偶然にも哀れな賤民を助けてしまうと、今までに経験したこともない「快感」を味わってしまうのだ。朝鮮人の老人や青年だけではなく、大勢の無邪気な子供たちから「ありがとう」と感謝されれば、涙が溢れるほどの感動が込み上げてくる。家で仕事をしている頃は単なる嫁だったのに、朝鮮人に土地を貸してあげると、急に神様か救世主のように崇められるんだから、その恍惚感ときたら実にたまらない。だから、もっと感謝されるために自ら進んで朝鮮人の為に働こうとする。朝鮮学校と契約を結んだ頃、彼女の自宅には「なぜ朝鮮人に土地を貸すのか」という抗議の電話がかかってきたそうだが、彼女はそんな非難に全く耳を貸さず、即座に一蹴したそうだ。

  日本人というのは誠にお人好しの民族である。朝鮮人に土地を貸した濱田禎三は、戦前から朝鮮人に親切だったようで、朝鮮人留学生5名を自宅に下宿させたこともあったらしい。(上掲書 p.57) 朝鮮からの留学生は禎三の倅(せがれ)である雍厚(やすひろ)とも親しくなり、彼と兄弟のように生活したそうだ。戦後、父親の禎三は朝鮮に渡って嘗ての下宿人と再会を果たし、たいそう御機嫌であったらしい。その後も面倒を見た朝鮮人たちからの手紙や連絡が絶えなかったので、禎三はますます朝鮮人贔屓となり、「彼らの為に何かせにゃいかん」と考え、土地の取得や学校建設に尽力したそうだ。こうした歴史を繙けば、なぜ貧乏で嫌われ者の朝鮮人が日本で勢力を誇るようになったのか、という理由の一端が分かる。朝鮮人に協力する日本人が居たから、非力な朝鮮人でも日本社会に浸透することができ、経済や政治の面でも財力や権力を築くことができたのである。ただ、こうした日本人支援者は、自らの好意が如何なる結果をもたらすのか分かっていなかった。鼻水を垂らした鮮人の子供に教育を授けたことばかりに満足を覚え、同胞の日本人に害を為す「ならず者」、政府転覆を狙う破壊分子、日本人叛逆者を操るフィクサー、民間人を装う準テロリストなどを育成したとは思っていないのだ。丁度、歐米のキリスト教徒が「難民」となったソマリア人やシリア人を自国に招き入れ、自分の「善行」に喜んでいるが、その入国者が同胞の娘たちを強姦する犯罪者になるとは予想していないのだ。日本人は天使が悪魔を呼び寄せる地獄絵を見ているのに、同じ愚行を真似しようとしているんだから、まさしく多民族主義に罹った重症患者である。

  朝鮮人が日本にいると軋轢や問題を起こすことは昔から分かっていた。吉田茂や白洲次郎が朝鮮人を追い返そうと奮闘したことはよく知られているが、日本を懲罰するために派遣された占領軍の軍人でも、朝鮮人の有害性に気づいているアメリカ人がいたのだ。我が国の教育や宗教を担当した「民間情報教育局(Civil Information and Education Section / CIE)」は朝鮮人の危険性を認識しており、初代局長のケネス・ダイク(Kenneth R. Dyke)大佐に代わって局長に就任したドナルド・ニュージェント(Donald R. Nugent)中佐は、保守派のアメリカ人で反共主義者であったから、教員のレッド・パージに熱心であった。(竹前栄治 『GHQの人びと』 明石書店 2002年 p.60) とりわけ、朝鮮半島が焦臭くなり朝鮮戦争が勃発すると、占領軍総司令部の反共主義者は日本に於ける朝鮮人のサボタージュ(破壊・妨害工作)を深刻に受け止めるようになり、その温床となっている朝鮮人学校の閉鎖を指示するようになったという。

  CIEの教育課で地方連絡官(Field Liaison Officer)を務めたセオドア・フォークナー(Theodore A. Faulkner)は朝鮮小学校を閉鎖すべし、と勧告していたそうである。彼は朝鮮人問題が深刻な山口県に赴き、現地の知事や朝鮮人教師に面会し、朝連下関学校ほか6校を見学したそうだ。彼はそこに勤める教師や学校のカリキュラム、教科書などを調査すると眉を顰めた。というのも、朝鮮学校では北鮮の国旗が掲揚され、生徒や教師が襟に北鮮旗のバッジを附けていたばかりか、日本の教科書を無視して朝鮮語の教科書を用い、朝鮮の歴史や地理に加え、共産主義のプロパガンダまで吹き込んでいたのだ。しかも、朝鮮人の児童が朝連の事務所に出入りしていたんだから、フォークナーが危機感を覚えたのも無理はない。朝鮮学校の「教育」は本質的に「洗脳」であり、北鮮に忠誠を尽くす未来の兵隊を養成する温床であるから当然だ。だいたい、学校閉鎖に反対するため教師が子供たちを動員し、率先して妨害工作に勤しみながら生徒にも協力を仰ぐなど言語道断である。常識外れも甚だしい。現在でも、朝鮮有事の際に米軍の前線基地となる日本には、北鮮軍を攻撃する米軍を無力化するため、多くの工作員が派遣され、在日鮮人や帰化鮮人の協力者が大量に潜んでいる。彼らの中には朝鮮学校の卒業生が混じっているので、こうした学校がスリーパー(本国からの指令で行動を起こす隠れた「草」)の養成機関であることは明らかだ。

  現在、マスコミは森友学園に便宜を計った容疑で安倍首相を非難しているが、それなら左翼メディアが同志とみなす共産党や社会党の過去を報道すべきであろう。戦後間もない頃までは、在日朝鮮人の過激分子や左翼主義者はコミンテルン日本支部(いわゆる「日本共産党」)の庇護下に入っていて、日鮮共同で我が国の体制を転覆させようと狙っていのである。やがて両者は民族の相違から袂を分かつが、水面下での共闘関係は維持していたようで、共産党議員は朝鮮学校を熱心に擁護していた。例えば、阪神教育闘争を経た1949年4月に、朝鮮人が学校への国費援助を国会に請願すると、日本共産党議員の岩間正男はそれを掩護し、調子に乗った在日朝鮮人は、民族差別をされずに教育を受ける権利があると言い張った。さらに、朝鮮人も納税やその他の義務を負っているから、日本政府は朝鮮学校へ国費を投入すべきだとぬかしていたのだ。まったく盗っ人猛々しいというか厚、顔無恥を絵に描いたような連中である。ふてぶてしい居候や不法入国者の分際で、何が「教育を受ける権利がある」だ。朝鮮人は液体窒素の中に飛び込んで頭を冷やせ ! 朝鮮人は日本で商売をしているんだから税金を払うのは当然だろう。日本の社会インフラをタダで使おうなんて太い奴らだ。そんなに税金を払うのが厭なら、さっさと朝鮮へ帰れ。

  たとえ外国人といえども、異国で商売をしたり生活するんだから、現地人以上に税金を納めても不思議ではないし、そもそも国民の権利は先祖伝来の遺産であり、外人が購入できる商品ではない。ところが、日本人には国家意識が薄いから、「国民の権利」を外人に渡しても至って平気。普通の日本人でも国籍を簡単に考えてしまうくらいだから、左翼議員になれば無料配布のティッシュ程度にしか思っていないのだ。日共議員の渡部義通などは朝鮮人議員と見なした方がよい。彼は朝鮮人の金薫外が代表する請願を国会で取り上げ、朝鮮人の利益を代弁していたのだ。

  わが國在留の朝鮮人は、教育基本法によつて民族的差別なく教育を受ける権利を有し、法律に從い、納税その他あらゆる義務を果しているのであるから、朝鮮人学校教育費に対し、國庫負担をなされたいという趣旨によるのであります・・・・。(国会議事録 「衆議院文部委員会24号」 昭和24年5月21日)

  この売国議員は朝鮮人による請願の動機を述べながら、彼らの言い分を正当化していたのである。
  
  かつて日本の帝國主義のもとで、その教育文化をまつたく抑えつけられて、植民地的な教育をしいられて來た朝鮮人が、終戰後民族的な自覚と新しい朝鮮人の養成のために、非常に大きな努力をもつて朝鮮人学校というものを建設経営して來たのであります。ところが日本の文部省はこういう朝鮮人の努力の結果を、また朝鮮人の民族的な当然の要求を無視したやり方で、当時この朝鮮人学校の彈圧を行つたのであります。その結果流血の惨を來しただけではなくて、朝鮮人青年の死亡者までも出すような大阪警察当局の乱暴な取締りとなりまして、非常に社会の耳目を聳動させた事件がございました。(同議事録より)

  日本の極左分子は、政府が朝鮮統治時代に朝鮮人を抑圧し、その文化を奪った前科があるので、国費を与えて朝鮮人学校を支援しろと訴えていたのだ。こんな見解は事実誤認で、朝鮮社会の実態を無視した暴論である。一般教育などひとかけらも無かった朝鮮に大衆教育を与え、無知蒙昧の乞食を一般の「人間」にしたばかりか、栄光ある大日本帝國の「国民」に昇格させたのに、なぜ我々が謝らなくてはならないのか。豚小屋に住む賤民に豪邸をプレゼントしたら、十億円の罰金を請求されるなんて事はあり得ないだろう。野良犬だって餌をもらえば「ありがとう」と聞こえるような鳴き声を上げるものだ。まったく、朝鮮人は根っからのタカリ屋である。もし、国費補助を要求する朝鮮人がいたら、我々は躊躇なく制裁を加えるべきだ。腕力に自信がない日本人女性は、卓球のラケットで朝鮮人の頬をビンタすればいい。彼らが鼻血を出して赦しを乞うても簡単に止めちゃいけないよ。日本人が甘やかすら朝鮮人は何度でも「お金をくれ」とせがむのだ。

隠れ共産主義者の中曾根康弘

  日共議員のついでに中曾根康弘についても述べてみたい。レーガン・サッチャー時代の1980年代、保守思想の波に便乗した中曾根は、日本の保守層をまんまと騙して首相になったけど、その本質は共産党員と変わらなかった。というより、もともと中曾根は左翼陣営に属していたのである。この風見鶏は吉田首相の朝鮮人対策を非難していた。 

  吉田内閣は、たとえば朝連の解散であるとかあるいは朝鮮人学校の閉鎖であるとか、一連の政策をお取上げになつた。私はあれを見て非常に悲しんだのであります。われわれが東亜諸民俗に与えた惨害その他の大きな障害というものは、はかり知れざるものであり、まして朝鮮の人やあるいは台湾の人や中国の人が、日本で現在多少のいろいろな支障を起こしている、そんなどころの騒ぎではないと思う。我々はやはりアジア人として、日本人として、一つのアジアというものを復興して進まなければならない。そういう際に、敗戦国の日本として、今まで迷惑をかけた近隣の諸国人に対して、あまり刺激的な政策をやるということは、私は国家百年のためにとらない。(国会議事録 「衆議院予算委員会5号」 昭和24年11月19日)

  昔から中曾根は左翼と同じ歴史観を共有し、日本はアジアに損害を与え、支那人や朝鮮人に迷惑をかけたと信じていたのだ。案の定、中曾根は朝鮮学校に同情的だった。

  吉田内閣がこの間おとりになつた、たとえば朝鮮人学校の閉鎖という問題を考えてみても、韓国の李承晩系統の南鮮の人が来て、あれをいろいろ調べているようです。私はこれは今後の日韓関係に一つの傷を与えたと思う。やつたことはしようがないが、あれを閉鎖したままでおき、解散したままでおくというようなことは、はなはだ不親切な態度だと思う。たとえば解散を命じたなら、送還するというところまで行かなければならぬ。送還するかぎりは財産をみな持つて向こうへ帰つてよろしい、一千円とか二千円とか制限しない、そういう取扱いをして向こうへ送還するというところまでやつて、初めて閉鎖とか解散とかいうものはやるべきである。学校の問題もそうです。そういうような刺激的な政策を吉田内閣はどうしておとりになつたか。総理大臣のあの措置をおとりになつた時のお考えを承りたい。
  
  中曾根の質問だけを聞いていると、誰もが共産党の議員による発言と錯覚してしまうだろう。それもそのはず、中曾根にもその自覚があった。

  総理大臣にお断りしておきますが、私は何も朝鮮でもなければ、共産党員でもない。私はやはり日本人として、将来の日本のためを思つて率直に申し上げておるのであります。日本が過去において東亜各地でやつた罪業というものは、ぬぐうべからざるものであり、強盗をやつた、強姦をやつた、それくらいのもので拭われるものではない。そういう大きな罪の自覚立つて外交というものは行われなければならない。
  今後このようなことが吉田内閣によつてますます続行されるということになれば、あなたはそのうちにお亡くなりになるからいいかもしれないが、我々はあとになつて大いに迷惑をする。そういう尻ぬぐいを我々はやりたくない。吉田内閣はそのような政策を今後やらぬということを、総理大臣に対して希望して、私の総理大臣に対する質問を終ります。(同国会議事録)

  「愛国者」を気取る中曾根によれば、日本軍の将兵はアジア諸国で「強盗」をやり、そのうえ「強姦」も犯し、一生拭うことが出来ぬほどの罪過を重ねてしまったというのだ。中曾根は政治家にならなければ、NHKか朝日新聞に入社できたんじゃないか。筆者は高校生の頃、日曜日の朝に竹村健一の「世相を斬る」を観ていたけど、彼が中曾根を褒めることだけには違和感を覚えていた。もちろん、凡庸な子供だったから中曾根の過去を知らなかったが、中曾根がアジア人に対して妙に肩入れしていたから、第六感で「こいつは保守を掲げているが怪しいぞ」と思ったものである。普通の子供なら本能的に支那人や朝鮮人の生徒を嫌うし、アジア人との友好なんて馬鹿らしいと思うはずだ。実際、朝鮮語や朝鮮文学を専攻したいと考える高校生は皆無だったし、恋人と旅行す場合、支那大陸を希望するなんて奴はいなかった。たいていは、パリとかミラノ、ローマ、ウィーン、あるいはアメリカなどを選び、あとはエーゲ海附近のどこかでバカンスというのが主流だった。もっとも、売春婦を求める農協団体のオッちゃんたちは、安上がりなアジアを贔屓にしていたから、一概に人気が無かったとは言えないけどね。

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(左: レーガン大統領と一緒の中曾根康弘  / 右: 小泉純一郎親子 )

  産経新聞や雑誌『正論』は中曾根を保守派の重鎮と持て囃していた。しかし、中曾根には独特の厭らしい雰囲気が漂っていたから、正直な国民は分かっていたはずだ。中曾根はインタヴューを受ける時、一瞬だが、ちらっと横目で周囲の反応を確認するしぐさを見せていた。視聴者がこういった癖に気づくと、「こいつ何か嘘くさいぞ」とか「他に別の考えがあるんじゃないか」と思ってしまう。当時、『世相を斬る』には若き代議士の小泉純一郎も出演したことがあり、国防や郵政を熱心に語っていたのを筆者も覚えている。中曾根と違い純ちゃんは腹を据えて、じっと相手を見つめながら持論を述べていた。子供でもテレビ画面に映る小泉氏が信念を吐露していることくらいは分かったものだ。中曾根が選挙に弱く、小泉が強かったのも何となく判る気がする。一般有権者の嗅覚は侮れない。

  横道に逸れるけど、保守思想を「売り」にしていた西部邁なんか、中曾根を「先生」と呼んで媚びていた。一般読者からするとゴマすりにしか思えないが、「リアリスト」をアピールしたい西部氏には必要だったのかも知れない。なにぶん西部氏は全共闘上がりだから、自分の過去を消したくって、「保守派」と目されていた元首相に近づいたんじゃないか。ちなみに、『正論』の編集部は西部を保守派論客と位置づけていたが、彼の取り巻き連中を見れば左翼の変形と判る。筆者は『発言者』を準備号から購読していたけど、西部氏が登庸する執筆者には、誰ひとり保守派の知識人が見当たらなかった。例えば、根暗な保阪正康とか民主党を支持した榊原英資、自称「パンク右翼」の福田和也、田原総一朗の後釜を狙っていた宮崎哲弥、難解な文章しか書けない左翼上がりの絓秀実(すが・ひでみ)とか、毎回つまらない文章を書く佐伯啓思(さえき・けいし)などが「レギュラー登場者」なんだからガッカリする。こんなガラクタ文士を集めて「クウォリティー・ペーパー」だなんて詐欺だろう。

獅子身中の虫を育成する金王朝

  森友学園の籠池理事長が政治家に「口利き」を頼んだのは、永田町に蔓延る因襲が強固に残っていたからだ。確かに、籠池氏は保守派の看板を掲げた“ちんけな”政商だが、あの程度の経営者なら教育界にいくらでもいる。問題なのはこんな“雑魚”ではなく、北鮮という犯罪国家に忠誠を尽くす在日朝鮮人と、彼らとグルになって勢力を拡張しようとする議員や官僚だ。日本を呪う朝鮮人と革命を目指した日本人にとって、共通の敵は愛国派の日本人であるから、日鮮両国の左翼勢力は“合法的に”国家権力と税金を利用し、保守派を殲滅しようと試みる。日本国民にとって深刻な脅威というのは、北鮮が保有する核兵器より、国内で増殖する朝鮮人の存在であろう。例えば、日本がいくら防衛力を強化しても、政府首脳に朝鮮系議員やその手下となった高級官僚が君臨すれば、自衛隊の出動命令は発せられず、動きがとれないイージス艦や最新鋭戦闘機は宝の持ち腐れになってしまう。また、専守防衛を堅持して、北鮮からの第一次核攻撃を受けてから反撃に出るなんて狂気の沙汰である。もっと言えば、自衛隊の中には支那やロシアのスリーパーが潜んでいるから、一旦有事となれば必ずや北鮮の工作員と連携し、各方面で我が国の軍事行動を妨害するはずだ。国家の中枢を乗っ取られた日本に祖国防衛は無理である。

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(左: 金日成  / 中央: 金正日 /  右: 金正恩)

  狡猾な金日成は在日朝鮮人に対し、日本に留まって暮らすよう命令した。それは、日本国内に伏兵を養成するためである。1950年代、北鮮は“赤貧洗うが如し”の状態だったのに、共和国赤十字を通して朝鮮学校へ1億2100万円ほどの支援金を送っていたから驚きだ。在日朝鮮人の教員や父兄は、祖国が苦しい国家予算の一部を割いて、救いの手を差し延べてくれたことに感動し、皆が歓喜の声を上げたり涙を流して感謝したそうだ。(『朝鮮学校ってどんなとこ ?』  pp.94-95) 2001年までに金日成や金正日からの送金は147回に及び、合計446億396万3000円に上ったという。現在の北鮮支配者たる金正恩も先代に倣ったようで、2億1880万円の教育支援金と奨学金を送ったそうだ。(「Daily NK」 2016年4月15日) だが、我々は朝鮮学校を支援したのが朝鮮人だけではなかったことを銘記すべきである。全般的に朝鮮学校が輩出する“偉人”など、強姦魔か暴走族、チンピラ、ゴロツキ、ヤクザの組長くらいだが、こんな学校を支援する日本人は意外に多くいて、その中には有力者も含まれていた。代表的なのはマルキスト学者で東京都知事となった美濃部亮吉だ。

Minobe 1( 左 /  美濃部亮吉)
  朝鮮大学校は1966年4月に各種学校の認可申請を提出したが、なかなか認められず、ようやく許可が下りたのは1968年4月になってからである。というのも、前年の1967年に美濃部が都知事に当選し、極左分子が歓迎する革新都政が誕生したので許可が下りた。それまでは文部省が地方に建つ学校の許認可にに睨みを効かせており、朝鮮学校のカリキュラムを監視していたのである。政府与党も「外国人学校法案」を検討していたくらいだ。もしも、この法案が実現されていれば、文部大臣に教育中止命令や学校閉鎖命令を発動しうる権能が与えられ、監督庁の職員による朝鮮学校への立ち入りが可能となり、その実態を検査できるようになるはずだった。だからこそ、朝鮮人やその仲間たちは必死で抵抗し、その法案は七回も妨害され、ついに1972年、廃案へと追い込まれてしまったのである。朝鮮学校の少年たちはデモ集会に出掛ける親を見送りながら、毎日のごとく「外国人学校法案」に反対するハガキを首相や国会議長、文部大臣に送り続けたそうだ。「勉強」よりも「課外活動」に熱心なんだから呆れてしまうじゃないか。どうりで朝鮮人に左翼の素質がある訳だ。その努力以外の「圧力」があったのか、1960年代になると急に朝鮮学校の許認可数が増えたという。まぁ、朝鮮人の背後には社会党の土井たか子や高沢寅男も控えていたから、役所の中では色々な圧力や脅迫が罷り通っていたのかも知れない。

  マスコミは「報道の自由」や「編集権の行使」を楯に、自分にとって「都合の良い」報道を繰り返している。安倍政権を何としても潰したいマスコミは、取るに足らぬ“小火(ぼや)”でも、ガソリンをふりかけて“大火”にしようとするらタチが悪い。彼らは大衆を操作できるとの自信を持っている。視聴者を間抜けなガキと見なしているから、刺戟的で大袈裟なワイドショーを連日連夜垂れ流すことで、倒閣運動にまで発展させるとこができると思っているのだろう。だが、国家の優先事項を考えれば、拉致被害者を奪還する方が先決なんじゃないか。一般国民だって、どうでもいい下らないリンチ劇よりも、苦難を嘗めた同胞が帰還するシーンを見たいはずだ。北鮮が我が国に向けてミサイルを発射するなら、在日朝鮮人をまとめて突き返してやればいい。福田康夫は「相手が嫌がることはしない」と言ったが、教養のある日本人なら「北鮮が厭がることをすべし」と考えるだろう。コブラにはパイソン(ニシキヘビ)を、悪魔には支那人を、北鮮には同胞を差し向けて、陰に陽に「嫌がらせ」を行うべきである。でも、あの金正恩なら水際で皆殺しにするかもね。




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凋落を恐れる日本のマスメディア / オルタナ右翼は白人至上主義者

教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 支那人の卑史 朝鮮人の痴史
黒木 頼景
成甲書房

崖っぷちのフジテレビ

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(右: 少数派になるアメリカの白人  / 左: 多数派になるアメリカ人の種類)

  トランプ革命は既存の大手メディアにとって脅威である。新大統領となったドナルド・トランプは、自己のツイッターで勝手にメッセージを送ってしまうからだ。これには主流メディアは焦ってしまう。今までは、大統領が国民に向けて意見や政策を発表しようと思えば、大手専属のジャーナリストを集めた記者会見場か、NBCの「ミート・ザ・プレス」かABCの「ディス・ウィーク」、CBSの「フェイス・ザ・ネイション」に赴いて、独占取材に応じるのが普通だった。ところが、「嘘が混じったニュース」を垂れ流すメディアはトランプ大統領と敵対関係にある。特にCNNとの確執は周知の事実。言いたい放題の素人大統領は、国民の上に君臨する大手メディアを飛び越えて、直接みんなに見解を披露するんだから、新聞やテレビの重役は頭が痛くなる。これじゃぁ、ホワイト・ハウスの情報を独占してきたメディアにとって、お飯(まんま)の食い上げとなってしまうじゃないか。こんな大統領は野放しにできない。マスコミ各社としては、何としてもこの暴言王にお灸を据えて、「俺たちを無視すると痛い目に遭うぞ !」と教えなきゃ、自分たちの存在意義が無くなってしまうのだ。(というより、視聴率や売上げが落ちると自分の給料や地位が危なくなるからだけどね。)

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(左:  NBCテレビの「ミート・ザ・プレス」 /  右: ABCの「ディス・ウィーク」)

  日本のマスコミも似たような所があって、特に在京の地上波テレビが危機感を募らせている。各局とも視聴率の低迷に苦しみ、インターネットに広告料が流れておおわらわ。特にフジテレビの凋落は深刻である。噂によると、視聴率を稼ぐ事ができた夜のドラマが全滅状態らしい。筆者はどんなドラマなのか、観ていないから断定できないけど、タイトルや出演者を眺めれば何となく分かるような気がする。どうせ新人俳優を売り出したい藝能事務所と、出世を優先させるプロデューサーが共同で拵えた安易な作品なんじゃないか。おがくずよりも薄っぺらなドラマなど、アホらしくて我慢できないし、観るだけでも時間の無駄。最近、自宅にWOWOWから勧誘電話がかかってきたから分かったのだが、日テレと共同で実写版の『銭形警部』を作ったそうだ。主演の鈴木亮平という名は初めて聞くものだから、的確にその演技を評価できないけれど、筆者としては「どうせ駄作になるから、やめとけばいいのに」と思ったものである。以前、小栗旬が主演の映画『ルパン三世』を作って惨敗したんだから、もうアニメの実写化は諦めた方がいいんじゃないか。銭形警部は納谷悟朗の声じゃないとしっくりこないし、個人的意見を言えば鈴木氏よりも凄味のある渡辺哲の方が適役だ。でも、渡辺氏が主役だと若い女性にアピールしないから、現実的には無謀かも知れない。結局のところ、ネタが尽きたテレビ局は昔の名作にすがるしかないんだろう。

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(左: 「銭形警部」に出演する鈴木亮平  / 中央: 渡辺哲 / 右: 「ルパン」を演じた小栗旬 )

  脱線したので話を戻す。他のテレビ局も五十歩百歩だろうが、フジテレビの報道番組は「酷い」の一言に尽きる。BSフジの「プライム・ニュース」がトランプ大統領の側近であるスティーヴ・バノン(Stephen Bannon)を特集していたので、乗り気じゃなかったけど一応観てみた。司会の反町理(そりまち・おさむ)が無知なのはしょうがないとしても、ゲスト解説者に招いたのが青山学院大学の会田弘継(あいだ・ひろつぐ)と駿河台経営学部専任講師の八田真行(はった・まさゆき)では、「なんでこんな奴らを」と天を仰ぎたくなる。まぁ、フジテレビのプロデューサーにはこの程度の人物しか頭に思い浮かばないんだろう。テレビ局の御用学者といったら後は、上智大学の前嶋和弘くらいだから、スケジュールか何かの都合でこの二人に決まったのかも知れない。でも、昔から不思議なんだけど、どうしてアメリカ政治の専門家にはロクな奴がいないのか? もしかしたら東京大学が弊害の源流なのかも知れない。かつての間抜け学者なら、斉藤眞(さいとう・まこと)や本間長世(ほんま・ながよ)を思い出すし、今なら久保文明(くぼ・ふみあき)とか藤原帰一(ふじわら・きいち)といったところだろう。世間では日米関係が重要だと言うけれど、有名大学の学問レベルがこの程度じゃ、教え子の大学生がアホになるのも当然だ。左巻きの教授に従順な学生ほど成績が良くなるし、それこそ大学院に進んで学者になろうとする「残りカス」は、指導教官の提灯持ちになるのが普通である。磨きをかけたクルクル・パーが“一丁上がり”とばかりに、「教授」とか「学部長」になるんだから、日本の大学が蛸壺状態になるのも分かる。水族館のイルカだってもっと知能が高いぞ。

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( 左: 会田弘継 / 八田真行 / 久保文明 /  右: 藤原帰一)

  ジャーナリスト上がりの大学教授には、専門知識はおろか教養さえ無い人物が多い。会田氏は共同通信社の記者を経て青山学院大学の教授に納まったが、その歴史観や価値観は左翼に傾いており、米国の政治を分析する際、用いる判断基準はリベラル派が拵えた思想で固まっているのだ。例えば、会田氏はパレオコンサーヴァティヴ(paleoconservative / 原保守主義者)の代表的知識人であった故・サミュエル・フランシス(Samuel Francis)を恐ろしい思想の持ち主と評している。(会田弘継 『トランプ現象とアメリカ保守思想』 左右社 2016 年p.198) 彼はサム・フランシスを反動思想の知識人と捉え、白人優位の人種秩序を再構築しようとする人物と目しているのだ。(「真正保守」を名乗るパット・ブキャナンやジョセフ・ソブランもフランシスの仲間である。) こう聞けば日本人の中にも会田氏に賛成する者もいるだろう。しかし、アメリカ合衆国は白色人種であるイギリス人入植者が、本国に叛旗を翻して樹立した共和国である。彼らが命を懸けて戦ったのは、人類普遍の「人権」とかフランス人が提唱する「平等主義」の為ではなく、古来から尊重されてきた「イングランド臣民の権利」を守る為であった。したがって、白人のイギリス人が建てた国で白人が優位になるのは当然じゃないか。

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(左: スティーヴ・バノン  / 中央サ: ム・フランシス / 右: ジョセフ・ソブラン )

  江戸時代の日本だって差別思想があった。「士農工商」は当り前として、徳川家が武家の中で優位を誇っており、島津家や毛利家は外様大名にされて地方に封じられていたのだ。三河の弱小大名だった家康は死後に「神君」と崇められ、戦国時代の実力主義は衰退し、忠義を以て徳川の天下は不動のものと思われていた。朝廷や公家だって律令制度の上では上位者でも、現実的には徳川家の武力に平(ひれ)伏していたのである。どんな社会でも序列があるから、アメリカ合衆国が白人優越社会であってもおかしくはない。サウジ・アラビアに行けば厳格なイスラム教徒人が支配者層になっているし、エジプトに住めば太陽神の信仰は見る影も無く消滅しており、イスラム教の天下であることが判る。インドでは未だにカースト制が活きているし、支那人は数千年も前から漢民族至上主義と華夷秩序の世界観で凝り固まっていたのだ。朝鮮でもミニ中華思想があって、日本人はせいぜい朝鮮人の弟分、露骨に言えば猿と犯罪者の混血児と見なされていた。つまり、ケダモノと変わらぬ野蛮人ということだ。

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(左2枚: 忌々しい白人のタイプ  / 右2枚: 好まれる黒人 のタイプ)

  西歐系アメリカ人だけを殊さら非難し、目の敵(かたき)にする日本人は異常である。彼らが自国でどんな社会秩序を構築しようが彼らの勝手じゃないか。「白人至上主義」を憎む日本人は、心の奥で「素晴らしい白人達と仲間になりたい」と願っている。しかし、アメリカの白人がその願望を撥ねつけ、冷酷に踏みにじるので、白人に憧れる日本の平等主義者は怒ってしまうのだ。片思いの激しい日本人ほど、白人を激しく非難する傾向が強い。好きな女にフラれた駄目男のようなものだ。もし、アフリカ人が黒人至上主義を以て日本人を差別したら、彼らは同じように激昂するのか? たぶん、「なんだ ! 黒ん坊の分際で俺を差別するなんて!」と腹を立て、「二度と会うものか !」と捨て台詞(セリフ)を残し、さっさとアフリカを去るだろう。日本に住む者なら、一生黒人と交際しなくても支障は無いはずだ。朝鮮人の場合も同じで、日本を侮辱する朝鮮人と仲良しになりたい、嫌われても友好関係を築きたい、と願う日本人は頭がおかしい。一方、朝鮮人が自らを「最高級の民族」と思うのは、彼らの勝手、妄想、幻覚、精神錯乱だ。優秀な朝鮮人は国産のスペース・シャトルに乗って月にでも行け。ただし、メイド・イン・コリアのロケットだから、発射直後に爆発し、「あの世」行きに変更されるかも。それでも、隅田川の花火より壮大だから、やはり“優秀な”朝鮮人には才能がある。

NHKが行う思想操作

Richard Spencer 01( 左 /  リチャード・スペンサー)
  この「オルタナ右翼」に関しては、「国際報道2017」という番組でBSのNHKも触れていた。極左放送のNHKだからしょうがないけど、この番組は「オルト・ライト 勢いづく白人至上主義」という特集を組み、「オルタナ右翼」の代表格として今注目のリチャード・スペンサー(Richard Spencer)を取り上げていたのだ。(ちなみに、筆者は数年前からスペンサー氏の文章をよく読んでいたので、彼の主張にはさしたる違和感を感じない。) ゲスト解説者には一般に馴染みのない立命館大学教授の南川文理(みなみかわ・ふみのり)を迎えていた。南川氏も他の御用学者と変わらず、終始凡庸な解説を繰り返し、「オルタナ右翼」の支持層は、進学や就職で困っている白人の下層階級や労働者たちで、白人であるが故に不当な差別を受けていると思う人々、と述べていた。この番組はスペンサー氏が壇上に上がってスピーチを行う集会の映像を流していたが、裏方の制作者は明らかにネオ・ナチの演説会という印象を視聴者に与える意図を持っている。スペンサー氏がトランプ大統領の当選を受けると、聴衆に向かって「ヘイル・トランプ、我々の勝利だ(Heil Trump, heil our people, heil victory !)」と叫び、会場の者たちも「ヘイル・アメリカ」と呼応した。トランプ大統領誕生を祝い、右腕を斜め上に掲げる人々の光景を見れば、一般の歐米人はナチスの集会を思い起こすだろう。

Nazi Salute 2Bellamy Salute 1








(左: ナチ式敬礼をするドイツ国民  / 右: ベラミー敬礼で国旗に忠誠を誓うアメリカの子供 )

  だが、このナチス式敬礼は古代ローマ人が行っていたと思われるジェスチャーの模倣で、ドイツ人が発明した様式ではない。第二次世界大戦前のアメリカでも、ナチ・ドイツの「対ヒトラー敬礼(Hitergraß)」にそっくりな「ローマ式敬礼(Roman salute)」の「ベラミー敬礼(Bellamy salute)があったのだ。小学校に通う子供たちが星条旗に忠誠を誓う際にも、右腕を斜め前方に掲げてみんなで敬意を払っていたものである。ドイツ人がローマ様式を真似たからといって、ナチ党員でもないアメリカ人がそれを遠慮するのはおかしい。それに、スペンサーたちが「ヘイル・トランプ」と合唱したからといって何なんだ? ユダヤ人が身震いすることは禁止なのか? 普段は「表現の自由」を絶叫する左翼が、「ベラミー敬礼は駄目 !」という根拠を明らかにしないのは変だ。ドイツ人が「ハイル・ヒトラー」と口に出来ないからといって、アメリカ人も追随して、ドイツ風に「ヘイル・トランプ」と言えないのは筋が通らない。もし、スペンサー氏が日本語風に「トランプ・バンザイ !」と公言したら、「天皇陛下、万歳 !」を叫んだ帝国軍人を思い起こさせるから、日本式に当選を祝うのは禁止となるのか? 日本人だって戦前・戦中の言い方を忌避して、朝鮮風に「天皇陛下、マンセー」と叫んだらおかしいだろう。

Richard Spencer 3Hitler Salute 1








(左: スペンサーの演説集会に集まった聴衆  / 右: ナチ式敬礼をするヒトラー )

  NHKは編集権を最大限に利用して、巧妙な印象操作を行う常習犯である。「国際報道」はスペンサー氏のもとに記者を派遣し、単独インタビューを行ったが、その会話を全部放送せず、「あなたはレイシストなんですか?」という質問と「どう呼ばれようが気にしない」と答えるスペンサー氏の短い問答だけ。これでは彼の主張が如何なるものなのか、日本の一般視聴者には分からない。しかし、NHKの制作スタッフが想定する「無知で幼稚な視聴者」には充分だ。どうせ小学生ていどの頭しか持たない一般国民は、スペンサー氏がネオ・ナチもどきの白人優越論者である、とだけ認識できればいいのである。日本の一般国民は低能児と一緒だから、NHKの方針通りに考え、指図された通りに動けばいいのだ。NHKの傲慢な制作者は「自分の頭で考える日本人」を想定していないし、たとえ存在したとしてもそれを認めない。NHKがスペンサー氏を「とんでもない白人」と規定すれば、それが日本人の持つ判断基準となり、これに疑問を抱く者は「異端者」として扱われてしまう。日本国民は独自にスペンサー氏の主張を聴き、彼の「ナショナル・ポリシー研究所(National Policy Institute)」に掲載された論文を精読して考えるべきだ。南川教授はスペンサーたちを「被害妄想の白人」と評するが、我々は自分の目と耳で検証した方がいい。現在の日本人は大卒者が増えたせいか、左翼が作った枠組みで考えてしまう傾向がある。心理戦や謀略戦は武力戦争だけでなく、日常生活でも使われているのだ。

バノンを茶化す日本の知識人

  フジテレビに出演した会田氏の著書を一々批判すると、ブログが長文になってしまうので、仕方ないから割愛する。また、もう片方の八田氏も中身がひどくて、批判するのが厭になってくる程だ。番組の中でアメリカのネット事情に詳しいと紹介されていたが、要するにインターネット上の「ネット右翼」を批判しているだけの人物である。彼は米国で流行の「オルタナ右翼(alternative right)」を一般人に説明する際、リベラル派の視点から述べていた。八田氏は「オルタナ右翼」の定義は難しいとしながらも、その同調者が如何なる人々なのかを解説している。彼の見解によれば、「オルタナ右翼」とは自分が不当に迫害されていると思い込む被害妄想者であるという。(「オルタナ右翼とゲーマーゲートと呼ばれる事件の関係」 ニューズウィーク 2016年9月21日) オルタナ右翼は「白人あるいは西洋の文化が多文化主義のリベラルによって脅かされている」と考え、ポリティカル・コレクトネス(政治的に正しい言葉)を敵視するらしい。だから何だ? オルタナ右翼は正常じゃないか。実際、多文化主義でアメリカの西歐的社会は崩壊寸前だし、「政治的に正しい思想(ポリティカル・コレクトネス)」で「言葉狩り」が行われた結果、アメリカ白人は言いたいことを言えなくなっている。

George Washington 1Thomas Jefferson 1Benjamin Franklin 1Obama 1







( 左ジョージ・ワシントン / トマス・ジェファソン / ベンジャミン・フランクリン / 右バラク・オバマ )

  以前のアメリカでは「言論の自由」があったのに、今ではこの「自由」は絵空事になっている。もし、その権利を白人が行使すれば社会的地位を失う破目になるが、黒人や南米人だと問題にならず、堂々と「俺たちは偉大だ。我々の文化は素晴らしい」と公言できるのだ。そもそも、英国の血統とは無関係な有色人種が、「イギリス的自由」を謳歌する一方で、アングロ・サクソン系入植者の子孫がそれを禁止され、遠くから羨むなんて馬鹿げている。左翼思想に染まった八田氏は、有色人種や雑種混血児が中心となる平等社会を理想としているのであろう。(ただ、本人がそれに気づいていない場合もあるので、八田氏が否定する可能性はある。) しかし、アメリカの白人はそんな人種混淆社会を望んでいなかった。独立戦争前後の黎明期に、誰が人種平等社会を提唱し、黒人大統領を予測できたのか? (有名な英国人歴史家のエドワード・フリーマンは、黒人を解放したら黒人の公職者が現れるぞ、と警告していた。それでも、彼は「まさか、そんなことはあるまい」と高を括っていたんだから、当時の白人達が人種平等社会を妄想と考えていても不思議ではなかった。) もし、トマス・ジェファソンやジョンアダムズ、ベンジャミン・フランクリンに「黒人が大統領になる可能性は?」と質問したら、彼らはその質問者を気違いだと思うだろう。彼らにとってアメリカ公民とは、イギリス人を主流とした財産を持つ西歐系白人で、異教徒のアラブ人とかユダヤ人、南米のインディオなどではない。当時の入植者はわざわざ常識を紙に書いて法律にはしなかったから、未来を考えて西歐白人だけの国家にすべしとは明記しなかったのである。

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(左: アンドリュー・ブライトバート  /  右: スティーヴ・バノン)

  「プライム・ニュース」に出演していた八田氏の解説によると、先代のアンドリュー・ブライトバート(Andrew Breitbart)が創設したニュース・サイト「ブライトバート(Breitbart)」は比較的まともで、保守本流を目指していたが、彼の死後ブライトバートの統括者となったバノンが、このサイトを「オルタナ右翼」の方向に持っていって、イエロー・ジャーナリズム(刺戟的な話題を目的とする大衆紙)にしてしまったというのだ。八田氏は「ブライトバート」が派手な見出しと極端な表現で右派系の読者を煽り、いい加減な記事を掲載している怪しい媒体と評していた。例えば、「ブライトバート」はヒラリー・クリントンの側近であるウマ・アベディン(Huma Abedin)を根拠も無しにサウジ・アラビアのスパイと決めつけるような記事を掲載していた、と語っていた。おそらく、八田氏が持ち出したのはダン・ディールが2016年6月15日に書いた記事だろう。(Dan Riehl, Roger Stone : Huma Abedin ‘Most Likely a Saudi Spy’ with Deep, Inarguable Connections to Global Terrorist Entity,  Breitbart, 15 June 2016)

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(左: 娘のウマ・アベディン  / 中央: 父親のサイード・アベディン / 右: アブドゥラ・オマー・ナシーフ )

  この容疑を少し説明すると、サウジ・アラビアの役人にアブドゥラ・オマー・ナシーフ(Abdullah Omar Naseef)という人物がいて、彼は「ムスリム世界同盟(MWL)」を創設したメンバーの一人であった。そして、このMWLは「ラビタ・トラスト(Rabita Trust)」という世界的テロ組織と繋がっており、この集団の創設にはパキスタン政府も一枚噛んでいる。ウマ・アベディンの父親はイスラム教徒のインド人だが、彼女が幼い頃一家はサウジ・アラビアに移住し、父のサイード(Syed Zainul Abedin)は「ムスリム少数派問題研究所(Institute of Muslim Minority Affairs)」というシンクタンク(think tank)を設立する。そして、「ジャーナル・オブ・ムスリム・マイノリティー・アフェアーズ(Journal of Muslim Minority Affairs)」という学術誌を発刊すると、その初代編集長となった。この雑誌はアベディン家のファミリー・ビジネスとなり、娘のウマはアシスタント編集員になったという。注目すべきは、この雑誌の財政支援者がナシーフであったことだ。彼はラビタ・トラストを利用していたらしく、この慈善団体はアルカイーダ系の組織とも繋がっていたので、アメリカ財務省から資産を凍結されてしまったそうだ。中東アジアの組織や人脈は複雑すぎるので、何処までが本当で、何が嘘なのか判別しにくい。ただ、アベディンをサウジのスパイらしいと報じる「ブライトバート」の記事は、著名なロビイストで政治評論家のロジャー・ストーン(Roger Stone)から聞いた話を基にして書かれたものである。

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(左: ロジャー・ストーン  / バリー・ゴールドウォーター / ロナルド・レーガン / 右: リンドン・ジョンソン )

  日本では余り知られていないが、このロジャー・ストーンはワシントンの政界では、ちょいと知られた共和党系の政治コンサルタントである。彼は共和党保守派の大統領候補者であったバリー・ゴールド・ウォーター(Barry Goldwater)やリチャード・ニクソン、ロナルド・レーガンの選挙に係わり、政党のみならず政界の裏にも精通している人物だ。とりわけ、腐敗の限りを尽くしたリンドン・ジョンソン大統領を糾弾し、ジョンソンがテキサス時代に犯した数々の悪行を暴露するストーンの話はとても興味深かった。日本で言えば、政治評論家の伊藤昌哉(池田勇人の秘書)とか早坂茂三(田中角栄の秘書)が、お公家集団の宮澤喜一や豪腕小沢一郎の裏話をしているようなものである。そう言えば、伊藤氏は池田と白洲次郎の小遣いだった宮澤をコテンパンに批判していた。まさか小役人程度がお似合いの宮澤が、こともあろうに総理になるなんてケシカラン、と思っていたのだろう。まぁ、吉田茂だって草葉の陰て溜息をいつていたはずだ。あの策士だった三木武吉でさえ、「自分は総理大臣の席には相応しくない」と遠慮していたのだから、徴兵逃れの宮澤が総理の椅子に坐るなんて言語道断。早坂氏も東大法学部卒を鼻に掛ける宮澤が大嫌いで、親分の角栄を低学歴総理と馬鹿にしていた宮澤が許せなかった。(伊藤や早坂の話を紹介すると長くなるから省略。) とにかく、政界の闇を垣間見た裏方の秘書官が伝える逸話は面白い。

  ロジャー・ストーンがどのような情報と根拠でアベディンを分析したのか詳(つまび)らかではないが、少なくとも長いこと政界を渡ってきたストーンには、アベディンがクリントン財団とイスラム組織を繋ぐパイプ役、あるいは中東問題を解決する際のフィクサーという立場であることが分かっていたのだろう。ただ、ストーン氏が彼女を「おそらくスパイだ」と見抜いたのは、様々な事実からの結論もあろうが、最終的には彼の鋭い勘なのかも知れない。日本人は「スパイ」と聞けば、ジェイムズ・ボントかリヒャルト・ゾルゲみたいな人物を想像してしまうが、ウマ・アベディンはサウジ政府の支援を受ける合法的エージェントと考えれば、納得いくだろう。表向きは稼業の研究所を背景としているが、慈善活動や学術交流を通して人脈を広げ、幾つかのクッション、つまり研究機関や慈善団体を挟んで危険人物と接触する仲介者ということだ。例えば、パーティーで知り合うアラブの大富豪は、チャリティー団体に気前良くお金を寄附するが、裏の世界で暗躍するテロ組織にも気前が良い。ウマがこうした二面性を持つ人物と親密になり、親分のヒラリー・クリントンに紹介すれば、サウジ政府だってその関係を操れるし、ヒラリーの方もバック・チャンネルを構築できるから「お得」と考えるだろう。

  八田氏は「ブライトバート」の記事を「いい加減なもの」と茶化すが、その前にロジャー・ストーンの説を検証するのが先だろう。彼は記事の信憑性を疑い、ストーンに同調したバノンをコケにするが、外国政府がアメリカ政界の要人に工作員を送り込むくらい普通じゃないか。冷静さや客観性を前面に出す八田氏は、ヒラリーの側近がアジア系やアラブ系の名前を持っているから、オルタナ右翼の読者が非難しているのだ、と述べていた。しかし、政界に怪しい人物がいれば疑うのは当然だろう。諜報活動や政治工作をする者が自ら正体をバラす訳がないし、権力の中枢を狙う政治家にテロ組織の関係者が近づいていれば、警戒をするのが常識じゃないのか。日本の政治家にだって、支那や北鮮のスパイが私設秘書として潜り込んでいるし、議員自身が外国の手下というケースだってあるのだ。亡くなった社会党の土井たか子や高沢寅男は北鮮の手先だったし、首相になった菅直人は北鮮から資金をもらい、在日工作員と直に繋がっていた。また、北海道選出の議員で、官房長官になった五十風広三は、コードネームを持つソ連のスパイだったことが判明した。鳩山由紀夫に至っては、祖父の時代からソ連に籠絡されており、アレクサンドル・ドムニツキーの後任がずっと鳩山家に張り附いている。軍事小国の日本でも多くのスパイが取り憑いているんだから、超大国の米国に外国のスパイが潜入していても不思議ではないだろう。だから、ストーン氏がヒラリーの右腕たるアベディンを疑っても無理はないのだ。

Huma Abedin 3Doi Takako 1Kan Naoto 2









(左: ヒラリー・クリントンと一緒のウマ・アベディン  / 中央: 土井たか子 / 右菅: 直人 )

  八田氏は「ブライトバート」を偏見に満ちたニュース・サイトと考えているようだが、元の記事をよく読めばそれほど「いい加減な」内容とは思えない。おそらく、「プライム・ニュース」の一般視聴者は「ブライトバート」の記事を定期的に読んでいないだろう。外国の言論界に疎い視聴者だと、日本語で解説をしてくれる八田氏の方が信用性があり、自分で調べようとはせずに八田氏の判断を鵜呑みにしてしまう危険性がある。しかし、フジテレビはそこを狙っているんじゃないか。つまらない番組を作って左翼的意見を垂れ流すフジテレビとしては、主要メディアの欺瞞性を暴き、その赤い論調を断罪する新興メディアは脅威である。一般国民は凡庸で左傾化した既存の新聞やテレビに飽きているから、ネットニュース・サイトを見るんじゃないか。CNNやABC、ニューヨーク・タイムズなどの押しつけプロパガンダに気づいた一般人は、自分たちが長いこと巧妙に騙されていたことに気づいたのである。インターネットが普及する以前は気軽に情報を集めることは出来なかったし、大手メディアの捏造や偏向を嗅ぎつけた人物も、それを公表できる場所が無かった。小さな雑誌を発行しても読者は限られているし、それを刊行し続ける資金も不足していたから、保守的意見を宣伝するのは至難の業であった。

  しかし、インターネットの普及で放送局を持たないジャーナリストが、スポンサーも無く自由に記事を発表できるようになったし、一般人でさえ世界中に持論を公表する事ができるようになった。地上波放送に甘んずるフジテレビやテレ朝にしたら、無数のライバルが現れたことになり、毎日熾烈な競争を強いられるようになった訳だから、経営者たちが青ざめたのも理解できる。だから、八田氏のような「専門家」を動員して、ネット・ニュースなんか信用できないぞ、「ブライトバート」みたいなメディアはヨタ記事が多いから注意せよ、と宣伝しているのだ。八田氏は「ブライトバート」が「派手な見出し」や「センセーショナルな写真」を用いて人々の注目を集めている、と貶めていたが、商業ベースのネット・サイトなんだから、現実的にしょうがないだろう。朝日や毎日新聞のように、つまらない見出しと退屈な記事でも経営が成り立つのは、毎朝きちんと新聞を届ける「下っ端」の配達員がいてくれるからだ。大手新聞社の記者は、書いた記事の質ではなく、宅配制度のお陰で給料をもらっていのを忘れているのだろう。

  販売店の苦労を蔑ろにする元ジャーナリストの会田氏は、フジテレビに対するゴマすりを忘れていなかった。彼は「ブライトバート」のようなネット・サイトが拡大することに警鐘を鳴らし、きちんとした取材を通して記事を書く既存のマスメディアを存続させるよう、その重要性を視聴者に説いていたのだ。アメリカではネットに押されて新聞が絶滅した地域があるそうで、そこには政治腐敗が蔓延して大変だという。でも、一般人なら「本当かよ」と疑いたくなる。シカゴやニューヨークみたいな都市は新聞があっても腐敗しているじゃないか。新聞の読者が居なくなったから街が荒廃したのではなく、元々そこの住民が腐敗していたんだろう。シカゴの黒人が新聞を毎朝読むようようになっても、街中で起こる銃撃事件や殺傷事件が減ることはないし、市議会の政治家が高潔になる訳じゃない。

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( 上写真 / 新聞を読んで教養がありそうな黒人 )

  まぁ、元共同通信の論説委員だった会田氏にしたら、「新聞なんかつまらないし、読まなくても困らない」と言えば、先輩の面子を潰すことになるし、応援してくれる後輩にもソッポを向かれるから、「新聞は社会にとって重要だ」と訴えなければならない。しかし、記事の捏造を反省せず、未だに反日思想を続ける朝日新聞が存在しているんだから、この方が深刻な問題なんじゃないか。主流メディアがバノン氏やスペンサー氏を批判するのは、自分たちが築いてきた牙城と枠組みが毀(こわ)されたからだろう。アメリカが白人中心の国に戻ることが「けしからん」というなら、日本も「日本人が主流の皇国」に戻る事を断念せねばならない。NHKやフジテレビといったマスコミにしたら、支那人や朝鮮人、タイ人、フィリピン人、インド人、トルコ人と共存する雑種国家が理想となる。将来、我々の子孫が「日本人による、日本のための、日本人が幸せに暮らす日本」を表明したら、「日本人至上主義」とのレッテルを張られて非難されるかも知れない。かつて、鳩山由紀夫が口にした「日本は日本人んだけの国じゃない」という名言は、ますます現実性を帯びてきた。数十年後、我々は思い出のアルバムを開いて、「平成の頃は、まだ日本人が主人公だったよなぁ」と歎く破目になるかも知れないぞ。



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