無敵の太陽

主要マスメディアでは解説されない政治問題・文化・社会現象などを論評する。固定観念では分からない問題を黒木頼景が明確に論ずる。

アメリカ合衆国

トランプの正直さは“美徳”にならず / 一般白人の本音を代弁した大統領

教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 支那人の卑史 朝鮮人の痴史
黒木 頼景
成甲書房

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米国を「白人の国」へ戻したいトランプ

 メイソン・ロック・ウィームス(Mason Lock Weems)の作品に、有名な『桜の木』という童話がある。誰もが知っているストーリーだが、良い子のみんなのために言うと、6歳のジョージ・ワシントンは、手斧を持てたのが嬉しくて、道端にあるものを片っ端から切っていた。すると、父のアウグスティンが自慢する桜の木があったので、ちよっとした好奇心からその幹にも刃を入れてみたくなったという。案の定、樹皮は斧で剝かれてしまい、桜の木は枯れてしまったそうだ。これを発見した父のアウグスティンは驚き、さっそく息子のジョージに誰があんな事をしたのか、と尋ねた。すると、素直なジョージは、「父上、僕は嘘をつけません」と答え、自分が木を傷つけたことを告白したという。それを聞いた父親は感心し、息子の正直さを褒めて赦(ゆる)したという話になっている。

Donald Trump 1George Washington 2Mason Lock Weems 1








(左: ドナルド・トランプ  / 中央ジョージ・ワシントン  / 右: メイソン・ロック・ウィームス )

  もっとも、これはウィームスの創作だから史実ではないが、第19世紀から第20世紀の中葉くらいまで、よく語られた偉人伝である。英文科の学生なら「マクガフィー読本(MucGuffey Reader)」を聞いたことがあるはずで、こうした道徳物語集は曾ての“古き良き”アメリカで教えられ、学校の教師や躾を大切にする親は、子供たちに読み聞かせたものである。しかし、コンドームの付け方や密入国者も市民です、と訴える学校では、取り上げている教師なんかほとんど無いんじゃないか。筆者はウィリアム・ベネット(元教育長官)のネタ本に興味があったし、敬虔さを重んずる旧いアメリカ社会を知りたかったので、米国で出版された道徳本や公民読本(「良きアメリカ人」を育成するための副読本)に目を通したことがある。子供向けの薫陶だったが、いかにも西歐的で信仰と倫理を最優先したアメリカの教育は素晴らしかった。日本だと、昔の講談社とか実業之日本社が出しそうな修養書みたいなものと思えばいい。

  ところが、第21世紀のこんにち、「正直さ」というのは美徳ではなく、「不謹慎な言動」であったり、「政治的に正しくない考え」、「他者を害する(offensive)行為」であるらしい。「口は禍(わざわい)の元」というが、トランプ大統領は、“正直に”自分の意見を吐露したので糾弾される破目になった。というのも、彼はハイチからの移民・難民を侮辱したからだ。「事件」はホワイトハウスで起きた。いつものように会議が開かれ、トランプ大統領は側近からブリーフィングを受けたそうだ。彼は共和党のリンゼイ・グラム(Lindsey Graham)上院議員と民衆党のリチャード・ダービン(Richard J. Durbin)上院議員を交えて会談を行い、彼らの提案や要請を聞いて不機嫌になっていた。なぜなら、両上院議員は臨時保護対象(Temporary Protected Status)から外されていた国家に再び保護を与えるよう提言していたからである。(Monique O. Madan, "Trump asks why people from shithol countries like Hiti and El Salvador come here, reports say", Miami Herald, January 11, 2018)

Richard Durbin 1Lindsey Graham 2








(左: リチャード・ダービン  /  右: リンゼイ・グラム)

  しかし、移民反対の立場を訴えてきたトランプには承服しがたい。彼は側近に向かって、「なぜ我が国にやって来る、あの肥溜め国からの連中を求めるんだ?」と尋ねたらしい。(Eli Watkins and Abby Philip, "Trump decries immigrants from shithole countries coming to US", CNN, January 12, 2018) すると、この暴言をワシントン・ポスト紙が嗅ぎつけたから欣喜雀躍(きんきじゃくやく)となった。トランプ憎しの記者が耳にすればトップ記事になるのは間違いない。さっそく、各メディアが取り上げた。「みなさぁ~ん、トランプの失言ですよぉ~」と大はしゃぎ。トランプ当選で煮え湯を飲まされたCNN、ABC、NBC、ニューヨーク・タイムス紙などが大々的に報道し、トランプ大統領の人種差別発言を宣伝していたのだ。(ちょっと「肥溜め/ 便所shithole」とは酷い表現だが、実際のハイチを目にすれば、日本人だって「そうだよなぁ」とうなづくだろう。それとは関係無いけど、筆者は昔NY州のジャマイカ地区を散策したことが数回あるけど、あの街は全般的に生ゴミ臭いし、「アメリカ」というより黒人だらけの「アフリカ」や「ジャマイカ」という感じだった。色々な体験があったけど、ここでは述べないことにする。)

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(左: 北歐系の家族  / 右: アフリカ系の人々 )

  それにしても、トランプの“気さくな”発言は、それほどの「暴言」なのか? 彼は執務室で側近に尋ねたらしい。

    「 どうして合衆国はハイチやアフリカからの人間をどんどん欲しがるんだ?」

さらに、次の意見を加えたという。

  「合衆国はノルウェーのような国からもっと人を受け容れるべきだ。・・・なんで更なるハイチ人が必要なんだ? あいつらを取り除けばいいじゃねぇか!」

  さすが、ドナルド・トランプだ !! 良い事を言うじゃないか。まさしく正論だ ! ハイチからの黒人がどんどん上陸して、中流階級のアメリカ白人は大迷惑だ。昔、ハイチで大地震が起き、多くの黒人が避難者となったので、アホの左翼と白人の偽善者が多くの女子供を米国に連れてきたことがある。ずぶ濡れになった野良犬じゃあるまいし、異質な種族を自国に招いたら後が大変だ。生活水準や風習、思考、容姿の点で大きく違うハイチ人はアメリカ社会に溶け込めないし、たとえ文化や英語を覚えても容易に同化できるものではない。ドロップアウトして犯罪に走るか、社会福祉に頼り切りの生活を送るのが関の山である。だいいち、ハイチ人が住んでいた国の状態を見れば解るじゃないか。あんなゴミ溜めみたいな街に生まれ育った人間が、ホスト国のアメリカに適合できるはずがないだろう。しかも、黒い肌を持ちアフリカ人の顔附きなんだぞ。洗練されたアメリカ白人と“対等”になれるなんて嘘に近い。(ハイチ人はアフリカに移住すれば差別に苦しまなくても済むのに、わざわざ米国に渡って差別に来るしむんだから自業自得である。) 理想や道徳を述べるのは勝手だが、人間というのは「外見」の印象で感情が左右されてしまうものだ。それに、災害や紛争を逃れてきたハイチ人やアフリカ人は、「難民」なんだから気軽に「アメリカ国民」にすべきではない。「難民」は“一時的”な滞在者であり、“恆久的”な居住者ではないから、ある期間が経過すれば本国か他の地域に追い払うのが筋である。それが出来なければ、離れ小島に監禁するという処置も考えねばならない。

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(左: アフリカ系の美女  / 中央: 西歐系の女性  /  右: スカンジナヴィア系の子供)

  なるほど、トランプの意見は政治的配慮に欠けるかも知れないが、リベラル派議員がいつも口にする偽善が無いからまだ「まし」だ。大学で左翼教育を受けたクルクルパーの白人なら反撥するだろけど、中西部や南部の田舎に住む白人が聞けば、諸手を挙げて「その通り !」と賛成するだろう。高等教育というのは、ある種「常識の撲滅」であるから、大卒者の意見は「非常識」なものが多い。一方、トランプの発言は沈黙の白人を代弁するものである。以前、彼は「ハイチ人なんかナイジェリア人と同じく、みんなエイズ持ちだ !」と評したし、「あいつらはアフリカにある自分の“小屋(huts)”に帰ろうともしないんだからな !」と述べたそうだ。(Michael D. Shear and Julie Hirschfeld Davis, "Stoking Fears, Trump Defied Bureaucracy to Advance Immigration Agenda", The New York Times, December 23, 2107) 左巻きのジャーナリストは、こうした「暴言」に厳しい批判を加えたそうだが、一般の白人たちなら、心の底で「そうよねぇ~」と賛同するんじゃないか。

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(左: 災害に襲われたハイチの街並み  /  右: 美しいノルウェーの風景)

  日本人だってエイズ持ちのハイチ人が近寄ってくれば、我が子を遠ざけようとするし、一緒の職場で働きたくない、と思ってしまうだろう。たとえ、エイズ患者でなくても、何らかの伝染病を持っているかも知れないから触れあいたくない。確か、支那でサーズ(SARS / 重症性呼吸器症候群)が猛威をふるっていた頃、筆者はある用事で中央線を利用し、印象的な場面に遭遇したことがある。長椅子に坐っている乗客の一人が咳き込んでいると、周りの乗客が徐々に離れていったのだ。「偏見」に満ちた乗客は、「憐憫」よりも「脅威」を感じているようだった。また別の時、支那語を話すアジア人乗客がいたんだけど、当然ながら隣に坐る女性はいなかった。若い女性だと、ちょっと離れた位置に移って吊革を摑んでいる。筆者は雑誌を読む振りをしながら、気付かれないよう周囲の乗客をジっと観察していたことがある。そう言えば、中高年のオバチャンは別にして、若いOLとか女子大生が黒人に挟まれて坐ることは稀で、もし、両脇にパキスタン人やトルコ人がいたら、その真ん中には坐らないケースが多い。疲れていて坐りたくても、じっと我慢するんじゃないか。筆者は変態じゃないんだけど、有色人種の外人に対し、一般人がどう反応し、如何なる行動(無意識的な動き)を取るのかに興味がある。もし、エレベーターの扉が開いて、黒人ばかりが乗っていたら、日本人女性は気にせず中へと乗り込むのか? ある人は遠慮して(あるいはビックリして)「パス(回避)」したり、ちょっと待って隣のエレベーターに乗ろうとするはずだ。

100%の確信を持ったアメリカ人だって?

  トランプの「暴言」を耳にして、早速、大統領に怒りをぶつける議員が出て来た。ユタ州選出の共和党下院議員であるミア・ラヴ(Mia Love)は、ハイチ系アメリカ人で、大統領に謝罪を求めたそうだ。彼女はトランプに腹を立て、大統領のコメントは「配慮に欠け、人々を分断し、エリート的なうえに、我が国の価値観から見ても、とんでもない発言だ」と評していた。また、「彼の行動は我々の指導者として受け容れ難い」とも述べていた。(Julie Hirsch Davis, Sheryl Gay Stolberg and Thomas Kaplan, "Trump Alarms Lawmakers with Disparaging Words for Haiti and Africa", The New York Times, January 11, 2018) 

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(左: ミア・ラヴ  /  右: ルイス・グッテレス)

  ラヴ議員に続いて、民衆党の下院議員ルイス・グッテレス(Luis V. Gutiérrez)も参戦してきた。このグッテレス議員は筋金入りの移民推進論者で、イリノイ州から選ばれたヒスパニック系住民の代弁者。彼はユダヤ人のチャック・シューマー(Charles E. Schumer)上院議員と雙壁を成す反米分子と言えよう。前大統領のバラク・オバマと並んで、有色人種の移民や難民を擁護するグッテレスは、「茶色いオバマ」といった感じだ。彼はこう述べた。

  私はアメリカ人として、大統領を恥ずかしく思う。・・・彼のコメントには失望した。信じられない。だが、驚きはしなかった。100パーセントの確信を持って言えるが、この大統領は合衆国憲法ならびに独立宣言に体現される価値観を共有しないレイシストである。

  米国史を勉強した白人なら、「このヒスパニック野郎は、何を言っているんだ ?」と眉を顰めるだろう。 独立戦争前後の入植者たちは、アフリカ大陸やカリブ海諸島からの有色人種を一顧だにせず、自分達が持つ個人資産や先祖伝来の権利、つまり「イングランド“臣民”の権利」を守りたかっただけだ。彼らの頭には「黒人の権利」など一切無く、どうやって黒い家畜を最大限に利用するのか、というのがもっぱらの関心事であった。黒人の事を考えるとすれば、奴隷市場に出品された黒人のうち、「どいつが丈夫そうなのか」、「虫歯は無いのかな?」、「値段と能力が釣り合うのか?」といった点しかない。そもそも、合衆国憲法を起草したジェイムズ・マディソンやアレクサンダー・ハミルトンたちが、野蛮国からやって来た黒い動物や、トルコとかアラビアに棲息するイスラム教徒の帰化を想定して、国家体制を整えたは思えない。

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(左: ムスリム移民の男たち  / 右: パプア・ニューギニアの土人たち )

  ちなみに、アメリカ人が大切にした「権利の章典」とは、イングランドの国王に忠誠を誓う臣下の権利であって、コンゴやエチオピア、あるいはパレスチナとかマレーシアの村落に転がっている「外人の権利」ではないのだ。左翼学者が持て囃す「人間の権利」などは、流血のフランス革命を起こした気違いどもや、西歐文明を呪詛するユダヤ人が“でっち上げた”妄想である。もし、この“普遍的概念”が至高の権利であるとするならば、ペニス・サックを自慢するパプアニューギニアの土人も「所有」しているはずで、彼らが持つ「権利」など雑草のようなものだ。 もたとえ、そんな「権利」があるとしても、我々が代々受け継ぐ「日本国民の権利」と同じはずがない。だいたい、犬に関する扱いにだって地域差があるんだぞ。日本人は柴犬と秋田犬を「猫っ可愛いがり」するけど、隣の朝鮮や支那では単なる「食材」だ。旨そうな犬をさらってきて、紐で足を縛ったら、天井につるし、棍棒で思いっきりぶっ叩く。激痛に耐えかねた「食材」は、数キロ先でも聞こえるほどの悲鳴を上げて絶命する。それに、ワンちゃんの皮剥ぎなんてゾっとすじゃないか。朝鮮人の迷信によれば、恐怖に怯えた犬の肉はアドレナリンで「美味」になるそうだが、日本人なら吐き気がする。目を蔽いたくなるほど凄惨な屠殺方法は、日本の家庭では絶対無理。日本の料理人には決して真似できない。朝鮮人は「なぜニダ? 寒い季節に犬鍋は最高だぞ!」と笑みを浮かべるが、日本人だと彼らをバットで殴りたくなる。

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(左: 日本で人気を誇るコーギー犬の尻尾  /  右: 食欲旺盛な朝鮮人)

  余談だけど、コーギー犬の尻尾を切断するイギリス人やアメリカ人は鬼畜だなあぁ。いくら仔犬だって、親からもらった尻尾を切られたら、激痛で泣きたくなるだろう。日本人の飼い主の中にも馬鹿な奴がいて、イギリス人の悪習を踏襲し、コーギー犬の尻尾を切断する者がいる。それなら自分の小指を先に詰めてからペットを虐待しろ ! 何も知らない仔犬が可哀想じゃないか ! 尻尾の切断手術をしたくせに、自慢しながらコーギー犬を連れている日本人は頭がどうかしている。日本政府は寄生している在日朝鮮人の「権利」より、無力な動物が発する鳴き声に耳を傾けるべきだ。(本当に可哀想なんだから。) ちなみに、英国人は数年前に、こうした動物虐待を禁止したそうだ。

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(左: 白人と黒人との混血児  / 中央: 白人女性と黒人男性のカップル  /  右: アフリカ系アジア人の混血男性)

  脱線したので話を戻す。トランプ大統領はハイチからの黒人より、ノルウェーからの白人移民を好んだという。こうした「傾向」は一般のアメリカ白人にも顕著である。これは“現実”のアメリカ社会を見れば明らかだ。新聞・雑誌で社会事件の記事を目にするけど、白人対黒人の摩擦とか人種上の犯罪などがしょっちゅうある。移民問題でも、アラブ系や東南アジア系、アフリカ系の流入となれば、人種的および文化的摩擦が絶えない。しかし、北歐からの移住者だと、すんなりとアメリカ社会に同化し、人種的対立が起こらず、宗教的なイザコザも発生しないのである。例えば、セネガル出身のイスラム教徒黒人とキリスト教徒のアングロ・サクソン系白人が結婚すれば、白人側の親兄弟が不満を述べたり、混血児の将来が心配になるけど、スウェーデン人やノルウェー出身の白人プロテスタントなら、ほとんど問題が無い。 日常生活に必要な英語能力の問題だって、ノルウェー人には深刻でないし、食文化の違いなど微々たるもんだ。(ドイツ移民だって英語は障壁にならない。そもそも、英語じたいが「古いドイツ語」なんだから。) それに、冷凍食品やジャンク・フード漬けのアメリカ人が、魚介類の料理に文句をつけるなんて身の程知らずである。アメリカ人はあまり意識しないけど、啓蒙主義時代を経た今にちでは、宗派的相違だって気にならない。例えば、カトリック教会に通うドイツ=アイリス系の亭主と、北歐のルーテル教会で育ったオランダ=ノルウェー系の妻が、秘蹟の解釈や聖餐の化体説を巡って夫婦喧嘩をするのか? もし起こったとしても、鼻血を出す程の殴り合いにまで発展しないし、別居や離婚に至るまでの騒動にもならない。それに、生まれてくる赤ん坊の件でも、両親や祖父母と同じ容姿になるから安心だ。

「好ましい」北歐系アメリカ人

  実際、ノルウェーやデンマーク、スウェーデンからの白人移民が、アメリカ社会で理不尽な人種差別に悩み、希望する会社に就職できないとか、高級住宅地の邸宅購入を拒絶される、警察官から意味不明な職務質問を受ける、なんて事件が多発しているのか? アメリカ社会では北歐系白人への「差別」なんてまずあり得ない。逆に、大学入試で優秀な白人が落とされ、愚劣な黒人受験者が合格というケースはある。また、都市部の黒人やヒスパニックの下郎が「白い肉」を求めて強姦することもあるだろう。だが、西歐系白人が同じ白人を「スカンジナヴィア出身」という理由で排斥するというのは想像しづらい。北歐移民の同化率は非常に高いし、その子孫は地元民から歓迎されるし、何の抵抗も受けずに“自然”と融合できるのだ。北歐系の有名人を思い出せば分かるじゃないか。

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(左: アフリカ黒人の赤ん坊  / 中央: ノルディク系の赤ん坊 /  右: トランプと娘のイヴァンカ)

  例えば、もう「レジェンド」としか表現できない女優のグレタ・ガルボ(Greta Garbo)、映画『風とライオン』およびTVドラマの『マーフィー・ブラウン』で一世を風靡したキャンディス・バーゲン(Candice Bergen)、大ヒットTVドラマの『ダイナスティー』で話題となったリンダ・エバンス(Linda Evans)、『ターミネーター3』で脚光を浴びたクリスティーナ・ローケン(Christina Loken)、TVドラマ『ハート&ハート』で知られる二枚目男優のロバート・ワグナー(Robert Wagner)や名優ロバート・ミッチャム(Robert Mitchum)がいるし、日本のエルヴィス・プレスリー・ファンなら当然知っている美人妻のプリシラ・プレスリー(Priscilla Presley)、巨額なギャラを稼ぐ一番人気の歌手テイラー・スウィフト(Taylor Swift)などである。(プリシラの孫娘ライリー・ケノーを見ると、種族保存が如何に重要かがよく解る。)

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(左: グレタ・ガルボ  /  キャンディス・バーゲン / リンダ・エヴァンス  /  右: ロバート・ワグナー)

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(左: プリシラ・プレスリー  / ライリー・キノー  /  クリスティーナ・ローケン /  右: テイラー・スウィフト)
  
  政治家なら駐日大使になった元副大統領のウォルター・モンデール(Walter Mondale)がいるし、大空の英雄チャールズ・リンドバーグ、アポロ11号で月面に辿り着いたバズ・オルドリン(Buzz Aldrin)、ネオコンの師匠格であったヘンリー・スクープ・ジャクソン(Henry Martin “Scoop” Jackson)上院議員、連邦裁判所の首席判事になったウィリアム・リンクウィスト(William Rehnquist)やJFK暗殺事件で調査に当たったアール・ウォーレン(Earl Warren)判事、「アンタッチャプル」を率いてアル・カポネを捕まえた敏腕捜査官エリオット・ネス(Eliot Ness)などが挙げられよう。日本の高校生だと、パリスとニッキー・ヒルトン(Paris & Nicky Hilton)の姉妹が直ぐに思いつくはずだ。ただし、妹のニッキーは第三代ロスチャイルド男爵、ヴィクターの孫にあたるジェイムズと結婚し、「ロスチャイルド」の名前を冠している。

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(左: ウォルター・モンデール  / アール・ウォーレン / ウィリアム・リンクィスト / 右: エリオット・ネス )

  これはトランプ(?)と筆者の好みになってしまうけど、モデルのニッキー・ジーリング(Nikki Ziering)も北歐系アメリカ人である。彼女の旧姓は「シーラー(Shieler)」なんだけど、ユダヤ人俳優のイアン・ジーリング(Ian Ziering)と結婚したので、夫の家族名を名乗っている。また、結婚に伴ってユダヤ教に改宗してしまったから憐れだ。というのも、二人は後に離婚してしまったので、ニッキーは何の為にユダヤ教徒になったのか分からない。(元異教徒が離婚後も敬虔なユダヤ教徒のままでいるとは考えにくいんだけど、意外と頑張って誡律を守っているかも知れないなぁ。) 

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(左: バズ・オルドリッチ  /  ヘンリー・スクープ・ジャクソン /  右: イギー・ポップ)

     これまた筆者の私的好奇心になってしまうんだけど、パンク・ロック界の寵児、イギー・ポップ(Iggy Pop)が北歐系アメリカ人であることは、日本人の間ではあまり知られていない。彼の本名は「ジェイムズ・ニューウェル・オスターバーグ(James Newell Osterberg, Jr.)」というから、スカンジナヴィア系移民の子孫であると判るだろう。哀しいこに、最近の大学生に彼のことを尋ねると、「ザ・ストゥージス(The Stooges)のヴォーカル? イギー・ポップって誰? 聞いたことがない !」と言われてしまうのだ。まぁしょうがないけど、こうした解答に世代間ギャップを感じてしまい、結構ショックを受ける事がある。小林克也とか筆者からすれば、イギーの『サーチ・アンド・デストロイ』は懐メロなんだけど、20代の若者からすれば「未知の曲」であるらしい。

  ちなみに、伝説のロック・バンド「グレイトフル・デッド(Greatful Dead)」のブレント・ミドランド(Brent Mydland)やジェリー・ガルシア(Jerome John Garcia)も北歐系アメリカ人なんだよ、と言いたいのだが、「グレイトフル・デッドって何?」と訊いてくるから言葉が出ない。ちょっと前、人気ロック・バンド「モーターヘッド(Mötorhead)」のレミー(ベース&ヴォーカル)が亡くなったけど、日本で哀しむのは「サザン」の桑田佳祐と筆者くらいかなぁ。(実際はもっと多いと思うけど。) 話を戻すと、北歐系アメリカ人は各界に多く浸透しているものの、彼らの外見が白人なので、その民族性はあまり目立たない。社会学や政治学を専攻する大学生なら知っている、『誰が支配するのか? (Who Governs?)』の著作で有名なイェール大学教授ロバート・ダール(Robert Alan Dahl)も北歐系アメリカ人だ。

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(左: レミー・キルミスター  / 中央: ロバート・ダール  /  右: ヴィクター・デイヴィス・ハンソン)

  日本の保守系雑誌でさえ滅多に言及しないが、カルフォルニア州立大学やフーバー研究所に勤めたヴィクター・デイヴィス・ハンソン(Victor Davis Hanson)教授もスウェーデン移民の子孫で、生まれ故郷のカルフォルニアに住みついた五代目であるという。彼は西歐の戦史やギリシア史の研究で知られており、筆者が今の大学生に勧めるとすれば、彼の『殺戮と文化(Carnage and Culture)』や『ホプリテス(Hoplites)』、『西歐流の戦い方(The Western Way of War)』を挙げたい。特に、スパルタ人の戦闘様式や尚武の精神を扱った『ホプリテス』は興味深くて有益である。彼の経歴は研究機関の歴史家としては異色で、大学教授をする前、祖父や父親から受け継いだ稼業のブドウ栽培に従事していた。こうした経験から、彼には古代ギリシア人の心情が多少解るという。古代において、戦争に負けると自分の故郷を破壊・掠奪されることは当り前で、敵軍の攻撃を受けて退却・避難した場合、ギリシア人は自分のブドウ畑が敵兵に荒らされるのを見て、胸が引きちぎれるほどの悲哀を嘗めたそうだ。したがって、自分の家屋や農場、祖国を蹂躙されたギリシア人が、復讐の鬼となっても不思議ではない。ギリシア人の戦争は敵の殲滅が常識だったから、攻撃する時も敗北する時も凄惨な状況が多くなる。

可哀想なら自宅に泊めてやれ !

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(左: ヘンリー・カボット・ロッジ  / アルバート・ジョンソン  / サム・エルウィン  /  右: ジェイムズ・イーストランド)

  またもや脱線したので話を元に戻す。アメリカ合衆国はブリテン国民のイギリス人やスコット人が主体となって独立した共和国なので、西歐白人が社会の主流になることは当然である。ブリテン王国の「元臣民」が歓迎する移民というのが、同じ文明圏に属する西歐人であったのも不思議じゃないし、本来なら、西歐人だけに移住を許すべきであった。過去の移民法改正でも、異質な種族を排除しようと奔走したアメリカ人は多かった。例えば、上院議員のヘンリー・カボット・ロッジ(Henry Cabot Lodge)とか、アルバート・ジョンソン(Albert Johnson)議員、ジェイムズ・イーストランド(James Eastland)議員、サム・エルウィン(Sam Erwin)議員、規制派の大御所パトリック・マッカラン(Patrick McCarran)議員、国務省の外政官であるウィルバー・カー(Wilbur S. Carr)、社会学者のエドワード・A・ロス(Edward A. Ross)、今では忘れ去られている学者のマディソン・グラント(Madison Grant)など、錚々たる愛国者が存在したのだ。ところが、彼らは現在の学校で徹底的に否定されている。「人種差別論者」というレッテルを貼られてしまい、彼らが具体的にどう反論したのかは説明されることがないのだ。アメリカでさえ「ブラックリスト」に名を載せられるくらいだから、日本の大学で肯定的に紹介されることはない。第一、その名前さえも知らない学生が多数派なのだ。

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(左: パトリック・マッカラン  / ウィルバー・カー  / マディソン・グラント  / 右: エドワード・ロス )

  トランプ大統領の「暴言」はアメリカ国内で非難囂々(ごうごう)だが、彼の率直な意見は重要である。人々は政治家の信念を聞きたがっているのだから、トランプの発言を頭ごなしに否定すべきではない。主要メディアはトランプのことを徹底的に吊し上げているが、彼らの上司とかテレビ局のスポンサーたちが「どんな」生活をしているのか、“具体的”に紹介してから、大統領を批判すべきだ。黒人の移民や難民がいない閑静な高級住宅に「お城」を構え、高給リムジンに乗って出勤する高級幹部は、一般的に「移民賛成派」だが、それなら憐れな黒人たちを気前よく自宅に泊めてやれ。リベラル派の“豪邸”なら、数十人は楽に収容できるだろう。ハイチ難民が自宅の便所でウンコしたからといって、「臭くて嫌だから、別のトイレに入ろう」なんて言うんじゃない。人間の大便というのは、黒人でも白人でも、「だいたい」同じ悪臭を放つんだからさぁ。こうした「平等」を厭がると、「極右」のレイシストに指定されちゃうぞ。




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レイプしなかったことへの恨み / セクハラは平等に !

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スタッフの中で唯一の黒人

Shavit Wisel 1Sexual Harassment 2









  人間は理性よりも感情で動く。広い世間には、食い物を横取りされると、それを何時までも恨む人がいるけど、男から邪険にされた女の怨みも同じくらい恐ろしい。殊に、ブスの怨念は強烈だ。美しく生まれなかった女は、美人に群がる男を憎み、そうした佳人を称讃する社会すら呪うことがある。「男社会はけしからん !」と剣幕を立てて怒り狂うフェミニストを見れば解るじゃないか。といっても、良い子のみんなは、「田嶋陽子先生のことかなぁ」と言っちゃいけないよ。筆者は全然そんなこと思ってなんいだから。でも、オトコ中心の社会に怒りを覚えている醜女(しこめ)は意外と多く、彼女たちは美人に優しい男性ばかりか、チヤホヤされる女性にも憤怒を抱く。しかも、これが人種的容姿に基づく“差別”だったりすると大変だ。火山のように激昂する被害者は、差別的社会が生み出す価値観や制度にまで不満を募らせ、終いには、「こんな社会は打倒すべきだ !」と叫んでしまう。左翼分子には嫉妬心で動く人が多いので、話し合いで説得するなんて無理。北斗神拳のトキみたいに、相手の攻撃を躱(かわ)しながら攻撃するのが一番。

  日本では、まだ女権拡張論者や人種平等主義者の害毒が少ないが、多民族差別社会のアメリカでは、フェリニストのみならず、レイシズム反対論者の勢いが誠に凄まじい。以前、当ブログで米国のセクハラ騒動を紹介したことがあるけど、その時、筆者は有名ジャーナリストのチャーリー・ローズ(Charlie Rose)にも言及した。彼が犯した数々の性的嫌がらせは言語道断だが、この著名人に対する非難の中には理不尽なものもある。というのも、彼は同僚の女性スタッフから「やってもいない事」で糾弾されていたからだ。

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(左: チャーリー・ローズ  / 中央: レベッカ・キャロル  /  右: セクハラ被害者のカイル・ゴドフリー・ライアン)

  今月、米国の有名な雑誌『エスクワイヤー(Esquire)』に、レベッカ・キャロル(Rebecca Carroll)という女性プロデューサーが、チャーリーを非難する記事を投稿した。彼女は1997年に、チャーリー・ローズの番組を手掛けるプロダクションに参加したのだが、当時、黒人スタッフは彼女一人であったという。こうした環境のもと、唯一の黒人であったキャロル氏は、白人男性が天下を取る職場で気まずい思いをしたそうだ。まだ27歳のキャロル氏は、ベテラン記者でも叩き上げの制作者ではなかったが、既に大手出版社からインタピュー形式の本を三冊も出していたので、それなりの自信があったらしい。一般の日本人なら、「わぁぁ、すご~い」と手放しで褒めてしまうが、タイトルや中身を吟味すれば、「なぁ~んだ。黒人の愚痴を綴ったクズ本かぁ~」と判ってしまう。彼女が自慢する著作というのは、『アンクル・トムか新たな黒人(Uncle Tom or New Negro)』、『ありのままの貴女(Sugar in the Raw : Voice of Young Black Girls in America)』、『種族を守れ(Saving the Race : Conversation on Du Bois from Collective Memoir of Souls)』の三冊で、いかにも黒人が興味を持ちそうな標題である。しかし、白人なら素通りしそうな代物だ。(ちなみに、有名大学を出た黒人に、その専攻を訊いてみると、やれ社会学だ、政治学だ、エスニック研究だと答えるが、具体的に尋ねてみたら、白人社会への恨みをぶつける科目であった、という場合が多い。「エスニック」なんて名称を持ち出す奴には注意が必要だ。日本人を「呪う藁人形」を作る朝鮮人だって、立派な“藝術家”と評されるんだから、物事は具体的に調べることをお勧めする。)

Sidney Poitier 2Vivica Fox 1Hip Hop 2








(左: シドニー・ポワティエ  / 中央: ヴィヴィカ・フォックス  /  右: ヒップ・ホップのミュージシャン)

  アメリカ社会における黒人の状況を勉強したキャロル氏は、ローズ氏の番組スタッフに加わっても、黒人問題に焦点を当てようとしたらしい。だが、チームのボスであるローズ氏にはその気が全く無く、彼女が推奨する黒人ゲストには見向きもしなかった。彼女が何度か自分の関心事(agenda)を押しつけようとすると、チャーリーはこの下っ端を譴責したそうだ。「大御所」の威光を輝かせる職場のボスは、自分が認めた黒人ゲストしか認めなかったという。例えば、有名な黒人男優のシドニー・ポワティエ(Sidney Poitier)といった、“知的な”雰囲気を醸し出す黒人しかOKを出さない。一方、キャロル氏が番組にイチ押したのは、女優で司会者も務めるヴィヴィカ・フォック(Vivica A. Fox)とか、ピップ・ポップのミュージシャンであった。日本だとヴィヴィカ・フォックスは無名の俳優に等しく、タランティーノ監督の映画『キル・ビル Vol.1』や『インディペンデンス・ディ : リサージェンス』、カナダのTVドラマ『ミッシング : サイキック捜査官(1-800-Missing)』に出演した役者と紹介しても、いまいちピンとこない。まぁ、フォックスくらいの役者ならともかく、ヒップ・ポップの黒人歌手なんて、ローズ氏でなくても断りたくなるじゃないか。見るからに下品そうだもん。

なぜ私を襲わないの?!

William Buckley 1Christopher Hitchens 1
David Bowie 4Denzel Washington 1








(左: ウィリアム・バックリー  /  クリストファー・ヒッチンズ / デイヴィッド・ホーイ  /  右: デンゼル・ワシントン )

  日本では意外にもチャーリー・ローズの名はあまり知られていないが、アメリカでは著名なジャーナリストで、自分の名前を冠したトーク番組を持ち、結構それなりの人気を博していた。筆者もチャーリー・ローズのインタヴュー番組をよく観ていたから、今でもよく覚えている。例えば、『ナショナル・レヴュー』誌の主幹であったウィリアム・バックリー(William Buckley, Jr.)、英国の評論家であるクリストファー・ヒッチンズ(Christopher Hitchens)、英国出身のロック・スターであるデイヴィッド・ボーイ(David Bowie)が対談相手の時である。(ちなみに、英国「デイリー・メイル」紙でレギュラー・コラムニストを務めるピーター・ヒッチンズは彼の弟。) キャロル氏はチャーリーの好みが白人に偏っていると批判するが、米国史に恨みを抱く“濃厚”な黒人を頻繁に招いたら、『チャーリー・ローズ』自体が黒人専門チャンネルになってしまうじゃないか。筆者もチャーリーの番組コンセプトくらい察知できる。紳士的な語り口でインタヴューを行うローズ氏は、インテリ層や上流ビジネスマンなどをターゲットにし、気さくだが“ちょっと”上品な対談番組を作りたかったのだ。だから、白人社会に不満を募らせる「怒れる黒人」とか、語彙の乏しい黒人ラッパーなんて高級な番組に相応しくない。なるべく排除したくなるのも当然だ。

Morgan Freeman 1Oprah 3Susan Rice 1Steven Spielberg 5







(左: モーガン・フリーマン  / オプラ・ウィンフリー  / スーザン・ライス  /  右: スティーヴン・スピルバーグ )

Cornel West 1Angela Davis 3Maya Wiley 1Alice Walker 1







(左: コーネル・ウェスト  /  アンジャラ・デイヴィス / マヤ・ワイリー  /   右: アリス・ウォーカー )

  キャロル氏は上司のチャーリーをなじるけど、彼は人種を理由にして黒人ゲストを避けていた訳ではない。事実、彼は多くの黒人俳優や著名人を呼んでいた。例えば、人気司会者のオプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)とか、男優のウィル・スミス(Will Smith)、デンゼル・ワシントン(Denzel Washington)、モーガン・フリーマン(Margan Freeman)、元国家安全保障アドヴァイザーのスーザン・ライス(Susan Rice)などである。それでも、キャロル氏は満足できなかった。なぜなら、黒人奴隷が対談のテーマなのに、チャーリーは高名な黒人学者ではなく、『アミスタッド(Amistad)』を制作したユダヤ人監督のスティーヴン・スピルバーグ(Steven Spielberg)を招いていたからだ。彼女はチャーリーに向かって、「白人のレンズ」を通した黒人奴隷の搾取やアフリカ人の文化について語ってほしいと提案したそうだが、あえなく却下されたらしい。黒人左翼のキャロルとしては、白人を心から憎む極左活動家のコーネル・ウェスト(Cornel Ronald West)や、元米国共産党員でレーニン平和賞をもらったアンジェラ・デイヴィス(Angela Y. Davis)、NAACPとACLUに属していたマヤ・ワイリー(Maya Wiley)、公民権活動家のアリス・ウォーカー(Alice Walker)などをキャスティングしてもらえば大満足なんだろうけど、そんな人選をすれば特定のイデオロギーに染まったエスニック番組になってしまうから駄目だ。あくまでも上品なゲストだけ。

Meryl Streep 2Angelina Jolie 3Kate Winslet 1








(左: メリル・ストリープ  / 中央: アンジェリーナ・ジョリー  /  右: ケイト・ウィンスレット)

  自分の専門分野を活かせない苛立ちもあったのだろうが、キャロル氏のドロドロした怒りはチャーリーの“白人好み”にあったようだ。チャーリーは自分が気に入った白人女優を優先したそうで、いくら人気者でも黒人女優を呼ぶことは稀だった。過去の出演者を思い出せば、番組のファンではない日本人にだって判る。例えば、大女優のメリル・ストリープ(Meryl Streep)やアンジェリーナ・ジョリー(Anjelina Jolie)、ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)、ジェシカ・チャスティン(Jessica Chastain)、ケイト・ウィスレット(Kate Winslet)などが招待され、鼻の下を伸ばしたチャーリーはニコニコ顔だった。

Blake Lively 2Diane Lane 5Cate Blunchett 2Viola Davis 1







(左: ブレイク・ライヴリー  / ダイアン・レイン / ケイト・ブランシェット / 右: ヴィオラ・デイヴィス )

     確かに、『ダウト(Doubt)』や『ヘルプ(The Help)』、『フェンス(Fence)』などで注目された黒人女優のヴィオラ・デイヴィス(Viola Davis)を招くのはいいけど、白人の視聴者なら美人女優のブレイク・ライヴリー(Blake Lively)やダイアン・レイン(Diane Lane)の方を観たい。(この人選はチャーリーの「好み」だったのかも。) やはり、メイン・ゲストは華やかじゃなきゃ。テレビ欄や予告編で宣伝するゲストが黒人女優じゃパッとしないし、視聴率だって上がるとは限らない。番組スタッフとしては、ビル・ゲイツ(Bill Gates)やウォーレン・バフェット(Warren Buffet)、ジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)などの大物経済人を時たま招いて箔をつけるが、一般視聴者の嗜好を考えれば、政財界の面々とは別に、有名作家のJ.K.ローリング(Joanne Rowling)や、自転車競技者のランス・アームストロング(Lance Armstrong)、コメディアン俳優のロビン・ウィリアムズ(Robin Williams)を挟んで、番組のイメージを和(なご)ませたいはずだ。

Warren Buffett 1Bill Gates 2Jeff Bezos 1 Rowling 1








( 左: ウォーレン・バフェット / ビル・ゲイツ  / ジェフ・ベゾス  /  右: J.K. ローリング )

  奢れる者は久しからず。白人のキャスティングに偏りがちなチャーリーは、突如として湧いたスキャンダルにつまづく。すると、日頃から恨みを抱くキャロル氏に復讐の機会が訪れた。チャーリーが手をつけた女性たちが勇気を以て矢を放ち、業界に君臨する巨人は見事に倒れる。凋落した上司を目にしたキャロルは、間髪入れず反撃に参戦し、追撃の手を緩めなかった。彼女の不満は激しく、「白人の男どもというのは、制作室の中で最もお金を持ち、最大限の権力をふるうの。そればかりか、部屋の中で一番魅力的な女性を食い物にする連中なのよ !」と怒りをぶちまける。キャロル氏曰わく、

   アメリカだとね、部屋に居る女性の中で最も望ましく、何よりも神聖で、誰からも求められる人、そして一番崇められる人は、いつも白人女性なのよ。(Rebecca Carroll, "My Experience at Charlie Rose Went Beyond Sexism", Esquire, December 5, 2017)

本当に、恨み骨髄の黒人女性は恐ろしい。キャロル氏の憤慨はある意味、嫉妬に基づいている。チャーリーが「感情を共にしよう」と言い寄る女性職員は、驚くほど決まって白人ばかり。すく近くにいる黒人のキャロル氏には、何故か指一本触れようとしないんだから、紳士的というか差別的というか、見方によって様々な解釈が考えられる。

  なるほど、チャーリーは白人女性ばかりにセクハラを行い、浅黒いキャロル氏には目もくれなかった。しかし、その“差別的趣味”を以てチャーリーは責められるべきなのか? セクハラを受けた女性が批判するならともかく、被害を受けなかった黒人女性が“ご立腹”なんておかしい。キャロル氏は記事の中でこう述べている。

  はっきりさせるけど、私は、チャーリーが私に手をつけた方が良かったなんて言っている訳じゃないの。むしろ、彼が白人女性に性的な行為を行ったのは、性差別に基づく権力構造の発露なのよ。ちょうど、私をセクハラしなかった人種差別が権力原理の表明であったのと同じようにね。

  日本人の読者だと、「何言ってんの?」と反論したくなるだろうが、キャロル氏は黒人の自分にスケベな事をしなかったのは人種差別だ、と言いたいのである。彼女はチャーリーが自分をセクハラに値しない同僚、すなわち性的興奮が湧き起こらない種類の女である、と見なした事が赦せない。ちょっと笑ってしまうけど、彼女は「なんでいつも白人のオンナばかり触るのよ!!」と怒っていたのだ。一般の日本人なら、「しょうがねぇ~じゃん。助平野郎にだって“好み”っていうモノがあるんだ。そうカッカすんなよ」と言いたくなる。痴漢だって可愛い女子高生なら手が伸びるし、下着泥棒だって若い娘のパンティーを盗むのが普通だ。想像するのも厭だけど、電車に乗った痴漢が一目散に老婆の尻を触ったり、近所を物色する泥棒が、軒先に干してあるババアの腰巻きをひったくるなんて考えられない。そんな奴は別の意味で変態だ。

白人ばかりの表紙はけしからん !

LA Times Magazine cover(左  / ロスアンジェルス・タイムズ雑誌の 表紙)
  平凡な生活を送る日本人は、こうした醜女の嫉妬心を聞いて笑うけど、多民族主義や人種平等の脅威は我々にとっても他人事じゃない。アメリカの大学では、「エスニック・スタディーズ(有色人種の怨念学)」を専攻する黒人や南米人、アジア人が異常に多く、職場でも「PC(政治的正しさ)」が強要され、ちょっとした冗談や誘いでも「レイシズムだ」「性差別だ」と騒がれてしまう。最近、ロサンジェルス・タイムズ紙が有名女優を集めた対談特集を企画し、雑誌の表紙に彼女たちの集合写真を用いた。(Mary Papenfuss, "Twitter Skews Los Angeles Times --- And Stars--- For All-White Actress Cover", The Huffington Post, December 23, 2017) ところが、この表紙にクレームがついた。なぜなら、招集された女優がみんな白人だったからである。このメンバーを挙げれば、映画『モリー』に出演したジェシカ・チャスティン、『アイ・トーニャ』のマーゴット・ロビー(Margot Robbie)、『レイディー・バード』で注目されたサーシャ・ローナン(Saoirse Ronan)、アネット・ベニング(Annette Bening)、ダイアン・クルーガー(Diane Kruger)、ケイト・ウィンスレット(Kate Winslet)であった。

Margot Robbie 16Saoirse Ronan 5Diane Kruger 2Annette Bening 1







(左: マーゴット・ロビー  / サーシャ・ローナン  / ダイアン・クルーガー  /  右: アネット・ベニング )

  ちなみに、サーシャ・ローナンは、日本でも公開された映画『ハンナ』に出ていた主演女優で、この作品は弓月光の人気漫画である『瞬きのソーニャ』と筋書きがソックリなので話題となった。もちろん、弓月氏の方が先にアイデアを出していたから、脚本家のセス・ロックヘッドがパクった可能性が高い。ついでに言えば、アイリス系女優のサーシャ・ローナンの名前は判りづらい。彼女によると、アイリス人の名前は発音と綴りとが大きく違うそうで、アメリカ人にはチンプンカンプンらしい。例えば、「Tadhg」は「タイグ」、「Niamh」は「ニーブ」、「Oisin」は「オーシン」、「Siobhan」は「シーボン」、「Caoimhe」は「クイーバ」と発音するそうだ。アメリカ人だって「サーシャ(Saoirse)」を「ソイース」などと間違って読んでしまうそうだから、本当に外国人の名前は難しい。まぁ、日本人だって同じ悩みを抱えている。例えば、海軍大将で首相になった山本権兵衛の名前をどう発音するか人それぞれだ。「ごんべえ」と呼ぶ人もいれば、「ごんのひょうえい」と読む人もいる。山本首相自身は、ローマ字で「Gonbei」と書いていたから、おそらく西洋人に対しては「ゴンベイ」と自己紹介していたのだろう。有名な佐久間象山だって、「しょうざん」なのか「ぞうざん」なのか判らない。德川慶喜は教科書的には「よしのぶ」だが、側近の回顧録によれば、みんなから「けいき」様と呼ばれていたそうだ。だいたい、「日本」の発音までもが、「にほん」なのか「ニッポン」なのか曖昧なんだからしょうがない。

Jessica Chastain 1(左  /  ジェシカ・チャスティン)
  話が逸れたので元に戻す。この表紙に関して、レベッカ・キャロルも文句を垂れていた。彼女はツイッターでジェシカ・チャスティンを批判していたそうだ。常日頃、チャスティンがマイノリティーの権利を擁護していたので、キャロル氏は「白人ばかりの表紙とは何事か !」と怒っていたそうだ。しかし、チャスティンからの返答は無かった。そりゃ、そうだろう。黒人からのイチャモンに一々反応していたら身が持たない。五月蠅(うるさ)い黒人に対しては、シカトするに限る。ただし、キンチョールを吹き掛けちゃダメだよ。

  この件に関し、フォーダム大学のスコット・ポウルソン・ブライアント(Scott Polson-Bryant)教授もクレームをつけていた。「トップ女優なら他にもいるのに」と愚痴をこぼし、彼はチリ人で性転換を行ったダニエラ・ヴェガ(Daniela Vega)や、メキシコ系女優のサルマ・ハイエック(Salma Hayek)、『シェイプ・オブ・ウォーター』に出演したオクタヴィア・スペンサー(Octavia Spencer)、『ダウンサイジング』のホン・チャウ(Hong Chau)、『ガールズ・トゥリップ』のティファニー・ハデッシュ(Tiffany Haddish)などを挙げていた。でも、こんな女優を集めたら、雑誌の表紙が暗くなるじゃないか。表紙の写真は雑誌の「顔」で、お客の注意を引くための看板である。日本だと、旅館にも看板犬がいたりして、愛想のいいゴールデン・レットリバーが宿泊客を出迎えると、子供から老人まで大喜びだ。筆者も米国の街をうろついた時、ふと古本屋に目が止まり、窓際で昼寝する黒猫に導かれ、そのまま店内に入ったことがある。ましてや、美人集団なら目が釘付けになるじゃないか。ニューズ番組のアンカーだって、中高年のオっさんより、若くて綺麗な女性キャスターの方がいい。FOXテレビなんか露骨に美女を掻き集めていた。民間企業の商売は平等を標榜する「お役所仕事」ではない。みんなが注目する人を雇うのは当り前。黒人女優を特集する雑誌なら、官庁街かアフリカで販売しろ。

Daniela Vega 1Salma Hayek 2Octavia Spencer 1Tiffany Haddish 1








(左: ダニエラ・ヴェガ  / サルマ・ハイエック  /  オクタヴィア・スペンサー  /  右: ティファニー・ハディッシュ )

  これは余談になるが、チャーリーの女癖を糾弾するキャロル氏は、白人カップルの養子であったという。(Rebecca Carroll, " Facing my fear : hearing myself echo my birthmother's judgementaloutlook", The Guardian, 22 April 2016) 詳しくは述べられていないが、彼女の生母は白人で、父親は黒人であるそうだ。どんな理由か判らぬが、彼女は両親に捨てられ、白人夫婦に引き取られた。彼女が実の母親に会ったのは11歳の時で、温かい親子関係を期待していたが、実際はそれ程でもなかったという。キャロル氏が告白していたけど、もし母親が自分を娘と認めてくれていたら、自分の「白人らしさ」を「黒人らしさ」に優先させていたかもしれぬ、と話していた。彼女は幼い時、自分が黒人であるとは自覚していなかったそうだ。とにかく、彼女は冷たい母親に失望する。そして、白人家庭で育ったた少女は、自分が属する人種や白い友達の容姿に敏感となり、白人の“特権”に嫌悪感を抱くようになった。白人夫婦に養われた黒人は、えてして性格が歪んでしまう事がある。日本人女性の中にも、ふとしたことで黒人男性と恋に落ち、有頂天のまま結婚して子供を産む人がいるけど、その混血児がどんな人生を送るのか、まったく想像していない人が多い。自分は黒人と結婚しても黒くならないが、我が子には必ず夫の遺伝子が組み込まれてしまう。もし、自分と違った容姿の娘から、「ねぇ、ママ。どうして私はママと違うの?」と涙ながらに責められたら、日本人の母親はどう答えるのか? 日本人女性は結婚する前にしっかりと覚悟すべきだ。

Rebecca Carroll 1Mixed race kid 1tumblr_mvtgejCP








(左: レベッカ・キャロル  / 中央: 黒人と白人の両親と混血児  /  右: 西歐系白人女性)

  「人種平等推進」とか「民族差別撤廃」なんていうスローガンは、やがて日本でも“普通”になるだろう。今は、黒人との混血児が少ないが、あと二、三十年もすれば全国各地で見かけるようになり、公務員や銀行員、洋服屋の店員、飲食店の給仕、土建屋の社員、学校の教師など、様々な職場に浸透するはずだ。もはや、帰化鮮人の子供だって珍しくないし、見かけは日本人と変わらないが、父親か母親の祖母が在日鮮人とか不逞支那人という場合もあるから、アジア系日本人の比率は増すばかり。そうなれば、民族差別を糾弾するアジア系学生が、テレビ局や新聞社、広告代理店、大学および小学校にも就職し、自分の地位や権能を用いてアジア人を嫌う日本人を非難することだって考えられる。実際、NHKやTBSには朝鮮系の社員が潜伏し、直接的ではなくとも間接的に反日番組を支えている可能性が高い。日本人を恨むアジア系職員だと、TVドラマのストーリーに“何気なく”差別主義者の日本人を挿入することもあるし、ちょっと体を触っただけの上司に対して、いきなり金切り声を上げて、「セクハラよ !!」と騒ぎ立てる虞(おそれ)もあるのだ。また、業績が悪いことで朝鮮系の部下を叱った上司が逆恨みされ、「民族差別ゆえんの叱責だ」と抗議されれば、事情を知らない周囲の者は、「もしかして・・・」と疑ったりする。支那人や朝鮮人は“民族的”団結が強いから、「差別」を行った“極悪”の日本人を集団で攻撃するだろう。糾弾された日本人が防戦一方になることは火を見るより明らかだ。同僚の日本人は厄介な「民族問題」に係わりたくないから、いつの間にか“そぉ~”といなくなる。当人だけが「どうして俺なんだ? ・・・」と涙目に。日本人は同胞に冷たいから、心配な人は普段から家族を大切にすることだ。



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