無敵の太陽

主要マスメディアでは解説されない政治問題・文化・社会現象などを論評する。固定観念では分からない問題を黒木頼景が明確に論ずる。

アメリカ合衆国

偏った検閲が横行するYouTube

教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 支那人の卑史 朝鮮人の痴史
黒木 頼景
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Susan Wojcicki 5Sergey Brin & Larry Page 2


  





  YouTubeと言えば、今や誰でも知っていにる人気の動画投稿サイトある。凋落する地上波テレビを尻目に、どんどん勢力を伸ばしているから、大変画期的な事と言うほかない。何しろ、単なる素人が勝手に作った映像をアップロードして、それを世界に向けて発信できるんだから、既存メディアが震え上がったのも当然だ。子供の小遣い程度で作ったビデオが、何千万円もかけたテレビ番組よりも人気を博するなんて悪夢でしかない。テレビ局の新入社員なんか、せっかく有名大学を卒業し、念願叶ってキー局に就職できたのに、現状を冷静に分析すれば、在京キー局は既に斜陽産業になっている。「高給をもらって薔薇色の人生だ!」というのは過去の話。有能な制作者は、密かにインターネット番組への鞍替えを考えているというから、残留組というのは能無し局員の集団なのかも知れない。

Pom 2(左  / 「カリン様」のようなポムさん)
  案の定、テレビ局に莫大な広告料を払っていたスポンサー企業も、段々とテレビから離れて、インターネットに宣伝料を払うようになった。確かに、YouTubeの動画なら、どんな人が視聴し、どれくらいの再生回数があるのか、登録者数から視聴者の地域まで色々と把握できるから、スポンサーにとったら涎(ヨダレ)が出てくる。例えば、海外からの人気もある猫動画、「ポムさんとしまちゃん / ねこべや」は、ペット・フード産業からすれば「招き猫」といった感じのチャンネルである。スコテッィシュ・フォールドの「ポム」ちゃんを毎回見ている人は、たいてい猫好きか、現在猫を飼っている人、あるいは、これから飼おうとする人であろう。だから、この動画に猫缶の広告を挿入すれば売り上げ増大が見込めるはずだ。実際、番組の中で飼い主がポムさんに「いなば食品」の「チャオちゅ~る」を与えたら、人格(猫格?)が変わったように勢いよくかぶりついた。もう、我慢できないほどの食欲を見せたから、猫を飼っている人は「うわぁ! 本当に美味しいんだ !」と一発で判る。もし、筆者が猫を飼っていたら、「ご褒美」用に必ず「チャオちゅ~る」を買ってしまうだろう。

  とにかく、YouTubeは今や日本人にとって“生活の一部”になっている。KAZUYA君なんか以前は「ユーチューバー」で稼いでいたらしい。現在は、自身の番組がヒットして「虎ノ門ニュース」に出演したり、雑誌で連載を持っているから異例の大出世と言えよう。しかし、YouTubeは便利な代わりに、投稿者の首根っこを掴んでいる。つまり、動画投稿で生活する個人業者、番組運営で名前を売るジャーナリストや評論家、政治や経済問題を扱うネット放送局は、YouTubeをプラットホーム(発信源 / 土台)にしているから、YouTubeから停止命令を受けると干上がってしまうのだ。所詮、YouTubeは民間企業なので、自由裁量で投稿者を遮断することができる。気に入らない奴がいたら、適当な理由をつけて排除すればいい。別に違法じゃないから、停止処分を受けたユーチューバーは裁判に訴えることができず、泣き寝入りするだけだ。

Susan Wojcicki 9(左  /  スーザン・ウジェスキ)
  筆者が何故、今更こんなことを指摘するのかと言えば、YouTubeのCEO(最高経営責任者)であるスーザン・ウジェスキ(Susan Wojcicki)が、「ヘイト・スピーチ」や暴力・差別に該当する動画を次々に削除しているからだ。最近、彼女はCBSの名物番組「60ミニッツ」に出演し、今年になってYouTubeのヘイト・スピーチ規制を強めたと語っていた。(Lesley Stahl, "How does YouTube handle the site's misinformation, conspiracy theories and hate ?", CBS 60 Minutes, December 1, 2019.) YouTubeの人気は世界中で物凄く、1分間に500時間の長さになる動画がアップロードされるらしい。だから、規則違反の動画を削除するだけでも大変だ。レズリー・ストール記者の質問に答えたウジェンスキ社長によれば、親会社のグーグルは1万人のスタッフを動員し、不適切なコンテンツ動画を摘発しているという。排除された動画は相当な数で、2019年の第一四半期だけでも、830万本の動画が取り除かれたそうだ。ただし、排斥された映像の75%は機械による削除であったらしい。

Alex Jones 2(左  /  アレックス・ジョーンズ)
  じゃあ、一体どんな動画や番組が削除されたんだ? 「Ban(禁止)」された有名人と言えば、インターネット放送で政治問題を取り上げるアレックス・ジョーンズ(Alex Jones)だ。彼は「JFKの暗殺」とか「9/11テロ」、「ビルダバーグ会議」、「サンディー・フックの銃乱射事件」などを取り上げ、様々な事件の背後に何らかの陰謀が有るんじゃないか、と訴えていた。彼のYouTube番組は結構人気が高く、約250万人の登録者がいたという。HBOの人気TVドラマ『ホームランド』のシーズン7で、ジェイク・ウェバーがTV司会者のブレッド・オキーフを演じていたけど、このオキーフのモデルとなったのはアレックス・ジョーンズに間違いない。(役者のウェバーは声まで似せていた。) 実際のジョーンズを茶化したいのか、ドラマの中でも「右翼の陰謀論者」という設定だった。まぁ、『ホームランド』の大黒柱であるハワード・ゴードン(Howard Gordon)は、ユダヤ人の大物プロデューサーだし、担当脚本家の一人であるデボラ・カーン(Debora Cahn)もユダヤ人左翼ときている。別の脚本家であるロン・ナイスワーナー(Ron Nyswaner)はゲイの活動家なんだって。こんな連中が作るドラマだから、正義の味方であるユダヤ人に攻撃を仕掛けるのは、大抵、無知蒙昧の下層白人極右となっている。(本当は、イスラエルと連携する「アメリカ国民」になったユダヤ人なんだけどねぇ~。)

Roy Nyswaner 1Debora Cahn 1Howard Gordon 1








(左 : ロン・ナイスワーナー  / 中央 : デボラ・カーン  /  右 : ハワード・ゴードン )

  筆者も何度か観たことがあるから解るけど、ジョーンズが暴露する陰謀論なんて、ほとんどがエンターテイメントだから、殊さら目くじらを立てる代物ではない。確かに、ジョーンズのようなアメリカ人が騒ぎ立てる「陰謀論」の中にも、「真実の粒」くらいはある。だから、一概に全部を否定できないが、仮説や憶測が混じっているので信用に値する動画とは言えまい。でも、こうした政治番組であっても、言論の自由があるんだから「一つの見解」として容認してもいいんじゃないか。娯楽的要素が全く無い番組ばかりなんて、視聴率が取れないだろう。ウジェスキは「オルタ・ライト(Alt-right / 新右翼)なんか、絶対に駄目よ !」と“ご立腹”だが、そんなこと言ったらアメリカ中は左翼番組だらけになるじゃないか。いくら「右翼的」といっても、ジョーンズは意図的に人種的憎悪や民族対立を煽っている訳ではない。アメリカ国内で勃発した人種対立や外国で起きたテロ事件を議論し、大手メディアが取り上げない視点や裏話を紹介しているだけだ。

  ジョーンズの他に「排除対象」となったのは、「極端なイデオロギー」や「ネオナチ思想」「白人至上主義」を宣伝する動画であるという。(Kate Clark, YouTube CEO Susan Wojcicki addresses hate speech controversy, Tech Crunch, June 11, 2019.) 具体的に言えば、毎回「元KKKの大幹部」と紹介されるデイヴッド・デューク(David Duke)や、「ナショナル・ポリシー研究所(National Policy Institute)」を主宰するリチャード・スペンサー(Richard Spencer)、保守派コメンテーターのスティーヴン・クロウダー(Steven Crowder)、以前紹介したオーストラリアの“極右活動家”と称されるマーティン・セルナー(Martin Sellner)、ワシントン州立大学の学生共和党支部に属し、保守派の政治活動家となったジェイムズ・オルサップ(James Allsup)、「Red Ice」TVで司会を務めるラーナ・ロクテフ(Lana Lokteff)、カナダの政治活動家ローレン・サザーン(Lauren Southern)などである。

Lena Lokteff 11Richard Spencer 2








(左 : ラーナ・ロクテフ  /  右 : リチャード・スペンサー)

  デイヴッド・デュークは日本でも少しだけ知られており、デーブ・スペクターのようなユダヤ人から蛇蝎の如く嫌われている。アメリカの主要メディアは、デュークの断片的な文言のみを“つまみ食い”し、彼を意図的に貶めているから卑怯だ。もし、「元KKK」という過去が悪いのであれば、民衆党の大物上院議員であった故・ロバート・バードも、毎回「元KKKメンバー」と紹介せねばならない。だが、CBSやCNNはバードに言及するとき、昔の汚点をほじくり出さす、立派なリベラル派議員としてインタビューを行っていた。彼を尊敬するヒラリー・クリントンも、「このネオナチ野郎 !」と議会で罵倒したことはない。既存メディアは「身内」に対しては、殊のほか優しいから、いくら「公正明大」を謳っていても“不公平”に思えてしまう。筆者はデューク氏の著作を何冊か読んでいるので、別に「危険人物」とは思っていない。むしろ、デューク氏はユダヤ人の「不都合な事実」をえぐり出しているので、筆者は彼の言論活動を評価している。日本国民は米国の大手メディアが述べる「評判」を鵜呑みにせず、自分の目と耳で確かめ、自分の価値観で判断すべきだ。

David Duke 2Lauren Southern 20James Allsup 2








(左 : デイヴィッド・デューク  / 中央 : ローレン・サザーン  /  右 : ジェイムズ・オルサップ )

  日本人は学校の左翼教育に汚染されているので、「白人至上主義(white supremacy)」という言葉を聞くと、条件反射的に「怖いぃぃ~」と思ってしまう。確かに、ABCやNBCが流す「右翼勢力」の映像には、スキンヘッドの白人とか、腕や胸に刺青を彫った下層民が映っているので、女子供なら怯えてしまうかも知れない。だが、主要メディアが作成する「白人至上主義者」のブラックリストには、立派な政治活動家や常識的なアメリカ人、愛国心に満ちた国士、優秀な学者も混ざっている。そもそも、アメリカ合衆国はアングロ・サクソン人のイングランドからに分離独立した「イギリス人の共和国」で、独立戦争の指導者は皆、西歐系の白人ばかりだ。しかも、ジョージ・ワシントンやトマス・ジェファソンが奴隷を持っていたのは周知の事実。アメリカ大陸のイギリス系入植者は、アラブ人やアフリカ人でも有するとされる「人権」を守るためじゃなく、先祖代々受け継ぐ「イングランド臣民の高級な権利」を守るために武器を取ったのである。当時のアメリカで「黒人奴隷やユダヤ人のために血を流そう」と呼びかけた白人は何人いたのか? 誰でも解るけど、こんな馬鹿らしい質問は意味が無い。

Robert Byrd 3KKK 002








(左 : ヒラリー・クリントンにキスをするロバート・バード  /  右 : マスコミのインタビューに応えるKKKのメンバー)

  だいたい、「白人の優越性」に目くじらを立てるのは、嫉妬深い日本人くらいだ。アメリカの白人が国内で何を叫ぼうが勝手じゃないか。こんな日本人は美人モデルに嫉妬するブスと同じだ。昔、フェミニスト団体がビキニ姿のモデルに嫉妬を覚え、「女性の尊厳を傷つけている!」と怒っていたけど、美しく生まれた女性が自分の裸体を自慢するのが悪いのか? 強制的に服を脱がされたわけじゃないし、みんなに見せびらかして、お金をもらえるんだから“羨ましい”小遣い稼ぎだ。とにかく、アメリカの白人団体は寛大と言えよう。階級や出身国を問わず、「白人なら誰でもウェルカム」なんて、驚くほど気前がいいじゃないか。三流白人のイタリア系やギリシア系でも「仲間」にしてくれるなんて、本当に心が広い。人権とか自由・平等を自慢するフランスなんか陰険な差別大国で、貴族の血を引く上流階級と、北アフリカからやって来た褐色移民では月とスッポン、「雲泥の差」以上の差がある。決して同等になれない。

  お隣のブリテンでも同じで、アイリス人の労働者階級とアングル人の紳士階級では身分が違いすぎるし、同じイギリス人同士でも、生まれや育ち・学歴・階級・血統が違えば友達にすらなれない。職業や階級によって入るパブ(酒場 / pub)さえ違うんだから、日本人留学生が目にすれば「そこまでしなくても・・・」と思ってしまう。「つぼ八」で同じ釜の飯を食っている日本人は、階級や人種に悩んでいないから実に幸せだ。京都の住民が滋賀や大阪の住民を馬鹿にしたって、そんなのは「ドングリの背比べ」で、住民票を移してしまえば消えてしまう程度の問題だ。『京都ぎらい』を書いた井上章一は「違うぞ」と反論するかも知れないが、階級制度で苦しめられたヨーロッパの平民からすれば、贅沢な不満としか思えない。(この点については、いずれ述べたいと思う。)

Steven Crowder 1(左  /  スティーヴ・クロウダー)
  脱線したので話を戻す。YouTubeで424万人の視聴者登録数をほこるスティーヴン・クロウダーが、危険な「過激思想」をまき散らす白人右翼というのは、左翼の言いがかりだ。つまり気に入らない奴に対する「イチャモン」に近い。最近、彼がアップロードした動画には、感謝祭についてのインタビューが特集されており、彼の質問に答えてた茶色いイスラム教徒の女子大生は必見だ。こうした有色人種は、生まれ育ったのがアメリカでも、容姿の違いからアメリカを愛せない。白人に怨念をぶつける姿は「馬鹿丸出し」というか、コーネル・ウェスト(Cornel Ronald West)あたりに洗脳されたことを示している。(ウェストは極左マルキストの黒人活動家。) 民衆党の左翼分子はジェイムズ・オルサップやリチャード・スペンサーを「右翼活動家」を評するが、彼らの言説をじっくり聴いてみれば、「なるほど !」と納得するところが多い。YouTubeには彼らの演説がアップされているから、真実を確かめたい人は、主要メディアの解説を斥け、自分の耳で「彼らが何を訴えかけているのか」直接聴いてみることだ。YouTubeのスタッフによる「選別」と「価値判断」で結論を下すべきじゃない。 

ユダヤ人が牛耳る動画サイト

  そもそも、YouTubeの“検閲”を強化したスーザン・ウジェスキとは如何なる人物か? 彼女はシリコン・ヴァレーにルーツを持つ三姉妹の長女で、父親のスタンリー(Stanley Wojcicki)はカトリック信徒のポーランド人だが、母親のエスター(Esther)はロシア系ユダヤ人。スタンリーは1949年、つまり12歳の時、共産圏のポーランドを脱出しw、米国に移住すると学問を積んでスタンフォードの物理学教授になった。今は引退して名誉教授となっている。(ちなみに、西歐諸国で「名誉教授<emeritus>」というのは、優秀な学者にしか授与されない栄誉称号で、ちゃんとした“業績”がないと名誉教授になれない。したがって、名誉教授になれぬまま退任する教授も存在する。日本では「退職祝い」のプレゼント称号になっているから、在職中の業績なんか問題じゃない。クズ論文を紀要に載せて「学術的業績」にする教授など珍しくなく、誰も読まないのに大御所教授となっている者も結構いる。嘘と思う人は東大の図書館に行って、死蔵されている大学紀要を読んでみればいい。「何じゃこりゃ ! ただ参考文献を引用しただけじゃないか !」と言いたくなるぞ。)

Susan & Esther & Stanley Wojcicki familySusan & Esther & Stanley Wojcicki










(左 : 若い頃に撮影されたウジェスキ一家  /  右 : 成長した子供達と一緒に映るウジェスキ夫妻)

  スタンリーの女房となったエスター・ウジェスキ(旧姓 / ホッチマン<Hochman>)は貧しいユダヤ人家族に生まれた。彼女の両親は1920年代、ロシアから米国にやって来たそうだ。エスターは教養の無い両親のもと、ロサンジェルス郊外にある農業地帯で育ったらしいが、無知蒙昧のまま過ごすことはなかった。ユダヤ人というのは、たとえ貧しく生まれても、勉強すれば必ずや道が開けると信じている。エスターもそうしたユダヤ人の一人だったから、彼女は必死で勉強したらしい。この貧乏娘は才能を認められたのか、満額の奨学金(full scholarship)をもらい、カルフォルニア大学のバークレー校に進学し、卒業後はジャーナリストになったという。

Esther Wojcicki 2(左  /  エスター・ウジェスキ)
  エスターを見ていると、本当に「典型的なユダヤ人の成功物語だなぁ」と思えてくる。彼女は典型的な優等生らしく、高校の卒業式では総代として演説を行ったし、UCLAでジャーナリズムや政治学を学ぶと、さらに向上心を膨らませ、ソルボンヌ(パリ大学)に留学してフランス語やフランス史を勉強したそうだ。彼女はそれだけてそれだけでは飽き足らず、さらにサン・ホゼ州立大学に進み、教育学の修士号を取得したというから凄い。ジャーナリストの経歴を積んだエスターは、教育の重要性を身に沁みて分かっていたから、教育行政に取り組むことにした。実際、彼女は「パロ・アルト高校(Palo Alto High School)」でジャーナリズムと英語を教えるようになったし、教育行政理事会の副議長まで務めるようになった。この高校はスタンフォード大学に隣接する有名校で、卒業生の中には『スパイダーマン』で有名になった俳優のジェイムズ・フランコ(James Franco)や、化学製品を手掛けるグローバル企業「ハンツマン」を創業したジョン・ハンツマン(Jon Huntsman, Sr.)、フーバー大統領の息子であるアラン・フーバー(Allan Hoover)などがいるそうだ。ちなみに、エスターの教え子の中には、「アップル社」を創業したスティーヴ・ジョブズの娘、リサ・ブレナン・ジョブス(Lisa Brennan-Jobs)がいるという。

  ジャーナリストや教師として活躍するエスターであったが、家庭における娘の教育にも手抜きは無かった。ユダヤ人の良妻賢母らしく、子供達への教育は人一倍であったらしい。エスターには長女のスーザン、次女のジャネット、三女のアンがおり、この娘達が本を読めるようになると、様々なジャンルの本を与えたそうだ。例えば、エスターは洗濯物を入れる籠を手にして図書館に赴き、子供が興味を惹きそうな本を片っ端から詰め込んだという。この努力が実ったのか、エスターの娘達は知的好奇心を喚起され、スーザンは藝術を愛し、ジャネットは数学に興味を持ち、アンは人付き合いが得意になったそうだ。(Kathleen Chaykowski, Esther Eojcicki On Raising Two Of The Nation's Most Successful Women Entrepreneurs, Forbes, July 11, 2018.) 

Janet Wojcicki 2












(左 : 三女のアン  / 中央 : 次女のジャネット   /  右 : 女のスーザン)

  教育ママに育てられた三姉妹は、やがて“才女”となり、それぞれの道を歩んで行く。スーザンは「グーグル」の重役を経てYouTubeの最高責任者(CEO)となった。ジャネットは文化人類学と疫学の両方で博士号を取得し、公共衛生学でも修士号を取得したというから驚く。彼女はフルブライト奨学金をもらい、後にカルフォルニア大学サン・フランシスコ校で教授になっている。末っ子のアンは2006年に「23andMe」という会社を設立し、遺伝子の検査を「売り」にして稼ぎを伸ばしている。さらに刮目すべきは、彼女のパートナーだ。アンは以前から知り合いであった「グーグル」の共同創設者セルゲイ・ブリン(Sergey Brin)と2007年に結婚した。彼女が運営する「23andMe」は5億ドルの資金を集めて創設された企業で、現在、約18億ドルの価値を有しているという。(Catherine Clifford, How Anne and Sussan Wojcicki parents raised the founder of 23and Me and the CEO of YouTube, CNBC, June 18, 2018.) ただ、残念なことに、アンとセルゲイは2011年に娘をもうけたものの、2013年頃から別れ話が持ち上がり、2015年、協議を経て離婚となってしまった。別れた亭主のブリンはその後、「ClearAccessIP」を創設したニコール・シャナハン(Nicole Shanahan)と再婚し、娘を一人もうけている。ちなみに、ブリンはグーグルの親会社である「アルファベット社(Alphabet Inc.)」の社長に就任した。

Sergey Brin & Anne Wojcicki 2Sergey Brin & Nicole Shanahan 1








(左 : セルゲイ・ブリンとアン   /  右 : ニコール・シャナハンと一緒のブリン )

  末っ子のアンがブリンと結婚した背景には、ちょっとした経緯がある。子供の頃、長女のスーザンは藝術に興味があったので、ハーバード大学に入学すると歴史と文学を専攻したそうだ。彼女は文系に進んだものの、三年生の時にはコンピーター・サイエンスの授業を取るくらい理系にも興味があった。(彼女は更に、カルフォルニア大学サンタ・クルズ校でMBAを取得している。) 卒業後、スーザンはハイテク企業の「インテル」に入ってマーケッティングを担当し、1999年にはまだ16名しか従業員がいなかった「グーグル」に転職する。というのも、彼女はグーグルの創設者と友人になっていたからだ。これには運命というか、偶然の出逢いがある。スーザンと夫のデニス・トローパーは自宅を購入したが、その住宅ローン返済の“足し”にできるんじゃないかと思い、まだ無名の学生二人にガレージを貸すことにした。彼らこそ、やがて国際的巨大企業となる「グーグル」を創設したセルゲイ・ブリン(Sergey Brin)とラリー・ペイジ(Lawrence Edward Page)であったのだ。

  ユダヤ人というのは巨大な蜘蛛の糸で結ばれているのか、似たもの同士で惹かれあうことがよくある。ブリンとペイジもユダヤ人で、高学歴の優等生だった。ブリンはロシア(ソ連)のユダヤ人家庭に生まれ、父親マイケル・ブリン(Michael Brin)は、米国に移住すると、得意の数学を活かしてメリーランド大学の教授となった。彼の家系は学者一族なのか、父方の祖父も数学者であったという。母親のユージニア(Eugenia)も知的産業に向いた才女で、米国に移住するとNASAの研究員になったそうだ。ここで刮目すべき点がある。ブリン一家はゴルバチョフ時代にソ連から米国に移住できたのだが、これを手引きしたのは、あの有名なユダヤ人団体HIAS(Hebrew Immigrant Aid Association)で、その背後にはユダヤ系の議員やロビー団体が蠢(うごめ)いていた。ソ連からのユダヤ移民は、彼らの故郷であるイスラエルに向かえばいいのに、「どうせ移住するんなら、貧乏なイスラエルよりも豊かなアメリカの方がいい !」とゴネるユダヤ人が結構いたので、大量のユダヤ移民が「難民」と称してアメリカに雪崩れ込んできた。まったく、ユダヤ人ってのは図々しく、他人の国にタカることを恥ずかしく思わない民族である。

Michael Brin 2Sergey Brin 6 family 2








(左 : マイケル・ブリン  / 右 : セルゲイ・ブリンの家族写真 )

  ラリー・ペイジの家族も知識人一家で、父のカール・ヴィクター(Carl Victor Page)は、ミシガン州立大学でコンピューター・サイエンスを専攻する教授だった。母親のグロリア(Gloria)も同じ分野の科学者で、コンピューター・サイエンスの修士号を取得し、ミシガン大のライマン・ブリッグズ・カレッジで講師を務めていた。両親ともにAI(人工知能)の研究者という事情を考慮すれば、息子のラリーがハイテク産業に就いても不思議じゃない。ただし、ラリーの家族はユダヤ人であっても、ユダヤ教の信仰心は薄いという。ブリンと同じく、ラリーも宗教より世俗の生活を好み、息苦しい信仰生活には興味が無いらしい。世俗的ユダヤ人が目指すのは「金と女」で、実際、ラリーは世界を股にかける国際企業を育て、西歐美女を妻に迎えることができた。彼の女房はルシンダ・サウスウォース(Lucinda Lucy Southworth)という秀才で、これまた知識人階級のお嬢様。

Larry & Carl Page 1Larry Page 4








(左 : ラリー・ペイジと父親のカール・ヴィクター  /  右 : ラリー・ペイジとルシンダ・サウスウォース)

  ルシンダはペンシルヴァニア大学を卒業すると、スタンフォード大学の大学院に進み、ここで生物医学情報学(biomedical informatics)を専攻し、博士号を取ったという。そして、研究員になっていたルシンダは、ラリー・ペイジと知り合って結婚したわけ。今ではすっかり有名人だが、結婚前は元スーパー・モデルのキャリー・サウスウォース(Carrie Southworth)の妹と紹介した方が判りやすかった。姉のキャリーも玉の輿で、パワー・エリートのコディー・ジョンソン(Collister “Coddy” Johnson)と結婚したから、いやはや美人は得である。亭主となったコディーはハイテク教育を売りにする私立学校の「アルトスクール(AltSchool)」を創設し、学校の管理・運営に邁進しているそうだ。以前はコンピューター・ビデオ・ゲームの開発を手掛ける「ActivisionPublishing」という会社に勤めていたというから、遣り手のビジネスマンに違いあるまい。しかし、彼が高額所得のビジネスマンになれたのは、クレイ・ジョンソン・シニア(Clay Johnson Sr.)の孫という血筋も関係しているんじゃないか。

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(左 : クレイ・ジョンソン・シニア  / 中央 : コディー・ジョンソン  /  右妻のキャリー・サウスウォースと娘を伴ったコディー)

  祖父のクレイは名門私立校のフィリッフ・アカデミーに通い、後に合衆国大統領となるジョージ・W・ブッシュの友達であったという。彼はイェール大学でブッシュのルームメイトになったから、卒業しても親友のままで、ジョージがテキサス州の知事を目指したとき選挙参謀やアドヴァイザーになっていた。こうした経緯から、ブッシュは彼の息子であるクレイ・ジュニアの代父(Godfather)になったらしい。まぁ、上流階級というのは色々な人脈で繋がっているものだ。でもさぁ、ジョンソン家としては美人のキャリーが嫁になって良かったよねぇ~。一方、サウスウォース家は複雑な気持ちになるんじゃないか。キャリーの婚姻なら喜べるけど、妹ルシンダがユダヤ人と結婚するんだから、何となくゾッとする。新郎が西歐系白人のコディーならいいけど、グルジア人かクルド人みたいなラリー・ペイジじゃガッカリだ。家族を大切にする保守的なアメリカ人の父親は、こうした義理の息子を恐れるから、娘にユダヤ人が近づくと激怒する。ユダヤ人が南部の白人を憎むのは、「害虫」として追い払われるからだ。ハリウッド映画でアーリア人の男性が冷酷な「ネオ・ナチもどき」に描かれるのも、ユダヤ人の復讐心がその根底にあるからだろう。でも、最近は左翼人権思想が蔓延したから、保守的な白人でも露骨なユダヤ人排除は出来なくなった。

Roy Southworth 11Cathy McLAin 1(左 :  ロイ・サウスウォース / 右 : キャシー・マクレイン)
  元の話に戻す。ルシンダとキャリーの父親であるロイ(Van Roy Southworth)は、博士号を持つインテリで、「世界銀行(World Bank)」に勤めていた。ただし、勤務地は世界の僻地で、アフリカのガーナや中央アジアのグルジアだから、ちょっと気の毒に思えてくる。母親のキャシー・マクレイン(Cathy McLain)も知識人で、教育心理学の博士号を持っているというから大したものだ。この夫婦は第三世界の貧民に優しく、憐れな子供を救いたいのか、「マクレイン児童協会(McLain Association for Children)」を創り、グルジアの子供達を支援したそうだ。そして驚くことに、彼らはグルジア国籍を取得したという。アメリカ人のリベラル・カップルといいうのは、日本人の常識を越えた行動に出やすい。

Carrie Southworth 3Lucinda Southworth 1Larry Page 3









(左 : キャリー・サウスウォース  /  中央 : ルシンダ・サウスウォース /  右 : ラリー・ペイジ )

  遠回りとなってしまったが、エスター・ウジェスキの教育方針は注目に値する。彼女はユダヤ教の家庭で育ったが、フェミニズムの思想を持っていた。といっても、フェミニストの旗を掲げてギァアギァアわめくタイプではない。どちらかと言えば、男女平等を主張するピンク・フェミニスト。これは彼女の過去に由来する。少女時代のエスターは、敬虔なユダヤ教徒であったらしいが、成人式に当たる「バト・ミツバ(bat mitzvah)」を経験していないという。(Renee Ghert-Zand, Jewish Grandmother of Silicon Valley offers advice for raising successful people, The Times of Israel, 15 July 2019.)  ユダヤ教では男子が13歳、女子が12歳になると誡律に従うことが出来る年齢と見なされ、「バル・ミツバ」や「バト・ミツバ」を経て大人の仲間入りとなる。だが、女子の「バト・ミツバ」を認めているのは保守派と改革派のユダヤ教のみで、コチコチの正統派だと、女子の「バト・ミツバ」を許していないそうだ。

Bar Mitzvah 2Bat Mitzvah 1








(左 : 男子の「バル・ミツバ」  /  右 : 女子の「バト・ミツバ」)

  エスターは一人前の大人として、集会などでトーラーを朗読したかったというが、女性蔑視のユダヤ教徒だと、「そんなのは駄目 !」となるらしい。「女は男の上に立つべきではない」というのが本来のユダヤ教で、それを女性差別と考えるのはヨーロッパ人の偏見である。日本は西歐人から「男尊女卑の後進国」と見られやすいが、日本こそ男女の役割を理解し、女性が幸せに暮らせる社会となっている。昔のユダヤ社会には女性の偉人なんかいなくて、紫式部とか清少納言、北条政子、北政所、春日局に相当するユダヤ人女性なんか皆無。日本だと普通に女性が尊敬されることがよくある。例えば、大工の棟梁を支える女房は、部下の職人達から尊敬されていたし、相撲部屋の「おカミさん」と言えば力士にとって母親も同然だ。老舗旅館や老舗和菓子店にも大女将と若女将がいて、職人から仰ぎ見られている。小料理屋の女将なんて、大企業の重役達の相談役みたいに振る舞っている。我が国を貶している大学のフェミニストなんか、実際の日本社会を知らない世間知らずだ。

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( 左 : 正統派のユダヤ教徒 /  右 : 改革派のユダヤ教徒)

  苦い経験を味わったエスターは、娘達にユダヤ教を押しつけず、公立学校に通わせたが、三人の娘達は皆ベイ・エリアのシナゴーグに属したそうだ。そして、彼女の孫達もユダヤ教の学校に通っているというから、けっこう喜んでいる。(Preeva Tramiel, Esther Wojcicki : A Jewish mother of the tech revolution, Jewish Women's Archive, August 18, 2012.) やはり、ユダヤ人の血が流れると、キリスト教社会に生まれ育っても、「私はユダヤ人」という意識が芽生え、同胞のコミュニティーやシナゴーグに親近感を覚えるのだろう。

  ユダヤ人でリベラル思想の持ち主は珍しくないが、彼らが高邁な理想を掲げると、大抵ロクな結果にならない。エスターは娘達に「ポジティヴな影響を世界に与えなさい」と諭し、「世の中をもっと善いところに出来るよう何かしなさい」と勧めたそうだ。ということで、三人の娘達は大学時代に海外活動を経験したという。スーザンはインドに赴き、ジャネットは南アフリカ、アンはロシアと支那に向かったそうだ。母親のエスターは世界の役に立つ子供を育てようと思ったのだろうが、こうしたユダヤ人は世界を良くするどころか、逆に紛争の種をばら撒き、それを悪化させる活動をしてしまうのがオチである。独裁が最善のアジアやアフリカに民衆政治を持ち込んだり、男性中心のイスラム教世界に男女平等や政教分離を押しつければ、混乱が生じても当然だ。そんなにリベラル思想が大好きなら、ウジェスキ一家はアメリカ国籍を捨ててイスラエルに移住しろ ! 頑迷固陋なラビがウジャウジャいるイェルサレムで、人種や男女の平等を説き、アラブ人やアフリカ人との「共存」を訴えかければいいじゃないか。どんな反応が飛んでくるか楽しみだ。イスラエルにはナチスもビックリするほどの差別主義者が沢山いるから、左翼のユダヤ人なんて民族の裏切者か不届者でしかない。日本人やヨーロッパ人は驚いてしまうけど、イスラエルにはパレスチナ人の抹殺を国家防衛と考え、笑顔で「皆殺しにしちゃえば !」と語る少女が普通にいるのだ。ジャーナリストのアビー・マーティンが取材映像をYouTubeにアップしているから、疑う日本人は自分の目と耳で確かめてみればいい。イスラエルは本当に愉快な国である。

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(左 : スラエルの黒人差別に抗議するアフリカ系ユダヤ人  / 右 : 黒人を「猿」呼ばわりした首席ラビのイツァク・ヨセフ )

  ユダヤ人にとって貧乏は悪で、財産を殖やす商売は善である。エスターもビジネス感覚に優れたユダヤ人賢母で、娘達に商売の経験を持たせていた。ウジェスキ家の子供達は5、6歳になった頃、編み物や自家製のレモネードを近所で販売したそうだ。しかも、その「レモネード」は、自宅の庭や近所に植えてある木からもぎ取ったレモンで作られたというから、一から自分達で製造するという過程を学んだことになる。普通の日本人なら、小さい子供にゼニ儲けを学ばせることを良いと思わない。たいていの親は、「素直で正直な子供に育って欲しい」とか、「元気で明るく、伸び伸びとした子供になればいい」と思っているから、商売の才覚に乏しい大人が育ってしまうのだ。日本人に「職人気質」が多いのは、小さい頃から「真面目にコツコツコ働くこと」が良いと教えられているからで、庶民には頭(合理的思考)を使って大金を稼ぐという発想が無い。日本人には迫害時に備えて金やダイヤモンドを蓄えるという考えが無いし、資産をコンパクトに纏め、いつでも逃げ出せるよう人生設計をしておく、という考えが無いのだ。ユダヤ人が医学や両替商、宝石研磨技術といった専門知識を身につけるのは、何処に逃れても職に就けるというサバイバル精神があるからだろう。誰にも盗まれないのは頭に詰め込んだ知識だけ、という考えを聞くと日本人は唖然とする。ヨーロッパ人が怠惰でダメ人間なのは、「虐殺される」という恐怖心が家庭の伝統に無いからだ。

  上述した教育環境を考慮すれば、なぜYouTubeの経営者となったスーザンが、ナショナリストや白人活動家を目の敵(かたき)にしたのかが解る。西歐系アメリカ人がアングロ・サクソンの伝統や文化を守ろうとするのは、合衆国を自分達の国と思っているからで、気違いじみた排外主義に凝り固まっているからではない。しかし、寄生民族のユダヤ人からすれば、そんなのは人種差別やナチズムの変形に過ぎず、多民族・多文化主義といった“高邁な理想”に対する攻撃と思えてしまうのだ。ユダヤ人というのは他人の国を根底から破壊し、異民族を歓迎するような社会に変えるとこが、自分達にとっての利益であると信じている。永遠の放浪民族にとって、同じ種族の仲間だけでで結束しようと図るナショナリズムは悪で、同質性を誇るネイション国家は脅威だ。「よそ者」たるユダヤ系住民は、いつ追い出されるか判らない。たとえ異教徒の住処といえど、西歐世界は非常に魅力的だから、ユダヤ人はこの地で裕福になりたいし、ゲルマン系の女を娶って非セム系の子孫を増やしたいと思っている。ユダヤ人だらけのイスラエルなんておぞましく、自由が抑圧された神権国家だ。

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(左 : 熱心に祈る女性のユダヤ教徒  /  右 : 保守的なユダヤ人の団体)

  西歐人からすれば“とんでもない”願望だが、ユダヤ人にしたら「いいじゃないか」と言いたくなる。ユダヤ人は実に粘り強い。彼らは自分達の夢を達成するために、コツコツと地道に努力を重ね、馬鹿にされようが迫害されようが、お金持ちになるまで我慢する。金銭を持てば賤民だってエリートだ。特に、西歐人はゼニを見ると腰砕けになるからチョロい。ユダヤ人が短期間で富豪になれる知的産業や娯楽産業を目指すのはこのためだ。ヤハウエに選ばれた高等民族は、異民族(ゴイム / 家畜)を上手に使って人生を楽しむんだ、というのがユダヤ人の基本思想である。ユダヤ人が熱心に西歐社会で暮らそうとするのは、現地の白人が「甘っちょろい馬鹿」と判っているからで、頭脳ゲームで競争すれば絶対に勝てる、と確信しているからだ。ここでは触れないが、ハイテク産業を見渡せば、「アイツもこいつもユダヤ人」ということが判る。ただ、普通の日本人には情報が与えられていないから、理解しづらいだけ。もし、各ビジネスマンの素性が判明すれば、「ヤダぁぁ~ ! アメリカはユダヤ人んだらけ !」とビックリするはずだ。

  今回は少々長くなってしまったからここまでにし、次回はもっと驚くべき状況を紹介したい。
  



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(左 :赤い 劣等学生だった頃のバラク・オバマ  /  右 : ユダヤ人マルキストに憧れた若き日のヒラリー・ロダム、「後のクリントン夫人」)

  日本の政界は左翼勢力と反日マスコミで溢れかえり、鬱血状態というか、慢性的な宿便で“どんより”とした日々となっている。立憲民主党を主力とする野党は、税金の無駄遣いが目的なのか、相も変わらず“どうでもいい”与党のアラ探しで忙しい。「森友・加計問題」が消え失せたと思ったら、今度は「桜を見る会」の金銭問題で安倍総理を叩いているんだから、「テメェーら、国家の優先事項を分かっているのか!」と怒鳴りたくなる。口を開けば、「人権 ! 平和! 市民の生活!」と九官鳥みたいに騒ぐけど、肝心要な日本の防衛や拉致被害者の奪還は頭の片隅にも無い。彼らの「人権擁護」発言は、在日朝鮮人や帰化支那人を支援する時だけに発動される“雄叫(おたけ)び”だ。日系日本人の女子供は、救うほどの価値は無い。保守派が武力を以て「同胞を取り戻せ !」と叫んでも、左翼議員は涼しい顔で、「私も頑張ってまぁぁ~す」と嘘をつく。本当に忌々しいけど、こんな連中が毎回当選しているんだから、民衆政治のどこが素晴らしいのか? 「拉致被害者なんか、どうでもいいじゃん。どうせ、死んでいるか、日本人村で気楽に過ごしているんだろう」というのが、言葉にしない彼らの本音だ。

  そこで、「野党がダメなら、自民党は・・・」と言いたいところだが、自民党も左翼の巣窟になっているから、「野党と何が違うんだ?」と白けてしまうし、抗議を行っても糠(ぬか)に釘。立憲民主党や国民民主党の支持率が低迷していても、与党に同類の議員が増えているだけだから、正常な日本国民は天を仰ぎたくなる。保守派国民の一部は、「もう数年で社民党や共産党は消滅だなぁ」と笑っているが、それは国会議員の数が減っただけで、深紅や桃色の党員は地方議会で生き延び、地道ながらも着実な国家破壊に勤しんでいる。「中央からの革命が無理なら、シロアリのように地方の支柱を食い尽くし、土台からジワジワと崩してやる !」というのが彼らの戦略だ。なるほど、これは一見、地味なやり方だけど、「日本の國體を破壊する」には有効だ。手段は違えど、目的地は同じだから、単に到達経路が異なっているだけである。

Saul Alinsky 2Hilary Clinton 3(左 : サウル・アリンスキー  /  右 : 学生時代のヒラリー・ロダム・クリントン)
  左翼陣営というのは、小党に別れて失敗や成功を積み重ねているが、破壊活動の裏側には、戦術や戦略を授ける“智恵袋”が存在している。戦国時代の武将を引き合いに出せば分かるけど、戦争や外交での秘策を提案する側近は実に頼もしい。今川義元には雪齋(せっさい)が居たし、豊臣秀吉には竹中半兵衛と黒田官兵衛、上杉景勝には直江兼続が軍師や参謀として控えていた。歐米諸国の左翼陣営にも様々な戦略家が居て、現場で奔走する実行部隊に様々な悪智慧を与えている。左翼分子を裏から操る理論家と言えば、真っ先にユダヤ人マルキストが思い浮かぶ。例えば、バラク・オバマやヒラリー・クリントンの師匠となったサウル・アリンスキー(Saul Alinsky)は有名だ。学生時代のヒラリーは、このアリンスキーに憧れ、「アシスタントにならないか」との誘いを受けたというが、色々迷った挙げ句、丁寧に断ったらしい。ただし、彼女は卒業論文で彼の理論を用いていた。(過去の記事を参照。)

  狡猾さを絵に描いたようなアリンスキーは、オバマのような出来損ないの黒人でも立派なマルキストになれるよう、マニュアル本のような『過激派への招集警笛(Reveille for Radicals)』を書いた。この中には、具体的な方法が幾つか示されており、アリンスキーに痺れる日本人左翼も結構多い。ここでは、その内の一つを紹介する。

  アリンスキーは左翼団体「民衆組織(People's Organization)」の勧誘員である「デイヴ(David)」の例を挙げる。デイヴは東部にある見知らぬ土地で新たな「布教」を始め、ジョージ・シェリー(George Sherry)なる大物と出逢う。ジョージは地元の労働組合で幅を利かす有力幹部であった。しかし、他の一般組員とは違い、労働者の助けとなる「民衆組織」に全く興味が無い。それでも、親分肌のジョージはデイブを温かく迎え、この新参者を夕食に招いたり、ナイト・クラブに連れて行き、打ち解けた感じで会話を楽しんだ。ただし、デイブが「民衆組織」に言及するとソッポを向く。こうしたジョージとの会合を何度か重ねたあと、デイブはある晩飯の時、再び“例”の話題を持ち出し、「一度だけでもいいから、民衆組織に行ってみないか」と誘いを掛けた。すると、ジョージは気分を害し、堪っていた不満を吐き出すように癇癪を起こした。彼の怒りを要約するとこうである。

  毎回毎回、なんでアンタはその『民衆組織』とやらについてゴチャゴチャと話し出すんだ? 俺はアンタを気に入っているが、その話になるとイライラしちまうんだよ。いいか ! 俺はそんなモンに興味は無いんだ。もう二度と触れないでくれ ! もし、今度口にしたら即絶交だぞ ! 俺は本気で言っているんだ !

  カンカンになったジョージを目の当たりにして、デイヴは何も言えず困り果てた。彼は仕方なくホテルに帰り、何とかジョージの御機嫌を直して、勧誘できまいかと色々考えたそうだ。そこで、ベテラン左翼のデイヴにはあるアイデアが閃いた。早速、彼はジョージの友人で、既に「民衆組織」のメンバーとなっている二人の男に電話を掛けてみた。デイブは彼らに事情を伝え、指示通りの会話をするよう頼んだらしい。デイブの作戦はこうだ。ジョージと一緒に野球観戦に出掛けるが、肝心な時を見計らって密談を交わすというのだ。例えば、打者がツー・ストライクに追い込まれた時とか、誰かが盗塁を成功した時など、試合が盛り上がったところで、二人がデイヴとヒソヒソ話をする。また、ストリップ劇場に入って、ジョージと一緒に淫乱ショーを楽しむが、踊り子が服を脱ぎ始めたら、再びソヒソヒ話を始めるという段取りだった。レストランで食事を取る場合は、もっと巧妙で、約10分おきに店の隅に行って三人が密談をする、という手筈になっていた。

  こうした打ち合わせを知らないジョージは、三人の行動を見る度にイライラし、腹立たしい気持ちになったそうだ。野球場で二人の友人が密談するのを目撃すると、ジョージは不思議な顔で尋ねる。「おい ! どうしてヒソヒソ話なんかしているんだ? 今、一番いいところじゃないか。さっきのプレーを見てみろよ ! せっかくのナイス・キャッチを見逃しておいて、何がそんなに重要なんだ? 俺達は試合を見に来ているんだぜ !」、と。レストランでもジョージは不満を述べる。「なぁ、お前ら、10分おきに何をヒソヒソ話しているんだ?」 ストリップ劇場でも同様な事が続くと、ジョージは「いったい、何を話しているんだ?」とブチ切れる。すると、気になってしょうがないジョージは、ついにデイヴの罠に嵌まってしまうのだ。蚊帳の外に置かれっぱなしのジョージは、デイヴの策に引き込まれ、無意識のうちに屈服する。彼は敗北者のように跪く。「おい、何の問題だが知らねぇが、俺に出来ることがあるんなら言ってくれ ! 何か手助けが出来るかも知れねぇしな !」と。

  これこひ、デイヴが勝利した瞬間である。ジョージはデイヴが仕掛けた“撒き餌”に食いついたのだ。人間は“疎外”されることを嫌うので、仲間に同調したいという願望がある。野球場や食堂、劇場で、ジョージは三人から仲間外れにされ、イライラする程の孤独感を味わった。彼は地元や労働組合で指導的な立場にあり、常にみんなから“一目”置かれる存在なのに、デイヴの「小さなコミュニティー」からは排斥され、無視されていたのだ。いつも尊敬されるリーダーであるジョージにしてみれば、こんな仕打ちには耐えられない。だから、彼は三人の輪に入ろうとした。しかし、それは「民衆組織」に入会することを意味する。かくして、ジョージは「民衆組織」への参加を正式に表明したという。(Saul D. Alinsky, Reveille for Radicals, Vintage Books, New York, 1989, PP.107-110.)

ゴロツキ黒人が大統領に

  どうだろうか。アリンスキーは中々の策士である。このユダヤ人マルキストは、一般民衆を称讃するという手法で、単細胞の学生を籠絡し、世間知らずの若者を赤いデモクラシーに引きずり込んだ。共産主義革命を目論むインテリどもは、民衆の自尊心をくすぐったり、嫉妬心を煽ったりして仲間にしようとする。キャンパスで屁理屈を捏ねる学生には、「国家の将来は君達の肩に懸かっている!」と煽(おだ)てるし、学歴や身分で劣等感に悩む一般人に対しては、エリート批判で慰めようとする。アリンスキーは烏合の衆を味方に付けようと考えたから、名も無き大衆を持ち上げるべく、見え透いた嘘を平気でついた。このユダヤ人はぬけぬけと言う。

  自然に出来た集団において、真の指導者は自然に生まれる無名のリーダーであり、それは平凡な人間の中にこそ見出されるのだ! (上掲書 pp.73-74.)

Obama 3(左  /  若い頃のバラク・フセイン・オバマ)
  インテリ左翼のアリンスキーは、人望は無いけど、口だけは達者だ。憎らしいけど、“潰しの利かない半端者”や“碌でなしの黒人”を操るのが実に上手い。大統領になったバラク・フセイン・オバマはその忠実な弟子である。ハーヴァード大学のロー・スクールで法律を勉強していたというオバマは、何の業績(学術論文)も無かったけど、権威と伝統を誇る法学雑誌の『ハーヴァード・ロー・レヴュー』で編集長になれた。何も知らない日本人からずば、奇蹟に思えてしまうだろう。でも、PC(政治的に正しい言動)に馴れたアメリカ人からすれば、「奇蹟」でもないし、「不思議」なことでもない。なぜなら、オバマは黒人だから・・・。もし、彼が白人なら絶対に編集長にはなれない。それどころか、雑誌の編集にさえ関与できないだろう。

     まぁ、「ケニアからの留学生」という嘘でコロンビア大学に編入したオバマだ。「人種カード」をちらつかせて、エリート大学の白人を籠絡するなんて朝飯前である。黒人は「弱者」だから、厳しい批判をしては駄目。2008年のコロ、日本のワイドショーときたら、オバマの黒い過去には一切触れず、オバマの当選を願うを小浜(おばま)市の住民にインタヴューするくらい、といった体たらくであった。あとは娯楽に徹し、「イエス・ウィ・キャン(Yes, we can !)」を真似る芸人(ノッチ)を起用するだけ。テレビ画面に向かって石を投げつけたくなるが、日本のテレビ局は地上波の無駄遣いが本業なんだろう。

  ハーヴァード大学を去って弁護士活動を始めたオバマだが、地元のシカゴで張り切ったのは、白人社会に不満を抱く黒人の組織化であった。「コミュニティー・オーガナイザー」なんて、ゴロツキ黒人が選ぶ役職で、とても“カタギ”の人間が就く正業ではない。これは文化人類学とかマイノリティー研究を専攻したクズ学生が集まる業種だが、アメリカではリベラル派の大富豪が資金を提供したりするので、ヒスパニックや黒人の左翼が近寄ってくる。左翼団体とはいえ、一旦就職できれば何とか生活できるから、碌でなしの有色人種にとっては有り難い。ロックフェラー財団やフォード財団はもちろんのこと、ジョージ・ソロスの「オープン・ソサエティー財団」やビル・ゲイツの「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」などは、極左団体に莫大な資金を流し、アメリカ社会の破壊に貢献している。

  脱線したので話を戻す。オバマが上院議員になれたのは、リベラル派の慈善活動家やアラブ人の大富豪をバックに持っていたからだが、シカゴの黒人やヒスパニックなどの有色人票を獲得できたことも大きい。黒人は黒人の候補者に投票するものだ。その公約とか理念などは関係ない。同じ種族だから投票するのが一番の動機である。大統領選でも、黒人の90%以上がオバマに投票した、というから度肝を抜く。(2008年の大統領選挙では、黒人の95%、ヒスパニックの66%がオバマに投票したそうだ。しかし、白人の有権者でオバマに投票したのは43%、55%はマッケインに投票したという。これは単なる憶測だけど、民衆党の白人有権者の中には、こっそりと共和党に入れた者もいるんじゃないか。やはり、生理的に黒人大統領は嫌だからねぇ。秘密投票万歳だ ! )

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(写真  / 地元シカゴで有権者と交流するオバマ上院議員 )

  日本の主要メディアは、チンピラのオバマを「知的で紳士的なアメリカ人」といった風に紹介していたが、その正体は過激な黒人学生だった。インターネット・ニュースサイトの「ブレイトバート」を創立したアンドリュー・ブレイトバート(Andrew J. Breitbart)は、亡くなるちょっと前、保守派団体(CPAC)の集会で「俺は昔のオバマを収めた映像を手に入れたんだぞ ! これで奴が過激派の学生だった事を証明してやる !  みんな、楽しみに待っててくれ!」と意気込んでいた。しかし、彼の運命は急展開を見せる。2012年3月1日の夜、自宅の近くにあるレストラン兼バーの「ザ・ブレントウッド(The Brentwood)」に出掛けたアンドリューは、そこで軽く酒を嗜んだ後、自宅に戻る途中で道端に倒れたという。すぐさま病院に運ばれたが、彼は既に息を引き取っていた。死因は肥大型心筋症による発作らしく、酒か薬物の影響もあったらしい。でも、彼の友人によれば、アンドリューは至って健康で、とても心臓発作で死ぬようには思えなかったという。享年43というから、若すぎる死であった。

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(左 : アンドリュー・ブレイトバート  /  右 : マイケル・コーミエ)

  しかし、アンドリュー・ブレイトバートの死去はオバマにとって吉報だった。彼が「あの世」へ行ってくれたお陰で、知られたくない過去が歴史の闇に葬られたのだ。アンドリューが暴露しようとした「爆弾映像」は何処かに隠されており、遺族でもその保管場所を判らないという。たぶん、アンドリューが厳重に保管したはずだから、家族が知らなくてもおかしくはない。アンドリューの死は、あまりにも唐突すぎたので、様々な憶測が乱れ飛んだ。もしかしたら、誰かに毒で暗殺されたのでは、という陰謀論まで出てきた。さらに、彼の遺体を検査したマイケル・コーミエ(Michael Cormier)が亡くなったので、さらに疑惑が深まったのである。何と、3月に遺体を調べた検視官が、翌月の4月20日に亡くなってしまったのだ。死因は砒素中毒であるらしい。一部のアメリカ人は二人の謀殺を仄めかしていたけど、具体的な証拠が挙がらないので、今のところ偶然の死亡と考えるしかない。とにかく、オバマは強運の持ち主だった。

後編に続く。


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