無敵の太陽

主要マスメディアでは解説されない政治問題・文化・社会現象などを論評する。固定観念では分からない問題を黒木頼景が明確に論ずる。

偉人伝/人物評論

チカーノになった元ヤクザ / 常識外れの支那人

教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 支那人の卑史 朝鮮人の痴史
黒木 頼景
成甲書房


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メキシコ系ギャングの仲間に

  最近、興味深い人物を見つけたので、ちょっと紹介したい。その人物とは「ホーミー・ケイ(Homie KEI)」と呼ばれる元ヤクザで、本人は「井上ケイ」と名乗っているが、本名は「小峯圭介」というらしい。(「ホーミー」とはメキシコ人たちの造語で、「仲間」とか「家族」を意味する。) 彼を知る切っ掛けとなったのは、ジャーナリストの須田慎一郎が取り仕切る「オルガン坂<虎>」という番組なんだが、詮索したくなったのは、義竜会の会長を務めた元ヤクザで、現在は「五仁會」を運営する竹垣悟(たけがき・さとる)代表が、ケイさんと一緒に「Oneness Caretaker」という番組に出ていたからだ。単に足を洗っただけの元ヤクザなら特に取り上げることもないのだが、その半生が尋常でないから耳を傾けたくなる。

Homie Kei 002( 左 / 「ホーミー・ケイ」と称する井上氏)
  ケイさんの過去はまさしく波瀾万丈だ。彼は1961年に生まれるが、その父親は幼いときに蒸発し、彼の母親も同類で、幼い息子を育児放棄。小学生のケイさんは親戚中をたらい回しにされ、一時はトルコ嬢のタコ部屋で暮らしていたという。その後は、祖母と一緒に暮らすことになったというが、音楽教室を開くミュージシャンであった祖父が普通じゃなかった。時は大東亜戦争が勃発した頃。世間では一般人の徴兵が始まるが、戦場に行きたくなかった祖父は、「障碍者」になって徴兵逃れを試みる。大半の徴兵忌避者は指を切り落として「不合格」になるんだけど、ケイさんのお爺ちゃんは自分の足を切り落とした。なぜなら、音楽家にとって「指」は命だから、手の方じゃなく「足」の方にした、というのだ。もう、普通の庶民だと言葉が出ない。いくら何でも「足」をぶった切るとは・・・。指を切断するのは痛いけど、足を切断するのはもっと痛いぞ。一体、どういう頭をしているのか? こういう逸話から推察すると、ケイさんの行動様式は血筋なのかも知れない。

  そういえば、昔、オスマントルコで異民族の徴兵が行われており、屈強な身体を持つセルヴィア人は格好の対象者となっていた。当時、トルコのスルタンは見栄えのいい精鋭部隊を揃えたかったそうだ。しかし、我が子を取られる母親したら堪ったもんじゃない。そこで、思い詰めた母親の中には、幼い息子の指を切り落とす者もいたそうだ。おもしろいのは、ユダヤ人の少年だと“除外”になっていた点である。たぶん、ユダヤ人だと貧相な肉体で、ひねくれた性格の子供が多いから、「厄介者」と思われていたのだろう。ユダヤ人は財務官とか商売人、あるいは書記とか質屋といった頭脳労働に向いているが、勇猛果敢を旨とする軍隊には適さない。しかも、屁理屈ばかり捏ねるから、トルコ人の上官にとっては悩みの種となってしまう。一方、セルヴィア人だと忠誠心が篤く、我慢強いときているから戦闘要員としてピッタリだ。PRIDEで活躍した元格闘家のミルコ・クロコップ(Mirko Cro Cop)やUFCチャンピオンのスティペ・ミオシッチ(Stipe Miocic)を思い出せば解るだろう。(もちろん、この二人はクロアチア人なんだけど、外見や体質的にはセルヴィア人とほぼ同じだから、数百年前だと見分けか附かない。)

  話を戻す。辛い少年時代を送ったケイさんは、中学生になるとサッカーに夢中になったそうだが、やはり不良仲間に引き摺られてしまい、14歳で「マッドスペシャル」という暴走族に入ってしまった。その後は、少年ヤクザとなり、新宿でトルエンやシンナーの小売業に従事し、ヤクザの兄貴分に誘われて暴力団の準構成員になったそうだ。彼は豪華な生活に憧れてヤクザの舎弟となるが、実際は「部屋住み」の召使い程度。四六時中、料理や電話番といった雑務に追われ、休暇は三ヶ月に一度くらい。もっと厭なのは、何か“ヘマ”をやらかすと木刀で死ぬほど叩かれることだ。ケイさん曰わく、「叩かれているうちに全身が麻痺してしまい、徐々に痛みを感じなくなる。部屋住みに比べたら少年院の方がよっぽどマシ」であるという。確かに、日本の少年院では看守によるシバキとか折檻は無いから、ちょっと不自由なサマー・キャンプみたいなもんだ。

  やがて、親分に伴う運転手となり、刺青を彫って麻薬の売人となるが、女にまつわる“いざこざ”で指を詰める事態となる。しかし、夜中の急な切断なので、身近に包丁やノミが無い。そこで舎弟にナイフを買いに行かせるが、この使いっ走りがコンビニで見つけたのは果物ナイフ。ケイさんは切れ味の悪い刃物で何度も指をゴリゴリと斬ることになる。こうして、約20回くらい押しつけてから、皮一枚で繋がった左手の小指を引きちぎったそうだ。ところが、この「落とし前」は後処理が壮絶で、彼は病院には行かず、自分の部屋で「治療」したという。突き出た骨を爪切りで少しずつ削るが、そのたびに激痛が走る。医者に治療してもらうのは「根性無し」とみなされるので、自分で後始末をしたそうだ。

  面子や体裁を気にするヤクザでも、何かをして生計を立てねばならない。ケイさんは商売上手で、失敗もあるが、そこそこ成功した仕事もあったという。その一つが高級スポーツ・カーの販売で、フェラーリとかアメリカ車を扱ってボロ儲けしたらしい。さらに、違法改造車の車検を引き受け、銭で動く業者に頼んで闇車検を通したそうだ。1台につき20万円くらい入ってきたから、相当な利益になったという。高級外車を販売することでシノギを得ていたケイさんだが、やはり自身の本業は覚醒剤の密売であったらしく、この商売でも結構な利益を上げていた。彼は日本からサイパンに覚醒剤を運び、アホな現地人が大喜びで購入したので、かなりの大儲けをする。ところが、面倒を見ていた「シュウ坊」に裏切られ、ケイさんは奈落の底へ。彼は日本で味噌樽に覚醒剤を忍ばせ、借金で困っていた日本人にサイパンへ運ばせたが、その一部始終はFBIに筒抜けだった。FBIの囮捜査に気づかぬケイさんは、泊まっていたホテルの一室で捕まる破目に。この逮捕劇は日本でも報道され、刑務所に送られたケイさんは、日本のテレビ局から取材を受けていた。

  アメリカの刑務所にぶち込まれた時のエピソードは本当に面白い。兇悪犯が服役するレベル4やレベル5の刑務所に送られたケイさんは、ひょんなことからチカーノ・ギャングの囚人グループと親しくなり、「例外」として彼らの仲間となる。(註 / 「チカーノ<Chicano>」とはアメリカ生まれのメキシコ人を指す。) 一般の日本人だと、TVドラマの『プリズン・ブレイク』とか『サンズ・オブ・アナーキー』で描かれる刑務所しか想像できないが、実際の刑務所はもっと凄い。簡単に言えば、背徳の伏魔殿といったところだが、赤白茶黄色の囚人が群がる「人種の坩堝(るつぼ)」でもある。ただし、人種ごとに分離するモザイク社会だ。ケイさんが体験した刑務所生活は非常に興味深いが、それを紹介すると長くなるので、ここでは割愛する。

Latino gangs 1Latino gangs 3







(写真  /  アメリカの刑務所に収監された南米系の囚人)

  もっとも、ケイさんの体験談が全て本当とは限らない。人は皆、“多少”の「色づけ」や「水増し」を絡めて話すからだ。ケイさんには『アメリカ極悪刑務所を生き抜いた日本人』(東京キララ社、2019年)という著書があり、そこで語られている内容は概ね真実なんだろうが、裏取りは不可能なので、どこまで信用していいのか分からない。幾つかの話には誇張した部分があるんじゃないか、と考えるのが妥当だ。また、都合が悪いので隠している点や省略している部分もあるだろうから、全部のエピソードを鵜呑みにするのは危険である。それでも、大筋は事実に基づいていると思われる。 とにかく、様々なトラブルを引き起こして刑期が12年に延びてしまったが、彼は2001年に出所し、強制送還で日本に戻ってきた。ケイさんは顔が広く、様々な人脈を持っているので、ちょっとビックリすることがある。例えば、俳優の安岡力也が入院していた時、ケイさんは毎日のように見舞いに行き、亡くなる日まで看病していたそうだ。また、覚醒剤の使用で逮捕された「田代まさし」とも知り合いであるという。田代が再びヤク中で逮捕されたので、彼のYouTube番組を引き継いでいるそうだ。

豪腕のタクシー運転手

  米国のみならず、日本の刑務所を出てきた前科者には、世間の風は冷たく、まともな就職先すら無い。ケイさんの場合は最悪で、全身に刺青が彫ってある上に、小指も一本欠けているから、普通の職業を探すのは困難を極める。しかし、運命の女神は見放さなかった。ケイさんは八王子のタクシー会社に就職することができ、堅気の道を歩むことになる。(ケイさんには独特の魅力があるので、女にモテるという話も理解できる。何処か「放ってはおけない」という気にさせるので、一般の女性や元不良が集まってくるのだろう。) ただし、就職後に身体測定を受ける破目になったから大ピンチ。彼は身体検査をする町医者に事情を打ち明け、堅気となって暮らして行きたい旨を伝えた。すると、ケイさんの気持ちを察してくれたのか、この医者は了承してくれ、「全ての項目に異常無し」とのカルテを書いてくれたそうだ。

  「オルガン坂」の番組で述べていたけど、ケイさんは刺青を入れようとする若者に警鐘を鳴らしていた。自分も刺青があるので、子供達と家族旅行に行っても、一緒に温泉とか水泳プールに入れないので、辛い思いをしたそうだ。それゆえ、これからも日本人として暮らし、日本で生きて行こうとする人は、絶対に刺青を入れるべきではないと語っていた。確かに、刺青を彫った不良少女も、結婚して子供を持つと、若い頃の「過ち」を後悔し、レーザー放射で刺青を消すという。これは激痛を伴い、結構な金額を払う治療となるが、家族のことを思うと我慢して続けるそうだ。やはり、幼稚園や小学校に通う子供を見ると、「一般人(カタギ)」になりたいと思うらしい。

  タクシー会社勤めとなったケイさんは、久しぶりに平和でのんびりとした生活に耽っていた。アメリカで兇悪犯に囲まれ、流血と抗争にまみれた囚人生活が、まるで遠い昔の出来事と思えるくらいだ。しかし、ある日の出来事で、この安逸な生活は消えてしまう。ケイさんは八王子駅で二人の中年紳士をタクシーに乗せたそうだ。この二人は大学教授で、出席する学会に遅れそうなので、「急いでくれ !」と頼んだらしい。お客さんの注文に忠実なケイさんは、渋滞する道に出くわしても何とか急ごうとした。彼は空いている左車線の道を突っ走り、強引に10台くらい追い抜かしたところで、渋滞の列に割り込んでしまった。ところが、横滑りした場所が悪く、割り込みしたのはヤクザが運転するクルマの前。後方の白いマジェスタ(トヨタ車)は、さながら暴走機関車だ。激怒した運転手は、クラクションを鳴らしながらタクシーを追跡する。この猛突進に怯えた乗客は、何処かで脇道に逃れてくれと頼むが、生憎、通っていた道路には脇道が無い。ハンドルを握るケイさんは、直進するしかなかった。

  しばらく追跡劇が続いた後、タクシーは交差点の赤信号で停車となった。こうなると、さぁ大変。マジェスタを運転するヤクザは外に出ると、停車中のタクシーに近く。このヤクザ者が「オラァァ~、出て来いや !」と喚き散らすので、ケイさんは話をつけるべくタクシーから降りた。因縁をつけるヤクザは、いつもの調子でケイさんの脚を蹴ってしまった。これで運の尽きとなる。脅す相手を素人のタクシー運転手と思ったヤクザは、自分で墓穴を掘る破目になったのだ。暴力スイッチが入って昔に戻ったケイさんは、記憶が無くなるほど激昂し、このヤクザをボコボコに殴ってしまう。さらに、ケイさんは車内に残っていたヤクザにも睨みを利かし、「おらぁぁ~、出てこい !」と言い放つ。すると、助手席にいたヤクザは、ドアを開けて外に出ると、ケイさんに突進するどころか、逆方向に踵を返し、一目散に逃走したそうだ。まぁ、仲間のヤクザが返り討ちに遭って、ノックアウト状態なんだから、気が動転しても不思議じゃない。ケイさんはマジェスタの鍵を引き抜いて、道路の方へ投げ捨てたという。

  一仕事終えてタクシーに戻ったケイさんは、再び運転を始めたが、乗客の教授達は顔面蒼白、茫然自失だ。まさか、タクシーの運転手がヤクザを殴り倒して血祭りにするなんて、誰も想像できないじゃないか。目的地の大学に着くと、二人の教授は震える手で1万円札を差し出したそうだ。肝を潰した乗客は、「運転手さん、すいません ! 私達のために、あんな事になっちゃって・・・。お釣りは要りませんから !」と陳謝する。でも、ケイさんはお釣りを渡そうとしたから、先生達は「早くドアを開けて出してよ !」と焦ったそうだ。大急ぎのドライブを頼んだ教授達は、大慌てで消えていったという。(上掲書 pp. 220-221.)

  ヤクザを叩きのめして、無事に済むと思うケイさんも只者じゃない。その日、仕事を終えて会社に戻ると、何台もの黒いベンツが事務所の前に駐めてあり、30人近くのヤクザがケイさんを待ち構えていたそうだ。ヤクザに囲まれ、恫喝を受けていた会社の専務や事後係は震えており、ケイさんが現れると、「君 !  いったい何をしでかしたんだ!」と大騒ぎ。確かに、30人のヤクザに囲まれたら、会社の上司だって泣きたくなる。もしかすると、恐怖で血管が凍りつき、チビるほどの小便すら出なかったのかも・・・。しかし、トラブルを引き起こした本人は至って冷静だった。「ここで暴れたら会社に迷惑がかかる」と思ったケイさんは、取り囲むヤクザを説得し、連中の事務所で話をつけるから、と提案したそうだ。

  拉致犯みたいなヤクザに従い、組の事務所に到着したケイさんは、そこで意外な人物に出くわす。何と、自分を待ち構えていた組長は、中学時代の後輩であったのだ。この親分はケイさんを見ると、「あれ ! 先輩、ここで何してんすか?」と驚く。何と、子分を痛めつけた運転手が、中学時代の先輩なんて、もう漫画みたいだ。「何してんすか?」と訊く後輩に対し、先輩のケイさんは、「お前んとこの若い衆に連れてこられたんだよぉ~」と答える。すると、組長は子分を怒鳴りつけ、「俺の先輩に何するんだ?」と言うから、詰問された子分は、「いえ~、うちの若い衆が殴られちまったんで・・・」と弁解する。すると親分は、「バカ野郎 ! お前ら、この人に言ったら殴られるに決まってんだろう !」と叱り飛ばしたそうだ。

Latino gangs 4(左  /  刑務所内で筋トレをする囚人達)
  でも、誰が見ず知らずの人間を見て、「親分の先輩だ !」と判るのか? 超能力者じゃないんだから無理だろう。 ヤクザは理不尽な事を平気で言う癖がある。それにしても、脅しをかけたヤクザは不運だ。ケイさんは囚人どもと刑務所のジムで体を鍛えていたし、元プロ・ボクサーの黒人と知り合って、ボクシングの訓練を受けていたから、日本のチンピラなんて屁でもない。しかも、アメリカの兇悪犯に囲まれ、いつ命を奪われるかも知れない環境にいたのだ。下っ端のヤクザが脅しをかけたって、仔犬の遠吠えみたいなのもだから、涼しい顔をしていればいい。ついでに言うと、アメリカの囚人は筋力トレーニングでムキムキの体になっているし、生まれながらの殺人鬼もいるから、撲殺なんか朝飯前。刑務所内ではシャバと同じ犯罪がはびこり、麻薬の代金が払えない奴はヤクの売人に殺されてしまう。中には、首を切断された遺体があったらしい。アメリカの刑務所では麻薬の販売なんか当たり前で、コカインからヘロインまで、より取り見取りだ。刑務官さえムショでの商売に夢中で、囚人達の博打にまで加担して小銭を稼ぐ。真面目な日本の看守が聞いたら唖然とするだろう。

  案の定、会社に戻ったケイさんは、会社の上司から「もう来なくていいから !」とクビを宣言され、三ヶ月分の給料をもらって会社を去ったという。タクシー運転手を辞めたケイさんは失業保険で僅かなお金を得ると、例の組事務所に行って、後輩に愚痴をこぼしたそうだ。「お前のせいで会社をクビになっちまったよぉ~」とボヤくので、罪悪感に駆られた組長は、半年くらいケイさんに小遣いを渡して面倒を見たらしい。現在、ケイさんは恵まれない子供達のために施設を作り、様々な子供の相談を受けるボランティア活動に励んでいる。彼は親から虐待された子供や問題児とされる不良少年、行き場の無い子供達の面倒を見ているらしい。

驚愕の支那人受刑者

  アメリカの刑務所でケイさんが体験した話は色々あるが、その中で刮目すべきエピソードが幾つかある。例えば、ランパークの刑務所に収監された支那人だ。ある日、ケイさんは五、六人の囚人と一緒にシャワーを浴び、髪を洗っていたそうだ。すると、異様な臭いが漂ってくる。最初、シャンプーをしていたので判らなかったが、列の先で髪を洗っている支那人を見てビックリ。その支那人はシャワーを浴びながら、しゃがんで大便をしていたのだ。普通の日本人なら、「まさか !  そんな !! 有り得ない !」と絶叫してしまうだろう。しかし、文化的生活を知らない支那人だと、故郷の生活を異国で“そのまま”再現してしまうのだ。これには、さすがのケイさんも堪らず顔を背けたらしい。日本人は流入する支那人を「労働力」としか見ないけど、支那人の風習や思考は日本人の常識を越えている者が多い。もし、誰でも利用できる市営プールに支那人が訪れ、それとなくプールの中で小便をしたら、一緒に泳いでいる日本人はどう思うのか? 一般人は刑務所に入らないから想像しないけど、もし、自分が髪を洗っていて、足元の排水溝に大便が流れてきたら絶叫するんじゃないか。女性用のシャワー室も例外じゃないぞ。

Chinese gangs 1(左  / アメリカにいる支那人ギャング )
  地上最低の民族である支那人は、日本人の尺度で測れぬ外来生物である。この暗黒大陸には大量の札束を有する大富豪もいれば、乞食より貧しい下層民がいたりするから驚く。米国にやって来る支那人には、通信産業や金融業で儲けた上級移民がいるけど、その一方で、犯罪で稼ぐために潜り込んできた密入国者がいる。こうした下郎はド田舎の野蛮人であるから、文明生活を知らないし、理解しようとも思わない。ケイさんがいた刑務所にも未開人がいたそうで、支那人は洋式便所の使い方を知らず、便座にウンコ坐りをして脱糞したそうだ。それゆえ、便座や便器に大便が撒き散らかされ、床だって糞まみれ。排便後に水を流すことも知らないから、アメリカの囚人だってウンザリする。こうしたマナー違反に堪りかねたアメリカ人は、英語の分かる支那人を呼んできて、不届き千万の支那人に注意したそうだ。

  支那人というのは、尻から出す糞と口に入れる食で問題を起こす。支那人が机と椅子以外の四つ足を食べることはよく知られているが、その食材には「意外」な物が多い。アメリカの刑務所では、囚人達が自由に台所で調理をし、好き勝手に食べることができるという。確かに、様々な宗教を持つ囚人が集まっているから、一律の食事を提供する事は難しく、ある程度の自由食を許した方が賢い。それでも、支那人の食欲にはビックリする。彼らは刑務所の敷地内に入ってくるアライグマを捕まえると、その毛をむしり、バケツを半分に切って作った皿の中に入れるという。その調理皿には水が張ってあり、丸裸になったアライグマは、生きたまま押し込まれ、電子レンジの中で“お陀仏”となる。

Chinese dog meat 2Chinese culture 1







(左 :  「犬の丸焼き」を捌く支那人 /  右 : 食材となる「豚の頭」を吟味する支那人)

  しかし、こうした「水煮」から放出される臭いは強烈だ。施設内すべてに異臭が充満するという。普通のアメリカ人にしたら、食事どころの話じゃない。もう、鼻が曲がってしまうほどの悪臭である。ところが、支那人達はみんなで集まり、その“御馳走”をムシャムシャ食べていたというから、とても同じ人間とは思えない。そもそも、「茹でたアライグマ」なんて想像しただけでもゾッとする。これなら、ヘビの蒲焼きの方がよっぽどマシだ。日本人は「アライグマ」と聞けば、世界名作劇場のTVアニメ、『あらいぐまラスカル』くらいしか思い出さない。当時(1977年)、日本の子供達は物悲しい最終回に感動したものだ。飼い主のスターリングは、大きくなった「ラスカル」を自然に帰そうと、断腸の思いで森の中へ“相棒”を解き放つ。このシーンを見て日本の子供は大号泣。ラスカルを「可愛い野生動物」と見なす子供はいても、さすがに「食材」と考える子供はいなかった。

  支那人の魔の手に掛かったら、『山ねずみロッキー・チャック』(1973年)も支那料理のメニューとなる。主人公の山ネズミであるロッキーやポリー、ウサギのピーター、リスのチャトラーも、生皮を剝かれて三分クッキングの食材だ。フランダースの犬だと朝鮮人もヨダレを垂らすから目を離せない。日本人の母親は、子供から「ママ、朝鮮人はパトラッシュを食べちゃうの?」と訊かれ、どう答えていいか分からず沈黙するんじゃないか。まさか、「醤油ダレをかけると美味しいよ !」と言えないだろう。そういえば、刑務所でアライグマの水煮を食べていた支那人は、一体どんな調味料を使っていたのか? シンプルに塩味だったりして・・・。いずれ、埼玉の西川口でも「アライグマの味噌煮」とか「レッサー・パンダの串刺し」なんかを提供する上海料理店が出来るんじゃないか。

  日本で外国人問題を研究する大学教授は、異民族の流入で如何なる事態が発生するのか、具体的に考えることはない。さすがに、こうした大学教授でも外国人の移民や研修生による犯罪率とか、日本社会への影響などを考慮するが、その分析は観念的で、生々しい人間を対象にしていないのだ。結局、快適なオフィスで論文を書くだけで、裏社会で蠢く支那人とか殺人を犯すベトナム人、暴力団員になる在日鮮人とかを綿密に調査することはない。最近、東北大学の永吉希久子(ながよし・きくこ)准教授が中央公論新社から『移民と日本社会』という新書を出したが、この本を読むと「まったく、大学教授というのは気楽な商売だ !」と思ってしまう。吉永氏には移民流入への危機感が全く無い。むしろ、日本社会への貢献とか地域共同体への統合に関心を寄せ、多文化共生への共感を示している。まるで「お花畑の住民」みたいだけど、移民や難民を扱う大学教師なんて、彼女みたいなボンクラがほとんどだ。

  だいたい、象牙の塔に籠もる大学教授が、刑務所の体験を基にして移民問題を語ることがあるのか? 移民や難民を容認する知識人や商売人は、異邦人が持ち込む生活習慣に無頓着だ。刑務所の運営だって「いくら」かかると思っているのか? 国民の大半は、無用な再生エネルギー料金に加え、外国人犯罪者にまで税金を払うことになるが、一般人がそうした負担に気づいているとは思えない。移民の受け容れに関する議論は、いつも「人手不足」とか「人道主義」に関する話題ばかり。刑務所に入るような支那人が大量に雪崩れ込んで来るとは思っていないのだろう。ケイさんの刑務所体験記を読むと、生々しい人間の行動がよく分かる。大学教授より、元ヤクザの方が判断力と考察力に優れているんだから、日本人は間違った連中に授業料を払っているのかも知れないぞ。



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劣等感に悩む日本人

Aoyama 001  日本人は子供から大人まで、様々な階層が英会話に夢中になるが、英語の発音だけは苦手なようで、ネイティヴ・スピーカー並の発音に憧れているのか、「アメリカ人と対等に話したい! 」と“こだわる”人が多い。それゆえ、一般の日本人はイギリス人やアメリカ人のように話す“バイリンガル”を尊敬するようだ。未熟な若者ならまだしも、いい年をした中年までもが英会話学校に通い、大金を払ってるんだから情けない。仮に、目標が達成されても、会話の内容がお粗末で、チンピラ黒人より“ちょっとマシ”といった程度だ。本人の努力は尊重するけど、たとえ格好のいい“英語屋”になっても、そんなのは“せいぜい”フィリピン人かインド人の類いである。テレビ広告では「イーオン」とか「ECC」が盛んに「夢」を語っているが、あんなのは「幻想」で、実際のイギリス人やアメリカ人にとって、英語を話す東洋人なんて珍しくもない。なぜなら、カイロの青空市場で骨董品を売るエジプト人や、ダマスカスの喫茶店でコーヒーを運ぶシリア人、香港で観光客に近づく支那人でも、ちゃんと英語を話せるからだ。非英語圏の外人が英語を話すなんて当たり前。アムステルダムやロンドンで爆弾テロを計画するイラク人でさえ、一端の英語を喋っている。英語で“上級国民”に昇進できるのは日本だけだ。

  そもそも、イギリス語という言語は、ブリテン島に渡ったゲルマン人が喋るドイツ語の一種(方言)に過ぎない。それなのに、「英語」とくれば、日本人は劣等感の塊だ。たぶん、中学生の頃から英語の試験に晒され、点数で序列をつけられてきたからだろう。そのうえ、憧れのイギリス人やアメリカ白人から発音を馬鹿にされてしまうから、精神が歪んでしまうのも当然だ。この精神病はは中高年になるほど酷い。昔、総理大臣になった宮沢喜一は訪米し、たまたまACBの「This Week」に出演したが、この卑怯者が英語で喋ると、まるでシンガポールの政治家みたいだった。宮沢本人は同世代の老人に向けて、「俺の英語力は凄いだろぉぉ~」と自慢たっぷりであったが、司会者のデイヴッド・ブリンクリー(David Brinkly)の方が遙かに素晴らしく、イギリス紳士のように優雅で、ローの人のような威厳に満ちていた。それゆえ、対談を見ている日本人の方が恥ずかしくなる。(たぶん、親分の池田勇人も草葉の陰から「あのバカ野郎 !」と怒鳴ったんじゃないか。ちなみに、宮沢は議員になる前、池田の秘書をしていた。同じく、池田の元秘書で政治評論家になった伊藤昌哉も、宮沢をボロクソに貶していた。)

  NHKのワシントン支局長を務めていた日高義樹も“見栄っ張り”で、“お得意”の英語を口にすると有頂天だった。彼はテレビ東京で冠番組を持っていて、しばしばヘンリー・キッシンジャーにインタヴューする機会があった。しかし、稚拙な語学力であったため、キッシンジャーの意見に反論できず、丁稚の小僧みたいに「そうですか!!」と相づちを打つだけ。これなら、番組名を「ワシントン・レポート」から「ごもっとも対談」に変えた方がいい。本来なら、有能な通訳をつけて、厳しい質問を浴びせかければ良かったのに、日高氏は自分の英語力を披露したいがため、一生懸命“苦手”な英語を使っていた。でも、文法は滅茶苦茶、論理的な切り返しもできない。それゆえ、視聴者が知りたい本音は引き出せず、キッシンジャーの独演会に近いものだった。(筆者はこの番組を毎回録画していたので、日高氏がどんなミスを犯していたのか、今でも検証できる。) 会場には日本人の在米ビジネスマンも来ていたが、彼らがどう思っていたのか興味がある。たぶん、心の底でせせら笑ってたんじゃないか。何しろ、コネ入社が横行するNHKだ。局員の評価なんて伸縮自在、蜂蜜よりも甘いんだから。おそらく、日高氏は「特別な能力」でワシントンに派遣されたのだろう。

  以前も述べた通り、筆者は自分をイギリス人と勘違いしていないから、英語は外国語に過ぎず、意思疎通の道具だと思っている。もちろん、イギリス人やアメリカ人にとったら、御先祖様から継承する大切な遺産で、微妙な言い回しや思考の発達に欠かせない言語である。手段以上のものであることは間違いない。しかし、日本人はイギリス人じゃないから、国語(日本語)を粗末にしてまで学ぶ価値は無いと思う。日本の小学生や中・高校生にとって、英語より日本史を学ぶ方がよっぽど重要だ。たとえ、数学や理科で多少苦労する子供でも、歴史だけはしっかりと勉強すべきである。なぜなら、歴史教育は国防意識を涵養するうえで欠かせない科目であり、もし子供達が我が国の過去を知らないと、自分がどんな国家に生まれ、どのような恩恵を受けているのかが解らないからだ。それに、国家の名誉も判らない奴が、愛国心を持って戦うことができるのか?

  でも、やはり、英会話が不得意な事に劣等感を覚える人は多い。例えば、藝人の松嶋尚美は英語を学んでも、全く身につかず、劣等感を抱いているそうだ。そこで、息子と娘をインターナショナル・スクールに入れて“バイリンガル”にしたいそうである。でも、そうして育った子供は、中途半端な日本人にしかならず、歐米人から蔑まれる「植民地の土人」程度だ。考えてもみよ。単に、御主人様の命令を理解できる「召使い」が、「尊敬の対象」になるのか? フランスの貴婦人(ケルト系白人)は、いくら冗談やゴマすりが上手いベトナム人の道化がいても、「対等の人間」とか「友人にしたい外国人」とは思わないぞ。ソルボンヌ大学を卒業したって、ベトナム人はベトナム人のまま。フランス語を聴いて「お坐り」をする犬と同じだ。

  日本人はとかく英語に価値を置きすぎで、日本語を習得をおろそかにする傾向が強い。試しに、イギリス人やアメリカ人で、日本語を話せる者がどれくらい居るのかを考えてみれば、英会話ブームが如何にアホらしいかが解るはずだ。昔、藝人の山田邦子が面白いエピソードを話していた。信じられないけど、彼女は「アメリカ人=白人」と思っていたそうだ。「じゃあ、黒人は?」と訊きたくなるが、そうした発想は彼女の頭に無かった。また、山田氏が国際線の飛行機に乗っていた時の逸話が絶品だ。(どうも、山田氏は友人と一緒に坐っていたらしい。) 彼女がアメリカ人のスチュワーデスから「何か欲しい飲み物は?」と訊かれたので、「アイ・アム・オレンジジュース」と答えたそうだ。すると、その客室乗務員は心配そうな表情を浮かべ、「いいえ、あなたは人間ですよ !」と諭したらしい。たぶん、山田氏は英語が分からず、安直な翻訳をしたのだろう。

  筆者は昔、ハワイ旅行をしたオバはんから土産話を聞いたことがある。団体旅行の中高年女性らが、現地の商店に赴き、それぞれが好みのアイスクリームを注文したそうだ。すると、一人の婦人が「バニラ・アイス」を頼んだところ、アメリカ人の店員が差し出したのは、何と「バナナ味」のアイスクリームであった。購入者の日本人は、「注文と違うじゃないか !」と不機嫌になったが、英語で叱りつけることも出来ず、その場は我慢し、仕方なく「バナナ味」のアイスを舐めたという。たぶん、オバちゃんの発音が悪く、「バニラ」が「バナナ」に聞こえたのかも知れない。だが、中高年の奥方には話題が尽きないもので、勘定の時に「いくら」払っていいのか判らなったそうである。そこで、一応、「足りない」と言われないために、20ドル紙幣を差し出して、レジ係の店員に取ってもらい、米ドルの「おつり」を貰ったそうだ。

  「オバタリアン、何処に行ってもオバタリアン」というのが中年女性の特徴で、海外で困った場面に出くわしても、笑いながら大胆なことをする。件(くだん)のオバちゃん等は、アメリカ人の店員から「値段」を言われても、何を喋っているのか聞き取れなかったので、当てずっぽうで「代金」を推測したというから凄い。さすが、日本のオバちゃんは度胸が据わっている。ただし、こんな肝っ玉かあちゃんでも子供扱いされたことが悔しく、日本に帰ってきてから、「あ~ぁ、英会話が出来たらなぁ~」と嘆いたらしい。通訳ガイド抜きの「冒険」をしたら、とんだ「逸話」を残してしまうなんて、日本のオバタリアンは本当に愉快だ。(綾小路きみまろが喜びそうな逸話である。)

「米語(ベーゴ)」の達人

  脱線したので話を戻す。青山繁晴議員も、英語に関し何らかの“劣等感”を抱いているのか、日本人相手の会話なのに“ちょくちょく”英語を挟んでくる。彼が好んで言及する「CIA」とか「FBI」の話になると、急にアクセントを強くして、「シっ・アイっ・エー!!」とか「エッフ・ビィー・アィッ !」と発音してしまうのだ。彼は“わざと”「コケイン」と発音し、直ぐさま「あっ、コカインか!」と言い直す。もう見え見えの演技だが、青山氏は「つい、うっかりして得意の米語で発音してしまった !」と聴衆に教えたいのだ。番組を聴いている一般人は、「えっ、何で“そこだけ”ルー大柴になっちゃうのぉ~?」と驚く。父親がアメリカ人というモデル藝人の「シェリー」や、DJの「ハリー杉山」だって、日本人が相手なら日本式に喋るぞ。青山先生は「米語の達人」を宣伝したくてウズウズしているようだ。(筆者がここで紹介する「シェリー」は、アイドル歌手だった「シェリー」とは別の女性。ついでに言えば、彼女の本名は「安部玲子」で、実の父親はフランス人。明石家さんまが若い時、一緒に司会をしていた女性と言えば、思い出す人もいるんじゃないか。一方、杉山氏は英国人ジャーナリストのヘンリー・ストークスを父親とする混血児。ストークス氏は『大東亜戦争は日本が勝った』、『戦争犯罪国はアメリカだった』の著者。)

  青山氏が使うのは英語は「米語(ベーゴ)」らしく、ブリテン島のイギリス人やスコット人が話す伝統的な「アングル人の言葉」じゃない。しかし、青山氏が度々口にする「米語」とやらは、アメリカ人でも「えっ !」と驚くような“特殊性”を持っている。例えば、青山氏が我々に注意した人名の発音だ。彼は「みのもんた」が司会を務める「よるバズ」という雑談番組に出演し、通訳としても有名な小西克哉の隣に坐っていた。番組の中で小西克也がCIA長官のポンペオに言及すると、青山氏は彼の発言を遮り、「小西さんもご存じの事を、敢えて、皆様のために申し上げると、余計な事ですが、ポンペオというのは止めてほしい。“パンピィーオ”ですから ! 違う人に聞こえちゃうから !」と訂正したのだ。

  まぁ、青山氏はなんて「優しい人」なんだろう ! アメリカ英語(or米語)を分からない人のために、“わざわざ”“余計な事”に言及するなんて・・・。でも、この時、横で聴いていた小西は、苦笑しながら「違う !!」と反論していたが、“暴走機関車”の青山氏は“ご自慢”の「米語」を振りかざし、止まる気配が無かった。迷いが一切無い青山氏は、目の前のゲストに向かって、「パンピぃぃ~オですから !」と間違いを正していた。でも、「英語」に詳しい小西教授は、「困ったなぁ~」という表情で、「違う、違う、ポンペイオ ! ポンペイオですから !!」と何度も否定していた。しかし、小西克也は自信たっぷりの青山氏には勝てない。なぜなら、隣で興奮している“インテリジェンス”の専門家は、何度も何度も、ラングレー(CIA)やクワンティコ(FBI)の高官と「ベーゴ」で話した経験を持っていたからだ。(ただし、誰もその場面を録画・録音していないから、実際どうなのか判らない。)

  筆者は米語の達人じゃないから、偉そうなことは言えないが、アメリカの大学に留学した時、アメリカ人の教授とアメリカ人の級友がいる授業を受け、アメリカ人だらけの学生寮に住み、アメリカ人のルームメイトを持っていたから、多少、アメリカ式発音の英語が分かる。だから、青山氏の発音レッスンには納得できない。でも、彼の「ベーゴ」発音は強烈で、一度聴いてしまうと中々忘れられず、しっかりと脳裏に刻まれてしまうのだ。先月、FOXテレビでローラ・イングラム(Laura Ingraham)の「The Angle」を観ていたら、丁度、Mike Pompeo(マイク・パンピィ~オぉ~)長官のインタヴューが行われていたので、イングラム氏の発音は“どう”なのかと、注意して聴いてみた。すると、やはり、彼女も「ポンペイオ」と呼んでいたのだ。しかも、はっきりと発音していたから、日本人が聴いても容易に識別できる。しかし、筆者の頭の中には、青山氏の「パンピィ~オぉ~」という声が鳴り響いてしまい、それが何回も繰り返されたので、もう爆笑の渦から抜け出せなかった。結局、筆者はイングラム氏とポンペイオ長官が、どんな会話をしたのか全く記憶が無い。

Laura Ingraham 3Mike Pompeo 2








(左 : ローラ・イングラム  /   右 : マイク・ポンペイオ)

  しかし、この発音レッスンには後日談がある。青山氏は「よるバズ」に出演したあと、視聴者から多くの反論を受けたようで、「虎ノ門ニュース」に出演した時、自身の発音問題に触れ、その失態を必死で誤魔化そうと図っていた。青山氏はよほど恥ずかしかったのか、「ポンペイオ長官の名前の発音には3種類ある !」と言いだし、何と、アメリカ国務省にも質問したというのだ。普通の日本人なら、「えっっっ~ ! そんな下らない事を一々国務省のアメリカ人に訊いちゃうのぉ~ ! 」と呆れてしまうが、これこそ、まさしく「議員特権」である。米国式発音に“こだわる”青山氏は、国務省の役人に対し、「正式には何と発音するんですか?」と尋ねたそうだ。にわかに信じられないが、青山先生がそう言うだから本当なんだろう。 ところが、世の中には不届き千万な人がいて、一部の日本人は「ホントかよぉぉ~? いつもの法螺(ホラ)話じゃねぇのかぁ~?」と小馬鹿にしたそうだ。まさか、自民党所属の参議院議員が、ありもしない架空の問答を捏造する訳ないじゃないか。たぶん、真顔で国務省の役人に質問したのだろう。

  それでも、青山氏には“心苦しい”点があるのか、人によってはアメリカ人でも「パンピーオ」もしくは「パンペーオ」、「パンペイオ」と言うので、「ポンペイオ」と発音しても良いらしい。青山先生は「癪だけど、NHKが発音するように、虎ノ門ニュースでもポンペイオでいきましょう」と述べていた。何か、苦し紛れの妥協というか、降参を認めない敗北宣言みたいで滑稽だった。ところが、自身の英語能力を守りたいのか、青山氏は入念な自己弁護に徹していた。曰わく、「日本人だと“POM”を“パン”と読むことには抵抗があるから、“ポン”でいいと思います」と付け加えていたのだ。さらに、青山氏は厳密な英語発音は日本語表記だと難しいところがある、と述べ、居島一平さんが“ちょっと”不審な目で見つめると、「そんなこと言ったら、トランプだって間違いですよ !  正確にはトゥランプだから・・・」と熱弁をふるっていた。でもさぁ~、こうした弁解を聴くと、「そんなに片意地張らなくてもいいじゃん ! 素直に御免なさい、と謝っちゃえば済むのに・・・」とつい思ってしまう。

  筆者はベネッセ・グループの「ベルリッツ(Berlitz)」という英会話学校を知らなかったが、世間では有名な英会話スクールらしい。一般国民は疑惑の態度を示していたが、青山氏は自分の英語能力を自慢し、ベルリッツの評価段階で、「レベル10」と明確に述べていた。(チャンネル桜で放送する「青山繁晴の答えて、答えて、答える」における発言。) そこで、「ベルリッツ」の評価基準を調べてみた。すると、「レベル10」にある人は、「プロ級」レベルで、「ネイティヴ・スピーカー並」に話せる、と書かれているじゃないか !! 青山先生、凄い ! 凄すぎる !! 筆者なんか「レベル1」か、せいぜい「レベル2」程度だ。それにしても、共同通信の記者っていうのは、語学の達人が揃っているのか? ただし、青木理(おさむ)みたいな奴もいるから、全員がネイティヴ並に米語を話せる訳じゃないだろう。となれば、青山氏だけが「卓越した敏腕記者」という事なのかな? 「世界ふしぎ発見」のスタッフに調べてもらいたい。

  「米語」の達人たる青山氏、といえども、状況によっては「英語(ブリテン式)」発音を用いるそうで、ラジオ番組ではアーティストに「気遣い」を示し、英国式の発音で喋る時もあった。青山氏はFMラジオで「On the Road」なるレギュラー番組を持っている。番組の中で彼が、「Badfinger」というバンドの「Day After Day」(曲)を紹介した時、青山氏はいつもの「米語」で「ベェーッド(bad)」と発音せず、英国式に「バッド(bad)」と発音していた。なぜなら、「バッドフィンガー」が“イギリス”のバンドであるからだ。さぁ~すが、由緒正しき「武士(?)」の家系は違う。鈴木健二も感心する程の気配りだ。でも、このバンド(元々は「The Iveys」)はウェイルズの「スワンジー(Swansea)」で結成されたから、往年のファンは「ウェイルズのロック・バンド」と思っている。青山氏は英国人に敬意を払っているそうで、「ジェネシス」の名ドラマー「フィル・コリンズ(Philip D.C. Collins)」を紹介する時も、米国式の「カリンズ」じゃなく、英国式の「コリンズ」で紹介するそうだ。筆者は「日本人のリスナー相手なんだから、普通にコリンズでいいじゃん」と思ってしまうのだが、 「ベーゴ」に執着する青山氏にとっては、ハッキリさせねばならぬ「違い」らしい。

  「ベルリッツのレベル10」を自称する青山議員だが、時たま“意外”な間違いをする。まぁ、“うっかりミス”なんだから、そんなに目くじらを立てなくても、と思ってしまうが、一般視聴者は厳しい。例えば、虎ノ門ニュースで「タックス・ヘブン(租税回避地)」を話題にした時、青山氏はそれを「税金天国」と呼んでいた。しかし、目の前に居る「アメリカ人弁護士」のケント・ギルバート氏から、「天国(heaven)じゃなくて回避(haven)」ですよ !」と指摘されるや、青山氏は大慌て。(「まったく、もう、変な人だなぁ」といった“笑み”を浮かべるギルバート氏は、親切にも「逃げ場」ですよ、と教えていた。) しかし、「リスク・マネージメント(危機管理)」の「専門家」でもあるのか、青山氏の「ダメージ・コントロール」は素晴らしく、「税金天国」を即座に打ち消し、「え~、ですから、逃げ場としての天国みたいな場所」と言い直していた。すごぉぉぉ~い切り返し! さぁぁ~すが、青山先生はそこら辺の通訳とは、ひと味もふた味も違うぞ。青山氏は、くれぐれも「天国と誤解せぬよう」我々に注意を促していた。ところが、摩訶不思議。青山先生は「米語の達人」であるはずなのに、なぜか手元にあるラップトップ・パソコンで「haven」の意味を検索し、まるで初めて知った中学生のようにジッと液晶パネルを見つめていたのだ。どうしたんだろう?

  「ネイティヴ・スピーカー」並に「米語」を話す青山氏でも、時には中学生のように発音や綴りを間違える。例えば、青山議員は虎ノ門ニュースに出演し、在留資格を持つ外国人の説明をした時、「特定活動」の意味と定義が解っていなかった。彼は大学教授や藝能人を「特定活動」の範疇に入れていたのだ。でも、青山先生が指していた法務省の一覧表では、ちゃんと「教授」や「興行」の項目があり、「特定活動」なるものは、「外交官等の家事使用人、看護師、介護福祉師候補者等」と説明されていた。よって、大学教師や歌手、俳優は別の範疇に属するはずだ。ところが、もっと驚いたことに、青山氏は、「特定活動」の用紙に筆記体で「designated activity」と書いており、この英単語を見ながら、「デザイネイテド・アクティヴィティー」と読んでいた。これには筆者もビックリ。今時、普通の受験生だって、「designated」を「デジグネイテド」と発音するはず。それなのに、青山先生ときたら・・・。おそらく、青山氏は「デザイン(design)」の綴りに釣られてしまい、発音を混同したのだろう。(もしかしたら、「designated」という英単語を知らなかったりして・・・。いや、青山先生に限って、そんなことは絶対に有り得ない。たぶんね ! 以前、当ブログで紹介した、キーファー・サザーランドのTVドラマ、「デジグネイテド・サヴァイヴァー(Designated Survivor)」を読んでくれた人は解っていると思うけど。) また、青山先生は水道法について解説していた時、「コンセッション」に言及したが、自分で印刷物に書き込んだ「コンセッション」の綴りが間違っていた。青山先生の「consession」は間違いで、正しくは「concession」と書く。でも、先生はアメリカ人みたく「カンセッション」と発音していた。さすが、青山先生だ !

  青山氏は「米語」の達人ばかりではなく、米国の政治や軍事にも詳しい。所謂「アメリカ通」だ。しかし、頻繁に訪れる「国防総省」については何か“変”。「米語」で発音しているんだが、どうも納得できない。青山氏によると、我々が発音する「ペンタゴン(Pentagon)」は間違いで、「ベーゴ(米語)」では「ペェナゴーン」と言うそうだ。また、日本は「ジャパン」じゃなく、「ジャペぇぇ~ン」と発音するらしい。何となく、ルー大柴の「スタンド」が現れてきそうだ。(「金粉」が腕から湧き出る青山先生だから、「ゴールド・セネター」というスタンド名だったりして。まさか、「パープル・ブルー・マウンテン」というスタンド名にする訳にもいかないし・・・。原作者の荒木飛呂彦先生も笑ってしまうだろう。だいいち、「紫の青」って、「やや紫」という色になるのか?)とにかく、小堺一機や関根勤を前にしたギャグならいいけど、青山氏は真剣に述べていたから厄介だ。

「多才な能力」を披露する政治家

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(左 : 「よるバズ」に出演した青山議員  /  右 : ラジオ番組を収録中の青山議員とアシスタントの女性)

  もしかしたら、青山先生は郷ひろみの「二億四千万の瞳」を上手に歌えるのかも知れないぞ。たぶん、モノマネ藝人の「古賀シュウ」よりウマいはず。こうなると、神無月さんが青山先生のモノマネをする日も近い。昔、タモリは「徹子の部屋」に出演し、イタリア語やフランス語に加え、支那語や朝鮮語のモノマネをして黒柳徹子を笑わせていたから、青山先生も「徹子の部屋」に出演し、「本場の米語」を披露したらどうか。そうすれば、独立総合研究所の講演会は超満員となり、お金がザクザク入ってくるぞ。ついでに、青山氏ご自慢の「現代アート」も紹介すればいい。青山氏は「個展」を開いて、奇妙な色紙や弁当箱を何十万円の値段で売っていたけど、あまり買い手がいないようだから、テレビでもっと宣伝すべきだ。ホント、青山先生はルネッサンスの巨匠を彷彿とさせる、「万能の藝術家」なんだから。

  「レベル10」の英語力を誇る青山先生は、拙い英語を喋る日本人にとても厳しい。青山氏はまだ陣笠議員なのに、ラジオ番組で安倍総理の英語を容赦なくこき下ろしていた。でも、青山先生は叱るだけじゃない。ちゃんと、ご自身の「お手本」を披露していた。「ザ・ボイス」に出演した青山先生は、安倍首相の英語演説を取り上げ、喋り方というか発音が駄目で、ブズブズに切れており、「うまくない」と批判していた。そこで、青山先生は番組のリスナーに対し、ご自身の「生演説(朗読)」を読み聞かせ、「どうだ ! 俺の米語は!」と大変ご満悦であった。(青山氏のニコニコ顔が目に浮かぶじゃないか。) なるほど、青山議員は安倍首相よりも早口で喋っていた。けど、アメリカ人を真似た中高年みたいで、「こんなもんなのかぁ~?」と拍子抜けするような朗読であった。たぶん、筆者の聴力が劣っているからなんだろうが、何回聴いても「ジャングリッシュ(日本的英語)」にしか思えない。

  ラジオ番組で「米語」を語る青山は活き活きしており、安倍総理だけじゃなく、歌手の佐藤竹善(さとう・ちくぜん)さんもバッサリ斬っていた。筆者は聴いたことがないが、佐藤氏は「イーグルス」の名曲「One of These Nights」をカバーしたそうだ。すると、「発音」にうるさい青山氏は、佐藤氏が「nights」の複数形部分をハッキリと発音していないから、「ズッコケ」ちゃうらしい。興奮する青山先生は、こんなの「有り得ない」と嘆いていた。(筆者には佐藤氏が誤魔化しているとは思えないんだけど。) 有頂天の青山氏は、「たぶん、周りで言ってくれる人が居ないんじゃない?」と馬鹿にしていたが、その言葉はそのまま青山先生にも贈りたくなる。おそらく、青山先生の周りに居る人、例えば事務所の秘書とか、番組スタッフ、出版社の編集員も判っているんだろうが、激怒されるのが怖くて誰も指摘できないのだろう。「触らぬ神に祟り無し」だから。

  青山先生は「米語」だけじゃなく、様々な「才能」に溢れている。サーフィンを始めたら、直ぐに波の上で楽しむことができたと言うし、支那に行くと直ぐ北京語や上海語を喋れるようになるし、南米に行っても“たちまち”スペイン語を習得してしまうそうだ。しかし、日本に帰国するや、全部忘れてしまうらしい。それでも、現代アートに秀でた青山先生は、ポップ・ミュージックやロック音楽、さらにクラッシック音楽まで、幅広く知識を有しており、各ミュージシャンについて詳しい情報を暗記しているという。例えば、ラジオ番組で「チャカ・カーン(Chaka Khan)」を紹介したとき、彼女の名前は「チャカ」じゃなく「シャカ」なんだと教えていたし、彼女の名前は「赤」とか「炎」を意味するアフリカ語に由来するとまで述べていた。すごぉぉ~い。さすが、青山先生は博識だ ! アフリカ人の言語にまで精通しているなんて !

  青山先生の頭脳はフラッシュ・メモリーみたいに大容量で、ミュージシャンの細かな情報まで蓄えている。例えば、歌手のボニー・タイラーが喉にポリープが出来ていたのに、そのまま唄っていたとか、エリック・クラプトンが高層ビルの53階に住んでいたとか、熱心なファンと同じくらい詳しい藝能記事を知っていたのだ。でも、まさか、手元に置いてあるラップトップ・パソコンで「ウィキペディア」を覗いている訳じゃないよねぇ~。だって、先生の説明はウィキペディアの「文言」とソックリなんだもん ! まるで、Wikiの文章を朗読しているみたいだ。ラジオ番組だから、何をしてもバレない、と思っているのだろうか。いや、そんなことはない。青山先生はミュージシャンのプロフィールやエピソードを全部「記憶」しているというから、そんな詐欺はしないだろう。なにせ、千人分の質問を全て暗記できる程の記憶力を持っているんだから。青山先生は「天才バカボン」に出てくる「ハジメ」ちゃんみだいだ。何しろ、青山先生は驚愕の神童であった。生まれたての赤ん坊なのに、盥(たらい)の上に立ったという。これなら、藝能ネタくらい1億件でも2億件でも覚えられるさ !

  音楽にも詳しい青山議員は、ラジオ番組で言いたい放題。亡くなった歌手のホイットニー・ヒューストンを紹介する時も、わざわざ「米語」で発音し、口を尖らせて「フゥィットニー・ひ~ストゥン」と呼んでいた。米語にうるさい青山氏は、人気ミュージシャンのブルース・スプリングスティーンが話す英語にケチをつけ、「彼の発音は好きじゃない。舌が短い !」と嫌っていた。さらに、女優のリース・ウィザースプーンが歌手になると、冷徹にこき下ろす。青山先生曰わく、「声が出ていない、声に張りが無い !」と手厳しい。タイガース時代の沢田研二についても容赦なく、「音程の取り方が悪い ! そもそも、歌い方が駄目 !」と辛口評論。しかし、ビートルズだけは例外で、彼らの名曲を紹介して上機嫌。アシスタントの前で、その美声を披露。青山先生は、かすれた声で歌っていた。青山氏の追っかけファンなら感謝感激だ。でも、ファンじゃない人が聴けば、下手くそな裏声で、音痴の鼻歌にしか思えない。

  国際政治や軍事・外政に詳しい青山先生は、何と日本の文化にも精通しているそうだ。現在、青山先生は自民党の保守派勢力を集めて皇室の維持にも努めている。ただ、何故か青山氏は「男系」という言葉が嫌いで、「父系に変えましょう」と我々に呼びかけていた。先生曰く、「男系とか女系という言葉を使うと国際的に問題となるから、父親の系統で継承される皇位」と表現した方がいいらしい。また、“国際派”でアメリカにも多くの“友人”がいる青山氏は、外国人にも日本の文化を理解してもらおうと、お得意の「米語」で日本の皇室伝統を説明し、その際、「父系」を「ファ~ザーズ・ライン」と翻訳したそうだ。テレビ東京の対談番組に出演した時、青山先生は官邸キャップの篠原裕明を前にして、「王室を持たないアメリカ人でも、“father's line”と言えば一発で理解できます !」と豪語していた。まぁ、「ファ~ザーズ・ライン」でも間違いじゃないが、まともな大人であれば、「paternal line」 とか「patriliny」、「paternal-line ancestry」という言葉を使って説明するんじゃないか。

  イングランドの「英語」では、「父上」を「pater」と呼ぶし、「家長(族長)」は「patriarch」で、「ローマ貴族」や「世襲貴族」は「patrician(patricius / patricii)」と言うから、アメリカ人でも簡単に理解するはずだ。しかも、アメリカ人にはキリスト教徒が多いから、「アブラハム→イサク→ヤコブの系譜を思い出してくれ」とか、「古代フランク族のサリカ法(Lex salica)でも、王位継承は男子に限られていたじゃないか」と言えば、アメリカ人だって「あぁ、そうだなぁ~」と言って納得してくれるだろう。たとえ、メロヴィング朝のクローヴィス(Chlodovechus)とかサリカ法典を知らなくても、日本人の前で「西歐史を知らない !」とは言えないから、「日本の皇室もそうだったのか !」と頷くはずだ。それにしても、青山先生の「米語」は直訳過ぎる。まさか、「ペイトリオティズム(patriotism / 愛国心)」を知っている青山氏が、「父や祖父から受け継ぐ土地や世襲財産(patrimony / patrimonium)」を意味する英単語を知らないことはないよねぇ~。きっと知っているはずで、アメリカ人の子供でも解るように、わざと「ファ~ザ~ズ・ライン」と述べたのだろう。(ちなみに、「母系」は「マザァ~ズ・ライン」であるそうだ。「maternal line」でも良さそうなのに。一般の主婦だって「マタニティー・ドレス(maternity dress)」とか、「産休(maternity leave)」いう英語を知っている。) まぁ世間には色々な意見があるけど、本当に、青山議員は親切だ。

  今や、国際社会で活躍する商人や国会議員には、「英会話」能力が必要条件となっている。青山議員によれば、通訳を介して国際会議に臨むと、約三倍の時間が掛かってしまうそうで、国会議員たる者は、必ず「英語力」を身につけるべきなんだって。「米語」の達人たる青山氏は、アメリカに行っても、東南アジア(ASEAN)の会議に出ても、必ず人気者となる。なぜなら、青山議員は国際会議に出席すると、ご自慢の「米語」で熱弁をふるうからだ。さぁぁ~すが、青山先生は外交手腕に長けている。先生の自慢話によると、参加者の外人はみんな青山議員の発言を解ってくれるし、誰もがその英語スピーチに感謝するそうだ。会議が終わると大使や公使などが青山氏のもとへ近づいてくるというから、実に羨ましい。そこで青山氏は大胆な提言をする。日本の国会議員の一部には、英語を苦手とする者がいるので、「ちゃんと勉強しなきゃ駄目だ !」と叱り飛ばし、選挙に出る奴には予め英語の試験を課せ、とまで述べていた。

  青山先生のお説教は更に加熱する。ASEAN諸国の政治家が喋る英語なんて、CNNのキャスターが口にする英語に比べれば、遙かに遅いから、一般の国会議員でも解るはずだ、と。ただし、国際社会で揉まれてきた青山先生は別。CNNのキャスターだと、マシンガン・トークみたいに早口だから、「僕くらいの英語力じゃないとダメだけどね・・・」と青山先生は暗に自分の「米語力」を自慢していた。他者に厳しい青山議員は、「英語が苦手だから」という理由で日本語で外人と話す政治家には賛成できず、「ゆっくりでもいいから英語で話せ」、と勧める。しかし、青山先生でも時として“ゆっくり”とした英語を話すそうで、アメリカ人がはっきりと理解できるよう、青山先生は敢えて“遅い”英語を喋ってあげるんだって。いやぁぁ~、青山先生は本当に優しい。

  さすが、ペンタゴンの軍人と秘密の会話ができたり、CIAの知り合いと「米語」で語り合ったりするだけの人物だけある。(ただ、不思議なのは、どうやって相手のアメリカ人がCIAの局員だと判ったのか? 普通、高度な軍事・外交情報を扱うCIA局員は身分を隠しているはずなのに。もしかしたら、落合信彦みたいな人脈を持っているのか? そういえば、以前、筆者が『SAPIO』誌の編集者に「落合さんはCIAに友人がいるんですかぁ?」と尋ねたら、笑いながら誤魔化していた。筆者も敢えて追求せず、「まぁ、秘密ですよねぇ~」と笑いながら応対したのを覚えている。まったく、ハッタリ屋を相手にする編集者も大変だ。)
  
  青山先生が伝える数々の「奇蹟」を信じない人もいるだろうが、いくらなんでも参議院議員になった“国士”が嘘をつくとは思えない。おそらく、全て本当の事なんだろう。青山先生が秘蔵する「心霊写真」だって、国務省の高官と話す「米語」だって、高価な値段を附ける「藝術作品」だって、南米で強盗を倒した「武勇伝」も、お金や名誉も要らぬという「愛国心」も、どれもこれも全て「真実」だ。「法螺(ホラ)だろう」と馬鹿にする奴には罰(バチ)が当たるぞ。いつも夜遅くまで仕事をこなし、睡眠時間が僅かで「死にそうだ」と苦しむ先生が、国民を騙す訳がない ! たとえ、「話を膨らませた」としても、きっと表に出来ない「裏の事情」があるんだろう。青山先生は「死を覚悟した護国の鬼」なんだから、ゼニのために政治家をやっているんじゃないぞ。たとえ、講演会で何百万円もの利益が出たとしても、青山先生はそれを着服せず、きっと何らかの政治活動に廻すはずだ。「日本の尊厳と国益を護る会」だって、我々の文化や皇室伝統を守るために結成されたのであって、青山氏が目立つため、自民党の執行部が利用するガス抜き集団、保守派の票田を確保するための別働隊、なんかじゃないぞ。青山議員の「志(こころざし)」は立派なんだから。

  でも、こうして青山先生について書いてみると、何となく、段々と虚しくなるのは“何故”なんだろう。もし、阿藤快さんが生きていれば、「何だかなぁ~?」の神髄を教えてくれるんだけど・・・。「天才バカボン」の原作者である赤塚不二夫(あかつか・ふじお)先生なら、「これでいいのだ !」と言って気にしない。ところが、筆者には疑問が残ってしまう。「モヤモヤさまぁ~ず」じゃないけど、何か胸にモヤモヤが溜まってしまうのだ。「チャンネル桜」のキャスターあたりが、青山先生の真実を解説してくれれば助かる。

  次回の「特別編」では、これまた「英語」が得意な小池百合子について述べてみたい。


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