無敵の太陽

主要マスメディアでは解説されない政治問題・文化・社会現象などを論評する。固定観念では分からない問題を黒木頼景が明確に論ずる。

移民問題

アイデンティティーを求めるフランス人 / 凋落に向かう歐洲

フランス人のためのフランス

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(左 :  タイス・デスキュフォン  /  右 : マクロン大統領に抗議するムスリム団体)

  今世紀に入ると、歐米諸国では今まで押さえつけられてきたナショナリズムが再び勃興し始めている。脳天気なまでにアフリカや中東アジアからの移民や難民を受け容れてしまった先進国は、本能的な拒絶反応を示しているのかも知れない。人権思想や進歩主義を掲げるリベラル派は、“より良き”生活を求めてやって来るエイリアンを歓迎するが、昔ながらの生活を守りたい正常な庶民は、心の底で「なぜ、あんな連中を引きずり込むんだ?」と不快に思っている。中には明言しないけど、「政府は俺達からきっちりと税金を巻き上げているくせに、あの外人どもには惜しげもなく税金を使ってやがる。どうして不法入国者や難民が“いい思い”をして俺達がそのツケを払わされているんだ? よそ者を助けた奴が自腹で養ってやればいいじゃないか ! 俺達はそれほど太っ腹じゃないぞ !」と憤慨している人もいるはず。人権派というのは綺麗事を口にするけど、肝心のお金となれば豹変し、ハッキリと「税金で・・・」と言わずに、「救済措置」と言い換えるから頭にくる。

  確かに、「善人」を演じる政治家は、地中海を渡ってくる「ボート・ピープル」を温かく迎えるが、その背後関係を剔(えぐ)ることはない。だいたい、こうした「難民」は悪徳業者や国際組織の手引きで地中海を渡ってくるものだ。そして、憐れなアフリカ難民を手助けするのは、大富豪から間接的に資金をもらうNGOとか、左巻きのユダヤ人グループだったりする。(例えば、英国の「Citizen UK」とか「Safe Passage」、「Help Refugee」といった団体とユダヤ人の運営スタッフを調べれば判るだろう。) こういったリベラル組織は如何にも怪しく、これ見よがしに溺れかけた子供を救ったり、泣き叫ぶ親子を介護して世間の同情を引こうとする。しかし、大手メディアが左翼の人脈や資金の流れについて調査することはない。むしろ、主流メディアは彼らの共犯者だ。各テレビ局は左翼団体の救出劇を大々的に報道し、政府の支援が必要な“弱者”に仕立て上げる。

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(左 : 人道主義団体に救出される難民  /  右 : ムスリム移民が溢れるフランス)

  その一方で、難民の排除を訴える保守派は悪魔と見なされ、「冷酷非道な極右」か「レイシストの低級白人」と罵られる。これは意図的な偏向報道であるが、一般人を騙すには充分だ。実際、普通のヨーロッパ人はテレビの映像を目にして、「右翼の人達って酷いわ ! あんな小さな子供に対しても罵声を浴びせるなんて。ああいう人達ってさぁ、根っからのレイシストなのよねぇ~」と呟く。でも、こう批判する人達でも、いざ自分の住む地域に難民収容所ができると、今までの寛大な精神は何処かに吹っ飛び、「なんで私のところに、そんなものを作るのよぉぉ~」と猛反発。以前は左翼政党を支持していたフランス人やドイツ人でも、急に「国民連合(Reassemblement National / 旧 : Front National)」や「AfD(ドイツのための選択肢)」に鞍替えだ。

  難民反対論者の中には頭にきて過激な行動を取る人もいるようで、真夜中に難民収容所へと向かい、建物に放火したりする。周辺地域の住民は放火事件に驚いたようなフリをするが、内心で拍手喝采だ。警官の中にも手抜き捜査で犯人を見逃したりするから、地域の結束というのは中々すごい。(場合によっては、刑事の従兄弟や友人が放火魔だったりするから、徹底した捜査ができなくなる。それに、地元民は聞き込み捜査に協力的じゃないから、尚さら捜査がしづらい。) そう言えば日本でも似たような事があった。伝書鳩を大量に飼う男に腹を立てた何者かが、その「鳩屋敷」に放火し、建物が全焼となった事件がある。まぁ、天空から鳩の糞が降ってくる生活なんて堪えられない。近所の住民は心の底で「あぁ、助かった ! 放火は良くないけど、いい気味だ !」と思っているんじゃないか。

  移民や難民が怒濤の如く押し寄せたフランスでも、堪忍袋の緒が切れた人は結構いるようで、多くの若者が立ち上がったみたいだ。こうした気運が盛り上がっている中、「Génération Identaire(GI)」という団体が注目を浴びている。この「GI(ジェネラシオン・イドンティテー)」は2012年頃に台頭した集団で、元々は「Bloc identiaire(BI)」の青年部であった。(フランスの主流メディアによれば、「BI」はナショナリズムを掲げる右翼政治団体。) 色々な解釈はあるけれど、「アイデンティティーを主張する世代」とは、要するに、異人種の群れからフランスの文化や種族を守り、それを他の国民に訴えかける抗議グループのことだ。確かに、フランス政府や主要マスコミは、中東アジアや北アフリカからのムスリム移民に対して弱腰だから、憤懣やるかたない若者が蹶起しても不思議じゃない。日本人の観光客でも気づいているが、フランス各地には髭面のアラブ人や色黒のアフリカ人がウジャウジャいる。こんな状況になれば、ケルト系のフランス人だってゾッとするだろう。だから、ちょっとでも現実の世界に目覚めた若者は、国家の人種的変質に不安を抱く。

Thais d'Escufon 02(左  / タイス・デスキュフォン )
  「GI」の中でもとりわけ脚光を浴びているのは、タイス・デスキュフォン(Thaïs d'Escufon)という広報係だ。 彼女はまだ20代前半の若い活動家だが、中々しっかりしていて左翼コメンテーターの反論にも怯まない。また、彼女はその美貌ゆえに多くのメディアに招かれている。(YouTubeにGIの公式チャンネルがあるので、興味のあるかたには、彼女のインタヴュー映像や出演番組を観て頂きたい。) 彼女はGIのスポークスマンとしてインタヴューを受けていたが、番組の司会者から、どうしてスペインとの国境付近でGIが抗議デモを開催したのかについて訊かれていた。なぜなら、GIの活動家はフランスとスペインの国境沿いであるピレネー山脈に赴き、「コルデ・デュ・ポルティオン(Col du Portillon)」という場所で抗議活動を行っていたからだ。

  タイスを含むGIのメンバー達は、「ヨーロッパ防衛」という使命に燃えており、大量に流れ込んでくる移民や歐洲のイスラム化、セクシャル・ハラスメントなどに危機感を覚えている。("Interview with Thaïs d'Escufon from Génération Indentitaire", The New Prometheism, 13 February 2021.) ただ悔しいことに、GIが異邦人による治安の乱れを世間に訴えかけると、“レイシスト”の烙印を押されてしまうのだ。それでも彼らはめげずに戦い、リベラル派による「反白人主義」に対抗しているから偉い。

  アジアやアフリカからの移民・難民、とりわけムスリムに対して警鐘を鳴らすタイスは、フランスで起きた数々の事件を取り上げていた。例えば、2020年10月、フランスのニースにあるノートルダム・バシリカ(カトリック教会の聖堂)で三人の一般人が殺害されたが、その犯人は「チュニジア国籍者」と思われるイブラヒム・アウサオリ(Ibrahim Issaoui or Brahim Aoussaoui / 21歳)であった。(Angela Charlton and Daniel Cole, "France mourns 3 killed in church attack, tight security", Associated Press, October 31, 2020.) フランス国民を震撼させた、この殺戮行為は“テロ事件”と呼ぶべき悲劇で、犠牲者の一人であるナディーン・デヴィラーズ(Nadine Devillers)は、喉を切り裂かれたうえに、首までも切断されたという。二番目の犠牲者は教会の雑用係をしていたヴィンセント・ロクェス(Vincent Loquès)で、教会の門前で刺殺された。彼には二人の娘がいて、突然の訃報にショックを受けていた。三番目の犠牲者はシモヘヌ・バロト・シルヴァ(Simone Barroto Silva)で、彼女はブラジル出身者で、長いことフランスに住んでいたという。彼女は三人の子供を残して世を去った

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( 左 :  ヴィンセント・ロクェス  /  中央 : シモヘヌ・バロト・シルヴァ  /  右 : ナディーン・デヴィラーズ  )

Brahim Aoussaoui 001( 左 / イブラヒム・アウサオリ )
  何とも痛ましい事件だが、捕まった犯人の経歴を知ると政府の入国管理に腹が立つ。どうやら、イブラヒムは貧乏なチュニジアが厭になってヨーロッパに向かったらしく、悪名高いランペドゥーサ島(Lampedusa)を経由してイタリアに辿り着いたらしい。しかし、武漢ウィルスの感染疑惑があったので、800名の難民と一緒に隔離されたという。その後、どうやったのか、イブラヒムはフランスのニースに潜り込み、教会の周辺をうろついていた。しかし、何を考えていたのか、事件当日、イブラヒムはナイフを持って教会に侵入し、僅か10分の間に三人を殺してしまったのだ。この殺人鬼は現場で警官に逮捕されたが、奇妙なことにイブラヒムは身分を示すモノを何一つ持っていなかった。(Kim Willsher, "Knife Attacker in Nice kills three people", The Guardian, 29 October 2020.)

  イブラヒムの入国手口や侵入経路は明らかにされていないが、一般的にフリカからの難民は、たとえIDとなる書類を持っていても、密航船に乗る前に全て廃棄するという。なぜなら、身分や国籍が判る書類やカードを持っていると、強制退去がしやすくなるからだ。つまり、出身国がバレると、イタリア政府やフランス政府が難民の“祖国”を特定でき、直ちに送還できるというわけ。しかし、どこの国からやって来たのか判らぬ場合、「難民(密入国者)」は強制送還されず、「国籍不明者」としていつまでも入国先に滞在できる。ヨーロッパに居坐るアフリカ難民は、密入国業者やNPOから“在留ノウ・ハウ”を学んでいるので、絶対に口を割らないし、いずれ“釈放”になるんじゃないかと思っている。中には意図的に子供を同伴する難民もいるから悪質だ。彼らはヨーロッパ人が人権問題に弱く、子供連れの難民に譲歩する、と知っているのだ。

Phillippe Monguillot 01Philippe Monguillot killers 01(左 :  フィリペ・モギィロ  / 右 : 暴行容疑で捕まった犯人 )
  インタヴューに答えるタイスは、他にも具体例を示していた。2020年の7月には、バス運転手のフィリペ・モギィロ(Philippe Monguillot / 59歳)が四人の移民によって暴行され、五日後に死んでしまったのだ。("Bus driver dies after five passengers not wearing face masks are attacked", FR 24 News, July 11, 2020.) フィリップが義務化されたマスクを着けていない乗客を注意したところ、二人の男が逆上しフィリップをバスから引きずりだし、胴体や頭部を激しく殴りつけた。他の二人は暴行を止めなかったことで逮捕され、別の男は容疑者を匿ったことで逮捕されたそうだ。亡くなったフィリップには妻と三人の娘がいたという。この事件を聞きつけたフランス人は憤慨し、約六千人の人々が通りに出て抗議活動をしたそうだ。

Axelle Dorier 001(左  / アクセル・ドリアー )
  フランスでは異人種による犯罪が多発しているそうで、23歳のアクセル・ドリアー(Axelle Dorier)という看護婦は、愛犬を連れて散歩している途中に、ヨセフ・テバル(Youcef Tebbal /21歳)という移民が運転するクルマに引っ掛けられた。すると、パニックに陥ったヨセフは急にアクセルを踏み、彼女を引き摺ったまま800mも走行したという。(John Cody, "Outrage in France after 23-year-old Axelle Dorier killed by Youcef T. and Mohamed Y. in brutal hit-and-run", Remix News, July 25, 2020.)  これだけでも充分酷いのに、テバルは免許停止の状態でクルマを運転していたのだ。同乗していたモハメッド・イェロウル(Mohamed Yelloule / 19歳)も卑劣で、被害者が引き摺られていると判っていたのに、クルマを停止させず、彼女を助けなかった。この相棒が逮捕されたのも当然だ。

  こうしたひき逃げ犯は赦せないが、容疑者の氏名を隠していたマスコミも赦せない。フランスの報道機関は、二人の家族名を伏せ、「Youcef T.」とか「Mohamed Y.」としか記さなかった。後に、憤慨したフランスの一般人がインターネットでバラしたから犯人が特定されたけど、普通の日本人は「ル・モンド」紙や「フィガロ」紙くらいしか読まないから、誰なのか判らない。スウェーデンやドイツでもそうだが、フランスの新聞やテレビは逮捕者の実名や写真を公開せず、元の国籍や人種を曖昧にしたまま報道することが通常になっている。たぶん、逮捕者の写真を公表すると、犯人が“有色人種”とか“好ましくない外国人”と判ってしまうので、左派メディアは焦ってしまうのだろう。

  でも、「一般国民が移民に対して偏見を持ってしまうから」という配慮はおかしい。可哀想なのは被害者の方で、加害者を大切にするんなて常識外れだ。だいたい、外国人を入れて殺人や窃盗、テロ事件が増えたなら、その原因を検証して世間に伝えるのがマスコミの役割じゃないか。それを蔑ろにして不逞外人を庇うなんて馬鹿げている。これなら温厚なヨーロッパ人でも反移民に傾くぞ。おそらく、リベラル派のマスコミは“真実”を伝えたら民衆の怒りが燃え上がってしまう、と恐れているんだろう。

反ナショナリズムの左翼メディア

  タイスが属するGIのメンバーは、気取り屋の中道右派と違い、ハッキリと反対の意見を表明するから偉い。サイレント・マジョリティーやフランス人女性を代表するかのように、タイスは地中海を渡ってくる難民に対し、「冗談じゃない、あなた達にヨーロッパを我が家とさせないわ !」と言い放つ。彼女は毅然として、「フランスはフランス人の国」と主張する。自分の信念を明確に述べるタイスは、その容姿も手伝って、色々なテレビ局や報道番組に引っ張り凧(だこ)だ。

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(左 : アフリカ系フランス人の子供   / 中央 : 敬虔なムスリム移民の子供  /  右 : 現代フランスで「マジョリティー」となる子供のタイプ )

  例えば、タイスは「Canal 8」 が放送する「Touche Pas à Mon Paste !」という番組に出演した。この番組を取り仕切るのは、キリル・ハヌゥナ(Cyril Valéry Isaac Hanouna)というプロデューサー業を兼ねたコラムニストだ。彼は司会業の他にも脚本家や俳優、ラジオDJ、コメディアンの肩書きを持つ。しかし、我々が注目すべきは、彼がチュニジアからやって来たユダヤ人という点だ。彼の容姿を見てみれば判るけど、どう考えても西歐系のフランス人には思えない。如何にも「北アフリカ出身者」という外見だ。また、彼の番組に招かれた他のパネリストも何人なのか判らぬ人物ばかりだ。アラブ系やアフリカ系の言論人なら一瞬で判るけど、「白人」といっても、本当にケルト系フランス人なのか怪しい「フランス人」が多い。例えば、両親や祖父母がギリシアからの移民とか、父親がアルバニア人で母親がブルガリア人というケースもある。また、ある者は祖父がルーマニア人なんだけど、祖母の方がルーマニア系ユダヤ人だったりするし、ロシア人とアジア人との混血児、あるいはセファラディー系(南歐系)のマラーノ(キリスト教徒に改宗したユダヤ人)とか、ガリチア地方から流れてきたアシュケナージム系(東歐系)ユダヤ人の子孫とか、マチマチである。つまり、こうした人々はケルト系やゲルマン系のフランス人ではない、ということだ。

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(左 : ゲストのタイス・デスキュフォン / 右 : 司会者のキリル・ハヌゥナ )

  そもそも、地上波の討論番組は“リンチ法廷”とか“八百長議論”という性質を持っている。アメリカのトーク・ショーを制作するスタッフと同じく、フランスのTVプロデューサーやディレクターもリベラル派がほとんどで、保守派を抑圧したり抹殺するのが生き甲斐だ。邪悪な制作者になると巧妙な脚本を用意し、保守派のゲストを公衆の面前で辱め、徹底的に叩き潰す。だから、ハヌゥナの番組もリンチ討論会に近い。西歐人の権利を主張するタイスを人種差別論者に仕立て上げ、みんなで罵倒し、その精神を八つ裂きにしようとする。フランスの一般視聴者なんて単細胞がほとんどだから、“サクラ”として招かれた左翼ゲストにすぐ同調する。誘導操作に気づかない人は好都合なバカとなり、タイスを「頭の弱い金髪娘(dumb blond)」と思ってしまうのだ。(興味深いことに黒人の馬鹿や左翼が登場した場合、誰も「縮れ毛のアホ」と呼ばないんだから不思議なものである。黒い髪のアフリカ人にはクルクルパーの娘がいないのか?) テレビ局の制作者は、中高年の視聴者でも子供扱い。「自分で判断できないアホ」と思っている。

  そもそも、こうしたヤラセ番組を垂れ流す放送局(C8)は、誰によって支配されているのか? これを怪しまないフランス人というのも異常である。なぜテレビを観ている国民は、普段の生活で良識を持っているのに、自分の精神に甚大な影響を与える制作者や経営者に注意を払わないのか? 冷凍餃子やハンバーガーなら、如何なる材料で作られ、どんな工場で加工されるのかを気にするはずなのに・・・。もしかしたら、腐った牛肉で作られたハンバーグかも知れないし、農薬が混じっている餃子かもしれないじゃないか。ファスト・フード店で見かけるフライド・ポテトも「パーム油」で揚げた有害食品。まるで肥るために食べているような代物である。(アメリカ人は塩分の濃い揚げポテトにケチャップをかけて喰っているから、もう救いようがない。) 子供を持つ母親になると、発癌性物質にも敏感だ。となれば、「C8」の親会社である「Canal Group」が誰によって運営されているのかが気になる。

Ara Aprikian 002(左   / アラ・アプリキヨン )
  「C8」を運営しているのは、アラ・アプリキヨン(Ara Aprikian)という社長なんだが、彼はゲルマン人とかケルト人ではなく、アルメニア系のフランス人であるという。一般の日本人はあまり知らないが、フランスにはアルメニア移民の子孫が結構多い。日本でも有名なシャンソン歌手のシャルル・アズナヴール(Charles Aznavour)もアルメニア系フランス人で、本名は「Shahnour Varinag Aznavourian」だ。本人曰わく、英語には自信が無いけど、アルメニア語やイタリア語、スペイン語なら上手に話せるそうだ。ちなみに、世界的に有名なテニス選手のアンドレ・アガシ(Andre Agassi)、人気歌手だったシェール(Cher / Cherilyn Sarkisian)、F-1レーサーのアラン・プロスト(Alain Prost)、「セレブ」と呼ばれるキム・カルダシアン(Kim Kardashian)もアルメニア系である。意外なところでは、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ(Sergei Lavrov)外相もアルメニア系の血筋だ。

Charles Aznavour 1Cher 02Alain Prost 2Sergei Lavrov 01








( 左 : シャルル・アズナヴール / シェール  /  アラン・プロスト  /  右 : セルゲイ・ラヴロフ )

Maxime Saada 01(左  /  マキシム・サーダ)
  「C8」の親会社である「Canal Group」は、マキシム・サーダ(Maxime Saada)がCEO(最高経営責任者)となっているが、彼の血統や祖先の素性は明らかにされていない。おそらく、彼の祖父母はチュニジアかアルジェリアなどに住んでいたアラブ人かも知れないし、ひょっとすると北アフリカ出身のユダヤ人じゃないのか? というのも、「サーダ」という家族名はアラビア語やヘブライ語の名前にもあるからだ。フランス政府は人口統計や国勢調査を実施する時でも、国民の民族性や人種に触れないから、どのような種族がどれだけ住んでいるのか判らない。親子代々フランスに住み続けているユダヤ人だと、血統には言及せず、ただ「私はフランス人」としか言わないから、普通の日本人は簡単に騙される。

   そう問えば、大手の本屋に行くと、日本語に訳されたフランスの本がたくさんある。しかし、執筆者の血筋を調べる人は滅多にいない。勝手に「フランスの知識人」と思ってしまう人が普通だ。例えば、フランスの知識人であるドミニク・シュナペール(Dominique Schnapper)の本を見つけても、彼女がレイモン・アロン(Raymond Aron)の娘とは気づかないだろう。(アロンは有名な政治学者。) 以前、幾つかの著作が和訳されたギ・ソルマン(Guy Sorman)や保守派のエリック・ゼマー(Eric Zemmour)もユダヤ人である。一般的に知られている社会学者のエミール・デュルケム(David Émile Durkheim)や歴史家のマルク・ブロック(Marc Bloch)もユダヤ系フランス人であった。日本の大学教授はフランス人の著作を紹介しても、作者の血筋や出身国について言及しないので、一般国民はどんな“魂胆”で書いているのか判らない。ユダヤ人の学者だと、幼少期に受けた屈辱感や反撥心で書いている場合があるから注意が必要だ。日本でも、在日鮮人や帰化鮮人が「怨念」や「侮蔑」で反日本を書いているじゃないか。

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(左 : レイモン・アロン  / ドミニク・シュナペール  / ギ・ソルマン  / 右 : エリック・ゼマー )

Francois Beleand 02(左  /  フランソワ・ベルレアン)
  日本人が観る娯楽作品でも、「フランス人」のような「異邦人」が出ている場合が多い。例えば、米仏合作映画の『トランスポーター(Le Transporteur)』に出てきたタルコニ警部だ。一般の日本人は、この優秀な刑事がユダヤ系フランス人であるとは気づかなかった。タルコニ警部を演じる男優のフランソワ・ベルレアン(François Berléand)は、ケルト系のガリア人ではなく、ロシア出身のユダヤ人を父とし、カトリック信徒のフランス人を母とする混血児である。(筆者はこの映画を観た時、「ベルレアンはユダヤ系かも」と推測した。ユダヤ人を何百人も観察していると、何となく判るようになる。つまり、勘が鋭くなるのだ。) 映画の中では、タルコニ警部は「昼行灯(ひるあんどん)」を演じるが、実は中々の切れ者で、主人公を助ける老獪な警察官だ。こうした訳にはユダヤ人がピッタリ。黒人男優が演じると“ヤラセ”臭い。多民族主義を掲げるハリウッド映画だと、黒人の“知能犯”が登場するけど、こんな役はユダヤ人俳優に限る。なぜなら、とても“リアル”だから。

Gerald Darmanin 1(左 / ジェラルド・ダルメナン )
  脱線したので話を戻す。タイスが属する「GI」は「極右団体」と見なされ、内務大臣のジェラルド・ダルメナン(Gérard Darmain)によって違法組織に指定され、解体の危機に瀕している。この内相もケルト系のフランス人ではない。彼はアルジェリア人とアルメニア人の家系にマルタ島人の血が混ざった異人種。一応、フランス共和国に忠誠を誓っているが、祖先の国家として愛着を抱いている訳じゃない。タイスのようなフランス人が「西歐人のフランス」とか「ジャンヌ・ダルクのフランス」、「シャルルマーニュとクローヴィスのフランス」を口にすると、本能的に拒絶反応を示す。彼はユダヤ人のように多民族・多文化主義に傾く。ダルメナンのような「フランス人」とって、大革命以前のフランスは縁もゆかりも無い「外国」である。

  同じ事は、ベトナム人やイラク人を祖先とする「フランス人」にも言える。彼らにとってカロリング朝やブルボン朝の王様は外人の支配者。フランスのガリア教会などは単なる「プライベート・クラブ」だから、ローマの長女でも淫売でも構わない。中東アジア難民や支那移民は、聖人の奇蹟にも興味が無く、もしあるとしたら、水をワインに変える奇蹟だけ。(ぶどう畑を買い漁る支那人は、せっせと「フランス産」ワインを作っている。) その他は詐欺師のペテンか百姓の迷信だ。レミギウス(Remigius)がランス(Reims)の司教であったことも知らん顔。クローヴィスがレミギウスによって塗油されても知ったことではない。神聖ローマ皇帝が戴冠式を行ったエクス・ラ・シャペル(Aix-la-Chapelle)なんかは、ゼニが儲かる観光地というだけ。この土地が「エクス」と呼ばれようが「アーヘン(Achen)」と呼ばれようが、どうでもいいことだ。イスラム教徒にとったら異教徒の聖地に過ぎないし、アフリカ出身の黒人は、「どこにあるんだ?」と訊いてしまうだろう。非西歐人にとっては、ベルギー領でもルクセンプルク領でもいいし、プロイセンの僻地にあろうが懐かしい場所ではない。

「フランス人のフランス」を赦さない反仏団体

Bernard Lecache 1923
( 左 /  ベルナルド・アブラハム・ルキャッシュ)
  タイスのようなフランス人ナショナリストが現れ、その容姿が好ましいと、世間の注目を浴びるようになる。すると、異民族共生を促進する左翼団体は焦ってしまう。そこで、「邪魔者は芽のうちに摘んでしまえ !」とばかりに総攻撃。その代表格が、「LICRA(Ligue internationale Contre le Racisme et l'Antisémitisme)」のような組織だ。これはレイシズムと反ユダヤ主義を撲滅せんと謀る国際同盟で、本質的には「ADL(反名誉毀損同盟)」や「AIPAC(米国・イスラエル関係評議会)」と同じである。こういった名称を聞くと、何となく首謀者(頭目)の正体が予想できるじゃないか。実際、この同盟を創設したのはユダヤ人の一味であった。「LICRA」の前身はベルナルド・アブラハム・ルキャッシュ(Bernard Abraham Lecache)が設立した「LICA(Liegue Internationale Contre l'antisémitisme / 反ユダヤ主義撲滅国際同盟)」という団体で、1932年に「レイシズム」を加えて「LICRA」と改名している。創設者のルキャッシュはウクライナ出身のユダヤ人で、元々はコミンテルンに属するジャーナリストであった。しかし、1932年に共産党から追い出されたので、「SFIO(フランス労働者国際党 / 当時の社会主義政党)」に身を寄せたそうだ。(Emmanuel Debno, Bernard Abraham Lecache, président fondateur de la Ligue internationale contre l'antisémitisme, Archives Juives, Vol. 40, 2007.を参照。)

Samuel Schwartzbad 1Symon Petlioura 003(左 : サミュエル・シュワルツバルト  / 右 : サイモン・ペトリウラ )
  共産主義者だから当然なんだけど、ルキャッシュは無神論者ときている。しかし、民族意識だけは強かった。彼はボルシェビキのアナーキストであったサミュエル・シュワルツバルト(Samuel Schwartzbard / 本名 : Sholem)が暗殺事件で裁かれた時、この被告人を擁護して救ったことがある。ロシア生まれのユダヤ人、ショレム(サミュエル)・シュワルツバルトは、パリでウクライナ人民共和国の政治指導者であったサイモン・ペトリウラ(Symon Petlioura)を暗殺した廉で逮捕された。「動機は何か?」と言えば、私的・民族的な怨恨だ。このユダヤ人はウクライナにおけるポグロム(ユダヤ人の虐殺)に腹を立て、ペトリウラに迫害の責任があると思ってしまったのだ。ユダヤ人にはこうした過激派があちこちに居るので、被害を受けたり者や対立する外国人は、その報復を全てのユダヤ人に向けることが多い。タカリ屋の民族だから仕方ないけど、彼らはいつも寄生先の国民に嫌われ、迫害の対象となる。すると、無鉄砲なユダヤ青年が暴れ回り、その仕返しがユダヤ人全体に及んでしまうのだ。ローマ時代から今日まで、こうした悪循環は止めどなく続き、ユダヤ人は歐洲各地で必ず「鼻つまみ者」になっている。だから、その潮流を撲滅すべくユダヤ知識人は団結し、敵対民族の洗脳に努力するのだ。

David Frankfurter 02Wilhelm Gustloff 11(左 : デイヴィッド・フランクファーター / 右 : ウィルヘルム・ガストロフ )
  ルキャッシュは同胞のために殺人を犯したユダヤ人を支援してきた。例えば、ユーゴスラヴィアかクロアチア出身と言われるユダヤ人のデイヴィッド・フランクファーター(David Frankfurter)は、1936年、ナチ党のスイス支部長を務めるウィルヘルム・ガストロフ(Wilhelm Gustloff)をスイスのダボスで暗殺した。そして、この殺人犯はスイスの法廷で18年の実刑を言い渡されるが、LICAは抗議デモを起こして彼を助けようとした。すると、デモの成果が現れたのか、1945年にフランクファーターは恩赦を与えられて出所となる。古巣に帰るカラスと同じく、フランクファーターは異国のスイスを去るや、同胞が暮らすイスラエルを目指した。素晴らしい故郷に帰った殺人鬼は、イスラエルの国防省に勤め、陸軍士官になったそうだ。

Herschel Feibel Grynszpan 003Ernst-vom-Rath 002( ヘルシェル・グリンシュパン / エルンスト・フォム・ラート )
  日本で「ユダヤ人」と言えば、「可哀想な民族」というイメージがあるけど、この種族には兇暴な輩(やから)も結構多い。テロリストやアナーキスト、コミュニストに加え、変態、詐欺、強盗、殺人に才能を発揮する俊英がウジャウジャいる。1938年、ドイツ人外交官のエルンスト・フォム・ラート(Ernst Eduard vom Rath)は、ポーランド出身のユダヤ人、ヘルシェル・グリンシュパン(Herschel Feibel Grynspan)によって暗殺されてしまった。射殺の動機は詳(つまび)らかではないが、どうやらグリンシュパンの家族が強制的にドイツから追放され、ポーランドへ戻されたから、それを怨んでの犯行らしい。

  一方、5発の弾丸を喰らって絶命したラートは、ドイツ貴族の出身で、パリのドイツ大使館に勤めていた。おまけに、彼は「突撃隊(SA)」の元メンバー。しかし、29歳での“あの世行き”だから、何とも痛ましい。捕まったグリンシュパンは中々裁判にかけられず、有耶無耶のまま処分されたようで、ハッキリとは分からないが、ザクセンハウゼンにある強制収容所へ送られ、そこで亡くなったそうだ。消された時期は1940年から45年あたりだと推測されるが、ミヒェル・フォン・ソルティコウ(Michael von Soltikow / ドイツのジャーナリスト)のように、「彼は処刑されなかった」とグリンシュパンの生存を信じている人もいるらしい。いずれにせよ、悲惨な目に遭ったユダヤ人からすれば、憎いナチ野郎を殺したグリンシュパンは英雄だ。それゆえ、ルキャッシュが支援したのも理解できる。が、先進国にある大使館に赴き、いきなり外交官を射殺なんて常識外れだ。ヤクザの抗争事件じゃあるまいし。昔、山口組の若頭補佐を務めていた中野太郎は、京都の理髪店で襲撃されたけど、側近が拳銃をぶっ放して暗殺者(会津小鉄組系)を返り討ちにしたので助かった。しかし、山口組若頭の宅見勝(たくみ・まさる)は、この銃撃事件を手打ちにしたせいで、後に射殺されることになる。(宅見は病気で余命僅かだったのにねぇ~。) ユダヤ人に洗脳された歐米人は、ユダヤ人の横暴に対して寛容すぎる。

Boris Holban 002(左  / ボリス・ホルバン )
  フランスの国益主義者や保守派陣営を敵視する団体と言えば、「MRAP(Mouvement contre le Racisme et pour l'amitie entre les Peuples)」が有名だ。タイスが属する「GI」もMRAPの標的になっている。このMRAPはシキャッシュの「LICA」や人種差別を糾弾する「MNCR(Mouvment National Contre le Racisme)」、移民労働者を擁護する「FTP-MOI(Francs-tireurs et partisans-Main-d'oeuvre immigrée)」によって結成された極左組織だ。この「FTP-MOI」はルーマニア系ユダヤ人のバルーク・ブルマン(Baruch Bruhman)によって創設された集団である。彼は元々、共産主義者のゲリラ兵で、ナチ・ドイツを倒すべく、フランスに渡って志願兵となり、レジスタンス運動に邁進した。フランス軍に入隊した時、ユダヤ系の名前を「ボリス・ホルバン(Boris Holban)」と改名したそうだ。戦後、ルーマニアに戻って将軍となるが、1984年、再びフランスに戻るとミッテラン大統領から勲章をもらい、「フランス解放の功労者」として表彰されたという。

Albert Levy 01Marcel Manville 11(左  /  アルベルト・レヴィー / 右 : マルセル・マンヴィル)
  フランスの人種偏見を無くすため、1949に設立されたMRAPだが、その中心メンバーは筋金入りの左翼だった。例えば、創設メンバーの一人、アルベルト・レヴィー(Albert Lévy)は、人権思想に染まったユダヤ人で、若い頃は移民労働者を支援するユダヤ人青年部(UJJ-MOI)に属していたという。(Sylvia Zappi, "Albert Lévy, ancien résistant", Le Monde, 16 septembre 2008.) 彼は『L'Humanité』誌の元ジャーナリストで、反ユダヤ主義の一例であった「ローゼンバーグ事件」に関する検証組織にも参加していた。もう一人の創設メンバーは、左翼法律家のマルセル・マンヴィル(Marcel Manville)だ。彼は西インド諸島にあるフランス領のマルティク島(Martinique)からやって来た黒人で、白人の植民地主義を心から憎んでいた。それならヨーロッパに来なければいいのに、黒人はなぜか白人の国家に住みたがる。まぁ、西歐人の豊かな生活に憧れたんだろうが、自らの肉体を見ると屈辱感が湧き起こってくるんだろう。それゆえ、反コロニアリズムの黒人が、反レイシズムの団体に参加しても不思議じゃない。

  とにかく、フランスの左翼組織を説明したらキリが無いけど、タイス・デスキュフォン達が極悪人と見なされているのは異常だ。なるほど、「GI」メンバーの中にも愚劣な右翼や下品な白人が混ざっているけど、団体の基本理念は“まとも”である。「フランス人の為のフランス」とか、「イスラムからヨーロッパを守ろう !」という掛け声は間違っていないだろう。むしろ、ユダヤ人の天下となっているフランス、すなわち、ユダヤ人の多民族主義やアラブ人の反西歐主義に毒されたフランスの方がおかしい。日本が「日本人の国」で「良い」とされるなら、ガリアの共和国がガリア人の祖国(ホームランド)であってもいいし、元々はフランク人(ゲルマン民族)が建てた王国だから、ケルト系民族(ガリア人)やゲルマン系民族が「主流国民」になっていてもいいじゃないか。ユダヤ人は“居候”か“タカリ屋”で、ムスリムのアラブ人やアフリカ人は“よそ者”である。したがって、フランク王国を継承するケルト系白人が萎縮し、乗っ取り屋のユダヤ人がデカい顔をするなんて本末転倒だ。日本人はフランスの政治を勉強する時、常識で考えるべきである。

  

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優秀な留学生とワクワクするような日本

支那人の卑史 朝鮮人の痴史 教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 [ 黒木 頼景 ]
支那人の卑史 朝鮮人の痴史 教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 [ 黒木 頼景 ]

机上の空論よりも酷い妄想

  国家は外敵の攻撃により消滅することもあるが、内部から溶解して崩壊することもある。元々、日本は日本人により構成され、日本人同士で暮らしてきたから、稀に見る素晴らしい国となった。赤やピンクに染まったインテリ供は滅多に口にしないけど、アジア大陸の後進国と日本が決定的に違うのは、日本人がアジア人と共生しないで暮らしてきたからだ。異民族がひしめき合うユーラシア大陸では、民族的摩擦や懐疑心が常に存在し、偏見や差別で干戈を交えてきた。大量殺戮に慣れたアジア民族は、他人を排除し、身内だけで利益を分かち合うのが普通である。

  日本の不幸は朝鮮と合併したことだ。日韓併合で李朝の鮮人は「賤民」から「人間」、「半島人」から「日本国民」へと昇進する幸福を味わった。しかし、穢族(わいぞく)を受け容れた日本人は大迷惑。支那人ですら「臭い奴ら」と蔑んでいたくらいだから、日本人が驚愕したのも当然だ。あのニンニクが原因となる口臭は強烈である。でも、日本人は根が優しいから、朝鮮人を完全には駆除できず、相手の事情を察して「少しの間なら・・・」と在日鮮人の残留を許してしまった。ところが、朝鮮人は恥も外聞もなく、生まれつき図々しいから、口では「帰る」と言いながら、5年、10年、20年と居座り続け、その間に子供を拵えて2世3世4世5世の子孫を作ってしまった。しかも、日本名を使って「日本人」に成りすましているんだから始末に悪い。こうして一旦、異民族の移住と帰化を黙認しまうと、もう他のアジア人やアフリカ人を排除できなくなる。朝鮮人に定住や帰化を許しているんだから、支那人やフィリピン人、ベトナム人を拒む理由は無くなるし、たとえ有っても言えないだろう。だいたい、「人権」といった下らない概念に踊らされ、不用意に国境の水門を開ける日本人の方が悪い。暗黒大陸からの濁流は怒濤の如く押し寄せるものだ。

DeguchiUeno Chizuko 1(左 : 出口治明  / 右 : 上野千鶴子 )
  本音で暮らす国民なら「嫌なものは嫌 !」と言えるが、大学で禄を食む知識人は建前を尊ぶ。とりわけ赤い教授となれば、空論のために国家が滅亡しても至って冷静、何処吹く風で対岸の火事といったところ。なぜなら、彼らは自分の提案が実現しても、今の地位と名誉は不動と思っているからだ。「何があっても自分の身分と収入は揺るがない」というのか彼らの確信である。マスコミが持て囃す大学教授とか評論家は、妄想に近い持論で飯を食っているので、責任感というものが一切無い。例えば、東京大学で害毒を垂れ流した上野千鶴子(うえの・ちづこ / 東京大学名誉教授)や、立命館アジア大平洋大学で学長に就任した出口治明(でぐち・はるよし)を見ていいると、「なんで、こんな人物が大学に棲息しているんだ?」と呆れてしまうし、「誰が雇ったのか?」と訊きたくなる。

  最近、この二人が対談し、移民についても述べていた。しかし、あまりにも幼稚な意見を述べていたので、「本気で思っているのか?」と驚いてしまう。

  上野 /  留学生も積極的に採用すればいいですね。人口問題、人手不足という点から考えても、移民国家になるという選択肢はもっと検討されていいでしょう。

  出口 / まずは留学生から始めるのがいいと思います。若い時は感受性が鋭いのです。18歳と30歳を比べたら、18歳のほうがいろんなことに影響を受けやすい。若い時に日本の大学に来てもらったら、日本を好きになるし、柔軟性もあるから理解も早いのです。

  上野:その人たちにそのまま日本に定着してもらうような積極的な政策が必要ですね。彼らは、出身国では階層が高い人たちです。しかも日本の国内で教育を受けているから、最高の人材です。この人たちを日本の経済に取り込まないのは、損失です。
    (出口治明 /上野千鶴子 「日本人は『移民は優秀な人』だとわかっていない」 東洋経済 Online 、2020年12月25日)

  歐米諸国の知識人も似たり寄ったりだが、どうして日本のインテリどもは、人口減少や人手不足となると、安易に移民を求めてしまうのか? 日本人の子供が減ったから、アジア人やアフリカ人を連れてきて人口増加を図るなんて馬鹿げている。もし、日本の人口が1億人から5万人へと減ったら、5千万人の支那人や黒人、インド人、マレー人を受け容れるのか? なるほど、我が国の人口を維持するのは大切だが、日本人は日本人と暮らすことを好むので、アジア人を輸入しても日本の庶民は喜ばないだろう。むしろ、異質な民族を毛嫌いする日本人が増えるんじゃないか。たとえ表面上、「移民が入ってきても仕方ない」と言う人でも、内心では帰化人を外人扱いで、「あの人達」と呼ぶはずだ。

  ツムジまで左巻きの上野氏は、日本に来る留学生を「階層の高い人達」と称讃するが、日本の大学に潜り込む支那人は、対日謀略を目的とした工作員か、科学情報を盗み取るためのスパイ、もしくは支那を脱出したい棄民組だろう。南鮮からの留学生だって、祖国に絶望した離脱者か、出世競争に敗れた負け組の類いだ。ベトナムやインドから来る留学生も、祖国と同胞を見捨てた逃亡者に過ぎない。こうしたアジア人は卒業しても祖国に戻らず、日本企業に就職し、同国人か日本人と結婚して日本国籍を得ようとする。確かに、アジア人留学生は“優秀”だから、故郷に「ポテンシャル(発展する能力)」が無いと判るし、同胞を「アカンタレ」と思っているから、さっさと先進国へ移住しようと考えるのかも知れない。しかし、自分の祖国を簡単に棄てる奴が、日本を心から愛し、日本のために尽くそうと考えるのか?

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(写真  /  移民推進者が魅力的と感じるアジア人やアフリカ人の女性達)

  一般の日本人は明確な排斥主義者にはならないが、アジア人に対しては否定的なイメージを持つ者が多い。例えば、東南アジア人との縁組みなんて嫌いだ。もし、自分の息子がキャバレー勤めのフィリピン人と結婚したり、箱入り娘が黒人とセックスして未婚の母となったら大騒ぎだろう。これは単なる杞憂じゃない。今や、日本各地の大学ではアジア人留学生が増えているから、日本人とアジア人との「国際結婚」が“普通”となっている。そうなれば、幼稚園や小学校では混血児が当たり前となり、日系人の子供は4、5歳の頃から多文化教育を受ける破目になるだろう。昔、ルソン島やビルマで闘った日本兵は、現地人の子供を観て「外人」と思ったが、今では同じ顔つきの子供が「日本国民」となっている。

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(写真  /  日本人女性の恋人や結婚相手になり得る人々)

  もっと恐ろしいのは、多文化主義に染まった娘がイスラム教徒の男に惚れてしまうことだ。アラブ人やマレー人にはイスラム教徒が多いから、日本人女性が彼らと結婚すれば、イスラム教に改宗する可能性は高い。もし、チャドルやブルカを着た娘を彼女の両親が目にしたら卒倒するかも知れないぞ。日本人は気づかないけど、イスラム圏だと50歳や60歳の中年でも、20歳くらいの娘を嫁にするから、自分より年上となる「義理の息子」だって有り得る。もし、髭面のイラク人とか中高年のクルド人から、「お父さん、お母さん」なんて呼ばれたら、義理の両親はどう思うのか? 絶句する人もいれば、作り笑顔しか思いつかない人もいるだろう。中には小指が震えて心拍数が上がってしまう人もいたりして・・・。正月に孫が実家に来ても、祖父母と違う料理になるなんて不幸だ。祖父母が大好物のカツ丼を食べているのに、孫がイスラム教に則ったハラル・ミートじゃ泣けてくる。もちろん、調理をする台所も別々になるだろう。日本人は不浄な食材を用いるから。

英語が公用化になっても、営業会話は日本語のまま

  歐米諸国は異民族を受け容れて後悔し、「更なる移民は御免蒙る !」と必死なのに、我が国の大学教授ときたら、移民増加で日本が幸せになると思っている。出口学長は立命館の留学生が如何に優秀かを自慢していた。 

 出口 / 立命館アジア太平洋大学(APU)の国際学生は、労働市場ですでにかなりの人気を集めています。英語入試で入ってきますから母国語に加えて英語が話せますし、日本語もAPUで鍛えています。日本の大企業はもはや日本だけではやっていけなくなって、アジアに出て行っていますから、APUの学生を採用したいのです。それで面白いのは、ある企業の人事担当者が、仕事はなんとか英語でもできるけれど、飲みに行っての英語はしんどいと。でもAPUの学生は英語も日本語も母国語もできますからね。

 上野 / 日本の文化とか慣習などの暗黙知にも習熟していますからね。

 出口 / 4年間別府で生活していますから。

 上野 / 素晴らしいですね。

  今更、極左の上野千鶴子について、あれこれ批判してもしょうがないけど、いくら何でも、異民族の流入が「素晴らしい」とは・・・・。もう「附ける薬」が見当たらない。出口氏は「国際学生」と呼んでいるが、こうした留学生は日本での就職や定住を目的にしたアジア人じゃないか ! 一般の日本人が香港の支那人やフィリピン人、インド人、マレー人と英語で会話したいと願っているのか? ユニクロや楽天では社員が英語でコミュニケーションを実践しているというが、一般社員は最高経営者とは違っているようだ。例えば、ユニクロの「ヒラ社員」には、困っている人がいるらしい。

   社員Tさん(20代男性)

 英語に対する意識は確かに上がりましたが、同じ部署の日本人同士は日本語で会話することがほとんどです。日本人同士で英語を使うことは、めったにありません。(会議などでは)頑張って英語を使いますが、日本語に比べると言いたいことが表現できず、困っています。(社内の英語)研修などで学ぶ機会はあるのですが、業務をこなしてから勉強となると、正直、やる気も上がりきらないことも多いです。TOEICも受けていますが、仕事で使う英語だけでスコアアップはできないので、参考書を買って自習しています。これからは英語ができないと、昇進にも影響しそうですから、必死です。

   社員Aさん(30代女性)

 英語に対する意識は確かに上がりましたが、同じ部署の日本人同士は日本語で会話することがほとんどです。日本人同士で英語を使うことは、めったにありません。(会議などでは)頑張って英語を使いますが、日本語に比べると言いたいことが表現できず、困っています。(社内の英語)研修などで学ぶ機会はあるのですが、業務をこなしてから勉強となると、正直、やる気も上がりきらないことも多いです。TOEICも受けていますが、仕事で使う英語だけでスコアアップはできないので、参考書を買って自習しています。これからは英語ができないと、昇進にも影響しそうですから、必死です。 (佐々木 真 「英語強制」丸5年 ユニクロ社員はペラペラか?社員は「困っています」 PRESIDENT Online、2017年3月22日)

  以前、柳井正社長は「英語でグローバル企業に」と張り切っていたが、下っ端の社員は苦労しているようで、日本人同士になると“こっそり”と日本語で会話しているようだ。そりゃそうだろう。日本人の先輩と後輩で英語の会話なんて馬鹿らしいし、親しい同僚と雑談するのに、わざわざ英語で話すなんて有り得ない。だいいち、お互いに必要な英単語や、適切な慣用句を知らなかったらどうするんだ? もし後輩が「先輩、この場合klutz(頓馬)と goofy(馬鹿)のどちらを用いたらいいんですか?」と尋ねたら、日本人の先輩は英語で説明するのか? イタリア系アメリカ人の社員が目撃すれば、「idiota(アホ) !」と言って笑うぞ。Aという女性社員(30代)が次のように述べていた。
 

   会社全体を見ると、公用語を英語にしても、部署によってその浸透度はかなり違いがあります。海外の支社や取引先と連絡をよく取る人は英語必須ですが、日本人同士だと会議をしても日本語で進めてしまうことがほとんどです。大人数であったり、上司が同席したりする会議であれば頑張って英語を使いますが、言いたいことの5割も言えないのが正直なところです。

  国際化を楽観視する出口学長は、留学生が英語や日本語を習得しているから、就職しても日本人の上司や同僚と意思疎通ができると思っている。だが、それはアジア人が極少数の場合で、アジア人が増えれば彼らだって母国語で会話をし始めるし、付き合う友人も同国人が多くなるはずだ。グローバル化した日本企業では一応「英語」が「共通語」となるが、気軽に話し合うのは同じ出身国の社員となり、ちょっと複雑で微妙な会話となれば母国語となってしまうだろう。したがって、もし「グローバル化」を強力に推し進めれば、それに反撥するように民族別のグループ(派閥)が形成され、却って「ローカリズムの強化」となるかも知れない。

  社内での英会話に熱心な「楽天」でも、社員の反応は似たり寄ったりで、TOEICの成績でプレッシャーを感じる人もいれば、会社の方針に反撥する人、モチベーションが下がって退社する人もいるようだ。ある「楽天」社員は次のように述べていた。


   英語ができなかったら会社にいられない、という嫌なプレッシャーがかかり、余計な不安だけが高まって勉強が進まないという人の話を聞きました。焦るばっかりで、ぜんぜん集中できないのだとか。本当に気の毒です…。 (「やっぱりいた… 楽天英語公用語化で「取り残されてしまった人たち」 J-Cast 、2012年11月02日)

  こうした「英語熱」だけの“せい”じゃないだろうが、辞めた社員の空白は別のスタッフが埋めることになるので、他の社員に“しわ寄せ”が来ることもあるらしい。「楽天」の三木谷社長は意気揚々と「社のグローバル化」を図っているが、肝心の業務環境は日本語のままなので、「何のために英語を勉強したのか?」と呆れる人もいるようだ。興味深いことに、英語公用語化の徹底度合いは、社のフロアによって微妙に違うらしい。30代の男性営業スタッフは言う。

   「楽天タワーには1号館と2号館があるんですが、1号館には事業部や開発部など主要な部署が入っていて、社長室もそこにあるんです。それで、英語の徹底度は1号館の方が高いんですよ。社長室に近いってこともあるんじゃないですかね」

    2号館には「楽天トラベル」や「楽天リサーチ」、結婚相談サービスのオーネットなど国内向けサービスを行うグループ会社があるので、こうした部署では堂々と日本語のコミュニケーションが行われているそうだ。ある楽天社員によると、

  「英語公用語化とはいっても、顧客が日本人のサービス運用や営業などには、当然外国人はほとんど配属されていません。だから仕事で英語を使う必要は全くないんです。大きな会議では英語の資料を作ったりしますが、仕事は基本、コテコテの日本語です」

  柳井社長や三木谷社長は普段の会話でも英語なんだろうが、社長の方針に振り回される社員にとったら大迷惑だ。たぶん、一般社員は“臨機応変”の態度を取って、上手くやっているんだろう。だいたい、現実を無視した命令が実行されれば、その迷惑を被るのはいつも“下っ端”の社員である。だから、ビクビクするヒラ社員は面従腹背で社長に従い、“居酒屋で陰口”というのが定番だ。たぶん、「英語の公用化」という厳命は自然と空洞化し、外人と話す重役だけが守る“掟”になってしまうだろう。もしかすると、言い出した社長も次第に日本語で話すことが多くなって、いつの間にか「やっぱり、日本語でなきゃ仕事が捗らない !」という結論になってしまうかも・・・。(なら、最初から日本語で和気藹々と仕事をすればいいのにねぇ~。)

優秀な移民が入ってくる?!

  東大教授を引退した上野千鶴子は、札付きの左翼として有名だから、今更あれこれ批判しても意味が無い。ただし、出口氏の方はあまり知られていないので、どんな思想の持ち主なのか知っておくべきだ。一応、彼は慶應義塾大学や早稲田大学で講師となった経歴があるらしいが、元々は保険会社の経営をしていた人物だ。出口氏は日本生命に入社し、ロンドンにある現地法人の社長や国際業務部長を経て、ライフネット生命を開業したという。2017年にそこの代表取締役会長を辞めて、立命館アジア太平洋大学の学長に就任したそうだ。こんな経歴だから、出口学長は日本という伝統国家を民間企業のように考えてしまうのだろう。つまり、日本へ利益をもたらす人間なら、どんな種族でも“お構いなし”という訳だ。上野氏と出口氏の対談を聞いていると、「この人達は日本を雑居ビルの類いと思っているんじゃないか?」と思ってしまう。普通の日本人なら唖然とするが、我が国へやって来る移民は「中産階級以上の人々」らしい。

 上野 / 国際労働力移動の研究によると、わかっているのは、移民は出身国の中産階級以上だということです。底辺の人たちが押し出されて来ているわけではない。移民というのはその社会の真ん中より上の人たちが来てくれるんです。

 出口 / 祖国を離れてご飯も言語も違うところに行くという人は平均的に見たら、意欲と体力も能力も優秀な人に決まっています。それに冒険心や好奇心がある。

 出口 / チャレンジ精神もある。

 上野 / 移民家事労働者たちもそうです。

 出口 / 歴史的に見たら、移住する人は押しなべて優秀です。

 上野 / 移民家事労働者は教育歴も中等以上だし、出身階級も低くないし、非常に好奇心があって冒険心のあるインディペンデントな女性たちだということが研究からわかっております。いま日本の外国人対策って定住拒否ですね。働いてもらってあとは帰れ、と。

 出口 / 5年で帰れと。なんともったいない話でしょう。みすみすダイバーシティーにあふれる社会をつくるチャンスを逃しているのではありませんか。

  もう、目眩がしてくるが、アジアからの移民が「チャレンジ精神に溢れた中産階級」なんて、どんな頭をしたらこうした意見になるのか? しかも、家事労働に従事する移民が中等以上の教育を受けた人々で、好奇心と冒険心を兼ね備えたインディペンデントな女性とは・・・。ちびまる子ちゃんのセリフじゃないが、「トホホ」と言いたくなる。もし彼らの言う通りなら、日本にやって来るフィリピン人やタイ人の女中は、教養と知性に溢れた“独立不羈の人”となるはずだが、それは全移民の何割を占めるのか? アジア人を歓迎する会社というのは、家畜のような労働者を求めるブラック企業が多い。こうした疚(やま)しい会社を経営する連中は、高い給料と快適な労働環境を“当然”と見なす日本人を嫌っている。なぜなら、人件費削減で利益を目指す経営者は、設備投資や環境改善にお金を使いたくないからだ。

  アジア人は日本での定住と国籍取得を望んでいるから、多少の苦労も厭わず、3K職場であっても我慢して働いてくれる。しかし、彼らの子供は決して親の職業を選ばない。日本で生まれ育ったアジア人や混血児は、日系人の子供と同じような職業を選ぶので、監獄のような工場には見向きもしないだろう。したがって、継続的に廉価な労働者を欲しい企業は、もっと貧乏な底辺国、例えば、ラオスやカンボジア、バングラデッシュといった三流国から「研修生」を連れてくるし、アジア人が駄目ならルワンダとかエチオピアから黒人を集めてくるだろう。なるほど、彼らも好奇心が強く、一攫千金を求める冒険家だ。仮に、南アジア人の賃金が高くなれば、支那大陸の内陸部で労働者を募集し、パッケージで連れてくればいい。支那人は銭となれば潜在能力を発揮する。ピッキングや偽造カードの製作でも判る通り、非常に優秀で努力家だ。たとえ日本語が分からなくても、札束を見れば、即座に作業の要領を習得することだろう。

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(写真  /  優秀なアジアの若者)

  でも、近所に住む日本人は心配になる。引っ越し費用が無いのに、自分の町内が支那人だらけになったら一大事。子供が通う小学校や中学校には、変な日本語を話す支那人やアジア系の混血児が増えてしまうし、不気味な雰囲気となるから地価の下落は避けられない。自宅を売却して引っ越そうとしても、既に不動産価格が下落しているから、住宅ローンの残金を返済することすら出来なくなる。特に、新築を購入したばかりの日本人にとったら悪夢だ。出口学長は「ダイバーシティー(多様性)に溢れる社会」を歓迎しているが、普通の日本人は動揺を隠しきれない。そもそも、日本の庶民は支那人や朝鮮人、フィリピン人、ベトナム人との共存を望んでいるのか? 大学の近くで下宿を探している女子大生でも、マレー人やベンガル人、ケニア人、トルコ人がひしめく長屋は選ばない。日本人は西歐白人が住む下宿なら大喜びだけど、アジア人だらけの集合住宅なんて真っ平御免だ。そもそも、日本人は矢鱈と西洋風の住宅が大好きで、不動産業を営む大家は、2、3階建ての長屋(所謂「アパートメントハウス」)でも、「何とかハイム」とか「メゾン・ド・何々」という名前を附けたがる。アメリカやヨーロッパ風の「御洒落なアパルトマン」なら人気が出るけど、朝鮮風のオンドル住宅じゃ借家人は見つからないぞ。

  東京大学は上野氏を「名誉教授」にしているが、正常な日本人だと「ヤバイ人」にしか見えない。彼女は日本を構成する公民を“誰でもよい”と考えている。上野氏が述べた意見は本当に恐ろしい。

  上野 / いつも言うのですが、女性は子宮と共に移動します。現地で妊娠、出産するなというのは、人権侵害です。日本政府は移民の家族形成をさまたげる政策ばかりとってきました。少子化を嘆くなら、外国人にも日本で産んでもらえばいいのです。

  日本の未来を心配する日系日本人は、不景気で加速化する少子化を何とかしようと知恵を絞っているが、上野氏は効果的な解決策を見つけたようで、「移民に子供を産んでもらい、日本の人口を増やせばいいじゃないか」という意見である。なるほど、日本人女性が赤ん坊を産まないのであれば、支那人やフィリピン人に産んでもらおうという訳だ。確かに、アジア移民の夫婦が平均して3、4人くらい子供をもうければ、日本の人口はアッという間に1億5千万人くらいに増えるだろう。さらに、アフリカ人を輸入すれば少子化の流れは止まり、20年後には1億か2億人くらいの増加を見込める。おそらく、日本の総人口は軽く3億人を突破するだろう。しかし、日本人の祖父母を持つ日系日本人は、こうした人口増加を歓迎するのか? たぶん、NHKやTBSの社員とか移民賛成派の大学教授は、支那系混血児や黒い国民が増えてハッピーなるだろう。しかし、伝統的な日本人は故国喪失感を抱き、毎日が憂鬱になる。

 上野氏と同じく、出口氏も外国人の受け容れに賛成で、外国人は日本人と一緒に暮らすことで我々の言語や文化を理解するから、異邦人との共生は可能であるそうだ。APU(立命館アジア大平洋大学)の出口学長は言う。

  「研修生」という曖昧な表現ではなく、社会が移民としっかり向き合い、どうしたら移民の人たちが自分たちの社会に溶け込めるのか、それを本格的に考えない限り、日本の発展はないと思います。APUも実は20年前の開学のとき、別府の町に外国人が入ってくることに対して、地元の方から「外国人が何1000人もきたら、この町はいったいどうなるのや?」と反対を受けました。今は何の問題もありませんが、一番、外国人と日本人が仲よくなる秘訣は、1回生は原則全員寮に入り、日本人と一緒に住むことでした。2年目から町に出てアパートなどに住むわけですが、1年間、文化が違う国や地域の人たちと暮らしていると、留学生も日本のルールに則って全員ゴミ出しができ、お盆や初詣で地元の人たちとも楽しく交流できるわけです。言語、文化を理解することが一番の共生の鍵だと思います。(出口治明 「人口減少対策に「移民」は機能するか? 」 Diamond Online 、2020年10月18日)

  数年間くらい地元の日本人と一緒に暮らせば、外国人が日本に同化するなんて幻想である。もし、この方法で移民の統合が成功するなら、西歐諸国の外人問題はとっくに解決しているはずだ。しかし、出口氏には冷酷な現実が理解できないようで、異邦人を混ぜた方が日本のためになると思っている。彼は亜細亜大学の九門大士(くもん・たかし)教授と対談し、「優秀な留学生」と「日本経済の発展」について語っていた。(出口治明 「貧しい国」に転落した日本。外国人と混ぜた方が強くなる / 日本企業が外国人材を活かすための条件(3)、山崎 良兵 日経BPクロスメディア編集部長司会、 日経ビジネス、2020年10月15日)

  九門 :ファクト=事実をベースに意識を変えていく。それがなかなか進まないのが残念だと私も思います。留学生の話をすると、優秀な外国人材が日本に来てくれる状況が今後も続くと、多くの人が思い込んでいるようです。

  出口 :それは完全な間違いで、「幻想」だと思っています。立命館アジア太平洋大学(APU)の学生は約6000人ですが、その半分の約3000人が90の国や地域から来ています。学生数が100人以上いるのは、インドネシア、韓国、ベトナム、中国、タイ、バングラデシュの6カ国(順不同)です。しかしAPUの留学生の成績におけるトップ100人のデータを見ると、最近は中国や韓国の学生はほとんど入りません。この理由は明確で、韓国は1人当たりGDPが日本とほぼ同じです。中国はまだ日本の半分以下で1万6000~7000ドルですが、人口が多いので、日本の平均よりもはるかに収入が高い家庭がたくさんあります。つまり韓国や中国の最優秀層の学生はアメリカやヨーロッパに留学できるのです。それでもAPUがなぜこれだけ多くの留学生を世界から集められるのかというと、世界の大学における“ミシュランの三ツ星”を3つ持っているからです。

  出口学長の自慢話を聞いていると、「へぇぇぇ~、さすが孔子学院と昵懇の立命館は違うなぁ~」と感心する。さぞかし、国際感覚で洗練された大学には、アジア諸国から優秀な学生が集まってくるのだろう。でも、こうした優等生は祖国の発展に寄与することなく、同胞を見限って異国に渡る裏切者だ。出口学長と九門教授は、仲間を見捨てる連中が、どんな類いの人間なのか想像できないのだろう。彼らは租税回避を狙う「永遠の旅行者」と同じである。アジア人が日本に住むのは「都合がいい」からで、我が国の歴史や文化を敬愛し、国家防衛に努めたいからじゃない。しかし、出口氏や九門氏によれば、我々は優秀な留学生を招くために、「もっと魅力ある日本」に改善しなければならないという。

  出口:アジアの優秀校のトップクラスの学生は、国内の大学を目指さずに、世界的な評価が高いアメリカやヨーロッパの大学に入学しようとします。米国の有名大学の年間の学費は5万ドル(約550万円)、6万ドル(約660万円)程度と高額で、親がお金を出すのは大変です。そこで他の国の大学を探し始める。大学界における“ミシュランの三ツ星”がないと大学を選びにくい。世界に2万5000あるとされる大学などの高等教育機関を高校生や親はすべてチェックできません。どこかで良い教育を受けようと考える時、頼りになるのは国際的な評価(“ミシュランの三ツ星”)です。それを獲得していくのがAPUの戦略です。APUは米国などの大学と比べると学費が安く、春入学に加えて秋入学を実施しており、さらに英語で入試を受けられるので外国人が入学しやすい。・・・・

 それでもAPUはおそらくバイパス(迂回道路)の1つで、海外からの留学生は、お金があればアメリカや欧州に向かうでしょう。中国や韓国からの留学生がAPUの成績優秀者のトップ100になかなか入らないのは、両国の優秀層が欧米に留学するからです。中国からは約37万人がアメリカに留学しています。つまりベトナムやインドネシアがより豊かになれば、どうなるのか。留学したい学生がどこに行くかを白紙で考えたら、社会全体がワクワク・ドキドキしている経済が成長している国でしょう。日本が優秀な人材を集めるには、経済が活性化する社会をつくっていかないといけません。安全性、気候の良さなどをアピールする手もありますが、実は日本にはワクワク・ドキドキする社会環境がありません。(上掲記事/  「貧しい国」に転落した日本。外国人と混ぜた方が強くなる)

  もう開いた口が塞がらないが、日本が「ワクワク・ドキドキする国」でないと他国の優秀な頭脳が集まらない、とは・・・。移民推進派はよく「高度な人材を招いて国力アップ !」と主張するが、どうして日本の子供を立派にしようと考えないのか? 文部省は「反戦教育」とか「反日思想」だと熱心で、後の文科省は「ゆとり教育」や「多分主義」で日本人の劣化を加速していた。こうした「愚民化政策」を長年に亙って実行してきたのに、この上さらに教育予算を削って日本の平均学力を下げようとするとは、一体どういう了簡なんだ? 問題となっている状況を改善せず、大量のアジア移民を受け容れれば、彼らの子供が公立学校に雪崩れ込むことは必然で、更なる学力低下は火を見るより明らかだ。文部官僚はリベラル思想で学級崩壊を招き、理数科教育すら手抜きなんだから、日本人の学力が落ちるのも当然だ。公教育を信用しない親は、余計な学費を払って我が子を塾に通わせているが、本来なら塾に通わなくても勉強する子供を育てるべきなんじゃないか? 日系人の子供をほったらかしにして、「優秀なアジア人を勧誘しましょう !」なんて馬鹿げている。

  理系に限らず文系の教授も、「日本はもっと優秀な留学生を集めるべし !」と熱弁を振るうが、世界中から有能な学生や学者を集めているアメリカ人は、本当に幸せなのか? なるほど、アメリカの大学は外国から優秀なユダヤ人やインド人、アラブ人、支那人などを受け容れて、科学技術や文化面で繁栄を極めている。しかし、その副作用として、極左思想のユダヤ人が伝統文化を破壊し、有色人種が西歐系アメリカ人の遺伝子を損ねている。移民の流入に警鐘を鳴らすパトリック・ブキャナン(Patrick Buchanan)は、アメリカの伝統保守層で人気を誇っているが、日本の知識人には不人気で、どちらかと言えば「右翼」とか「頑固な守旧派」といった評判だ。

  ユダヤ人や支那人による害毒は既に顕著だが、南米人やインド人、アラブ人、エチオピア人などの流入も深刻な社会問題で、異人種の混淆は白人の国民的紐帯をズタズタにする虞(おそれ)がある。社会学者のロバート・D・パットナム(Robert D. Putnam)が執筆して話題となった『孤独なボウリング(Bowling Alone)』や、チャールズ・マレー(Charles Muray)の『階級「断絶」社会アメリカ(Coming Apart)』、左翼から批判されたサミュエル・ハンティントン(Samuel P. Huntington)が出版した遺作の『分断されるアメリカ(Who Are We?)』を読めば解るじゃないか。

  戦前から日本は朝鮮人を受け容れてきたが、彼らが日本のためになったのか? もちろん、朝鮮人は賭博業(パチンコ)や飲食業で日本のGDPを伸ばしたのだろうが、その反面、日本社会に恨みを抱き、反日運動の強力な推進剤になってしまった。しかも、日本の都市部に不愉快な鮮人コミュニティーが出来てしまってガッカリだ。朝鮮人や支那人にとって日本は「心ときめく楽園」となるが、日本人にとったら、朝鮮半島や支那大陸はアジア版のソドムとゴモラに過ぎない。アジア人留学生を歓迎する上野氏や出口氏は、駄目な日本に住んでいないで、さっさとアジア諸国に移住して、そこで若者の育成に励んだらどうか。もちろん、日本に舞い戻らぬよう、日本国籍を棄ててもらいたい。




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