無敵の太陽

主要マスメディアでは解説されない政治問題・文化・社会現象などを論評する。固定観念では分からない問題を黒木頼景が明確に論ずる。

移民問題

東京新聞が難民を養え ! / 移民や難民で変質する国家 (前編)

在日外国人に「高額医療」だって?

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( 左 : ヨーロッパに住み着いたアジア移民 /  右 :「多様性」を尊重するオーストラリアで育った子供達)

  将来、日本は滅びなくても、徐々に“質的な崩壊”をきたし、やがて“別な国”へと変わって行く。なぜなら、国家を構成する「国民」が変質し、親子代々続く日系日本人が減少し、異民族との混血が多くなるからだ。あと二世代か三世代が過ぎると、元移民の2世や3世、4世、そして元難民の帰化人、さらに彼らの子孫や日系人との「混血児」が増えてくる。たとえ、「日本」という名称が“そのまま”であっても、街の風景や民衆の人相が激変し、日本とは思えない“異国”となってしまうのだ。

  昔、政治学者の高坂正堯や勝田吉太郎が嘆いていたけど、日本人(日系人)は国家意識が無い。日教組による洗脳教育のせいもあるが、健全に見える日本人でさえ、日本という国家を構成する「公民」とは何か、如何なる人間が“日本国民”と言えるのか、といった問い掛けに鈍感となっているのだ。昭和の頃まで、普通の日本人は日系人の両親や祖父母を持つ家庭に生まれ育ち、友人や親戚、先輩、後輩もほぼ日本人であった。平凡な庶民は、「日本人」になる“条件”とか、公民になる“精神”について考えない。それもそのはず。日本人にとって“日本人”であることは、“天然自然”な状態であり、何らかの“努力”や“手続き”で「日本人」になる訳じゃないからだ。

シアウ(左  /  シアウ・ジョンソン・クワク)
  しかし、平穏な日本にも着々と“移民の波”は近づいてきた。最近、日本に住み着くガーナ人が訴訟を起こし、それがニュースとなった。こうした裁判沙汰は、令和の日本を象徴する出来事と言えよう。千葉地裁に訴えを起こしたのは、ガーナ国籍のシアウ・ジョンソン・クワク(33歳)。彼は2015年2月、「自動車の販売・修理のビジネスがしたい」との希望を抱き、「就労資格」で来日した。名目上は東京都内の「日本語学校」に通う“留学生”だが、実際は永住目的の“出稼人”だ。案の定、彼はパン製造会社のパートタイマーとなり、学校を卒業しても日本に残ることにした。本人の話によれば、勤め先から「人柄や仕事ぶりを買われた」そうで、「卒業後も残ってくれないか」と頼まれたそうだ。おそらく、“便利な外人”であったから、その会社は彼を引き続き雇うことにしたのだろう。

  一般の日本人は気づいていないが、ヨーロッパやアメリカへ「移住」しようと目論む不逞外人は、友人や同胞から情報を得て“入国審査が緩い国”へ渡ろうとする。もっと“成功率”を高めたい偽装難民は、高額な“手数料”を個人営業のブローカー、あるいはマフィア組織の仲介人に支払って、豊かな歐米先進国に潜り込む。彼らは自国の政府から迫害された「無辜の市民」とか、幼い子供や家族を守るために“敢えて”危険を冒す「世帯主」を装うこともあるが、その正体はほぼ「豊かな生活」を目指す“経済難民”だ。

  そもそも、どうしてジョンソン氏は祖国のガーナじゃなく、異国の日本で「パン職人」や「自動車の販売業者」になりたかったのか? アフリカ人にとって日本語は暗号と同じくらいの“複雑怪奇な言語”であり、異国の下層民が習得できる言葉じゃない。CIAや国務省の日本担当官ですら“お手上げ”なのに、文化的繋がりの無いガーナ人が、ちょっと日本語を囓った程度で仕事に就けるなんて嘘だ。おそらく、彼は祖国で誰かから「日本はチョロイ国だよ!」と聞いたんじやないか? 移民問題で国境が固くなったヨーロッパ諸国やアメリカ合衆国だと、就職目的の入国は難しいし、留学するにしても学費保障の証明書が無いと門前払いだ。そけに、もし不法滞在が発覚すれば、即「強制退去」となる。

  しかし、日本は違う。一旦潜り込めば、後は大丈夫。難民申請を何度も繰り返せば強制退去とはならないし、その隙にアホな日本人と結婚してしまえば、「配偶者」の身分で不法滞在の罪は“帳消し”となる。子供を作ってしまえば、日本の大地に杭を打ち込んだようなもので、絶対に追放されることはない。それが無理でも、「お涙頂戴話」を宣伝し、「人権」とか「難民条約」を口にすれば、地方自治体の役人は怯え出す。しかも、日本には全国各地に左翼分子が存在するから「鬼に金棒」だ。移民や難民を増やして国家破壊に邁進するNGOの活動家や左翼弁護士、綺麗事を並べて「進歩派」を気取っている大学教授がウジャウジャ居る。「公共放送」を自称するNHKも“多民族共生社会”とやらを推進するプロパガンダ機関だ。ETV特集を制作するNHK職員には、左翼陣営の仲間がいて、彼らが「代弁者」を招いている。「難民特集」を企画すれば、国連高等弁務官だった緒方貞子や法政大学教授の本間浩、明治大学教授の山脇敬造などを「御意見番」にして、“鎖国”状態の日本をこじ開けようとする。悲しいけど、無知な一般国民はNHKに銭を払って、国家破壊に加担していた。

  話を戻す。「フルタイムの従業員」となったジョンソン氏は、2019年の冬頃から腹痛を感じたので、病院へ赴くことにした。担当医師から「慢性腎不全」と診断された彼は、呼吸のたび脇腹が痛かったそうである。不運にも、ジョンソン氏は週3回、5時間の透析が必要になる状態へと陥った。そこで、彼は“異国”の日本で“医療”を受けるため、滞在資格を「医療滞在」に切り替えたそうである。これにより、彼は「就労禁止」となってしまった。(加藤豊大  「『わたしはにんげんです』突然の病で就労資格を失ったガーナ人男性が生活保護を受けられない不条理」東京新聞、2024年1月14日)

  収入を失ったジョンソン氏は、千葉市内の支援団体から住居や光熱費のサポートを受ける生活となった。一般の日本国民から見れば、「何言ってやがんだ!」と腹が立つが、このガーナ人は支援団体の尽力により、「住民票」を取得することができ、“日本人用”の「国民健康保険」にも加入できたのだ。(高い保険料を払っている日本人からはすれば赦せないが、3ヶ月を超えて日本に滞在する外国人は、ガーナでは考えられない、憧れの「国民健康保険」に加入できる。) ジョンソン氏は「障害等級1級(他人の介護を受けないと生活できないレベル)」とされ、医療費は“無料”となるが、銭儲けが出来なくなったので生活は苦しくなった。団体が集めた寄付金を毎月受け取る身分となるが、ジョンソン氏が1日に使える食費は約500円。公的な制度ではないから、支援が途切れれば、それで終わりだ。

  極左メディアのの東京新聞は、「日本国民なら生活保護が受けられるのになぁ~」と残念がるが、ガーナにも「生活保護制度」はあるようだ。ただし、給付額は月額10ドル程度。東京大学の浜田明範准教授(医療人類学)によると、これは小学校教員の初任給よりも少なく、「約10分の1」であるという。しかも、透析治療は公的な健康保険制度の対象外だ。浜田准教授は言う。「現地では重病者が診断もされないまま亡くなるケースも多い」そうだ。ジョンソン氏は2日おきに透析を受けなければならない。それゆえ、彼は「日本でないと、生きられない」そうだ。
   
  有り難い日本の“医療”を受ける、このガーナ人は「働くことを許されず、生活保護も受けられないなら、どうすればいいのか。私には未来も希望もありません」と嘆く。だが、そんなに悲惨なら、祖国のガーナに帰って、同胞の役人や議員に頼めばいいじゃないか! どうして“外国人”の我々にすがりつくのか? 日本人にはアフリカ人の健康を配慮する“義務”は無いぞ。ジョンソン氏は日本政府じゃなく、ガーナ政府に直訴すべきだ。

  今月16日、千葉地裁の岡山忠広裁判長は、「外国人に生活保護法に基づく受給権はない」として、ジョンソン氏の請求を棄却した。こんなのは“当たり前”だ。岡山裁判長は判決で、同法の保護対象については「日本国民を意味する」との最高裁判例を踏襲し、ジョンソン氏の訴えを斥けた。行政措置としての保護についても「行政庁の通達(通知)によるものに過ぎず、『処分』には当たらない」として訴えを却下したそうだ。(加藤豊大「生活保護『外国人だから』受給認めず 千葉地裁 病気になり就労を禁じられたガーナ人男性の請求を『門前払い』」東京新聞、2024年1月16日) 

  さすがに、最高裁判事でも憲法を“ねじ曲げる”ことは出来なかったのか、2014年7月に「外国人は生活保護法の対象外」と判断している。生活保護制度は「日本国民」に対し「最低限の生活」を保障するもので、「地球人の生活」を支援する制度じゃない。日本では「健康で文化的な生活」が保障されてしまうので、「エアコン(冷暖房)」の費用まで認められてしまうのだ。特に高齢者だと熱中症で倒れることもあるから、夏の冷房は必要である。人権派弁護士や東京新聞の重役に訊きたいが、灼熱のインドやイエメン、スーダンでも、冷房代が政府から支給されるのか? 日本では「生活・住宅・教育・医療・介護・出産扶助」などで20万円くらい貰えるが、アフガニスタンやパキスタンでは幾ら貰えるのか? 東京新聞は具体的に紹介すべきだ。

  “人権”とやらを“至高の権利”と掲げる東京新聞は、この“冷酷な判決”に不服らしい。法廷に赴いたジョンソン氏は、記事によると、「わたしはにんげんです。ろぼっとではありません」と述べたようだが、そんなセリフは「祖国」で吐けばいいじゃないか! 常識を持つ日本人なら彼に同情せず、「訴えの却下は当然だ! 日本でゴチャゴチャ言ってないで、さっさとガーナへ帰れ!」と叱りつけるべきだ。ジョンソン氏を「可哀想」と報じる東京新聞は、裁判の結果に文句を垂れていないで、読者に「献金」を呼びかければいいじゃないか。もし、寄附金が不足なら、月々の購読料に3千円を上乗せして、ジョンソン氏の医療費に充てればいい。また、特別会員を募って月1万円の献金をしてもらえばいいじゃないか! 東京新聞はトラブルメーカーの望月衣塑子をクビにして、ジョンソン氏を雇ってやればいいのに、どうして憐れな外人を突き放すのか?

  とにかく、世の中には変な弁護士もいるようで、東京新聞の記事によれば、代理人の及川智志弁護士は、「訴えを門前払いする判決で、多くの外国人が隣人として存在している現在の社会を全く踏まえていない。共生社会をつくるきっかけになる判決を期待していたが、見るべきところは全くなかった」と憤っている。しかし、高額所得者の財界人はともかく、普通の庶民でガーナ人との「共生社会」を望む者は、いったい何人いるんだ? もし、ガーナ人だけじゃなく、ニジェール人、マリ人、ギニア人、ガンビア人の移民が、代官山とか松濤、麻布、白銀台、成城、広尾に押し寄せたら、そこに自宅を構える上層中流階級の知識人や大手企業の経営者、財務省や外務省の高級官僚、世襲議員の政治家などは、黒いアフリカ人を“隣人”として歓迎するのか?

  東京新聞のみならず、毎日新聞や朝日新聞も「移民」や「難民」に関しては同じ論調だ。リベラル派の主流メディアは、左翼の大学教授や人権派の弁護士、反日NGO団体を取材して、“閉鎖的な日本”を攻撃する。及川弁護士もそうした一人なのか、彼は次のように述べていた。「移民国家化を受け入れたくない国の本音は『働けない外国人は帰したい』だろう。しかし、すでに多くの外国人が多様な労働分野で貢献し、日本社会が成立している。働けなくなったからといってなぜ見捨てるのか。彼らにも生存権の保障を」と彼は憤りを隠さなかった。

「甘っちょろい国」と思われている日本

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(左 : アフガニスタンから西歐諸国へ向かう難民や移民  /  右 : 歐州への入国を希望するムスリム移民)

  一般の日本人は普段の仕事で忙しく、生活範囲はせいぜい半径50mか200mくらいだ。外の事には関心が薄く、移民や難民の報道記事には全く関心が無い。だが、アジア大陸やアフリカ大陸の人間にとっては「夢の国」となっている。彼らは“甘っちょろい”日本に狙いを定め、観光や留学を名目にして忍び込む。特に、独裁政権や内戦を理由に我が国へやって来るアジア人はに注意が必要だ。

  例えば、東京新聞が紹介したハミード(仮名)一家は、マスコミにとって好都合な外国人となっている。この家族はタリバン政権を嫌って日本に逃れてきたそうで、ハミード氏は祖国で大学教授を務め、アフガニスタンにある日本大使館にも勤めた経験があるらしい。ところが、日本での生活は楽じゃなかった。家族を連れて関東にやって来た元大学教授は、外務省の仕事じゃなく、なぜか筋肉作業に従事する「非正規労働者」になっていた。彼は朝6時に出勤し、午後7時に帰宅する毎日。月収は20万円未満であるという。(池尾伸一「殺されるかもしれないのに、外務省は『早く帰った方がいい』と… タリバン復権から2年、在日アフガン難民800人は今」東京新聞、2023年9月17日) 

  「これではとても家族を養えない。だけどハローワークでも日本語ができないのでは力仕事しかないと言われてしまう」とハミード氏は語っていた。当然、彼には息子を大学に通わせるだけの経済的余裕は無い。中学生の娘達も進学させられるかどうか判らぬ状態だ。「うちは貧困から抜け出せないのでは」との不安をハミード氏は募らせる。父親のハミード氏が、子供の教育を心配するのはもっともだ。しかし、日本の学校へ通わせるということは、「アフガニスタンへ戻るつもりはない」という考えなのか? アフガン人の子供でも、日本の小学校や中学校で教育を受ければ、日本語が「日常語(公用語)」となり、パシュトー語やダリー語を話せなくなる。たとえ、両親が自宅で母国語を使っても、子供は日本語を優先する。

  なぜなら、学校の友達は日本人であるから、授業や部活動でアフガニスタンの言語を使うことはないからだ。しかも、日本では祖国の言語に価値は無い。受験科目の外国語は英語だし、大学の講義で選択するのも英語でなければ、ドイツ語かフランス語ときている。普通の大学生でウルドゥー語やパンジャブ語、トルクメン語とかキルギス語を勉強している者は、全国で何人いるのか? 支那語や朝鮮語を学ぶ日本人は少数派だし、ベトナム語やタイ語を学ぶ商人だってほんの僅か。ということで、日本で育ったアフガン人の子供は、両親の命令を受けても祖国の言語を避けるようになり、日本語だけで生活しようとする。

  充分な学術調査が見当たらないから推測になってしまうが、ウズベク人やタジク人、パキ人、アフガン人の子供達は、もしかすると祖国の言葉を恥ずかしく思っているんじゃないか? アジア系の子供達は自宅で母国語を喋っていても、外では「日本語」で会話する者が多い。イギリス人やフランス人の子供ならともかく、朝鮮人や支那人の子供と似ていて、中央アジア系の児童も、奇妙な発音の外国語、すなわち後進国の異質な言葉を披露したくないから、出来るだけ母国語の訛りやアクセントを口にしないよう心掛けている。

  この用心深さは1970年代から80年代の在日鮮人を思い出せば判るだろう。在日や帰化鮮人の子供達は、両親や祖父母が話す朝鮮訛りの日本語を恥じていた。小学生の子供だと友達に出自をからかわれ、泣きべそをかくことも少なくなかった。ある少年は学校で馬鹿にされ、朝鮮人の母親に向かって「どうしてイギリス人とかに産んでくれなかったんだ!」と不満をぶちまけていた。確かに、朝鮮人には「野暮ったい」というイメージや、「貧乏くさい下層民」という汚点が纏わり付いていたから、「日本人」を演じる鮮人の中学生や高校生は、「いつ正体がバレるのか?」とハラハラしていたそうだ。それに、朝鮮語を学んだって、日本じゃ何の価値も無いし、受験科目でもないから時間の無駄である。社会に出ても役立たないし、日本企業への就職に関しても決してプラスにはならないとなれば、アホらしくて勉強したくはないだろう。

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(左 : リビアを経由してイタリアへ辿り着く海路の難民   /  右 : 中央アジア諸国からやって来る陸路の難民 )

  話を戻す。タリバンが復権して以来、日本政府は大使館の現地職員とその家族、約170名を含む合計約800名のアフガン人を受け容れてきたという。なぜなら、外国と関わりのある者は、タリバンから「外国の手先」とみなされ、迫害される恐れがあるからだ。ところが、受け容れ側である日本政府は、充分な支援を与えなかった。元大使館員の場合、2022年の8月、政府は98人を難民認定したが、公金による日本語研修は半年間だけ。しかも、オンラインでの提供だ。1日1,600円(成人)の生活援助と家賃補助も同年の3月で終了である。4月からは自助努力での生活を余儀なくされ、今は多くの者が千葉県や栃木県などでアパート暮らしだ。

  難民に“優しい”東京新聞は、千葉大学の小川玲子教授に御意見を伺い、日本政府と日本国民の仕打ちを非難した。小川教授によれば、「半年の研修では仕事に必要な日本語は身につかない。ほとんどが安定した仕事につけていない」そうだ。小川教授らは元大使館員を対象としたアンケート調査を行っていた。この調査によれば、18人の世帯主で正社員は1割だけ。6割はパートタイマーや派遣などの非正規従業員であるという。「失業中」も2割に上っている。たとえ職に就けたとしても、彼らの生活は楽にならない。月給が15万円にも満たない者が半数以上というから深刻だ。さらに、アフガン人は大家族指向。アンケート調査でも「6人家族」という回答があった。しかし、低収入では生活がままならない。保護対象になる「最低生活費」は、関東各県だと、6人家族で30万円前後。小川教授は「大半の家庭が、最低生活費を下回り困窮している」と述べていた。

  世間には難民の窮状に同情する日本人も居るだろうが、大半の日本人は無関心で、もし一般人が耳にすれば沸々と怒りが湧いてくる。学者は色々な理屈を述べて反対するけど、所得税や社会保険料で苦しむ庶民からすれば、アジア難民など厄介者だ。日本政府はさっさと難民条約を破棄すべし。こうした国際条約は百害あって一利無しだ。歐米諸国が締結したからといって、日本政府が加入する義理は無い。日本の政治家や官僚は、マスコミからの批判が厭で、簡単に「難民認定」を“OK”にするから本当に危険だ。(政治家は密入国者に対しても“弱腰”だから、いつ日本が歐米のようになるのか判らない。フィルピン人の不法入国・不法滞在者家族、「カルデロン一家」に在留特別許可を出そうとした森英介・法務大臣は、亡国へ導く売国奴の政治家であった。民主党時代に法務大臣になった千葉景子は、絶句するほどの極左であったから論外。)

  アジア大陸やアフリカ大陸には紛争地域や独裁政権がいくらでもある。それを「可哀想」だからといって、いちいち日本人が面倒を見たりすれば、日本国民の方が貧乏になってしまうだろう。もし、このまま優柔不断の姿勢を続ければ、日本は直ぐにアジア移民やアフリカ難民でいっぱいになるぞ! アフガン人の親は毎月の収入や子供の教育に頭を悩ませるが、そんなのは彼らの“問題”で、日本人の問題ではない。迫害されたアフガン人は、隣国のトルクメニスタンやイラン、あるいはインドやネパールに避難すればいいじゃないか! これらの避難先で“貧乏生活”を強いられたって、日本人の知ったことじゃない。

  新聞記事によれば、大使館職員とその家族は来日後、難民認定される2022年の8月まで、東京都内のJICA研修所で生活していたそうである。その間、充分な日本語研修は無く、日本に住み続けられるかも不明のままだった。彼らの不満は色々あるそうで、例えば、来日したある元職員達は、外務省の“無神経さ”に驚愕したそうだ。難民に冷たい外務省の官僚は、彼らに向かってアフガニスタンに帰国するよう勧めていたらしい。このお役人様曰く「日本語は難しいし、慣習も違うし暮らしにくい。早く帰ったほうがいい」と。

  これを聞いたアフガン人は「帰ったら殺されるかもしれないのに信じられない」と憤慨したそうだ。でも、常識的な日本人が聞いたら、意外と褒めてくれるかも。世間では外務省なんか小馬鹿にされ、保守派からは「害務省」と揶揄されるが、外務官僚の中には“まとも”な役人が居るようだ。迷惑な外国人を追放するのは、国益の観点から見て正しい。そもそも、日本政府と日本国民は、北鮮に拉致された邦人を“見殺し”にする“人でなし”だ。拉致被害者の家族が、涙を流して国会議員に懇願しても、「必ず救い出します!根気強く交渉します!」の一点張りで、後は「ヤルヤル詐欺」の常習犯と変わりがない。

  例えば、総理大臣になった福田康夫は記者会見の席で「拉致問題は福田内閣で解決する!」と虚勢を張っていたが、誰一人として信じていなかった。防衛大臣の小池百合子も「ブルーリボン・バッヂ」を胸に附けるだけで、被害者の家族に示す約束は、お得意の笑顔と演説だけだ。北鮮の工作員に拉致された女子供を見捨てる日本国民が、どうして“赤の他人”でしかないアフガン人を助けようと思うのか? アフガン移民の娘達は、新宿や渋谷でショッピングを楽しめるが、北鮮で拉致された少女は“牢獄”のような独裁国で絶望しているんだぞ! 

  「全国難民弁護団連絡会議(全難連)」によると、大使館職員とその家族、約170人のうち、3分の1に当たる58人がアフガンに帰国したという。だが、我々日本人は、「まだ3分の2が居残っている」ことを肝に銘じるべきだ。彼らの子供は意地でも日本に住み着き、そのうちの何割かは就職や結婚を機に、貴重な「日本国籍」を取得し、「日本人」となるだろう。脳天気な日本人は気づいていないが、「難民」とは「未来の国民」を意味する。

 しかし、東京新聞のような大手メディアは、“閉鎖的”な日本人の方を非難する。小川教授は迷惑を蒙る日本国民の方を考慮せず、永住を目指す外国人の方を擁護する。小川教授は言う。「日本では難民は『負担』ととらえられがちだが、彼らは働いて税や社会保障の担い手として貢献したいと考えている。日本が人口減少する中、彼らの能力を生かす環境整備づくりが必要で、全ての難民が安心して定住できるよう日本語教育と就職支援策を拡充するべきだ」と。

  こうした意見は、移民問題を専門とする大学教授や人権活動家に多い。しかし、歐米諸国を見てみれば解る通り、異文化圏の移民や難民は「社会の負担」であり、「同化できないエイリアン」となっている。裕福な財界人は“出稼外人”を“家畜”のようにコキ使い、“用無し”になれば“粗大ゴミ”のように放り出す。一方、異民族との“共生”を余儀なくされた庶民は、“アジア人並”の扱いを受け、低賃金の生活で苦しむ。例えば、時給800円をもらっていた日本人、非正規社員とかパートタイマーと呼ばれる人々は、外人労働者の輸入で時給が720円に低下したり、悪質な「サービス残業(無給の仕事)」が増えたりする。さらに、もっと移民労働者が増えれば、その賃金は650円とか530円に急降下するかも知れないのだ。

  もちろん、こうした事態は極端な例であろう。ただ、継続的な移民の流入を許せば、日本人労働者の給料は抑制され、決して上がることはないだろう。おそらく、アジア移民の時給も徐々に下がるが、元々彼らの国では低賃金が当たり前だ。地域にもよるが、現地の時給がもし、日本円に換算して300円とか200円であれば、日本で働く方がマシだろう。現実の社会では、そう急激に低賃金市場とはならないだろうが、日本人の給料が物価高に比例しない状況は充分に予測できる。巷では「外国人によって日本人の職が奪われる」という推測が飛び交ってしまうが、実際には「日本人が就きたくない職種に外人が補充される」と考えた方が妥当だろう。我々は「日本人が厭がる3K職場の環境や酷使が温存される」と思った方がいい。つまり、便所の清掃員とか、塗装業の下っ端、港湾施設で働く人夫、解体現場でコキ使われる土方が永続するということだ。

  もし、日本人労働者の「人手不足」が深刻になれば、労働条件を良くしない会社や設備投資をしない企業が潰れて行くことになるが、アジア諸国から出稼人を大量に輸入すると、低賃金労働の職種は低賃金のままとなる。たぶん、その職業は「外人用の職種」となり、日本人労働者は誰も就かなくなる。劣悪な環境でコキ使われる外人だって、自分の子供には継がせたくないと考えるから、「人員不足」に悩む企業は更なる移民を輸入しようと目論む。本来、「日本人労働者の不足」となれば、困った企業は賃金を上げて、労働力を確保しようと考えるはずなのに、「外人の補充」が可能となれば、賃金は“据え置き”のままだ。

  こうした現象は容易に想像できるのに、我が国の大学教授ときたら、「呑気」を通り越して「脳天気」という状態になっている。例えば、シンガポールに住んだ経験を持つ東京大学の中野円佳(なかの・まどか)特任助教授は、移民の導入による賃金上昇の抑制や治安の悪化を理解しながらも、移民労働者の排除を求めず、むしろ排外主義の感情が沸き起こる方に懸念を示している。中野氏によれば、日本は「移民受け容れ」に関して「後進国」であるという。

    “移民受け入れ後進国”として、先進国に学ばずに何か問題が起きてから「こんなはずではなかった」では済まされない。決めた以上、国民の理解を得て、起こることを予測する。そして、できるだけそれに対処できるよう準備をし、来てくれる外国人を排斥せず受け入れていく必要がある。(中野円佳「外国人労働者増加で何が変わる 賃金上昇抑制・治安の悪化・社会コスト増加の懸念?国民の理解は十分か」、BLOGOS、2019年3月29日)

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(左ネーデルラントからオーストラリアへ渡ってきたオランダ系移民   /  右「白豪主義時代」に生きていた西歐系オーストラリア国民 )

  もう、呆れてモノを言えなくなるが、多民族主義を標榜するカナダやオーストラリアの惨状を中野氏は知っているのか? 両国の知識人や政治家は、アングロ・ケルト系の自国民に対し、「移民や難民に対する“人種差別”をするんじゃねぇぞ!」と叱責し、異民族への“理解”と“寛容”を説いていた。そして、移民の方に対しても“同化”への努力を呼びかけ、現地文化への“尊重”と国家への“忠誠”を求めている。

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( 左 : イギリス系のカナダ国民  /  右 :「古き良き時代」のカナダ軍人を撮した写真 )

  しかし、政府機関や民間団体による努力は不毛だった。所詮、机上の空論というか、ピンク・リベラルの願望でしかないから、現地人と異邦人との“融合政策”なんて“絵に描いた餅”である。多民族・多文化主義や平等思想を強要された西歐系の白人は、異人種を“生理的”に嫌ってしまい、PC(政治的に正しい言葉遣いと思想)旋風にウンザリだ。移民の方も我慢の限界らしく、いくら同化圧力を受けても、結局は「人種の壁」が立ちはだかることを再認識するだけ。学校で厭な思いをした2世とか、イスラム教原理主義に目覚めた3世などは、“恭順”よりも“反撥”の方が多くなっている。「エスニック・マイノリティー」というPCに飽き飽きした、有色人種のアフリカ人やアラブ人は、人種と宗教の違いに腹を立てている。特定の信仰を持たない世俗派のアジア系移民だって、「所詮、俺達は黄色人種さ!」と呟いて、仲間だけの世界に閉じ籠もっている。

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(左 :「多民族主義」を標榜するオーストラリアの人々   /   右 : 「多民族・多文化主義」の政策で多様性に富むカナダ国民)

  こうした不仲を目にしたマスコミや知識人は、異人種を受け容れないアングロ・ケルト系国民を批判する。だが、そもそも、西歐文明の国家に入り込んでくるアジア人やアフリカ人の方が悪いんじゃないか? もし、白人国家に不満があるなら、最初から別の国へ行けば良かったはず。例えば、支那人はタイやフィリピンに移住すればいいし、イラク人やシリア人はサウジ・アラビアとかヨルダン、オマーン、イエメンへ移住すればいいじゃないか! そうすればイスラム教の風習や誡律を捨てなくても済む。アラブ人の大富豪は豪華なサッカー場を造るだけの資金を持っているし、壮大な邸宅にも住んでいるから、ムスリム移民は彼らに“慈悲”を求めるべきだ。

  保守派を含め、一般の日本人は異常なほど歐米諸国の白人を目の敵にする。でも、なぜ「差別反対」を訴える移民や難民の方を責めないのか? 日本人の民族差別を糾弾する在日朝鮮人は、祖国に帰るかベトナムやフィリピンに移住すればいいのに、親子代々、ずっと日本に住み続けている。そもそも、アジア蔑視の朝鮮人は、日本人を批判できまい。支那人だってタイやビルマに行けば、現地人を侮蔑し、中華思想丸出しだ。タイ人やビルマ人だって支那人を嫌っているので、過去には反支那人感情が沸き起こっていた。帝国主義や植民地の時代には、白人の手下になって現地人を搾取する支那人をぶっ殺していた、なんて話は珍しくない。インドでは「ヴァルナ制」、俗に謂う“カースト制”が有名で、階級・人種差別なんて日常茶飯事。「バラモン(司祭階級)」や「クシャトリア(王族・武人階級)」から見れば、「ダリト(不可触賤民)」なんて「人間」じゃない。

  北アフリカの移民も図々しく、彼らは“自主的”に異民族が構成するヨーロッパに潜り込もうとする。ボロ船に乗って漂流する黒人や、フランスかブリテンを狙うモロッコ人、幼い子供を道具にして難民を装うチュニジア人は、「差別」があると承知のうえで、差別的な西歐諸国に移り住もうとする。彼らは涙ながらに「命がけの脱出」を物語るが、「命の安全」だけなら、タンザニアとかケニア、ナイジェリア、カメルーンに行けばいいじゃないか! これらの国で農民になれば喰っていけるし、セルガルやモーリタニア、コートジボワールで漁師になれば、生活していけるだけの魚は捕れるだろう。

  一般国民はアフリカに興味が無いから気づかないけど、日本政府はセネガルの漁業を支援するために無償の資金援助をしていた。もし、アフリカ難民やアジア移民が日本での差別に苦しむなら、彼らはセネガルやモーリタニアに移住し、現地の漁業センターで加工業に就けばよい。モーリタニアの沖で採れた深海魚が、日本や歐米にに輸出され、日本の食堂やファストフード店でフライド・フィッシュとなれば、間接的であっても、移民と難民が日本人の食生活に“貢献”したことになるだろう。大学で元高校生に説教を垂れている小川氏や中野氏は、排外的な日本人を叱責するよりも、日本にしがみつく居候を叱りつけろ! 彼らはアフリカ経済に貢献する人材の育成を強調すべきだ。

  しかし、アジア人やアフリカ人の移民や難民は、“より良い生活”を実現するために“憐れな外国人”を装う。なぜなら、一般の日本人は甘っちょろい“お人好し”であるからだ。遠方の西アジアや北アフリカからやって来る移民は、身勝手な理由で来日したこと(密入国や不法滞在目的の渡航)ほ隠す。彼らは「3K職場」での悲惨な状況や、低賃金でコキ使われる待遇を嘆いてみせるが、日本に住めることのメリットや恩恵に関して本音を語る事はない。なるほど、アフガン難民やベトナム移民などの外国人は、低賃金で長時間労働に耐えている。しかし、彼らは祖国で期待できない社会福祉を日本で享受しているはずだ。

  例えば、日本だと出産や育児に関する補助金とか福祉制度があるし、医療技術が高くて、公衆衛生も良いから、黴菌の倉庫みたいなアジア諸国とは比較にならない。急病となれば電話一本で救急車が来てくれるし、ER(緊急救命室)もあるから、夜中の搬送でも大丈夫。そのうえ、優秀な外科医と親切な看護婦まで揃っている。これなら、子供を抱える母親は日本語が分からなくても安心できる。また、日本の電車は時間通りに到着するから、アメリカ人やヨーロッパ人でも驚くが、身体障碍者が電車に乗るときは、駅員が前もって待機し、介護師のように乗客を助ける。アジア人が見れば目を丸くするほどの驚天動地だ。アフガニスタンやパキスタンで、日本と同じレベルの介護や福祉を得られるのか?

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(左 : 米国へ移住した支那人   /  右 : 「チャイナタウン」が珍しくないニューヨーク )

  支那では「桃源郷」なんて書物の中だけに存在する空想だ。支那人というのは、「“不幸”という銀のスプーンをくわえて生まれてきたんじゃないか?」と思えるほど、悲惨な状態で成長する。この生き地獄には「思いやり」とか「気配り」といった行動様式は無い。現在の支那人というのは、熾烈な生存競争に勝ち残った人々だ。それゆえ、どんなに差別や偏見があろうとも、日本で働く方が遙かに“お得”である。暗黒大陸の支那には、日本の常識では考えられない事がよく起こる。

  例えば、河川は工場排水で七色に輝き、土壌汚染があっても、そこの地下水が“飲料水”になったりする。美味しそうな上海ガニも、重金属の海水で育っているから、日本人だと口に出来ない。野菜だって残留農薬の塊だし、肉団子の素材が疫病で死んだ豚という場合もある。道路を歩けば突然陥没するし、上から建設作業の道具や破片が落ちてくる。百貨店のエスカレーターに乗れば、何かの拍子で爆走するし、エレベーターや高速列車が、そのまま棺桶になる場合だってある。便所に入れば、他人の糞が便器に残っているし、電車内や食堂内で脱糞する者がいるから最悪だ。クルマを運転すると、後ろや左右から、あるいは何処からともなく、暴走自動車が突っ込んでくる。時折、前を走っているトラックから鉄骨や木材が崩れ落ちるから、いつ事故に遭遇してもおかしくはない。

  一般の日本人でも街中でアジア人やアフリカ人が急増したことに気づいており、「変な外人がいっぱい居るなぁ~」と思っているが、その外国人を排除すべく政治的行動を取る人は、ごく稀だ。大半の日本人は「見た見ぬふり」で、厄介事には係わらない。しかし、「移民で溢れる日本」の到来は確実に迫っている。既に政府は大量の移民を受け容れているし、日本国籍を所得した移民も多い。令和に生まれた日系人の赤ん坊は、数十年後に「後悔先に立たず」という言葉を噛みしめるだろう。

 次回に続く。

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バンド・オブ・ブラザーズに加入できない外国人 / 分断される日本 (後編)

将来の日本は異民族との同居

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(左 : 昔から住んでいるオールド・タイプのスウェーデン人   /  右 : 新たにスウェーデン国民となったイスラム教徒 )

  令和の日本は「デモクラシー」という政治形態をとっているので、何回“選挙”を繰り返しても現状が変わることはない。もし、統治形態が変わるとしたら、核戦争に近い有事に直面する場合か、破滅的な状況で独裁者が現れる時だろう。実際、幕藩体制が崩壊したのは黒船の来航だったし、日本の國體が大変革を迎えたのは敗戦の時だった。占領軍のダグラス・マッカーサー元帥は、天皇陛下をも処刑できる支配者で、日本社会を根本から“変革”しようと欲し、事実、日本人では絶対に出来ない“革命”を成し遂げた独裁者。日本の政治家では帝國陸海軍や財閥の解体するなんて無理だし、公職追放や共産主義者の解放ですら困難だ。日本の政治が変わるのは、誰もが諦めてしまう激動の時代だけである。

  もう一つ、日本が劇的に変わってしまうのは、国家の“構成員(citizen)”が変わってしまう時だ。日本が“日本らしい”のは、社会を構成する“メンバー”が常に“親子代々の日系人”であるからで、もし朝鮮人や支那人といったアジア民族で溢れる“地球市民”の国家なら、昭和までの素晴らしい日本は無い。日本は日本人の“肉体”と“精神”を宿す日系国民によって成り立っている。

  ところが、平成の頃からアジア人の流入が徐々に増え始めた。学校や職場にもアジア人やアジア系の混血児が珍しくない。ちょっとした片田舎でも、現地の幼稚園や小学校を覗いてみると、フィリピン人やタイ人と思えるような子供がいるし、都心の学校にはアラブ系やトルコ系の児童、あるいはアフリカ系らしき浅黒い子供が混じっている。日韓併合や戦後の同化政策で朝鮮人が大量に帰化する惨状を招いてしまったが、平成になると、実習生や留学生の名目で入ってきたアジア人の流入で、日本の“アジア化”は不可逆的となってしまった。中東アジアの移民や北アフリカからの難民を受け容れた歐米諸国は、パンドラの壺を壊した状態になっている。

  この惨状を見れば明らかなのに、我が国の政治家や企業経営者ときたら、目先の利益を得るために、「外人さん、いらっしゃ~い!」と諸手を挙げての歓迎だ。平成時代の2003年、民主党の議員どもは、世界中の人々が憧れる黄金郷、「ネオ・ジパング」とやらを実現するために、1,000万人の移民受け容れを提案していた。(「1000万人移民受け入れ構想」『Voice』 2003年9月号、p.146.)この馬鹿げた提案は、大蔵省出身の古川元久や通産省出身の松井浩治、日銀出身の大塚耕平、に加え自民党に鞍替えした細野豪志、新進党から新党友愛、民主党、みんなの党、自民党へ流れ着いた浅尾慶一郎が述べていた。彼らは「高学歴」や「専門技術」を持つ移民を想定し、ゲーム・ソフトのプログラマーや企業再建の手腕を持つスペシャリストを待ち望んでいたのだ。令和の高校生なら、「えっ、本気で言っていたの?!」と驚いてしまうが、永田町にはボンクラ代議士が本当に多い。

  話を戻す。早くから「多民族国家の魁け」となってしまったアメリカは“しょうがない”としても、比較的同質性の高い北歐諸国がアメリカ人の真似をするなんて全く愚かだ。本心では乗り気じゃなかったのに、インテリどもの綺麗事に従ったせいで、不愉快な移民や難民を引き受けてしまい、結果的に“国家崩壊の瀬戸際”になってしまった。たとえ、若年層の人口が増え、介護職員が確保できても、異人種結婚で混血児が増えれば、種族的消滅となってしまうだろう。北歐種族の遺伝子は“劣勢”だから、アフリカ人の“優勢遺伝子”には勝てない。

  ネーデルラントやドイツと同じく、スウェーデンも「多文化主義」を採用する、といった愚行に嵌まってしまった。ストックホルムやイテボリ(Göteborg / Gothenburg)では、ゲルマン種族とは違う種族がウジャウジャいる。例えば、紛争があったユーゴスラヴィアやボスニアとか、レバノン、トルコ、イラク、シリア、ソマリアなどからの移民や難民でごった返している。もし、日本人観光客がマルメ(Malmö)に行けば、「ここ、チュニスかインタンブールなの?」と呟き、毛細血管の血液が逆流してしまうだろう。

Andrew Brown 1(左  /  アンドリュー・ブラウン)
  イギリス人ジャーナリストのアンドリュー・ブラウン(Andrew Brown)が、スウェーデン人の恋人に付き添い、彼女の母国へ渡航したことがある。その時、彼が現地で目にしたのは、予想していた金髪碧眼の北方人種じゃなく、南歐や中東アジアの浅黒い人々であった。彼は現地で売られている雑誌『Gringo』を手にしたが、その表紙を見ると黒い胸毛をひけらかしたトルコ人とかギリシア人の青年が、カバー・モデルになっていたという。(Andrew Brown, Fishing in Utopia : Sweden and the Future that Disappeared, London : Granta Books, 2008, p.245)たぶん、彼はABBAのアグネサ・フォルツォク(Agnetha Fältskog)やテニス選手のビヨン・ボルグ(Björn Borg)みたいなスウェーデン人を期待していたんだろうが、現実を見て大ショック。何しろ、第21世紀初頭のスウェーデンときたら、既に何百万人もの外国人を受け容れていた。ショックを受けたブラウン氏によれば、10人のうち1人は“エキゾチック(exotic)”な容貌を持つ住民なんだって。(上掲書、p.246.)

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(左 : ムスリム移民が住み着くスウェーデン社会   /   右 : 2020年にマルメで起きた移民による暴動)

  日本の一般人が知っているスウェーデン人といったら、有名女優のグレダ・ガルボ(Greta Garbo)とか、『ロッキー』で著名になったドルフ・ラングレン(Dolph Lungren)、『ミッション・インポシブル』に出演したレベッカ・ファーガソン(Rebecca Ferguson)、『エクソシスト』で「メリン神父」を演じたマックス・フォン・シドー(Max von Sydow)などで、映画ファンなら『エマニュエル(Emmanuelle)4』で主演を果たしたミア・ニグレン(Mia Nygren)を覚えているかも。中高年のファンだと、ミア・ニグレンよりも、『東京エマニエル』に出演した田口久美さんの方が馴染みで、外国映画より日活映画に夢中になっていたりしてね。当時の田口さんは、一部で「日本版シルヴィア・クリステル」と呼ばれていた。(噂によると、田口氏のギャラは70万円だったとか。信じられないほど安い出演料だ。)

Greta Garbo 355Max Von Sydow 1Rebecca Ferguson 22Mia Nygren 883








( 左 : グレダ・ガルボ /  マックス・フォン・シドー  /  レベッカ・ファーガソン  /  右 : ミア・ニグレン )

  脱線したので話を戻す。移民問題はスウェーデばかりじゃなく、ノルウェーやデンマークなどでも深刻な社会問題となっている。しかし、北歐諸国の知識人や政治家、文化人、ジャーナリストは左翼ばかり。特に、高等教育を受けたスウェーデン人の80%か90%は、教養人を気取った偽善者か“なんちゃって左翼”のリムジン・リベラルだ。黒人やアラブ人を毛嫌いするのは、下品なネオ・ナチか、低学歴の右翼ゴロと決めつけている。でも、こうした排外主義者が目立つのは、厄介事や揉め事を嫌う一般国民が、マスコミからの非難を怖がり、本音を隠しながら黙っているからだ。移民を推進するインテリだって、自宅を構えるのは都市部から離れた郊外で、ソマリア人やイラク人が寄りつかない高級住宅地ときている。もっと裕福な財界人だと、要塞のような豪邸に住み、警備員に守られているんだから、彼らの娘が強姦魔に襲われる危険性は非常に低い。

Olof Palme 32Ulf Nilson 44(左 : オロフ・パルメ  /  右 : ウルフ・ニネソン)
  とにかく、社会的地位の高い財界人や高学歴・高所得の中流階級は、“社会的弱者”や“エスニック・マイノリティー(有色人種)”に優しくするのが大好き。でも、心の奥では、移民や難民を「劣等種族」として見下している。1986年に暗殺されたオロフ・パルメ(Olof Palme)首相もその典型で、高学歴のスウェーデン人から好評を博したリベラル左翼。ベトナム戦争に大反対したパルメは、庶民を前にすると「平等主義者」や「善人」を演じていたが、その私生活では鼻持ちならぬインタリだった。

  後にパルメ首相と知り合いとなるジャーナリストのウルフ・ニネソンが、批判記事を書いた頃、パルメはニルソンに向かって、「君のお父さんは石工だったよね!」と言い放ったそうだ。(Ulf Nilson, What Happened to Sweden? : while America became the only superpower, New York : Nordstjernan, 2007,p.127.) もちろん、ニルソンは父親が労働者階級の出身で、プロレタリアートの石切職人であることを公言している。おそらく、パルメはニルソンの家族的背景を予め知っていたんだろう。しかし、ニルソンが社会民衆党に投票しない奴と判っていたので、彼を“裏切者”と蔑んでいたのかね知れない。外見上、パルメは紳士を装っていたが、実際は上流階級に生まれた“お坊ちゃん”で、雲の下に住む労働者階級なんて別の種族だ。パルメ自身の話によりと、祖先はフィンランド大公でスウェーデン国王にも就いたヨハン3世であるという。つまり、王家の血を引くブルー・ブラッドだ。でも、パルメは意外とセコくて、ハーヴァード大学で講演を行い、5千ドルをもらっていたが、その謝礼を納税の時に申告していなかったという。(上掲書、p.127.)

  スウェーデンの多民族・多文化主義は、左翼リベラル派の後押しが主な原因となっているが、同国に住み着くユダヤ人の影響力も無視できない。最も有名なのはジャーナリストのデイヴィッド・シュワルツ(David Schwarz)で、彼は「Dagens Nyheter」紙で盛んに多文化主義を宣伝し、スウェーデン人が嫌う移民や難民を支援していた。このシュワルツは第二次世界大戦の前、ブーフェルワルドやベルゲン・ベルゼンなどの強制収容所にぶち込まれたが、幸運にもドイツの療養所に送られることで命拾いをし、イタリアを経てスウェーデンに流れ着いたユダヤ難民だった。

  別の有名人と言えば、「Paideia」という研究所でユダヤ文化を宣伝するバーバラ・スペクター(Barbara Spectre)であろう。彼女もスウェーデンに住み着き、多文化主義を推進する反西歐主義の急先鋒だ。スペクターはイスラエルの研究機関「Shalom Hartman Institute of Jerusalem」の元メンバーで、国王カール・グスタフ16世から勲章までもらっていた。

David Schwarz 111Barbara Spectre 001Inga Gootfarb 2Ragnar Gottfarb 22








( 左 : デイヴィッド・シュワルツ  /  バーバラ・スペクター / インガ・ゴットファーブ  /   右 : ラグナー・ゴットファーブ )

  人道主義や難民支援で著名なインガ・ゴットファーブも、スウェーデンを多民族社会に変えようと奮闘したユダヤ人の一人だ。彼女は第二次大戦中、スウェーデンの赤十字が救出したユダヤ難民を支援する仕事に従事していた。(Ayala Levin-Kruss, Old Friends : Joint Staff of the 1940s, The Joint, October 27, 2020.) 戦前からユダヤ人は歐米各国に寄生し、仲間の災難や不幸があると、国境の壁を乗り越えて助けに来る。インガの兄ラグナー・ゴットファーブ(Ragnar Gottfarb)も“仲間思い”のユダヤ人で、彼はJDC(American Jewish Joint Distribution Committee)のスウェーデン支部で働く弁護士だった。この「JDC」は色々な民族、とりわけユダヤ人を救済する国際機関で、創設者は銀行家のフェリックス・ウォーバーグ(Felix Warburg)ときている。団体の支援者には、慈善事業で有名なジェイコブ・シフ(Jacob Schiff)やルイス・マーシャル(Louis Marshall)判事が加わっていた。

  歐米で富豪や議員になったり、学者や文化人で活躍するユダヤ人は、本当に図々しく、ナチスから迫害を受けた同胞を故郷であるパレスチナ(カナンの地)に送らず、異教徒が暮らすアメリカやブリテン、カナダ、スウェーデンなどに呼び寄せる。こうしたユダヤ難民は、定着後はしばらくの間おとなしいが、やがて豊かになったり、2世や3世になると地元民に牙を剝き、「同質国家はけしからん! もっと多様性のある社会にすべきだ!」と騒ぎ立てる。それなら、イェルサレムに帰ってアラブ人やレバノン人、シリア人と仲良く暮らせばいいじゃないか! どうして異人種のヨーロッパ人に「人種の坩堝」を強要するのか?

同胞の為に命を捨てる愛国心

   比較的豊かで平穏な半島に住んでいるからなのか、スウェーデンの一般国民は、自分達は高度な倫理社会に住んでいると錯覚している。それゆえ、高邁な理想を掲げることがインテリの“証明(あかし)”と思っているのだ。アホらしいけど、こんな頭をしているから、有色人種の排斥は“道徳的な罪”と考えている。でも、奇妙なのは、彼らが祖国と仲間を棄ててきた移民を非難しない点だ。アフリカ人やアラブ人は、貧困とか迫害が厭で歐州にやって来るというが、残された同胞や親戚は悲惨な状況でいいのか? 歐米に渡ってこない仲間は、全員、飢え死にしたり処刑されたりしているのか? どうして、歐米のインテリは、祖国の発展に貢献しない出稼人や密入国者を糾弾しないのか? 

  だいたい、故郷の同胞を見捨てた連中が、異国の軍隊に参加して国防の支柱となるのか? 偽装難民のイラク人やクルド人の父親が、自分の息子に向かって、「スウェーデン国民の為に自らの命を犠牲にせよ!」とか、「国王陛下に忠誠を誓って、苦しい軍維持訓練に耐えよ!」と説教するとは思えない。また、スウェーデンの軍隊に志願する北歐種族の青年は、アフリカやアジアからの移民や帰化人を「仲間」と見なし、彼らを「相棒」と思うのか? 昔気質のガリア人やゲルマン人は、軍隊を「バンド・オブ・ブラザーズ(義兄弟で構成される部隊)」と見なしていた。しかし、こうした部隊にトルコ人やモロッコ人、イラク人、シリア人、エチオピア人、ソマリア人が混じっていても、スウェーデンやデンマークの将兵は、彼らを「俺達の兄弟」と呼べるのか? 

  日本の大学教授やテレビ局の御用学者は、矢鱈と「民主主義」や「市民」を口にするが、デモクラシーを支える公民(citizen / 所謂「市民」)は有権者であると共に戦闘員というのが普通だ。スイスを見れば判るけど、国防は傭兵任せじゃなく、自国民が担っている。軍隊に入って生死を賭けようとする者は、仲間意識が強くなり、自然と国防意識に対する感覚が鋭くなってくる。つまり、自分の命を捨てても祖国や仲間を守りたい、という情熱が芽生えてくるのだ。

Jesse Glenn Gray 1( 左 /  ジェシー・グレン・グレイ)
  コロラド大学で哲学を教えていたジェシー・グレン・グレイ教授は、第二次世界大戦が勃発した時、アメリカ陸軍に召集されたそうだ。博士号を取ったばかりのグレイ青年は、北アフリカやイタリア、フランス、ドイツに派遣され、戦場で闘ったことのある陸軍少尉だった。彼は自身の戦争体験を基に壮絶な精神状態を著書の中で述べている。グレイ教授は次のように書いていた。

  自分の運命はさして重要ではなく、いとも簡単に自己犠牲を考えられる。・・・ドイツ語で言うと、人間は戦場で死ぬことはない。彼らは“倒れる”という。この言葉は友情(同志の感情)によって動機づけられた時、自己犠牲を指す適切な表現である。私は倒れるが、決して死ぬことはない。なぜなら、私の身体に宿る確かなものが、自分の命を捧げた戦友の中で生き続けるからだ。(Jesse Glenn Gray, The Warriors : Reflections on Men in Battle , New York : Harper & Row,1970, pp.46-47.)

  軍人だって自分の命は惜しいし、戦死や負傷となれば、女房子供ばかりじゃなく、実家の両親や遠くに暮らす兄弟姉妹も泣き崩れるだろう。「今だけ、金だり、自分だけ」というモットーで生きる日本人なら、「どうして他人のために自分の命を危険にさらすのか?」と頸を傾げてしまうが、軍人は自分が死んでも我が子に自分の血が流れている、そして、国の仲間も家族の一員みたいなもの、と思っているから勇敢に戦えるのである。自分の命が絶えても、祖国が存続するのであれば、喜んで命を捧げよう、という気持ちになるのだ。

  陸軍や海兵隊に入れば死亡率は高くなる。上官の命令なら仕方ないが、身も知らぬ外国人や偽装難民の為に自分の命を危険にさらすとなれば、「こんな奴らの為に俺は苦しい訓練に絶え、家族を犠牲にしているんじゃねぇ!」と思ってしまうだろう。もし、自分が遺体袋に入って帰宅すれば、妻や子供達は号泣するだろう。もし、父親の死を嘆く息子や娘が、母親に向かって、「なぜ、あんな移民や難民のためにパパが死ななきゃならないの?」と尋ねたら、寡婦となった母親はどう答えるのか? より良い生活や福祉を目当てにやって来た異邦人の家族が幸せに暮らし、親子代々“現地人”の軍人が犠牲となれば、彼の遺族は激昂するはずだ。難しい政治を解さない海兵隊の軍曹や陸軍の伍長は、「どうして俺の子供が“父(てて)無し子”となるのに、帰化人の子供は父親を囲んで家族団欒を楽しむことが出来るのか?」と怒りに震えてしまうだろう。

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(左 : ロッパに押し寄せる難民  / 右 : 歐米諸国にやって来る黒色移民 )

  スウェーデンのインテリどもは、イスラム教を信奉する移民や社会の負担となる難民を大切にするが、彼らは外人家族の利益や安全の為に、自分の命を捧げたり、自分の家族を犠牲にすることができるのか? いざ有事となれば、スウェーデン人の兵卒は戦場で命を落とす破目になる。彼らの両親兄弟、女房、子供は、息子や兄、弟、夫、父を亡くしたことで悲しむ。しかし、こうした遺族は“祖国”の為に自らの命を捧げた戦没者を誇りに思う。同胞の為に血を流すことは男子の本懐、軍人の名誉であるからだ。

  現代の日本人は「有事(戦争勃発)」なんて一切考えない。アメリカの属州となった日本では、「デモクラシー」という名の“お祭り”があるだけ。徳島の「阿波踊り」や泉谷しげるの名曲「えじゃないか」と同じだ。ちょっとだけ“良心”が残っている国会議員でも、「軍事・外政は票にならないから・・・」と匙を投げている。総選挙となれば、自動的に投票権が送られてくるので、政治に関心の無い大半の庶民は、名前を知っているだけの候補者に投票するのみ。候補者の政策や国家観なんてお構いなし。売国の自民党か、左翼の立憲民主党、あるいは絶望的な共産党か銭ゲバの公明党を選ぶとなれば、硫酸と塩酸のどちらを呑むのかという選択に等しい。

  参議院選挙なんてもっと酷く、「上院」と称される立法府は、“売れなくなった藝人”の“再就職先”だ。以前、ある自民党の集会に潜り込んだ時、隣のオッちゃんが「元スピードの今井先生が来る!」と言っていたので、筆者は「どうして水着会社の元社員が、そんなに凄いのか?」と思ってしまったが、会場に現れたのは自民党の今井絵理子議員だった。あるオバちゃんに訊いたら、「元アイドル歌手の子よぉ~」と教えてもらったので驚いたことがある。あまりテレビを観ていなかったので、「こんな子がいたのかぁ~」という感想しかなかった。まぁ、歌手の三原順子や柔道選手の谷(田村)亮子が国会議員になるくらいだから、落ちぶれた藝人が給料目当てで議員になってもおかしくはない。中条きよしが三味線糸で岸田文雄や河野太郎、林芳正を“仕置き”してくれれば筆者も絶賛するけど、日本維新の議員じゃ無理だろう。

  平成の緊縮財政で日本国民は貧しくなり、それに比例したのか、知力や気力も衰えてしまった。こんな状態で選挙を何度繰り返しても結果は同じだろう。支那人や朝鮮人に加え、ベトナム人やフィリピン人などのアジア帰化人が、どんどん「有権者」となれば、日本の将来は更に暗くなる。だが、レンタル・ビデオ店のメンバー・カードくらいになった日本国籍だと、日系日本人は街頭で配るティッシュのようにしか思わない。無料配布でも怒らないし、人件費を低く抑えたい企業は、アジア人社員に対する“ボーナス”にしてしまうだろう。

   こんな現状を目にした自衛官のうち、戦場に赴く者は何名いるのか? ウクライナ紛争を観察している自衛官なら、「アジア系帰化人の為に闘うぞ!」とは思わないだろう。たぶん、愛国心を棄てて、危なくなる前に自衛隊を辞めるんじゃないか? 恩給もらって警備会社に勤めた方が安全だから。岸田総理は留学生や研修生を「日本の宝」と思っているようだが、重税で苦しむ日系日本人をどう思っているのか? 広島県だけ安全なら、他の地域は危険でも構わない、と思っていたら最低だ。

  そう言えば、岸田文雄や河野太郎は七回目のワクチン接種をしたのだろうか? まさか、超過死亡率をドンドン上げて、邪魔な日系人を減らし、健康なアジア移民を増やそうという魂胆じゃないよねぇ~? これは筆者の単なる邪推だけど、岸田と河野は七回とも「プラセボ注射」だったたら赦さないぞ! 増税で苦しめた挙げ句、謎の遺伝子ワクチンで「あの世送り」じゃ悪魔の所業でしかない。

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