無敵の太陽

主要マスメディアでは解説されない政治問題・文化・社会現象などを論評する。固定観念では分からない問題を黒木頼景が明確に論ずる。

イングランド / ブリテン

裁かれるブリテン帝国史 / 植民地化による恩恵と反撥

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黒木 頼景
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左翼に占領される歴史観

British Empire 4British Military at Gibraltar








  左翼分子による歴史裁判は、日本ばかりではなく歐米社会でも盛んなっている。戦勝国たるアメリカやブリテンは、言挙げできぬ敗戦国の日本やドイツを都合良く裁き、勝手に作った「極悪人」の烙印を押して悦に耽っていた。しかし、今やその熱い焼き鏝(ごて)が自分達に向けられるとこになって大慌て。そもそも、戦争裁判自体が間違っている。例えば、古株の前科者が新米の犯罪者を「有罪」にしたら滑稽だ。もし、さんざん大手の銀行を襲ってきた強奪犯が、片田舎の郵便局に押し入ったコソ泥に向かって、「何てことをするんだ、この野郎 !」と叱ったら、誰だって「お前が言うな !」と怒りたくなるだろう。年中行事のように戦争を行っているアメリカ人はもちろんのこと、世界各地に宏大な植民地を持ったイギリス人だって潔白じゃない。世界史の犯罪国ランキングを作ったら、日本なんて最下位だろう。トップ争いとなれば、支那人かロシア人が常連になるんじゃないか。

Nigel Biggar 3(左  / ナイジェル・ビガー )
  日本や米国で「歴史修正主義者」と言えば、ネオ・ナチとか極右勢力と呼ばれてしまいそうだけど、英国の偉い学者でも、既成の歴史解釈に疑問を投げかければ、「白人至上主義者」とか「帝國主義者」のレッテルを貼られてしまうのだ。今回、オックスフォード大学で欽定講座担当教授を務めるナイジェル・ビガー(Nigel Biggar)氏が、その槍玉に上がってしまった。彼はクライスト・チャーチ大聖堂の参事会員で、オックスフォード大学に設置された「マクドナルド神学・倫理・公事センター」の所長も務めている。ところが、ビガー教授は多くの学生から「頑固者(bigot)」と非難されてしまったのだ。

「独立」は不幸の素だった !

  事件の発端は、彼が「タイム」紙に「我が国の植民史に罪悪感を持つな」というエッセイを投稿したことによる。(Nigel Biggar, "Don't feel guilty about our colonial history, The Times, 30 November 2017) この記事に込められた主旨は、英国の植民地政策にも良い点があったということだ。彼は副題に「帝國を持った事への謝罪は今や強制されているが、恥を感じることで我々が世界の諸問題に取り組まない、ということはない」と書いて、英国が犯した間違いや罪はもちろんあるが、それとは別に地元民への利益や恩恵もあったはずだ、と述べたのである。英国の保守派や日本の教養人が聞けば、「そりゃ、そうだろう」とうなづく見解だが、アフリカやアジアからの留学生や有色人種の「ブリテン国民」、元植民地の祖父母を持つ帰化人にとっては赦しがたい。彼らからすれば、白人の侵略戦争や植民地政策は“絶対悪”なのだ。ちょうど、ユダヤ人がナチスに対して持つ恨みと同じ感情である。

Bruce Gilley 1(左  / ブルース・ギリー )
  ビガー教授はエッセイの始めに、「過去100年間、西歐の植民地主義は悪名を冠してきた。でも、今やこの正論に疑問を投げかけてもいい頃だ」と述べている。彼は文章の中で、ポートランド州立大学で教授を務めるブルース・ギリー(Bruce Gilley)教授の論文を引き合いに出していた。というのも、ギリー教授の論文が非難の的にされたからだ。このギリー教授は『第三世界季刊誌』という学術雑誌に「植民地主義のケースについて」という論文を発表した。(Bruce Gilley, "The Case for Colonialism", Third World Quarterly, Vol. 38, September Issue, 2017) 彼は固定概念化した西歐の植民地史観を再検討し、その功罪を具体例を挙げながら論述したのである。ところが、案の定というか、読者からの猛烈な抗議が巻き起こり、編集部を構成する34人のうち15名が辞任する事態となったのだ。激昂した抗議者たちは、「白人至上主義(white supremacy)」を助長しているとの理由でギリー教授を糾弾し、1万6千人の署名を集めて、問題となった論文の撤回を求めた。インディオのナショナリストからも殺しの脅迫を受けたそうで、これに怯んだ編集者は問題となった論文を引っ込めてしまったそうだ。それにしても、単なる虚仮(こけ)脅しに屈するとは、青瓢箪の知識人というのは、まことに情けない。

  左翼白人やアフリカ系の学生はギリー教授の「再評価」を非難するけど、彼が挙げた事例を冷静に聞けば、賛同する日本人も出てくるだろう。例えば、ギニア・ビサウ(Guinea-Bissau)の事例である。その前に、この国について紹介せねばなるまい。世界地図を見慣れない高校生だと、「何処にあるの?」と尋ねてしまうだろう。ここは西アフリカのギニアに隣接した国家で、近くにはガンビアとかセネガル、シエラレオネがあり、元々ポルトガルの植民地であった。奴隷貿易の中継地として知られていたが、1956年頃、PAIGC(ギニア・カーボ・ヴェルデ独立アフリカ党)が独立運動を展開し、武力闘争を経て一応1975年に独立。この反植民地闘争を指揮したのは、アミルカー・カブラル(Amilcar Cabral)という赤い黒人指導者で、ポルトガル人の支配を打倒すべくゲリラ戦を仕掛けて騒擾を起こしていた。1963年に叛乱軍を組織したカブラルは、白い入植者の手から人民を解放するためには、植民地が築き上げたもの総てを破壊し、灰にしなければならぬと主張したそうだ。

Amilcar Cabral 3Amilcar Cabral & guerrillas








( 左: アミルカー・カブラル / 右: ゲリラ兵と一緒のカブラル )

  しかし、ゲリラ兵を率いるこの親玉は孤独無援じゃなかった。カブラルの背後には、キューバのフィデル・カストロが、そしてソ連の対外工作員が控えていたのだ。当時、西歐世界を揺さぶりたかったソ連は、アジアやアフリカの旧植民地や貧困国に“唾”を附け、裏口から堂々と独裁者に軍事的支援を与えていたのである。ちなみに、南アフリカ共和国で英雄視されているネルソン・マンデラもソ連と昵懇の“紅い”黒人指導者で、南アの稀少資源を狙うロシア人にとっては、勢力拡大を手伝ってくれる「便利な馬鹿(useful idiots)」の一人であった。米国の白人リベラル派や黒人活動家、そして日本のエセ知識人は、諸手を挙げてマンデラを称讃し、白人支配から現地人を解放した偉人と評していたが、実際は何ら行政手腕を持たない不平黒人に過ぎず、犯罪を増加させ社会秩序を乱しただけだ。解放された黒人はやっと自由を得たが、更なる貧困に曝されて相変わらず惨めなままである。アフリカ人に“まともな”国家運営は無理。槍を持ってジャンプしている方が似合っている。

Amilcar Cabral & Fidel Castro(左  / カブラルとフィデル・カストロ )
  「独立」という言葉は、アフリカ黒人にとって甘美な響きを持つが、それを実行したら苦汁を嘗めることになるらしい。カブラルに従ってゲリラ戦を闘ってはみたものの、その結果は惨憺たるものであった。当時の人口は約60万人であったが、内乱で1万5千人の戦闘員が命を失い、15万の民間人が住むところを無くしてしまったのだ。さらに、この闘争で1万人余りの犠牲者が出たという。と言うのも、1980年までに米の収穫量が50%以上も減少してしまったのだ。思い起こせば、“忌むべき”ポルトガル統治時代、米の生産高は18万2千トンもあったのに、晴れて「独立」を果たすと、8万トンに激減したのである。これでは共産党支配になったロシアとかウクライナと一緒じゃないか。アメリカ人は「我に自由を与えよ。しからずんば死を !」と格好つけたが、それは裕福な紳士の言葉で、貧乏黒人のセリフではない。「自由の空気より一杯の飯を !」が彼らの本音だ。

Luis Cabral 2(左  /  ルイス・カブラル)
  経済的な低迷は困ったものだが、アフリカの悲劇はこれで終わらなかった。独裁政治には「恐怖政治」が附き物だ。独立闘争の「英雄」であるアミルカー・カブラルは1973年に暗殺されてしまうが、彼にはルイス・カブラル(Luís Cabral)という異母兄弟 がいて、この弟がギニア・ビサウの初代大統領となるのだ。ところが、このルイスがとんでもない奴だった。彼は刃向かう連中に対し「秘密警察」を解き放ち、この殺人部隊は500名の反対派を粛清したそうだ。しかし、ルイス・カブラルには安寧が無かった。1980年、軍人のジョアン・ヴィエラ(João Bernardo Vieira)がクーデタを起こし、大統領のルイスはキューバへ亡命する破目になる。すると、前大統領の悪事が明らかとなった。1981の調査により、約500名にも上る反体制派の遺体が地中から見つかったのだ。暴君による被害はこれだけではない。殺されはしなかったものの、カブラル政権を嫌った民間人は隣のセネガルへ逃れたそうで、その数は人口の約1割にも及んだそうだ。独裁政権下で恐怖と腐敗が蔓延するのは当然で、カブラルが君臨した国家では役人の数が1万5千にも激増し、ポルトガル時代と比べれば10倍の肥大化である。でも、西歐社会のマルキスト学者は、この惨状を植民地の悪しき遺産の“せい”にしたそうだ。こうした考え方を聞けば、「赤いアホは死ぬまで治らない」ということがよく解る。

  1960年代前後のアフリカでは、現地人の「独立」がブームとなったが、その後の国家運営が心許なかった。アフリカ人は本質的に近代とは相容れない未開部族で、経済発展とか金融政策なんていう高度な行政は端っから無理。初歩的な治安維持だってままならない。内戦が絶えないアフリカ諸国に国連が介入し、治安部隊を派遣すれば、何時まで経っても抜け出せず、臨時派遣軍が常駐軍になってしまう。ギニア・ビサウも例外ではなかった。国連の平和維持軍が派遣され、無駄金を注ぎ込むばかり。今だって、米の生産高は恢復(かいふく)せず、ポルトガルが支配した時の3分の1程度だ。独立してから40年くらい経っていて、科学技術も相当進歩しているのにこの水準なんだから、マイナス成長を目指しているのか、と愚痴りたくなる。

african bride 3Africans 4








(左: アフリカ人の女性  /  右: アフリカ人の少年)

  アフリカ人の女性はネズミ算式に子供を産むから、人口減少のイメージはないが、ギニア・ビサウの人々は短命で意外と早死にしているそうだ。平均寿命は55歳で、独立してから“たったの”0.3年しか寿命が延びていないらしい。これじゃあ、植民地時代と変わらないじゃないか。日本の江戸時代なら、「人生36年」で幸せだったけど、第21世紀の現在で「人生55歳」じゃあんまりだ。(昔の日本は乳幼児死亡率が高かったから仕方ないのかも。ちなみに、昭和22年頃の日本だと平均寿命は42歳くらいで、現在は82歳を越えているようだから凄い。) ポルトガル人に支配されていた頃の方が豊かで、内戦で死ぬこともなかったというなら、「独立」したことのメリットはどこにあるのか。同胞の政権で塗炭の苦しみを味わう黒人の中に、「何時になったらポルトガル人が戻ってくるのかなぁ?」と尋ねる人が出て来ても不思議ではあるまい。これは同胞の支那人に支配された香港人も同じで、彼らの中には「英国統治の頃は良かったなぁ」と懐かしむ人がいる。家族共々ブリテンやカナダに逃れた者は、支那人の偽らざる本音を表していた。

  植民地政策を多角的に分析するブルース・ギリー教授に反撥するイギリス人や有色人種は大勢いるけど、案外、彼の見解に賛成する人も多いんじゃないか。ナイジェル・ビガー教授もその同調者の一人で、彼は西歐の植民地主義を全否定することに異議を唱えていた。エッセイの中で彼はこう述べている。

  政治秩序というのは、胸がゾクゾクするような刺戟的価値を有さないかも知れぬが、それ無しでは如何なる善いことも成就しないのだ。だからこそ、現地人は入植者が支配する地域から逃れず、むしろ時折、その地へと移り住むことを選ぶのだろう。北京の共産主義者が統治し始めた頃や、文化大革命が起こった時、何百万人もの支那人が香港に逃れたのはその証拠である。西歐人の植民地支配に人民からの正統性を与えたのは、民衆による選挙ではなく、この支配体制がもたらした安定性と法の支配であった。

British Empire 2













(写真  /  帝国主義時代のイギリス人と植民地の現地人)

  日本人なら彼の主張に賛成できるだろう。なぜなら、日本は女真族に代わって満洲国を建設し、野蛮な支那のすぐ隣に安全で豊かな理想郷を誕生させたからだ。独裁制と暴君、虐殺と貧困、不潔と腐敗しか知らなかった支那人は、日本人が建てた近代国家に憧れ、穢らわしい祖国を捨てて満洲に雪崩れ込んだ。今でも、満鉄の特急「あじあ」号とか新京の百貨店を見れば、「凄いなぁ」と感動する日本人が多いはずだ。当時の支那人なら、煌(きら)びやかな満洲を目にして、その素晴らしさに腰を抜かしたしたんじゃないか、と思えてくる。日本の朝鮮統治は更に凄くて、日本政府は惜しみなく巨額の税金を投入し、乞食より貧しい朝鮮を近代国家に変えてしまった。「絶望」と「貧困」という遺産しか持たぬ朝鮮人は、天使よりも気前の良い日本人に統治され、朝鮮史上「初」の黄金時代を経験した。彼らは単なる「人間」に昇格しただけではなく、畏れ多くも「日本国民」にまで出世したのだ。こんな有り難い幸運に恵まれたのに、現在の朝鮮人は日本人を恨んでいるんだから、馬鹿を通り越して異常である。まぁ、輝かしい朝鮮統治を反省し、朝鮮人に謝罪する日本人もいるんだからしょうがない。日教組教育とは、我々の「常識」を消去する洗脳である。

British colonialism in West Africa













(左  /  アフリカ人の兵隊を閲兵するエリザベス女王)

  話が脱線したので元に戻す。ナイジェル・ビガー教授は、過去の植民地政策を断罪するイギリス人や西歐人学者、ならびに遺恨を抱く有色人種に叛旗を翻した。彼は植民地政策の長所にも言及したのである。つまり、西歐人のアジア・アフリカ支配が全て抑圧的で、冷酷な搾取ばかりという歴史観は間違っている、と。もし、このような罪悪史観を受け容れるなら、イギリス人は恣意的な誘導操作に対して脆弱となり、海外奉仕への最善策は「ほったらかし」になってしまうだろう、とビガー教授は警告する。実際、アフリカ人は西歐人の「支援」を要請し、それなくしては二進(にっち)も三進(さっち)も行かないので、ビガー教授の言説はもっともとだ。

異邦人学生と混ぜる害悪

Cecil Rhodes  1Cecil Rodes statue 1Oxford student protest 1








(左: セシル・ローズ  / 中央: オックスフォードにあるローズの彫像  / 右: セシル・ローズを非難する学生たち )

  しかし、アジア・アフリカ諸国からの留学生や、旧植民地からの移民、有色人種の子孫たちは、こぞってビガー教授に反撥を覚えた。特に、オックスフォードに在学するアフリカ人やインド人、パキスタン人などの有色人種は、ビガー教授の見解を白人の傲慢と見なし、人種差別の表れであると糾弾したそうだ。特に、「コモン・グラウンド(Common Ground)」というオックスフォード大の学生が組織するグループは、ビガー教授を目の敵(かたき)にし、英国の人種主義と植民地主義に挑んでいるらしい。(Richard Adams, "Oxford University accused of backing apologists of British colonialism", The Guardian, 22 December 2017) また、オックスフォードで快適に暮らす有色人学生は、更に過激さを増しているようで、セシル・ローズの彫像まで破壊しようと目論んでいるそうだ。(Eleanor Harding, "Eminent Oxford professor is branded a bigot by students for saying feelings of guilt about the British empire hav egone too far", Daily Mail, 15 December 2017) このセシル・ローズ(Cecil Rhodes)は帝国主義者の代表格で、「ローズ奨学金」の創設者としても有名である。

Bill Clinton 2Robert Reich 2Strobe Talbot 1George Stephanopoulos 2








(左: ビル・クリントン  / ロバート・ライシュ  / ストローブ・タルボット  /  右: ジョージ・ステファノポロス)

  ちなみに、「ローズ奨学金」を得て英国に留学した有名人は結構いて、ビル・クリントン大統領がまず挙げられよう。彼と同期の1968年組には、後に労働長官となったロバート・ライシュ(Robert Reich)教授や、ロシアの専門家で国務次官となったストローブ・タルボット(Strobe Talbot)がいる。クリントンの選挙スタッフになったジョージ・ステファノポロス(George Stehanopolos)もローズ奨学金をもらっていた。意外なんだけど、MSNBCで番組ホストを務める極左分子のレイチェル・マドー(Rachel Maddow)も奨学生であった。その他、国連大使になったスーザン・ライス(Susan Rice)、大統領選に名乗りを上げた陸軍大将のウェスリー・クラーク(Wesley Clark)、ハーバード大学教授で日本でも人気者になったマイケル・サンデル(Michael Sandel)、日本通で『アトランティック』誌の編集長になったジェイムズ・ファローズ(James Fallows)などもローズ奨学金を得て留学している。

Susan Rice 1James Fallows 2Rachel Maddow 2Michael Sandel 1








(左: スーザン・ライス  / ジェイムズ・ファローズ  /  レイチェル・マドー /  右: マイケル・サンデル)

  また、脱線してしまったので話を戻したい。オックスフォード大学に通う有色人の学生は、イギリス人に対して憧れと憎しみを持っている。彼らは祖国を植民地にした宗主国を恨む一方で、その支配民族が建てた名門大学に入れてもにらった負い目もあり、嬉しさと同時に劣等感と屈辱感に満ちている。彼らは有色人種を見下す白人を呪うが、その白人の国家を素晴らしいと密かに思っているのだ。彼らの根性が妙にねじ曲がっているのは、こうした背景があるからだろう。もし、本当に彼らがイギリス人を嫌っているなら、自腹を切ってまで英国へ留学しようとは思わないはずだ。とりわけ、アフリカやジャマイカからの黒人学生は、自分の祖先が味わった悔しさをイギリス人に解ってもらいたい、と願っている。でも、これでは泣きべそを掻いて、地べたにしゃがみ込んでいる幼児と同じだ。とは言っても、有色人種には栄光の歴史が無いし、白人を糾弾することでしか自分の存在を示せない。彼らと比べれば、黒人同士で仲良く暮らしているアフリカ人の方がよっぽど幸せである。満員電車での通勤がなく、徹夜での残業も無い。朝起きたら牛の小便で洗顔するアフリカ土人は、ビジネスでのストレスや借金苦で自殺しようとは思わないから、けっこう気楽である。クルマも無いアフリカ人は毎日歩いているし、合成保存料や劇物入りの食品を食べないから、老人でも元気で健康だ。モノは考えようである。

Muslim students 2Chinese students in Britain







(左: オックスフォードで学ぶムスリム学生  /  右: 英国に留学した支那人)

  だいたい、英国の名門大学でイギリス人に不満をぶちまけたからといって、黒人学生には一体どんな利益があるというのか? 陰で白人学生から馬鹿にされるだけだ。神妙な面持ちで黒人学生の愚痴を聴くオックスフォードのイギリス人学生は、心の底で「そうかい。ゴメンねぇ~。これで満足かい?」とせせら笑っているのに、アホな有色人種はこれに気付かない。こうした場面を普通の日本人が見れば、「何んだ、みっともない。悔しかったら祖国を立派にして見返してやれ !」と思うだろう。英国の大学に通うアフリカ人やインド人、支那人は、事ある毎にブリテン島の白人に文句を垂れるが、彼らは卒業してからも祖国に戻らず英国に留まろうとするから情けない。キャンキャン吠える野良犬じゃあるまいし、お世話になったイギリス人にお礼を述べる方が先だろう。そもそも、イギリス人の植民地支配が素晴らしかったから、彼らはわざわざ英国にやって来たんじゃないのか。英国で勉強するアジア人やアフリカ人の留学生や移民の子孫は白人を非難していないで、ケニアやエジプト、インド、パキスタン、支那へ帰って、同胞と共に祖国を繁栄に導くべきだ。彼らこそ植民地主義の受益者で、祖国と同胞を侮蔑する張本人である。英国で医学や工学を勉強したアフリカ人は、さっさと祖国へ戻って同胞を治療したり、橋や道路の建設に従事しろ。英国でヌクヌクと暮らす輩(やから)が偉そうな事を言うな。アフリカで救済活動をしているのは白人じゃないか。

white students at Oxford 4Oxford Black students 11








(左: オックスフォード大学のイギリス人学生  /  右: オックスフォード大学の黒人学生)

  英国の現状は他人事ではない。我が国でもアジア人が反日史観を以て日本を攻撃し、これに呼応する日本人が大勢いるから厄介だ。イギリス人はアジア人やアフリカ人をオックスフォード大やケムブリッヂ大に招き入れ、彼らを英国風に染め上げてから祖国に戻し、自分たちの手先にしようと考えている。しかし、この懐柔策には毒が含まれている。英国に恨みを抱く有色人学生を受け容れてしまうと、イギリス人の学生にその思想的黴菌が感染してしまうのだ。キャンパスにおける有色人種の存在だけでも問題なのに、国家の将来を担うイギリス人の若者が罪悪感に苛まれ、有色人種に対して宥和的になってしまう虞(おそれ)がある。本来、大学の目的は若きイギリス人を立派なエリートに育て、社会の指導者となるべく薫陶を授けることにあるはずだ。それなのに、下劣な有色人種と混ぜて、クルクルパーの左翼に育てるなど狂気の沙汰である、どこが名門大学なのか、と疑ってしまうじゃないか。こんなの、白いパンに蜂蜜じゃなくて、黒カビを塗るようなものだ。エリート校というのは、気違いじみたガリ勉を輩出する工場ではなく、高貴な精神に満ちた紳士を育成する聖堂である。そこに通う学生は親睦を深めながら兄弟の如き同志となり、卒業後も固い友情で結ばれ、国家の一大事に当たっては犠牲を厭わないものだ。ところが、英国の名門校は祖国を恥じるエリートを養成し、政界や財界に提供しているんだから誠に愚かだ。

Library at OxfordEnglish child & mother 4









(左: オックスフォードの図書館  /  右: 英国の未来を担う赤ん坊)

  日本の大学もアジア人留学生など受け容れず、出来るだけ排斥するのが賢明である。日本の大学は自国を愛し、祖先を誇る若者を育成すべきで、恨み骨髄の朝鮮人とか、日本を罵る下品な支那人を入学させるべきではない。ましてや奨学基金を与えるなどもってのほかだ。日本人の母親は砂場で遊ぶ我が子を見ると、「犬の糞や猫の小便が混ざっているから駄目よ」と叱るのに、反日思想の教授と下劣なアジア人が居坐る大学に、自ら尻を叩いて我が子を入れようとするるんだから、親馬鹿じゃなくてバカ親だ。公園で遊ぶ子供の手が砂まみれになっても、水で洗えば落ちるけど、赤く染まった脳味噌は洗っても元に戻らない。いい加減、日本人は歐米社会の失敗と惨状に目を向けるべきだ。日本人は我々の歴史を罵倒する不逞鮮人を「故郷」に戻してやる方がいい。そうすれば日本国内がちょっとはマシになる。「しつこい汚れにマジックリ」というが、花王は換気扇の油汚れを取る「レンジ・マジックリン」を開発したんだから、朝鮮人を追い出すスプレーでも開発してくれないかなぁ。ドラキュラはニクニクで逃げ出すけど、朝鮮人は逆に近寄ってくるから厄介だ。やっぱり、ここは朝日新聞に「地上の楽園」記事を再び書いてもらって、「南鮮は素晴らしい」とか「統一朝鮮近し」と宣伝しなくちゃね。ただ、朝鮮人が二度も騙されるとは限らないけど・・・。




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シンデレラは黒いユダヤ人 ? / 異人種がメンバーとなる英国王室

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黒いプリンセスを持つ英国人

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(左: メーガン・マークルとヘンリー王子  /  右: アフリカ人の支援に熱心なメーガン)

  英国の主要メディアによると、ようやく英国のヘンリー王子が久しく付き合っていた女優のメーガン・マークル(Meghan Markle)と婚約するそうだ。彼女については以前、「プリンセスは黒人になるのか ? 」 というタイトルの記事で紹介したことがある。ただ、当時は確証が持てなかったので、彼女の素性について言及しないことがあった。 実は、メーガンはアフリカ系ユダヤ人であったのだ。彼女の母親ドリア(Doria Radlan)がアメリカ黒人であることは周知の事実だが、当初、父親のトマス(Thomas W. Markle)はオランダ系アイリス人と伝えられていた。しかし、アングリカン信徒の王子と婚約することになったから、宗教が絡む結婚式が問題となり、彼女の家系が明らかとなった次第である。王族との婚姻となれば、婚約者のプライバシーが詮索れるのは当然だ。ウェストミンスター寺院のスポークスマンによれは、メーガンのユダヤ的系譜はロイヤル・ウェディングの妨げにならないという。(Camilla Tominey, "Prince Harry and Meghan Markle Can marry at Westminster Abbey", Express, May 14, 2017)

Meghan Markle & DoriaMeghan Markle & ThomasMeghan Markle 16









(左: 娘のメーガンと母のドリア   /  中央: 父のトマスと娘のメーガン /  右: メーガンに抱きつく黒人の子供)

  アングリカン教会の聖職者たちが“問題”にしないのは勝手だが、先祖代々イングランド王国に住むアングロ・サクソン系の愛国者からすれば“気になる”問題だ。まづ、メーガンは離婚経験者である。彼女は2011年から2013年まで、映画プロデューサーのトレヴァー・エンゲルソンTrevor Engelson)の夫人であった。ちなみに、彼はニューヨーク育ちのユダヤ人で、二人がジャマイカで結婚式を挙げた時、ユダヤ教のスタイルを用いたそうだ。("Church of England Approves Prince Harry's Potential Wedding with Actress of Jewish Background Meghan Markle", The Algemeiner, May 18, 2017)  メーガンは女優活動において、「種族的に曖昧」とか「ラテン系」、「セファルディー(スペイン系ユダヤ人)」、「エキゾティックな白人」などのレッテルを貼られたそうだが、あるインタビューでは、自らを「ユダヤ人」と称していた。普段は黒人と白人の混血児と自称しているが、心のどこかで父親の血統を意識していたのだろう。

Meghan Markle 11Trevor Engelson 1Meghan Markle & Trevor Engelson 1







(左: メーガン・マークル  /  中央: トレヴァー・エンゲルソン /  右: 結婚していた時のトレヴァーとメーガン )

  啓蒙思想が荒れ狂った後の時代だからしょうがないけど、イングランド王国の王族には問題児が多い。何と言っても、ヘンリー王子の父親であるプリンス・チャールズ自身が、ダメ親爺なんだからエリザベス女王も頭が痛いんじゃないか。王太子のチャールズはダイアナ・スペンサー嬢と結婚したのに、こっそりとカミラ・ボウルズ夫人との密通を続け、それをダイアナ妃に察知されてあえなく離婚。しかし、英国の世間には別の悲報が待っていた。よりにもよって、失意のプリンセスが付き合ったのは、お金持ちだが有色人種のエジプト人。そんな二人は「婚約間近では ?」と囁かれた途端に、不審な事故で亡くなってしまい、警察が原因を調べたが手抜き操作もいいことろ。したがって、「交通事故死」とは言っても何となく怪しい。一方、突然訪れたプリンセスの悲劇にブリテン国民は愕然とする。ところが、美しいシンデレラの薨去(こうきょ)を横目に、チャールズとカミラは愛を育(はぐく)み微笑んでいた。親爺がこんな「体たらく」だから、息子のヘンリーが離婚経験者と結婚になっても反対できない。しかも、チャールズの弟アンドリュー王子だって、セイラ妃と離婚して話題となったくらいだから、もう英国王室の夫婦関係はメチャクチャだ。まぁ、ヘンリー八世みたいに、王妃を処刑して離婚した訳じゃないから、かなり穏健になったとも言えるのだが。

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(左: プリンス・チャールズ  / ダイアナ妃 / カミラ妃 /  右: アンドリュー王子)

  英国を含めた歐洲の王族には、根底を揺るがしかねない危険な兆候がある。すなわち、左翼思想の浸透だ。日本の庶民は志村けんが演じる「馬鹿殿」を観て爆笑しているが、伝統を重んずるヨーロッパ貴族はリベラル思想に染まった「若様」が増えたことに危機感を覚えている。過去には、モナコのプリンスが黒人のスチュワーデスと同衾(どうきん)し、貴族仲間が眉を顰めていたこともあるのだ。そもそも、世襲貴族は血統を以て親の爵位を継承するのに、その大切な血筋を軽視するんだから、もう保守派が目眩(めまい)を起こしても不思議じゃないだろう。愛国派のブリテン人は口に出して言わないが、かつてヘンリー王子が付き合っていたクレッシダ・ボナス(Cressida Bonas)嬢の方が“好ましい”と思っている。そりゃあ、声援を投げかけるプリンセスは白人の美女の方がいい。ケムブリッジ公爵夫人になったケイト・ミドルトン嬢も、婚約当時はマスコミから持て囃されたから、日本人も「なるほど」と思ったものだ。しかし、今回は違う。ユダヤ人と黒人の「ハーフ」じゃ気分が暗くなる。他人の色恋沙汰だから野次を飛ばすのはお門違いだが、「よりにもよって、あんな女と結婚しなくってもいいじゃないか !」と臣民が愚痴りたくなるのも当然だ。

Diana & Harr 1Cressida Bonas 2kate 26kate & william 2








(左: 幼いヘンリー王子を抱くダイアナ妃  / クレッシダ・ボナス / ケンブリッジ公爵夫人になったケイト・ミドルトン / 右: ケムブリッジ公爵夫妻 )

外人系の天皇が出現する?

  我々日本人は“他人事”として英国の王室事情を見物しているが、類似の恐怖は日本の皇室にも忍び寄っている。現実性はかなり低いと推測されるが、もし近い将来、悠仁親王殿下のお妃が支那系ないし朝鮮系だったら、尊皇派の日系国民はどう思うのか? たぶん、日本人の多くは「目出度い」と評して祝福するだろう。だが、本音かどうかは解らない。皇族の自由恋愛を支持する日本人は、親王殿下の意思を尊重し、あからさまに反対する事はないだろう。しかし、心のどこかに“違和感”を覚えるはずだ。心の優しい日系国民は、美智子皇后陛下を讃美したように、新たなお妃を歓迎するだろうが、諸手を挙げて“敬愛”することはできない。なぜなら、皇族は古来の神様を祖先とする貴族であり、庶民はその統治能力ではなく、貴い血統を重んずるからである。我々は皇室を本家の総本家と見なし、陛下を日本民族の最高司祭として崇めてきた歴史があるからだ。

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(左: 昔の朝鮮人女性  / 朝鮮人の赤ん坊 / 朝鮮人のハンサム青年 /  右: 朝鮮系ハリウッド・スターのサンドラ・オー)

  なるほど、支那系とか朝鮮系のお妃といえども、帰化人の子や孫であれば、「日本国民」だから問題は無いだろう。しかし、それは書類上のこと。紙切れ一枚で「日本人」になる訳ではない。アジア人ではない日本人にとり、特定アジア人はどうも好きになれない人種である。経済的利益を求めてやって来たフィリピン人やタイ人の帰化人は、いくら日本語が上手でも「外人」に変わりない。とりわけ、支那人や朝鮮人の子孫となれば、もっと厭(イヤ)だ。これは理屈ではなく感情の問題である。理性で「いけない」と分かっていても、感情で拒絶してしまうのだ。特に、支那大陸や朝鮮半島原産の“おぞましい”種族を目にした日本人は、どうしてもこの特定アジア人を好きになれない。ましてや支那・朝鮮系の皇族なんて論外だ。でも、悠仁親王殿下が朝鮮系のお妃とご成婚となれば、生まれてくる皇子は朝鮮人の子宮から誕生したことになる。そうなると母方の祖父母が朝鮮人で、曾祖父母も朝鮮人となる。もし、お妃の親戚を含むことになれば、数十名の朝鮮人が血族となってしまい、日本の皇統と朝鮮人の血統が融合したことになる。

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(左: 昔の朝鮮で一般なタイプの朝鮮人女性  / 中央: 朝鮮人の家庭 /  右: 現代の南鮮にいるセクシーな女性のタイプ)

  さらに恐ろしいのは、お妃の祖先がゲスな「白丁(ペクチョン)」である場合だ。朝鮮統治時代に流れてきた朝鮮人や、戦後に密入国してきた在日1世には、全員と言っていいくらいロクな奴がいなかったし、その素性だって賤しい。朝鮮で蔑まれた牛の屠殺を生業(なりわい)とする下層民が、敵国日本で子孫を増やし、その一人が皇太子妃になるなんてゾっとする。否、「ゾっとする」どころの話じゃなくて、地獄で上映される「悲劇」のようだ。天皇陛下という「国父」は、日本国民の敬愛や尊崇の上に立脚するのに、未来の天皇陛下が朝鮮人の血筋では、国民の信頼が揺らいでしまう危険性がある。もし、朝鮮系の皇太子が現れれば、反日の南鮮人も「反日」の矛を収めるだろう。なぜなら、日本の中核を無血で征服したことになるからだ。日本人を憎む朝鮮人には、二種類の復讐方法がある。一つは、権力で皇室を叩き潰すこと。もう一つは、朝鮮人が天皇になることだ。考えるのも厭だけど、朝鮮人が日本に君臨し、「李氏日本」が実現すれは、半島の朝鮮人も少しは怒りが治まるんじゃないか。その一方で、国粋派の日本人は不満を募らせるから、結局、どう転んでも日鮮関係は良くならない。つまり、永遠に敵対関係が続くということだ。

異民族が国家を代表する美女に

  第21世紀に入ると、日本と西歐世界で国民国家の崩壊が顕著になった。先進国の公民というのは、同じ民族、つまり似た者同士で一緒に暮らすことを望む傾向が強い。ハプスブルク統治下のネーデルラントが、プロテスタントの連邦(いわゆる「オランダ」)とカトリックのベルギーに別れたのは、その分離嗜好を示す典型例である。ただし、いくら宗教の自由とか価値観の多様化を謳っても、西歐人の根底には同種族の絆を保ちたいという気持ちがある。多元性を口に出来るのは、心の何処かに安心感があるからだ。人種も文化もバラバラな民族が集まっても、国家どころか手芸クラブさえ形成することはできまい。昔、日本に流れ着いたインドシナ難民は、臨時の収容所でイザコザを起こしていたそうだ。理由は簡単。ベトナム系と支那系の難民同士で反目していたからだ。「困った時はお互い様」と考えるのは脳天気な日本人だけで、アジア人は他人を押しのけて自分だけは助かろうと謀る。食糧不足の時は、みんなで食べ物を分け合うより、他人を殺して自分の取り分を増やすことを考えるのが常識だ。「人でなし」の支那人だと、他人を殺してその肉まで食べるんだから、呑気な日本人には到底真似できない。そもそも、人間の「質」が違うのだ。味の素の社員だって、クックドゥー・シリーズで「黒酢酢豚」を考案できたが、「黒酢人肉」は開発できまい。

  話が逸れたので元に戻す。精神的に“おかしい”ドイツでは、また一つ“うんざりする”事件が起きた。2018年の「ミス・ユニバース」に向けて、「ミス・ドイツ」の銓衡会(せんこうかい)が行われたのだが、何とユダヤ系の代表者が選ばれてしまったのだ。この栄冠を手にしたのは、ドイツ南部の都市カールスルーエ(Karlsruhe)で育ったタマー・モラリ(Tamar Morali)という女性である。彼女は姉妹と一緒にユダヤ人学校へ通い、ヘブライ語を勉強したり、ユダヤ人運動にも参加したそうだ。(Tamara Zieve, "For the first time ever, Miss Germany could be a Jew", The Jerusalem Post, November 23, 2017) ところが、タマーの学習熱はこれに留まらなかった。彼女は17歳になるとイスラエルへと留学を果たし、ヘルツィリヤにある私立大(IDC)に入り、コミュニケーションの学位を取ったという。(Jack Morre, "First-Ever Jewish Finalist In Miss Germany Contest", Newsweek, November 27, 2017) さすが、ユダヤ人の民族愛は、ドイツ人と「ひと味」も「ふた味」も違う。ところで、ヘブライ語を流暢に喋ったり、イスラエルにまで留学するゲルマン系ドイツ人は何名いるのか?

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(左: タマー・モラリ  /  右: アナ・ユリア・ハーゲン)

  ミスコンの難関をくぐり抜けたモラリ氏は、「ドイツにおけるユダヤ人」という民族的背景を隠すことなく、堂々と自身の正体を明かしていた。彼女はマスコミからインタビューを受けて、「私はドイツ系ユダヤ人出あることを誇りに思っています」と述べていた。しかも、ヘブライ語で母親に語りかけていたから、取材記者たちには驚きであったという。(Shira Feder, " Meet The First Jewish Contestant For Miss Germany", The Jewish Daily Forward, November 22, 2017) ただし、一般のゲルマン系ドイツ人がどう思っていたかは不明である。なぜなら、彼女は自分自身の達成感だけではなく、イスラエルや全世界に散らばったユダヤ人のためにも嬉しい、と感想を述べていたからだ。仮にも、ドイツを代表しているはずなのに、他国のユダヤ人まで代表していると漏らしているんだから、愛国派のドイツ人にしたらおもしろくない。もっとも、ゲルマン人らしからぬユダヤ人娘が「代表」に選ばれたんだから、彼らは最初から興味が無いのかも知れないぞ。確かに、美意識は十人十色で、ある角度からすれば、タマーは魅力的なユダヤ人女性に見える。だが、西歐人が好む金髪碧眼のアーリア人タイプじゃないから、ゲルマン系男性にとっては少々不満かも知れない。

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(左: アナ・ユリア・ハーゲン   / 中央と右: ジョセフィン・ドナト  )

  人種差別との非難を招くかも知れないが、やはりドイツの代表はゲルマン系美女でなきゃ胸がときめかない。異国の日本で発行される少女漫画にだってゲルマン系のキャラクターが主流だし、映画やTVドラマに登場する悲劇のヒロインにも西歐系美女が多いじゃないか。ちょいと過去の「ミス・ドイツ」を思い起こせば、モラル氏との“格差”というか、“隔たり”は否めない。例えば、2013年に「ミス・ユニバース」ドイツ代表に輝いたアナ・ユリア・ハーゲン(Anna-Julia Hagen)は美しかった。彼女はモラリ氏と違って、ポツダム大学で英米文化を学んだそうだ。2014年にミス・ドイツになったジョセフィン・ドナト(Josefin Donat)も印象的だ。彼女は見るからに快活で、余暇にはスポーツやサイクリングを楽しみ、とりわけドイツ文化を大切にしているという。(ジョセフィン曰わく、「私は全部がドイツ人なの !」だってさ。ユダヤ人であることを誇るモラリ氏とは大違いだ。) 彼女はいかにもヨーロッパ系ドイツ人らしく、伯父さんがパン屋を営んでいるので、毎年クリスマスになると彼女も一緒に「お菓子の家」を作り、家族みんなでキリストの誕生を祝うそうだ。彼女の自己紹介VTRでは、4、5歳くらいの写真も披露され、バレリーナの格好をした写真が映し出されていた。当り前だけど、美人というのは幼い時から可愛い。しかも、ジョセフィンは「ブロンドのエンジェル」という綽名を持っているそうだ。ごもっとも。異論無し。彼女の映像を観れば、「だよねぇ~」とうなづきたくなる。

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(左2枚: ユダヤ人の一般女性  /  右2枚: ミスコンに出場した黒人美女  )

  そう言えば、黒髪のセム系ユダヤ娘は何となく暗くて陰鬱に見えるから、「天使」というニックネームがつくことは稀だ。また、縮れ毛のアフリカ人美女だと、「ダーク・エンジェル」なんていう綽名がつきそうで怖い。だって、平松伸二の漫画に殺し屋を主人公とした『ブラック・エンジェルズ』というヒット作品があるから、「黒い天使」なんで不気味だ。西歐社会では「白」がポジティヴなイメージになっているから、肌の黒いアフリカ系女性にとっては本当に住みづらい。黒人の遺体だと革ジャンの素材にされそうだし、干しぶどうより黒い乳首だとゲルマン人の赤ん坊だって口を閉じる。夜中にタクシーを拾おうとしても、暗闇に溶け込んでいるから素通りされてしまうし、羽子板で遊んだ時、負けた罰として顔に墨を塗られても目立たないから、罰にならない。それに、黒人の宅配業者がベルを押して、「クロネコヤマトの者でぇ~す」と言えば洒落にならないだろう。応対した子供が「ママ、黒猫じゃなくて黒人が来たよぉ」と口走ってしまうから、母親は慌てて子供の口を塞ごうとする。

Johanna Acs 3Sophia Koch 2(左: ヨハンナ・アッチ  / 右: ソフィア・コッチ)
  ドイツ人の美意識には、まだ民族的嗜好が残っているのか、ゲルマン的美女を好むことが多い。例えば、2016年にはヨハンナ・アッチ(Johanna Acs)を選んでいた。「ミス・ユニバース」ドイツ代表を手にしたヨハンナは、音楽家の両親を持っていて、父親はピアニストで、母親はフルート走者にしてオペラ歌手であるという。クラシカル音楽を愛する家庭に生まれたヨハンナは、まさくしヨーロッパ的雰囲気の中で育った。彼女は愛する父からピアノを習い、ドイツ文化を直に継承している。ヨハンナの次にミス・ドイツとなったソフィア・コッチ(Sophia Koch)も魅力的な女性だ。彼女はハル大学でドイツ文学を専攻したそうで、英語はもとより、フランス語とスペイン語を話せるらしい。バレーを含めたダンス全般が好きと語るソフィアも、ミス・ドイツ代表に相応しい美人である。

  歴代のゲルマン系美人と比べると、2018年代表のタマー・モラリは「異邦人」に思えてくる。これは何もドイツだけの現象ではなく、隣国のフランスでも似たような人選が行われていた。例えば、2015年に「ミス・フランス」に選ばれたフローラ・コケレル(Flora Coquerel)のケースだ。彼女の父親はフランス人であるが、母親はベニン出身の黒人である。白人国家から派遣される黒人代表には、白人との混血児が多い。両親とも黒人の候補者だとなかなか選ばれないが、白人の血が混ざった女性だと、顔附きがヨーロッパ人に近くなるので審査が甘くなる。それでも、ケルト系フランス人にしたら不満だ。いくら地に堕ちたフランスといえども、曾てはヨーロッパ文明の中心であったから、「腐っても鯛」の精神が残っている。彼らは自宅で「黒人の代表は真にフランスを代表する女性じゃない」と怒りを募らせているのだ。

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(左: フローラ・コケレル  /  右: イリス・ミトゥネル)

  2017年にはイリス・ミトゥネール(Iris Mittenaere)がミス・フランスに選ばれていたが、彼女のような白人美女なら一般人も納得できよう。ちなみに、彼女は歯科医を目指して勉強していたそうだ。こんな美女が歯科医院に存在するなら、予約が殺到すること間違い無し。もしかしたら、プロ野球のドラフトみたいに、引っ張り凧(だこ)だったりして。(関係無いけど、「痛かったら言ってくださいねぇ~」と一般的に歯医者さんは優しいが、そもそも、ドリルで治療中だと喋れないじゃん。それに、「痛い !」と訴えても、「はい、我慢してねぇ」と却下。こんな調子だから、美人でなきゃ辛抱できないぞ。) やっぱり、旧植民地のニジェールとかギニア、ガボン、セネガル出身者、あるいはその子孫に当たる黒人女性じゃ「フランス代表」に相応しくない。多民族主義を標榜しているガリア系フランス人だって、ちゃんと両眼が揃っているんだから、白人の優勝者を見たいんじゃないか。もし、「カラー・ブラインド」が好きなら、黒人に眼球を潰してもらえばいい。盲人になれば人種の違いは気にならないから。

天皇陛下を貢ぎ物にする国会議員

  日本でも陰鬱な「ミス・ジャパン」が誕生したことがある。当ブログでも以前触れたが、黒人との混血児であるアリアナ・ミヤモト氏がミス・ユニバースの日本代表に選ばれた事がある。マスコミは彼女の美しさを絶讃したが、一般の日本国民は冷ややかで、熱烈な応援はあまり見られなかった。アメリカの保守派サイトでも彼女の選出は注目され、「日本でアフリカ系の女性が代表者となった !」と驚いていた。まぁ、ミスコンは民間団体のイベントだから何をしようが勝手で、第三者があれこれケチをつける筋合いじゃないけど、何となく納得できない。人種平等の建前で開催されるミス・ユニバースと違って、藝能界だと本音の人気投票が行われているから、こちらの方が本当のミス・ジャパンがいるかもしれないぞ。

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(左2枚: カトリーヌ・ドヌーヴ   /   右2枚: グレタ・ガルボ)

  とは言っても、筆者は最近の藝能事情に疎いから、インターネットで調べるしかない。ところが悲しいことに、美人女優ランキングの上位者を見ても、ほとんど「馴染みのない人」ばかり。TVドラマの視聴を怠ると時代遅れになってしまうのかなぁ、と愕然としたものである。辛うじて知っているのはアニメ『ヤッターマン』の「ドロンジョ様」を演じた深田恭子くらい。上位者には「石原さとみ」という女優がいて、最初は気付かなかったけど、最近テレビ放映された『シン・ゴジラ』に出ていた女の子であることが判った。爆笑モノだったが、日系三世の特使を演じていた女優だったので、筆者の記憶に残っていたのだ。なるほど、石原氏は美人なんだろうけど、何であんな設定のキャラクターを与えられたのか理解に苦しむ。もしかしたら、藝能事務所と揉めた監督の嫌がらせなのか、と勘ぐりたくなる。邦画の衰退が著しいから仕方ないけど、今、「銀幕のスター」と呼ばれる女優はいるのか? 子供騙しの映画に出てくるアイドル藝人なら別だけど、本格的な作品で“大人”の観客を惹きつける映画女優がいるとは思えない。無料放送のテレビで気軽に見ることができる女優を、わざわざお金を払って劇場で拝むなんて馬鹿げている。「グレタ・ガルボやカトリーヌ・ドヌーヴ級の女優を !」とまでは要求しないが、せめて若い頃の岸惠子か大原麗子、多岐川裕美くらいの役者を見たい。(個人的趣味なのでご容赦を。)

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(左: 大原麗子  / 中央: 多岐川裕美 /  右: 岸惠子 )

  話がだいぶ逸れてしまったけど、国家を代表するのは、その国民が納得するような人物にすべきなんじゃないか。イギリス人やドイツ人は、もはや内部崩壊を止めることができないから、異民族を吸収しながら変質するしかない。未来のイギリス人やドイツ人は祖先の肖像画を眺め、「昔のイギリス人はザクセン人みたいに白かったなぁ」とか、「第20世紀までのドイツ国民は、北歐人とソックリだったね」と感嘆するはずだ。まことに、祖父母と違う肉体を有する子孫なんて恐ろしい。日本人もこれから別の種族に変わって行くだろう。もしかしたら、現在の我々は、神話時代から続く日本の終焉と多民族社会の勃興に挟まれた世代なのかも知れない。すくなくとも、天皇陛下だけは「日系日本人」であってもらいたいものだ。インド人とかアラブ人みたいな姿をした天皇陛下じゃ悲しくなる。杞憂に終わればいいけど、朝鮮系議員が幅を利かす国会になれば、彼らは間違いなく陛下の南鮮訪問を強要するぞ。かつて、首相になった宮澤喜一は陛下を支那人に売り飛ばした。したがって、将来の国会議員が陛下を朝鮮人に売り飛ばさない、という保障はどこにもない。我々はボランティアでも自称でもいいから、皇室の近衛兵にならないといけないね。




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