無敵の太陽

主要マスメディアでは解説されない政治問題・文化・社会現象などを論評する。固定観念では分からない問題を黒木頼景が明確に論ずる。

アメリカ政治

ニューヨークの「サクラ」はワシントンの桜と別物だった !

教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 支那人の卑史 朝鮮人の痴史
黒木 頼景
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「ヤラセ」だった反トランプ・デモ

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(左: 井上陽水  / 中央: 中森明菜 / 右: 今剛 )

  以前、井上陽水が『飾りじゃないのよ涙は』という名曲で、「私は泣いたことがない。明かりの消えた街角で、速いクルマに乗っけられても、急にスピンをかけられても怖くなかった」と唄っていた。(ついでに言えば、長年に亙って陽水の相棒を務めているギターリストの今剛が、ファンの間で評価されているのは納得できる。) 日本人はこれくらいの事をされても「泣かない」のに、アメリカ人の左翼ときたら、人民投票で当選した「ドナルド・トランプは絶対許せない !」と怒って、泣いているんだから情けない。あれじゃぁ、朴槿恵に反対している朝鮮人と同じだぞ。そんなにトランプが嫌いなら、四年後に立派な民衆党候補を立てて、傲慢なトランプを破ればいいじゃないか。デモクラシーなんて所詮、みんなの人気投票なんだからさ。

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(左: グロリア・ゲイナー  /  中央: テイラー・スウィフト/ 右: ザ・ウェザー・ガールズ )

  ちょっと関係無いけど、最近になって初めて中森明菜が唄う『飾れジャないのよ涙は』をYouTubeで視聴した。(2001年のライブ映像。) 「今頃になって観るとは、遅い!」なんてファンから叱られそうだけど、アイドル歌手に興味が無かった筆者には致し方ない。陽水の演奏は素晴らしいが、映像的には中森氏の方がいいな。だって綺麗だもん。やはり、いくら実力派とはいえ、中高年のオッさんを直視するより、アイドル歌手の笑顔を見た方がいいよねぇ。コンサート会場に大勢の観客が集まっていたのには、それなりの理由があったんだなぁ、と今更ながら分かった。(ファンの方には申し訳なく思っている。) そう言えば、黒人歌手のグロリア・ゲイナー(Gloria Gaynor)が唄う『アイ・ウィル・サヴァイヴ(I Will Survive)』は名曲だけど、「もし彼女がテイラー・スウィフト(Taylor Swift)か、キャンディー・ダルファー(Candy Dulfer)みたいな美人だったら良かったのに」と残念である。同様の嘆きは『イッツ・レイニィング・メン(It's Raining Men)』を唄うザ・ウェザー・ガールズにも当て嵌まるんだけど、こればかりはしょうがない。まぁ、「歌は顔じゃないよ声だよ」という意見もあるから、ミュージシャンの評価は「実力」を優先すべきだ。筆者が好きなモーターヘッド(Motörhead)のレミー(Ian ‘Lemmy’ Kilmister / Vocal & Base Guitar)なんか兇悪犯みたいな人相だもの。でも、腕はピカいち。歌うと絶品。コンサートでは迫力満点だった。去年、惜しくも亡くなったのが悔やまれる。

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(左: キャンディー・ダルファー  /  右: 「モーターヘッド」のレミー)

  脱線したので話を戻す。陽水が歌った「涙」は嘘じゃないけど、「反トランプ」を掲げたデモは嘘くさかった。というのも、「バックペイジ(Backpage.com)」というウェッブ・サイトが、お金を払って抗議デモの参加者を募っていたからだ。「えぇぇぇっっえ! それじゃあ、TBSと同じじゃないか !」と呆れる日本人も多いだろう。でも、左翼が手段を選ばないのは「いつものこと」だから、しょうがないよね~ぇ。グリコのプッチン・プリンを食べて気分転換しなきゃ。米国の「ワシントン・タイムズ」紙によると、「バックペイジ」の募集広告は参加者に月2千5百ドル(約28万5千円 / 1ドルを114円で換算)の報酬を与えると約束していたそうだ。(Va;erie Richardson, Hoax ads in two dozen cities offered protesters upto $2,500to agitate at Trump inaugral, The Washington Times, January 17, 2017) 貧乏な学生やコンビニの店員なら、「こんなにもらえるのぉ !」と羨ましくなってしまうだろう。このサイトは「お金をもらってトランプに対して闘おう !」と煽り、「通常イベントに参加したら時給50ドル(約5,700円)をくれる」って言うんだから、安保法制反対を怒鳴っていた日本の左翼も、首都ワシントンに行きたくなるじゃないか。しかし、航空チケットが高すぎて割に合わない。沖縄の反米闘争とは違うからね。

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(左: 由紀さおり  /  右: 志村けん)

  「バックペイジ」の運営者は白々しく、「手前どもは草の根(grassroots)を支援する最大の民間組織でぇ~す」、なんて抜かしているんだから片腹痛い。純粋な怒りで集まったはずの参加者が、実は金銭に釣られたバイト生だったなんておかしいだろう。日テレの『愛は地球を救う』じゃないんだぞ。昔、志村けんのバカ殿コントで、お女中姿の「由紀さおり」が殿様(志村けん)に年齢を訊かれて、「十八で御座います」と答えたことがあった。すると、バカ殿が持っていた扇子を放り投げ、「なにぃぃぃ ? 十八の娘がピップ・エレキバンを貼っているのかぁぁぁ!」と刀を手にして激怒する場面は天下一品。殺気に満ちた志村氏の顔がとても可笑しかったのを覚えている。この喜劇と同じで、反トランプ・デモにも突っ込みどころが多い。それなのに、こうした不正を暴露せぬ安藤優子は、本当に真摯なジャーナリストなのか? もしかしたら、楽屋裏で美人女子アナを苛めている「お局様」だったりして。例えば、元女子アナの滝川クリステルとかに嫉妬して、長々と説教を垂れていたんじゃないか。

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(左: 安藤優子  / 中央: 滝川クリステル /  右: 「反トランプ」デモ)

  米国の左翼分子がカンカンになってトランプを罵るのは、新大統領が“触れてはならない”彼らの急所を突いたからだろう。つまり、ヒスパニック移民やムスリム難民には犯罪者やゴロツキがいっぱい居るのは事実で、それを初めて正直に非難したのがトランプだから、リベラル派は怒っているのだろう。それに、トランプはリベラル派にやられっぱなしの白人層を味方につけ、伝統的な「白いアメリカ」を再び「偉大な国家」にしてみせると豪語する一方で、リベラル・メディアや黒人、同性愛者なんかに屈しないぞ、と反撃したから左翼の逆鱗に触れたのも当然である。民衆党のみならず共和党に居坐る既存の政治家なら、こうした爆弾発言は自分の足元を破壊する自殺行為だから、口が裂けても発言しないだろう。ところが、共和党の主流派から“除け者”にされたトランプは、逆にそれを好機と捉え、有色移民や赤色分子を忌々しく思っていた共和党保守派のハートを摑んだのだ。だから、トランプを暴言王とか無神経と見なす日本人は、アメリカ社会の現実を分かっていない。トランプは敢えて挑発的な言動を繰り返し、左翼偏向のマスメディアを素通り、つまりABCやCNNを飛び越えて、共和党の中核を形成する愛国派党員や沈黙の白人層に「直接」アピールしたのだ。マスコミが彼の「ツイッター」を非難するのは、この「素通り」と「影響力の低下」に怯えているからである。

自己矛盾のモーリー・ロバートソン

  翻って日本のメディアを覗いてみると、もう日本人であることすら恥ずかしくなってくる。国民から軽蔑されている放送局だから仕方ないけど、フジテレビは「愚者の鑑」になっているようだ。ネット界では「うじ(蛆)テレビ」なんて揶揄されるくらい酷い。例えば、坂上忍が司会を務めるお昼の番組では、津田大介とかいう極左ジャーナリストをゲストに迎え、トランプの就任式について意見を求めていた。こんな奴をテレビで目にしたら、誰だって直ぐスイッチを切りたくなるだろう。筆者も即座に消してしまった。(それにしても、なぜ津田は金髪にしているんだ ?) 続いて、同局の深夜番組「ユアタイム」を観たら、就任式を迎えるトランプの特集を組んでいた。その中では野島アナが大統領就任式のトリビアを披露しており、ウィリアム・H・ハリソン(William Henry Harrison)大統領は寒さの中で就任演説を行ったため、肺炎に罹ってしまい、一ヶ月余りで亡くなってしまいました、と紹介していたのだ。(1841年3月に就任したハリソンは、翌月の4月に亡くなって、ジョン・タイラーが大統領に昇格した。六十八年の生涯を閉じたハリソンは、宇野宗佑と同じく「短命」で後の世に知られることとなった。今の高校生は知らないだろうけど、かつて防衛庁長官を務めた宇野は日本の首相だったんだよ。) たぶん、番組スタッフが暗に「トランプも早く死んじゃえばいいのに」と願望を込めていたんだろうね。こんな嫌味を聞くと、バラク・オバマが初めて就任した時に、こんな雑学を披露していたのかなぁ、と疑問が湧いてくる。2009年当時は、「黒人初の大統領誕生です !」と祝福ムード一色だったから、縁起でもない雑学は脳裡に無かったはずだ。(全部の番組を調べた訳じゃないから、もしかしたらあったのかも。)

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(左: ウィリアム・ハリソン  /  ジョン・タイラー  /  宇野宗佑  / 右: 津田大介)

  現在のフジテレビは「確か、日本の放送局だったよなぁ ?」と疑いたくなるほどNHK化が進んでいる。フジテレビ一押しの低視聴率番組「ユアタイム」では、トランプ大統領が君臨する米国に「ケチ」をつけるため、三人のゲストを招いていた。まず、トランプ当選を早くから予言していた木村太郎は当然としても、何の専門知識があるのか分からぬレギュラーのモーリー・ロバートソン、そして何故か崔真淑(さい・ますみ)という朝鮮人エコノミストを呼んで意見を求めていた。何としても朝鮮人を日本社会に組み込みたいフジテレビは、数ある経済評論家の中から、わざと日本人ではない崔氏を選んでいた。(「日本国籍」保有者かもしれぬが、血統的には非日本人である。) 彼女はトランプに「格差固定の浄化」、すなわち雇用を創出すると共に減税政策を行って、格差を解消する未来を望んでいた。しかし、そんなアメリカ社会は百年経っても実現しないし、一旦開いた格差はトランプが何をしようとも拡大する一方だろう。また、彼女はトランプの減税政策により、グローバル企業が続々と米国に参入するから、各国で法人税の値引き競争が起きて、日本も様々な減税政策を行わざるを得ず、財政赤字が増大する、というのだ。

  加えて、崔氏は日本が「減税戦争」に巻き込まれやしないかと心配しているようだが、まぁ、そんな心配は当分のあいだ無用だろう。我々「日本人」からすれば、米国との減税競争で歳入が減るよりも、軍備拡大と兵器の製造・開発をしない現状の方が問題なのだ。つくづく厭になってしまうが、凡庸な崔氏をスタジオに呼んで、高校生の模範解答みたいな意見を喋らせたら、一体どんな利益が視聴者にあるというのか、甚だ疑問である。法人税を払うだけの利益が出ていない中小企業にとっては、政府の巨大プロジェクトで新たな仕事を創ってもらいたいのだ。結局、番組プロデューサーの目的は、一般国民にトランプの政策を解説するというより、朝鮮系のエコノミストを「売り込む」ことにあるんじゃないのか。たぶん、テレビ出演をした崔氏は各地の講演会に呼ばれるようになり、主催者が「会場のみなさ~ん ! あのユアタイムに出演された崔先生がいらしてますよぉぉ !」と紹介するかもね。無名だった辻元清美を「朝まで生テレビ」に出演させ、一般国民に知らしめた田原総一朗と同じタイプの左翼が「ユアタイム」の制作スタッフにいるんだろう。もしかしたら将来、蓮舫みたいに参議院選挙に出馬し、民進党の幹部議員になっていたりしてね。朝鮮人スポンサーの肝煎りで比例名簿の上位に押し込んでもらえば、崔氏は当選確実だろう。でも、在日鮮人と帰化鮮人の為に汗をかく白真勲みいたいでヤダねぇ。

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(左: 木村太郎  /  モーリー・ロバートソン /  崔真淑  /  右: 白真勲)

  それでも、この崔氏よりも酷いのがモーリー・ロバートソンだ。彼はトランプ政権下でアメリカが更に没落すると予測していた。だから、平和ボケけの日本は矮小化する米国に頼らず、自力で国家を守れるように「覚醒すべし」、と勧めていた所までは良い。しかし、彼はトランプが国連を蔑ろにし、既存の国際秩序を無視するので、日本や韓国に対して「勝手に核武装しろ」と言い出しかねないと懸念する。さらに、トランプはイランとの軍事交渉も反故にしかねないので、中東アジア地域に核武装国が増えるんじゃないか、と心配いたのである。こうなると、日本でも核武装論が台頭するかも知れない、と彼は顔を顰めていた。だが、この疑念は日本の独立を勧める自説と矛盾しているじゃないか。ロバートソンはこの点を木村太郎に指摘されると、慌てて自説を取り繕い、最後まで支離滅裂だった。要は「トランプが嫌い」という一心で世界情勢を語っていたから、“ご立派な”意見に“ほころび”が生じていたのだろう。政治に関して素人の市川沙耶と違って、老練な木村太郎を丸め込むのは大変だからねぇ。

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(左: 市川沙耶  / ロナルド・レーガン /  ジミー・カーター / 右: ポール・ニッチェ )

  軍隊の強靱化と武力による外政を目指すトランプが相手なら、イランのみならず支那も強硬姿勢を貫くことは難しくなり、逆に譲歩を考えるようになるだろう。レーガン大統領は就任当時、左翼の本店たるソ連を「悪の帝国」と呼び、「強いアメリカ」を標榜したから、ロシア人の手先や左翼メディアから散々叩かれた。しかし、結果はどうだったのか? SDI計画を発表した米国に対抗するため、巨額な軍事予算を強いられたソ連は、自国財政の逼迫に耐えきれず崩壊してしまったではないか。カーター大統領のようにソ連に譲歩せず、圧倒的な武力と恐喝で相手を叩き潰すレーガンの方が結果として良かった。(ソ連との核交渉に当たった戦略家のポール・ニッチェについては、別の機会で述べたい。ちなみに、彼は日本とも係わりの深い人物である。) 軍事戦略に関して素人のロバートソンだから、目くじらを立てて非難するのは大人げないけど、制作統括者の堤康一やチーフ・プロデューサーの上田平吉弘は、単なる「オバマ・ファン」にアメリカ政治を語らせて、いったい何を視聴者に吹き込みたかったのか? ロバートソンのような中途半端なアメリカ人は、南部保守派がもつ重厚な精神を解さず、多文化主義といった軽薄な理想に靡きやすい。たぶん、日米混血児として生まれたせいで、アメリカの大地に根づく愛国心を持てないんだろう。殊更「アメリカ人」を強調するロバートソンを観ていると、何となく憐憫の情が湧いてくる。

ユダヤ人のお金にまみれた「草の根運動」

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(左: オリヴィア・ワイルド  /  右: スカーレット・ヨハンソン)

  ドナルド・トランプの大統領就任式は、とにかく前評判が悪い。都市部では反対の声が鳴り響いていた。一方、太鼓持ちと変わらぬ日本のマスメディアは、タバコの吸い殻を集める乞食みたいに、米国の赤い反響音を拾って、スピーカーに流していただけ。それでも、努力して放送したのがハリウッドに跋扈(ばっこ)する左翼俳優じゃ情けない。デモの先頭に立っていた著名人は、アメリカの大義を掲げていたつもりだろうが、傍(はた)から見れば赤旗を振っているのと変わりなく、格好悪いというかみっともなかった。とりわけ、ロバート・デ・ニーロ(Robert De Niro)とアレック・ボールドウィン(Alec Baldwin)は英雄気取りだが、どちらかと言えば労働組合のボスに近かった。(そう言えば、トランプが当選したら米国を離れてよそに移住する、と公言していた有名人はどうしたんだろう?) ただ、ボールドウィンは心底トランプが嫌いなようで、NBCの名物番組『サタデー・ナイト・ライブ』に出演し、トランプの物真似をして盛んに茶化していた。彼はトランプの物真似が板に付いてきて、ニューヨークのトランプ・タワー近くで開かれた反対集会にも現れ、演壇に立つと十八番(おはこ)のモノマネを交えてアジ演説をぶっていた。

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(左: ロバート・デ・ニーロ  / 中央: トランプの真似をするアレック・ボールドウィン / 右: ビル・デ・ブラシオ )

  反対デモの演壇に立った有名人はデ・ニーロの他に、ニューヨーク市長のビル・デ・ブラシオ(Bill de Blasio)、黒人問題で飯を食っている牧師のアル・シャープトン(Al Sharpton)、ラードの容器みたいな体つきをした映画監督のマイケル・ムーア(Michael Moore)、『ノーマ・レイ』で主役を務めたが、もう主役は張れない年増のサリー・フィールド(Sally Field)、『ハンニバル』に出演したけど、盛りを過ぎた女優のジュリアン・ムーア(Julianne Moore)などがいた。(Camille Dodero, Robert De Niro, Alec Baldwin Adress Crowd at Anti-Trump Rally in NYC, The Hollywood Reporter, January 19, 2017)  

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(左: アル・シャープトン  / マイケル・ムーア / ジュリアン・ムーア /  右: サリー・フィールド)

  反トランプ感情はマイクロ・ウェーブのように各方面の左翼分子を刺戟し、ハリウッド女優もこれ見よがしに差別主義者のトランプを糾弾していた。ワシントンでは 女性によるデモ行進が実施され、ユダヤ人女優のスカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson)や白人女優のオリヴィア・ワイルド(Olivia Wilde)、映画『ヘルプ』に出演した黒人女優のヴィオラ・デイヴィス(Viola Davis)、ドラマ『クリミナル・マインズ』のプロデューサーを務めるエリカ・メッサー(Erica Messer)、『アクリー・ベティー』で有名になった女優のアメリカ・フェレーラ(America Ferrera)などが参加していたという。(Monica Corcoran Harel, Who's Who of Hollywood Women Mobolize for Washington's Anti-Trump March, The Hollywood Reporter, January 18, 2017) こうした女優たちは真の左翼なんだろうけど、中には極左の監督やプロデューサーに赤い心を披露して、自らの印象をアピールし、何らかの映画で良い役をもらおうと狙っている役者もいるんじゃないか。女優は年齢を重ねると段々と主役を外され、脇役しかもらえなくなるから、必死で「忠実な民衆党員」を“演じ”なければならない。大通りでは喧しくトランプを誹謗するが、彼女たちの魂胆がどこにあるのか怪しいものだ。ちなみに、オリヴィア・ワイルドは父方の家系が英国の上流階級に属するので、典型的なお嬢ちゃん左翼である。しかも、彼女のベイビーシッターは何を隠そう、あのマルキスト無神論者で高名なユダヤ人作家の故・クリストファー・ヒッチェンズ(Christopher Hitchens)なんだから、当然の成り行きかも知れない。

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(左: ヴィオラ・デイヴィス  / アメリカ・フェレーラ  /  エリカ・メッサー /  右: クリストファー・ヒッチェンズ)

  世の中には表があれば「裏」がある。涙を流してトランプを罵る女優にも「裏の顔」があるくらいだから、「草の根」を標榜する団体にも、人様には見せられない「もう一つの顔」があってもおかしくはない。このワシントンで開催された「女性による大行進(Women's March on Washington)」は、ヘッジ・ファンドの帝王ジョージ・ソロス(George Soros)によって演出されていたのだ。(Aaron Klein, Soros-Funded Groups Back Anti-Trump Women's March, Breitbart, 12 January 2017) あぁ~、「事件の影に女あり」じゃなくて「ユダヤ人が糸を引いていた」とは。「アメリカン・デモクラシー万歳」を叫んでいる在日アメリカ人は、無邪気で幸せな莫迦(バカ)である。名も無き一般人が集う「女性の為」のパレードが、実は「ユダヤ人大富豪」の“ヤラセ”だったとは ! 八百長もここまでくるとミュージカルに見えてくる。確証は無いけれど、ハリウッド女優たちはユダヤ人のプロデューサーや映画会社の重役に媚びていたんじゃないのか。本当なら、寒空の中で貧乏国民と一緒に歩き回るより、暖かなリゾート地で休暇を楽しんでいた方がいいのに、わざわざカメラの前で抗議活動するなんて、胡散臭くてワザとらしいぞ。

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(左: グロリア・スタイネム  / ハリー・ベラフォンテ /  ヒューゴ・チャベス / 右: フィデル・カストロ )

  ソロスから多額のお金をもらっていたデモの主催者はトンデモない奴だが、そのデモに賛同していたのが極左フェミニストのユダヤ人グロリア・スタイネム(Gloria Steinem)と、有名な黒人男優のハリー・ベラフォンテ(Harry Belafonte / 本名Harold George Bellafonti)である。このベラフォンテはオバマみたいに白人と黒人の血が混じった雑種俳優だ。彼は黒人とスコット人から生まれた浅黒い母を持ち、父親はセファルディー系ユダヤ人と黒人との間に出来た混血児である。こんな両親のもとに生まれた息子のハリーは、ジャマイカ出身の左巻きアメリカ人となった。体は黒いのに心は真っ赤なんだから始末に困る。昔から彼は政治にのめり込んでおり、投獄されたキング牧師を助けて側近になっていたし、スペインのフランコ将軍に対抗する極左集団の「アブラハム・リンカン旅団(Abraham Lincoln Brigade)」を支援したかと思えば、キューバの独裁者フィデル・カストロやベネズェラの反米主義者ヒューゴ・チャベス大統領にもぞっこんだった。ユダヤ人の血が騒いだのか、ユダヤ系圧力団体の「アメリカ公民自由連盟(American Civil Liberties Union)」に所属したり、裏切り者がよく似合うユダヤ人科学者のジュリアスとエセル・ローゼンバーグ(Julius and Ethel Rosenberg)夫妻を賞讃していたという。ベラフォンテは折り紙付きというか、札付きの左翼だったから、マッカーシーの赤狩り時代にブラックリスト入りしていたのも当然である。

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(左: ジョージ・ソロス  / ラーム・エマニュエル / 右: オバマを睨むベンジャミン・ネタニヤフ首相 )

  2005年、タバスコよりも赤いベルフォンテは、「ギャザリング・フォア・ジャスティス(Gathering for Justice 」という団体を創設し、ジョージ・ソロスの「オープン・ソサエティー財団」から潤沢な資金を得ていた。そればかりか、ベルフォンテは本業でもソロスのポケットに入っていたのである。彼は濡れ衣で有罪判決を受けた死刑囚をモチーフにした「嫌疑を晴らした者(The Exonerated)」で主役を演じていて、「オープン・ソサエティー」はそのパトロンになっていたのだ。これじぉあ、ユダヤ人の「旦那」に跪く黒人藝者である。何が「人種差別と闘う公民権運動家」だよ。笑わせるんじゃない。オバマと同じ穴の狢(ムジナ)じゃないか。下っ端の黒人議員であったバリー・フセイン・オバマは、シオニストのユダヤ人ラーム・イスラエル・エマニュエル(Rahm Israel Emanuel)によってウォール街の旦那衆に紹介され、ユダヤ人の下僕になることで大統領にしてもらったのだ。こんな経緯でホワイトハウスに住んでいたのだから、補佐官のエマニュエルに頭が上がらないのも当然で、最初から金融が分からないオバマは経済政策になるとユダヤ系の補佐官たちに丸投げしていた。得意なのは人種対立と黒人問題ばかり。一番哀しいのは、黒人たちの「英雄」が、実際はユダヤ人の「忠犬」であった事実だ。アフリカ系アメリカ人が憧れる「希望の星」が「ダビデの星」だった、なんて漫画にもならない。

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(左: ジョージ・ソロス  /  右: トランプの大統領就任に反対する人々)

  真っ赤な黒人俳優のベルフォンテは、別の政治団体である「アドヴァンスメント・プロジェクト(Advancement Project)」にも係わっており、そこでは理事を務めていた。この組織は「エレクション・アドミニストレイション・ファンド(Election Administration Fund)」というグループから献金を受けていたが、実はこのファンドには「オープン・ソサエティー財団」から510万ドル(約560億円)くらいの資金が流れていたらしい。ソロスは他の組織にも多額の資金を注ぎ込んでいた。例えば、「シエラ・クラブ(Sierra Club)」や「アムネスティー・インターナショナル(Amnesty International)」、「ムーヴ・オン・オルグ(MoveOn.org)」、「グリーン・フォア・オール(Green For All)」、「プロ・チョイス(Pro-Choice)」、「有色人種地位向上協会(NAACP)」、「人権ウォッチ(Human Rights Watch)」などが挙げられる。さらに、ソロスは「タイズ財団(Tides Foundation)」を使って、様々なヒスパニック団体にも資金を流していたのだ。このネットワークを語ると長くなるので省略するが、ソロスは莫大な資産を各種団体に分散することで納税額を減らし、その一方で自らの権力基盤を拡張させていたのである。アメリカにはソロスから間接的支配を受ける団体が異常に多いのだ。(ソロスがロシアやウクライナで何をしたかについてはまた後で。)

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(左: ドナルド・トランプ  /  右: 反トランプ・デモ)

  こうした支配構造は決して新聞やテレビで報道される事はないだろう。ワシントンやニューヨークのデモについてさえ、表面的な報道しか行わなかった地上波テレビが、自爆覚悟で危険な地雷を踏むわけがない。日本の一般国民はトランプのネクタイが何色なのか、イヴァンカがどんなドレスを来ているのか、といった下らないニュースのみを聞かされている。インターネットに無縁な中高年は、何らの疑問も感じず毎月NHKの受信料と新聞代を払っている。当ブログは無料なのに無視されるどころか、未成年に有害な「ヘイト・サイト」に分類されてしまうだろう。高校生の読者は、くれぐれも「無敵の太陽」を知っています、と先生に伝えちゃいけないよ。担任の先生には嘘でも、「朝日新聞を愛読しています」と言わないと、内申書を悪く書かれちゃうからね。学校の先生は未だに教員組合の思想に毒されているから、当ブログの主張は異端と考えてしまうのだ。しかし、今時の子供はマスコミを信じないし、テレビ局の視聴率も低下して、大手新聞社の販売部数が減っているから、ちょっとだけは希望がある。たぶん、テレビ局が「サクラ」の視聴者を雇うくらいにまでに凋落しないと、日本のマスメディアは変わらないのかも知れない。高視聴率を取れるのが「仔猫特集」くらいだもんね。




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Donald Trump & Ivanka 2Donald Trump & Ivanka







(写真  / トランプと娘のイヴァンカ)

  人気アニメ「ルパン三世」に登場する石川五右衛門が、悪党やクルマ、はたまた飛行機までをも斬鉄剣で真っ二つに斬った後、「また、つまらぬ物を斬ってしまった」とつぶやくのは有名だ。日本のテレビ番組に登場するコメンテーターを批判する筆者も、同様に「また、つまらぬ奴を斬ってしまった」とぼやきたくなる。地上波で流れる報道番組はあまりにも下らないので、普段はあまり観ないけど、平凡な日常生活を送っていると偶然目にすることがあるから仕方がない。

  今週、お昼時間にふとテレビをつけたら、坂上忍が張り切って司会をする番組が映っていた。興味が無いから、BBCの録画番組に切り替えようとしたところ、藤井厳喜さんが出ていたのでビデオの操作を止めて、ついその番組を観てしまった。藤井氏の他にはゲスト・コメンテーターとして、通訳兼キャスターの小西克哉も招かれていたので、「また左翼プロデューサーの回し者か」とウンザリしたが、どんな意見を披露するのかと思って議論を聴いてみた。ところが、これがまたトンデモない意見だった。彼がトランプに批判的なのは良いとして、トランプには深刻なスキャンダルが待ち構えているので、任期四年を全うできず、途中で弾劾されるのではないかと、発言していたのである。曰く、「ニクソン大統領みたいに退陣するかも知れない」と推測していたから、何とも呆れて物が言えない。普通の日本人でも「えっぇぇ? 本気でそう思っているの?」、と疑いたくなるような憶測である。そりゃぁ、あちこちで派手な不動産ビジネスを展開し、巨額の負債を抱えて倒産した経歴もあるから、過去にビジネス上の不正な取引くらいはあったろうけど、「議会で弾劾される程のメガトン級スキャンダルがある」って言うのか? たぶん、小西氏は反トランプ勢力のアメリカ人から仕入れたネタを根拠にしているのだろう。もし、彼がそんな致命的スキャンダルを摑んでいるなら、どのようなものなのか具体的に教えて欲しい。

Fujii Genki 1Konishi Katsuya 1Richard Nixon 2








(左: 藤井厳喜  /   中央: 小西克哉     /     右: トランプとリチャード・ニクソン )

  人にはそれぞれ「好き嫌い」があるから、人物評価にばらつきがあっても当然だが、小西氏の基準はちょっとおかしい。例えば、安倍首相とトランプ氏は楽しく雑談ができるけど、オバマ大統領とはちょっと難しい、というのだ。なぜなら、トランプはあの通りハチャメチャで何でも口にしてしまう性格だから、何時間でも歓談できるけど、オバマは「教授タイプだから」話しづらい、というのだ。これを耳にしたらアメリカ人だって、「はっ!? いま何て言ったの ?」と聞き直すだろう。この黒人大統領ときたら、テロリストの逃亡犯たるビル・エアーズを師匠に持ち、隠れ共産主義者のフランク・マーシャル・デイヴィスを父のように慕う反米主義者なんだから。金融政策が論点になると口が重いのに、人種対立に話題が及ぶと目が輝くのは、白人への憎しみがオバマの人格を形成しているからである。シカゴで黒人を焚きつけていた「コミュニティー・オーガナイザー」は、大衆を扇動していたデマゴーグと呼ぶべきで、「教授肌」の人物だなんてチャンチャラ可笑しい。ヘソでお茶が沸いちゃうぞ。だいたい、 何ら学術的業績も無いのに、あの権威ある『ハーヴァード・ロー・レヴュー』の編集長に収まって、何ら恥じる事もなく平然としていたんだから、オバマは“まともな”神経の持ち主じゃないだろう。「知的なオバマ」とは「巨大なミジンコ」という表現に近い。オバマを推薦した白人学生だって、単に「黒人だから」という理由で彼を祭り上げただけだろう。もし、オバマが白人学生だったら、決して編集員にはなれなかったし、ハーヴァード大学にさえ入れたかどうか疑問である。(プリンストン大学に合格できたミッシェル夫人と同じく、「有色人種優遇制度<affirmative action>」で“特別入学”だったのかも知れないぞ。)

Bill Ayers 1Frank Marshall Davis 2Barak Obama 5








(左: ビル・エアーズ  / 中央: フランク・マーシャル・デイヴィス / 右: 若い頃のバラク・オバマ )

  続けて、小西氏はトランプ大統領の側近にトンデモない奴が二人いる、と視聴者に警告していた。一人目は左翼メディアから集中砲火を浴びているスティーヴ・バノンである。小西氏はバノンを21世紀のKKKみたいな人物と評し、差別主義の白人層から人気を得ていると解説していた。日本で言えば、ヘイト・スピーチを口にする人々から支持されるようなアドヴァイザーで、弱者をコケにする文化を背景に持つ人物であるそうだ。しかし、こんな言い草は左翼メディアの常套句に過ぎず、偏向報道を繰り返してきた主流メディアがバノンたちから反論されて逆上しているだけだろう。例えば、アメリカだと人種対立による事件は、いつも有色人種側からの報道で、リベラル・メディアは自らの方針に都合の悪い事実を隠してきた。バノンが率いていたネット・ニューズ・サイトの「ブレイトバート」は、ACBやCNN、ニューヨーク・タイムズが“わざと”触れない点を暴露したので、保守派層から拍手を受けたのである。(当ブログも大手メディアが隠蔽した事件の真相を紹介してきた。例えば、キャスター殺人事件ノックスヴィル事件黒人による幼児の殺害ビン・ラディン襲撃などである。)

Steve Bannon 1Robert Lighthizer 1








(左: スティーヴ・バノン  / 右: ロバート・ライトハイザー )

  もう一人は、米国通商代表(U.S. Trade Representative)に指名されるロバート・ライトハイザー(Robert Lighthizer)である。彼はレーガン政権時代に通商代表部次官を務めたことがあり、今回、米国の鉄鋼業界を代弁する法律事務所から引き抜かれた人物でもある。彼は外国企業のダンピングや政府の補助金を非難する米国企業の代弁者をも務めたことがあるので、経済や貿易問題には造詣が深い。小西氏はライトハイザーが貿易不均衡を巡って、支那に圧力を掛けるだろうと懸念していたが、日本人にしたら「結構なこと」じゃないか。ライトハイザー氏は日本に対しても強硬な姿勢取るだろうが、日本は支那と違って自由貿易と自国産業の保護を掲げる米国と同じだし、付加価値の高い製品を輸入する格別な国だから、二国間の交易を断絶させるような真似はしないだろう。仮に、我が国への嫌がらせを増大させても、米国の輸出業者に苦情を言えば、彼らが国内で不満をぶちまけるから、日本国民は心配せず眺めていればいいのである。

Helen Bentley 1Aston Martin Vulcan








(左: ヘレン・ベントレー / 右: アストン・マーティン)

  確かに、我が国は値段の高い製品を米国に輸出するが、その一方で米国の商品やソフトウェアーを輸入している得意客である。小西氏はレーガン政権時代の日米貿易摩擦の再来を恐れるが、米国の日本車叩きなどは世間の注目を集める為だけの「政治ショー」であり、デトロイトに住む労働者へのリップ・サービスであった。当時、下院議員のヘレン・ベントレー(Helen Bentley)というオバちゃんが、スレッジ・ハンマーを振り下ろして日本車をぶっ壊していたが、あんな「見世物」を目にしてショックを受けていたのは日本のマスコミだけで、現地の米国人はアホらしくて観ていられなかったのだ。なぜなら、ちょっとお洒落な教養人はクライスラー社のダサイ国産車を嫌っていて、フォルクス・ワーゲンのビートルなどを選んでいたし、上層中流階級のビジネスマンは、BMWやメルセデス・ベンツ、ポルシェ、あるいはボルボに乗っていたのである。

Jay Leno 2Jay Leno w Jaguar CX75








(左: ジェイ・レノ / 右: ジェイ・レノとジャガー)

  さらに富裕層ともなれば、高級感の漂うドイツ車ばかりではなく、スタイリッシュな英国のアストンマーチンや、イタリアのフェラーリなどを好んで買っていたのだ。例えば、人気コメディアンで「トゥナイト・ショー」の司会を務めていたジェイ・レノ(Jay Leno)は、高級スポーツ・カーの蒐集家として有名で、彼の自宅にあるガレージにはヨーロッパ車がズラリと並んでいたのである。こんなアメリカ人の「裏切り者」がたくさんいたのに、トヨタやホンダが不正なダンピングをして日本車を販売し、アメリカ車の販売を阻んでいる、とベントレー議員は騒いでいたんだから、もう滑稽で「イチャモン」としか言いようがない。アメリカの自動車メーカーは燃費を考えた乗用車を作らず、非効率な大型車やピックアップ・トラック、「ハマー」や「エクスプローラー」のような無駄なオフロード車を熱心に販売していたのである。こんなクルマを買う消費者は、歐洲や日本だと限られてしまう。アメリカ人は基本的に田舎者で、用もないのに巨大なトラックに乗りたがり、ミニ・クーパーのような小型車を運転したいとは思わないのだ。結局、アメリカ車が売れなかったのは、GMやフォードが技術開発や市場調査を怠ってきたからじゃないか。

Arnold Schwarznegger 1Sylvester Stallone 1Bruce WIllis 2Madonna 2








(左: アーノルド・シュワルツネッガー  / シルヴェスター・スタローン / ブルース・ウィルス / 右: マドンナ )

  また当時、ハリウッドの映画業界にとって日本人は金貨をもたらすお得意様で、我が国はアメリカ文化を歓迎するドル箱の一つであった。そうじゃなかったら、アーノルド・シュワルツネッガーやシルヴェスター・スタローン、トム・クルーズ、ブルース・ウィルス、マドンナ、マイケル・ジャクソンが頻繁に来日する訳ないじゃないか。在日米軍の将兵やその家族は、日本のテレビ広告を見てビックリしていた。あの有名なスタローンが伊藤ハムをもってCMに出ているし、マドンナも見慣れぬ焼酎の宣伝をしていたのだ。『ターミネーター』で知れ渡るアーノルド・シュワルツネッガーがヤカンを手にして即席麺の売り子を演じたり、栄養ドリンクまで勧めていたんだから、腰が抜けるほど驚いていたのである。というのも、アメリカ本国では一流スターがテレビのコマーシャルに出ることはなく、彼らは安っぽい仕事を引き受けると自分のステータスに傷かつくと恐れていたのだ。

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( 左2枚: ブルック・シールズ /  右: ダイアン・レイン)

  その他、多額の出演料を日本で稼いだ藝人といえば、ブルック・シールズ(カネボウの化粧品モデル)やダイアン・レイン(マックスファクターの派遣モデル)、ファラー・フォセット(銀座の宝石店「マキ」に雇われたCMモデル)、シェリル・ラッド(ブランデー業者の看板娘)などが挙げられよう。中でもブルック・シールズは変わっていて、なぜか日本限定の写真集を出版し、自国のアメリカでは販売しなかった。とにかく、アメリカの一般国民が知らないところで、一部のアメリカ人が大儲けをしていたのである。したがって、日本人が一方的に保護主義を貫き、アメリカ製品を買わなかった訳じゃない。ジョージ・H・W・ブッシュ(父)は来日して、我々に「もっとアメリカ製品やサービスを買え」と説教していたが、日本人は充分買っていたのだ。米国の単純労働者はレイオフされて貧乏だったかも知れないが、ハリウッドの俳優たちはあぶく銭を稼いで豊かだった。彼らは特殊な人々であるにせよ、“れっきとした”アメリカ国民であったから、アメリカ人が全員日本のせいで損をした訳じゃないぞ。ただ、儲けた連中が黙っていただけだ。高く積まれた札束を持っていったアメリカ人は、デトロイトの黒人街に住んでいないから工場労働者は気づかないんだろう。

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(右2枚: ファラー・フォセット  / 右2枚: シェリル・ラッド )

  個人的にトランプが嫌いな小西氏は、トランプ政権の対日政策と米軍の駐留費に触れ、トランプが日本政府に更なる負担額の増加を要求してくるだろう、と述べていた。だが、こうした無茶な要求を受け容れざるを得ないのは、左翼メディアが長年に亙って憲法廃止や軍事増強を反対してきたからじゃないのか。貧相な軍隊しか持っていない日本は、兇暴な支那の核兵器に対抗できない。いくらイージス艦を所有しているとはいえ、核兵器はおろか戦略爆撃機、軍事衛星、攻撃型原潜などの基本的軍備を持っていないのだ。情けないけど、軍事小国の日本は、強大な軍事力を誇るロシアや支那に太刀打ちできない。したがって、日本にとって米国との同盟は死活問題である。日米交渉が進めば、合衆国海軍のプレゼンスを維持したいトランプは、恐喝にも似た無理な要求を撤回し、日本に対して譲歩するだろう。本来、日本は自国だけで国家の安全を確保できるよう努力すべきであって、助けてもらっている米国を非難するような立場にはないのだ。たとえ、米国が国益の上で日本を支配していようとも、反日を繰り返してきたNHKや朝日新聞、支那人の手下となって働く政治家の方が数百倍も有害なのである。

好景気となるアメリカ経済

  経済予測は不確定要因が多いから確実な事は言えないが、現状の経済指標や市場の動向を眺めれば大凡の方向性は掴めるだろう。小西氏によれば、トランプ政権誕生でアメリカ経済がボロボロになるというが、本当なのかと疑いたくなる。反トランプで結束するマスメディアを別にして、トランプ政権の発足でアメリカ経済の先行きは明るくなると考える投資家は多い。トランプ自身は自らの政策によって、アメリカのGDPは今年(2017)で2.5%、来年の2018年で2.9%の成長を遂げるだろうと見込んでいる。一方、IMF(国際通貨基金)の予測によれば、今年は2.3%の成長率で、2018年だと2.5%になるという。(IMF predicts faster growth for U.S. , citing Trump impact, CBS News, January 16, 2017) OECD(経済協力開発機構)も今年の成長率を2.3%とし、2018年には3.0%になると予想しているようだ。去年、トランプが選挙で勝利した時、一部のマスコミはトランプ当選でUSドルが暴落するぞ、と嘯(うそぶ)いていたが、実際にトランプが勝つと、その期待感で株価が上昇し、ダウ平均株価も高騰してしまったではないか。大手のマスコミによる予言は信用できない。彼らは御用学者を動員して、「トランプがヒラリーに勝てる訳がない !」とか「あんな暴言王が大統領になったら大変だ !」、「世論調査でも圧倒的にクリントン有利です !」と散々ほざいていたが、蓋を開けてみるとマスコミの予想は見事に外れていた。日本の「アメリカ政治専門家」や「事情通の解説者」もしょんぼりして、お祭り騒ぎの予定であった選挙特番が「お通夜状態」になってしまったのは、皆様ご存じの通り。

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(写真 / トランプと彼の支持者)

  トランプ政権誕生でアメリカの実体経済がどうなるか、まだ断言できないけど、今年くらいは順調に成長するんじゃないか。トランプが前々から言っていた事だから、彼がどんな経済政策を実行に移すかは皆知っているはずだ。彼の青写真を真剣に考えれば、大体の予想はつくだろう。彼はまず、米国連邦法人税率を35%から15%に引き下げる税制改革と、企業が米国に戻ってくるように10%の軽減税率を実行する。これ加えて、国民の中間層に対する大幅な所得減税と、5千億ドルにも上るインフラ投資などが実施されるので、誰だって好景気を予想できるじゃないか。(Frik Els, World Bank: Trump To Boost U.S. Economic Growth and Commodities, Oil Price.com, January 11, 2017) 例えば、建設業界やエネルギー関連、製造業、輸送業界で銅が大量に使われるから、その価格が高騰するのも無理はない。アメリカの道路には彼方此方にポットホール(道路にできた穴 / pothole)があるので、それを直すための道路工事はドライバーや通行人にとっても嬉しい。雪の日など、穴が分からず足がすっぽり入って、靴がびしゃ濡れになるんだから。

  さらに、規制撤廃で石油や天然ガスの開発・供給量が増えるから、米国産業界のみならず我が国にとっても朗報である。トランプを気に入らない経済学者やシンクタンクは、トランプ政権の経済刺激策は長続きせず、積極財政により赤字が増えてインフレも誘発すると悲観的だが、トランプならFRB(連邦準備理事会)に指図して金利を動かすんじゃないか。連邦政府の債務が膨らむ危険性もあるが、アメリカは使い込みの常習犯で財政赤字になったって国家破産する訳じゃない。借金返済は100年ないし300年に亙って弁済します、と言えばいいのだ。薩摩藩の調所笑左衛門(ずしょ・しょうざえもん / 広郷<ひろさと>)に見倣って、借金の後払いを決めてしまえばいいんじゃないか。アメリカ人はその間に高品質な製品を輸出できるようにし、アメリカ人の職人を育成すべきなのだ。人材への投資は元労働長官のロバート・ライシュも訴えていたことで、国内の労働者を大切にするトランプの保護主義より、安価な労働を求めて外国に拠点を移すグローバル企業の方が悪い。重要なのは、マネー・ゲームじゃなくて製造業を強くすることだ。

嫌がらせのマスコミ報道

  大統領選挙で煮え湯を飲まされた主要メディア、すなわちCNNやABCといった大手のテレビ局、「ニューヨーク・タイムズ」紙や「ワシントン・ポスト」紙といった名門新聞社は、何としてもトランプを叩きたくてしょうがない。そこで、トランプが如何にアメリカ国民から嫌われているのかを示すことにした。CNN/ORCの世論調査によれば、トランプを好意的に評価する人はたったの40%で、不支持とか評価しないという人は53%にも上ったそうだ。(Jennifer Agiesta, CNN/ORC Poll:  Confidence drops in Trump transition, CNN, January 17, 2017とSteven Shepard, Polls show Trump with historically low approval ratings, Politico, January 17, 2017) 一方、2009年に就任したバラク・オバマ大統領は84%もの高い支持率を獲得していた、とベタ褒め。黒人初の大統領になったオバマは、知的で洗練されいるうえに、弱者や有色人種に優しく、みんなから愛されているから、高い支持率を誇っていた、と言いたいのだろう。でも、それは黒人を賞讃することが「リベラル派」の証しになっているからじゃないのか。オバマほどではないにしても、2001年に就任した不人気の大統領、ジョージ・W・ブッシュでも61%くらいの支持率があった、と暗にマスコミはトランプを貶めている。つまり、こうした世論調査を以て、どれほどトランプが不人気であるかを宣伝したいのだろう。

Obama 1George Bush 1Donald Trump 5







(左: バラク・オバマ  / 中央: ジョージ・W・ブッシュ / 右: ドナルド・トランプ )

  日本のマスコミも米国の主要メディアの提灯持ちになっており、盛んにトランプの支持率が極めて低いと言うけれど、恨み骨髄のCNNが行った世論調査だから鵜呑みにできない。ABCとワシントン・ポスト紙が共同で行った世論調査だって怪しいものである。聞き取り相手を民衆党支持者とか有色人種、左翼白人に絞っていたんじゃないか。 選挙の時に行った世論調査でも、親切に「答えてくれる人」や電話に出てくれる人、トランプ支持を口に出して言えない人を対象にしていたし、民衆党贔屓の地区や反トランプの国民を巡っていたんだから、恣意的なサンプリングと言わざるを得ない。そもそも、トランプ支持者はアンケート調査に答えないし、マスコミに敵愾心を持っている人が多いから、どうしても反トランプ寄りの結果になってしまうのだ。日本の世論調査だっていい加減なものである。特に、テレビ朝日やTBSは捏造アンケートの前科があり、悪質な世論操作の常習犯だ。よく情報番組で街頭インタヴューを行うが、TBSの番組に出ていた一般人が、テレ朝の番組でも街頭アンケートに答えていたりする。つまり、番組スタッフに雇われた「サクラ」か、左翼スタッフと昵懇の“プロ市民活動家”なんだろう。

  たとえ、傭われ人を使っていなくても、不都合な意見を述べた回答者は編集でカットし、期待通りの意見を述べてくれた「市民」はちゃんと残して、本番で流している。もし、気に入らない意見を伝えねばならぬ時は、出来るだけ不愉快な人物を選ぶようにするのが左翼スタッフの手口だ。例えば、気持ち悪い顔をしたオッさんとか、デブでオタク族みたいな右翼青年、偏屈そうな筋肉労働者を採用しているんじゃないか。反対に、左翼的な意見を述べた人の中からは、なるべく若くて可愛らしい女性とか、知的な感じの奥方、社会的地位の高そうな壮年男性を選んだりする。決して“いかつい”顔をした元過激派とか、「しばき隊」にいそうな刺青をしたゴロツキは選ばない。もっとも、不都合なアンケート結果が出た場合には、街頭インタヴュー自体を却下して、企画段階で潰してしまえばいいのだ。視聴者は「ボツ」にされた番組企画など最初から分からない。

  アメリカの反トランプ陣営は腸(はらわた)が煮えくり返って仕方がないのか、大統領就任前にもかかわらず、フル稼働でトランプ攻撃を始めているのだ。日本の地上波テレビは具体的に報道しなかったようだが、「トランプはロシアに弱みを握られている」とか、「不正なビジネス取引をしたそうだ」といった噂が飛び交っている。中でも噴飯物なのが、情報源が何なのかを明確にせず、トランプが変態行為をさせたというリークである。何かと言えば、トランプがロシアを訪れてホテルに泊まった時、売春婦を雇って部屋に呼び寄せ、オバマ夫妻が寝たというベッドの上に放尿させた、というのだ。(Hank Berrien, Trump: Urine-sane If You Think I Let Prostitutes Pee on Me, The Daily Wire, January 11, 2017) こんなヨタ話を聞けば、日本人だって「あのよぉ~、そんな訳ねえだろう」と言いたくなるじゃないか。反トランプ陣営は「あの差別主義者だからやりかねない」と考えるだろうが、常識的な一般人からすれば、「それはないだろう」と呟きたくなる。

Trump & Miss USA 2Trump & Miss Teen USA







(写真 / トランプとミス・ユニヴァースの出場者)

  もし、本当に小便をさせたのなら、トランプは人格面で問題だ。こんな噂話は想像しただけでも、眉唾物だと分かるだろう。証明は難しいと思うけど、トランプが売春婦を前にして、「おい、お前らそこに小便を撒き散らせ」と実際に言ったのか? また、ロシアはその場面を録画していたのか? CNNは単に「バスフィードが暴露しました」と伝えただけで、情報の裏を取っていないのである。つまり、他者が「こんな報道をしてまっせ」と紹介するに留めて、自分の責任を回避していたのである。日本の左翼マスコミが自国民を貶めたい時、「支那や朝鮮のテレビ局がこんな批判をしてますよ」と紹介し、「私どもの意見ではございません」と言い逃れするが、それと同じ手法をアメリカ人も使っているのだ。NHKや朝日新聞は自分で罵りたいんだろうけど、持論を吐くと国民から非難されるので、支那人や朝鮮人の口を迂回して本音を垂れ流している。

  トランプの破廉恥容疑は、米国のインターネット・サイト「バズフィード(BuzzFeed)」が暴露した情報らしいが、その情報源は元MI-6(英国の対外諜報員)からのリークであるそうだ。米国の諜報機関はロシアからの脅迫をトランプに報告したらしいが、どんな根拠に基づく内部情報なのか、そして信頼できる情報ソースなのか、ということも一般の我々には全く分からない。大統領選挙戦の最中に民衆党の電子メールがロシアにハッキングされた件も、実際のところは未確認で推測の域を出ないし、もしかしたらアメリカの諜報機関に属する誰かが、気にくわないクリントンを追い落とすために仕組んだハッキングかも知れないのだ。つまり、アメリカ内部の犯行だが、ロシア側のハッキングに見せかけて、罪をロシア側になすりつけたとも考えられる。諜報の世界では何でもありだ。だいたい、ロシアのサイバー攻撃なんて珍しくもない。他国にちょっかいを出すのは毎度の事だ。もし本当にロシアがやっているとしたら、 もっと巧妙にハッキングして身元がバレないようにしていたはずである。トランプが脅されたという件も、ロシア諜報機関の仕業なら、恐喝が露見せぬよう極秘裏に行うし、MI-6の元エージェントに見つかるようなヘマはしないだろう。水面下の謀略戦はもっと狡猾で、合衆国大統領がターゲットの場合、慎重なオペレーションとなるので、作戦内容が漏れることはまずない。結局、低次元のスキャンダル作りというのが真相なんじゃないか。

  筆者は殊更トランプを擁護するつもりはないし、彼の政策が順調に実行されるとも思わない。ただ、米国や日本の偏向報道があまりにも酷いので、微力ではあるが警告を発しているのである。主要メディアがトランプへの憎しみに凝り固まっているから、事実を歪めて報道しているケースが多い。番組プロデューサーがスタジオに直接現れず、代役のコメンテーターを立てて説教すれば、観ていて不愉快だし腹立たしくもある。例えば、フジテレビの「ユア・タイム」に出演するモーリー・ロバートソンは根っから反トランプ主義者で、トランプの就任式に公民権運動で有名なジョン・ルイス(John Lewis)下院議員が欠席する、というニュースを喜んで伝えていた。ロバートソン氏はマーティン・ルーサー・キング牧師の汚い裏面や赤い側近、公民権運動による負の遺産を無視して、手放しで称えている節がある。(ルイス議員やキング牧師、セルマでの事件などを説明し出すと長くなるので、また別の機会に述べたいが、一般の日本人に伝えられていないドロドロした暗黒史は結構多い。日本の学者が左巻きだからしようがない。) ロバートソン氏は「ニュースライブ! 正義のミカタ」という番組に出演し、「オバマ大統領は偉大な人物」とか「トランプはオバマに比べたら小物感がある」と述べていた。まったく、赤く染まった馬鹿というのは救いようがない。英語が得意で日本語も流暢だからといって、彼を知的だと考える日本人は洗濯機の中で座禅しろ。精神にこびりついた垢が取れるかもしれないぞ。それにしても、こんなコメンテーターを起用する番組プロデューサーの頭は、鰹節より軽いんじゃないか。

Morley Robertson 10John Lewis 1Martin Luther King 1










(左: モーリー・ロバートソン  / 中央: ジョン・ルイス / 右: マーティン・ルーサー・キング )

  とにかく、トランプが大統領に就任して半年くらい経たないと、国内政治や軍事、財政などを語ることはできない。マスコミは彼のツイッター政治を非難するが、トランプに主導権を取られている腹癒せだろう。つまり、トランプは新聞やテレビを介さずに直接、一般国民にメッセージを発しているから、既存の大手メディアは危機感を募らせている。きっと、自分の縄張りが侵されていると感じているに違いない。だって、新聞の発行部数は減る一方だし、テレビ局も広告収入をインターネット放送に食われて参っている。昔は、テレビや新聞が独占的に報操作を行い、民意を動かす主導権を握っていたのに、インターネットの普及でその支配構造が崩壊してしまったのだ。主要メディアの幹部からすれば、一般国民が様々な媒体から自分で好きな情報を選び、自分の頭で判断する時代なんてもってのほか。「一般人のくせに生意気な!」と思っているメディア界の重鎮がいるんじゃないか。しかし、真実を伝える社会の木鐸より、分厚い給料袋を望む若い社員は、こっそりと転職を考えているかもよ。新人類は沈み行く船と心中するつもりはないからね。




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